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編集後記 <特集:アルミ・銅>

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神戸製鋼技報/Vol. 62 No. 2(Oct. 2012) 105

編集後記

<特集:アルミ・銅>

* 2008年(Vol.58, No.3)以来 4 年ぶりの

「アルミ・銅」特集号をお届けいたします。

アルミニウム合金は軽量性,耐食性,加 工性,低温特性,導電性,熱伝導性,リ サイクル性に優れるとともに,光・熱・

電波の反射性や非磁性の特性をもつた め,それら特性を活かして,輸送機,容 器包装,建築をはじめとする多くの産業 分野で使われています。また銅合金も,

導電性,熱伝導性と加工性に優れるため,

IT産業を支える電気・電子機器や,熱交 換器などに用いられて我々の日常生活を 支えています。

*これらアルミニウム・銅合金のもつ特 性は,時代の要請である省資源,省エネ ルギー,低炭素社会,循環型社会の構築 に貢献するものであり,また発展著しい 情報通信・半導体分野などにおいてもそ の技術革新を支える基礎テクノロジーと なるものです。したがいまして,今後如 何に社会経済環境が変化しようとも,そ

の素材特性を活用した利用拡大がますま す望まれることは確実と考えておりま す。

*巻頭言で述べましたように,当社のア ルミ・銅事業部門はアルミ板,アルミ押 出,アルミ鍛造,銅板,銅管の 5 分野の 事業を中心に展開し,それぞれオンリー ワン製品を数多く実用化して前述の社会 的なニーズに対応してきました。今回の 特集号では,そういった当社 5 分野のオ ンリーワン製品を支える,材料技術の開 発状況,生産技術の発展状況,材料・製 品の利用技術の最新の進捗をご報告させ ていただきました。当社はこれら特徴の ある技術を核とし,今後とも新製品・新 技術の開発,提案を継続し,グローバル に展開する市場状況に対応していく所存 であります。需要家の皆様をはじめ,関 係各位の一層のご理解とご助言を賜れば 幸いです。

(橋村 徹)

≪編集委員≫

   委 員 長  杉 崎 康 昭    副 委 員 長  中 川 知 和    委   員  井 上 憲 一       清 水 弘 之       竹之下   登       中 島 悟 博       橋 村   徹       前 田 恭 志       三 村   毅       森   啓 之       吉 村 省 二        <五十音順>

   本号特集編集委員  橋 村   徹

第 62 巻・第 2 号(通巻第 229 号)

2012 年 10 月 10 日発行 年 2 回(4 月,8 月)発行 非売品    <禁無断転載>

発行人 杉崎 康昭

発行所 株式会社 神戸製鋼所     秘書広報部

    〒651−8585

    神戸市中央区脇浜町2丁目10−26       (神鋼ビル)

印刷所 福田印刷工業株式会社     〒 658−0026

    神戸市東灘区魚崎西町 4 丁目      6 番 3 号

神鋼リサーチ株式会社 R&D 神戸製鋼技報事務局

〒651-2271

神戸市西区高塚台 1 丁目 5 - 5

㈱神戸製鋼所内 FAX(078)992 - 5588 [email protected] お問合

わせ先

神戸製鋼技報

次号予告

<特集:溶接・接合技術>

*当社溶接事業部門の溶接材料は,国内 での実績をもとに,早くから海外に事業 展開しています。具体的には1968年タイ に電弧棒の生産販売拠点を設立して以 来,45年の歴史を有しています。また,

溶接事業は売上や収益の絶対値では他の 事業に比べて小さいですが,品質の安定 性と技術力の高さは国内外で高く評価頂 いています。

*現在は,海外に 9 生産拠点,4 営業所 を有し,国内 6 生産拠点と合わせて,国 内外で事業を展開しています。

*2007年に自動車車体用材料特集号にお いて本技報に数件掲載していますが,溶 接単独としては2004年「溶接・接合技術 特集」以来であり,9 年ぶりです。

*さて,次号においては,最近のアーク 溶接を中心とした溶接・接合技術開発の 方向性を概観し,海外事業ビジョンも併

せて示します。開発を強化している「溶 接ソリューション」を中心に,新開発の 溶接材料,溶接ロボットとその関連技術,

溶接冶金,さらにはレーザや電子ビーム を活用した溶接技術やその継手特性に関 して報告します。

*「溶接ソリューション」とは,溶接の 材料やシステムのみならず,両者を融合 させたプロセスを提案することです。具 体的には,顧客が高能率に健全な溶接が 行えるように,トータルで技術を提供し ようとする試みです。

*溶接事業部門の技術開発部隊は,湘南 の地藤沢にあり,12年 4 月には「技術セ ンター」を新設しました。「世界で最も信 頼される溶接総合企業を目指す」ことを ビジョンとし,新しい溶接技術を世界に 向けて発信しています。

(清水弘之)

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