• 検索結果がありません。

3.16.3 国際推進部門 標準化推進室室長  古賀康之 ほか6名

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "3.16.3 国際推進部門 標準化推進室室長  古賀康之 ほか6名"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

3. 16. 3 国際推進部門 標準化推進室

室長  古賀康之 ほか 6名

国際標準化による研究成果の社会還元の推進

【概 要】

NICTの研究成果が実社会において広く活用されるよう、研究成果の社会還元の一環として、国際標準化活 動の強化、推進を行い、我が国の国際競争力の強化に貢献している。具体的には、国際標準への反映を念頭に おいた研究開発を推進し、その成果を国際電気通信連合(ITU)等の国際標準化機関や各種フォーラムへ寄与文 書として積極的に提案することを支援している。また、NICTは専門的な知見を有する中立的な立場であるこ とから、国内における各種の標準化関係委員会への委員の派遣等を積極的に行うとともに、国際標準化で活躍 することを目指した人材の育成を行っている。さらに、標準化に関するフォーラム活動、国際会議等の我が国 での開催を積極的に支援している。

【平成 25年度の成果】

(1) 国際標準化会議等への参加、標準への反映

① 研究開発成果を国際標準に反映していくため、各研究者は各種国際標準化機関等における会議等に積極 的に参加するとともに、平成 25年度においては研究開発成果等を寄与文書として延べ 471件提出した。ま た、標準化に係る各種委員会、国際標準化機関等の会議等において、平成 25年度は延べ 29人が議長等と しての役割を果たすとともに、延べ 30人がエディター等の役割を務め、研究開発成果の国際標準化に貢 献した。

② このような活動の結果、平成 25年度においては新世代ネットワーク、ネットワークセキュリティ、ワ イヤレスネットワーク、電磁環境等の分野において NICTの研究開発成果を反映した国際標準が成立した

(図 1)。

③ また、平成 24年 7月に策定した標準化ポリシーを踏まえて、防災や医療分野などニーズオリエンテッ ドな標準化に関する取り組みを強化した。具体的には、ITU-T 「FocusGroup on DisasterReliefSystems, Network Resilience and Recovery」、「Focus Group on M2M Service Layer」、 Asia-Pacific Telecommunity (APT)、Institute ofElectricaland ElectronicEngineersStandardsAssociation (IEEE- SA)等の国際標準化会合に参加し、NICTの研究成果の国際標準化に寄与するとともに関連の標準化動向 の調査等を行った。

④ NICTの職員の国際標準化活動に関して、平成 25年度においては、電波防護規制に関する ITU勧告化 への貢献に対して日本 ITU協会賞(国際活動奨励賞)、基本 EMC規格の策定等に対する貢献に対して IEC1906賞がそれぞれ授与された。

3.16 国際推進部門

130 図 1 平成 25年度に成立した国際標準の例

左: ITU-T勧告 X.1037 (IPv6のセキュリティに関するガイドライン)

右: IEEE 標準 1309-2013 (電磁界プローブ・センサの校正法)

(2)

3.16 国際推進部門

(2) 標準を活用した技術等の成果発信

① 平成 25年 11月にタイ国において、ITU世界テレコムが開催され、約 6,000名の参加があった。この中 で NICTは「Mobile Cloud Networksフォーラムセッション」に理事長が参加したほか、「耐災害 ICTに 関するワークショップ」の開催、日本パビリオン内の NICTブースでの 5つのテーマの展示等、研究成 果の発信を行った(図 2)。

② 平成 26年 3月に東京において「BAN国際展開シンポジウム」を開催し、ボディーエリアネットワー クの各分野へのさらなる応用と普及、国際展開を図るために、講演とパネルディスカッション、BANの 機器展示等を行った。

(3) 標準化活動に関する人材育成

① NICT内の研究者に対して、国際標準化に関する最新事情の周知・啓発を目的とする標準化勉強会を計 4回実施し、標準化に実際に携わっている外部専門家による講演等を行った。

② 国内外の国際標準化活動の現状を調査し、NICTの国際標準化活動の推進に活かすために、国内外の公 的研究機関の標準化活動への取り組み状況や推進方策を調査し、機構内に周知した。

③ NICT職員に、国際会議に参加するための専門セミナー(日本 ITU協会等が主催)への参加を呼びかけ、

5名が参加した。

(4) 標準化に関するフォーラム活動への支援、標準化に関する国際会議等の我が国における開催支援等

① 大学や研究機関の研究成果に基づき新たな標準化の課題を特定することを目的とする「ITUカレイド スコープ会合 2013」(平成 25年 4月)の日本開催を支援し、各国から約 150名の専門家が参加し、講演会 やポスター展示を行った。この中で、NICTの研究成果についても発表および展示を行った(図 3)。

② 「新世代ネットワーク推進フォーラム」の IPネットワークワーキンググループ事務局を務め、「フェムト セルガイドライン」の作成等、広帯域移動無線アクセス(BWA)に関する標準化を支援した。また、新世 代ネットワークの標準化を推進する標準化推進部会の開催支援を行った。

(5) 標準化機関との連携強化

① 平成 25年 4月に ITU事務総局ジャオ次長が来訪し、理事長や ITUで活動している研究者との間で意 見交換を行った。

② 平成 25年 10月に IEEE-SAのカラハリオス事務局長等が来訪し、理事や IEEEで標準化活動を行って いる研究者との間で意見交換を行った。

③ 平成 24年度に連携・協力の推進に関する協定を締結した一般社団法人電波産業会(ARIB)との間で 第 1回の連絡会を平成 25年 8月に NICTにおいて開催し、無線通信関係の標準化活動に関する意見交換 を行った。

131

図 2 ITU世界テレコム日本パビリオン NICT出展ブース 図 3 ITUカレイドスコープ会合 2013の模様

図 2 I TU世界テレコム日本パビリオン NI CT出展ブース 図 3 I TUカレイドスコープ会合 2013の模様

参照

関連したドキュメント

世界中で約 4 千万人、我が国で約 39 万人が死亡したと推定されている。 1957 年(昭和 32 年)には「アジアかぜ」 、1968 年(昭和 43

○古澤資源循環推進専門課長 事務局を務めております資源循環推進部の古澤 でございま

我が国では、 2021 (令和 3 )年 4 月、政府が 2030 (令和 12 )年までの温室効果ガ スの削減目標を 2013 (平成 25 )年度に比べて

 国によると、日本で1年間に発生し た食品ロスは約 643 万トン(平成 28 年度)と推計されており、この量は 国連世界食糧計画( WFP )による食 糧援助量(約

「東京都スポーツ推進計画」を、平成 30 年 3 月に「東京都スポーツ推進総合計画」を策定すると ともに、平成 25 年

2013 年~ 2017 年期には、バッテリー推進船市場(隻数)は年間 30% 11 成長した。搭載 されたバッテリーのサイズ毎の数字の入手は難しいが、

昭和41年10月に、県木に指定され ている。石川県健民運動推進協議 会がケヤキ、アテ、ウメの3種の

具 体的には 、 4 月に 開催さ れた米国 ファン ドレイ ジング協 会( AFP=Association of Fundraising