肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン
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(2) 68. 理学療法学 第 43 巻第 1 号. 作業環境要因である座業(デスクワーク)もリスクファ 1). どちらも有用な評価手法であるが簡便性は低いため,肩. クターとして挙げられており ,全体的にみて肩関節に. 関節周囲炎症例の筋活動や関節運動を簡便に捉える評価. 対する力学的過負荷というよりは,運動不足に関連する. 方法が必要かもしれない。なお,動作解析が推奨グレー. ものが多いような印象を受ける。外科的要因や中枢神経. ド C であるのは,可動域制限が生じる運動方向とその. 系の関与も挙げられているが. 7‒10). ,肩関節術後以外は. 推奨グレードが低い。. 度合いに特徴的なパターンを見いだせないという報告も あり. 自然経過としては疼痛が先行して生じ,その後肩関節 2). 21). ,動作解析装置を用いた測定によって得られる. 肩関節周囲炎の特徴が限定されているという判断のため. の可動域制限が進行してくる過程が標準的である 。予. である。. 後を見てみると,基本的には自然寛解する疾患と考えら. 4)評価表. れており,文献的には疼痛,可動域制限の順で改善して. 肩関節周囲炎に対する評価表では Disabilities of the. いくまで 12 ∼ 42 ヵ月要するとされている. 11). 。糖尿病. はリスクファクターであるが約 9 割の症例は保存療法で 治癒するとされている. 12). 。しかし,複数のリスクファ. クターが重なると治癒が遷延するようである. 13). 。. Arm, Shoulder and Hand(以下,DASH)や Shoulder Pain and Disability Index(以下,SPADI)の有用性が 報告されている(推奨グレード B) 。国内では以前より 日本整形外科学会の肩関節疾患治療成績判定基準(JOA score)が使用される傾向があり,近年では患者立脚肩. 2.理学所見. 関節評価法(Shoulder 36)などが作成されているが,. 1)関節可動域. DASH や SPADI との比較検討は十分に行われていない。. 可動域の評価は肩関節周囲炎の理学療法において必須. また国内外において,腱板断裂や肩関節不安定症,肩鎖. であるが,本ガイドラインの推奨グレードは低い。これ. 関節障害といった疾患特有の評価表が作成されている. は可動域から肩関節周囲炎の特徴を導きだせるか,信頼. が,肩関節周囲炎に特化した評価表はまだ確立されてい. 性があるか,などの視点で検討されているからである。. ない。. いいかえれば,可動域の測定だけでは可動域制限の原因. 5)画像検査,関節鏡,病理検査. や治療対象を導きだすのは容易ではないといえる。患者. 画像検査や病理検査はおもに腱板断裂や石灰沈着性腱. の主観的な能力障害に関しては肩後方タイトネスの指標. 板炎などの類似した症状を示す疾患や腫瘍との鑑別に使. とされている肩水平内転の可動域と関連があり. 14). ,留. 用される。肩関節周囲炎は構造的な損傷のない軟部組織. 意すべき可動域のひとつである。. の病変が主体であるため,理学療法においては軟部組織. 2)触診. の所見が機能改善のために必要な運動療法・物理療法の. 肩関節周囲炎の症例では患側の肩関節周囲に皮膚温の. 種類や介入時期を検討するうえで重要となる。その観点. 分布異常があるとされ,健常者より皮膚温が低下する傾. で考えると MRI 造影がもっとも有用であり,関節包腋. 向がある. 15). 。これは肩関節周囲炎症例で報告されてい. る交感神経の作用低下. 16). と関連している可能性があり,. 窩部や腱板疎部,烏口肩峰靭帯の肥厚,関節包の容量縮 小などを検出できる. 22). (推奨グレード A)。. 触診による皮膚温の評価は交感神経異常の有無を考慮す. それ以外に,MRI では関節包腋窩部の肥厚や腱板疎. るうえで有用かもしれない。. 部の瘢痕化. 肩関節周囲炎例における圧痛は他の疾患と比べて烏口 17). 23). ,超音波では烏口肩峰靭帯の肥厚 24)が観. 察されており,推奨グレード B ではあるが MRI 造影と. 。これは肩関節周囲. 比較すると実用性が高い。一方,単純 X 線は鑑別診断. 炎の存在を疑うのに有用な所見と考えられるが,病態や. 上重要な画像検査であるが,軟部組織の病変が主体であ. 症状と直接関与する所見なのか,二次的なものなのかは. る肩関節周囲炎の特徴を X 線画像上の骨関節形態から. 明らかではなく介入における重要性に関しては検討する. 捉えることは難しく,推奨グレードは C となっている。. 必要がある。. 関節鏡や病理検査は関節内で生じている組織構造上の. 3)筋電図・動作解析. 病態を示してくれる重要な検査である。MRI 造影などで. 肩関節運動における肩関節周囲炎の特徴は上肢挙上運. 観察される関節包の肥厚を確認できたり,関節内の滑膜. 動時に肩甲骨の上方回旋が代償的に大きくなることが. 炎の存在することや癒着が観察されない. 突起に顕著であるとされている. 25‒27). などの真. 18). の病態を明らかにできたりするという点で推奨グレード. 肩甲骨が挙上することによって肩をすくめるような状態. は A となっている。しかし,関節鏡や病理検査が行わ. になるシュラッグ(shrug)徴候としても報告されてい. れるのは手術療法が選択されたときであり,保存療法を. 挙げられる。これは挙上制限が大きいと生じやすく. る. ,. 19). 。これは上部僧帽筋の活動が下部僧帽筋より高く. なる傾向を示した筋電図研究. 20). とも一致する。. このような特徴を捉えるために筋電図解析と動作解析. 行っているうえでは一般的に使用されない検査である。.
(3) 肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン. 69. とを示している。. 理学療法介入. 2)徒手療法(推奨グレード B エビデンスレベル 2). 本ガイドラインでは理学療法介入に関して一般理学療. 徒手療法では組織の伸張や関節可動域拡大を目的とし. 法,運動療法,物理療法,併用療法の 4 つに分類してい. た強度の強い手技が効果的とする報告が複数ある. る。大きくは運動療法と物理療法で分けており,一般理. 関節モビライゼーションでは Maitland のグレードⅢ∼. 学療法は運動療法と物理療法が混合しているものとし. Ⅳを用いているもの. 36‒39). 36‒40). 。. と Kaltenborn のグレードⅢ. 40). 。一方で,急性期(炎症期). た。また,運動療法は広義に捉えて徒手療法も含めてい. を用いているものがある. る。さらに,理学療法に加えて注射・薬物療法,あるい. からの積極的な関節モビライゼーションは他の治療より. は麻酔下介入(マニプレーション,鏡視下手術)を行っ. も肩関節可動域の改善が得られなかったとする報告もあ. たものは併用療法として分類した。. り. 41). ,介入の適切な時期を吟味する必要性を示唆して. いる。 1.一般理学療法(推奨グレード B エビデンスレベル 2). それ以外の徒手療法では Cyriax アプローチは温熱療. 一般理学療法の組み合わせとしては肩関節周囲組織の. 法単独より肩関節可動域や疼痛の改善に有効であるこ. 伸張性改善や疼痛軽減を図るための温熱療法や超音波療. とが報告されている. 法,電気療法に加えて,ストレッチやエクササイズを行. mobilization with movement(MWM)は肩関節可動域. うものが多い。これは肩関節周囲炎のおもな症状である. だけでなく,肩甲骨の運動に対する上腕骨の運動が大き. 肩関節痛と可動域制限に対してそれぞれ対症療法的に行. くなり,いわゆる肩甲上腕リズムの改善をもたらしたと. うものを組み合わせている印象を受ける。. されており. システマティックレビューによると全般的に理学療法. い機能,あるいは運動の質について改善が得られる可能. は肩関節周囲炎による症状や機能低下を改善させるのは. 性を示唆している。. 28)29). 42). 。マリガンコンセプトにおける. 36). ,可動域や疼痛だけでは反映できていな. 。しかしながら,理学療法. 徒手療法全般的になにも治療を行わないものに比べて. 以外の治療法と比べて効果的かどうかは不明なのが現状. 疼痛軽減や肩関節の機能改善が得られる可能性がある. である。比較されている他の治療法は注射療法(ステロ. が,Ho らのシステマティックレビュー. イド,ヒアルロン酸ナトリウム)や針治療であるが,ス. れているように他の手技や運動と比較して効果が得られ. テロイド注射や針治療とは機能改善に関して理学療法と. るかどうかは不明である。. 間違いないようである. 差がないとする報告がほとんどである. でも指摘さ. 30‒33). 。ヒアルロ. ン酸ナトリウム注射に関しては理学療法の方が有効であ ると報告されている. 43). 34). 。. 3.物理療法 1)温熱療法,レーザー療法(推奨グレード B エビデ ンスレベル 2). 2.運動療法. 温熱療法は単独で行うよりもストレッチとの併用が効. 1)一般運動療法(推奨グレード B エビデンスレベル 3). 果的とされている。また,併用する際はホットパックの. 一般運動療法は複数の介入方法の組み合わせである. ような表層温熱より短波ジアテルミーのような深部温熱. が,おもにストレッチと振り子運動の組み合わせが多. の方が肩関節可動域や機能的スコアの改善効果を得られ. い。これらは疼痛によって生じた肩関節周囲筋群の過緊. るようである. 張に対してリラクセーションを図り,拘縮した関節組織. 深部温熱目的にも使用されるが優位な効果は得られてい. の伸張性を改善することを目的としており,肩関節周囲. ないようである。. 炎に対する理学療法の基本方略となっている。ここでひ. レーザー療法はシステマティックレビューにおいて. とつ重要なのは疼痛に対する対応である。肩関節周囲炎. 短期の疼痛軽減に有効な治療法と推奨されており. の場合,疼痛の発生後に関節可動域制限が生じることが. SPADI や DASH などの評価指標においても改善がみら. 予想できるため,特に早期リハビリテーションがもては. れるとされている. やされた時期には多少痛みがあっても早期から積極的に. 効果がないようであり,温熱療法のような組織伸張性に. 患側肩の運動やストレッチを励行する風潮があった。し. 影響するものではないためであると考えられる。また,. かし,Diercks ら. 35). の報告にもあるように,疼痛が生. 44). 。しかしながら,後述の超音波療法は. 45). ,. 46). 。肩関節可動域の改善においては. レーザー療法によって改善する疼痛は肩関節可動域の制. じるまで行う運動療法より疼痛のない範囲での運動療法. 限とはあまり関連していないことを示唆している。. の方が肩関節機能の改善をもたらすという考え方が主流. 2)超音波療法(推奨グレード C2 エビデンスレベル 2). になりつつある。これは関節内癒着が生じないことが明. 本ガイドラインにおいて超音波療法は従来行われてい. らかになってきた肩関節周囲炎の拘縮予防と,癒着が生. る介入方法の中で唯一使用を推奨されないものと示され. じやすい外傷後の拘縮予防とは別に考える必要があるこ. ている。これはシステマティックレビューにおいて運動.
(4) 70. 理学療法学 第 43 巻第 1 号. 療法に併用しても追加効果がないと結論づけられている ことが大きく影響している. 45). 。対象としている 2 群の. いるが,このふたつの介入方法を併用することによる増 強効果は得られていない. 48). 。また,注射の部位につい. マッチングが不十分ではあるが肩関節可動域の改善度に. ては肩甲上腕関節内または肩峰下に行われるのが一般的. おいて超音波照射群が模擬照射群より大きかったとして. であるが,どちらの部位が効果的か,あるいはそれぞれ. いる報告もあるため. 47). ,今後研究デザインの洗練化に. よって再考される可能性もある。. の適応については明らかになっていない. 49). 。. 2)非ステロイド系抗炎症薬(推奨グレード B エビデ ンスレベル 2). 4.併用療法. 非ステロイド系抗炎症薬(以下,NSAIDs)は理学療. 1)ステロイド注射(推奨グレード C1 エビデンスレベ. 法と併用することによりそれぞれの単独療法よりも短期. ル 3). での効果が得られるとするものや. 50). ,麻酔下受動術よ. 51). 。ステロイド注射は回数制. 理学療法単独またはステロイド注射単独の介入で疼痛. り有効とする報告がある. 軽減や肩関節機能改善が得られるとそれぞれ報告されて. 限や副作用などの懸念があるため,NSAIDs との併用は. 表 1 米国肩肘セラピスト研究会によるガイドラインにおける推奨事項(文献 54 より引用,一部抜粋) 病理解剖学的特徴(理論的かつ基本的な根拠に基づく根拠) 患者が肩関節痛と可動域制限(癒着性関節包炎)を有している場合,肩関節周囲の関節包靭帯複合体と筋腱構造に関 する評価をすべきである。複数の面での他動運動制限,特に各外転角度での外旋が治療を計画するのに指針となる重要 な所見である。 危険因子(中等度のエビデンスによる推奨) 1)糖尿病や甲状腺疾患 2)40 ∼ 65 歳,女性,反対側肩に癒着性関節包炎の既往歴 臨床経過(弱いエビデンスによる推奨) 癒着性関節包炎は疼痛と可動域制限のステージが進行していく一連の病態として発生し,発症から 12 ∼ 18 ヵ月の時 点ではまだ軽度から中等度の可動域制限や疼痛が持続しているが,多くの患者は最小限の能力障害を感じるか,障害自 体感じていない。 評価:アウトカム(強いエビデンスによる推奨) 機能的アウトカム指標には DASH,ASES*,SPADI のような妥当性のあるものを使用すべきである。 評価:活動制限(専門家の意見による推奨) 患者主体の視点における肩関節機能の変化を評価するために,肩関節痛に伴う活動制限や参加制約に関するもので, 簡易かつ再現性のある評価指標を利用すべきである。 評価:身体機能障害(理論的かつ基本的な根拠に基づく根拠) 鍵となる身体機能や構造の障害を評価するために疼痛,自動・他動肩関節可動域を測定すべきである。また,滑り運 動の減少を見つけだすために肩甲上腕関節の副運動を評価してもよい。 介入:ステロイド注射(強いエビデンスによる推奨) エクササイズ(関節運動やストレッチ)に関節内への副腎皮質ステロイド注射を組み合わせると,エクササイズ単独 と比較して短期(4 ∼ 6 週)の疼痛軽減および機能改善に効果的である。 介入:患者教育(中等度のエビデンスによる推奨) 患者教育では 1)疾患の自然経過を説明し,2)機能的かつ痛みのない可動域での運動を励行するために動作の修正を 促進させ,そして 3)患者の過敏性レベルに合わせたストレッチ運動を指導すべきである。 介入:物理療法(弱いエビデンスによる推奨) 疼痛軽減や可動域改善を図るため,関節運動やストレッチに超短波ジアテルミーや超音波,あるいは電気刺激を組み 合わせてもよい。 介入:関節モビライゼーション(弱いエビデンスによる推奨) 疼痛軽減や可動域および機能の向上を図るために肩甲上腕関節に対する関節モビライゼーション手技を用いてもよい。 介入:ストレッチング(中等度のエビデンスによる推奨) 肩関節周囲炎を有する患者にはストレッチエクササイズを指導すべきである。ストレッチの強度は患者の過敏性レベ ルによって決めるべきである。 * ASES: American Shoulder and Elbow Surgeons shoulder scale.
(5) 肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン. 比較的汎用性があり,一次介入として有効であると考え られる。 3)手術療法,および関連療法(推奨グレード B エビ デンスレベル 3) 手術療法,および麻酔下受動術(マニピュレーショ ン)などの関連療法は肩甲上腕関節の関節包・靭帯を切 離あるいは断裂させるものである。術後に拘縮再発予防 目的の理学療法を行うことになるため,単純に同じ種類 の理学療法にこれらの介入が追加したという形にはなら ない。単独の理学療法と術後の理学療法は異なり,まっ たく別種類の介入として比較することになる。 鏡視下関節包切離,麻酔下受動術,ハイドロプラス ティ(関節内注射による両関節包拡大術)のそれぞれに おいて施行後の理学療法との併用で疼痛や肩関節可動域 の有意な改善が報告されているが,他の介入手法に対す る優位性は明らかでない。唯一,麻酔下受動術に関して はまったく別種類の介入として比較した場合,疼痛軽減 と活動能力においては差がないが,肩関節可動域に関し ては受動術を行った方が若干改善しやすいとされてい る. 52). 。. ガイドラインに関するその後の変化と展望 肩関節周囲炎理学療法診療ガイドライン第 1 版が 作成された 2011 年の翌年から現在までに PubMed で “Frozen shoulder”あるいは“Adhesive capsulitis”が 論文タイトルまたは抄録に含まれている文献を検索する と約 300 件に及ぶ。今回は含まれなかった日本語文献も 併せるとガイドラインの内容も修正すべき点がでてくる ように思われる。 また,2011 年の時点では肩関節周囲炎に関するガイ ドラインは渉猟し得た限りでは見あたらなかったが, 2012 年には英国のグループから. 53). ,2013 年には米国肩. 肘セラピスト研究会からガイドラインが発表されてい る. 54). 。米国肩肘セラピスト研究会のガイドラインで推. 奨されている事項を参考までに表 1 に示す。概ね第一版 のガイドラインでも述べられている内容であるが,項目 の立て方や推奨の程度は若干異なり,理学療法診療にお ける捉え方も変わってくる可能性がある。今後は用語の 統一という重要かつ難しい問題にも向き合いながらでは あるが,より洗練されたガイドラインに更新されること を期待したい。 文 献 1)Rauoof MA, Lone NA, et al.: Etiological factors and clinical profile of adhesive capsulitis in patients seen at the rheumatology clinic of a tertiary care hospital in India. Saudi Med J. 2004; 25: 359‒362. 2)Boyle-Walker KL, Gabard DL, et al.: A profile of patients with adhesive capsulitis. J Hand Ther. 1997; 10: 222‒228.. 71. 3)Nobuhara K, Sugiyama D, et al.: Contracture of the shoulder. Clin Orthop Relat Res. 1990; 254: 105‒110. 4)Bridgman JF: Periarthritis of the shoulder and diabetes mellitus. Ann Rheum Dis. 1972; 31: 69‒71. 5)Cakir M, Samanci N, et al.: Musculoskeletal manifestations in patients with thyroid disease. Clin Endocrinol (Oxf). 2003; 59: 162‒167. 6)Bunker TD, Esler CN: Frozen shoulder and lipids. J Bone Joint Surg Br. 1995; 77: 684‒686. 7)Stern PJ, Mattingly DA, et al.: Intramedullary fixation of humeral shaft fractures. J Bone Joint Surg Am. 1984; 66: 639‒646. 8)Tuten HR, Young DC, et al.: Adhesive capsulitis of the shoulder in male cardiac surgery patients. Orthopedics. 2000; 23: 693‒696. 9)Riley D, Lang AE, et al.: Frozen shoulder and other shoulder disturbances in Parkinson’s disease. J Neurol Neurosurg Psychiatry. 1989; 52: 63‒66. 10)Bruckner FE, Nye CJ: A prospective study of adhesive capsulitis of the shoulder (“frozen shoulder’) in a high risk population. Q J Med. 1981; 50: 191‒204. 11)Dias R, Cutts S, et al.: Frozen shoulder. BMJ. 2005; 331: 1453‒1456. 12)Levine WN, Kashyap CP, et al.: Nonoperative management of idiopathic adhesive capsulitis. J Shoulder Elbow Surg. 2007; 16: 569‒573. 13)Wolf JM, Green A: Influence of comorbidity on selfassessment instrument scores of patients with idiopathic adhesive capsulitis. J Bone Joint Surg Am. 2002; 84: 1167‒ 1173. 14)Lin JJ, Yang JL: Reliability and validity of shoulder tightness measurement in patients with stiff shoulders. Man Ther. 2006; 11: 146‒152. 15)Vecchio PC, Adebajo AO, et al.: Thermography of frozen shoulder and rotator cuff tendinitis. Clin Rheumatol. 1992; 11: 382‒384. 16)Jeracitano D, Cooper RG, et al.: Abnormal temperature control suggesting sympathetic dysfunction in the shoulder skin of patients with frozen shoulder. Rheumatology. 1992; 31: 539‒542. 17)Carbone S, Gumina S, et al.: Coracoid pain test: a new clinical sign of shoulder adhesive capsulitis. Int Orthop. 2009; 34: 385‒388. 18)Fayad F, Roby-Brami A, et al.: Three-dimensional scapular kinematics and scapulohumeral rhythm in patients with glenohumeral osteoarthritis or frozen shoulder. J Biomech. 2008; 41: 326‒332. 19)Jia X, Ji JH, et al.: Clinical evaluation of the shoulder shrug sign. Clin Orthop and relat Res. 2008; 466: 2813‒ 2819. 20)Lin JJ, Wu YT, et al.: Trapezius muscle imbalance in individuals suffering from frozen shoulder syndrome. Clin Rheumatol. 2005; 24: 569‒575. 21)Rundquist PJ, Anderson DD, et al.: Shoulder kinematics in subjects with frozen shoulder. Arch Phys Med Rehabil. 2003; 84: 1473‒1479. 22)Mengiardi B, Pfirrmann CW, et al.: Frozen shoulder: MR arthrographic findings. Radiology. 2004; 233: 486‒492. 23)Sofka CM, Ciavarra GA, et al.: Magnetic resonance imaging of adhesive capsulitis: correlation with clinical staging. HSS J. 2008; 4: 164‒169. 24)Homsi C, Bordalo-Rodrigues M, et al.: Ultrasound in adhesive capsulitis of the shoulder: is assessment of the coracohumeral ligament a valuable diagnostic tool? Skeletal Radiol. 2006; 35: 673‒678..
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