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CVM練習問題
問題1
CVM調査において,次のような質問がなされたとしよう.
HHH JJJ,, 調査票サンプル
A地域の干潟は,水質浄化機能や,生態系を保全する機能を有しています.仮の話で すが「この干潟が失われ,そこでの水質浄化機能や生態系保全機能が失われてしまっ た状況」を想像してみてください.こうした干潟がある状態からない状態へと変化す ることを避けるために,干潟を保全するための資金として,みなさまから任意の募金 を募ったとします.あなたの世帯では,この募金額として,毎年一世帯当たり1,000 円を支払ってもよいと思いますか.一つに○印をつけてください.
1. はい(支払ってもよい) 2. いいえ(支払いたくない)
この質問形式に含まれる提示額(上のサンプルでは1000円)としては,1000円,5000円,10000 円が用意された.そしてそれぞれの提示額に対する支払意志をそれぞれ100人の回答者に質問した.
調査の結果,支払ってもよいと回答した人数,支払いたくないと回答した人数はそれぞれ下表に示 されるようになった.
提示額 回答者数 支払ってもよいと答えた回答者数 支払いたくないと答えた回答者数
1000 100 80 20
5000 100 40 60
10000 100 20 80
(1) このとき,推定される度数分布表はどのようになるか.次の⃝∼1 ⃝に適当な数字を記入せよ.10 階級 階級値 相対度数 累積相対度数
0∼1000 ⃝1 ⃝4 ⃝8
1000∼5000 ⃝2 ⃝5 ⃝9
5000∼10000 ⃝3 ⃝6 ⃝10
10000∼ 10000 ⃝7 1.00
(2) この度数分布表をもとに⃝WTP1 の平均値と⃝WTP2 の中央値を計算せよ.
2
解答
(1) ⃝1 1000 2 = 500
⃝2 1000 + 5000
2 = 3000
⃝3 5000 + 10000
2 = 7500
⃝4 ⃝より,0.28
⃝5 ⃝,8 ⃝より,0.69 −0.2 = 0.4
⃝6 ⃝,9 ⃝より,0.810 −0.6 = 0.2
⃝7 ⃝より,110 −0.8 = 0.2
⃝8 20 100 = 0.2
⃝9 60 100 = 0.6
⃝10 80 100 = 0.8
完成された度数分布表は次の通り.
階級 階級値 相対度数 累積相対度数
0∼1000 500 0.2 0.2
1000∼5000 3000 0.4 0.6
5000∼10000 7500 0.2 0.8
10000∼ 10000 0.2 1.00
(2) ⃝1 500×0.2 + 3000×0.4 + 7500×0.2 + 10000×0.2 = 4800 平均値は4800円
⃝2 中央値は,下図のxで表される.
O 累積相対度数
提示額 0.6
5000 0.2
1000 x 0.5
このxは次式を満たす.
0.6−0.2
5000−1000 = 0.5−0.2 x−1000 よって,
x= (0.5−0.2)×(5000−1000)
0.6−0.2 + 1000 = 4000 中央値は4000円