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参考資料1

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Academic year: 2021

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(1)

所得階層別人口推計について

今回の推計結果は、前回の将来推計値に比べ、高所得層が減少し、中間所得層(上位・ 下位中間層)が増加(注)。 前回 今回 推計方法 高所得層の推計は、一人あたり GDP の対数形を高所得世帯比 率に回帰。 高所得層の推計は、一人あたり GDP の2乗及び3乗を高所得世 帯比率に回帰(3次曲線)。 推計結果 高所得層 2010 年:0.8 億人 2020 年:5.8 億人 2030 年:9.3 億人 2010 年:0.8 億人 2020 年:3.0 億人 2030 年:5.9 億人 中間所得層 (上位中間層) 2010 年:2.5 億人 2020 年:5.6 億人 2030 年:7.7 億人 2010 年:2.5 億人 2020 年:6.4 億人 2030 年:8.9 億人 中間所得層 (下位中間層) 2010 年:14.1 億人 2020 年:13.1 億人 2030 年:12.5 億人 2010 年:14.1 億人 2020 年:15.1 億人 2030 年:14.7 億人 低所得層 2010 年:19.2 億人 2020 年:15.9 億人 2030 年:14.0 億人 同左 (注)高所得層・中間所得層の世帯比率は、再推計後も変更はない。高所得層の人口の変 更により、上位中間層、下位中間層の人口が変化している。

資料2

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参考:所得階層別人口推計の方法

推計方法の概要

柳川・森(2010)「アジアの「内需」を牽引する所得層」(NIRAモノグラフシリーズNO.31) (http://www.nira.or.jp/pdf/monograph31.pdf)の方法を参照しながら、世帯所得別人口比率に ついてはEuromonitor International「World Consumer Lifestyle Databook」、総人口の将来見通し については、国連「World Population Prospects」、一人あたりGDPは、世界銀行「World Development Indicators」、GDPの将来見通しについてはIMF World Economic Outlook、世界銀 行の経済見通しを参照している。 推計方法のフローチャートは以下のとおりである。 参考図表1-1 推計方法のフローチャート (1) 世帯比率推計式の算出 世帯比率推計式の算出にあたっては、高所得・中間世帯比率、高所得比率、上位中間世 帯比率、下位中間世帯比率別に推計を行った。

使用データは、Euromonitor International「World Consumer Lifestyle Databook」に 記載されている 2010 年における各国別世帯比率データである。世帯比率は 76 カ国につき

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報告されているが、2010 年の一人あたりGDPデータが公表されていない 5 カ国1

以下の図表は、各国毎の高所得・中間世帯比率、上位中間所得世帯比率、下位中間所得 世帯比率と一人あたり GDP の散布図と近似曲線をしめしている。

を除外した 71 カ国のデータを用いた。一人あたりGDPは、世界銀行「World Development Indicators」 に掲載されている、一人あたりGDP(PPPベース、2005 年基準)の 2010 年の値を用いた。

参考図表1-2 高所得・中間世帯比率と一人あたりGDP

参考図表1-3 下位中間所得世帯比率と一人あたりGDP

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参考図表1-4 上位中間所得世帯比率と一人あたりGDP 0 10 20 30 40 50 60 70 80 0 10000 20000 30000 40000 50000 60000 世帯所得比率(%) 参考図表1-5 高所得世帯比率と一人あたりGDP 0 20 40 60 80 100 120 0 10000 20000 30000 40000 50000 60000 世帯所得比率(%) 柳川・森(2010)では、以上の散布図の状況から、下位中間世帯比率と上位中間世帯比 率については、一人あたり GDP を説明変数とした三次曲線を仮定して推計を行っている。 本推計でも同様の方法でパラメータの推計を行った。また、高所得世帯比率については、 三次曲線を想定した上で推計を行っている。前回の推計では、一人あたりGDP の対数形を 高所得世帯比率に回帰していたが、今回の推計では、一人あたりGDP の 2 乗及び 3 乗を高

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所得世帯比率に回帰する形にして推計式を変更している。 参考図表 高所得世帯比率と一人あたりGDP(前回推計) 0 20 40 60 80 100 120 0 10000 20000 30000 40000 50000 60000 世帯所得比率(%) 推計結果は以下のとおり。 <下位中間世帯比率> 下位中間世帯比率 = 25.46947** + 0.003813**× 一人あたり GDP -0.000000248**×(一 人あたりGDP の 2 乗)+ 0.00000000000334** ×(一人あたり GDP の 3 乗) 、自由度調整 済決定係数:0.59 <上位中間世帯比率> 上位中間世帯比率 = -14.9397** + 0.006047*× 一人あたり GDP -0.000000219**× (一人あたり GDP の 2 乗)+ 0.00000000000218** ×(一人あたり GDP の 3 乗) 、自由度調 整済決定係数:0.50 <高所得世帯比率> 高所得世帯比率 = 0.000000131 **×(一人あたり GDP の 2 乗)-0.00000000000199** ×(一人あたりGDP の 3 乗)、自由度調整済み決定係数 0.87 <高所得・中間世帯比率> 高所得・中間世帯比率 = -160.0113 ** + 25.33164 **×LN(一人あたり GDP)、自由度 調整済み決定係数0.68 (注)**と記載のあるパラメータは 1%有意であることを示す。

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(2) 将来人口の見通し

将来人口については、国連「World Population Prospects」の各国別中位推計の結果を 用いた。

(3) 将来GDP成長率の見通し

将来GDP成長率を想定することで、将来人口とあわせて将来の一人あたりGDPを得るこ とができ、これらを上の推計結果に代入することで、各国別の世帯比率を推計することが 可能となる。将来のGDP成長率については、Angus Maddison,” Shares of the Rich and the Rest in theWorld Economy: Income Divergence between Nations, 1820-2030”及 び Andrew Mold,” Maddison’s forecasts revisited: What will the world look like in 2030?”2

を参照している。 (4) 一人あたりGDP将来値に対応した国別世帯比率の推計 以上から、一人あたりGDP 将来値に対応した国別世帯比率の推計を行うことが可能とな る。本推計では、一旦下位中間所得世帯比率、上位中間所得世帯比率、高所得世帯比率、 高所得・中間世帯比率別に将来値を求めた上で、高所得・中間世帯比率の将来値が、下位 中間所得世帯比率、上位中間所得世帯比率、高所得世帯比率の合計値と等しくなるように、 結果の合計調整を施している。低所得世帯比率は高所得・中間世帯比率以外の世帯とした。 2 http://www.voxeu.org/index.php?q=node/5708

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参照

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