セ プ トオ ン ラ イ ン 化 に よ る 医 療 情 報 化 政 策
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(2) 日 本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 2.イ. 2.1イ. 現 状 と 課 .題. ノ ベ ー シ ョン エ コ シ ス テ ム に つ い て. ノベ ー シ ョンエ コ シ ステ ム に関 す る先 行研 究. IECSは. 、 社 会 全 体 の 持 続 的 発 展 を 可 能 に す る.イ ノ ベ ー シ ョ ン シ ス テ ム(IS)を. 本 稿 で は 主 に 国 レ ベ ル の ナ シ ョ ナ ルIECSに. つ い て 論 ず る 。IECSは. 意 味 し、. 、 イ ノベ ー シ ョン に係 る. 官 民 ・産 学 な ど 自 律 分 散 し た 諸 主 体 の 、 円 滑 な 連 携 協 働 を 実 現 す る た め 、 法 規 制 や 制 度 等 を 整 備 ・運 営 す る 。 そ し て 、 市 場.メ カ ニ ズ ム と 規 制 ・誘 導 策 と を 併 用 し た 政 策 パ ッ ケ ー ジ に よ り、 イ ノ ベ ー シ ョ ンへ の 新 需 要 創 出 を 図 る 点 に 特.色 が あ る 。. 表1イ '60^一'70th. 年代 区. 要. 分. 国家の. 産業の. 社 会 シス テ ムの. イ ノベ ー シ ョン. イ ノ ベ ー.シ ョ ン. イ ノベ ー シ ョン. 製品要素の. 垂 直 統 合 大企 業 の. 標 準 規 格 に基 づ く. プ ロ ダ ク ト&プ. 品 質 カ イ ゼ ン. ロ. 産 省 研 究.会 報 告. 政府による 市 場 創 出支 援 . ..一 一. オ ープ ン. イ ノベ ー シ ョン. シ ョ ン シス テム. イ ノベ ー シ ョン. エ コ シス テム. 『目 本 の 強 み を 生 か し た 元 気 の 出 る イ ノ ベ ー シ ョ ンエ コ シ ス テ ム 構 築 に 向 け てz ,. り抄 録. イ ノ ベ ー シ ョ ン 理 論 史 的 に は 、 肥CS.は1990年 ム(NIS)、. 水平分業. ナ シ ョナ ル イ ノベ ー. セ スイ ノベ ー シ ョン. p.6,図i.2.iよ. '05. 'OO〜. 企業の. 技術革新. H20経. 1 一'90th. イ ノベ ー シ ョン. 点. トレン ド. ノ ベ ー シ ョ ン研 究 発 展 史 '80^. 代 まで の ナ シ ョナル イ ノベ ー シ ョン シ ス テ. 世 紀 末 前 後 の オ ー プ ン イ ノ ベ ー シ ョ ン と続 く潮 流 の 現 状 の 到 達 点 で あ る 、NISを. オ ー プ ン イ ノ ベ ー シ ョ ン で 活 性 化 し、 持 続 的 発 展 的 な グ ロ ー バ ル 産 業 社 会 を 実 現 す る こ と が 意 識 さ れ て い る(表1参 a>パ. 照 〉。1ECSに. 関 す る 主 要 先 行 研 究4件. を 、 以 下 に 要 約 す る.. ル ミサ ー ノ 報 告 書. IF,CS念. は 、 米 国 競 争 力 評 議.会ILナ シ ョ ナ ル イ ノベ 門 シ ョ ン イ ニ シ ア チ ヴ 委 員 会 の2004. 年 の 政 策 提ー,告. 書"lnnovateAmerica"(以.rパ. 報 告)(31で 、 重 要 コ ン セ プ トと し て 採 り 上. げ ら れ 注 目 さ れ た 。 パ 報 告 で は 、 イ.ノベ ー シ ョ ン は 、 生 態 系 に 擬 す こ と が で き る 複 雑 で 継 続 的 な 経 済 と 社 会 の ホ リ ス テ ィ ッ ク な 相 互 関 係 を 経 て 行 わ れ る と し、 そ れ をIECSと. 呼 んで い. る。 そ して 、 イ ノベ ー シ ョン の生 産 性 に は 需 要 と供 給 の 両 方 が 影 響 す る。 ま た そ う した 需 給 の 動 向 に は 、 公 共 政 策 と 社 会 イ ン フ ラ が..一体 と して 作 用 す る 、 と 論 じ て い る 。 b)イ. ノ ベ ー シ ョ ン25計. イ ノ ベ ー シ ョ ン25計. 画 画(以. 下INV25)は. 国 を 謳 う 総 合 長 期 戦 略 で あ る(4)そ. 、 内 閣 府 が2001.年. こ で は 、 例 え ばCO2排. に発 表 した イ ノベ ー シ ョン立. 出 権 取 引 な ど、 社 会 的 価 値 を 経. 済 的 イ ン セ ン テ ィ ブ へ 変 換 す る 行 政 の 役 割 を 重 視 し て い る 。 そ し てIECSの. 一28一. 本 質 を、 社 会風.
(3) 日本 医 師.会オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 現 状 と課 題. 土 ・文 化 、 人 的 資 源 ・教 育 、 フ ァ ン デ.イ ン グ の.三層 の 基 盤 の .上に 形 成 さ れ た 、 知 識 を 価 値 に 変 換 す る 「場 」.と定 義 した 。 c)経. 済 産 業 省 平 成20年. 経 産 省 平 成20年. 度IECS研. 度IECS研. 究会報告 書. 究会報 告書. エ コ シ ス テ ム 構 築 に 向 け て 一 日本 のR&Dを パ 報 告 のIECSを. 『日 本 の 強 み を活 か し た 元 気 の 出 る イ ノ ベ ー シ ョ ン め ぐ る 現 状 と 課 題 一 」(以 下METI報. 「イ ノ ベ ー シ ョ ン に 関 わ るtx別 要 素(産. 告)で. は、. 学官 〉が、生態 系 の ように時代 に. あ わ せ て 進 化 し な が ら 、 有 機 的 に 結 び つ く モ デ ル 」 と評 す る 。 そ して 、 社 会 の 持 続 的 な 経 済 成 長 を 目 的 と し 、 政 府 に よ る 市 場 創 出 支 援.に 特 長 を 持 つ 、 産 官 学 一 体 の イ ノ ベ ー シ ョ ン 政 策 で 構 築 さ れ る も の を 、IECSと d)原. 山 ・氏 家 ・出 川. 定 義 して い る 。. 『 産 業 革 新 の 源 泉 』.(2009). 原 山 ・氏 家 ・出 川(2009)で 業家 を含む社会 的な. は 、IECSを. 「イ ノ ベ ー シ ョ ン の 連 鎖 を 内 包 す る 」、 企 業 や 起. 「複 雑 系 」 と 呼 ん で い る 。 そ.して 米 国 シ リ コ ンバ レ ー で の 、 オ ー フ。ン イ. ノ ベ ー シ ョ ン 思 想 に 基 づ き 大 企 業 か ら ベ ン チ ャ ー に 資 金 が 還 流 す る メ カ ニ ズ ム を 、IECSの .典型 と 位 置 づ け て 分 析 し た 。. 2.2.イ ノ ベ ー シ ョ ン エaシ. ス テ ム の メ ル ク マ ー ル.. 前 項 の 先 行 研 究 群 のIECS概. 念 か ら、 主 要 な メ ル クv一 ル と して 、 以.ドの7点. の 特 徴 を指. 摘 す る こ とが で き る。 括 弧 内 は 、 当該 特 徴 が 下 と して 由 来 す る先 行 研 究 を示 す 。. ・特 徴1「. 社 会 的 複 雑 系 」=イ. ノ ベ ー シ ョ ン を 育 む 社 会 的 生 態 系.(パ. 報 告). ・特 徴2「. 官 民 協 調 運 営 」=官 民 共 同 で の 政 策 パ ッ ケ ー ジ 運 営(パ. ・特 徴3「. 知 価 変 換 社 会 」=知 識 を 価 値 に 変 換 す る シ ス テ ム(INV25). ・特 徴4「. 自 律 的 資 源 配 分J=産. 官 学 で イ ノベ ー シ ョ ンの 資源 を適 宜 配 分 す る. ・特 徴5「. 新 需 要 創 造 政 策.J:政. 策 に よ る 新 需 要 の 創 出(INV25. ・特 徴6「. 社 会 的[NV基. ・特 徴7「. 投 資 ・起 業 の 循 環. 報 告MCI']報. 「 場 」(INV25) ,METI報. 盤 」:社 会 的 イ ノ ベ ー シ ョ ンσ)持続 的 な 基 盤(MGTI報 .1シ. リ コ ン バ レ ー 型 ベ ン チ ャ ー 投 資/起. 告). 告〉 告). 業 サ イ クル (原 山 他2009). 前 掲 の 先 行 研 究 群 は相 互 に 対 立 す る もの で は な く、 理 論 の 発展 過(51を. 反 映 す る成 果 で あ. る。 従 っ て..ヒ 記 の 特 徴 に は 、 各 先 行 研 究 が..5件 と した 研 究 対 象 童Sの特 性 に起 因 す る要 素 も 含 ま れ る.IECSは. 理 想 的ISと 考 え られ て い るが 、実 際 のisが[ECSの. す る 方 策 は 、 必 ず し も一 様 で は な い 。 そ れ 故 、 あ るISが こ と を理 由 と して、IECSで 理 想 的 なIECSに. 実 現 に向け夫々選択. これ らの 特 徴 に 完 全 に 合 致 しな い. な い と は 言 い 切 れ な い、 、 しか し合 致 す る特 徴 項 目 が 多 いISは 、. 近 い と考 え られ る。. 一29一.
(4) }. 「.1本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンoxcaの. 3.医. 現 状 と課題. 療 情 報 政策 化 政 策 と イノベ ー シ ョンエ コ シ ステ ム i. 3.1米. 国 の 医 療 情 報 イ ノ ベ ー シ ョ ン=aシ. IECS理 2004年. ス テ ム政 策. 念 に 基 づ く パ 報 告 の 提 言 に 則 り、 米 ブ ッ シ ュ 前 政 権 は 医 療 情 報 化 政 策 を 実 施 した 。. 初 に 、2014年. させ るxrr計. 迄 に 全 米 に 電.fカ ル テ(以rF,HR:ElectronicHealthRecord)を. 画 を 表 明 し 、$50Mを. hforma60nOrganization)と. 投 資 し た.そ. 普及. の 中 心 と な る の は 、RHIO(Regiona1Health. 呼 ば れ る 地 域 医 療 情 報 化 団 体 で あ る 。RHIOは. と 医 療 を 増 進 す る 為 、 地 域(州. 地域 社会の健康. 〜郡 レベ ル〉 の 医療 関係 者 を取 りま とめ、 医療 情 報交 換. (HIE:HealthInformafionExchange)の. 推 進 を 』 的 とす る 。 多 く はNPOと. し て 組 織 され 、 公. 的 補 助 、 民 間 寄 付 、 関 係 者 の 投 資 等 で 運 営 さ れ て い る 。 全 米 に 立 ち 上 げ たRHIOを ー ク化 し. 、NHIO(NationalHealthInformationOrganization)を. 2009年3月. 現 在 で193のRHIOが. オ バ マ 現 政 権 はHIT計 レ ベ ル のRHIOは. 完 成 させ る 構 想 で あ る。. 設 立 され 、内57で. 何 ら か のHIEシ. ス テ ム が 稼 動 して い る。. 画 を 発 展 的 に継 承 した。 ブ ッシ ュ政 権 時代 の 試 行 錯 誤 の結 果 、郡 市. 採 算 性 に 欠 け る こ と が 分 り、州 レ ベ ル で 組 織 す る 方 向 が 固 ま っ た 。 そ し て 、. 導 入 さ れ るEHRの. 有 意 義 な 利 用 法 に つ い て 、 熱 心 に 議 論 さ れ て い る 。 医 療 機 関 にEHR採. を促 す 大 型 イ ン セ ン テ ィ ブ 政 策 等(任 て い る。IECS型. ネ ッ トワ. 期 中$2B>を. 打 ち 出 し 、 引 き続 きHIEの. 用. 発展 を援 護 し. 政 策 は 、 米 国 の 医 療 情 報 ネ ッ トワ ー ク 化 推 進 に 寄 与 して い る と 言 え よ う 。. 3.2日 本 の 医 療 情 報 化 ナ シ ョ ナ ル イ ノ ベ ー シ ョ ン シ ス テ ム 日本 の 医 療 機 関 へ のCT・MRI・. 人工 透 析 な ど高 度 医 療 機 器 の.iRD及率 は 、 世 界 有 数 で あ る。. しか し、 設 備 ・資 源 を有 効 活 用 し専 門 分 化 し た医 療 機 関 等 の 円滑 な 連 携 を支 援 す る1情. 報. ネ ッ トワ ー ク は 、 整 備 途 上 に あ る。 そ の 発 展 過 程 で は 、 大 学 病 院 や 有 志 医 師 ・医 療 機 関 が 、 先 駆 的 シ ス テ ム の 開 発 や 実 証 実 験 を.担い 、 経 産 ・厚 労 ・文 科 ・総 務 な ど複 数 の 官 庁 が 関 与 し て きた。 地 方 自 治 体 も、 地 域 医療 基 盤 整 備 の 予 算 で 、 そ う した 取 り組 み(6;を支援 した 。 こ れ ら 日本 の 医療 情 報 化NiSは. 、 国 及 び 地方 の 予 算 と、 準 目的 税 と も い え る 国民 皆 保 険 医 療 経 済. を基 盤 と した、 医 療 機 関 と民 間 企 業(7に よ る体 制 で あ る。 しか し、 こ う し た分権 型 のNISで は 、 省庁 縦 割 りの 非 効 率 と医 療 情 報 規 格 等 の 標 準 化 の 遅 れ と が 否 め な か っ た 。 そ こで 、200ユ 年 以 降 、 内 閣 府 のIT戦. 略 本 部(高. 度 情 報 通 信 ネ ッ トワ ー ク社 会 推 進 本 部)が. 、 日本 の 医 療. 情 報 化 政 策 の 司 令 塔 を務 め て い る、 、 また 、 その 下 部 組 織 の 医 療 評 価 委 員 会 は 、 医療 情 報 化 推 進 マ ネ ジ メ ン トサ イ クル(PDCA)の IT戦 略 本 部 は200]年 6⑪%(2006年. 末)の. チ ェ ッ ク役 と して活 動 して い る。. に 医 療 情 報 化 グ ラ ン ドデ ザ イ ン(第. ・ 次)を. 目標 を設 定 した、,ネッ トワ ー ク 対 応EHRをSG.F及. ッ トワー ク を構 築 し、ICT化. され た地 域 連k医 療(病. 出 し、EHRの. 普 及率. させ 、 地 域 医療t報. ネ. 診 連 携 ・医 倉 連携 ・在 宅 支援 ・地 域 連. 診. 一30.
(5) 日本 医 帥 会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 現状 と課題. 携 パ ス等 〉 の 実 現 を 目論 ん だの で あ る,こ れ に 沿 っ て 国 はEHRに5年 資 を 行 っ た が 、 標 準 化 が 遅 れ た 旧 式 の病 院 情 報 シ ス テ ム(HIS)の. 間 で200億. 更 新 に 多 くの 費 用 を 要 し. た。 普 及 率 数 値 目標 は大 幅 未 達 に 終 わ り、2008年 の推 定 普 及 率 は 弘病 院40%、 程 度 で あ っ た 。 この 結 果 を踏 ま え、 新 グ ラ ン ドデ ザ.イン(第.1二次)が 要 す る に 予算 が 付 い た 公 的 病 院 のHISは. 情 報 化 が 進 む.一方 、 国 民 皆 保 険 医療 経 済 下 で 財 源. 資 を手 控 えた 状 況 が あ っ た。 公 的 財 源 頼 み のNISはIECSと ザ イ ンの 顛 末 は 、 日本 の 医療 情 報 化NISがIECSと. 4.1レ. 診 療 所10%. 策 定 され た。. の 裏 付 け が な く、 ま た現 場 で の メ リ ッ トも不 十 分 な ネ ッ トワ ー クEHRへ. 4.レ. 円 超 の.投. 、民間 が自腹の 投. は言 い 難 い 。 第 一一次 グ ラ ン ドデ. して機 能 しな か っ た こ と を示 して い る。. セプ トオ ンラ イ ン化 によ る医療 情 報 化 政策. セ プ トオ ン ラ イ ン 化 政 策 の 概 要. 第.∫1=次医 療 情 報 化 グ ラ ン ドデ ザ イ ン(2006>で. は 、2011迄. に 全 医 療 機 関 を段 階 的 に レセ. プ トオ ン ラ イ ン 化 さ せ 、 医 療 情 報 ネ ッ トワ ー ク 化 を 図 る こ と を ア ク シ ョ ン プ ラ ン の 柱 に 据 え た 。 レ セ プ トコ ン ピ ュ ー タ(診 る 医 療ITシ. 療 報 酬 請 求 処 理 シ ス テ ム1以..ド レ セ コ ン〉 は 最 も 普 及 して い. ス テ ム で あ り 、2005年. 現 在 で 診 療 所 の&6、. 病 院 の97%に. れ ら を ネ ッ トワ ー ク 対 応 レ セ コ ンへ 更 新 させ る こ と に よ る 、 全L機 構 想 さ れ た 。 こ れ に よ り 、 外 部 的 に は 綱 別 医 療 機 関 がIPネ 関 と 接 続 す る こ と に な る 。 他 方 、 特 に 大 規 模HISを 医 事 会 計 処 理 の 効 率 化 ト、xxxや. 普 及 済 み だ っ た.そ 関 の ネ ッ トワ ー ク 化 が. ッ .トワ ー ク を.介 し て 審 査 支 払 機. 持 た な い 中 小 医 療 機 関 で は 、 レ セ コ ンは. オ ー ダ ー リ ン グ 等 と のLAN接. 続 が 必 然 で あ り、 院 内 シ ス. テ ム 統 合 の ハ ブ に な る と 考 え ら れ る。 そ れ ら 周 辺 シ ス テ ム や 、 将 来 の 各 種 医 療 支 援rrシ. ス. テ ム の 導 入 とJ^.T/1と に 耐 え る 様 、 接 続 や 通 儒 等 の 規 格 ・規 約 等 の 標 準 化 や 、 ア ッ プ デ ー トと . メ ン テ ナ ン ス が 図 ら れ る こ と が.、ネ ッ トワ ー ク レ セ コ ン の 必 須 条 件 と な る 。 レ セ プ トオ ン ラ イ ン 化 の 必 要 性 は 、 審 査 支 払 機 関 改 革 の 文 脈 か ら 予 て 指 摘 さ れ て お り 、 古 く は70年. 代 の 厚 生 省 レ イ ン ボ ー 計 画 に 遡 る こ と が で き る 。 紙 の 診 療 報 酬 請 求 書(レ. セ プ ト). に よ り 手 作.業 で 行 わ れ て き た 診 療 報 酬 請 求 業 務 を 、 オ ン ラ イ ン 化 に よ り 審 査 支 払 業 務 のIT 化 ・.合理 化 を 大 き く進 め 、 保 険 者 が 負 担 し て き た 審 査 支 払 手 数 料 を 軽 減 す る 。 ま た 審 査 の 電 子 化 に よ り(81、不 適 切 な 診 療 や 架 空 請 求 の 発 亮 も 容 易 に な る と期 待 さ れ て い る,更 報 酬 請 求 内 容 を デ … タ ベ ー スtoし. に、 診療. 分 析 す る こ と で 、 疾 病 の 発 生 状 況 、 施 療 の 内 容 ・傾 向 、 国. 民 医 療 費 の 動 向 等 を 全 数 ベ ー ス で 把 握 し 、 適.切 な 医 療 政 策 に 寄.ifす る と さ れ る 。. s1一.
(6) 日 本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンoRCaの. 現 状 と課 題. 4.2レ セ プ トオ ン ラ イ ン化 政 策 の 経 過 と 見 通 し 第 二 次 グ ラ ン ドデ ザ イ ンに よ る レ セ プ トオ ン ラ イ ン化 工 程 表 を、 表2に 示 す 。 医 療 機 関 等 は 、 病 院(400床. 以 上 〉・病 院(400床. 未 満)・ 診 療 所 ・薬 局 ・歯 科 の 業 態 別 と、 レ セ コ ン や. レ セ電 算 の 有 無 な ど 〔s?;状の レ セ プ ト処 理 のIT化 て い る 。 月間 の 請 求 件 数 が100件 され 、 最 長2013年. 程 度 に 応 じて 、 義 務 化 の 時 期 が 定 め ら れ. 未 満 な ど の 条 件 に 該 当 す る既 存 施 設 は 「少 数 該 当」 に分 類. 度 末 まで 義 務 化 が猶 予 され て い た 。. 2008年 度 か らの400床. 以 上 病 院 の レセ プ トオ ン ラ イ ン化 は 、 整 然 と実 施 され た。 しか し同. 年 秋 に 、 日本 医 師 会 、 日本 薬 剤 師.会、 目本 歯 科 医 帥 会 の3団 体 が 共 同 で 同 政 策 に 反 対 す る声 明 を 出 し、 零 細 経 営 の 診療 所 や 薬 局 へ の 配 慮 を 求 め る な ど逆 行 す る動 きが 出 た ㈹ 。 こ の 圧 力 に 、 総 選 挙 を控 え た 自民 党 政 権 は2009年9月. 末 迄 の 期 限 延 長 を 認 め た 〔p.。2009年 夏 の 総 選. 挙 で 成 立 した 民 主 党 新 政 権 は 、 レセ プ トオ ン ラ イ ン化 政 策 自体 に 異 論 は な い と見 ら れ る が 、 2008年 度 補 正 予 算 の 見 直 しで レ セ プ トオ ン ラ イ ン化 補 助 金 約290億. 円 を凍 結 した の と 同 時. に 、 オ ン ラ イ ン化 を完 全 義 務 化 か ら原 則 義 務 化 に 後 退 させ 、 少 数 該 当 の例 外 を 当 分 認 め る 、 日医 等 の 主 張 に 沿 う方 針 を 出 した 。. 表2レ 分. セ プ トオ ン ラ イ ン化 工 程 表. 類. 要 件. 病. 院①. 4百 床 以 上+レ セ電 等. 病 薬. 院② 局①. 4百 床 未 満+レ セ電 等. ̀07. os. ℃gì10. C. O'C. ○ ゆ... レセ コ ン有 り .....一...........■.....「.. 病 院③ 診療所①. .「.「....「.」. ic. セ電等 無. レ セ コ ン有 り. 科. 病 院⑤ そ の他. ̀11. '13. c. C. C. c. c. c. 0. c. 1. 國L.「.、ゴ..ヒ.. レ セ コ ン 有+レ. 病 院④,薬 局② 診 療 所 ②,歯. ros. 病 院 ・診療 所 ・薬局 は レセaン 無 し 歯 科 は レセ コ ンの 有 無 不 問 レセ コ ン無 し、 且 つ 少数 該 当 の既 設 施 設. … lIl1. 一. C. li. Q印 は 、 その 年 度 か ら 当該 行 の医 療機 関等 の 診療 報酬 請 求 オ ンラ イ ン処 理 が 、 義務 化 され る こ とを 表 す 、 、. こ の 決 定 は厳 しい 財 政 事 情 を反 映 した もの で あ り、 補 助 金 頼 み で 医療 情 報 ネ ッ トワ ー ク を 形 成 す る こ と に は 限 界 が あ る こ と を示 して い る。 そ して 、 需 要 創 呂 の 仕 組 作 りを 重 視 す る 、 IECS型. 政 策 を推 進 す る必 要 性 を支 持 す る も の と考 え られ る。. 一32一.
(7) El:本医 師 会 オ ン ラ.イン レ セ コ ンORC.4の. 5.日. 5.10RCAプ a医. 本 医 師 会ORCAレ. 現 状.と課 題. セ:コ ン ・プQジ. ェク ト. ロ ジ ェ ク トの 背 景. が2001年. 以 来 推 進 中 のORCA(OnlineReceiptComputerAdvantage>は. 、 レ セ プ トオ. ン ラ イ ン 化 推 進 の た め の ネ ッ トワ ー ク レ セ コ ン 普 及 プ ロ ジ ェ.ク トで あ る 。 第 一 次 グ ラ ン ドデ ザ イ ン に 呼 応 し て 発:表 さ れ た. 「日 医IT化. 宣 言 」(2001>に. 沿 っ た 施 策 で 、[医. 傘 下 の 日医 総. 研 の 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト と 位 置 付 け ら れ て い る 。 大 病 院 で の 診 療 報 酬 請 求 業 務 はHISの 計 モ ジ ュ ー ル で 行 う が 、 中 小 ・診 療 所 や 調 剤 薬 局 の 多 く で は 、PCワ る レ セ コ ン で 処 理 さ れ る 。 第 一 次 グ ラ ン ド デ ザ イ ン(2001)以 立 な ど 大 手 メ ー カ ー の レ セ コ ン は 最 小 構 成 で 機 器1百. 医事会. ー ク ス テ ー シ ョ ンに よ. 前、三 洋、富士通 、東芝 、 日. 万 円 、 ソ フ トウ ェ ア3百. 万 円程 度 で、. 診 療 報 酬 改 訂 時 の メ ン テ ナ ン ス 料 負 担 が 重 く 、 ネ ッ トワ ー ク 接 続 機 能 は 無 か っ た 。 当 時 の 著 し いIT技. 術 の 進 歩 と低 価 格 化 に 照 ら し、 大 手 製 レ セ コ ン は機 能 不 足 感 と割 高 感 と が 否 め な. か っ た 。 こ う し た 事 情 を 背 景 に 、 開 業 医 の 利 .益団 体 で あ る 日 医 は 、 レ セ コ ン の 高 機 能 化 と 低 価 格 化 を 切 り 口 に 、 医 療[T化. 5.20RCAの ORCAは. を 推 進 す る た め 、ORCAプ. ロ ジ ェ ク トを 企 画 し た 。. 概 容 と成 果 小 規 模 病 院 、 診 療 所 、 調 剤 薬 局 を 主 た る 顧 客 と す る オ}プ. ン ソ ー.スの レ セ コ ン ソ. フ トウ ェ ア で あ り 、 ソ フ トウ ェ ア と メ ン テ ナ ン ス は 、 日 医 が 無 償 、 .tつ オ ン ラ イ ン で 提 供 し て い る 。0.RCAの. 開 発 と メ ンテ ナ ン ス は 、 日医 総 研 を 中 心 に 日医 の 予 算 で 行 わ れ 、 販 売 とサ. ポ ー トは 全 国165社(2009/9現 年9月. 在)の.ORCA認. 定 サt一. 現 在 、 稼 動 済 及 び 導 入 段 階 のnPIで8,694施. ト事 業 者 〔tz;が 提 供 して い る.2009. 設 に 普 及 して い る 。. オ ー プ ン ソ ー.スで ソ ー ス コ ー ドが 公 開 さ れ て い る た め.olzcaに. 接 続.可 能 な 医 療 支 援 周 辺. シ.ステ ム の 開 発 ・販 売 は 、 有 志 事 業 者 が 自 由 に 行 う こ と が で き 、 各 種 診 療 支 援 シ ス テ ム の 開 発 .・販 売 が 行 わ れ て い る 。 当 初 はoRCaに ソ ー ス で 提 供 す る 構 想 が あ っ た 。EHR開. 接 続 可 能 で ネ ッ トワ ー ク 対 応 のEHRも. 発 キ ッ トも 開 発 さ れ た が 、 多 数 の 診 療 科 の 細 分 化. さ れ た ニ ー ズ に 対 応 す る こ と が 困 難 だ っ た た め 、iii念 さ れ た,し のEHR製. 晶 がORCAと. オ.一 プ ン. の 接 続 に 文達応 し て い る な ど 、ORCAを. 意 図 し た .方向 に 進 み つ つ あ る と 見 ら れ る 。 ま た 、2007年. か し 、'1009/10現. ハ ブ と した 医IMIT化. 度 後 半 か らORCAに. 在24社 は 、 …bu. 接続 可能 な イ. ン タ ー ネ ッ ト接 続 の 選 択 の 幅 が 広 が る(13)な ど 、 今 後 義 務 化 が 進 む 診 療 所 ・薬 局 に と っ て 、 ORCA.は. よ り便 利 な も の と な っ て き た 。. そ し て 、ORCAが. オ ー プ ン ソ ー.ス開 発 と オ ン ラ イ ン.メン テ ナ ン ス 化 で 、 大 幅 な 低 価 格 化 を. 推 進 し た 結 果 、 大 手 製 レ セ コ ン の 低 価 格 化 を 促 進 レ だ/4:。 ま た 、 デ ー タ 交 換 規 約CLAiMの デ フ ァ ク ト標 準 化 を ほ ぼ 実 現 し た の も 、ORCAの. 一33一. 成 果 で あ る 。ORCAが. 採 用 し たCLAIMが. 、.
(8) U本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レセ コ ンORCAの. 現 状 と課題. 2006年 以 降 の レセ プ トオ ン ラ イ ン化 で 審 査 支 払 機 関 との デ ー タ交 換 規 約 に採 用 され 、 公 式 の 標 準 と な っ た。 そ して本.来、CLAIMは.オ. ン ラ.イン診 療 報 酬 請 求 の規 約 だ が、 そ の 他EHRな. ど、 周 辺 の 医療 支 援 シ ス テ ム との 接 続 規 約 と して も、採 用 す るベ ン ダ ー が 増 えて い る。. 6.ORCAの. 6.10RCA運. 評 価 と諜 題. 営 環 境 と イ ノベ ー シ ョンエ コ シ ステ ム. こ う したORCAプ. ロ ジ ェ ク トの 運 営 や 成 果 は 、IECSの. 本 節 で は、2.1節 で レ ビ ュ ー した4件 のIECS先 の 特 徴7点. につ い て 、ORCAの. 述 べ 、 ◎ ○ △Xの ・特 徴1:イ ORCAプ. 特 徴 に符 合 して い る とい え る。. 行 研 究 か ら抽 出 し、2.2節 で列 挙 し たIECS. 現 況 との 適 合 度.合を論 ず る 。 以 下 、 特 徴 項 目毎 に 所 見理 由 を. 四 段 階 で適 合 度 評 価 を示 した。 な お 、 括 弧 内 は 、 出典 元 先 行 研 究 で あ る。. ノベ ー シ ョ ンを 育 む 社 会 的 生 態 系(パ. 報 告). ロ ジ ェ ク トは、 個 人 事 業 主 の 利 益 団 体(a医. 〉 が 、 行 政 に よ る公 益 団 体(審 査 支. 払機 関)の 業 務 改 革 を 背 景 に 、 中 小 企 業 や 通 信 キ ャ リア を巻 き込 ん で 展 開 して い る。 こ の 当 事 者 等 は 多様 な利 害 で 複 雑 に 結 ば れ て お り、それ らの 社 会 的 複 雑 系 は 生 態 系 に な ぞ ら え得 る。 そ の 成 果 も概 ね イ ノベ ー シ ョ ンと呼 ぶ に 値 す る。 特 徴.1に は 、 適 合 して い る。(○) ・特 徴2=官 ORCAプ. 民 共 同 で の 政 策 パ ッケ ー ジ運 営(パ. 報告. ,MEH報. 告). ロ ジ ェ ク トを 含 む ネ ッ トワ ー ク レセ コ ンの.イノベ ー シ ョン は、 電f政. 府 計画や医. 療 費 抑 制 政 策 に 同 調 して 、 政 府 系 投 資 の み な らず 日医 の 資 金 や 参 画 企 業 の 努 力 で推 進 され て い る。 医療 側 が 保 険者 や 行 政 に レセ プ トデ ー タベ .一ス化 で 医 療 費 の 「見 え る化 」 に対 応 す る 一 方 、2008年 の 日医 等 反 対 声 明 で 義 務 化 を政 府 が.半年 猶 予 す.るな ど、 運 営 面 で も官 民 協 調 が 観 察 され る。 特 徴2に 」.特徴3:知 ORCAプ. は 、 非 常 に 良 く適 合 して い る。(◎ 〉. 識 を価 値 に 変 換 す る シ ス テ ム(INV25) ロ ジ ェ ク トに は、 マ ル チ ベ ン ダ ー 、 オ ー「プ ン ソ ー.ス、 オ ン ラ イ ンサ ポ ー トな ど、. 最新の 「 知 」 を集 約 し、ITイ ノベ ー シ ョ ンの促 進 に 効 果 が 認 め られ て い る仕 組 を、 運 営 基盤 と して実 装 済 み で あ る。 しか し現 在 まで の 成 果 は 、OR .CAを 費 用 対 効 果 と可 用性 の 高 い シス テ ム にf士.ヒ げ た ㈱ と い う、 現 場 の 事 情 を反 映 させ た に 留 ま り、 先 端 的 な 「知 」 を価 値 に 変 換 した画 期 的 な ア ウ トプ ッ トは未 だ 見 られ な い。 特 徴3に ・特 徴41産. 各種 情 報 公 開 や 参 加 の オ ー プ ン化 な ど 知 的 「場Jを ORCAプ. は適 合 して い る面 も あ る。(△). 官 学 で イ ノベ ー シ ョンの 資 源 を適 宜 配 分 す る 「.場 」(INV25). ロ ジ ェ クhへ. 形 成 す る 努 力.は認 め られ る。 しか し、. の 現 状 の 参 加 者 は 中 小1"T企 業 や 有 志 医 師 等 が 中 心 で あ る。[医. の プ ロ ジ ェ ク トで あ る故 か 、 例 えば 大 学 、 大 企 業 、 金 融機 関 な ど 、 人 ・物(技. 主導. 術)・ カ ネ の. 何 れ か が 潤 沢 な有 力 組 織 の 参 画 は 顕 著 で な く、資源 配 分 の 「場 」 と して は迫 力 を欠 いて い る。. 34一.
(9) 日本 医 帥.会オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 特 徴4に. 現 状 と課題. は 、 適 合 し て い る 面 も あ る 。(△). ・特 徴5:政. 策 に よ る 新 需 要 の 創 出 .(IIW25. .ML"IY告). ネ ッ トワ ー ク レ セ コ ン の ニ ー.ズ は 、 レ セ プ トオ ン ラ イ ン 化 に よ り 喚 起 さ れ た も の で あ り 、 典 型 的 な 政 策 に よ る 需 要 創 出 で あ る 。 特 徴5に ・特 徴6:社. は 非 常 に 良 く 適 合 し て い る 。(◎). 会 的 イ ノ ベ ー シ ョ ン の 持 続 的 な 基 盤(ML'TI告). ORCAプ. ロ ジ ェ ク トは レ セ コ ン の 価 格 帯 を 顕 著 に 引 き 下 げ 、 認 定 サt一. を 通 じ 、 全 国 の 中 小rr企. ト事 業 者 網 の 構 築. 業 に 新 事 業 機 会 を創 出 し、 診 療 デ ー タ 交 換 規 約CLAIMの. 標準化 の. 先 鞭 を つ け る な ど.、持 続 的 な 社 会 的 イ ノ ベ ー シ ョ ン 基 盤 を 構 築 し た 。 し か し、 周 辺 製 品 群 の 充実 は 今. ・ つ な ど 、 オ ー プ ン ソ ー ス が 十 分 に 活 用 さ れ て い る と.は言 い 切 れ な い 状 況 も あ る. Us; 。 特 徴6は. 概 ね 適 合 して い る と 考 え ら れ る 。(○). ・特 徴71シ. リ コ ン バ レ ー 型 ベ ン チ ャ ー 投 資/ハ. イ テ ク 起 業 サ イ ク ル(原. 認 定 サ ポ ー ト事 業 者 の 中 に は 、 成 長 志 向 のITベ 関 連 の 自 主 開 発 製 品 を ヒ ッ ト さ せ た り 、IPOし. 山 他2009>. ン チ ャ ー 企 業 が 存 在 す る が 、 未 だORCA. た り と い う様 な、 顕 著 な 成 功 例 は観 察 され な. い 。 ま た 日 医 は 、 会 .員医 療 機 関 に 認 定 サ ポ ー ト事 業 者 の 育 成 を 示 唆 し た り、 営 業 圏 の 準 テ リ ト リ ー 制 を 敷 い て 特 定 業 者 の 拡 大 を 抑 制 し た り.して お り 、ORCAサt一 ま な い 意 向 と 見 ら れ る 。 特 徴7は 列 挙 し た特 徴7項]中4件 て い な い の は1件. ト事 業 の 寡 占 化 を 望. 適 合 して い な い 。(×). が 、 適 合 か 非 常.に 良 く適 合 し、2件. で あ る 。 以 上 を 小 括 す れ ば 、ORCAの. が 部 分 的 に 適 合 し、 適 合 し. 運 営 環 境 と 成 果 と は 、IECSの. 特徴. を 示 し て い る と 考 え られ る(17。 従 っ て 今 後 、 目 医 が 引 き 続 きORCAをIECSの. 特 徴 を示 す. よ う 運 営 し 続 け る な ら、IECSと. 同互 換 レセ. オ ー プ ン ソ ー ス 環 境.と の 相 乗 効 果 で 、ORCAや. コ ン の ユ ー ザ ー が 吏 に 増 加 し 、 そ れ が 新 た なIT事 発 し、 末 端 医 療 現 場 のrr化. 6.2日. 業 者 σ)参 入 と 周 辺 シ ス テ ム 等 の 開 発 を 誘. を持 続 的 に促 進 して い く こ とが 期 待 で きる 。. 医 に と っ て のORCAプ. そ も そ も 日 医 に と っ てORCA事. ロ ジ ェ ク トの 意 義 の 変 化 業 は 、 廉 価 な ネ ッ1・ワ ー ク レ セ コ ン の 普 及 と い う 、 会 員 の. ニ ー ズ に 基 づ く も の で あ.っ た 。 そ れ を 通 じ 末 端 診 療 所 等 迄 ネ ッ ト ワ ー.ク を 実 装 す る こ と が 、 医 療 現 場 のIT化 日 医 がORCAを. イ ノ ベ ー シ ョ ン を 促 進 し、 会 員 医 療 機 関 の 利 益 に 結 び 付 く と 考 え て い た 。 オ ー プ ン ソ ー ス ソ フ トウ ェ ア と し た 最 大 の 理 由 は 、 大 手 メ ー カ ー が 寡 占 し 、. ス タ ン ドア ロ ン 型 シ ス テ ム が8割. 方 普 及 済 の 成 熟 した レ セ コ ンボ場 に 、 後 発 で 非 営 利 団 体 主. 導 の 事.業 が 参 人 す る に 際 し、 社 会 的 な 理 解 を 得 る た め で あ っ た 。 つ ま り、ORCAは. 既 存 ベ ン. ダ ー に 対 して もオ ー プ ン な の で 、 競 合 視 しな い で利 用 して 欲 しい と い う論 理 で あ る。 廉 価 な ネ ッ トワ ー ク レ セ コ ン のFi及 2011年. にi万. と い う、()RCAの. 最 初 の 目 的 に は.....・ 応 の 達 成 感 が あ り、. ユ ー ザ ー と い う 現 在 の 数 値 目 標 も 、 達 成 が 確 実 視 され て い る 。 次 ス テ ッ プ と し. て は 、 日 医IT化. 宣 言(2001>の. 趣 旨 か ら は 、 他 の 院 内 機 器 と の ネ ッ トワ ー ク に よ る 業 務 合. 35一.
(10) 目本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レセ コ ンORCAの. 理 化 、EHR開. 現 状 と課 題. 発促 進 、 関連 ベ ンチ ャ ーの 振 興 な ど を 目標 とす るの が 、順 当 と考 え られ.る。. し か し 日医 内 部 に は、ORCAの. 肥CSを. 支 え る投 資 を 支 弁 し続 け る こ との 見直 しを求 め る. 意 見 も あ る(18)(19)。 現 在 は 唐 澤 祥 人 会 長(東.%r.都 医 師 会 出 身)の セ ンサ ス が 固 ま って い る が 、 そ の 合 意 はORCAが. ド、ORCA事. 業推進 の コン. 実 現 した レセ プ ト定 点 調rs究. 的価 値 に 基 づ く。 定 点 調 査 研 究 事 業 とは 、ORCAユ. 事業 の戦略. ーザ ー 中 の 有 志 医療 機 関 の レセ プ トデ ー. タを オ ン ラ イ ンで 継 続 的 に 収 集 し、 デ ー タベ ー .ス化 して 分 析 す る こ と を通 じ、 日医 独 自 の デ ー タ を作 成 す る もの で あ る。 実 証 的 デ ー タを根 拠 と し た主 張 を展 開 し、 中 央 社 会 保 険 医 療 協 議 会(中. 医 協)で. の 診 療 報 酬 改 訂 交 渉 で 優 位 を 得 る こ とが 、[医. に と って のORCAの. 戦 略的. 意 義 で あ る。 そ の 認 識 は、 地 方 医 師 会 レベ ル に も浸 透 して い る 剛.. 7.ま. とめ に代 えてORCA運. レ セ プ トオ ン ラ.イン化 はIECS型 特 徴 が 見 られ る 。ORCAレ. 営体 制 の 改 革 の必 要性. 需.要創 出 政 策 で あ り、ORCAプ. セ コ ンは実 用 域 に 入 り、 低 価 格 が 訴 求 で き る小 規 模 な 診 療 所 ・薬. 局 向 を 中 心 に普 及 が 進 む可 能 性 が 高 い。ORCAは 後 も オ ー プ ン ソ ー.スと[ECSの しか しIECS的. ロ ジ ェ ク トに はIECSの. レセ コ ンの 価 格 相 場 引 き下 げ に 成 功 し、 今. 効 果 で周 辺 機 器 や ソ フ トの 充実 に 寄 与 す る こ とが 期 待 で き る。. 特 徴 が 維 持 され な けれ ば 、 こ う した 期 待 は画 餅 に帰 す る。 そ して 以.トの 状 況. を肋 案 す る と、 そ れ が 中 長 期 的 に維 持 され る こ とは 必 ず し も保 障 で き.な.い。 先 ず 当 面 は、 中 医 協 で の 交 渉 に定 点観 測 デ ー タ が 有 用 な 限 り、[医. がORCAの. 現状維持 に. 努 め る 可 能 性 は 大 き い 。 だ が 、 厚 労 省 が 現 在 収 集 し て い るDPC(DiagllosisProcedure Combination>(zqデ. ー タや 、 今 後 構 築 され る筈 の レセ プ ト全 数 デ ー タ ベ ー ス を、 将 来 、 日医.. を含 む1矢療 経 済 関 係 者 や 専門 家 に 迅 速 、 且 つ 公Tに 意 味 を 失 う.ま た 、0.RCAが 由 か らORCA運. 公 表 す る場 合 、ORCAの. 定 点調査事業 は. 更 に 高機 能.化し、 開 発 負 担 が 増 大 した 場 含 、 日医 は 財 務 .上の 理. 営 体 制 の 見 直 しを迫 られ るか も しれ な い。 更 に 開 業 医 の利 益 団 体 とい う 日医. の性 格 .上、 不 測 の方 針 転 換 の 可能 性 は 排 除 で きな い 。 例 えば 支持 政 党 を巡 る組 織 分 裂 や 、 会 員減 少 に 伴 う会 費 収 入 の 減 少 な ど も想 定 し得 る。 その 結 果 、 プ ロ ジ ェ ク トの 廃 止 や縮 小 、 或 い は 一 部 ま た は全 部 の 有 料 化 な どの 措 置 を 余儀 な く され れ ば 、 現 状 のORCAのIECS的 は、 変 質 せ ざる を得 な い だ ろ う。 つ ま り、ORCAの t一. ト事 業 者 等 へ の 便 益 に よ り、ORCAを. う、ORCA事. 持 つIECS的. 特徴. 特 徴 が 与 えて い る顧 客 や サ. ハ ブ と した 中 小 医 療 機 関 のr報 化 を推 進 す る とい. 業 の あ るべ き 目標 が 、 日医 の 財 務 的 制 約 や 政 治 的 意 図 の 為 、 将 来 損 な わ れ る懸 特. .曳. 念 が あ る。 そ う し た事 態 を避 け、 持 続 可 能 な 社 会 的 イ ノベ ー シ ョンの 基 盤 と してIECS的. ﹁. 徴 を持 っ たORCAの 改 革 案 に はORCA事. 運 営 体 制 を維 持 で き る様 、 改 革 す べ きで あ る。 業 の 自 立 化 、 一 部!.化. 一36一. 、M&A等. の 代 替 案 が 考 え られ るrzz;。「自立.
(11) 日 本 医 師.会オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 現状 と課題. 化 」 案 に は 様 々 な 事 業 形 態 が考 え ら れ 、 夫 々 得 失 が あ る/2S),「一 部 公 営 化 」 案 はIECS的. 特. 徴 の 維 持 増 進 に 最 善 と思 わ れ る が 、 財 源 や 合 意 形 成 に 難 が あ る 囲 。 「M&A」 案 に よ っ て 肥CSと. して更 に 発 展 す るか は 買 収 先 の 方 針 次 第 で あ り、 一 般 に 懸 念 が 残 る選 択 で あ る。 し. か し業 界 コ ン ソ ー シ ア ム やMBO等. の 買 収 主 体 は 、 次 善 の 選 択 と思 わ れ る 〔15;。 .上記 以 外 も含. め た 多 様 な選 択 肢 群 か ら、IECSと. して のORCAの. 維 持 に最 適 の 改 革 案 を 選 択 す る こ とが 必. 要 だ ろ う ㈱ 。.今後 、 具 体 案 の 細 部 を 詰 め た.1.=、 便 益/費. 用 比 較 な ど十 分 検 討 す る こ とが 望. ま しい 。. 【注 [uそ. 】 も そ も1990年. 代 にLewisM. .Branscom6ら. 長 で 、 米 ハ ー バ ー ド大 学AlbertPlatt公 (2; (1;. 競 争 力 評 議 会 は 、1985年 米 競 争 力 評 議 会NII委. が 使 い 始 め た 概 念 と さ れ る。 ブ ラ ン ズ コ ム は 元IBM副. 社. 共 サ ー ビ ス科 教 授 。. 以 来 米 国 の 産 業 競 争 力 戦 略 に 関 す る 提 言 書 を 、 計5回 員 長SamuelJ.Palmisano7CIBM会. 長 兼CEOの. 発 表 して い る。. 名 を冠 しパ ル ミサー ノ ・レポ ー. トと し て 知 ら れ る 同 報 告 は 、 イ ノ ベ ー シ ョ ン を 経 済 発 展 の 原 動 力 と 認 識 し米 国 社 会 を イ ノ ベ ー シ ョ ン に 最 適 化 す る こ と を 提 言 し た. (d:. イ ノ ベ ー シ ョ ン25計1由iは. 、 第 「 期 科 学 技 術 基 本 計 画(20(,6/3)と. イ ノ ベ ー シ ョ ン ・ ス ー パ ー ハ イ ウ ェ イ 構 想"(2〔 〕07/Dを 聯. 米 国 の 国 家 的 競 争 力 強 化 をN指 盛 ら れ たECS概 INV25計1由i立. を 策 定 し、INV25計. 画 に. 告 が 作 成 され た と い え る。 そ して. 念 を 大 学.発 等 技 術 移 転 型 ベ ン チ.ヤ ー にX177し. て 論 じた 研. あ る.. 医 療 情 報学 会 を 主 な. 医 療IT関. 府 が[NV25…;1'画. 念 に 日 本 の 産 業 界 を 適 合 さ せ る た め にMETI譲. 複 数 の 医 療 情 報 専 門 家 グ ル ー プ が 、 こ れ らのh庁 のH本. 〔ア〕. 「新 経 済 成 長 戦 略 .1".. 踏 ま えた もの。. し た パ 報 告 を 契 機 に 、i{y:政. 案 に 関 与 し た 研 究.rが,IECS概. 究 が 、 原 山 他(2009>で 161. 、産 業 構 造 審 議 会. 、 地 域 、 医 療 機 関 等 の 指 南 役 を務 め 、 日 本 医 学 会 傘 ド. 「場 」 と し て 議 論 ・研 究 を 重 ね て き た.. 連 主 要 企 業 はHISで. 富 士 通 ・NEC・. 東 芝 ・1.体iBM、b:HRで=:1洋. ・BML・CSI・. ラボ テ ッ ク. 他 、 検 査 機 器 等 で 富 十 フ ィル ム ・島 津 ・日 立 等 、lid射 線 読 映 支 援 の ド ク タ ー ズ ネ ッ トな ど. (N:. 審 査 業 務 の 電.子 化 に よ り 、 紙 レ セ プ トで は 困 難 だ っ た 医 科 と 薬 局 の 請 求 内 容 の 突 合 番 査 や 、 同. ・ 患者の. 請 求 内容 の 長 期 の縦 覧審 査 の 実 施 が 可熊 にな る。 {臼:1. レ セ 電 算 と は 、 診 療 報 酬 請 求 善(レ. セプ の. を 電 子 的 に 作 成 し、 そ の デ ー タ を 妃 録 したFDま. を 、 審 査 支 払 機 関 に 提 出 す る こ と 。 そ の 他 の 条 件 に は 、 紙 σ)請 求 書 を 読 み 取 る 専lllOCRシ. た はMO ス テ ム 「レ. セ ス タ」 の.有 無 が 含 ま れ る 。 na:卜. 高 価 な レ セ コ ン導 入 や 複 雑 な 操 作 に 耐 え な い 零 細 ・高 齢 医 療 者 等 の 営 業 の 自 由 や 職 業 選 択 の 自 由 を 侵 し 、 「オ ン ラ イ ン 化 廃 業 」 を 引 き 起 こ し て 地 域 医 療 を 破 綻 さ せ か ね な い と い う 主 張 で あ る.. .:雪[:1. 特 に 調 剤 薬 局 は.当. 初 の 義 務 化 期 限 の2009年4〔. 時 点 で オ ン ラ イ ン 化 率 約7割. と遅 れて い た が 、 半 年. の 期 限 延 長 で ほ ぼ 口 標 を 達 成 し た、 (12. ORCA認. 定 サ ポ ー一 ト事 業 者 は 、2009年8月. L場 企 業 子 会 社Uxeエ. 現 在 、 全 国165社.,地. ン ジ ニ ア リ ン グ)、 大 学 系 企 業. 場 のlll小 シ ス テ ム ハ ウ ス が 中 心 だ が 、. 〔 東 海 ソ フ ト開 発),地. 方 医 師 会(徳. 島 県)な. ど. も 参 加 して い る 。 オ … プ ン ソ ー ス シ.ステ ム の た め 、 通 常 、 ソ フ トウ ェ ア や 不 .貝合 修 止 、 診 療 報 酬 点 数 表 更 新 な ど ば 無 償 で あ る.、ORCAサ. ポ ー ト事 業 者 は 、 ハ ー ドウ ェ ア 販 売 、 シ ス テ ム 導 入 サ ー ビ ス 、 サ ー バ. ー.一 管 理 の 受 託 な ど の 関 連 業 務 を 収 益 源 と して い る ., L1. 0RCAに. 接 続]∫能 な イ ン タ ー ネ ッ ト接 続 業 者(ISP;は. 一37一. 、 当 初 はNTrのISDNの. み だ っ た が 、2007.
(12) ︑.駐 .F象 琴 .馬.噛﹁こ. u本 医 師 会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. 年 度 後 半 に 登 場 し たVet.4シ 接 続 サ ー ビ ス 」、 富 士 通 ネ ッ ト」 「オ ル カVPN」 (19:0RCAシ. リ ー一ズ か ら 、MTPC(IP‑Members」. 「FENICSメ の 計5件. が 追 加 さ れ 、 合 計6ネ. 手 製 品 の シ ス テ ム 価 格 は 、 概 ね2百 のORCAβ. 、nrrデ. キュア. ッ トワ ー ク が 接 続 口∫能 に な っ た 。. 、1百. 万 円 を 切 る 設 定 も 行 わ れ て い る 。 こ れ に 対 し大. 万 円台 ま で下 が っ た と され る。. 版 リ リ ー ス 時 に は 不 具 .合が 続 出 し 、 悪 評 を 残 した。 現 在 は改 善 が 進 み 、 口医 総 研 の. サ イ トか ら ダ ウ ン ロ ー ド して そ の ま ま 提 供 して も 医 療 現 場4)使 リ ン グ ㈱ 取 締 役 三 好 康 秋 氏 談 、2009.9.8,同 ㈹ORCAソ. ー一タ 「レ セ プ トオ ン ラ イ ン. デ ィ カ ル グ ル ー プ ネ ッ ト」、 三 菱 電 機 情 報 ネ ッ.ト ワ ー ク1.セ. ステ ム の価 格 は販 売 業者 に よ り様 々 だが. (15.2002年. 現状 と課題. フ トウ ェ ア の バ ー一ジ ョ ン ア ッ プ が 頻 繁 に あ り. 勝 ち な こ と が 、 周 辺 製sへ. 用 に 酎 え る 迄 向 上 し た(JRcエ. 、 過 去 バ ー ジ ョ ン の サ ボ ー トが4'期. の 参 入 障 壁 に な っ て い る(注]5に. 〔t%IIansi6andLevien(2004)で. ン ジニ ア. 社 東 京 事 業 所 で の イ ン タ ビ ュ ー)o に打 ち切 られ. 同 じ)。. は 、 分 業化 した ビ ジ ネ スネ ッ トワ・ 一ク を ビジ ネ スエ コ シ ステ ム と呼 ぶ 。 そ. の ネ ッ トワ ー ク 内 で イ ノベ ー シ ョ ンの 共 有 財 と な る 、 オ ペ レ ー テ ィ ン グ レ バ レ.ッ ジ と 呼 ば れ る 一 連 の 資 産 を 供 給 ・管 理 し 、 ネ ッ トワ ー ク の 主 要 な ハ ブ と な る企 業 戦 略 を.キー ス トー ン 戦 略 と 名 付 け て 、 イ ノベ ー シ ョ ン を 持 続 す る た め に 優 れ た 戦 略 で あ る と 指 摘 して い る 。 日 医 がORCAをIECS様. に運 営 して い る. こ と は 、 キ ー ス トー ン 戦 略 に 合 致 す る と考 え ら れ る 。 ua植. 松 治 雄 日 医 会 長(2004. 119:0RCAに. ‑2006,大. 対 す る 日医 のH21年. 阪 府 医 師 会)当. 度予算の投資額 は. 時 、 経 費 節 減 の 為ORCA廃. 止 の 動 きが あ っ た 。. 、 標 準 レ セ プ ト関 連 費 の み で429百. を 合 計 す る と6億i..IJを 超 え 、 日 医 の 一....般 会 計r算:事. 業 活 動 支 出153億. 万 円 。 周 辺IT開. 円(H21/3期)の. 約4%を. 発. 占 め る 、,. p.73,.平 成2⑪ 年 度 目 本 医 師 会 収 支 予 算.書 。 fsa: ..静岡 県 医 師 会 理 事 武 井 秀 憲 氏 講 演 場 市 民.会館,2009年8月26日. 「報 告 事 項..1(静 岡 県 医 師 会 平 成21年. 度 第1回ORCA講. 習 会,於. 〔2DDPC(DiagnosisProcedureCombination)は. 、2003年. 以 来 、特 定 機 能 病 院 な どへ の 導 入 が進 ん で い る. 診 療 報 酬.包括 払 の た め の 診 断 群 別 包 括 評 価 制 度 。 欧 米 で 広 く 普 及 して い るsec,/PPS(診 制=DiagnosisRelatedGroupProspectivePaymentS}stem>の aの. コ ー一ド体 系 に 特 色 が あ る。DPCで. したDPCデ. 御殿. 開 催 〉 に 関 す る 著.者.メモ に よ る 。. 断群別包括払. 日本 版 で 、.多 角 的 な 分 析 に 対 応 で き る 独. は 診 断 病 名 と 共 に 、 施 療 内 容 の 報 告 も 求 め て い る.そ. れ を集 積. ー 一タ ベ ー ス を 活lllし 、 厚 労 省 で は 、 実 証 的 分 析 に 基 く 診 療 報 酬 点 数 の 改 定 や 、 施 療 内 容 の. 評 価 な ど に 取 り 組 ん で い る,、 (2a:こ. こ に3案. を 列 挙 し た 理 由 は 以 下 の 通 り 。 「自 疏化 」 案 は 、 オ ー プ ン ソ ー ス ソ フ ト ウ ェ ア の 多 く が 、 周. 辺 業 務 等 の 収 益 や 、 企 業 等 が 支 援 す るNPOや 1一.一 部 公 営 化J案 る 。 「M&A」. の 、ORCA診. コ ミ ュ ニ テ.イ に よ り、 運 営 さ れ て い る 事 実 ・先 例 に 基 く 。. 療 報 酬 点 数 改 訂 サ ポ ー ト業 務 ワ)公 営 化 案 は 、 開 原 他. 案 に は 、 植 松kif*会. 長 当 時 、 某 ベ ン チ ャ ー 企 業 か らORCA事. 医 総 研..ヒ野 智 明 主 任 研 究 員 が 述 べ て い る(2〔}09.9.2,目 謝. 「自 立 化 .i案 に.は、 例 え ばNYO、. 事 業 子 会 社 、 第3セ. え ら れ る 。 ど の 形 態 で あ れ 、ORCAプ ネ ス モ デ ル を 構 築 し、fl.つ 【ECSと 1:鋤 「 ・ 部 公営 化 」 案 で は れ る 。NPO、 12sこ. こ で は ,何. 第3セ. 〔2009)に. 業 買 収 の 打 診 が あ っ た と、 日. 医 会 館 で の イ ン タ ビ ュ ー一) ク タ ー一、 民 間 ジ ョ イ ン トベ ン チ ャ ー 等 の 形 態 が 考. ロ ジ ェ ク トや そ の 周 辺 領 域 で 、 事 業 体 が 経 済 的 に 自 立 で き る ビ ジ して の 肉 律 性 を 確 保 す る 方 策 の 案 出 が 求 め られ る 。. 、 診 療 報 酬 点 数 表 改 定 や 、..一定 の 旧 バ ー ジ ョ ン の サ ポ ー ト業 務 の 公 営 化 が 考 え ら. ク タ ー 、 公 益 団 体 等 が 受 け1111候補 に な る と 考 え られ る 。. ら か の 理 由 で 日 医 がORCAへ. の 関 心 を喪 失 した り、 所 要 の 事 業 活 動 の継 続 が 困 難 に な っ. た り し た 場 合 に 、 サ ボ ー ト業 務 等 を 維 持 す る た め に 事 業 を 外 部 に 売 却 す る 選 択 を、 「M&A」 定 し て い る 。 売 却 先 は 同 業 大 手 や 業 界 コ ン ソ ー シ ア ム,外 企 業 、MBO"が If3CS的. 言及が あ. 資/フ. ァ ン ド、 新 規 参 人 異 業 種/ベ. 想 定 さ れ る、,買 手 の 意 図 は 様 々 な た め 、 業 界 コ ン ソ ー.一 シ ア ム かMBO以. 特 徴 の維 持 は 困難 と思 わ れ る。. 一38一. 代 替 案 と想 ンチャー. 外 の選 択 で は、.
(13) 日本 医ru会 オ ン ラ イ ン レ セ コ ンORCAの. tzn:前. 述3代. 替 案 につ いて. 、. 般 論 で は 注26表. 現 状 と課 題. の 様 な 議 論 が で き る と 考 え られ る.. 注26表=3代. 替案比較表. .③M&A案 c. 凡例. 惨. ◎ 優 れて い る0許. 容 で き る?懸. 念 が残 る. 考 文 献 】. 相 原 憲..一. 松 出 順 ・日 熊 政 行 ・坂 出 淳....・ ・鈴 木 勝 博 ・伊 藤 賢 ・杉 本 等 ・片 岡 信 弘,『. イ ノベ ーシ ョ ンを加 速. す る オ ー プ ン ソ ー ス ソ フ トウ ェ ア 』,静 岡 学 術 出 版,2008, 原 山 優 子 ・氏 家 豊 ・出 川 通r産 ー』 ,白. 業 革 新 の 源 泉 一 ベ ン チ ャ ー 企 業 が 駆 動 す る イ ノ ベ ー シ ョ ン ・エ コ シ ス テ ム. 桃 書 房,2009.. lansitiandLevien,2004,7YaeKeystoneAdvantage,HarvardBusinessSchoolPress(杉 ー ン戦 略 』 ,翔 iST/CRDSNII対. 泳 社,2007年} 応AdHocチ. 析.1,(独. 本 幸 太 郎 訳,『 キ ー ス ト. ー..・ ム,『NationalInnovationInifiatlveレ. ポ ー トーlonovateAmerica"の. 調 査 ・分. 〉 科 学 技 術 振 興 機 構,2005. 開 原 成 允 ・大 江 和 彦 ・上 野 智 明 ・大 西 大 輔,「 座 談 会 り安 価 な シ ス テ ムへ.1,rn刊. 基 金 」IJuly2009,社. 情 報 化 が も た らす 医療 の将 来 会t#G;診. 経 済 産 業 省 イ ノ ベ ー シ ョ ン エ コ シ ス テ ム 研 究 会,『 平 成20年. 第1回. 標 準化 で よ. 療 報 酬 支 払 基 金,2009.pp、7‑10 度報告書. 日本の 強 み を活 か した元 気 の 出 る イ. ノベ ー シ ョ ン エ コ シ.ステ ム 構 築 に 向 け て 』,経 済 産 業 省,zoos. 厚 生 労 働 省,… 「 医 療 ・健 康 ・介 護 ・福 祉 分 野 の 情 報 化 グ ラ ン ドデ ザ イ ン」,厚 生 労 働 省,2007. 内 閣 府,『 長 期 戦 略 指 針.イ ノ ベ ー シ ョ ン25i,内 日 本 医 師 会,『 日 医n'化u'n』,H4医. 閣 府,2007.. 師 会,2001.. ,「 日 医 標 準 レ セ プ ト稼 動 状 況2009‑10‑15現. 在 」,ORCAプ. http:〃www.orca.med.ocjp/orca/ni鳳tei/kadou.rhtrnl,最 ,「 平 成21年. 度[i本i師. ロ ジ ェ ク トホ ー ム ペ ー ジ,. 終 確 認2009/W30。. 会 事 業 計 画 」,[:.1医. 雄 誌.{第138巻. ・第2号. 別 冊,日. 本 医 師 会,zoos,. pp.14‑20 社.会 保 障 診 療 報 酬 支 払 基 金,「 『月 刊 基 金 』Apii12009,社 TheeHealthlnitiative,鞠. 『社 会 保 障 診 療 報 酬 支 払 基 金 事 業 指 針 」(̀FnF21年. 度 一23年. 度)に. つ い て 」,. 会 保 障 診 療 報 酬 支 払 基 金,zoos,pp,7一?a. 版 ゴ㎏1b姻74施. αη碗8駕. 砺gJ伽S嬢. εσH2α"〃. 吻 朋 α'魏 趣 碗 αηgθ,theeHealth. hitiaNve,200J. ..上 野 智 明,静 て1,H本. 岡4医. 師 会 平 成21年. 度 第1回ORCA講. 習.会 資 料. 医 師 会 総 合 政 策 研 究 機 構,2009.8.26.. 一39一. 「レ セ プ ト オ ン ラ イ ン化 の 現 状 と 課 題 に つ い.
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