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資料 5 滝沢市における地域づくりについて 1 地域づくりに関する歩み 時期 出来事 明治 22 年 村制施行 滝沢 鵜飼 大沢 篠木 大釜の5か村が合併し 滝 沢村 が誕生 ~ 昭和 40 年代 各地域に 部落会 結成 昭和 46 年 滝沢村自治会連合会 組織化(13 自治会 ) 人口 12,50

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滝沢市における地域づくりについて

1 地域づくりに関する歩み 時期 出来事 明治22 年 村制施行、滝沢、鵜飼、大沢、篠木、大釜の5か村が合併し、「滝 沢村」が誕生 ~昭和40 年代 各地域に「部落会」結成 昭和46 年 「滝沢村自治会連合会」組織化(13 自治会) 人口12,500 人 昭和53 年 人口20,000 人(18 自治会) 昭和59 年 人口30,000 人( 〃 ) 平成4 年 人口40,000 人(21 自治会) 平成12 年 21世紀前半における滝沢市の地域整備方針として『滝沢地域デザ イン』を策定 住民と行政が協働で進めるまちづくりがスタート 人口50,000 人(25 自治会) 平成14 年 村内10地域に「まちづくり推進委員会」が立ち上げられ、同時に 地域と行政をつなぐ『まちづくり協働推進職員』(地域ごと2名) を配置 平成17 年 各地域のビジョンを共有し、協働して行うまちづくり活動の指針と して『滝沢地域ビジョン』を策定 平成26 年 1 月 市制移行(滝沢市誕生) 『住民自治日本一』を掲げる。市民主体の地域づくりへ 平成27 年 『地域別計画』の策定 地域別計画を推進する組織として、市内11地域に『地域づくり懇 談会』が立ち上げられる。 平成28 年 地域づくり懇談会を支援するため『地域づくり支援職員』(地域ご と3名)を配置→H14 からの『まちづくり協働推進職員』は廃止 平成30 年 地域別計画の見直し 人口55,000 人(30 自治会) 滝沢市は、昭和40 年代以降、盛岡市のベットタウンとして主に民間による宅地開発が進 み、6~8年間隔で1万人のペースで人口が急増しています。 このような背景から、代々滝沢の住民として暮らしてきた住民の割合が少なく、新しい 住民を受け入れやすい文化となっています。一方で、新住民が多く『村』でありながら都 市的で地域内のつながりの希薄化が課題のひとつであるのも特徴です。

資料5

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2 団体について (1)自治会 滝沢市の自治会は、住民の自主的な地域づくり活動を推進する団体として、記録で は昭和30 年初期頃より各地域に『部落会』という名称で設立が始まり、昭和 43 年に は滝沢村内全域に部落会が結成され、その連合体として、昭和46 年に『滝沢村自治会 連合会』が組織されています。現在は滝沢市内に30 の自治会が、地域の活動から行政 との連携まで、以下のような様々な活動を行っています。 ・ 地域の環境整備 ・ 運動会、敬老会など行事の実施 ・ 集会所の管理運営 ・ 各種委員の推薦 ・ ごみ集積所の管理 ・ 市からの広報紙などの配布 (2)まちづくり推進委員会 平成12 年に策定した『滝沢地域デザイン』は、地域住民の発想や意見を十分に取り 入れて、地域の将来像、まちづくり方針を設定しています。地域の総意を取り入れ、 滝沢地域デザインに定めた想いを実現するために、平成14 年に村内 10 地域に『まち づくり推進委員会』を設置しました。 まちづくり推進委員会の設置と同時に、まちづくり協働推進職員を各地域に2名配 置、後に策定された地域ビジョンの実現を図るため、地域と行政の協働によるまちづ くりの活動が行われています。 (3)地域づくり懇談会 滝沢市地域コミュニティ基本条例に基づき、平成27 年に市民主体により地域自らが 地域別計画を策定し、この計画を推進するために市内11 地域に『地域づくり懇談会』 を設置しました。 地域別計画の計画地域が、従前より設置されていた『まちづくり推進委員会』とほ ぼ同じであるため、多くの地域では『まちづくり推進委員会を』発展的に解消し、『地 域づくり懇談会』へ移行する形で設置していますが、3つの地域では『まちづくり推 進委員会』を残しつつ、新たに懇談会を設置しています。 (4)NPO 法人 滝沢市にあるNPO 法人は平成 30 年4月現在では 11 団体と少なく、地域づくりの 中間支援組織となるような NPO 法人は存在していませんが、個別に地域づくり活動 の取り組みを行っている団体があります。 ① 馬と曲り家のおおさわ村 まちづくり活動の発展でNPO 化。地域内の南部曲り家を守りつつ、地域資源の 活用の活動を実施しています。

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平成28 年度には、岩手県の『元気なコミュニティ特選団体』に選ばれました。 ② 劇団ゆう 市民活動(滝沢村青年協議会の演劇活動)の発展でNPO 化。演劇活動を通じて 子どもたちに夢と感動を与えることを目的に、一貫して青少年の健全育成と芸術文 化の振興に取り組み、地域内の多くの子どもたちが活動しています。 平成8年度には、『地域づくり団体自治大臣表彰』を受賞しています。 3 支援制度 (1) 地域づくり支援職員 平成28 年度より、地域づくり懇談会ごとに、市から支援職員3名(総括主査級1名 +2名)、11 地域で合計 33 名を配置しています。地域と共に行動し、行政とのパイプ 役を担うことにより地域づくり活動を支援しています。 平成14 年より、まちづくり協働推進職員として各地域に2名の職員を配置していた ことから、人員増による支援の強化を狙いとしています。任期は2年となっています が、改選の際には支援職員の約3割の職員が継続しての活動を希望するなど、地域活 動に対する意識の高まりが成果として得られています。 (2)自治会連合会交付金 地域コミュニティ及び地域自治活動の中心的な役割を担い、交通安全や防犯防災活 動、環境美化運動など公共性が高い活動に取り組みつつ、市との協働による地域づく りを行っている自治会連合会に対し、市内30 単位自治会を含めた事業運営費として交 付金の支給により支援しています。 交付金の主な積算は以下のとおりです。 ・ 活動費助成:1自治会12 万円+世帯数×900 円 ・ 広報等配布助成:1自治会8万円+世帯数×285 円+面積等による加算 ・ 集会施設、公園等管理費 ・ 地域づくり支援費:地域づくり懇談会ごとに5万円+2自治会目以降5千円加算 (3) 地域づくり活動推進事業補助金 地域づくり懇談会が、地域別計画を推進するために実施する事業に対し補助金によ り支援しています。補助率は10/10、上限 50 万円、同事業で最大3年間まで申請可能 となっています。 【補助実績】 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 計 件数 小岩井 2,000 980 390 500 490 240 270 180 5,050 8 大釜 1,000 260 300 300 1,860 4 篠木 200 200 130 50 110 490 1,180 6 大沢 250 100 100 300 140 60 340 300 70 160 500 2,320 11 鵜飼 1,450 1,470 370 400 250 400 200 180 220 4,940 9 姥屋敷 400 890 600 120 500 480 2,990 6 元村 1,000 100 800 400 50 210 100 160 500 3,320 9 室小路 500 500 1 東部 300 500 260 200 350 180 60 110 110 2,070 9 柳沢 260 330 300 130 450 450 30 160 290 120 2,520 10 一本木 100 180 490 290 1,060 4 連合会 320 320 1 商工会 290 290 1 青年 300 300 1 計 2,700 4,530 3,280 2,430 2,490 1,800 1,650 1,720 1,600 490 960 1,070 1,000 1,500 1,500 28,720 80 当初予算 3,150 2,950 2,500 2,500 2,500 2,000 2,000 2,000 2,000 1,800 1,000 1,800 1,000 1,500 1,500 30,200 執行率 85.7% 153.6% 131.2% 97.2% 99.6% 90.0% 82.5% 86.0% 80.0% 27.2% 96.0% 59.4% 100.0% 100.0% 100.0% 95.1% 件数 4 8 12 10 7 8 6 6 7 5 5 5 5 5 3 96

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【近年の活動内容】 年度 地域 事業名 実施内容 H28 篠木 篠木地域ゆる キャラ活用事 業 しのっきーの着ぐるみを制作し、各種地域事業に参加すること で、新たな層の地域活動への参加を誘発するとともに篠木地域 のキャラクターとして定着させ地域コミュニティの活性化及 び地域への愛着の醸成を図る。 鵜飼 鵜飼地域さく ら並木剪定枝 活用事業 桜並木の剪定の際に出る枝葉の量は多く、その全てを焼却処分 していたが、破砕機の導入でチップ化をすることにより、ゴミ の削減及びチップの防草効果から除草対策にもつながるもの と考え、環境への配慮及び二次利用を目的として購入する。 一本木 一本木さんさ 伝統継承事業 一本木地域の伝統を復活させ、中学校を中心に保育園や小学校 に活動を広めて親世代を巻き込みながら、披露する場、継承す る人材、支援する体制を地域で推進し、地域住民全体で一本木 さんさを保存継承していくことを目的とし購入する。 H29 大沢 大沢地域伝統 行事を活用し た地域交流事 業 おおさわ祭りを始めとした、地域の伝統芸能などを披露する行 事の活性化を目的としてテント、のぼり、演目、健康づくり器 具を購入し、各イベントの主催者が実施しやすい環境を整備し た。 元村 元村地域せい ほくタウン集 会所活性化事 業 大規模な宅地開発が進み、子育て世代が多く集まる新たな地域 において、地域コミュニティの拠点整備を目的に、集会所の活 性化に向け、集会所を使用するために最低限必要な設備とし て、キッチン内に作業台、電気給湯器、IH クッキングヒータ ーを設置し、施設を活用した行事を実施するための環境を整備 した。 室小路 室小路地域公 園等環境整備 事業 公園等の環境美化及び施設の維持管理を目的として、草刈り機 やチェーンソー等を購入し、参加者の負担を軽減しながら公園 等の環境美化の推進及び地域の市民による交流を図る。 H30 鵜飼 鵜飼地域チャ グチャグ馬コ 関連行事開催 事業 チャグチャグ馬コを盛り上げるとともに、子ども達を中心とし た地域の賑わいを創出することを目的に、「うかい馬コまつり」 を実施した。会場設営やパレードの交通規制などのイベント運 営のほか、今後も継続して実施していくためにのぼりを 50 枚 作成した。 4 活動拠点 (1)ビッグルーフ滝沢 市民の交流の場として平成 28 年 12 月にオープンしました。 大ホールや会議室などを備えた コミュニティ施設のほか、図書 館や産直施設が併設され、複合 的に利用できる交流拠点として 平成30 年7月までに約 80 万人の来館者があり、多くの市民による交流を生み出して います。

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運営については指定管理制度を採用し、東京都の会社と地元の NPO 法人の共同企 業体により施設を運営しています。全国の施設を管理するノウハウを活かしつつ、地 域コミュニティの場の形成に積極的に取り組んでおり、施設のオープンと同時に市民 活動センター(通称「たきサポ」)を設置し、市民活動を行う団体の交流の場を提供し ています。 (2)地区コミュニティセンター 市民の融和及び地域活動の普及振興並びに コミュニティの形成を図り、健康で文化的な市 民生活の向上に資するために、市内6か所に『地 区コミュニティセンター』を設置しています。 ホールや和室、調理室などを備え、地域内のお 祭りや趣味の集まりなど、様々な行事に利用い ただいています。 市の条例に基づき設置している施設ですが、 自治会に管理委託し、柔軟な施設利用を実現しています。 (3)地区集会所 地域が所有している集会施設として、市内に65 か所設置されています。小規模なが ら全ての自治会で所有していることから、気軽に集まれる身近な活動場所として多く の市民に利用されています。 多くの施設で老朽化が進んでいることが課題であり、市の補助金を活用しながら施 設の修繕により延命化を図っています。 5 活動事例 (1)馬と曲り家のおおさわ村 南部曲り家を活動拠点に、地域資源を活かし た持続可能なまちづくり活動を目指し活動して います。南部曲り家は、茅葺屋根の維持保全に 高額な費用を要することから、NPO 活動の目的 のひとつに『伝統家屋保全に関する事業』を掲 げ、毎年多くのボランティアにより茅の刈り取 り作業から屋根の補修までの作業が行われてい ます。 (2)劇団ゆう 市民活動の発展で NPO 化し、演劇活動を通じて「子どもたちに夢と感動を与えた い」という願いを込め結成し、現在では50 名を超える団員のほか、親の会、賛同する 多くの賛助会員により活発な活動が進められ、地域交流の場となっています。

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<活動方針> ・ 子どもたちに主体性を持たせて ・ 子どもたちの純真な心と夢を形に ・ 人のやさしさ 心のあり方を ・ 子どもたちの感性を伸ばす ・ 住民参加型文化活動の発信を (3)たきざわ学生フェス 市内に3大学が設置されている滝沢市は、岩手県内では学生が多い若い自治体とな っています。この学生の活力を発揮し、盛岡広域の大学生が主体となって実行委員会 を立ち上げ、「学生と学生」、「学生と企業」、「学生と地域」、それぞれが出会いのきっ かけの場となるイベントを実施しました。 <開催内容> ・ 学生交流イベント ・ プレゼンコンテスト・パネルディスカッション ・ 大学紹介ブース ・ 企業紹介ブース (4)たきざわグリーンワークス 滝沢市で農業を営む青年による活動。新規就農者の定着 支援や加工品開発を手掛け、平成27 年度には優秀農業青年 クラブの部で最高賞の『農林水産大臣表彰』を受賞しまし た。 近年では、『馬コ支援プロジェクト』として、馬糞の堆肥 で栽培したスイカを「チャグチャグスイカ」として販売し、 売り上げの一部をチャグチャグ馬コの保存活動に役立てる などの活動が行われています。 (5)eye2→weave 滝沢市の自然、伝統、歴史、文化、業、人など、滝沢市に関わり滝沢市をつくる全 てのモノ・コト・ヒトの魅力を写真のチカラで発信する取組を実施しています。 滝沢を暮らしたいまちと思ってもらえるよう、活かし活かされる暖かい地域づくり を目指し、様々な人々が交流するプロジェクトを 実施しています。 <i×i DAY> 毎月11 日に開催。滝沢を盛り上げたい、興味 がある、こんなことをやってみたい、など、より 多くの方と出会い、語り、お互いを知る場として 月1回開催しています。

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『堅苦しさなく、好きな時間に来て、好きな時間に帰る。ゆるいつながりからワク ワクの滝沢をつくる!』をモットーに楽しい地域づくりに取り組んでいます。 <iMA5>H30 秋オープン予定 ふらっと行きたくなるオープンでフラットな場を提供。有機的に合間(iMA)をつ ないでとりもつ。点から線へ、面から立体へと、新しい価値が生まれ、創る場を目指 し、市内の古い空き店舗を借用し、リノベーションワークショップを通じてみんなで 作り上げる予定です。 <たきざわ3しょくプロジェクト> 滝沢市において、「食」を中心とした 見学・体験プログラムを通じて、第1・ 2・3次産業を含めた職業の「職」と人 との多様性・価値観「色」を知ってもら い、職業観と地域愛の醸成、ツーリズム を目的とし、観光協会やたきざわグリー ンワークスなどと連携しながら様々な イベントを実施しています。 【地域の取組みの検証に対する事務局案】 滝沢市地域コミュニティ条例に基づく『地域別計画』や『地域づくり懇談会』 については、今年度に地域別計画の中間見直しと、その過程で全地域において 振り返り作業を実施いただいていることから、その振り返りの結果をまとめ、 検証委員会に報告いたします。 地域の取組みの評価にあたっては、この資料「5 活動事例」で紹介したよ うな、地域コミュニティ条例に基づかない、自発的な活動を行っている取り組 みについて検証することとして提案いたします。

参照

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