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Microsoft Word - ペナンだより第27号(1月号)修正版

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Academic year: 2021

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(1)

豊橋技術科学大学グローバル工学教育推進機構

ペナンだより

(第 27 号 平成 29 年 1 月 31 日)

Toyohashi University of Technology

National Institute of Technology

Nagaoka University of Technology

(2)

※ 主要活動報告

◆ 1月2日(月)、ペナン空港へ先発組の実務訓練生12名の出迎えに、長尾特任教授、Fong

氏、Angeline氏、京兼で行く。学生達は飛行機の遅れはあったものの無事に到着し、 8名の学生を長尾特任教授とAngeline氏でPutra Place Condominiumへ、3名の学生を Fong氏と京兼でSri Concordia Apartmentへ送り届ける。当該時間帯に空港へはUSM のAsma学長とShukri副学長が所用で来ており、実務訓練やペナン校について話し合う。

◆ 1月3日(火)、後発組の実務訓練生11名を出迎えるため、Fong氏、Angeline氏、京兼

でペナン空港へ行く。到着した数名の学生がクアラルンプール(KL)へ入国した際、 ビザの関係で行き違いが生じたこと、また2名の学生は手荷物が届かず、KLに荷物が あるので後ほど空港会社から届けられるとの報告があった。全員が揃った時点で、1 名の学生をFong氏がSri Concordiaへ、10名の学生をAngeline氏と京兼でPutra Place へ連れて行く。マレーシア留学生1名は家族とともにPutra Placeに到着する。Putra PlaceのCondominiumに入居する日本人学生を連れて、Queens bayのモールへ行き、両 替、昼食、当面必要な日用品の買い物をする。Sri Concordiaでは長尾特任教授が加 わり、Fong氏と共に学生を連れてGurney Plazaなどで両替、昼食、日用品の購入を行 う。

◆ 1月4日(水)、USM IMCC Officeで実務訓練生に対するオリエンテーションが開始さ

れる。Mustafa国際交流室長、長尾特任教授の挨拶、USMのBody6名と実務訓練生から 自己紹介を行った後、IMCCの副室長による「Introduction about USM & Penang」の 講話があり、Ice Breakとしてマレーシアダンスやゲームなどを全員で実施する。昼 食はIMCCから提供され、午後からはAmirul Shah Md Shahbudin教授によるBusiness Communicationに関する講義が行われた。

(3)

◆ 1月5日(木)、実務訓練生に対するIMCCでの講義は、長尾特任教授からグローバル化

と海外実務訓練について、Mustafa国際交流室長からEnglish Language (Public Speaking、Presentation and Communication)が行われる。午後からはUSMのBodyと共 にGeorge Townへ体験学習に出かける。

◆ 1月6日(金)、Lim准教授と京兼でIMCC Officeへ行き、実務訓練生へ「平成28年度グ

ローバル人材育成プログラムによる海外実務訓練」の冊子を配布し、危機管理、各種 注意喚起、マレーシア事情について詳細な説明をする。参加学生のうち4名が喉の痛 みと体調不良の諸症状があったので、Angeline氏がLoh Guan Lye病院へ連れて行き診 察を受ける。特に大きな問題はなく全員薬を貰ってペナン校で少し休息をとる。本年、 実務訓練先企業の要請で3名の学生がFong氏と共にUSM内にあるCIMB銀行で口座を開 設する。その後、Fong氏と京兼はUSM内のUsing Biomics Laboratory Testing Services で研修予定の学生を連れて行き、研究室の皆さんへ紹介し世話になる旨の挨拶等をし た後、実験室を見学する。昼食を挟んで長尾特任教授がペナン校から4名の学生を連 れくるが、1名は大事をとってPutra Place Condominiumで休養し、3名は講義に参加 する。USMとTUTの関係者一同で集合写真を撮った後、本学卒業生であるElimi Abu Bakar准教授からEngineering Englishに関する講義が行われた。 IMCC Office関係者と実務訓練生との集合写真 ◆ 1月7日(土)、マレーシア元留日学生協会(JAGAM)北部支部の新年会がペナンゴル フクラブにおいて開催され京兼が出席をする。懇親会の中でFirst Penguinの黄氏か らロータリークラブ米山奨学会のマレーシア支部発足にかかる懇親会が、ペナン校を 利用して行われるとの紹介があり、皆さんから数多く感謝の言葉をいただいた。

(4)

◆ 1月9日(月)、RECSAMへFong氏と京兼で訪問しFD教員の部屋を確認した後、USM内の

CIMB銀行で実務訓練生4名の書類、IMCCからのLETTER OF ACCEPTANCEを持参し手続き をする。

◆ 1月11日(水)、東レ総務部長の川勝氏から離任にあたっての挨拶状をいただく。

USMのSchool of Industrial Technologyへ長尾特任教授、Fong氏、京兼で表敬訪問を する。学科長のAzhar Mat Easa教授へ訪問の目的を伝えた後、Hakimi教授から学科の 説明があり、教授からはEco Technology関連分野について本学との共同研究などにつ いて言及があった。意見交換後はHakimi教授の案内で植物、生物、堆肥資源を生成さ せる各種実験室を見学する。 Industrial TechnologyのEasa学科長(左側2人目) とHakimi教授(右側2人目)を囲んでの記念撮影 ◆ 1月13日(金)、NGK Globetronicsで実務訓練中の学生が体調不良のため、ひばりク リニックで診察を受ける。長尾特任教授と京兼で様子を見に行くが、診察結果は腸炎 とのことで薬を貰った後、本人の希望でPutra Place Condominiumで休ませることに した。Disted College理事長のYeap氏ご夫妻、同College Seah学長ご夫妻をペナン校 へ招待して、新春の懇親会を開催する。懇親会には長尾特任教授と奥様、Lim准教授、 京兼が同席し、マレーシアと日本の教育制度、高等教育機関での研究活動、日馬の文 化の相違、男女共同参画など多くの話題について話し合った。 ◆ 1月14日(土)、総領事館公邸で新年賀詞と名刺交換会があり長尾特任教授、京兼が 出席し、各企業の代表者の方へ実務訓練生の受入れ、若手企業技術者と特別推薦学生 との意見交換会への派遣依頼をする。 ◆ 1月15日(日)、佐世保高専教職員2名の出迎えと支援で京兼がペナン空港へ行く。少 し遅れがあったものの無事に到着し、Sititel Hotelへ送っていきペナン滞在中の予 定について情報交換をする。

(5)

◆ 1月16日(月)、FD研修でペナン入りをする高専教員5名を長尾特任教授、Fong氏、京

兼がペナン空港で出迎えRECSAMへ、入居などの手続きを済ませた後、当面の食事場所 と生活必需品を購入するためTESCOを案内する。Lim准教授は佐世保高専教職員2名と9 月25日から実施予定のペナン研修旅行について話し合った後、佐世保高専教職員と一 緒にRECSAMへ移動する。FD研修者4名はRECSAMで荷物や部屋の片付けと生活の準備を し、1名はLim准教授とVouk Suites at Mansion Oneで入居などの諸手続きを進める。 佐世保高専教職員、長尾特任教授、Fong氏、京兼はNGK Electronics Devicesを訪問 し、企業見学に関する打合せを行う。山本社長からは9月27日の13時からの受入れに ついて快諾を得ると共に、学生への昼食もNGK E.D.で提供いただけることとなった。 NGK E.D.での研修内容は会社概要の説明、小グループに分かれての工場見学、日本人 技術者との意見交換会などである。 NGK E.D.の山本社長(右側3人目)を ミネベアの萩野社長(右側3人目)と岡本 囲んで記念撮影 総務課長右側4人目)を囲んで記念撮影 ◆ 1月17日(火)、ミネベアへ佐世保高専教職員2名、長尾特任教授、Lim准教授、京兼 で訪問し、企業見学に関し打合せを行う。萩野社長(岡本総務課長が同席)からは、 9月27日の9時30分から受け入れ可能との回答があり、学生の研修に関してはNGK E.D. とほぼ同様な内容となった。また本学の実務訓練については、前向きに検討していた だけることとなった。 FD研修教員のペナン校でのオリエンテーションは14時から開始し、最初に京兼からFD 研修の趣旨と意義を述べた後、「グローバル化、ペナン校の役割、企業の海外進出と 英語力、高専生のペナン研修、今後に向けて」を、Fong氏からは「Introduction to Malaysia(マレーシアの歴史、文化と食生活、教育制度、ペナンの状況)」について の講演を行う。講演後は長尾特任教授を交えてペナン校の設備と利用法、交通事情 (Taxiの利用法)、明日からの予定と各機関での講義手法などについて話し合う。終 了後、佐世保高専生のペナン研修旅行に関する企業見学以外の緒行事(USMでの交流、 世界遺産地区での見学、宿泊ホテルなど)について、関係者で情報共有を行う。時習 館高校の教員2名が来校。研修スケジュールの変更による再調整について話し合いを した後、高専教員と一緒に総勢10名で懇親会を実施する。

(6)

◆ 1月18日(水)、第297回三水会へ長尾特任教授、京兼で出席する。会議では幹事、事 務局からの連絡事項が6件あり、総領事館からは本年が日馬国交樹立60周年にあたる ので、60周年記念に相応しい様々な事業を進めていきたとの挨拶があった。席上でソ ニーの永井社長と土橋副社長へ特別推薦学生等ペナン研修時の企業見学について依 頼を行う。また、東レの岡田人事課長へは実務訓練生に対する本学教員の中間視察と 懇談、若手技術者と特別推薦学生等との意見交換会について社員の派遣をお願いする。 ◆ 1月19日(木)、天皇誕生日レセプション時に協力と支援をした企業、団体、日本人 学校と本学が糸井総領事主催の懇親会に招待され、長尾特任教授、京兼で出席をする。 懇親会では今年度の反省と次年度に向けた計画についての話題で盛り上がった。

◆ 1月20日(金)、時習館高校生徒4名と教員2名、Jit Sin High School生徒4名と教員1

名、長尾特任教授、Fong氏、京兼でパナソニックを訪問する。駒谷工場長とローカル スタッフ4名で対応いただく。総務担当課長から会社概要の説明後、2班に分かれて工 場内を見学後、質疑応答を行う。こうした場面では総じて日本人生徒は大人しく、現 地の中華系生徒の方が積極的に質問をしており、少なからず考えさせられるものが あった。パナソニックでの見学後は総領事館を日本人グループのみで表敬訪問し、糸 井総領事、山川領事と生徒4名とで交流事業について懇談を行う。終了後は総領事と 領事から生徒への励ましの言葉があった。Jit Sin High School主催のFarewell Party が開催され、時習館高校関係者と共に長尾特任教授、Fong氏、Angeline氏が参加する。 パナソニックで時習館高校とJit Sin H.S. 時習館高校生が総領事館を訪問 の生徒一行と記念撮影 ◆ 1月23日(月)、ポリテクニック校(PSP)のMarriappen先生と31日から開始されるFD 研修教員の講義内容、最終打合せ日程について話し合う。本年から新規に講義を行う こととなったポリテクニック校(PTSB)から国際交流担当(副校長)のYusaini教員 と各学科長6名が来校する。FD教員5名、長尾特任教授、Fong氏、京兼で対応をする。 PTSBから配布された資料を基に講義日程とFinal Projects支援について、各学科代表

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者と高専教員が個別に情報共有をして詳細を詰める。なお、PTSB宿舎への移動は2月 11日とし、学校暦の関係で日曜日から講義を実施することとなった。

PTSB教職員とFD研修教員との集合写真

◆ 1月24日(火)、Disted Collegeで長年勤務し、本学もTwining Program計画段階で大

変お世話になった Liew副学長が27日付で辞職するとの挨拶状をいただく。 ◆ 1月25日(水)、FD教員5名、長尾特任教授、Fong氏、京兼でPSPを訪問する。この日 はインドの収穫祭にあたりMarriappen先生と実行委員の学生が中心となって、インド 系学生と共に祝賀セレモニーを開催しており、日本人関係者全員が招待される。学生 企画による豊穣を祝った収穫祭は、神への感謝を捧げる舞踊と歌で始まり、サトウキ ビに吊るした壺に牛乳と米などを入れた炊き込み飯、インド版チェス、カバディ、ハ ンドペインティングなど盛り沢山の行事があった。 神に捧げるクジャクの図 炊き込み飯をつくる学生達

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ハンドペインティングの様子 豊穣を祈ったインド舞踏

14時からはMarriappen先生、電気系、機械系、情報系、ビジネス系の学科長を交えて、 FD研修教員の講義内容とFinal Projects支援について詳細を詰める。その後、講義教 室と実験室を見学する。また、19時30分から行われた学生達による歌やダンス等の Performance(PONGGAL FIESTA 2017)にも全員がVIP待遇で招待され、初めて見るイ ンドの舞踏と聞き慣れない歌は大変印象深いものであった。 PSP教員と高専教員との打合せの様子 収穫祭実行委員長(中央)を囲んでの記念 撮影 ◆ 1月26日(木)、中華系の旧正月(春節)のためペナン校のローカルスタッフは2月2 日まで休暇を取る。 総領事館から邦人女性がスリにあったため注意喚起がある。日本人学校の浦江校長ご 夫妻をペナン校へご招待をして、これまでお世話になったお礼と送別(3月19日に帰 国予定)を兼ねた晩餐会を行う。 ◆ 1月27日(金)、FD研修教員はUSMの担当教員と訪問日、講義等について情報共有を行 う。

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Foo氏一族の晩餐会へ長尾特任教授と京兼が招待されて出席する。終了後、春節で賑 わいを見せているKek Lok Si寺院(極楽寺)へ参拝に行く。大勢の人が初詣に来てい た。

春節時のKek Lok Si寺院の情景(1) Kek Lok Si寺院の情景(2)

◆ 1月30日(月)、パナソニック取締役の橋口氏から、6名でテニスコートの使用依頼が あり、利用をしていただくこととした。 FD研修教員は通常通りペナン校で講義などの準備を行う。 ◆ 1月31日(火)、FD研修教員はUSMの担当教員と講義・研究内容について情報交換を行 う。春節の休暇中に実務訓練生2名がコタキナバルへ小旅行をした際、1名が体調を崩 し発熱と風邪の諸症状がありLGL病院で診察を受けさせる。各種検査をした後、薬を もらってペナン校で休養を取らせ経過観察をすることとした。

編集後記

本年の実務訓練はマレーシア人留学生を含め24名となり、これまでで最も多くの学生が 参加をした。新規に開拓をした企業もあって、当初は宿舎や通勤手段、業務内容などに対 しいろいろと心配をしていたが、蓋を開けてみると心配をよそに企業側も学生側にも大き なトラブルもなく、有意義な2ヶ月間の研修となり学生を指導した担当者からも高い評価 を得ることができた。ただ実務訓練期間中に一つ課題として浮き彫りになったのは、週末 や旧正月(春節)時の休暇を利用したマレーシア国内での小旅行である。企業によっては 観光地であっても場所により訪問を禁止していることがあるので、こうした点を事前に把 握しつつ次年度に向けて対応等をする必要がある。 初めて接した PSP でのインド系学生による収穫祭の祝賀セレモニーは、多様性のなかで 異文化の調和というものを目の当たりにしたイベントで、非常に印象深いものがあった。

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我が国は除夜から正月にかけて静寂の中で煩悩を清めると云う習わしがあるが、ここペ ナンでは極楽寺(Kek Lok Si 寺院)を始め多くの寺々が電飾で化粧されキラビヤカな有様 となっており、この情景を見ていると静寂とは真逆にお金や幸運が降って湧いてくるよう な錯覚に陥り、何とも複雑な気分となった。合掌。

京兼 純

(国際教育センター特任教授) マレーシア教育拠点(ペナン校)

Senior Director of Global Education, TUT-Penang 3 Cantonment Road, 10350 Penang, Malaysia Phone: +60-4-226-6242

E-mail: [email protected] http://www.tut.ac.jp/

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