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群馬県産農産物の銘柄設定等意見聴取会議事録 1 開催日時:平成 24 年 1 月 23 日(月) 13:30~16:00 2 開催場所:関東農政局前橋地域センター 4階会議室 3 出席者: (行政機関) 群馬県農政部養蚕園芸課農産係補佐 原田 昌季 群馬県農政部養蚕園芸課農産係技師 川端 聖子 (学識経験者) 群馬県農業技術センター独立研究員 菅谷 隆幸 (生産者団体) 群馬県農業協同組合中央会 担い手支援センター審査役 曲輪 綱一 群馬県米麦大豆振興協会常務理事 伊藤 元幸 群馬県食糧集荷協同組合営業部長 飯塚 忠志 (実需者団体) 群馬県米穀卸協議会会長 群馬県第一食糧株式会社代表取締役社長 竹越 正博 (登録検査機関) あがつま農業協同組合農産部農産課長 深代 清 邑楽館林農業協同組合農畜産部米麦課長 平井 英男 (申請者) 全国農業組合連合会群馬県本部 畜産農産部米麦特産課長代理 武藤 章 全国農業組合連合会群馬県本部 畜産農産部米麦特産課副審査役 藤居 徹 全国農業組合連合会群馬県本部 畜産農産部米麦特産課調査役 宮崎 真 高崎市農業協同組合営農部営農支援課長 阿久澤正義 高崎市農業協同組合営農部営農支援課調査役 清水 誠 浅間酒造株式会社代表取締役専務 櫻井 武 (関東農政局) 生産部生産振興課検査技術指導官 大島 晃一 生産部生産振興課農政業務管理官 深津 正博 (前橋地域センター)主任表示・規格指導官 一場 一臣 農政業務管理官 島田 寛 4 議事: 司会:大島 本日、司会を務めさせていただきます、関東農政局生産部生産振興課検査技術指導官の 大島でございます。本日はよろしくお願いいたします。 始めに皆様方にお断りをしておきますけれども、本意見聴取会の検討の結果につきまし ては議事録又は議事要旨を作成させていただいて、その発言について生産局へ上げること になっておりますので、本日のご発言について録音させていただくという点についてご了 承いただきますようお願いいたします。 それでは、次に資料の確認ですが、資料一覧ということで 5 点ほど資料を用意しており

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ます。(別途資料の確認) それでは、意見聴取会を始めるに当たりまして、関東農政局生産部生産振興課深津より ご挨拶申し上げます。 関東農政局:深津 あいさつ 司会:大島 先程の冒頭の私の説明で一点漏れた点があります、議事録ですが、本日の申請内容を生 産局長に上げる際に付けるのですが、それとは別に議事録につきましては関東農政局のホ ームページに公表させていただきますのでよろしくお願いいたします。 本日の意見聴取会を円滑に進めるため、座長を選出したいと思います。また議事録又は 議事要旨を作成するため書記を選出したいと思いますが、座長及び書記の選出につきまし ては、ご一任いただければと思いますが、いかがですか。 出席者一同 異議なし。 司会:大島 それでは、関東農政局生産部生産振興課深津を座長に、前橋地域センターの島田を書記 として、議事を進めたいと思います。 座長:深津 ただ今、座長の指名を受けました関東農政局生産部生産振興課の深津です。円滑な議事 の進行につきまして、皆様のご協力をいただきますようよろしくお願いします。 それでは次第に基づきまして進めさせていただきます。 次第4の議事に移ります。(1)趣旨説明を事務局からお願いします。 【(1)趣旨説明】 事務局:大島 (農産物検査に関する基本要領の抜粋に基づき趣旨説明を実施) 平成 24 年産の銘柄設定等の手続きについては、関東農政局ホームページに掲載し、平成 23 年 11 月 1 日から 11 月 30 日の間に銘柄設定等の要望について受付を行いました。 その結果、4 品種の設定の申請がありました。全国農業協同組合連合会群馬県本部長須 藤邦彦さんから水稲うるちもみ及び玄米の設定の申請と普通小麦の廃止の申請がありまし た。 高崎市農業協同組合代表理事組合長井田宗男さんから水稲うるちもみ及び玄米の設定の 申請がありました。 浅間酒造株式会社代表取締役櫻井芳樹さんから醸造用玄米の設定の申請がありました。

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後ほど申請理由等の説明をお願いします。 また、名称変更に関する申請はありませんでした。 本日の意見聴取会の結果、銘柄の設定等を申請する必要が認められた場合は、農林水産 省生産局長へ申請することといたします。生産局では、申請により銘柄の設定等を行う必 要があると認めた場合は、農林水産大臣が行う農産物規格規程の改正の手続きを行います。 農産物規格規程の改正は 3 月末から 4 月頃、農林水産省告示に掲載されます。以上です。 【(2)銘柄設定の申請について】 座長:深津 続きまして(2)銘柄設定の申請について申請者の皆様からご説明をお願いしたいと思 います。時間の都合上 4 申請ありましたので 4 申請続けて説明をお願いします。 それでは水稲うるちもみ及び玄米の「ゆめまつり」について全農群馬県本部さんお願い します。 ① ゆめまつりの申請内容説明 ゆめまつり申請者:全国農業協同組合連合会群馬県本部 武藤 全農ぐんま米麦特産課の武藤と申します。よろしくお願いいたします。 それでは、別冊の申請用紙を見ていただきたいと思います。まず銘柄設定でございます。 申請を行う内容ですが、「ゆめまつり」です。申請を行う内容は銘柄設定です。銘柄の区 分は産地品種銘柄です。農産物の種類は水稲うるちもみ及び玄米です。産地は群馬県です。 品種名は「ゆめまつり」です。必須・選択の区分は選択銘柄で申請いたします。生産状況 としましては 22 年、23 年と作付けを増やしております。8 番の品種の特性等ですが出穂、 成熟期は中生の晩生に属し、稈長はやや短稈で、穂長は並です。穂数は多く、草型は中間 型に属します。玄米千粒重は並で、収量は多収で品質は上中です。次のページに調査結果 が載っておりますのでご覧いただければと思います。来歴につきましては、この「ゆめま つり」は平成 5 年に愛知県の農業試験場において「あさひの夢」と「愛知 96 号大地の風」 を人工交配して育成されました。平成 13 年に「愛知 108 号」の系統名を付与し奨励品種決 定調査に配付し、平成 22 年 3 月 16 日に品種登録者を愛知県として登録番号 19357 で品種 登録となっています。本県におきましては平成 16 年度から奨励品種決定調査に供試し、平 成 22 年度に奨励品種、認定品種に採用されました。種苗法に定める育成者権の侵害の行為 を及ぼさない状況につきましては、育成者権者と通常利用権を設定した群馬県米麦大豆振 興協会から購入しているため、育成者権の侵害はありません。次のページが品種の情報で す。次の様式第 1-4 号、銘柄の設定等申請書については、邑楽館林農協さんの方で登録検 査機関として品種についての特徴を確認しています。銘柄の区分については産地品種銘柄、 農産物の種類は水稲うるちもみ及び玄米、産地は群馬県、品種名は「ゆめまつり」で区分 は選択銘柄、「ゴロピカリ」と比較して、検査した際の特徴を載せてあります。玄米の幅 がやや狭く、腹白、乳白が発生しにくく、内穎褐変や茶米の発生もしにくく、色合は淡い 飴色です。次ページに「ゴロピカリ」と「ゆめまつり」の写真が載せてあります。様式第 1-6 号につきましては登録検査機関として邑楽館林農協さんから確認いただいています。

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座長:深津 続いて、「はいほう」の説明を高崎市農協さんお願いします。 ② はいほうの申請内容説明 はいほう申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 JA 高崎の阿久澤と申します。「はいほう」の銘柄設定申請について説明します。申請を 行う内容については銘柄の設定です。銘柄の区分は産地品種銘柄です。農産物の種類は水 稲うるちもみ及び玄米です。産地は群馬県です。品種名は「はいほう」です。必須・選択 の区分は選択銘柄です。生産状況につきましては、23 年に当管内で 50a の作付けを行いま した。品種の特性については、出穂、成熟期は中生の晩に属し、稈長はやや長稈で、穂長 は短く、穂数は多く、草型は中間型に属します。玄米千重粒の値は小さく、巨大胚品種で あり通常のうるち玄米に比べて胚芽の大きさが約3倍です。非常に胚芽の目立つ品種です。 調査結果についてはこちらの表をご覧いただければと思います。昨年の生産実績は 2 トン となっていますが、30 ㎏袋で 66 個、1980 ㎏です。来歴については、「はいほう」は平成 8 年群馬県農業試験場、現在の農業技術センターにおいて、「朝の光」を母に、巨大胚系 統の「奧羽 359 号」を父として人工交配を行い、F2 から F3 世代を世代促進温室で集団栽 培し以後系統育種法により選抜、固定を図ってきた固定品種であり、通常の玄米より胚芽 の大きいことを特徴としています。本県においては平成 22 年度に奨励品種に採用し、品種 登録者を群馬県として平成 22 年 3 月 17 日に登録番号 19412 で品種登録となっています。 種苗法についてですが、育成者権の侵害の行為を及ぼさない状況は、育成者権者に銘柄の 設定を行い群馬県産としたい旨確認し了解を得ています。銘柄鑑定に関する事項ですが、 検査を行う登録検査機関は高崎市農協です。銘柄の区分は産地品種銘柄です。農産物の種 類は水稲うるちもみ及び玄米です。産地は群馬県です。品種名は「はいほう」です。必須 ・選択の区分は選択銘柄です。3 の産地で栽培された品種に係る品種鑑定上の特徴は、県 内の産地品種銘柄になっている全てのうるち玄米と比較して胚芽の部分が大きく、鑑定す るのに容易です。「はいほう」に関してサンプル及び鑑定上の特徴の縦覧又は配布に関す る同意書については、登録検査機関としての高崎市農協からのものです。 座長:深津 それでは続きまして、改良信交を申請いただきました浅間酒造さん、お願いします。 ③ 改良信交の申請内容説明 改良信交申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 浅間酒造専務の櫻井です。よろしくお願いします。弊社が申請させていただきました銘 柄の設定申請について、申請を行う内容につきましては銘柄の設定です。銘柄の区分につ きましては産地品種銘柄です。農産物の種類は醸造用玄米です。産地は群馬県産です。品 種名は「改良信交」です。区分は選択銘柄です。生産の状況は、面積については尐ない数 ですが、23 年に 1 枚の田んぼに 3 種類の品種の試験作付を行いました。品種の特性ですが、 稈長と穂長は「五百万石」と比べて長く、穂数は尐なく、粒の大きさは「若水」より大き

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く、心白も大きく発生しています。タンパクの含有量につきましては、「五百万石」より 尐なく酒造好適米として適しています。来歴につきましては、1959 年秋田県立農業試験場 にて「信交 190 号」より二次選抜が行われています。種苗法につきましては、株式会社ア スクさんから購入していますのでアスクさんへ確認したところ、育成者権の侵害について 問題ないという返事をいただいています。銘柄鑑定に関しまして、銘柄の区分につきまし ては産地品種銘柄です。農産物の種類は醸造用玄米です。産地は群馬県産です。品種名は 「改良信交」です。区分は選択銘柄です。鑑定上の特徴ですが、本年度作付けしました物 をあがつま農業協同組合さんで鑑定していただき、県内の産地品種銘柄の中で一番大きな 「若水」よりも、幅、長さ共に大きいため品種の鑑定は可能であるという鑑定をいただい ています。 以上です。 座長:深津 続きまして普通小麦の「春のかがやき」につきまして、全農さんお願いします。 ④ 春のかがやきの申請内容説明 春のかがやき申請者:全国農業協同組合連合会群馬県本部 武藤 銘柄の設定等申請書ですが、麦です。銘柄申請を行う内容は銘柄廃止です。銘柄の区分 は産地品種銘柄です。農産物の種類は普通小麦です。産地は群馬県です。品種名は「春の かがやき」です。現在は必須銘柄となっています。生産状況につきまして、22 年産以降作 付けはありません。品種の特性は省略させていただきます。(4)その他ですが、小麦新 品種「さとのそら」への品種切り替えにより、「春のかがやき」は播種前契約もなくなり 採種も行っていないため群馬県の認定品種から廃止となりました。また、検査もないこと から産地品種銘柄についても廃止としたいという申請です。次のページですが、県の奨励 品種から廃止をした会議の次第を掲載した資料です。平成 23 年 2 月 8 日県で会議を開催し まして、2 ページめくり一番最後のページで、下から 2 段書き(3)小麦「春のかがやき」 の認定品種廃止案についての理由が記載されています。平坦地域向きの品種として平成 16 年に認定品種に採用され、平成 21 年産には 30ha の作付面積がありました。しかし平成 22 年産では新しい小麦「さとのそら」への切り替えを進めた結果、播種前契約の実績がなく なり、廃止としたいということで、この段階で県の奨励品種から除外され廃止となってい ます。以上です。 座長:深津 続きまして(3)の銘柄設定に対する意見聴取に移ります。関東農政局では申請内容及 び意見聴取会の日程をホームページに掲載し昨年 12 月 22 日から本年 1 月 10 日まで意見募 集をしました。その結果について事務局よりご報告します。 事務局:大島 意見募集について郵送及び FAX にて募集したところ、今回の群馬県産の銘柄設定等につ きまして特に意見はありませんでした。この場にお集まりの皆様から再度、ご意見を賜り

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たいと思います。また、登録検査機関の皆様には現物の試料を用意していますので、銘柄 鑑定できるか、疑問点はないのか、ご確認下さい。今回の申請については選択銘柄となっ ていますが、今後作付けの増加等により他の登録検査機関においても選択されることも考 えられますので、今回選択される登録検査機関以外の方も銘柄鑑定ができるか確認して下 さい。 座長:深津 ただ今、事務局から現物の試料を確認し、意見を聞きたい旨提案がありました。窓際の 方にサンプルを展示してありますのでご確認下さい。その前にサンプルの生産地を確認し ます。「ゆめまつり」のサンプルはどちらの生産地ですか。 ゆめまつり申請者:全国農業協同組合連合会群馬県本部 武藤 館林市です。 座長:深津 「はいほう」の生産地はどこですか。 はいほう申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 高崎市です。 座長:深津 「改良信交」の生産地はどこですか。 改良信交申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 JA あがつま管内の長野原町です。 座長:深津 それでは、ただ今申請者の方から銘柄鑑定についての特徴等をご説明いただきました。 それと照らし合わせながら現物をご確認願います。 展示してある現物の試料確認(約 10 分間) 【(3)銘柄設定に対する意見聴取】 座長:深津 それでは、早速意見聴取に入っていきます。こちらの方は品種毎に取りまとめていきま すのでよろしくお願いします。 それでは「ゆめまつり」についてご意見等ありましたらお願いします。 ① ゆめまつり

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群馬県農政部養蚕園芸課:川端 群馬県蚕糸園芸課の川端と申します。お世話になります。 「ゆめまつり」につきましては説明にもありましたが、現在、県の認定品種に採用され ていまして、今は館林市を中心に作付けされています。まだ決定ではありませんが、今後 認定品種から奨励品種への変更も検討しております。今後、館林市以外の地区でも作付け が拡大されていくことが考えられますので銘柄設定が必要であると思います。 座長:深津 県で 22 年度に認定品種になり、今後拡大されていけば奨励品種にしていくということで すか。 群馬県農政部養蚕園芸課:原田 そういうことです。 座長:深津 県としての狙いといいますか、この品種を奨励する理由をお聞かせ下さい。 群馬県米穀卸協議会:竹越 米屋として私も聞きたいです。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 現状「ゴロピカリ」という品種が県の育成品種であり、長い間作付けされてきましたが、 22 年度の高温による品質低下が大変問題になりました。大半、9 割近くが規格外になり、 その対策をいろいろ県でも講じてきました。もともと「ゴロピカリ」はちょっと高温に弱 いという部分もありまして、23 年度も高温対策をしてきたのですが、やはり 3 等が中心と いう検査結果になり、生産者の方からも「ゴロピカリ」の生産に関しては今後どうなのか といった意見も出ているところです。現在群馬県でも奨励品種決定調査で高温に対応でき る品種の選定を行っているところです。しかし、早急な課題ではありますがなかなか品種 選定に時間がかかっているところです。現状奨励品種、認定品種に採用されている中で現 在「あさひの夢」、「ゆめまつり」が高温に対しても、また検査結果においても良い結果 が出ていますので、銘柄の設定もできればと思っています。 座長:深津 高温対策のための奨励ということですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 そうです。 邑楽館林農業協同組合:平井

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「ゆめまつり」の産地としまして、「あさひの夢」の種場で採種をやっていますが、「ゆ めまつり」につきましては耐病性で「あさひの夢」より優れていると思います。 群馬県米穀卸協議会:竹越 県と館林農協で言っていることがちょっと違うと思われます。県は「ゴロピカリ」の代 わりと言っていますが、館林の方は今「あさひの夢」と言っています。「ゆめまつり」が 駄目だというのではなく、皆さん良いと言っているのだから良いとは思います。反対する 訳ではありません。あと「ゆめまつり」は「ゴロピカリ」と比べて粒が小さいです。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 「ゆめまつり」が認定品種に採用された際、まず東毛地域で「あさひの夢」が 7 割近く を占めていました。病気に強い品種で危険分散のために選定されてきたのが「ゆめまつり」 という品種で、まず認定品種に採用された時も東毛地域で危険分散を図る意味で採用され ました。その後高温による品質低下という問題が発生しました。高温耐性を見ていくと群 馬県の奨励品種の中で、群馬県で作付が行える品種として考えられるのが「あさひの夢」 でした。そして 22 年度に、21 年度認定品種に採用された「ゆめまつり」が高温耐性品種 として持ち上がり、今後高温に対応できる品種として検討できるかどうか考えているとこ ろです。 群馬県米穀卸協議会:竹越 「ゴロピカリ」は作る側の人たちは大変だと思いますが、買う側の人たちには結構評判 がいいです。ご存じですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 承知しています。 群馬県米穀卸協議会:竹越 「ゴロピカリが欲しい」と言う業者がかなりいます。作りにくいというのは集荷の面で よく分かりますが、今日は米の販売側の立場で来ています。あんまり種類を増やされるの も困ります。米トレサの問題とか、米の袋の問題とか、JAS 法の関係でいろんな袋をどん どん作らなければならず、非常に大変です。1 回作ると 4000m、小さいやつでも 4000m、 何十万円もかかります。群馬県はそんなに生産量が多くないですから、いらない品種、使 わない品種はカットして下さい。「ゆめまつり」を駄目だといっているわけではありませ ん。 米麦大豆振興協会:伊藤 東毛の、先ず館林地区へ「ゆめまつり」が入りました。中毛・西毛は今まで「ゴロピカ リ」を作ってきて 22 年の高温障害を受けましたので、「ゴロピカリ」に変わる品種を何か 作りたいとなったときに、「ゴロピカリ」の代わりに何がありますか。「あさひの夢」で すか。「あさひの夢」を作っているところもありますが、味覚からするとやはり「ゴロピ

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カリ」の方が旨いということで、せっかく他の品種を導入するのであれば多尐旨い米を導 入したいというのが産地の意向です。「あさひの夢」より美味しい米は何かといった時に 「ゆめまつり」が多尐「あさひの夢」より食味がいいということですので、産地として今 検討しているところです。「あさひの夢」は作りやすいという利点はあるのですが、若干 食味が落ちます。食味自体はいろんなアンケート調査を見ても「ゆめまつり」の方が多尐 食味がいいという結果になっています。そんなことで普及の可能性があると思います。 座長:深津 実際、今、系統販売されていると思いますが、どういうところへ販売されてその販売先 の評判はいかがですか。 邑楽館林農業協同組合:平井 一昨年約 5ha 作付けしまして検査実績は 24 トン、それを小分けにしまして、各卸さんに 販売してその成果を聞いたところ、「あさひの夢」よりは食味がいいとお答えいただきま した。昨年については 125ha、種がそれしかないという中で 125ha 作付けしまして、562 トン近くの検査をしまして結び付けが終わりました。正直言いますがここに全農さんいま すけれど、全農以外で販売してきました。これはまだ出庫まで至っていません。今後モニ タリング調査の段階でいくら売れるか分かりませんが、おそらくですが 500ha 以上は来年 作付けされると思います。 座長:深津 確認しますが、当初病気に強いということで導入されたというお話もありましたので、 他に特段弱い病気とか、作りづらいということはないですか。 邑楽館林農業協同組合:平井 昨年が本格作付け 2 年目で、当初施肥設計を「あさひの夢」と同等という中でやってい ただきましたが、若干元肥を減らした方が品質が良かったです。現在、水稲の防除につい ては昔と違ってきており、耐虫性、虫の害の抵抗性もありますので、有望な品種だと思い ます。 座長:深津 稈長が短稈ということで倒伏の心配もないですか。 邑楽館林農業協同組合:平井 ないです。 座長:深津 申請書の中で収量性は多収で品質は上の中であると書いてありますが、品質といってい るのは具体的にどういうことですか。

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申請者:全国農業協同組合連合会群馬県本部 武藤 ここに出す前に農業試験場や JA グループ各地で栽培試験を行っております。また、実際 食べていただいて、食味について比較をして検討してきた結果です。等級につきましては 去年ああいう状態で、主力の「ゴロピカリ」がほとんど規格外になる中で、「ゆめまつり」 はどうだったか、併せて等級と形質、食味について、複数の関係者の方に見ていただいた 結果、出た結論です。 邑楽館林農業協同組合:平井 検査等級ははっきりした数字は手元にありませんが、7 割強の 1 等比率です。 座長:深津 種子につきましては、群馬県の米麦大豆振興協会さんが作っているのですか。 米麦大豆振興協会:伊藤 はい。管内で言えば館林で作っています。 座長:深津 今後も十分に確保はできますか。 米麦大豆振興協会:伊藤 急に増えた場合は当然間に合わないですが、徐々に増えていくには十分まかなえる量は 作っています。 座長:深津 先程竹越さんからあまり数が増えても困るという意見がありました。 群馬県米穀卸協議会:竹越 「ゴロピカリ」と「あさひの夢」と「ゆめまつり」、この 3 つなら 3 つで特定されてい ればいいのですが、いろんなものがどんどん出てくると対応できません。JAS と米トレサ は別です。品種が混ざってしまうと銘柄でなく雑銘柄になってしまい、単に国内産米とい うことになってしまいます。品種が増えたのなら減らすこともして下さい。それだけお願 いします。 座長:深津 今回の「ゆめまつり」は、大変将来が有望であるとご説明がありましたが、いかがです か。 群馬県米穀卸協議会:竹越 米屋の勝手ですが、いくつかの種類に絞った方がやりやすいです。新潟みたいにあれだ け作っていればいろいろなものができても構わないですが、何十トンで 1 ロットですと言

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われても、ある程度の量が出てこないと我々米屋としては困ります。そういうお願いです。 事務局:大島 この銘柄の設定に関しましては、設定をしたのに 1 年、2 年でやはり駄目だった、とい って消えていってしまうのは困る話だと思います。当然作付面積は右肩上がりで、県内で もそれなりの生産振興上の位置付けにあります、ある程度今後有望視されています、とい うような流れがあればそこのところは汲み取っていくのかなと思っています。あと、この 資料の基本要領の後ろに23年産の全国的な産地品種銘柄の一覧も付けてあります。先程、 竹越さんの方から新潟と比べてのご発言がありましたが、県によっては選択銘柄が十いく つもある県があります。やはりそういった部分からしますと、麦でこの後で話があると思 いますが、他のところで品種を切り替えていくような中で一定の整理が必要であり、他の 県のことをいっては何ですが、やはり十いくつもあってそこの地域は混乱していないのか、 という危惧もあります。そういう部分からすれば、生産振興上の位置付けなり、これはも うちょっとうちの県についてはどうかという品種があればご一考していただくようなこと も必要なのではないのかなと思っています。これは私どもでいいとか駄目とか言える立場 にありませんので、あくまでも群馬県さんと関係する方々で一定の方向性が出れば、それ に沿った整理が必要だと思います。 申請者:全国農業協同組合連合会群馬県本部 武藤 今、そういうご発言がありましたが、かつてない気候変動とか消費者のニーズの多様化 を考えた場合に、かならず成果があり、確実な数字が上がってから産地品種銘柄にすると いうことは、非常に使い勝手が悪いものになってしまいます。流通の多様化というのもご ざいます。農産物検査基本要領が改正された背景にもありますが、やはり多様なニーズ、 環境変化に対応する、柔軟に対応していくという趣旨を踏まえますと、確実なものという か盤石な体制でといった時には時代が変わっているかもしれません。そういうのをお汲み とりいただきたい。流通は常に動いています。 群馬県米穀卸協議会:竹越 言っていることは分かりますが、「月の光」今作っていますか。いくらも作っていない から必要ないです。「ゆめまつり」はだめだとは言っていません。多様化と言っても群馬 県でできる範囲は決まっています。 全国農業協同組合連合会群馬県本部:武藤 その話ではなく、事務局の方からあった話が、銘柄設定の方針と違うのではと思ったか らです。社長のご意見を真っ向から否定するものではありません。 事務局:大島 確かにおっしゃったことは非常に良く分かります。確かに設定をして、流通のニーズに 沿い設定したけど何年かしたら駄目になりました。その代わりに今度こういうのにしまし た。このようにニーズによってはすぐ消えていってしまうのはやむを得ないと思います。

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逆に、何年か前に県の奨励品種から外れたけれど、最近評判がいいとなるかもしれません。 どこかで廃止をしたけど再度上がってくるということもあると思います。確かにそういっ た部分からすれば必ずしも右肩上がりとは言えないで、いろんな状況があると思います。 そのようなために銘柄の設定というのが関係者の要望等を組み入れて設定しやすくなった わけですが、ただ、流通実態からすれば「月の光」とかの部分もそろそろ再考していただ く時期なのかなと思います。それをうちが再考しなさいとは言えません。流通業者、流通 団体でちょっと銘柄多すぎるのではないのという部分がありましたのでお話しさせていた だきましたが、必ずしも事務局がそういう方向性でダメなものは廃止してくれと進めてい る訳ではございません。おっしゃっていることは分かります。 群馬県農政部養蚕園芸課:原田 銘柄の選択銘柄、必須銘柄については農産物検査法に基づくものと思いますが、県とし ても奨励品種審査会で奨励品種にするのですけど、先程の意見など踏まえて優良品種とし て上げる必要があるのか、引き続きアンケート等聴取しながら検討したいと思います。 座長:深津 この場で出た意見も考慮いただきまして、県は県でまたよろしくお願いいたします。そ れでは他によろしいですか。確認しますが、先程銘柄鑑定が可能であるかどうかというこ とで現物も見ていただきましたが、邑楽館林農協さんで銘柄鑑定が可能であると申請いた だいたのですが、現物を見て登録検査機関の高崎市農協さんどうですか。 高崎市農業協同組合:清水検査員 分かりやすいと思います。 座長:深津 あがつま農協さんどうですか。 あがつま農業協同組合:深代 うちの方は山手で、「コシヒカリ」が主体です。「ひとめぼれ」にちょっと似ていると いう特徴があり、やや粒が小さいと思います。 座長:深津 胴割れとかの心配はないですか。 邑楽館林農業協同組合:平井 2 年間ではほとんどありません。 座長:深津 育成者権の関係ですが、愛知県と米麦大豆振興協会さんで通常の利用許諾権を結んで、 その種を利用しているということですが、愛知県の方に今回の申請を上げることについて

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は同意を得ていますか。 米麦大豆振興協会:伊藤 はい。愛知県の方は問題ありません。 座長:深津 それでは、意見も出していただいたので要件について再確認します。要件の一つとして 銘柄鑑定が可能であるということで、邑楽館林農協さんからも報告書のとおり「ゴロピカ リ」と比較して粒の大きさ、乳白、腹白の発生もしにくいという特徴や、茶米等尐なく、 色の程度で飴色の程度が薄く、そういうことから銘柄鑑定が可能であると申請いただきま した。2 番としまして、品位の規格適用が可能であるかにつきましては、すでに検査も 2 年間やっていただいて格付けを既にされているということなので検査規格に適応が可能と 考えられます。③の育成者権の侵害につきましては、米麦大豆振興協会さんが愛知県と通 常利用権の許諾を得ていることを確認しました。再度、邑楽館林農協さんに今後銘柄検査 が可能であるか確認します。 邑楽館林農業協同組合:平井 はい、大丈夫です。 座長:深津 ただ今邑楽館林農協さんに今後も銘柄検査が可能であるというご報告をいただきました ので、要件的には全て確認できました。あと皆様から他になければ農林水産省の生産局長 に申請していきたいと思いますが、いかがでしょうか。 出席者一同 異議なし。 座長:深津 それでは、「ゆめまつり」については申請をしていくことといたします。 続きまして、「はいほう」に移ります。 ② はいほう 座長:深津 「はいほう」につきましては、特殊な特性があるということで使い道も限定されると考 えますが、皆さんの方からご意見等あればお願いいたします。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 「はいほう」につきましては、群馬県の育成品種ですが特殊な品種ですので、県でも実 需者の方に試験販売等投げかけて、22 年産で高崎市の農政課さんで試験販売し、23 年産か

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ら JA 高崎市で契約栽培されました。実需の方からも、群馬県の育成品種で群馬県のみで作 られていますので産地品種銘柄にして欲しいという要望を聞いております。24 年産も面積 を拡大していく方向で検討されているようですので、付け加えさせていただきます。 群馬県米穀卸協議会:竹越 種の管理をしっかりして下さい。実需者は「はくばく」さんですか。ほかの所に出ない ようにして下さい。作った人と出荷する量をきっちり管理して下さい。 事務局:大島 先程、川端さんの方から実需からの要望があってと説明があり、今、竹越さんの方から 「はくばく」さんとありましたが、実需は具体的にどこですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 「はくばく」さんです。 座長:深津 私から確認しますが、参考資料に特性表を付けていただいていますが、縞葉枯病に弱い とこの表では書かれているのですが、実際何か対策が必要ですか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 23 年産につきましては、状況が分からなかったので対策ができませんでしたが、症状と しては発生が見受けられました。これからは対策を考えていかなければと思います。 座長:深津 大きな影響を与えたというほどではなかったのですか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 はい。さほど大きな影響はありませんでした。 座長:深津 何らかの防除は必要になるわけですか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 何かしらの対応は必要かと思います。 座長:深津 やや長稈と書かれているのですが、倒伏の心配はないですか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 あまり倒伏は見られませんでした。

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座長:深津 種子の入手先はどこですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 農業技術センターから直接販売する形です。 座長:深津 種子の確保は今後も十分ですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 はい。 座長:深津 胴割が発生しやすいとか、他にかかりやすい病気があるとか、作りづらい要素はありま すか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 今のところ特にはありません。胴割れもありません。検査する上ではちょっと特異なも のですからそれなりに見ないと格付けが難しくなってくると思います。 事務局:大島 高崎市農協さんの所属する検査員には、「はいほう」がこういうものという周知はされ たのですか。 申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 しています。 座長:深津 現在は「はくばく」さんと契約栽培を行っているということですが、今後もそれを拡大 していくのですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 「はくばく」さんとの契約ですが、試験販売がまだ 2 年目です。24 年産は生産者との関 係もありますが、増やしていければと思っています。 事務局:大島 24 年産も先程拡大するようなご発言がありました。23 年産が 50a の作付けがあったので すが、24 年は具体的にどのくらいの見込みがありますか。

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申請者:高崎市農業協同組合 阿久澤 23 年は 50a で生産者は 1 名でしたが、もう 1 人検討していただいて2名の方で1ha 予定 しています。 事務局:大島 来歴のなかで平成 22 年度において奨励品種(認定)とありますがこれは認定品種ですか、 奨励品種ですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 認定品種です。奨励品種の中に奨励品種と認定品種に分かれていまして、その中の認定 品種です。 事務局:大島 22 年度において認定品種になったということは、今回群馬県さんでは、「はいほう」を 広めていこうという予定はありますか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 県の認定品種ということもありますし、契約栽培ということでありますが、今後拡大し て行こうと考えています。参考に、全農さんに付けていただいた一番最後の資料に「はい ほう」の認定品種の記載も載っています。 座長:深津 二毛作に適しているのですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 群馬県は、麦との二毛作が非常に多い地域です。 座長:深津 当面は契約栽培で、それを拡大していくということですが、他の方でご意見はあります か。 米麦大豆振興協会:伊藤 これは特殊な用途で使われるので、相手先が名前を付けた形で売りたいという意向があ るのでしょうから、認めてもいいのではと思います。 座長:深津 品種を開発した農業技術センターさん、いかがですか。 群馬県農業技術センター:菅谷 先程来話に出ていますとおり非常に特異な形質を持ったものですが、銘柄に設定してい

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ただきたく、よろしくお願いします。 座長:深津 集荷組合さん何かご意見はありますか。 群馬県食糧集荷協同組合:飯塚 私ども扱う側として、非常に品種が多くなって扱いが幅広くなった時に、実需者が本当 に好む品種銘柄を設定していただいて、それが流通ルートに乗るようなことであれば問 題ないと思います。表示の関係で奨励品種、認証で表示をしなさいとか、その他品種は 扱う側としては流通の段階で困りますので、そういう認識のもとに新たな品種が承認さ れれば問題無いです。 座長:深津 中央会さんご意見ありますか。 群馬県農業協同組合中央会:曲輪 先程から話がありましたとおり、実需者があってそちらが要望しているのであれば、こ のまま認定していただければと思います。 座長:深津 それでは、実需者の要望で契約栽培されており、これから拡大する意向であり、更に県 で作った品種でもあり、群馬県さんのPRにもなるということで申請をいただいた訳です が、皆さんからも賛成の意見をいただいておりますので、再度、要件につきまして確認し ていきます。①番の銘柄鑑定が可能であるかということですが、これは明らかに胚芽の部 分が大きいので、胚芽の大きさで銘柄の鑑定自体はできるということで申請いただいてお ります。あと品位規格の適応が可能であるかということなのですが、まだ検査を実際には やっていないということで、24 年産に向けまして高崎市農協さんの内部で検査員の研修を していただいたりして、品位の格付けについては問題ないということでよろしいですか。 育成者権の許諾につきましては、群馬県さんで育成者権をお持ちであるということで、許 諾なり同意は確認済みでよろしいですか。 群馬県米穀卸協議会:竹越 「はくばく」の需要がなくなったら、銘柄を取り下げて下さい。 座長:深津 高崎市農協さんもう一度確認しますけど、銘柄鑑定と格付けについては問題ないという ことでよろしいですか。 申請者:高崎市農業協同組合協 阿久津 勉強会を開いて取り組みたいと思います。

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座長:深津 それでは、要件については確認しましたので、あと、皆さんから賛成の意見をいただい ておりますので、こちらも生産局長へ申請をしてよろしいですか。 出席者一同 異議なし。 座長:深津 それでは、申請を上げていきたいと思います。 ③ 改良信交 座長:深津 それでは続きまして、「改良信交」についてご意見等ありましたらよろしくお願いしま す。 あがつま農業協同組合:深代 JA あがつまの深代です。浅間酒造さんの方で地場産の美味しいお酒を造っていきたいと いうことで、昨年度 3 品種ほど山形方面から種を取り寄せまして試験圃場で作りました。 その中の一つです。群馬県内、近県含めて「五百万石」が中心ですが、この「改良信交」 は秋田・山形県、美味しいお酒ができている地域で使われている品種です。そんな中で試 験栽培を行ったところ、非常に心白の入りもよく質のいいものができ、我々も検査を行っ ています。隣の利根地域、「五百万石」が中心ですが、「山酒 4 号」と言う品種も作って おりまして、それと比べても品質がいいと検査の時点で確認されています。栽培の関係で はまだ試験圃といった格好でこのとおり尐ない面積ですが、今後の流れといたしましては 浅間酒造さん又管内農家との契約栽培で増やしていきます。鑑定については、写真が載っ ていますが、先程現物を見ていただいて分かると思いますが、形が大きくて心白の入りが いいといった特徴を持っています。うちの検査員が見比べてみましても特徴が分かると鑑 定しています。醸造用玄米の品種が増えてしまいますが、浅間酒造さんの熱意を受けまし て今回の銘柄申請をしました。 座長:深津 病気、天候の影響とか倒伏とかはないですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 稈長が長いので今年は倒伏いたしました。ですがそれについては、今まで「コシヒカリ」 しか作ってない中でお願いいたしまして、まだ特徴が分かっていないという中で特段の対 策を打たないでそうなってしまいました。JA あがつまさんの方から昨年刈り取る時にアド バイスをいただきましたので、今年以降取り組んで活かしていけたらと思っています。

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あがつま農業協同組合:深代 倒伏についての後付ですが、管内の等級率が昨年度は一番悪かったわけです。一つは高 温による乳白米の発生です。もう一つは昨年の台風 12 号、15 号があがつま地域を直撃し まして、特にあがつまは倒伏がひどかった訳ですが、天候の加減もあるのかと思います。 座長:深津 病気、害虫等は特にありませんか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 昨年度の試験栽培では特にありませんでした。 座長:深津 生産者の方は何人いますか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 今は、圃場自体弊社が持っている圃場で始めております。地元の方で中心になっている 方が 1 人おります。本年度につきましては作付けを 3 反予定していまして、1 名の方にお 願いしようと思っています。 座長:深津 胴割れ等は大丈夫ですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 大丈夫です。 事務局:大島 反収はどのくらいあるのですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 昨年は 10 俵穫れました。それだけ収量が多いのでタンパクとか多いかと思い分析しても らいましたが、タンパクの方も非常に尐なく、群馬県の技術センターでみていただきまし たが、これだけ低いのはあまりないと言われました。酒造りにおいてお米のタンパクは非 常に影響してきますので、酒造好適米としては適していると感じています。将来的なこと ですが、今回は弊社から申請しましたが、吾妻郡内にもう 1 場所、蔵元さんがいらっしゃ いまして、まだそちらにはお話しさせていただいてないですが、弊社で独り占めとかそう いうことではなく、その蔵元さんにも意向に賛同していただけましたら郡内上げてお話を 進めていくような形も考えています。まだまだ本当に動き出して 1、2 年の話なのでしっか りこれが形になるか確認した上で、もう 1 つの蔵元さんにもお話をさせていただき取り組 んでいきたいと思っています。

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群馬県米穀卸協議会:竹越 郡内だけでなくて群馬県全体に広めるような形でお願いします。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 先ず、一段階としてご理解をお願いします。 群馬県米穀卸協議会:竹越 自分たちだけという話ではなく、銘柄設定は群馬県中の話なので、いい品種なら群馬県 中の酒屋さんで使っていただきたい。あれは私が申請したのだから他の人には出しません、 というのでは困ってしまいます。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 そういうつもりは毛頭ございません。 座長:深津 23 年産はあがつま農協さんで検査したのですか。 あがつま農業協同組合:深代 はい。 座長:深津 等級的にはどうでしたか。 あがつま農業協同組合:深代 酒米は良かったです。この品種に限り、一番良かったです。逆に「山酒 4 号」という品 種は銘柄ではありませんが、そちらの方は 3 等、規格外でした。 座長:深津 「改良信交」は 1 等、2 等になったのですか。 あがつま農業協同組合:深代 調整が良ければ特等に格付けできる程いい品物でした。 座長:深津 種子については株式会社アスクさんから購入しているのですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 育成者権について調べてみたのですが、非常に古いお米で残っていません。それでアス クさんへ確認したところ、そう言ったことは問題ないと一言いただいております。

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座長:深津 アスクさんでは面積的にはまだ尐ないですが、種の供給は十分にできるのですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 大丈夫だというお話はいただいております。 座長:深津 実際に仕込まれたのが 23 年産ですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 取れたのが 3 俵くらいでしたので、1 コ仕込みをするには最低 10 俵ないと仕込みできま せん。今年については本当に試験栽培で他の用途で使おうと思っています。今期について は酒の仕込みは行っていません。 座長:深津 タンパク質が尐ない方がいいというのは一般的なことかもしれませんが、実際にお酒に してみないと本当の評価は出ないのではないですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 当然、産地で米の味は変わってくると思いますが、「改良信交」というお酒が東北を中 心に作られています。そちらのお酒を味見したところ特徴のあるお酒ができておりますの で、そこから大きく外れるお酒にはならないと考えています。 座長:深津 特性の比較表のなかで玄米の大小とありますが、産地が寒冷地の南部と中部に分かれて いるので、それで作ればこうなるということだと思いますが、群馬県で作った場合、「五 百万石」よりも更に「改良信交」の方が大きくなるということでよろしいですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 全然大きいです。 座長:深津 この特性比較は一般的なものですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 そうです。一般的な資料を引っ張ってくる形です。 事務局:大島 確認ですが、特性の比較のところで、「五百万石」は玄米の大小が大、「改良信交」は

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中とあります。これは、一般的な比較品種があって、「五百万石」はそれに比べて大きい、 そういう意味ではないですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 はっきりと把握はしていませんが、実際作ってみて「改良信交」は「五百万石」より大 きかったとしか申し上げられないです。一応比較として群馬県の品種の中で寒冷地向きの 品種として「五百万石」を上げさせていただきました。 あがつま農業協同組合:深代 玄米の大小からいえば大だと思われます。 事務局:大島 様式第 1-4 号の6のところで県内の産地品種銘柄のなかで一番大きな「若水」よりもも っと大きいといっている中で、この特性の比較で「改良信交」が玄米の大小が中となって いるため、この表がどういう見方をすればいいのかと思いお聞きしました。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 文書とデータとの話が通っていない部分があると思いますが、こちらの特性の比較は一 般的なものを引っ張ってきたまでの資料ということで、これ以上申し上げられないです。 座長:深津 一応こちらで確認したいことは確認しましたので、群馬県さん何かありますか。 群馬県農政部養蚕園芸課:原田 あまり聞いたことがない品種です。群馬県の育成品種、「舞風」と言う酒米があります が、これは標高が低い平坦地を適地としている品種ですので、「改良信交」が長野原町と いうかなり標高が高いところでの栽培で面積的にも狭い範囲ですので、影響はないと思い ます。 座長:深津 醸造用ということで用途も限られますし、反面、地域性も求められているということで、 今のところ生産量は尐ないですが、今後増やしていき、品質も昨年は良く、タンパク含量 も尐なく、収量も寒冷地でも十分収穫があるということで、品種的には有望であると申請 いただきました。数量的には尐ないですが、地域の独自性等考え、皆さんの反対意見もあ りませんので、要件について再確認します。銘柄鑑定が可能であるかということは、標高 の高い高冷地で「改良信交」を作った場合、「五百万石」や「若水」よりもさらに形が大 きいということで銘柄の鑑定は可能であるという申請で、②品位規格の適応が可能である かという面については、胴割れ等もなく心白の発現は良好であり、23 年産の等級は他の酒 米よりも良く、1、2 等であったということで品位規格の適応が可能であり、③の種苗法に ついては育成者権が存在しておりませんのでこちらは該当外ということで、後は、あがつ

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ま農協さんで既に 23 年産を検査していますので、今後銘柄鑑定と格付けについては問題な いということでよろしいですか。 あがつま農業協同組合:深代 はい。 事務局:大島 1 点再確認ですが、23 年に 0.01ha ということは 1 畝位しか面積がないですが、1 畝で 110 ㎏取れると、1 反だと 1 トン取りということになります。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 栽培面積は、185 ㎡です。 事務局:大島 約 2 畝位あるということですが、検査実績が 110 ㎏となっています。実際検査している あがつま農協さんにお聞きします、実際検査されたのは何袋ですか。 あがつま農業協同組合:深代 品種別に 3 品種作り、「改良信交」の他2品種をそれぞれ 1 俵づつ検査を行いました。 事務局:大島 2 袋ですので、0.11 ㌧とありますが 0.06 ㌧ということですか。 申請者:浅間酒造株式会社 櫻井 失礼しました。 座長:深津 それでは賛成意見をいただき、反対意見もありませんし、要件も確認しましたので、生 産局長へ申請をするということでよろしいですか。 出席者一同 異議なし。 ④ 春のかがやき 座長:深津 続きまして、普通小麦の「春のかがやき」につきまして、廃止の申請がされています。 こちらにつきましてご意見等ありましたらお願いします。群馬県さんの会議の資料が参考 として付いています。又、種子の方もすでに作っておらず、24 年産の播種前契約もなく、 23、22 年産の検査実績もなく、「さとのそら」へ作付誘導するということで申請をされて

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います。 米麦大豆振興協会:伊藤 現実的に、この結果を見てこの 2 年間作られていませんし、当然種子ももう作っていな いので、前々から意見が出されているように要らなくなった品種は廃止して下さいとのこ とからすれば、是非外していただきたいです。 座長:深津 県としても問題ないですか。 群馬県農政部養蚕園芸課:川端 はい。 座長:深津 全農さんもよろしいですか。 申請者:全国農業組合連合会群馬県本部 武藤 播種前契約が 22 年から 3 年間ありません。 座長:深津 それでは、「春のかがやき」については廃止ということで生産局長へ申請をするという ことでよろしいですか。 出席者一同 異議なし。 座長:深津 それではまとめですが、水稲うるちもみ及び玄米につきまして、産地品種銘柄の選択銘 柄として、「ゆめまつり」「はいほう」、醸造用玄米ということで「改良信交」を申請い ただきました。これにつきましては産地品種銘柄の設定ということで農林水産省の生産局 長へ申請を上げていきたいと思います。また、普通小麦の「春のかがやき」につきまして は、「さとのそら」への品種切り替えによります作付けの減尐により産地品種銘柄の廃止 ということで、同じく生産局長へ申請を上げていきたいと思います。 次のその他ですが事務局何かありますか。 事務局:大島 ありません。 座長:深津 皆様から何かありますか。なければ、次第 6 の座長及び書記の解任です。

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皆様のご協力によりましてスムースな進行ができました。本日申請のありました銘柄に ついて、生産局長へ申請の手続きに入りたいと思います。本日は大変お疲れ様でした。 司会:大島

これを持ちまして平成 24 年産群馬県産銘柄設定等意見聴取会を終了いたします。ご協力 ありがとうございました。

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