HRミニアレイの機能
■ 高速で精密なプロセスの監視や検査に最適な システムです。 ■ 解像度(光軸ピッチ)は、2.54mm ■ 豊富な機能で、さまざまなアプリケーション に対応。 ・計測モード10種 ・スキャン方法3種 ・ブ ラ ン キ ン グ 機 能( 任 意 の 光 軸 の 遮 光 を 無 視 ) ・ゲート入力や通信でスキャンをコントロール ・ワーク微動による出力のチャタリングを防 止するためのヒステリシスを設定可 ・シリアル通信でデータを取り込み可 ■ 設定内容をPCのファイルとして保存が可能。 システムの増設や段取り替えの際、PCからフ ァイルを転送するだけでミニアレイシステム のセットアップができます。 ■ どの位置でも2.5mmのワークを検出できるよ う、各光軸の感度を均一にする機能が付いて います。 ■ コントローラの設定内容と光軸感度の設定内 容は、E2PROMによって保持されます。 ■ アナログ出力とディスクリート出力の両方を 全コントローラに装備。 ■ 検出距離は、380mmから最大1,800mm ■ 投 受 光 器 の 計 測 幅( 高 さ )は 、 1 6 3 m m か ら 1,951mmまで12種類を用意。 ■ 1台のPCで、最大15台のミニアレイをコント ロール可。 ■ RS-232CとRS-485で、PLCや表示機にスキ ャンデータを取り込み可。警告...
人身保護用に使用しないで下さい 。 本製品を人身保護用の検出装置として使用しないで下さ い。重大な事故に つながる危険があります。 本製品は、安全関連のアプリケーションに使用する上で最低限必要な 二重化された回路と自己診断機能を内蔵しておりません。本製品の故 障、または誤作動により、出力がONになる場合とOFFになる場合の どちらの場合もあります。 安全関連のアプリケーションの場合、OSHA、ANSI、IECの規格に適 合する製品が掲載されたバナー『マシンセーフティカタログ』をご参照 下さい 。 バ ナ ー ・ エ ン ジ ニ ア リ ン グ ・ ジ ャ パ ン バ ナ ー ・ エ ン ジ ニ ア リ ン グ ・ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル I n c . 〒 532-0011 大阪市淀川区西中島3-23-15 セントアーバンビル305 T E L : 06-6309-0411 F A X : 06-6309-0416 E - m a i l : m a i l @ b a n n e r e n g i n e e r i n g . c o . j p h t t p : / / w w w . b a n n e r e n g i n e e r i n g . c o m1.概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 1.1 システム構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 1.2 システムの機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 1.3 代表的なアプリケーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 1.4 計測モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 1.5 入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 1.6 出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 1.6.1 ディスクリート出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 1.6.2 アナログ出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 1.7 スキャンモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 1.8 コントロールモード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 2.設置と配線 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 2.1 投受光器の設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 2.2 コントローラの設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 2.3 配線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 2.3.1 電源の接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 2.3.2 投受光器ケーブルの接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 2.3.3 入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 2.3.4 出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 2.3.5 シリアルポート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 2.4 表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 2.4.1 投受光器の表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 2.4.2 コントローラの表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 2.5 光軸調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 2.6 ブランキングの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 3.ソフトウエアのインストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 3.1 Windows 3.1でのインストール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 3.2 Windows 95/98/NTでのインストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 4.コントローラのセットアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
4.1 通信のセットアップ(Serial Port, Save Settings on Exit)・・・・・・・・・22 4.2 IDとボーレートの自動割付(Ping)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 4.3 光軸調整ツール(Alignment)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 4.4 ブランキングの設定と保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 4.4.1 ブランキングの自動設定(Auto Blanking)・・・・・・・・・・・・・・・・24 4.4.2 ブランキングの手動設定(Edit Channel Blanking State)・・・・・・・24 4.4.3 ブランキングの保存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 4.5 パラメータセットアップファイル(PSF)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 4.5.1 コントロールモード(Control Mode Selection)のセットアップ・・・・27 4.5.2 スキャン方法(Scanning Method)のセットアップ・・・・・・・・・・・27 4.5.3 計測モード(Analysis Mode Selection)のセットアップ・・・・・・・・28 4.5.4 シリアル通信(Serial Communication)のセットアップ ・・・・・・・・28 4.5.5 データ形式(Serial Transmission)のセットアップ・・・・・・・・・・・29 4.5.6 出力(Analysis Mode Assignment)のセットアップ ・・・・・・・・・・30 4.5.7 PSFの転送と保存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 4.6自己診断機能(Diagnostics)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 5.シリアルデータの送受信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 5.1 データフォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 5.1.1 アスキーでのデータフォーマット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 5.1.2 バイナリーでのデータフォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 5.2 ホストモード時のコマンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 5.3 最大値要求コマンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 5.4 シリアルデータの表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 6.仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 6.1 投受光器 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 6.2 コントローラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 6.3 ケーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 6.4 スキャンのタイミング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 6.5 外形図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 7. Appendix アスキーコード表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
1.概要
1 . 1 システム構成
システムは、コントローラ、投光器、受光器、およびケーブル2本の5つの部品で構 成されます。セットアップ用のソフトウェアはコントローラに付属しており、PCコ ンパチブルのコンピュータ上(Windows 3.1/95/98/NT)で動作します。ホストのPC で、スキャンのコントロールやスキャンデータの取り込みが可能です。 投受光器の検出高さは、6.4インチ(163mm)から76.8インチ(1951mm)まで6.4イ ンチ(163mm)おきに12種類です。 「Fig.1-2 システムコンポーネント」をご参照下さい。 投受光器内の投受光素子は2列あり、2.54mmずれて並んでいます。各ライン上の素 子の間隔は5.08mmで、ラインの間隔は7.6mmです。これにより、φ2.54×12.7mm の棒を検出可能です。 投光ビームはある程度広がるよう設計されていますので、光軸合わせは容易です。 検出距離(投受光器間の距離)は、最大1.8mです。 「6.仕様」をご参照下さい。 コントローラには、大小判別等で出力範囲を任意に設定可能なディスクリート出力 と計測結果に応じて動作するアナログ出力、およびシリアルポートを装備していま す。コントローラに付属のソフトでPCからセットアップします。 また、コントローラは、“RS-232”の他に“RS-485”を装備しており、Fig.1-1のよう に1台のホストから最大15セットのシステムをコンロール可能です。 コントローラ PC or PLC RS - 485 パーティライン 投光器 受光器 計測用エリアセンサA-GAGE®ハイレゾリューション・ミニアレイは、製品の大小判 別や形状認識、エッジガイド、ループテンションコントロールなど、高速処理が必 要なアプリケーションに最適なシステムです。 Fig.1-1Fig.1-2 システムコンポーネント
投受光器
コントローラ
投 光 器 M A H E 6 A 受 光 器 計 測 高 さ [ m m ] ビ ー ム 数 1 6 3 6 4 1 2 8 1 9 2 2 5 6 3 2 0 3 8 4 4 4 8 5 1 2 5 7 6 6 4 0 7 0 4 7 6 8 3 2 5 4 8 8 6 5 0 8 1 3 9 7 5 1 , 1 3 8 1 , 3 0 0 1 , 4 6 3 1 , 6 2 6 1 , 7 8 8 1 , 9 5 0 M A H R 6 A M A H E 1 3 A M A H E 1 9 A M A H E 2 6 A M A H E 3 2 A M A H E 3 8 A M A H E 4 5 A M A H E 5 1 A M A H E 5 8 A M A H E 6 4 A M A H E 7 0 A M A H E 7 7 A M A H R 1 3 A M A H R 1 9 A M A H R 2 6 A M A H R 3 2 A M A H R 3 8 A M A H R 4 5 A M A H R 5 1 A M A H R 5 8 A M A H R 6 4 A M A H R 7 0 A M A H R 7 7 A 投 光 器 受 光 器 Q D ケ ー ブ ル コ ン ト ロ ー ラ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン R S - 2 3 2 ケ ー ブ ル コ ン ト ロ ー ラ デ ィ ス ク リ ー ト 出 力 ア ナ ロ グ 出 力ケーブル
ケ ー ブ ル 型 番 Q D ケ ー ブ ル Q D C - 5 1 5 C Q D C - 5 2 5 C Q D C - 5 5 0 C R S - 2 3 2 ケ ー ブ ル M A S C 説 明 全 長 4 . 6 m 全 長 7 . 6 m 全 長 1 5 . 2 m 9 ピ ン D - S u b ス ト レ ー ト 全 長 1 5 . 2 m P N P 2 回 路 0 ∼ 1 0 V 2 回 路 0 ∼ 1 0 V 2 回 路 4 ∼ 2 0 m A 2 回 路 4 ∼ 2 0 m A 2 回 路 N P N 2 回 路 P N P 2 回 路 N P N 2 回 路 M A H C V P - 1 M A H C V N - 1 M A H C I P - 1 M A H C I N - 11 . 2
システムの機能
各種機能により、HRミニアレイの操作はいたって簡単です。また、高密度に配置さ れた投受光素子により精度を要求されるアプリケーションには最適です。光軸調整 のルーチンでは各投受光素子の感度が均一になり、2.5mmのターゲットを安定して 検出できるよう自動的に全光軸を感度調整します。この感度調整の内容は、コント ローラ内のE2PROMに保存されます。光軸調整のルーチンは、設置時に実施するだ けで投受光器を移動しない限り再度実行する必要はありません。 HRミニアレイにはブランキングの機能があり、任意の光軸の遮光を無視します。設 備や冶具の一部が計測エリアを遮るときに有効です。ブランキングは、初期設定時 に自動的に設定することも可能ですし、付属のソフトで任意の光軸に対して設定す ることも可能です。 自己診断機能と、投受光器とコントローラの見やすい表示により、光軸調整とトラ ブルシューティングはいたって簡単です。投光器には赤いLEDがあり、正常動作し ているかを表示します。受光器には、緑、黄、赤の3種類のLEDがあります。緑は、 光軸がきちんと合っていることを示します。黄色は、光軸がずれて受光量が不足し ている状態、または遮光を示します。赤は、完全に光軸が合っていないか遮光を示 します。コントローラには4つの状態表示LEDがあります。3つの赤いLEDは、2つ の出力の状態とゲート入力の状態を表示します。緑のLEDは、光軸が合っているこ とを示します。セグメントLEDは、自己診断表示で、数値によりどこに異常がある かを表示します。ピリオドは、ブランキング設定の有無を表示します。コントロー ラの側面には、自己診断の一覧のラベルが貼ってあります。 HRミニアレイシステムは、ターゲットの位置計測や大きさの計測など、さまざまな アプリケーションに対応できるよう各種の計測モードと、計測結果に応じて任意に 動作させることができる出力を装備しています。スキャンは、連続してスキャンさ せる方法とゲート入力、またはホストのPCやPLCからコントロールする方法があり ます。ホストと最大15セットのシステムをネットワーク化することも可能です。 投光器 コントローラ 受光器 7.6 2.54 5.08 出 力 表 示( 赤 ) 動作表示(赤) 遮光表示( 赤 ) 光軸調整用 表示( 黄 ) 入光表示( 緑 ) ア ラ ー ム 表 示( 赤 ) ゲ ー ト 入 力 表 示( 赤 ) ア ラ イ ン 表 示( 緑 ) R S - 2 3 2 ポ ー ト 自 己 診 断 表 示 ア ラ イ ン ボ タ ン 注 : 1 光 軸 目( ケ ー ブ ル 側 )は 、 外から見て 投光器が右側、受光器が左側になります。 Fig.1-3 システムの機能 [ 単 位 : m m ]1.概要
1 . 3
代表的なアプリケーション
付属のソフトについて Windows 3.1/95/98、またはWindows NT上で動作するソフトウェアがコントロー ラに付属していますので、PCを使用することで各種機能を簡単にセットアップでき ます。計測モードや出力の動作などの組み合わせを、1つのファイルとしてコントロ ーラやPCに保存できます。PCには複数のファイルを保存できますので、段取り換 えの際に便利です。このファイルを、PSF(パラメータ・セットアップ・ファイル) と呼びます。また、付属ソフトウェアには、光軸調整、ブランキング、および自己 診断の機能も含まれています。 丸太の直径計測 エッジガイディング 箱の形状計測 穴の位置/大きさの検査 Fig.1-4 代表的なアプリケーション1.4
計測モード
計測モードには下記の10種類があり、モードによって計測結果が異なります。 計測結果はモードにもよりますが基本的にビームのどこが遮光されているか、ある いは入光しているかが、ビームの下側(投受光器のケーブル側)から何番目というか たちになります。下記モードのうち1つ、または2つをセットアップ可能で、各計測 モードをコントローラに内蔵の出力に割り付けることができます。ディスクリート 出力の場合、計測結果が指定した範囲に入ったときONします。アナログ出力の場合 は、計測結果に応じて0∼10V、あるいは4∼20mAが出力されます。セットアップは、 付属のソフトで行います。 セ ッ ト ア ッ プ 方 法 に つ い て は 、 p a g e 2 6「 4 . 5 パ ラ メ ー タ セ ッ ト ア ッ プ フ ァ イ ル (PSF)」をご参照下さい。FBB(First Beam Blocked)
下から数えて何番目が最初に遮光されているかを計測します。 Fig.1-5の例では、FBB=2です。
LBB(Last Beam Blocked)
下から数えて何番目が最後に遮光されているかを計測します。 Fig.1-5の例では、LBB=8です。
MBB(Middle Beam Blocked) FBBとLBBの中間値を計測します。
Fig.1-5の例では、FBB=2、LBB=8ですので、
MBB=(FBB+LBB)/2=(2+8)/2=5
となります。小数点以下は切り捨てられます。 FBM(First Beam Made)
下から数えて何番目が最初に入光しているかを計測します。 Fig.1-5の例では、FBM=1です。
LBM(Last Beam Made)
下から数えて何番目が最後に入光しているかを計測します。 Fig.1-5の例では、LBM=7です。
TBB(Total Beams Blocked)
遮光されている光軸が、連続/不連続によらず、合計で何光軸遮光されているか を計測します。
Fig.1-5の例では、TBB=3です。 TBM(Total Beams Made)
入光している光軸が、連続/不連続によらず、合計で何光軸入光しているかを計 測します。
Fig.1-5の例では、TBM=5です。 CBB(Contiguous Beams Blocked)
連続して遮光されている光軸の最大値を計測します。 Fig.1-5の例では、CBB=2です。
CBM(Contiguous Beams Made)
連続して入光している光軸の最大値を計測します。 Fig.1-5の例では、TBM=4です。 TRN(Transitions) 入光状態の光軸と遮光状態の光軸が隣合わせになっている部分が何ケ所あるかを カウントします。 Fig.1-5の例では、1-2光軸間、3-4光軸間、7-8光軸の3ケ所、および8光軸目とそ の上に入光状態の光軸があると仮定して、合計4ケ所になりますので、TRN=4と なります。
1.概要
Fig.1-5 計測モード <注> ブランキングを設定して ある光軸は無視されます。1.5
入力
ゲ ー ト 入 力 コ ン ト ロ ー ラ を ゲ ー ト モ ー ド に セ ッ ト ア ッ プ し た 場 合 、 外 部 か ら の ゲ ー ト 信 号 に よ り シ ス テ ム は ス キ ャ ン し 、 計 測 結 果 を 出 力 し ま す 。 ゲ ー ト モ ー ド に は 、 4 種 類 あ り ま す 。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 1 5「 2 . 3 . 3 . 1 ゲ ー ト 入 力 」と p a g e 2 7「 4 . 5 . 1 コ ン ト ロ ー ル モ ー ド の セ ッ ト ア ッ プ 」を ご 参 照 下 さ い 。 ア ラ イ ン 入 力 コ ン ト ロ ー ラ パ ネ ル の 押 し ボ タ ン と 同 じ 機 能 で す 。 光 軸 調 整 時( 感 度 調 整 時 )、 お よ び ブ ラ ン キ ン グ 設 定 時 に 使 用 し ま す 。 端 子 番 号 1 4( + )、 1 5( − )に 1 0 ∼ 3 0 V を 加 え た と き 、 コ ン ト ロ ー ラ の ボ タ ン を 押 し た の と 同 じ に な り ま す 。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 1 5「 2 . 3 . 3 . 2 ア ラ イ ン 入 力 」、 p a g e 1 9「 2 . 5 光 軸 調 整 」、 p a g e 2 0「 2 . 6 ブ ラ ン キ ン グ の 設 定 」を ご 参 照 下 さ い 。1.6
出力
計測モードを各出力に割り付け、計測結果に応じた動作をさせることができます。 各出力には、個別の計測モードを割り付けることもできますし、同一の計測モード を割り付けることもできます。 出力は、コントローラによって異なります。Fig.1-2をご参照下さい。 出力1(OUTPUT #1)/出力2(ALARM)に対する設定内容は同じです。 配線については、page 16「2.3.4 出力」を、負荷電流等の仕様については、page 40 「6.2 コントローラ」をご参照下さい。 出力1、2のセットアップには、下記4つの項目があります。これらのセットアップ は、付属のソフトで行います。 詳細については、page 26「4.5 パラメータセットアップファイル(PSF)」をご参照 下さい。Set Point(Low and High)
各計測モードに応じて、計測した値がセットアップした範囲(Set Point内)にあると き出力がONするようにすることができます。
詳細については、page 30「4.5.6.1 ディスクリート出力のセットアップ」をご参照下 さい。
Hysteresis(Low and High)
“Set Point”でセットアップした範囲ギリギリで検出体が動く場合、出力がチャタリ ングを起こします。これを避ける目的でヒステリシス(Hysteresis)を用意していま す。“Set Point”のセットアップ値より1つ大きい範囲が自動的にセットアップされ ますが、変更は可能です。ただし、“Set Point”と同じ値、あるいは範囲内の値は受 け付けられません。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 3 0 「 4 . 5 . 6 . 1 デ ィ ス ク リ ー ト 出 力 の セ ッ ト ア ッ プ 」を ご 参 照 下 さ い 。 Scan #(スキャンナンバー) 出力が動作するまでに何回スキャンするかを指定します。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 3 0 「 4 . 5 . 6 . 1 デ ィ ス ク リ ー ト 出 力 の セ ッ ト ア ッ プ 」を ご 参 照 下 さ い 。 1.6.1 ディスクリート出力
アナログ出力1、2のセットアップには、下記2つの項目、およびNull(ヌル)とSpan (スパン)の調整があります。これらのセットアップは、付属のソフトで行います。 詳細については、page 31「4.5.6.2 アナログ出力のセットアップ」をご参照下さい。 Scan #(スキャンナンバー) 出力が出るまでに何回スキャンするかを指定します。 セットアップ範囲は、1から9までです。スキャンナンバーで指定した回数分スキャ ンし、その平均値を出力します。 NullとSpan Nullは、出力電圧/電流の“基点”を意味し、Spanは、出力する電圧/電流の“上限” を意味します。たとえば、電圧出力でワークが最大限に変化したとき、最小を1V、 最大を8Vとしたい場合、Nullを1Vに、Spanを7Vに調整します。 PSF(パラメータセットアップファイル)のコマンドボタン“Null/Span”で調整用の ダイアログボックスを開くと、NullとSpanの調整ができます。 詳細については、page 31「4.5.6.2 アナログ出力のセットアップ」をご参照下さい。
1.概要
1. 6. 2 アナログ出力1.7
スキャンモード
大別して、スキャンモードには下記の3種類あります。このうちの1つをセットアッ プして下さい。セットアップは、付属のソフトで行います。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 2 6「 4 . 5 パ ラ メ ー タ セ ッ ト ア ッ プ フ ァ イ ル( P S F )」を ご 参 照 下 さ い 。 ストレートスキャン 初期状態のスキャンモードです。1番下(ケーブル側)の光軸から順番に上に向かっ て1光軸づつスキャンします。スキャン時間はかかりますが、小さいワークを検出す るのに適しています。 シングルエッジスキャン ワーク(箱など)の高さを計測するのに適したモードです。このモードでは、1光軸 目が遮光されたとき計測を開始します。スキャン方法は下記の通りです。 1. 1光軸目のみスキャンし、遮光されたら次のステップへ移行 2. 真中の光軸が遮光されているかをチェック 3. 遮光されている場合、上から1/4の光軸をチェック 遮光されていない場合、下から1/4の光軸をチェック 4. 上から1/4の光軸が遮光されている場合、上から1/8の光軸をチェック 遮光されていない場合、上から3/8の光軸をチェック 下から1/4の光軸が遮光されていない場合、下から1/8の光軸をチェック 遮光されている場合、下から3/8の光軸をチェック 5. このように、ワークの端を検出するまで上記の工程を繰り返す なおこのモードでは、ワークの上端を見つける動作になりますので、穴が空いてい るワークには不向きです。計測モードは、“LBBモード(Last Beam Blocked)”でご 使用下さい。 投光器 コントローラ 受光器 1光軸目が遮光 (スキャンを開始) 上から48/64の光軸を チェック...入光 中間(32/64)の光軸を チェック...遮光 上から44/64の光軸を チェック...入光 上から40/64の光軸を チェック...遮光 上から42/64の光軸を チェック...遮光 上から43/64の光軸を チェック...遮光 ステップ2 ステップ1 ステップ3 ステップ4 ステップ5 ステップ6 ステップ7 Fig.1-6 シングルエッジスキャンダブルエッジスキャン 箱などの幅を計測するのに適したモードです。このモードでは、まず設定したステ ップ数(2、4、8、16、32)分の光軸をスキップしてスキャンし、高速でターゲット の両端を検出します。スキャン方法は、下記の通りです。 1. 1光軸目をスキャン 2. ステップ数に従って、次の光軸をスキャン (ステップサイズが2の場合、次の光軸は3番目になります。) 3. 遮光される光軸を見つけるまでステップサイズに応じてスキャン 4. 遮光される光軸があった場合、シングルエッジスキャンと同様な方法でターゲ ットの下端を検出 5. 下端検出後、ステップサイズに応じて、入光状態の光軸までスキャンする 6. 入光状態の光軸があったら、そこからシングルエッジスキャンを始め、ターゲ ットの上端を検出する ダブルエッジスキャンでは、ターゲットの大きさによってステップサイズを決める 必要があります。右表以上のステップサイズを指定した場合、ワークの位置によっ ては検出されない場合がありますのでご注意下さい。 投受光器のスキャンをコントロールするモードとして、下記の3つがあります。 セットアップは、付属のソフトで行います。 詳 細 に つ い て は 、 p a g e 2 7「 4 . 5 . 1 コ ン ト ロ ー ル モ ー ド の セ ッ ト ア ッ プ 」を ご 参 照 下 さ い 。 Continuous Mode(連続モード) スキャンは、連続的に行われます。最も早くスキャンさせるコントロール方法で、 主にアナログ出力を使うときに有効です。 Host Mode(ホストモード) PCやPLC等のホストからコントローラにコマンドが送信されたときのみスキャン し、その結果をホストに返してきます。 Gate Mode(ゲートモード) コントローラのゲート入力の内容に応じてスキャンします。ゲートモードには、下 記4つのオプションがあります。 1. Gate ON ゲート入力がONのときスキャンを継続します。 2. Gate OFF ゲート入力がOFFのときスキャンを継続します。
3. Gate OFF to ON ゲート入力がOFFからONになったとき1回のみスキャンし ます。
4. Gate ON to OFF ゲート入力がONからOFFになったとき1回のみスキャンし ます。
1. 8
コントロールモード
ス テ ッ プ サ イ ズ 最小検出体 2 5.1 4 10.2 8 20.3 16 40.6 32 81.31.概要
2.1
投受光器の設置
投光器と受光器は、同一平面でお互いにまっすぐ向き合うように 設置します。付属のマウンティング・ブラケットと防振ゴムを使 用して固定して下さい。投受光器の内部回路は、振動や衝撃にも 耐えられますが、防振ゴムを使用することで衝撃を和らげますし、 振動によるダメージも防ぐことができます。投受光器を付属のマ ウンティング・ブラケットで取り付け、投光器と受光器が向き合 うようにセットして下さい。マウンティング・ブラケットは、投 受光器を左右30°回転できるようになっています。このとき、投 受光器の上下を揃えて下さい。基準となる線(床などの平らな面) から投受光器が同じ位置になることを確認して下さい。もし、基 準線と投受光器を垂直、または水平に設置するときは、水平儀が 役立ちます。投受光器の位置を合わせるのには、機械のまっすぐ なエッジやまっすぐに張った糸が役立ちます。また、目視でもま っすぐになっていることを確認して下さい。 外形については、page 44「6.5 外形図」をご参照下さい。 投受光器を他の投受光器の側に設置する場合、相互干渉を起こす 可能性があります。これは、投光器から出たビームが他のセット の受光器に入ってしまうときに起こります。相互干渉を避けるた めに、Fig.2-2のように投光/受光を逆にして下さい。3セット以 上の投受光器を並べて使用する場合、交互に投受光器を入れ替え て設置しますが、同じ向きの投受光器間で相互干渉が起こる可能 性があります。この場合、各投受光器を同一平面上に設置するか、 各投受光器間に衝立を設置して下さい。ゲート、あるいはホスト モードの場合は、各投受光器を順番にスキャンさせることで相互 干渉を防ぐことができます(ゲート入力入っているとき、あるい はホストからコマンドが送られたとき以外投光しません)。 Fig.2-2 受 光 器 の ケ ー ブ ル を 下 向 き に 設 置 投 受 光 器 の ケ ー ブ ル を 上 向 き に 設 置 投 受 光 器 ケ ー ブ ル の 向 き が 逆 投 受 光 器 が 水 平 で は な い 投 受 光 器 の ケ ー ブ ル の 向 き を 揃 え 床 と 水 平 に 設 置 Fig.2-3 Fig.2-12. 設置と配線
2.2
コントローラの設置
コントローラは、制御盤内に設置して下さい。35mmのDINレールか、付属のビスで 固定できます。 外形については、page 44「6.5 外形図」をご参照下さい。2.3
配線
コントローラの端子台には、下記を配線します。 ● 電源 ● 投受光器用ケーブル...QDC-□□□C(投光/受光で区別はありません) ● オプション(必要であれば配線して下さい) ゲート入力/アライン入力/出力1/出力2(アラーム/トリガー)/ Vout1/Iout1/Vout2/Iout2/RS-485 Fig.2-5∼Fig.2-8は、各コントローラの端子配列です。 DC30V max + − + − DC16∼30V 1 A max 投光器、 受光器ケーブル ディスクリート 出力2(アラーム) + − POWER 1 DC30V max 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 F1 茶 青 シールド 黒 白 ディスクリート 出力1 0∼10V アナログ 出力1 0∼10V アナログ 出力2 150mA max 25mA max 25mA max TX TX RS-485 150mA max DC10∼30V ゲート入力 DC10∼30V アライン入力 POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 F1 茶 青 シールド 黒 白 150mA max + − + − DC16∼30V 1 A max 投光器、 受光器ケーブル ディスクリート 出力2(アラーム) + − 0∼10V アナログ 出力2 ディスクリート 出力1 150mA max 25mA max TX TX RS-485 0∼10V アナログ 出力1 25mA max DC10∼30V ゲート入力 DC10∼30V アライン入力 DC30V max + − + − DC16∼30V 1 A max 投光器、 受光器ケーブル ディスクリート 出力2(アラーム) + − POWER 1 16∼30V DC30V 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 F1 茶 青 シールド 黒 白 4∼20mA アナログ 出力1 負荷 ディスクリート 出力1 150mA max TX TX RS-485 16∼30V 4∼20mA アナログ 出力2 負荷 150mA max DC10∼30V ゲート入力 DC10∼30V アライン入力 + − + − DC16∼30V 1 A max DC10∼30V ゲート入力 投光器、 受光器ケーブル ディスクリート 出力2(アラーム) + − DC10∼30V アライン入力 POWER 1 16∼30V 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 F1 茶 青 シールド 黒 白 4∼20mA アナログ 出力1 負荷 ディスクリート 出力1 150mA max TX TX RS-485 16∼30V 4∼20mA アナログ 出力2 負荷 150mA max 端子台 RS - 232( 9ピン D - Sub ) Fig.2-4 Fig.2-5 MAHCVN-1 Fig.2-6 MAHCVP-1 Fig.2-7 MAHCIN-1 Fig.2-8 MAHCIP-1電 源 電 圧 範 囲 は 、 D C 1 6 ∼ 3 0 V で す 。 プ ラ ス を 端 子 1 に 、 0 V を 端 子 2 に 接 続 し て 下 さ い 。ま た 、端 子 3 に は ア ー ス グ ラ ウ ン ド を 接 続 し て 下 さ い 。最 大 消 費 電 流 は 、 1 A で す 。 端子番号 説明 1 DC 16 ∼30 V 2 0V 3 アース 端子番号 説明 4 +12 V リード線色 茶 5 COM 青 6 シールド ー 7 T / R 黒 8 T / R 白 メッシュ部をシース端でカット フォイル部をシース端でカット シールド線 Fig.2-9 N o t e : 配 線 時 は 、 電 源 を 切って下さい。 ケーブルを短く加工する際 は、シールド線のアルミフ ォ イ ル と メ ッ シ ュ の 部 分 は、上図のようにシース端 で切断して下さい。 13 12 2 1 13 12 DC16∼30V NPN接続 2 1 DC16∼30V PNP接続 0V 0V 2.3.3.2 アライン入力 必要であれば、端子番号14と15にPLC出力や押しボタンスイッチ等を接続します。 端子番号14(+)と15(−)の電圧範囲は、DC10∼30Vです。下図は、NPN出力と PNP出力の接続例です。入力時の動作については、コントローラパネル上の押しボ タンスイッチと同じです。page 19「2.5 光軸調整」、page 20「2.6 ブランキングの 設定」をご参照下さい。 15 14 2 1 DC16∼30V 0V 0V NPN接続 15 14 2 1 DC16∼30V PNP接続 端子番号 電源電圧 12 DC 10∼30 V 13 0V 端子番号 電源電圧範囲 14 DC 10∼30 V 15 0V 2.3.1 電源の接続 ケーブル(QDC-***C)を投受光器に接続してから、コントローラの所まで配線しま す。 システム1つあたり、ケーブル2本を使用します。投光、受光で使用するケーブルの タイプは同じです。必要であればコントローラ側を適度な長さに切って、コントロ ーラの端子台(端子4∼8)に接続して下さい。投光器と受光器のケーブルは、コント ローラの同じ端子に接続します(各端子に2本のリード線を接続します)。ケーブルの リード線の色については、左表をご参照下さい。 2.3.2 投受光器ケーブルの接続 2.3.3.1 ゲート入力 必要であれば、端子番号12と13に光電スイッチやロータリーエンコーダ等を接続しま す。端子番号12(+)と13(−)の電圧範囲は、DC10∼30Vです。下図は、NPN出力と PNP出力の接続例です。入力時の動作については、page 12「1.8 コントロールモード」 をご参照下さい。入力時間は、最低150μS必要です。また、ゲート入力のインピー ダンスは、7.5KΩです。ゲート入力の間隔は、スキャン時間以上にして下さい。 2.3.3 入力 Fig.2-10 ゲート入力の配線 Fig.2-11 アライン入力の配線
2. 設置と配線
出力は、コントローラによって異なります。
page 4、5のFig.1-2、およびpage 14のFig.2-5∼2-8をご参照下さい。 2.3.4.1 NPN出力の配線(MAHCVN-1、MAHCIN-1) 出力1[OUT1] 端子番号は、9と11です。開閉容量は、最大DC30V/150mAです。 プログラム方法については、page 30「4.5.6 出力のセットアップ」をご参照下さい。 アラーム[ALARM] 端子番号は、20と17です。この出力は、出力2として、あるいはアラーム出力かト リガー出力として使用できます。 プログラム方法については、page 30「4.5.6 出力のセットアップ」をご参照下さい。 アラームとして使用する場合、システムの異常時に出力します。開閉容量は、最大 DC30V/150mAです。 9 DC30V 150mA max 11 負荷 + − + − 出力1の配線 出力2の配線 20 DC30V 150mA max 17 負荷 2.3.4.2 PNP出力の配線(MAHCVP-1、MAHCIP-1) 出力1[OUT1] 端子番号は、9と11です。開閉容量は、最大DC30V/150mAです。 プログラム方法については、page 30「4.5.6 出力のセットアップ」をご参照下さい。 アラーム[ALARM] 端子番号は、20と17です。この出力は、出力2として、あるいはアラーム出力かト リガー出力として使用できます。 プログラム方法については、page 30「4.5.6 出力のセットアップ」をご参照下さい。 アラームとして使用する場合、システムの異常時に出力します。開閉容量は、最大 DC30V/150mAです。 9 DC30V 150mA max 11 負荷 出力1の配線 20 DC30V 150mA max 17 負荷 出力2の配線 端子番号 出力 9 出力1 20 アラーム( 出力 2) 11、17 0Vコモン 端子番号 出力 9 出力 1 20 PNP出力 11、17 0Vコモン 2.3.4.3 電圧出力の配線(MAHCVN-1、MAHCVP-1) 電圧出力は2回路あります。端子番号は、10と16です。コモンの端子番号は11、ま たは2か17になります。 10 11 V 電圧出力(Vout1)の配線 16 17 V 電圧出力(Vout2)の配線 端子番号 出力 10 Vout 1 0∼10 V 16 Vout 2 0∼10 V 11、17 0Vコモン 2.3.4 出力 Fig.2-12 NPN出力の配線 Fig.2-13 PNP出力の配線 Fig.2-14 電圧出力の配線 *端子2、11、17は、コントローラ内部で接 続されています。 *端子2、11、17は、コントローラ内部で接 続されています。
ピン番号 RS - 232 端子番号 RS - 485 18 TX 19 TX 各コントローラには、2つの通信ポートが付いています。 RS-232:コントローラのコネクタは、9pinD-Subのメスです。適切なRS-232Cケ ーブル(ストレート)をご用意下さい。ピンアサインは、右表の通りです。RS-232C ケーブルは、パソコンショップ等でもお求めになれます。 2 3 5 2 3 5 7 8 RxD TxD GND RTS CTS ループバック コントローラ PC(9pin D-Sub) 9ピンD-Subとの接続 2 3 5 2 3 5 4 5 TxD RxD GND RTS CTS ループバック コントローラ PC(15pin D-Sub) 15ピンD-Subとの接続 RS-485:端子番号は、18(+)と19(−)です。 ミニアレイ・コントローラ同士を接続する際にご使用下さい。 18 19 コントローラA 18 19 コントローラB 18 19 コントローラn ホスト 220Ω 2 T × D 3 R × D 5 0Vコモン 2.3.4.4 電流出力の配線(MAHCIN-1、MAHCIP-1) 電流出力は2回路あります。端子番号は、10と16です。コモンの端子番号は、11、 または2か17になります。 DC16∼30V 10 11 A 電圧出力(Iout1)の配線 16 17 A 電圧出力(Iout2)の配線 + − + − DC16∼30V 端子番号 出力 10 lout 1 4∼20 m A 16 lout 2 4∼20 m A 11、17 0Vコモン Fig.2-15 電流出力の配線 Fig.2-16 RS-232の配線 Fig.2-17 RS-485の配線 <注>終端抵抗として、220Ωの抵抗を最終コントローラに接続して下さい。 Fig.2-16 RS-232ピンアサイン 2.3.5 シリアルポート
コントローラ上にはFig.2-19のように動作表示と自己診断表示があります。 (図は、MAHCVN-1のパネルです) 動作表示 OUTPUT(赤).... 出力1の状態を表示します(出力時点灯)。 ALARM(赤)... 出力2の状態を表示します。アラームとして使用する場合、シ ステム自体の異常時に点灯(出力2がON)します。また、他の HRミニアレイシステムのゲート信号用にトリガー(Trigger)と して使用する場合、トリガーがONしたときに点灯します。 GATE(赤)... ゲート入力が入ったときに点灯します。 ALIGN(緑)... 投受光器の状態を表示します。光軸が合い、計測エリアに何も な く 、 受 光 器 の 緑 、 ま た は 緑 と 黄 色 の L E D が 点 灯 し た と き に ALIGNも点灯します。 自己診断表示 Fig.2-19のように、エラー内容を数値で表示します。付属のソフトウェアでも診断 内容を確認できます。 page 34「4.6 自己診断機能」をご参照下さい。 A/b(Align/blank)については、page 19「2.5 光軸調整」、page 20「2.6 ブランキング の設定」、page 23「4.3 光軸調整ツール」、およびpage 24「4.4 ブランキングの設定 と保存」をご参照下さい。
2. 設置と配線
2.4
表示
投 受 光 器 に は 、 ど ち ら か ら で も シ ス テ ム の 状 態 が 分 か る よ う 3 面 に L E D が 付 い て い ま す 。 2.4.1.1 投光器 LED(赤)の点灯時、正常動作していることを示します。消灯時は投光器の異常です。 この場合、コントローラ上の自己診断表示は、“4”になります。また、付属の自己診 断プログラムを起動し、パソコンから不具合個所を調べることができます。 詳細については、page 34「4.6 自己診断機能」をご参照下さい。 2.4.1.2 受光器 受光器には、緑、黄、赤の3つのLEDが、3面に付いています。 緑の点灯は、光軸が合い、全ビームが入光していることを意味します。緑と黄色が 点灯している場合、正常動作ですが、光軸がずれるか投受光器が汚れており光量が 低下していることを意味します。 赤の点灯は、1光軸以上遮光されているか、光軸が合っていないことを意味します。 全LEDが点灯している場合、受光器の異常です。付属の自己診断プログラムを起動 し、パソコンから不具合個所を調べて下さい。 詳細については、page 34「4.6 自己診断機能」をご参照下さい。 動作表示 遮光表示(赤) アライン 表示(赤) 入光 表示(緑) 受光器 投光器 (赤) 自己診断表示 アラインボタン 出力表示(赤) アラーム表示(赤) ゲート入力表示(赤) アライン表示(緑) エラーコード System OK 動作正常 A/b Align/blank 光軸調整 / ブランキング 1 Output Short 出力ショート 2 E/R Mismatch 投受光器不一致 3 Receiver Error 受光器異常 4 Emitter Error 投光器異常 5 Serial Comm 通信異常 6 EEPROM EEPROM異常7 CPU Error CPU異常
8 Null/Span ヌル / スパン異常 コントローラ ラベルの説明 意味 2.4.1 投受光器の表示 2.4.2 コントローラの表示 Fig.2-18 Fig.2-19
2.5
光軸調整
page 13「2.1 投受光器の設置」をご参照の上、投受光器の高さや向きを合わせて設 置して下さい。 システムに電源を投入すると、自己診断のルーチンに入ります。自己診断では、ま ず受光器がテストされ、次に投光器がテストされます。この時点で自己診断表示は、 “3”、“4”と表示され、続いて“−”、または“−.”と表示されます。“−”、または “−.”は、RUNモードであることを示します。自己診断表示のピリオドは、ブランキ ングが設定されていることを示します。 システム設置後、または投光器か受光器を移動したとき、全光軸の感度が均一にな るよう感度調整します。感度調整により全光軸のエクセスゲイン(*)が測定され、 全光軸の感度が均一になるよう自動調整されます。感度調整には、次の3つの方法が あります。 ・コントローラパネル上のプッシュボタンで調整する方法 ・コントローラのアライン入力(端子14、15)に接続したスイッチ等で外部から調 整する方法 ・付属のソフトウェアで調整する方法 感度調整終了時点で各光軸の設定内容がE2PROMに保存されますので、投受光器を 移動しない限り、このルーチンを再度実行する必要はありません。 プッシュボタンによる感度調整:操作方法は、下記の通りです。 1. 押しボタンスイッチを3秒間押します。自己診断表示に“A”と表示され、光軸調 整のモードに入ったことを示します。 2. 付属のマウンティング・ブラケットは、投受光器を左右30°回転できるように なっていますので、投受光器を左右に回転させ、受光器の緑のLED、あるいは コントローラのALIGN(緑)が点灯する位置の中間で投受光器を固定して下さい。 投受光器間に何もなく、光軸が合いエクセスゲインが3以上になったとき、緑色 のLEDが点灯し黄色のLEDが消灯します。光軸がずれるか、投受光器が汚れて 光量が低下してエクセスゲインが1と3の間のとき、受光器の黄色のLEDが点灯 します。完全に光軸が合っていないか遮光されているとき、赤のLEDが点灯し ます。 3. 押しボタンスイッチを3秒間押すと自己診断表示が“−”となり、RUNモードに なります。 アライン入力による感度調整:アライン入力端子14(+)、15(−)にDC10∼30Vを 加えたとき、パネル上のボタンを押したのと同じになります。 上記「プッシュボタンによる感度調整」をご参照下さい。 ソフトウェアによる感度調整:付属のソフトには、光軸調整用のツール(Alignment) があります。 詳細については、page 23「4.3 光軸調整ツール」をご参照下さい。 検出幅と取付寸法/外形については、page 39「6. 仕様」をご参照下さい。 (*) エクセスゲイン:余裕度を示す。 1のとき検出可能なぎりぎりの状 態 。 詳 細 に つ い て は 、 総 合 カ タ ロ グ を ご 参照下さい。2. 設置と配線
2.6
ブランキングの設定
ジグや機械の一部が光軸を遮るとき、その光軸を無視するよう設定できます。この 機能をブランキングと呼びます。 設定方法は、下記の3種類があります。 ・コントローラパネル上のプッシュボタンでのブランキング設定 ・コントローラのアライン入力(端子14、15)に接続したスイッチ等でのブランキ ング設定 ・付属のソフトウェアでのブランキング設定 プッシュボタンによるブランキング:操作方法は、下記の通りです。 1. 押しボタンスイッチを3秒間押します。自己診断表示に“A”と表示され、光軸調 整のモードに入ったことを示します。 2. スイッチを1回(0.5秒以下)押す。自己診断表示が“A”から“b”になり、ブラン キングの設定モードに入ったことを示します。 この状態では、ジグや機械の一部で遮光されていますので受光器の遮光表示(赤) とコントローラの表示ALAIGN(緑)が点灯しています。 3. 再度スイッチを1回(0.5秒以下)押します。遮光されている光軸は自動的にブラ ンキングの設定がされます。この時点で受光器の緑のLEDが点灯します。 4. 押しボタンスイッチを3秒間押すと自己診断表示が“−.”となり、RUNモードに なります。受光器とコントローラの表示は、緑が点灯し検出エリアに何もない 状態の表示になります。 アライン入力によるブランキング:アライン入力端子14(+)、15(−)にDC10∼ 30Vを加えたとき、パネル上のボタンを押したのと同じになります。 page 19「プッシュボタンによる感度調整」をご参照下さい。 ソ フ ト ウ ェ ア に よ る ブ ラ ン キ ン グ : 付 属 の ソ フ ト に は 、 光 軸 調 整 用 の ツ ー ル (Alignment)があり、その中にブランキングの設定が可能なツールが含まれます。 詳細については、page 24「4.4 ブランキングの設定と保存」をご参照下さい。 Fig.2-20 ブランキング OFF ブランキング ON ブランキング表示3.1
Windows 3.1でのインストール
1 . 付 属 の フ ロ ッ ピ ー を ド ラ イ ブ に 挿 入 し 、 プ ロ グ ラ ム マ ネ ー ジ ャ ー の メ ニ ュ ー“ ア イ コ ン ”か ら「 プ ロ グ ラ ム を 指 定 し て 実 行 」を ク リ ッ ク し ま す 。 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス に “ A : \ s e t u p . e x e ”( フ ロ ッ ピ ー を 入 れ た ド ラ イ ブ が“ A : ”の と き )と タ イ プ す る か 、 参 照 を ク リ ッ ク し て“ s e t u p . e x e ”を 選 び“ O K ”を ク リ ッ ク し ま す 。 あ る い は 、 フ ァ イ ル マ ネ ー ジ ャ ー で“ s e t u p . e x e ”を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 セ ッ ト ア ッ プ の プ ロ グ ラ ム が 起 動 し ま す 。 2 . ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ W e l c o m e ”が 表 示 さ れ た ら 、“ I n s t a l l ” を ク リ ッ ク し ま す 。 セ ッ ト ア ッ プ を 中 止 す る 場 合 は 、 “ D o n ' t I n s t a l l ”を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 3 . ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ U s e r I n f o r m a t i o n ”が 表 示 さ れ ま す 。 必 要 事 項 を タ イ プ の 上 、“ O K ”を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 4 . 次 に ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ T a r g e t D i r e c t o r y ”が 表 示 さ れ ま す 。 デ フ ォ ル ト の デ ィ レ ク ト リ は“ C : \ H r m b ”で す の で 、 必 要 で し た ら 変 更 し て 下 さ い 。 イ ン ス ト ー ル を 開 始 す る と き は 、“ O K ”を ク リ ッ ク し ま す 。 中 止 す る 場 合 は 、“ C a n c e l ” を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 5 . フ ァ イ ル が 解 凍 さ れ 、 ハ ー ド デ ィ ス ク に コ ピ ー さ れ ま す 。 6 . ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ P r o g l a m G r o u p ”が 表 示 さ れ ま す 。 デ フ ォ ル ト の グ ル ー プ 名 は 、“ A - G A G E H R M A w i t h B l a n k i n g ”で す 。 必 要 で し た ら グ ル ー プ 名 を 変 更 し て 、 “ O K ”を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 7 . ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ I n s t a l l a t i o n C o m p l e t e d ”が 表 示 さ れ ま す の で 、“ O K ”を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 8 . プ ロ グ ラ ム グ ル ー プ“ A - G A G E H R M A w i t h B l a n k i n g ”が デ ス ク ト ッ プ 上 に 作 成 さ れ ま す 。 プ ロ グ ラ ム を 実 行 す る に は 、 プ ロ グ ラ ム グ ル ー プ 内 の“ A - G A G E H R M A w i t h B l a n k i n g ”を ダ ブ ル ク リ ッ ク し ま す 。 プ ロ グ ラ ム 名 は 、 H r m i n i a b . e x e で す 。3.2
Windows 95/98/NTでのインストール
1 . 付 属 の フ ロ ッ ピ ー を ド ラ イ ブ に 挿 入 し 、 タ ス ク バ ー の メ ニ ュ ー か ら「 フ ァ イ ル 名 を 指 定 し て 実 行 」を ク リ ッ ク し ま す 。 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス に“ A : \ s e t u p . e x e ”( フ ロ ッ ピ ー を 入 れ た ド ラ イ ブ が“ A : ”の と き )と タ イ プ す る か 、 参 照 を ク リ ッ ク し て“ s e t u p . e x e ”を 選 び“ O K ”を ク リ ッ ク し ま す 。 あ る い は 、 フ ァ イ ル マ ネ ー ジ ャ ー で“ s e t u p . e x e ”を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て 下 さ い 。セ ッ ト ア ッ プ の プ ロ グ ラ ム が 起 動 し ま す 。 2 . 以 下 W i n d o w s 3 . 1 で の セ ッ ト ア ッ プ の 場 合 と 同 じ で す 。 プ ロ グ ラ ム を 実 行 す る に は 、“ ス タ ー ト ”の プ ロ グ ラ ム“ A -G A -G E H R M A w i t h B l a n k i n g ”か ら“ A - -G A -G E H R M A w i t h B l a n k i n g ”を ク リ ッ ク し て 下 さ い 。 プ ロ グ ラ ム 名 は 、 H r m i n i a b . e x e で す 。 付属のソフトウェア(Windows 3.1/95/98/NT対応)を使って、 PCからコントローラを簡単にセットアップできます。 プログラムのインストール方法は、下記の通りです。 ハードディスクの空きは、2MB必要です。 Fig.3-1 Welcome Fig.3-2 ユーザーインフォメーション Fig.3-3 フォルダの設定 Fig.3-4 インストール Fig.3-5 プログラムグループ Fig.3-6 インストール完了4. コントローラのセットアップ
付属のソフトウェア( A-GAGE HRMA with Blanking)に含まれる機能は、下記の通 りです。
メニューバー ツール 機能 説明セクション
MINI - ARRAY Ping IDとボーレートの自動割付 4.2
Edit PSF パラメータセットアップファイル 4.5
Diagnostics 自己診断 4.6
Alignment 光軸調整 4.3
Set Part Number ( Factory Use )
Exit 終了
Options Serial Port PCの通信ポートセットアップ 4.1
Parity パリティーのセットアップ 4.1
Save Settings on Exit 終了時の内容保存 4.1 Help Index ( Under Construction )
About バージョン情報
4. 1
通信セットアップ( Serial Port , Save Settings on Exit )
付属のソフトウェアは、RS-232を通じてPCとコントローラ間の通信を可能にしま す。コントローラ上のD-Subコネクタのピンアサインについては、page 17「2.3.5 シリアルポート」をご参照下さい。RS-232Cケーブル(ストレート)は、パソコンシ ョップ等でもお求めになれます。 PCのCOMポートとパリティを下記の要領でセットアップして下さい。 1. コントローラとPC間にケーブルを接続します。
2.“ A-GAGE HRMA with Blanking(Hrminiab.exe)”を起動します。
3. メニューバー“Option”の“Serial Port”を選択します。“COM1”から“COM4”の 中から1つ選択して下さい。次に、メニューバー“Option”の“Parity”を選択し ます。“Even”、“Odd”、“None”の中から1つ選択して下さい。PCの通信ポー トについては、PCのマニュアルをご参照下さい。
4. 必要でしたら“Save Settings on Exit”をクリックし、チェックマークをつけて 下さい(アプリケーション終了時、内容を保存します)。
4. 2
IDとボーレートの自動割付(Ping)
システムをセットアップする際に、Pingを実行する必要があります。実行しない場 合、“Diagnostics”、および“Alignment”の使用はできません。“Edit PSF”の場合は、 オフラインでのみ使用できます(Pingを実行しオンラインにならないと、セットアッ プ内容をコントローラに転送できません。PCのファイルとして保存することは可能 です)。 Pingを実行すると、各コントローラがIDとボーレートを自動的にセットアップしま す。RS-232で接続した場合は、PCと直接接続されたコントローラのみが対象にな ります。RS-485で複数(最大15台)のコントローラが接続されている場合(PCとコ ントローラ間もRS-485)、全コントローラのIDとボーレートが自動的にセットアッ プされます。起動方法は、下記の通りです。PCのポートのセットアップを先に行っ てください。Pingの実行は、15秒から20秒かかります。 1. 全コントローラの電源を一旦遮断し、システムをパワーアップルーチンに入れ ます(自己診断に入ります)。 2. メニューバー“MINI-ARRAY”から“Ping”を選択するか、F5キーを押します。 3. 割 付 完 了 後 、 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス“ P i n g ”が 表 示 さ れ ま す 。 終 了 す る 場 合 は 、 “Cancel”をクリックして下さい。“Update”を実行すると再度割付モードに入 ります。 4. 左 図 の P I N G 列 の“ A ”か ら“ O ”は 、 コ ン ト ロ ー ラ I D を 示 し ま す 。“ 9 6 0 0 ”、 “19200”、および“38400”は、ボーレートを示します。初期値は、IDが“A”、 ボーレートが“9600”です。割付が完了すると、IDとボーレートの交点に“X”が 表示されます。Fig.4-3は、PCに接続されているシステムは1つで、そのコント ーラのIDはAで、ボーレートは38400であることを示します。“X”をクリックす る と 、 そ の コ ン ト ロ ー ラ に 対 し て“ E d i t P S F ”、“ D i a g n o s t i c s ”、 お よ び “Alignment”のツールが使用可能になります。 Fig.4-1 ポートのセットアップ Fig.4-2 Pingの実行 Fig.4-3 Ping実行結果4.3
光軸調整ツール(Alignment)
各光軸の感度を均一にするためのツールです。起動方法は、下記の通りです(コント ローラとオフラインでは起動できません)。 1. メニューバー“MINI-ARRAY”から“Alignment”を選択します。 2. コントローラの自己診断表示が“A”になり、ダイアログボックス“Alignment” が表示されます。このとき、システムは“RUN”状態で、各光軸の状態をリアル タイムで表示します。“1”が入光状態、“0”が遮光状態を示します。 3. 終了するときは、“Stop”をクリックしスキャンを停止させ、“OK”をクリック して下さい。感度の設定内容がコントローラに転送され、コントローラの自己 診断表示が“−”になり、システムはRUNモードに移行します。感度設定の内容 をコントローラに転送せずに“Alignment”を終了する場合は、“Cancel”をクリ ックして下さい。 また“Alignment”は、コントローラセットアップ時に検出体がエリアのどこにある かを確認するのにも役立ちます。 Fig.4-5で、33光軸目から48 光軸 目 を 例 に と る と 、 入 光 / 遮 光 の 状態は次のようになっています。 33∼ 44光軸目 入光 45∼ 48光軸目 遮光 ブランキングの設定はありません。 コマンドボタン Start Stop StepClear Blanking Fields Restore Controller Setting Auto Blanking
Abort Auto Blanking Save to File Read from File Cancel OK Edit 詳細説明セクション ---4.4.2 説明 スキャンを開始し、全光軸の状態をリアルタイムで表示します。 スキャンを停止させます。 1回のみスキャンし、全光軸の状態を表示します。 ブランキングの設定を解除します。 コントローラに設定されたブランキングの情報を読み込みます。 実行時に遮光されている光軸をブランキングに設定します。 設定の変更をキャンセルします。 ブランキングの設定内容をPCのファイルとして保存します。 PCのファイルとして保存されたブランキングの設定を読み込みます。 設定内容の変更をキャンセルします。 設定内容がコントローラに保存されます。 ブランキングをマニュアルで設定できます。 コマンドボタンをクリックすると、専用のダイアログボックスが表示され、ブランキ ングの編集が可能になります。 4.4.1 4.4.3 シ ス テ ム の光軸数 遮 光 状 態 の光軸数 1光軸目から 16光軸目 49光軸目から 64光軸目 1 :入光状態 0 :遮光状態 B:ブランキング 入 光 状 態 の光軸数 ブランキングが設 定された光軸数 コマンドボタン Fig.4-4 アライメントの実行 Fig.4-5 アライメント
4. コントローラのセットアップ
4.4
ブランキングの設定と保存
メニューバー“MINI-ARRAY”から“Alignment”を選択します。スキャンを停止(“Stop” をクリック)すると、“Alignment”のコマンドボタンはFig.4-6のようになります。 自動でブランキングを設定するには、コマンドボタン“Auto Blanking”をクリックし ます。コマンドボタンの表示“Auto Blanking”は、“Accept Auto Blanking”に変わ ります。その部分のブランキングがOKであれば、“Accept Auto Blanking”をクリッ クします。入光/遮光の表示は、“0”から“B”になり、ブランキングが設定されたこ とを示します。キャンセルする場合は、“Abort Auto Blanking”をクリックします。 コントローラ上の押しボタンでもブランキングの設定が可能です。
page 20「2.6 ブランキングの設定」をご参照下さい。
“Restore Controller Settings”をクリックすると、現在のブランキング設定をコント ローラから読み込みます。“OK”をクリックすると、ブランキングの設定内容がコン トローラへ転送され、コントローラの設定内容が上書きされます。したがって、“OK” をクリックする前であれば、“Restore Controller Settings”によって、ダイアログボ ックスの表示をコントローラのブランキング設定の内容に戻すことができます。 “Clear Blanking Fields”をクリックすると、ブランキングの設定は解除されます。
4.4.1 ブランキングの自動設定(Auto Blanking) 計測エリアを計測対象外のロボットのアームが通過する等、“Auto Blanking”では設 定が困難な場合に便利なツールです。また、“Auto Blanking”で設定した後、振動な どによりブランキングエリアを広げる必要がある際にも便利です。 “Edit”をクリックすると、下図のダイアログボックスが表示されます。 チャンネル(光軸)は、16チャンネルずつグループになっており、ダイアログボック ス 左 側 の ボ タ ン を ク リ ッ ク す る と 、 そ の 行 が セ レ ク ト さ れ ま す 。 こ の 状 態 で 、 “Blank Selected”をクリックすると、下図のようにその列のチャンネルにチェック マ ー ク が つ け ら れ ま す 。 チ ェ ッ ク マ ー ク は 、 ブ ラ ン キ ン グ す る チ ャ ン ネ ル で あ る こ と を 示 し ま す 。 ま た 、 マ ウ ス ボ タ ン を 押 し た ま ま 移 動 す る と 、 複 数の行を選択できます。 “Select All”をクリックすると、すべてのチャンネ ルがセレクトされます。 各チャンネルをクリックすると、1チャンネルずつ チェックマークのつけ外しができます。 “Clear Selected”をクリックすると、セレクトさ れた部分のチェックマークが外されます。 “OK”をクリックすると、“Alignment”に戻り、チ ェックマークをつけた部分が“B”と表示されます。 “Cancel”をクリックすると、設定がキャンセルさ れ“Alignment”に戻ります。“OK”をクリックする と、ブランキングの内容がコントローラに転送され ます。“Cancel”をクリックすると、設定内容は破 棄され、コントローラの設定内容は変わりません。
4.4.2 ブランキングの手動設定(Edit Channel Blanking State)
Fig.4-6 オートブランキング
Fig.4-7 ブランキング設定
ブランキングの設定をPCのファイルとして保存できます。
“Save to File”をクリックすると、下図のダイアログボックスが表示されますので、 必要であれば適当な名前をつけて保存して下さい。
“Read From File”をクリックすると、下図のダイアログボックスが表示されます。 ファイルをセレクトして“OK”をクリックすると、設定内容を読み込めます。
4.4.3 ブランキングの保存
Fig.4-9 ファイルの保存
4. コントローラのセットアップ
4.5
パラメータセットアップファイル(PSF)
アプリケーションに合わせた計測モードや入出力をセットアップするときに使用しま す。プログラムの起動は、メニューバー“MINI-ARRAY”から“Edit PSF”を選択する か、F4キーを押します。PSFは、オンラインでセットアップ可能です。 コントローラをセットアップする項目は、下記の通りです。 セットアップ後、内容をコントローラに転送します。転送後、PCとコントローラ間 のケーブルを外しても、コントローラはセットアップ内容に従って動作します。セッ トアップ内容は、コントローラのE2PROMに保存されます(電源を切っても保持され ます)。また、コントローラの内容のPCへの読み込みや、セットアップ内容をPCの ファイルとしてPCに保存できます。段取り替えが必要な場合、PCに保存してあるフ ァイルをコントローラに転送するだけでコントローラのセットアップは完了します。コントロールモードのセットアップ(Control Mode Selection) ...「4.5.1」 コンティニュアス(Continuous)、ホスト(Host)、ゲート(Gate ON, Gate OFF, Gate OFF to ON, Gate ON to OFF)の中から1つを選択します。
スキャン方法のセットアップ(Scan Methods) ...「4.5.2」 ス ト レ ー ト( St r a i g h t )、 シ ン グ ル エ ッ ジ( S i n g l e E d g e )、 ダ ブ ル エ ッ ジ( D o uble Edge)のステップ2∼32の中から1つを選択します。
計測モード(Analysis Mode Selection) ...「4.5.3」 “Meas1”と“Meas2”に右表の計測モードをセットアップします。
シリアル通信のセットアップ(Serial Communication) ...「4.5.4」 ボーレート、コントローラID、パリティをセットアップします。
データ形式のセットアップ(Serial Transmission) ...「4.5.5」 データ形式とフォーマットをセットアップします。
出力のセットアップ(Analysis Mode Assignment) ...「4.5.6」 計測モードに応じて、どの範囲で出力を動作させるかをセットアップします。 PSFの転送と保存 ...「4.5.7」 セットアップ内容の保存とコントローラへの転送。 計 測 モ ー ド F B B F i r s t B e a m B l o c k e d F B M F i r s t B e a m M a d e L B B L a s t B e a m B l o c k e d L B M L a s t B e a m M a d e M B B M i d d l e B e a m B l o c k e d T B B T o t a l B e a m s B l o c k e d T B M T o t a l B e a m s M a d e C B B Contiguous Beams Blocked C B M Contiguous Beams Made T R N T r a n s i t i o n s
Fig.4-11 PSFの起動