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研修業務受託機関用 本ガイドラインは 以下の著作物より引用 転載をおこなっています また 参照先については 同著作物の名称 内容 項目 頁を示しています 著作権ガイドブック 2005 年 6 月 JICA 総務部 著作権テキスト ~ 初めて学ぶ人のために ~ 平成 18 年度 19 年度改訂版文化庁

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(1)

研修事業における著作権ガイドライン(第一版)

2008 年 7 月

(2010年11月訂正版)

独立行政法人国際協力機構

研修業務受託機関用

(2)

本ガイドラインは、 以下の著作物より引用・転載をおこなっています。

また、参照先については、同著作物の名称、内容、項目、頁を示しています。

『著作権ガイドブック』2005年6月 JICA総務部

『著作権テキスト~ 初めて学ぶ人のために ~』 平成18年度、19年度改訂版 文化庁長官官 房著作権課

『誰でもできる著作権契約マニュアル』 平成18年3月 編集・発行文化庁長官官房著作権課 上記の文化庁長官官房著作権課による資料は、「自由利用マーク」の付された著作物です ので、文化庁ホームページでの閲覧およびダウンロードにより、一定条件内での利用が可能です。

利用の際は必ず下記サイトを確認下さい。

www.bunka.go.jp/jiyuriyo

研修業務受託機関用

(3)

目次

1.著作権ガイドライン作成の背景と目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2.著作権の取扱いと処理(研修員受入業務における各段階の処理の流れと関係者の役割)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

(1)契約段階

・研修委託契約の締結

(2)実施段階

1)研修及び著作物利用許諾の依頼 2)講師による教材の作成

3)研修員に対する著作物利用許諾範囲の確認

(3)整理段階

・個々の著作物の著作権処理状況の確認

3.研修事業と著作権・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

(1)研修事業において著作物となり得るもの

(2)著作物の作成と利用の関係

(3)研修事業における著作権処理の留意点

(4)研修委託契約と著作権処理に係る各種契約のフロー

4.著作権用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

【様式】

様式1:研修委託契約書ひな形

様式2-1:研修(講義及び教材作成)・著作物利用許諾依頼 様式2-2:原稿作成に関する注意事項 様式3-1:研修著作物(教材)利用許諾書 様式3-2:研修著作物(教材)利用許諾書(複数教材作成用)

様式4著作物利用許諾申請書(兼許諾書)

様式5:著作物の利用条件同意書 様式6:著作物の利用条件一覧

研修業務受託機関用

(4)

JICAの研修事業においては、研修テキストや補助教材等の資料などだけでなく、講師による講義そのものや研修 員が作成する各種レポートなど、様々な形態の著作物が作成・利用されています。その中には、一研修プログラム だけでなく、研修事業全体もしくはJICA事業全体に有益となり得る著作物も多く生み出されていると考えられます。

他方、作成されている著作物に着目すると、原作成者から翻訳を経て研修員に渡る過程、研修中の利用、研修終 了後の各々の立場での利用、他の著作物を利用したテキスト作成や既存著作物そのものの利用など、研修事業の 実施にあたって著作権に関する十分な注意が必要となる場面があります。

しかしながら、現状では、著作権に関する適切な権利確認がなされていないために、ある研修プログラムで作成さ れたテキストが有益なものであるにもかかわらず、そのテキストを他のプログラムでは使用することができない、もし くは、研修員が帰国後に研修成果を共有したいが、どこまで著作物を利用(複写・配布・翻訳等)してよいのか分から ない、といった問題が実際に生じています。また、近年の知的財産権に対する意識の高まり、知的財産権に関する 訴訟が数多く起こされている状況を鑑みると、多くの著作物を取り扱う研修事業においても、同様のリスクを抱えて いると考えるべきです。

このように、研修事業における著作権への対応を整理し、JICAのみならず、研修業務受託機関や協力機関、講師 など関係者の理解と協力を得つつ、取り組んでいくことが喫緊の課題となっています。

1.著作権ガイドライン作成の背景と目的

研修業務受託機関用

(5)

1.著作権ガイドライン作成の背景と目的

研修事業全体で有効に活用 される教材が数多く生み出さ れている可能性がある

多額の費用を用いて作成された 教材が有効に活用されていない

さまざまなリスクを抱えたまま事 業が進められている

研修事業では多種多様な形態の著作物が作成・利用されている

etc…

研修テキスト 補助教材 各種レポート 講義そのもの

・ある研修で使用した教材が研修員に非常に好評 だったのに、他の研修では利用できない…..

・研修員が帰国後に、研修中に配布されたテキスト をどこまで利用してよいのかわからない…..

・著作権に関連したトラブルが発生すると、最悪の場 合は訴訟に発展する可能性も…..

研修で使用されている教材の可能性

研修で使用されている教材を、

どのような目的、範囲であれ ば利用してよいか不明確

著作権が整理されていない

・他の著作物を利用して作成されている教材も多い

・現作成者、翻訳者、研修員など多様な関係者が関わっている

・研修員が帰国後にも利用している 研修で使用されている教材の現状

にもかかわらず

考えられるリスク

研修業務受託機関用

(6)

そこで、研修事業に関連する著作権の諸問題に対して、適切な権利確認や利用許諾を行うための具体的な作業・様式 等をまとめた本ガイドライン(JICA担当者用、研修業務受託機関用)を策定しました。ご協力いただく研修業務受託機関 にもガイドラインの趣旨と必要な手続きについて十分共有のうえ、ご理解を得て運用していただくようお願いいたします。

ガイドラインを整備するにあたっての基本的な方針は次の3点です。

 研修業務受託機関やJICAが著作権侵害の当事者となることを避けられるようにする

 研修事業において作成された種々の著作物を有効に活用・共用できるようにする

 必要最小限の手続きで適切に著作権管理が行えるようにする また、本ガイドライン運用のポイントは次の4点です。

1. 研修依頼の際に、著作権利用許諾の範囲を教材ごとに確認する

著作権利用許諾の範囲について定型化しておき、教材ごとに確認することにより、著作権者が許諾した範囲内での利用がより 確実になる。

2. 研修で使用する教材について、著作権譲渡ではなく利用許諾を求めていくことを原則とする。

JICAが著作権の譲渡を受けた場合、原著作者がその著作物を自由に利用することはできなくなり、利用するたびにJICAに 利用許諾を求める必要が出てくるなど、著作権管理に膨大な労力が必要となる。また、このような原著作者に不利な条件の 承諾が得られるとは考えがたく、実情に合わない。

3. 研修員に対して、帰国後の教材利用の範囲について合意を求める

研修員が帰国後に教材を利用できる範囲を明確にしておき、日本の著作権者とのトラブルを未然に防止するとともに、研修員 が研修成果を帰国後により活用・普及できるようにする。

4. 研修員自身が作成する著作物(レポート類等)をJICAが利用できるよう明確にする

研修員が作成した著作物をJICAが利用することについて、 帰国前に同意書を取り付けることにより、トラブルを未然に防ぐこと ができるようにする。

1.著作権ガイドライン作成の背景と目的

研修業務受託機関用

(7)

7

2.著作権の取扱と処理

【研修員受入業務における各段階の処理と関係者の役割】

(書類の受け 渡し支援)

2)研修及び著作物利用許諾の依頼(教材作成に関する 注意事項の説明、教材の利用許諾範囲の確認)

<実施段階>

1)研修員に対する著作権方針の周知(来日後ブリーフィ ングの実施)

(研修員への 同意書配布・回 収を支援)

6)研修員に対する著作物利用可能範囲の確認(著作物 の利用条件同意書作成、研修中配布した教材の利用可 能範囲の明示、帰国後の利用に係る同意取り付け)

4)講師による教材の作成(各講師が必要に応じて第三者 の著作物利用許諾を得る)

5)JICAが著作権の譲渡を受ける場合(JICAと講師が契

約を交わす)

<契約段階>

研修委託契約の締結(著作権処理に係る業務内容の確 認)

3)翻訳機関等との契約確認(翻訳した教材の著作権につ

いてJICAへの譲渡を確認)※

<受入準備段階>

研修員に対する著作権方針の周知(著作物の作成と利用 に関する遵守事項をアプリケーションフォームに掲載)

<整理段階> 個々の著作物の著作権処理状況の確認

(研修で使用した教材の利用可能範囲一覧及び講師から 取り付けた利用許諾書(写)のJICA提出)

研修員 研修監理員

研修実施支 援業務/翻訳 業務受託機 関等 講師/講師 JICA

所属機関 研修業務

受託機関

○実施主体 △側面支援など

※平成21年度以降の対応とする(現状では、翻訳した教材の著作権は翻訳機関等に帰属)

研修業務受託機関用 研修業務受託機関関連

(8)

① 研修委託契約

講師各々の著作権処理につ いて確認・整理報告を行う条 項を研修委託契約書に明記。

JICA

研修業務 受託機関

講師の所属機関

各講師

(著作者)

各講師(著作者)

③ 利用許諾申請

「第三者が著作権を有する著作物」の使用無し、あるいは他人 の著作物を適法条件内で許諾不要により使用する場合

→利用許諾を原則とする(譲渡も可能)

(1)利用許諾を受ける場合:著作権は講師(著作者)に帰 属する、著作者の著作者人格権は留保される

(2)譲渡を受ける場合:著作権はJICAに譲渡される、講 師(著作者)の著作者人格権は不行使とする

⑤ 著作物利用許諾に係 る報告

「第三者(原著作者)が著作権 を有する著作物(原著作物)」

を使用、あるいはその現物を 使用する場合のみ利用許諾申 請を行う。

第三者(原著作者)

の著作物

「第三者が著作権を有する著作物」を使用、あ るいはその現物を使用する場合 →利用許諾を 原則とする

・著作権は第三者(原著作者)に帰属する、

原著作者の著作者人格権は留保される、

著作物の利用許諾を得ることによりJICAが 利用する

教材の作成状況に応じて利 用許諾書(写し)と共に、業務 完了報告書に添付。

講義依頼・教材作成依頼の 際に著作物利用許諾内容に より契約する。

また、第三者の著作物(原著 作物)を使用する場合、利用

許諾書(写し)を添付する。 ② (著作物利用許諾契約)

② 著作物利 用許諾契約

② 著作物利 用許諾契約

2.著作権の取扱と処理

【研修委託契約と著作権処理に関する各種契約のフロー】

③ 利用許諾申請

③ 利用許諾申請

④ 許諾

④許諾

④許諾

研修業務受託機関用

(9)

2.著作権の取扱と処理

(1)契約段階

・研修委託契約の締結

JICA

研修業務受託機関

→著作権処理に係る委託業務内容を確認し、契約を締結する

【作業の流れ】 【ポイント】

①従来の研修委託契約から整理された点は、

a) 各講師への研修依頼と利用許諾内容の確認

→講師が作成した研修教材について、その利用許諾内容を確 認する。

b) 講師による教材作成時のコピーや翻訳についての適法利用 確認

→研修教材作成時の注意事項について、例えば、教材の中で、

引用の範囲を超えて第三者が著作権を有する著作物(原著作 物)を転載、或いはその現物を使用する際には、講師が原著作 者に対して、利用目的と利用条件(範囲)に基づいて利用許諾を 得る必要があることを、原稿依頼時に説明する。

c) 教材毎の著作権処理に係るJICAへの報告

②研修委託契約における著作権の取扱いについて、趣旨及び 具体的な作業の流れ等についてJICAは研修業務受託機関に 対し、説明を行う。

①契約内容 の確認

②受託機関 への説明

③契約内容 の了解

【様式】

①研修委託契約 書:様式1

研修業務受託機関用

運用に当たって(補足)

・研修業務受託機関、各講師/講師所属機関が作成し、JICA負担により翻訳した教材(二次 的著作物)の著作権は翻訳会社(又は翻訳者)に帰属するが、翻訳会社⇔翻訳業務委託機関 間の契約において、JICAに譲渡するものとする。(但し、本ガイドラインの導入が年度途中 のため、平成21年度以降の対応とする。現状では、二次的著作物の著作権は翻訳機関等に帰 属)

(10)

2.著作権の取扱と処理

(2)実施段階

1)講師の選任(講義・教材作成依頼、教材の利用許諾範囲確認)

研修業務受託機関

講師(著作者)/講師所属機関

①著作権処 理に係る説明

→研修業務受託機関から講師/講師所属機関への研修依頼の際、原稿作成の注 意点を説明する。また、著作物の利用許諾範囲を確認する

【作業の流れ】 【ポイント】

②研修(講義 及び教材作 成)依頼

①②講師/講師所属機関が教材を作成する際 の注意点を説明すると共に、研修員やJICA事業 での利用許諾について依頼する。

③④の詳細は2.(2)2)参照のこと。

⑤利用許諾書については教材と同時に提出され ることが望ましいが、遅くとも講義当日までには 提出するよう、依頼する。

⑤教材と利用 許諾書の提出

第三者(原著作者)

③著作物の利 用許諾申請

④許諾

(必要に応じて)

【様式】

①原稿作成に関する注意事 項:様式2-2

②研修(講義及び教材作 成)・依頼及び著作物利用許 諾依頼:様式2-1

研修業務受託機関用

運用に当たって(補足)

・権利処理を行う範囲について、全ての教材に対して利用許諾範囲を確認することが望ましい が、運用上は、a) JICA負担にて翻訳した教材、b)原稿謝金を支払った教材とする。

・A4サイズ4〜5枚以下の軽微なメモ・レジュメ・既存出版物・冊子パンフレットは基本的に 権利処理の対象外とする。但し、講師/講師所属機関への研修依頼時においては、作成される 教材の内容や数量、形態が分からないため、全ての講師から利用許諾書を取り付けることを前 提とする。

・JICAが教材を利用できるのは様式3「研修著作物(教材)利用許諾書」に示された当該研修 での利用に加え、講師(著作者)が認めた範囲及び、第三者(原著作者)の著作物を利用して いる場合には第三者(原著作者)が認めた範囲に限られる。

・研修類型が「人材育成普及型」及び「課題解決促進型」の場合、研修中の教材、資料等は研 修員による帰国後の活動に参考となるため、可能な限り利用許諾を得ることが望ましい。

・予め、教材を作成しないとの講師/講師所属機関との合意がある場合は、各機関で通常使用してい る研修依頼文書にて対応する。

⑤研修著作物(教材)利用許 諾書:様式3-1、3-2

(11)

2.著作権の取扱と処理

(2)実施段階

2)講師による教材の作成(第三者が著作権を有する著作物を講師が教材に利用する場合)

講師(著作者)

第三者(原著作者)

→講師(著作者)が各自、必要に応じて第三者(原著作者)の利用許諾を受ける

【作業の流れ】 【ポイント】

①利用許諾 の申請

①(「第三者が著作権を有する著作物(原著作 物)」を転載或いはその現物を使用する場合に)、

第三者の著作物の、利用目的、利用期間、利用 媒体、利用者など、用途を明確にし、第三者(原 著作者)に許諾を申請する。

その際、当該研修コースでの利用に加え、二次 的利用(研修員帰国後の利用、JICA事業での 利用、一般公開等)についても許諾範囲を確認 する。

②許諾

【様式】

①著作物使用許諾申請書

(兼 許諾書):様式4

研修業務受託機関用

運用に当たって(補足)

・第三者(原著作者)の著作物の「引用」に当たる場合には、第三者からの許諾は不要。

許諾不要の例外については、「4.著作権用語集」を参照。

(12)

→研修中に配布した著作物の利用許諾範囲、及び研修員が作成した各種レポートのJICA事 業での利用について同意を得る。(JICAが実施、研修業務受託機関は支援)

2.著作権の取扱と処理

(2)実施段階

3)研修員に対する著作物利用許諾範囲の確認

JICA

研修員

②③研修員帰国前(評価会等を想定)に、JICAの著 作権方針(アプリケーションフォーム掲載))、同意書 取り付けの趣旨、研修中に配布された個々の著作物 の利用可能範囲、について説明する。同意を求める 範囲としては、a) 研修中に配布した教材、b) 研修員 が作成・提出した各種レポートをJICAが利用すること、

とする。

⑤研修員から取り付けた同意書(原本)は、各国内機 関において保存する。(写し)を研修員に渡す。

運用に当たって(補足)

・研修業務受託機関がどのタイミングで利用条件同意書(案)をJICAに提出するか(評価 会の数日前を想定)、関係者間で予め設定しておくことが望ましい。

・利用許諾書が取り付けられなかった教材について、研修員への配布を中止するか、或い は利用許諾範囲を講師に口頭で確認し研修員に配布するかについては、JICAで判断する。

【作業の流れ】 【ポイント】

②著作権の方針 について再度説明

③著作物の利用 可能範囲を説明

④利用範囲につ いて了解、同意書 に署名

⑤同意書を保存

【様式、参考資料等】

研修業務受託機関用

研修業務受託機関

①著作物の利用 条件同意書(案)

を提出(研修監理 員経由でも可)

①各教材(著作物)のタイトル、講師名、利用許諾内 容等を確認し、評価会前にJICAに提出する。(様式5 の案となるもの)

(13)

2.著作権の取扱と処理

(3)整理段階

・個々の著作物の著作権処理状況の報告

講師/講師所属機関

研修業務受託機関

③業務完了報告書に添付するのは、

・著作物の利用条件一覧 (当該研修以 外での利用可否、利用可能な場合の範 囲・利用方法 など著作物ごとにレベル 分けしたもの)

・利用許諾申請書(兼許諾書)(写し)

・研修(講義および教材作成)・著作物利 用許諾書(写し)

なお、原本は研修業務受託機関にて保 存する。

JICA

→教材毎の著作権処理状況(利用条件)を業務完了報告書に添付し、JICAに報告する

【作業の流れ】 【ポイント】

①著作物の利用 許諾書を提出

②教材ごとの著 作権処理状況を 確認・整理

③著作物利用条 件一覧にまとめ、

業務完了報告書 と共に提出

①利用許諾書については教材と同時に 提出されることが望ましいが、遅くとも講 義日当日には提出するよう、依頼する。

【様式】

③著作物の利用条件一覧:

様式6

研修業務受託機関用

運用に当たって(補足)

・講師から利用許諾書が提出されたことを確認後、原稿謝金を支払うこととする。極力取 り付けを促すこととするが、研修員帰国前までに提出が無い場合は、作成された教材の当 該講義以外での利用は行わないこととする。

・同一教材(内容変更無し)を次年度以降に利用する場合で初年度に利用許諾書を取り付 けており、かつ利用許諾範囲に変更が無い場合、許諾書の改めての取り付けは不要とする。

(14)

研修事業で使用されるすべての配布・発表等による資料をさします。

(ただし、業務上作成・提出される事務的資料を除く。)

また,講義やレポート・報告会の発表そのものや、それらに使用される 発表資料も著作物です。

1) 著作者による著作物(原作)

2) 二次的著作物(翻訳)

3)第三者が著作権を有する著作物(テキストに引用や転載、あるいは現物) 4)講演(講義、レポート・報告会、講演会など)

○著作物の具体例

-1 研修テキスト

・講義用配布テキスト(翻訳)

・新規作成テキスト(原作)

・過去に研修用に作成、改訂された既存テキスト(原作)

・講師自身の既存作成論文(原作)

・パンフレットや冊子、既存出版物から翻訳した資料 など -2 補助教材等の資料

・講義用および参考用に配布する講師作成資料

・講義中に上映する写真、映像、音楽などによる発表資料

・配布するパンフレットや冊子、既存出版物

・配布する写真、映像、音楽などの記録物、データ など -3 講習、講演会 など

3.研修事業と著作権

(1) 研修事業において著作物となり得るもの

講師 研修員

-1 研修員レポート

・カントリーレポート

・専門分野レポート

・中間レポート

・ファイナルレポート

・アクションプラン など

-2 研修員が発表または持参・配布する資料

・レポート発表中に上映する発表資料

・配布する国や所属機関作成のパンフレットや冊子などの既存印刷物

・配布する写真、映像、音楽などの記録物 など -3 レポート・報告会 など

研修業務受託機関用

- 「研修業務受託機関(その機関所属の講師)」あるいは「JICA および研修受託機関より依頼を受けた講師(各個人)や講師の所 属機関」

(15)

JICA

研修業務受託 機関

研修実施機関

各講師

(著作者)

各講師

(著作者)

第三者(原著作者)

の著作物

各国

研修員

研修員所属機関

翻訳業務 受託機関

「第三者が著作権を有する著 作物(原著作物)」を使用、ある いはその現物を使用

研修テキスト ・補助 教材等の資料 研修テキスト(翻訳) 翻訳機関等(二次的

著作物の著作者)

研修テキスト(翻訳)

<凡例>

契約関係

講師作成テキスト・研修テキスト(翻訳)、講義など 研修員作成レポート、発表など

著作物の他研修での利用、・

JICA事業での利用、・テキスト 情報のデータベース化など

所属機関および自国の他 機関への成果利用

各々の成果利用、翻訳物 の利用、他の目的に利用

研修員レポート ・研修員が発 表または持参・配布する資料

翻訳物の利用

講義、レポート・報 告会などの発表

各講師

(著作者)

(2) 著作物の作成と利用の関係

3.研修事業と著作権

他機関

研修業務受託機関用

研修事業で作成・使用された著作物は、利用許諾を得ることにより、

当該研修案件のみならず、他のJICA事業や研修員所属機関等で 活用されることになる。

(16)

3.研修事業と著作権

(3)研修事業における著作権処理の留意点

1)著作物の作成について

研修業務受託機関用

①研修員/研修員所属機関・国への対応

JICAが研修員を募集し選考する際、相手国において適用される著作権法上のルールを確認し、日本国の法規と照らし合わせることが望ましいが、研修 員(所属先機関・相手国)に対し、アプリケーションフォームにて「原稿作成に関する遵守事項」を明示した上で応募がなされることにより、研修の参加条件 及び著作物作成の最低条件とすることが出来るものとする。

②研修業務受託機関への対応

JICA及び研修業務受託機関から、講師や講師の所属機関に依頼する場合や、作成する資料の中で「第三者(原著作者)が著作権を有する著作物

(原著作物)」を引用や転載、或いは、その現物を使用する際には、その著作権者に対して、利用目的と利用条件(範囲)に基づき、研修業務受託機関が 適切な使用方法及び許諾処理を行う必要があることを、これら機関及び各講師に対して理解を得るものとする。

③翻訳業務受託機関

翻訳機関等に依頼する場合についても、それら機関に対して、利用目的と利用条件(範囲)に基づき適切な取扱いを行う必要があることを、翻訳業務受託機関 に対して理解を得るものとする。

いずれの場合においても、利用目的と利用条件(範囲)を超えるものについては、別途協議を必要とする。

(17)

3.研修事業と著作権

(3)研修事業における著作権処理の留意点

2)講師が作成した著作物の利用について

研修業務受託機関用

当該研修での利用許諾内容:著作者(講師)が実施する当該研修※での講義において、下記の項目につき利用許諾を得たものとする。

①複製/配布(研修員、研修監理員、研修業務受託機関関係者、JICA関係者、講義の聴講を認められたもの、その他講義を実施するに際し、配布が必要 と思われる者の人数分及び保管資料用)

②翻訳(英語その他当該研修で必要とする言語)

③上記①②に伴う、教材(著作物)及び二次的著作物(翻訳)における必要最低限と認められる変更(誤字脱字修正、年月日、研修コース名、データ形態)

※通常3年間継続するが、同一目的・同一内容である限り、更新された研修案件においても有効とする。

当該研修以外での利用許諾内容:「当該研修での利用許諾内容」に加え、以下のうち、講師(著作者)及び第三者の著作物を利用している場合には、第三者

(原著作者)が認めた内容において、JICAは教材(著作物)及び二次的著作物(翻訳)を利用できる。

①研修員による帰国後の利用:JICA事業の趣旨から、研修に参加した研修員本人が、帰国後に研修成果を所属機関や自国の関係者に拡大することが期 待されている。研修員(所属機関・相手国)に対し、アプリケーションフォームにて「著作物利用に関する遵守事項」を明示した上で、帰国前に「著作物の利用 条件同意書」を確認することにより、教材利用を許諾する。

a) 複製(翻訳物を含む)/配布(研修員の自国内関連機関)

b) 翻訳(現地語或いは他言語)

c) 研修員が作成する報告書等への一部利用 d) 電子データ化し、研修員に配布

②他の研修コースなど、JICA事業での利用

a) 複製(翻訳物を含む)/配布(JICA事業関係者)

b) 翻訳(現地語或いは他言語)

c) 改変、要約、抜粋(含む翻訳・翻案)

d) 電子データ化し、JICA研修事業関係者限定(研修員、研修業務受託機関関係者、JICA関係者、研修監理員など)ウエブサイト等への掲載

③一般への公開

a) JICA図書館(開発研究所(仮称)内)での閲覧 b) 外部団体・個人からの求めによる複製の配布

(18)

3.研修事業と著作権

(3)研修事業における著作権処理の留意点

2)講師が作成した著作物の利用について

研修業務受託機関用

利用許諾の条件

①作成された教材(著作物)の著作権は、講師(著作者)に帰属する。JICA費用負担にて翻訳した教材の著作権は、翻訳機関等(二次的著作物の著作者)

に帰属する。(H21年度以降は、翻訳機関等からJICAへの譲渡を行うことで調整中)

②講師(著作者)は、JICAからの個別の許諾を得ることなく、その教材(著作物)の利用をおこなえる。

③講師(著作者)は、教材(著作物)よりJICAが作成する二次的著作物(翻訳)がある場合、非営利目的に限り、「当該研修以外での利用許諾内容」と同等の 範囲で利用を行うことができる。

④JICAは、「当該研修での利用許諾内容」、及び「当該研修以外での利用許諾内容」のうち、講師(著作者)及び第三者の著作物(原著作物)を利用している 場合には、第三者(原著作者)が認めた範囲において教材(著作物)及びその二次的著作物を利用することが出来る。

⑤JICAは教材の利用にあたって、議事録、講義要旨及びこれらの翻訳、講義用教材の編集・加工を行うときには、予め講師(著作者)に対して内容確認の 機会を与えなければならない。

⑥JICAは教材の利用にあたって、講師(著作者)が著作権者である旨の著作権表示を行う。また、編集著作物を作成する際は、JICAが編集又は監修者で ある旨の編集著作権表示を加えて表示する。

JICA以外による利用(他者が作成した教材を研修業務受託機関や講師が利用する場合)

教材(著作物)及び二次的著作物(翻訳)を利用する場合は、利用条件、許諾の対価などについて当事者同士による協議を行うものとする。

3)研修員が作成した著作物の利用について

JICAによる利用

①利用範囲:JICA事業全般(例:他研修案件の講義における参考資料、プロジェクト形成時の参考資料)

②利用方法:主に、JICA研修事業関係者限定(研修員、研修業務受託機関関係者、JICA関係者、研修監理員など)ウエブサイト等への掲載

(19)

研修委託契約において 「資料等の帰属」 を選択 (1)著作権をJICAに譲渡す る場合

(2)情報公開法に基づき公開 する旨明記する場合(著作権 は受託者のまま)

JICA

研修受託 機関

研修実施 機関

各講師

研修及び 教材作成

依頼 研修及び教材作成

依頼

研修及び 教材作成 依頼

版権使用許諾

「第三者が著作権を有する著作物」を使用、あるいはその現物を 使用する場合

著作権の原著作者帰属、原著作者の著作者人格権の留 保、原著作物及び著作物の利用許諾によるJICA利用 講師自身の発表論文を使用する場合→

・著作権のJICA帰属、著作者人格権の不行使、

・著作権の原著作者帰属、著作者人格権の留保 新規作成テキスト・既存テキスト を使用 する場合→

著作権のJICA帰属、著作者人格権の不行使 いずれか選択 <例>

「第三者が著作権を有する著作物」

を使用、あるいはその現物を使用 第三者(原著作

者)の著作物

各講師

3.研修事業と著作権

(4)研修委託契約と著作権処理に係る各種契約のフロー

(従来の処理の場合)

研修業務受託機関用

(20)

① 研修委託契約

講師各々の著作権処理につ いて確認・整理報告を行う条 項を研修委託契約書に明記。

JICA

研修業務 受託機関

講師の所属機関

各講師

(著作者)

各講師(著作者)

③ 利用許諾申請

「第三者が著作権を有する著作物」の使用無し、あるいは他人 の著作物を適法条件内で許諾不要により使用する場合

→利用許諾を原則とする(譲渡も可能)

(1)利用許諾を受ける場合:著作権は講師(著作者)に帰 属する、著作者の著作者人格権は留保される

(2)譲渡を受ける場合:著作権はJICAに譲渡される、講 師(著作者)の著作者人格権は不行使とする

⑤ 著作物利用許諾に係 る報告

「第三者が著作権を有する著 作物(原著作物)」を使用、ある いはその現物を使用する場合 のみ利用許諾申請を行う。

第三者(原著作者)

の著作物

「第三者が著作権を有する著作物」を使用、あ るいはその現物を使用する場合 →利用許諾を 原則とする

・著作権は第三者(原著作者)に帰属する、

原著作者の著作者人格権は留保される、

著作物の利用許諾を得ることによりJICAが 利用する

教材の作成状況に応じて利 用許諾書(写し)と共に、業務 完了報告書に添付。

講義依頼・教材作成依頼の 際に著作物利用許諾内容に より契約する。

また、第三者の著作物を使 用する場合、利用許諾書(写 し)を添付する。

② (著作物利用許諾契約)

② 著作物利 用許諾契約

② 著作物利 用許諾契約

3.研修事業と著作権

(4)研修委託契約と著作権処理に関する各種契約のフロー

(本ガイドラインに沿った処理の場合)

③ 利用許諾申請

③ 利用許諾申請

④ 許諾

④許諾

④許諾

研修業務受託機関用

(21)

「著作物」は,著作権法の規定では,

著作物=「思想又は感情を創作的に表現したもので あつて,文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属する もの」と定義されています

(第2条第1項第1号)。

著作物

「著作者」とは,

「著作物を創作する人」のことです

(第2条第1項第2号)

著作者 著作権

4.著作権用語集

「研修委託機関」「講師(各個人)」や「研修員」のことです。

また,翻訳業務受託機関や、教材に用いられる他の著作物 作成者「第三者」のことをいいます。

研修事業で使用されるすべての配布物や発表資料(「テキ スト(原作)」「講義テキスト(翻訳物)」「パンフレットや冊子な どの参考資料(補助教材)」「各種レポート」 )などのことです。

また,講義や報告会そのものや、それらに使用される発表 資料も著作物です。

著作権は登録などの手続きを一切必要とせず、著作物 を創作する者に自動的に発生する権利です。

広い意味の「著作者の権利(著作権)」には、

人格的利益(精神的に「傷つけられない」こと)を保護する

「著作者人格権」と,

財産的利益(経済的に「損をしない」こと) を保護する

「著作権(財産権)」

の二つがあります。

【参考】― 著作隣接権

「著作者の権利(著作権)」が著作物を「創作した者」に付 与されるものであるのに対して,「著作隣接権」は,著作 物などを人々に「伝達した者」 (実演家,レコード製作者,

放送事業者,有線放送事業者)に与えられる権利です。

法人著作が成立する場合を除けば、JICAが自動的に著作 権者となることはありません。

「講師」や「研修員」の著作物を利用する場合、契約により著 作物利用の「許諾」を得るか、著作権の「譲渡」を受ける必要 があります。

また、他の著作物や「第三者が著作権を有する著作物」を 使用している場合があることを認識し、取り扱いに注意しな ければなりません。

これら「著作権」は、文化庁所管となります。

【例】小説,講演,音楽,美術,映画,コンピュータ・プログラム,

データベースなど

研修業務受託機関用

(22)

他人の著作物は,著作権が制限を受けている場合のほか,原則として,著作権者に無断で利用する ことはできません。何らかの形で,法的に利用の権限を取得することが必要です。

(1) 著作権者から著作物の利用について許諾を受ける。

(2) 出版権の設定を受ける。

(3) 著作権の譲渡を受ける。

(4) 文化庁長官の裁定を受ける。

他人の著作物を「利用」するためには

○著作物利用許諾申請

・利用目的

・利用期間

・利用媒体

・利用者

など、用途を明確にし、許諾申請をする。

○許諾不要の条件

・保護対象となる著作物でない場合

・保護期間が切れている場合

・「権利制限規定」による「例外」の場合

※「引用」する場合がこれにあたります。

「転載」の場合、利用許諾が必要です。

他人の「著作物」「実演」「レコード」「放送」「有線放送」を,

「コピー」や「インターネット送信」などの方法で利用する には,原則として「権利者の了解」を得ることが必要です。

許諾とは、この「了解」のことです。

許諾 譲渡

広い意味の著作権(「著作者の権利」と「著作隣接権」)のうち,

著作権(財産権)は,契約によって他人に譲り渡すことができ ます。しかし、「著作者人格権」は、譲渡できません。

※納品された著作物を自由に利用したい場合は,発注 の時点で「著作権を発注者に譲渡する」とか「受注者(著 作者)は,発注者の行為について人格権を行使しない」と いった契約をしておくことが必要です。

4.著作権用語集

研修業務受託機関用

③「権利制限規定」による「例外」の場合

JICAがおこなう研修事業においては,この「例外」に当てはまるものとそうでないものがあります。

特に次にあげるものは、JICA研修事業では、許諾不要の「例外」とはならないことがありますので 注意が必要です。

「私的使用のための複製」⇒私的使用には該当しません

「図書館等における複製」⇒政令で認められた図書館等には該当しません

「教科書、教科書用拡大図書への掲載」「学校教育番組の放送等」「学校その他の教育機関での 複製」⇒これら教育機関に該当するか判断が分かれるところですので、原則として「許諾」をとって 利用するほうが良いでしょう。

教材を作成・配布する目的や講義をおこなう際に、他人の著作物を「利用」するためには、原則と して「許諾」が必要となります。

また、「引用」する際にも、許諾不要の「例外」として認められる範囲であったとしても、引用する相 手側の了解をとることが通例としてよく行われていますので、出来る限り「許諾」を取るようにした方 が問題が起きません。

(23)

様式1

研 修 委 託 契 約 書

1 契約件名 平成○○年集団「○○○○○○○」コースに係る委託契約

(研修員数 ○人)

2 履行期間 平成○年○月○日から平成○年○月○日まで

(但し、技術研修期間は平成○年○月○日から平成○年○月○日まで)

3 契約金額 金 ○○○○○ 円

(うち、取引に係る消費税額 金 ○○○○ 円:消費税額は、消費税法及び 地方税法の規定に基づき、契約金額に105分の5を乗じて得た消費税額及 び地方消費税額の合計額である。)

独立行政法人国際協力機構(以下「委託者」という。)と○○○○○○(以下「受託者」という。)と は、標記の業務について次の条項により委託契約を締結する。

(信義・誠実の義務)

第 1 条 委託者、受託者両当事者は、おのおの対等な立場において、互いに協力し、信義を守 り、誠実にこの契約を履行しなければならない。

(契約の目的)

第 2 条 委託者は、委託者が受入れた研修員の研修に必要な業務の実施を受託者に委託す る。

(業務の内容)

第 3 条 受託者の実施する業務の内容は付属書Ⅰ「業務実施要領」、付属書Ⅱ「研修実施計画 書」及び付属書Ⅲ「経費内訳書」に定めるものとする。

(再委託等の禁止)

第 4 条 受託者は、委託業務の実施を第三者に委託し、又は請負わせてはならない。ただし、

書面により委託者の承認を受けたときはこの限りではない。

(業務内容の変更等)

第 5 条 委託者は、やむを得ない理由により、第 3 条に定める業務の内容を変更する必要があ ると認められるときは、受託者に対して書面による通知により、契約書の業務内容を変 更し、又は一時中止し、若しくは打ち切ることができる。

2 前項の場合において、受託者に増加費用が生じ、又は受託者が損害を受けたときは、

委託者はその費用を負担し、又はその損害を賠償しなければならない。この場合にお いて、負担額、賠償額は委託者、受託者協議して定める。

(24)

様式1

3 前項の規定にかかわらず、委託者は、委託者の予見の有無を問わず、受託者の特別 の事情から生じた費用、損害、受託者の逸失利益及び第三者からの損害賠償に基づ く損害については責任を負わないものとする。

(概算払)

第 6 条 受託者は、委託者に対し契約金額の全額を契約締結後に請求することができる。

2 委託者は、前項の規定による概算払の請求があったときは、審査の上、支払い請求書 を受理した日から起算して 30 日以内に支払うものとする。

(契約金額の確定及び精算)

第 7 条 受託者は、委託業務が完了したときは、すみやかに業務完了報告書及び経費精算報 告書を委託者に提出しなければならない。金額の精算は、経費精算報告書に基づき、

次の各号の定めるところにより行うものとする。

(1) 研修員受入先業務諸費及び管理費については、付属書Ⅲ「経費内訳書」に定めら れた金額の範囲内において、定められた単価及び業務実績による。

(2) その他の経費については、契約金額の範囲内において実費による。

2 委託者は、受託者から提出のあった経費精算報告書の内容を検査し、契約金額の範 囲内で確定金額を決定し、これを受託者に通知しなければならない。

3 受託者は、前項による精算の結果、概算払いを受けた金額について余剰金が生じたと きは、これを委託者の指示に基づき、委託者の定める期間内に当該余剰金を返納す るものとする。

(遅滞金)

第 8 条 委託者の責に帰すべき理由により、第 6 条の規定による契約金額の支払が遅れた場 合には、受託者は、未受領金額につき、遅延日数に応じ、年(365 日とする)5 %の割 合を乗じた額の遅延利息の支払を委託者に請求することができる。

2 受託者の責に帰すべき理由により、第 7 条第 3 項の規定による余剰金の返納が遅れ た場合には、委託者は、未受領金額につき、返納期限の翌日から起算して返納を完了 するまでの期間の日数に応じ、年(365 日とする)5 %を乗じた額の遅延利息の支払を 受託者に請求することができる。

(帳簿等の整備)

第 9 条 受託者は、この契約に係る各業務に番号を付し、これによって諸帳簿の記帳及び証拠 書類を整備し、委託者の請求があったときは、これを提示しなければならない。

2 受託者は、前項に規定する諸帳簿及び証拠書類を、本業務を実施した年度の翌年度 から 10 年間保存するものとする。

(確認及び報告)

第 10 条 委託者は、必要と認めるときは、委託業務の進捗状況について確認し、若しくは受託

(25)

様式1

者に対し報告を求めることができる。

2 受託者は、前項の規定による請求があったときは、委託者に対し、報告をしなければ ならない。

(契約保証金)

第 11 条 委託者は、受託者の契約保証金を免除する。

(災害補償の免責)

第 12 条 履行期間中において、研修員が研修中に、生命または身体に損傷を受けた場合若しく は財産上の損害を被る場合は、受託者の故意または過失による場合を除き、受託者 はその責任を負わないものとする。

(損害等の措置)

第 13 条 履行期間中において研修員が研修に際し、受託者に対し、財産上の損害を与えた場 合、又は受託者の研修関係者の生命若しくは身体に損傷を与えた場合には、委託者 は誠意をもって問題の解決に当るものとする。

(委託者の解除権)

第 14 条 委託者は、受託者が次に掲げる各号の一に該当するときは、この契約を解除すること ができる。

(1) 受託者の責に帰すべき事由により契約の目的を達成する見込がないと明らかに 認められるとき。

(2) 次条に規定する事由によらないで契約の解除を申し出、契約の履行を果たさない とき。

(受託者の解除権)

第 15 条 受託者は、委託者が契約に違反し、その違反により業務を完了することが不可能とな ったときは契約を解除することができる。

(違約金)

第 16 条 第 14 条の規定により契約が解除された場合においては、受託者は、委託者に対し契 約金額の 10 分の 1 に相当する違約金を、委託者の指定する期間内に委託者に支払わ なければならない。

2 前条の規定により契約が解除された場合においては、委託者は、受託者に対し契約 金額の 10 分の 1 に相当する違約金を支払わなければならない。

3 第 14 条又は前条の規定により契約が解除された場合において、第 6 条の規定により 概算払金が支払われた場合においては、受託者は、委託者に対し、委託者が指定す る期限までに、受領済みの概算払金を返納しなければならない。ただし、契約を解除さ

(26)

様式1

れた日以前に生じた経費で委託者が認めたものについてはこの限りではない。

(施設の提供及び機材の使用)←JICAの施設を提供する場合に追記

第 17 条 委託者は、委託者が業務に必要と認める委託者の施設、備品、機材を受託者に提供 もしくは無償使用させるものとする。

2 受託者は、前項により提供された若しくは無償で使用する施設、備品、機材等につい て善良なる管理者の注意義務をもってこれを使用し、管理しなければならない。

3 受託者は、前項の施設、備品、機材等の使用に際し、滅失または棄損したときは、直 ちに委託者に届け出、原則としてその損害を負担するものとする。ただし、委託者がや むを得ない理由によると認めた場合は、この限りではない。

(情報開示)

第18条 委託者は独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(平成 13 年法律第 140 号)の規定による開示請求を受けた場合には、当該法の規定に従い、(資料等を含む)法 人文書の情報開示又は情報提供を行う。

(資料等の帰属)

第19条 受託者は委託者に対して、この契約に基づき作成し、委託者に納入した研修テキストや 補助教材等の資料等の著作権に関し、業務実施要領に定める処理を行うものとする。具 体的な処理方法については、委託者が別途定めるガイドラインに沿うものとする。

(秘密の保持)

第20条 委託者、受託者両当事者は、この契約に関連して知りえた秘密を秘密として保持し、こ れを第三者に開示してはならない。

2 前項の規定は、この契約が終了した後もその効力を有するものとする。

(個人情報保護)

第 21 条 受託者は、本契約において、第 3 条に定める業務(以下、本条において「業務」とい う。)において、委託者の保有個人情報(「独立行政法人等の保有する個人情報保護 に関する法律(平成 15 年法律第 59 号。以下「独立行政法人等個人情報保護法」とい う。)」の第 2 条第 3 項で定義される「保有個人情報」を指す。以下「保有個人情報」とい う。)を取扱う業務を行う場合は、次の各号に定める業務を負うものとする。

(1) 受託者の業務に従事する者(再委託又は下請負を行う場合には、再委託の受託 者と下請負人を含む。以下同じ。)に次に掲げる行為を遵守させること。ただし、予 め委託者の承認を得た場合は、この限りではない。

(イ) 保有個人情報について、改ざん又は業務の履行に必要な範囲を超えて利 用、提供、複製してはならない。

(ロ) 受託した業務に関して知り得た個人情報の内容を、業務の履行に必要な範 囲を超えて他人に知らせ、又は不当な目的に利用してはならない。

(2) 受託者の業務に従事する者が前号に違反したときは、独立行政法人等個人情報

(27)

様式1

保護法第 50 条及び第 51 条に定める罰則が適用され得ることを、受託者の業務に 従事する者に周知すること。

(3) 個人情報保護管理責任者を定めること。

(4) 保有個人情報の漏えい、滅失、き損の防止その他個人情報の適切な管理のため に必要な措置を講じること。

(5) 委託者の求めがあった場合は、保有個人情報の管理状況を書面にて報告するこ と。

(6) 保有個人情報の漏えい、滅失、又はき損その他の本条に係る違反行為等が発生 したときは、直ちに被害の拡大防止又は復旧等のために必要な措置を講ずるとと もに、速やかに発注者に報告し、その指示に従うこと。

(7) 本契約履行期間後、速やかに保有個人情報を、委託者に返却又は判読不可能な 方法により消去すること。ただし、業務実施要領に定める場合は除く。

2 前項第 1 号の規定については、本契約履行期間後であってもその効力を有するものと する。

3 委託者は、必要があると認めるときは、受託者の事務所等において、保有個人情報が 適切に管理されているかを調査し、管理状況が不適切である場合は、改善を指示する ことができる。

(疑義の決定)

第 22 条 この契約に定めのない事項又はこの契約の条項について疑義が生じた場合は、必要 に応じて委託者、受託者協議してこれを定めるものとする。

この契約の証として、本書2通を作成し、委託者、受託者記名押印のうえ、各自1通を保持する。

平成 年 月 日

委託者 受託者

(住所) (住所)

独立行政法人国際協力機構

○○国際センター契約担当役 (法人名)

所長 ○○ ○○ 印 (代表者氏名) 印

(28)

様式1

付属書 I

業 務 実 施 要 領

第1 総則

この要領は、委託者が委託する研修に関し、受託者が実施する業務が適正かつ円滑に実施 されるよう、その内容を定めるものである。

なお、この要領に定めていない事項については、受託者は随時委託者と協議のうえ、その業 務を進めるものとする。

第2 業務の内容

受託者は、付属書Ⅱ「研修実施計画書」に基づく研修の実施及びその運営に必要な以下の 業務を、委託者と密接な連絡をとりながら実施するものとする。

1. 研修日程調整及び日程表の作成 2. 講師・見学先・実習先の選定

3. 講義依頼、講師派遣等依頼及び教材作成依頼文書の作成・発信 4. 教材の複製や翻訳についての適法利用の確認

5. 講師・見学先への連絡・確認

6. JICA、省庁、他関係先等との調整・確認 7. 講義室・会場等の手配

8. 使用資機材手配 9. テキストの選定

10. 講師への参考資料(テキスト等)の送付

11. 講師からの原稿等の取り付け、配布等の調整、教材利用許諾範囲の確認 12. 講師・見学先への手配結果の報告

13. 研修監理員との連絡調整 14. コースオリエンテーションの実施 15. 研修員の技術レベルの把握

16. 研修員作成の技術レポート等の評価 17. 研修員からの技術的質問への回答 18. 研修旅行同行依頼文書の作成・発信 19. 評価会、技術討論会の準備、出席 20. 閉講式実施補佐

21. 研修監理員からの報告聴取

22. 講義・見学先謝金支払い、明細書送付を含む諸経費支払い手続き

23. 業務完了報告書作成(教材の著作権処理結果含む)、経費精算報告書作成、

24. 関係機関への礼状の準備・発信、資材資料返却 第3 個人情報の取扱い

(29)

様式1

本契約履行期間終了後、研修員からの質問・相談に対応するために必要な個人情報につい ては、本契約書第 21 条第 1 項 7 号の適用を除外する

(30)

様式1

付属書Ⅱ 「研修実施計画書」

付属書Ⅲ 「経費内訳書」

(31)

様式2-1 平成  年   月  日 殿

住 所

氏 名 JICA(直営の場合)又は研修業務受託機関の長   印

コース名称: ○○○○○研修

JICAが実施する標記の研修事業について、講義および教材の作成と、作成いただいた著作物の 利用許諾を下記の通り依頼させていただきます。格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

Ⅰ.講義内容

1. 講師 お名前: ご所属:

2. 講義名 「          」

3. 日時 平成  年   月  日(  ) :  ~  : 4. 場所

5. 研修員

6. 同行者 (通訳)

7. 旅費及び謝金 JICA研修実施経費の支出基準によりお支払いいたします。

Ⅱ.教材(テキスト・配布資料)作成:

1. 教材テーマ 「          」

2. 配布部数

3. 原稿提出〆切 平成  年   月  日(  )〆切

※翻訳作業のため、講義日の3週間前までに担当までお送りいただくよう お願いいたします。

4. 原稿作成料 JICA研修実施経費の支出基準によりお支払いいたします。

5. 原稿作成に関する遵守事項

(別紙「原稿作成に関する注意事項」のとおり)

Ⅲ.上記著作物(教材)に関する利用許諾

1.

2.

3.

4. ご記入後、署名・捺印のうえ、○○○○○あてご提出下さい。

教材を複数作成される場合は、別紙Ⅱ.教材内容、Ⅲ.上記著作物に関する利用許諾、を教材毎に ご記入下さい。

また、作成される著作物(教材)の当該研修以外での利用について、許諾頂けない内容がある場合 は、別紙Ⅲ.2「当該研修以外での利用許諾内容」に☑チェックして下さい。

別紙「研修著作物(教材)利用許諾書」Ⅰ.講義内容、Ⅱ.教材内容、をご記入下さい。

講師又は講師 所属機関の長

研修 (講義・教材作成)依頼及び著作物利用許諾依頼

JICAでは、研修事業実施を通じて作成される研修著作物(教材)の著作権処理を適切に実施し、有 益な教材の再利用を進めております。以下につきまして、ご協力の程宜しくお願い致します。

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