はじめに
インターネットとパソコンの普及により、情報がタダ同然となり、今や仕事にも生活にも情報は 欠かせないものとなっています。 しかし、その一方で、くる日もくる日も大量の情報によって、頭の中がうまく整理できずに情報 ストレスを抱えた毎日を過ごす方々も多いことでしょう。 今私たちの仕事環境や生活環境は、この情報洪水とも呼べる状況によって翻弄されつつあります。 私は今こそ、これまでとは違った行動アプローチが必要なのだと思います。 情報が溢れ、日々時間に追われる私たちにとって大切なことは、自分自身の頭の中のモヤモヤをすばやく解消し、常に頭をスッキリさせておくこと
なのです。 そのためにはこの問題を解決できる有効な考え方とそれを実践する道具が必要不可欠
と なります。 その有効な考え方がマインドマップという思考法であり、それを実践する道具として相応しいの がMindManager なのです。 MindManager は、あなたの頭をスッキリさせ、集中力をより高めることで仕事をより創造的に、 さらに生産的にしてくれるとても使いやすいビジュアル思考ツールです。 本教材は、そんなあなたに MindManager を使って「あなたのアイディアをすばやく見える化
」 し「頭の中のモヤモヤをスッキリ解消させる方法
」をわかりやすくお伝えします。目 次
1. ユーザ インタフェース ... 6
1.1. ツールバーをカスタマイズする... 8 リボンの最小化 ... 10 リボンの選択表示... 11 1.2. ビジュアルリソースを利用する... 12 中心図形 ... 14 背景画像 ... 15 画像 ... 16 アイコン ... 17 1.3. ビジュアルリソースを追加する... 18 画像一括縮小 ... 212. 表現書式の設定 ... 23
2.1. スタイルを設定・変更する ... 26 トピックの書式 ... 30 図形と色 ... 30 配置 ... 32 サイズと余白 ... 32 サブトピックレイアウト ... 33 全般 ... 33 トピックのフォントとテキスト ... 34 マップ背景 ... 35 2.2. マップ背景を設定する ... 36 ライブラリから設定 ... 37 画像素材の入手 ... 38 透過率 ... 39 表示スタイル ... 393. アイディアの入力・編集 ... 40
3.1. 中心トピックを設定する ... 42 3.2. トピック(BOI)を展開する... 44 展開に困ったら(5W1H) ... 46 適切なトピック本数 ... 47 言葉力を磨く訓練... 47 3.3. 関係を矢印で視覚化する ... 48 3.4. 文字サイズを強調する ... 494. ビジュアライズ ... 52
4.1. トピックに画像を挿入する ... 54 キーワード検索 ... 55 お気に入り ... 57 4.2. トピックを色分けする ... 59 透過率 ... 60 カラーパレット(RGB) ... 61 色彩に関する役立つ知識 ... 62 4.3. フローティング画像を挿入する... 63 4.4. マーカーアイコンを挿入する ... 64 4.5. トピックの書式をコピーする ... 675. 表示状態の制御 ... 68
5.1. 表示レベルを調整する ... 70 5.2. 表示要素を調整する ... 71 5.3. マップバランスを調整する ... 72 自動調整 ... 73 5.4. 番号体系を設定する ... 746. マップの印刷・出力 ... 76
6.1. 印刷ページを設定する ... 78 印刷ヘッダ ... 79 印刷フッタ ... 79 枠の色 ... 80 6.2. 印刷結果をプレビューする ... 80 6.3. マップを印刷する ... 81 選択トピックの印刷 ... 81 分割印刷 ... 82 6.4. その他の形式で出力する ... 84 PDF ファイル ... 84 画像ファイル ... 857. まとめ... 87
7.1. A4 以上の用紙を横向きに使う ... 89 7.2. 中心にイメージを配置する ... 90 7.3. メイントピック(BOI)を中心につなげる ... 91 7.4. キーワードを書く ... 92 7.5. 枝を放射状に八方に拡げていく... 93 7.6. メイントピックからサブトピックをつなげる ... 94 7.7. 伝えたいことを言葉から絵にする ... 95 7.8. 3 色以上の色を使う ... 96 7.9. 矢印や記号を使う ... 97 7.10. 文字、線、イメージのサイズに変化をつける ... 98関連リソース ... 99
【本教材の記述内容を一枚で俯瞰できる目次マップ】
1. ユーザ インタフェース
関連情報: 表現書式の設定 まずは、MindManager のビジュアルで優れたユーザインタフェースを理解しておきましょう。 MindManager は、あなたの思考活動を快適にサポートしてくれるとても先進的なビジュアルソフ トウェアです。 ここでは、このインタフェースを自分の使いやすいようにカスタマイズすることで、快適な思考 環境を構築する方法を学びます。【リボンインタフェースを採用した MindManager の洗練されたユーザインタフェース】
マインドマップは、色やイラストを使うことで右脳をより活性化し、私たちの脳力を一層高めて くれます。 しかし、逆に言えばこの色や絵、イメージを扱うことを怠った場合は本来の効果が半減してしま うとも言えるのです。 手描きの場合では、絵心やカラーリングの知識がないばかりに、どうしても思うように描けない ことに躓いてしまうこともあります。 マインドマップは、「決して上手に描く必要はない」などとも言われますが、やはりうまく、美 しく描けるにこしたことはありませんよね。MindManager では、ライブラリとして豊富なイメージ画像やイラストが提供されていますので、 まずはこれをしっかりと有効活用しましょう。 また、オリジナルの画像素材やロイヤリティフリーの素材などを MindManager のライブラリリ ソースとして登録し、利用することもできます。 MindManager をはじめとした道具をうまく使いこなすには、まずは毎日愛用することで、その道 具の特性をよく理解することです。 そして、自分にとってより使いやすい環境に育てていくことが非常に大切なのです。 一日も早く使いやすいビジュアル環境を構築して、あなたらしい快適な思考環境を創り上げてい きましょう。 【活用ティップス】左きき用インタフェース メニューパス:ファイル→オプション→全般 通常インストール後のデフォルト設定では、作業ウインドウは画面の右側に配置されてい ます。 この配置は右ききの方にとっては、不自由ありませんが左ききの方にとってはちょっと使 いにくいかもしれません。 MindManager のオプションの「全般」カテゴリ内の「左きき用のユーザーインタフェース」を 有効にすると作業ウインドウが左側に表示されるように変更できます。 左ききの方は、ぜひこのオプションをご利用ください。 ビジュアル環境を構築しよう
1.1. ツールバーをカスタマイズする メニューパス: クイックアクセスツールバーのカスタマイズ MindManager のユーザインタフェースでは、新しく採用されたリボンインタフェースとともに、 頻繁に使う機能をクイックアクセスツールバーとして追加したり、カスタマイズすることができ ます。
【インストール直後の状態】
快適な操作環境を構築する上では、いかに直感的にすばやく特定の機能を実行できるかという点 も大切です。 本教材の中では、便宜上メニューパスを記述していますが、多くの場合ツールバーよりワンクリ ックでコマンドを実行することができますので、できるだけクイックアクセスツールバーを使用 するよう心がけましょう。【頻繁に使う機能を追加し、自分用にカスタマイズした後の状態】
操作方法:クイックアクセスツールバーをカスタマイズする 1.リボンインタフェースを右クリックし[クイックアクセスツールバーのカスタマイズ
] を実行します。 2.カスタマイズ用のダイアログ左側に選択可能なコマンドが表示され、右側には現在登 録されているコマンドが表示されています。3.左側のリストから頻繁に利用する任意のコマンドを選択し、「
追加
」ボタンをクリッ クします。4.ダイアログ右の▲▼でツールバーの並び順を調整し、設定が完了したら[
OK
]をクリッ クします。リボンの最小化
リボンインタフェースを右クリックし、「
リボンの最小化
」を実行すると、リボンイ ンタフェースを一時的に非表示に設定できます。こうすることによって、通常よりもマップの表示領域を広げることができます。(ノー トパソコン利用者の方にオススメです)
リボンの選択表示 リボンは必要に応じて、「
ホーム
」や「デサイン
」などのタブを選択すれば、いつでも 表示することができます。 【活用ティップス】リボンのカスタマイズ Mindjet 11 では、新たにリボンインタフェースもカスタマイズできるようになりました。 新しいグループを作成し、自分がよく使う便利な機能やコマンドを使いやすいように自由 に配置することができます。1.2. ビジュアルリソースを利用する メニューパス: 作業ウィンドウ→ライブラリ MindManager のビジュアルリソースは、作業ウィンドウの[
ライブラリ
]タブをクリックするこ とで素早くアクセスできます。起動後、作業ウインドウが表示されていない場合は、画面右下の アイコン をクリックしてメニューから「作業ウインドウタブの表示」を選択します。 操作方法:ライブラリから任意の画像を選択する 1.画面右側に表示されている作業ウィンドウの[ライブラリ
]タブをクリックします。 2.[アイコン
]、[画像
]、[背景画像
]、[図形
]の中からアクセスしたいリソースを選択し ます。 例)[アイコン
]、[画像
]、[背景画像
]、[図形
]を順次クリックしてみます。3.[
画像
]をクリックすると、上部にフォルダ名が表示され、任意のフォルダを選択する と下部に該当する画像がリスト表示されます。 例)[部門
]フォルダをクリックしてみます。 4.任意のトピックを選択した後、任意の画像を選択すると該当のトピックに画像が挿入 されます。 例)[会議机
]画像を選択してみます。図形
関連情報: 中心トピックを設定する
マインドマップの主に中心トピックとして使用するための外形画像があらかじめ登録 されています。
背景画像
関連情報: マップ背景, マップ背景を設定する
マインドマップの背景イメージとして使用するための背景画像があらかじめ登録され ています。
画像
関連情報: フローティング画像を挿入する, トピックに画像を挿入する
マインドマップのメイントピックおよびサブトピックのイメージとして使用するため の画像があらかじめ登録されています。
アイコン
関連情報: マーカーアイコンを挿入する
マインドマップのトピックを意味・記号化する際に使用するためのアイコン画像があ らかじめ登録されています。
1.3. ビジュアルリソースを追加する メニューパス: 画像フォルダを右クリック→画像の追加 MindManager には、カラフルで豊富な画像リソースがライブラリとしてあらかじめ提供されてい ます。 しかし、表現力豊かなマインドマップを描く上では、オリジナルの画像素材をトピック画像やフ ローティング画像として使いたい場合もあるでしょう。 そんな時は、オリジナルの画像素材を MindManager のビジュアルリソースとして追加登録する こともできます。 さらに、ここでは登録する画像のサイズを MindManager で使える適切なサイズへと変更する方 法も解説します。 操作方法:任意の画像素材を MindManager のライブラリに登録する 1.任意のフォルダに追加したい画像ファイルを準備しておきます。 2.「
ライブラリ
」内にある「画像
」を右クリックして、「新規フォルダ
」を実行します。 例)ここでは、フォルダ名を「イラスト
」として作成します。 3.[イラスト
]フォルダを右クリックして、メニューから[画像の追加
]を実行します。意の画像を選択し「
挿入
」をクリックします。(複数選択可)例)ここでは、画像販売サイトから購入したイラスト画像を選択します。
5.作業ウィンドウから[
ライブラリ
]タブを選択して、画像の追加登録結果を確認してみま す。画像一括縮小 画像縮小用のフリーソフト(縮小専用)を使用して、任意の画像ファイルを指定され たサイズに一括で縮小します。 縮小専用は、以下のサイト(Vector)から無料でダウンロードできます。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se153674.html 操作方法:任意の画像ファイルのサイズを一括縮小する 1.MindManager のリソースとして登録したい画像を任意のフォルダにあらかじめ保存し ておきます。 2.縮小専用ソフトを起動します。 例)変換後の設定は、[
フォルダを作ってその中に保存
]をチェック、フォルダ名は [Resized
] 3.任意のピクセルサイズを設定します。 例)ピクセルサイズを直接指定(64 x 64)します。(トピックイメージサイズに最適です)4.縮小対象の画像ファイル(複数可)を選択して、縮小専用画面の右下にドラッグ&ド ロップします。
5.[