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エクセルのプロパティ

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Academic year: 2021

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(1)

■ 配置 ■ ■ HorizontalAlignment プロパティ

指定されたオブジェクトのセルに入力されて居る内容の配置(横位置)を設定する。何のオブジェクトが対象の 場合も、使用出来る定数は、XlHAlign クラスの xlHAlignCenter、xlHAlignDistributed、xlHAlignJustify、 xlHAlignLeft、xlHAlignRight の孰れかで有る。更に、対象が Range オブジェクトや Style オブジェクトの場合、 XlHAlign クラスの xlHAlignCenterAcrossSelection、xlHAlignFill、xlHAlignGeneral の孰れかの定数も使用出 来る。値の取得と設定が可能で有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。 解説 選択、又は、インストールされて居る言語の設定(例えば、日本語)に依り、此等の幾つかの定数が使用出来な い場合が有る。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル範囲 A1:A5 の内容の横位置を、左詰めに設定する。 Worksheets("Sheet1").Range("A1:A5").HorizontalAlignment = xlLeft ■ VerticalAlignment プロパティ 指定されたオブジェクトの縦の長さに対する、内容の配置(縦位置)を設定する。使用出来る定数は、XlVAlign クラスのxlVAlignBottom、xlVAlignCenter、xlVAlignDistributed、xlVAlignJustify、xlVAlignTop の孰れかで 有る。値の取得と設定が可能で有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。 解説 選択、又は、インストールされて居る言語の設定(例えば、日本語)に依り、此等の幾つかの定数が使用出来な い場合が有る。 使用例 次の使用例は、シート1 の行 2 の高さを標準の高さの 2 倍に設定し、行の文字列の縦位置を中央揃えにする。 Worksheets("Sheet1").Rows(2).RowHeight = 2 * Worksheets("Sheet1").StandardHeight Worksheets("Sheet1").Rows(2).VerticalAlignment = xlVAlignCenter ■ WrapText プロパティ True の場合、オブジェクト内の文字列を列幅で折り返します。指定されたセル範囲に列幅で折り返す文字列と折 り返さない文字列のセルが混在するとき、Null 値を返します。指定されたセル範囲のすべての行の高さが同じ

(2)

バリアント型(Variant)、Style オブジェクトの場合はブール型(Boolean)で有る。 解説 文字列をセル内に表示するために、行の高さは必要に応じて自動的に調節されます。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル B2 で、セルの文字列を列幅で折り返すように設定する。 Worksheets("Sheet1").Range("B2").Value = "この文字列は列幅で折り返して表示されます。" Worksheets("Sheet1").Range("B2").WrapText = True ■ Orientation プロパティ オブジェクトの向きや位置を設定する。使用出来る定数を次に示します。値の取得と設定が可能で有る。長整数 型(Long)の値を使用する。 オブジェクト 向き/位置 ChartObject、 ChartObjects 埋め込みグラフを配置する位置で有る。使用出来る定数は、XlPlacement クラ スのxlFreeFloating、xlMove、xlMoveAndSize の孰れかで有る。 PageSetup 印刷の向き(縦と横)で有る。使用出来る定数は、XlPageOrientation クラス のxlLandscape 又は xlPortrait で有る。 PivotField、CubeFields 指定されたピボットテーブル レポートにおけるフィールドのエリアで有る。 使用出来る定数は、XlPivotFieldOrientation クラスの xlColumnField、 xlDataField、xlHidden、xlPageField、xlRowField の孰れかで有る。 AxisTitle 、 ChartTitle 、 DataLabel 、 DisplayUnitLabel、Range、 Style、TextFrame 文字の方向で有る。使用出来る範囲は -90 ~ 90 の角度(°)、又は定数の XlOrientation クラスの xlDownward、xlHorizontal、xlUpward、xlVertical の孰れかで有る。 TickLabels 文字の方向で有る。。使用出来る範囲は -90 ~ 90 の角度(°)、又は XlTickLabelOrientation ク ラ ス の xlTickLabelOrientationAutomatic 、 xlTickLabelOrientationDownward 、 xlTickLabelOrientationHorizontal 、 xlTickLabelOrientationUpward、xlTickLabelOrientationVertical の孰れか で有る。 解説 OLAP データ ソースの場合、このプロパティを設定すると、ある階層の 1 つのフィールドに対して同じ階層の その他のフィールドにも同じ値が設定されます。ディメンション フィールドは、ピボットテーブル レポートの 行フィールド、列フィールド、又はページ フィールド エリアにのみ配置出来る。メジャー フィールドは、デー タ エリアにのみ配置出来る。階層、又はデータ フィールドに xlHidden を設定すると、ピボットテーブルから 削除されます。 使用例

(3)

次の使用例は、ORDER_DATE フィールドのエリアを表示する。 Set pvtTable = Worksheets("Sheet1").Range("A3").PivotTable Set pvtField = pvtTable.PivotFields("ORDER_DATE") Select Case pvtField.Orientation

Case xlHidden MsgBox "非表示フィールド" Case xlRowField MsgBox "行フィールド" Case xlColumnField MsgBox "列フィールド" Case xlPageField MsgBox "ページ フィールド" Case xlDataField MsgBox "データ フィールド" End Select 次の使用例は、シート1 の印刷の向きを横に設定する。 Worksheets("Sheet1").PageSetup.Orientation = xlLandscape ■ AddIndent プロパティ True の場合、セル内の文字列の配置で縦又は横が均等に設定されるときに、文字列を自動的にインデントする。 値の取得と設定が可能で有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。 解説

文字列の配置を均等に配置するには、Orientation プロパティの値が xlVertical のときには VerticalAlignment プロパティを xlVAlignDistributed に設定、又は Orientation プロパティの値が xlHorizontal のときには HorizontalAlignment プロパティに xlHAlignDistributed を設定する。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル A1 に含まれるテキストに対して、横位置の均等割り付けとインデントを設定す る。 With Worksheets("Sheet1").Range("A1") .HorizontalAlignment = xlHAlignDistributed .AddIndent = True End With ■ ShrinkToFit プロパティ True の場合、使用可能な列幅に収まるように自動的に文字列を縮小する。指定された範囲のすべてのセルについ て同じ値が設定されていない場合、このプロパティは Null 値を返します。値の取得と設定が可能で有る。バリ アント型(Variant)の値を使用する。

(4)

次の使用例は、使用可能な列幅に収まるように行1 の文字列を自動的に縮小するようにする。 Rows(1).ShrinkToFit = True ■ MergeCells プロパティ True の場合、セル範囲又はスタイルが結合セルを含みます。値の取得と設定が可能で有る。バリアント型 (Variant)の値を使用する。 解説 結合されたセルが含まれるセル範囲を選択すると、指定したセル範囲と実際のセル範囲が異なる場合が有る。選 択したセル範囲のアドレスを調べるには、Address プロパティを使用する。 使用例 この使用例は、セル A3 を含む結合セル範囲に値を設定する。 Set ma = Range("a3").MergeArea If Range("a3").MergeCells Then ma.Cells(1, 1).Value = "42" End If ■ フォント ■ ■ Font オブジェクト オブジェクトのフォント属性(フォント名、フォント サイズ、色など)の全体を表します。 使い方

Font オブジェクトを取得するには、Font プロパティを使用する。次の使用例は、セル範囲 A1:C5 のスタイル を太字に設定する。 Worksheets("sheet1").Range("a1:c5").Font.Bold = True セル又は描画オブジェクトに含まれて居る文字列の一部だけに書式を設定したい場合は、Characters プロパテ ィを使って、文字列の一部だけを取得する。 ■ Name プロパティ 使用例 Worksheets("sheet1").Range("a1:c5").Font..Name = "MS 明朝" ■ FontStyle プロパティ

(5)

フォント スタイルを設定する。値の取得と設定が可能で有る。文字列型(String)の値を使用する。使用出来る 値は、"標準"、"太字" 、"斜体" 、"太字 斜体"の孰れかで有る。

解説

FontStyle プロパティを変更すると、Font オブジェクトの他のプロパティ(Bold や Italic)に影響を及ぼすこ とがあるので注意してください。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル A1 のフォント スタイルに太字及び斜体を設定する。 Worksheets("Sheet1").Range("A1").Font.FontStyle = "太字 斜体" ■ Size プロパティ フォントのサイズを設定する。値の取得と設定が可能で有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル範囲 A1:D10 のフォントのサイズを 12 ポイントに設定する。 With Worksheets("Sheet1").Range("A1:D10") .Value = "Test" .Font.Size = 12 End With ■ Strikethrough プロパティ True の場合、水平な取り消し線を付けます。値の取得と設定が可能で有る。ブール型(Boolean)の値を使用す る。 使用例 次の使用例は、シート1 のアクティブ セルのフォントに取り消し線を設定する。 Worksheets("Sheet1").Activate ActiveCell.Font.Strikethrough = True ■ Superscript プロパティ True の場合、対象となるフォントが上付き文字になります。既定値は False で有る。値の取得と設定が可能で 有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。 使用例 次の使用例は、セル A1 の最後の文字を上付き文字にする。

(6)

n = Worksheets("Sheet1").Range("A1").Characters.Count

Worksheets("Sheet1").Range("A1").Characters(n, 1).Font.Superscript = True ■ Subscript プロパティ

True の場合、対象となるフォントは下付き文字になります。既定値は、False で有る。値の取得と設定が可能で 有る。バリアント型(Variant)の値を使用する。

使用例

次の使用例は、セル A1 の 2 番目の文字を下付き文字にする。

Worksheets("Sheet1").Range("A1").Characters(2, 1).Font.Subscript = True ■ OutlineFont プロパティ True の場合、フォントをアウトライン フォントにする。値の取得と設定が可能で有る。ブール型(Boolean) の値を使用する。 解説 OutlineFont プロパティは Windows では無効で有るが、値は保持されるので値の取得や設定は可能で有る。 使用例 次の使用例は、シート1 のセル A1 のフォントをアウトライン フォントに設定する。 Worksheets("Sheet1").Range("A1").Font.OutlineFont = True ■ Shadow プロパティ True の場合、フォントに影付きフォント、又はオブジェクトに影付きが設定されています。値の取得と設定が可 能で有る。ブール型(Boolean)の値を使用する。 解説 Windows で Font オブジェクトを対象にするときは、このプロパティは無効で有るが、値は保持されます。つ まり値の取得と設定は可能で有る。 使用例 次の使用例は、グラフ1 のタイトルに影を付けます。 Charts("Chart1").ChartTitle.Shadow = True ■ Underline プロパティ

(7)

xlUnderlineStyleNone、xlUnderlineStyleSingle、xlUnderlineStyleDouble、xlUnderlineStyleSingleAccounting、 xlUnderlineStyleDoubleAccounting の孰れかで有る。値の取得と設定が可能で有る。長整数型(Long)の値を 使用する。 使用例 次の使用例は、シート1 のアクティブ セルのフォントに下線を設定する。 Worksheets("Sheet1").Activate ActiveCell.Font.Underline = xlUnderlineStyleSingle ■ Color プロパティ 次に示すオブジェクトに応じて適用する色を設定する。色は、RGB 関数に依り作成された値で有る。値の取得 と設定が可能で有る。長整数型(Long)の値を使用する。 オブジェクト 色 Border 罫線又は輪郭の色。 Borders 指定したセル範囲の周囲の罫線の色。線のすべての色が同じではないときは、0(ゼロ)を 返します。 Font フォントの色。 Interior 影付きのセルの影の色、又は描画オブジェクトの塗りつぶしの色。 使用例 次の使用例は、グラフ1 の数値軸の目盛ラベルの色を設定する。 Charts("Chart1").Axes(xlValue).TickLabels.Font.Color = RGB(0, 255, 0) ■ ColorIndex プロパティ 次に示すオブジェクトに応じて、輪郭線、フォント、罫線、内部の塗り潰し等に適用する色を設定する。色は、 現在のカラーパレットのインデックス、又は、定数で表す。使用出来る定数は、XlColorIndex クラスの xlColorIndexAutomatic 又は xlColorIndexNone で有る。値の取得と設定が可能で有る。バリアント型(Variant) の値を使用する。 オブジェクト 内容 Border 輪郭の色。 Borders 罫線の四辺の色で有る。総ての四辺の罫線が同じ色でない場合、Null 値を返す。 Font 文字の色で有る。自動に設定する場合は、xlColorIndexAutomatic を指定する。 Interior 内部を塗り潰す色で有る。xlColorIndexNone を指定すると、塗り潰しは行われない。 xlColorIndexAutomatic を指定すると、自動に成る(描画オブジェクト而巳)。 解説 ColorIndex プロパティでは、ブックのカラーパレットのインデックス番号で色を指定する。現在のカラーパレッ トを返すには、Colors プロパティを使用する。

(8)

次の図には、標準のカラーパレットのカラーインデックス番号が示されて居る。 使用例 次の各使用例では、標準のカラーパレットが使われる物とする。 次の使用例は、シート1 のセル A1 のフォントの色を赤に変更する。 Worksheets("Sheet1").Range("A1").Font.ColorIndex = 3 次の使用例はグラフ1 の数値軸の目盛線の色を設定する。 With Charts("Chart1").Axes(xlValue) If .HasMajorGridlines Then .MajorGridlines.Border.ColorIndex = 5 '青に設定する。 End If End With 次の使用例は、グラフ1 のグラフエリアで、領域の色を赤に設定し、輪郭線の色を青に設定する。 With Charts("Chart1").ChartArea .Interior.ColorIndex = 3 .Border.ColorIndex = 5 End With ■ パターン ■ ■ Interior オブジェクト オブジェクトの内部を表す。 使い方 Interior オブジェクトを取得するには、Interior プロパティを使用する。次の使用例は、セル A1 の内部の色を赤 に設定する。 Worksheets("sheet1").Range("a1").Interior.ColorIndex = 3

(9)

■ Color プロパティ フォントの項に同じ。 ■ ColorIndex プロパティ フォントの項に同じ。 ■ Pattern プロパティ Interior オブジェクトの場合、内部のパターンを設定する。値の取得と設定が可能で有る。長整数型(Long)の 値を使用する。 使用出来る定数は、次に示すXlPattern クラスの孰れかで有る。 xlPatternAutomatic xlPatternHorizontal xlPatternChecker xlPatternLightDown xlPatternCrissCross xlPatternLightHorizontal xlPatternDown xlPatternLightUp xlPatternGray16 xlPatternLightVertical xlPatternGray25 xlPatternNone xlPatternGray50 xlPatternSemiGray75 xlPatternGray75 xlPatternSolid xlPatternGray8 xlPatternUp xlPatternGrid xlPatternVertical 使用例 次の使用例は、シート1 のセル A1 の内部のパターンを、網の模様に設定する。 Worksheets("Sheet1").Range("A1").Interior.Pattern = xlPatternCrissCross ■ PatternColor プロパティ オブジェクト内部の塗り潰し属性のパターンの色を、RGB 値で表す。値の取得と設定が可能で有る。バリアン ト型(Variant)の値を使用する。 使用例 次の使用例は、シート1 の四角形 1 の塗り潰し属性の色とパターンを設定する。 With Worksheets("Sheet1").Rectangles(1).Interior .Pattern = xlGrid .PatternColor = RGB(255,0,0) End With ■ PatternColorIndex プロパティ

(10)

オブジェクト内部の塗り潰し属性のパターンの色を、現在のカラーパレットのインデックス番号か定数で表す。 使用出来る定数は、XlColorIndex クラスの xlColorIndexAutomatic 又は xlColorIndexNone で有る。値の取得 と設定が可能で有る。長整数型(Long)の値を使用する。

解説

此のプロパティにxlColorIndexAutomatic を設定して置くと、セルの網掛けのパターンや描画オブジェクトの塗 り潰し属性のパターンの色を自動に決定する。亦、xlColorIndexNone に設定して置くと、塗り潰し属性のパタ ーンの色を決定しない。此れは、Interior オブジェクトの Pattern プロパティに xlPatternNone を設定するのと 同じで有る。

解説

参照

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