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機密性 2 政府の創業支援の現状と課題 中小企業庁経営支援部 創業 新事業促進課

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機密性2

政府の創業支援の現状と課題

中小企業庁 経営支援部

創業・新事業促進課

(2)

4.4 4.1 4.0 4.1 4.4 4.8 5.0 4.2 4.2 4.5 4.5 4.6 4.8 4.9 5.2 5.6 8.6 8.5 9.3 10.2 10.1 10.5 11.0 11.0 18.6 18.7 15.6 15.3 14.3 14 12.4 10.4 10.1 10.7 10.9 10.9 11.2 11.1 9.9 8.7 9.3 9.3 9.1 8.3 8.6 8.5 7.8 7.3 7.3 11.7 11.5 12.5 13 12.6 11.6 12.3 11.5 10.1 10 11.2 11.4 14.1 13.7 14.1 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 18.0 20.0 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 日本 フランス アメリカ ドイツ イギリス

1.創業支援施策の政策目標(KPI)

 平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」において、「米国・英国レベルの開・廃業 率10%台(現状約5%)を目指す」ことが掲げられた。その後、平成29年6月に閣議決定された「未来投資戦 略2017」まで継続してKPIに位置付けられており、達成に向けて各種創業支援施策を講じている。 KPI (出典)中小企業白書(2017年度) 日本:厚生労働省「雇用保険事業年報」(年度ベース) アメリカ:U.S. Small Business Administration「The Small Business Economy(2012)」 イギリス:Office for National Statistics「Business Demography(2011)」

ドイツ:Statistisches Bundesamt「Unternehmensgründungen, -schließungen: Deutschland, Jahre, Rechtsform, Wirtschaftszweige」 フランス:INSEE「Taux de création d’entreprises en 2012」

開業率(%)

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2.創業支援施策における課題

 開業率の上昇に直接的に資する施策を優先する観点で、従前は③創業準備者向けの施策に集中して きたところであり、特に①創業無関心者向けの施策はあまり実施してこなかった。  我が国は、創業希望者に対する創業者の割合は海外と比較しても高水準である一方、創業希望者の 割合が低い。そのため、創業無関心者を創業希望者に引き上げる「創業機運醸成」の取組も行うこ とが、KPIの達成に向けて有効であると考えられる。 ●ステージ毎の割合の国際比較 ●ステージ毎の施策の対応状況 (~平成29年度) (参考)創業までの4ステージ ①創業無関心者 創業について現在関心がない者 ②創業希望者 創業に関心があり、創業したいと考えているが、現在具体的な準備を行っていない者 ③創業準備者 創業したいと考えており、現在創業に向けて具体的な準備を行っている者 ④創業者 創業を実現した者

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 市区町村が中心となり創業支援等事業計画を策定。下図スキームに沿って創業支援が行われてい る。現在、全国1,741のうち1,393市区町村が計画の認定を受けている(人口カバー率は 97%)、平成26~28年度において約7万人の創業を実現している。  平成30年の法改正により、創業機運醸成事業も計画として認定をすることができるようになった。

3.産業競争力強化法における創業支援スキームの概要

3 創業支援等事業計画の認定を 受けようとする市区町村 認定 申請 特定創業支援 を受けた創業者 連 携 市区町村 民間のノウハウを活用して創業を支援する事業者 (認定支援機関、経済団体、金融機関 等) 創業支援等事業者 創業支援等事業 特定創業支援事業 支援 【創業支援等事業計画】の作成 市区町村と創業支援事業者(認定経営革新等支援機関、地域の経済団体、金融機関、士業、 県センター、NPO等)が行う創業支援事業について市区町村が計画を作成 経済産業大臣及び総務大臣が、創業支援等事業実施指針 (創業支援等事業計画で策定すべき内容等)を策定 ワンストップ相談窓口、マッチング支援、 ビジネススキル研修、専門家によるハンズオ ン支援 等 創業支援事業 ・創業無関心者等に対して創業に関する理解と関心を深める取組全般 ・教育現場等での起業家教育、若年層向けのビジネスプランコンテス トの開催、短期間で創業を体験できるプログラムの実施 等 創業機運醸成事業 創業者 創業希望者 創業後5年未満の者 創業無関心者等 普及 啓発 起業について現在関心がない者をはじめとした事業を営ん でいない個人

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<参考>全国の創業支援事業計画の認定状況について

認定状況(平成30年8月31日時点) 1,393市区町村/全国1,741市区町村 都道府県別基礎自治体認定割合率 認定割合率100% 80%以上~100%未満 60%以上~ 80%未満 40%以上~ 60%未満 20%以上~ 40%未満 1%以上~ 20%未満

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地域創業機運醸成事業

平成31年度概算要求額

5.1億円(新規)

中小企業庁 創業・新事業促進課 03-3501-1767 事業の内容 条件(対象者、対象行為、補助率等) 事業イメージ 事業目的・概要 地域における創業とそれによる地域経済の活性化を推進していくため、 創業支援策の拡充と創業機運の醸成を図ります。 日本は創業に関心を持つ人が創業準備・創業に至る割合が高い一 方で、創業に対して関心を持つ人が少なく、開業率の向上に向けては 創業に関心を持つ人を増やす必要があります。 今年度産業競争力強化法を改正し、創業機運を醸成する事業を市 町村が策定する創業支援等事業計画に含めることが可能となりました。 このような事業を促進していくことにより、創業無関心者に対する創業 機運醸成事業を全国的に推進していきます。 また、創業に関する知識面での支援を強化することを通じて、地域創 業者の増大を促進します。 成果目標 (1)創業支援者の支援を受けた創業者が事業実施後5年経 過時の事業継続率90%を目指します。 (2)補助終了後70%以上が創業に関心を持つことを目指します。 (1)創業支援事業者補助金/創業機運醸成事業者補助金 • 「創業支援事業」、「創業機運醸成事業」を行う事業者の支援を行います。 (2)潜在的創業者掘り起こし事業/起業家教育事業 • 質の高い創業スクールの認定を行い ます。また、創業支援の活性化と創 業機運の醸成を目的とした全国的な イベントを開催します。 • 自律的に生きる力を育む起業家教 育を促進するため、起業家教育の教 材/教育者用マニュアルを作成・公表 します。 補助 (2/3、定額) 補助(定額) 民間 団体等 民間 団体等 支援者 委託 創業支援事業者 創業機運醸成事業者 定義  創業希望者が創業に必要な知識を身につけるため の支援を行う事業者  創業無関心者に対して、 創業への興味・関心を喚 起する事業を行う事業者 実施 事業例  創業セミナーの実施創業相談窓口における 伴走支援 等  起業家教育の実施ビジネスプランコンテストの 開催 等 平成31年度より拡充 • 具体的には、認定創業支援等事業計画に基づき行われる創業支援事業、 創業機運醸成事業にかかる経費の一部、J-Startup supporters等が行 う創業支援の経費の一部補助します(補助上限1,000万円、補助率 2/3)。 • 更に、都道府県をはじめとした広域で行われる先進的かつモデルとなりうる創 業機運醸成事業を補助し、横展開を図ります。(補助上限2,000万円、 定額補助) <平成30年度創業イベントの様子>

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平成30年度事業のポイント  産業競争力強化法における認定連携創業支援等事業者が認定創業支援等事業計画に 基づき行う特定創業支援事業・創業機運醸成事業の取組に対する支援。 【補助対象者】 産業競争力強化法の認定を受けた創業支援等事業計画に基づき、 市区町村と連携して特定創業支援事業・ 創業機運醸成事業に取り組む認定連携創業支援等事業者 【補助対象事業】 創業支援等事業計画に基づき行う創業支援(創業スクールの開催、個別相談窓口の設置等)・創業機運醸 成(起業家教育・ビジネスプランコンテストの開催等) 【補助対象経費】 人件費、事業費(謝金、旅費、会場借料、広報費等)、委託費 【補助上限】 1,000万円 【補助率】 2/3 民間団体等 補助(定額) 補助(2/3) 創業支援事業者 支援スキーム  創業機運醸成事業についても補助対象に追加。  創業機運醸成事業とは、創業に関心の無い者に対して、創業に関心を持ってもらうような取 組を「創業機運醸成事業」と位置づけ、今後促進する。  市区町村と連携して特定創業支援事業に取り組む認定連携創業支援等事業者のうち代表 となる法人であり、特定創業支援事業を行う者が対象。  市区町村と連携して実施する特定連携創業支援事業者が、近隣の市区町村で広域で実 施する特定創業支援事業・創業機運醸成事業を支援。

1.創業支援事業者補助金

7

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平成30年度事業のポイント  新たに創業する者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成し、新たな需要や雇用 の創出等を促す。 【補助対象者】 「新たに創業する者(※公募開始時点から新たに創業する者)」 【補助対象事業】 既存技術の転用、隠れた価値の発掘を行う新たなビジネスモデルにより、 需要や雇用を創出する事業 【補助対象経費】 人件費、店舗等借入費、設備費、原材料費、知的財産権等関連費、 謝金、旅費、マーケティング調査費、広報費、外注費、委託費等 【補助上限】 100万円又は200万円 【補助率】 1/2 民間団体等 補助(定額) 補助 (1/2) 創業者 支援スキーム 補助対象者を、平成28年度に追加した要件(産業競争力強化法に基づく認 定市区町村で創業を行う者、創業予定の認定市区町村又は当該認定市区町 村の認定連携創業支援事業者による認定特定創業支援事業を受ける者)に 加えて、平成29年度から引き続き下記要件を満たす者とする。  補助事業期間中に一人以上の雇用を行う者。  100万円を超える補助については外部資金調達を行う者。

2.地域創造的起業補助金

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機密性2 民間事業者 委託 認定 スクール運営 事業者 支援スキーム 創業者等 支援(スクール実施) ○創業スクール(認定制度) ① 創業に必要な一定レベルの知識を提供することができる創業スクールを 国が認定する制度を実施する。 ② 認定創業スクールについては、専用サイトで募集告知を行う等により広く 周知を図る。 ③ 認定創業スクールの中で作成された優秀なビジネスプランについては、全 国創業スクール選手権に参加することができる。 ○全国的な創業イベントの開催 潜在的創業者の掘り起こしにつなげるとともに、将来の地域の創業者を日本全国で増やす観点から、以 下の取組みを含む全国的な創業イベントを開催する。 (1)全国創業スクール選手権の開催 下記、①、②の応募を受けて全国創業スクール選手権を開催する。 ① 認定創業スクールの優秀なビジネスプラン ② 地域のビジネスプランコンテストにおいて推薦を受けたビジネスプラン (2)創業フェスの開催 創業者を支援する各団体・民間企業や過去の創業スクール選手権受賞者によるPRブースを設 置する等、横のつながりを創出する。また、創業機運の醸成に繋がる取組を実施する。

3.潜在的創業者掘り起こし事業

 創業者の基本的知識習得のため、全国で質の高い創業スクールを認定。また、潜在的創 業者の掘り起こしに繋げるため、全国の優れたビジネスプランを表彰するイベントを実施。 9

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起業家マインドと起業家的能力を有する人材の育成を目的に、全国各地の高校生に対 して起業家教育を実施する機会を提供する。 将来的な開業率の向上に繋げると共に、若年層が自分らしくこれからの時代を生き抜い ていくために必要な取組であると考え推進。 起業家教育 プログラムの提供 民間事業者 委託 高等学校・自治体 <事業スキーム> 【事業対象】 全国10か所程度の学校/自治体の高校生 【開催形式】 ・単一校開催(高校の特定のクラスまたは学年などから、生徒を選抜して実施) ・複数校開催(自治体内で募集し、希望制で高校生を集めて実施) 【事業内容】 ・高校生を対象に、10~20時間程度で起業家教育プログラムを実施 ・地域課題の現場視察等を通じて、グループワークでビジネスプランを作成・発表。創業 の流れを疑似体験する。 <事業のポイント>  全国10か所で多様な起業家教育プログラムを実施  事業を通し、若年層の起業家マインドを高めるためのポイントや、学校の 類型毎に導入する際に配慮すべき点など、今後広く展開をしていくための ノウハウを収集する  各プログラムの実施内容・留意点や分析結果をまとめ、事例集として全 国に公表  文部科学省とも連携し、起業家教育の普及に努める

4.起業家教育事業

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新創業融資制度【日本政策金融公庫(国民生活事業)】

創業を強力に支援するため、日本政策金融公庫(国民生活事業本部)新規開業支援資金等の貸付制 度を利用する場合に、事業計画(ビジネスプラン)の審査により、無担保・無保証人(本人保証無し )とする特例措置。 1.対象者 新たに創業する者、又は創業して税務申告を2期終えていない者で、一定の要件(下記)に該当する者。 2.貸付限度額 3,000万円(運転資金は1,500万円) 新たに創業する者、創業後税務申告未了の者は、 開業資金総額の1/10以上の自己資金が必要。 ただし、認定特定創業支援事業を受けて事業を始める 者等については、その要件を満たすものとする。 3.貸付条件 無担保・無保証人(原則不要) 4.貸付期間 各種融資制度に定める返済期間以内 5.貸付利率 日本政策金融公庫が別に定める利率 ※本制度は女性、若者/シニア起業家支援資金、新規開業支援資金、再挑戦支援資金等の融資制度を利用する場合に併用することが可能。 1.雇用の創出を伴う事業を始める者 2.技術やサービス等に工夫を加え多様なニーズに対応する事業を始める者 3.現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方で、次のいずれかに該当する 者 (1)現在の企業に継続して6年以上勤務している者 (2)現在の企業と同じ業種に通算して6年以上勤務している者 4.大学等で修得した技能等と密接に関連した職種に継続して2年以上勤務してい る者で、その職種と密接に関連した業種の事業を始める者 5.産業競争力強化法に規定される認定特定創業支援事業を受けて事業を始める 者 6.地域創業促進支援事業又は潜在的創業者掘り起こし事業の認定創業スクール による支援を受けて事業を始める者 7.公庫が参加する地域の創業支援ネットワークから支援を受けて事業を始める 者 8.民間金融機関と公庫による協調融資を受けて事業を始める者 9.前1~8までの要件に該当せず事業を始める者であって、新たに営もうとする 事業について、適正な事業計画を策定しており、当該計画を遂行する能力が 十分あると公庫が認めた者で、1,000万円を限度として本資金を利用する者 10.既に事業を始めている場合は、事業開始時に前1~9のいずれかに該当した 者

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機密性2

6.産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定自治体におけ

る軽減措置の延長(登録免許税)

 地域における創業を促進し、地域経済の活性化を図るため、産業競争力強化法に基づく創業支援事業計 画の認定を受けた市区町村において、「特定創業支援事業」の支援を受けた創業前の個人及び創業後5年 未満の個人が、新たに株式会社、合名会社、合資会社、合同会社を設立する際の登録免許税の軽減措置 を行う。 概要 【適用期限:2年間(平成31年度末まで)】 租税特別措置法 第80条第2項 内容 税率 登録免許税の軽減措置 1号 株式会社の設立 (15万円に満たないとき資本金の額×0.7% は、1件につき15万円) 資本金の額×0.35% (7.5万円に満たないとき は、1件につき7.5万円) 2号 合名会社合資会社 の設立 1件につき6万円 1件につき3万円 3号 合同会社の設立 (6万円に満たないときは、資本金の額×0.7% 1件につき6万円) 資本金の額×0.35% (3万円に満たないときは、 1件につき3万円)

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7.エンジェル税制

 創業から間もない会社に出資する個人がその株式投資額を課税所得・株式譲渡益から控除できる。地方分権改 革により、エンジェル税制の確認事務に関する手続を都道府県が実施。  2017年7月、新規産業室から創業・新事業促進課に管轄課室が変更。 優遇A: 株式投資額の所得控除による減税 (設立3年未満の企業) 優遇B: 株式投資額の株式譲渡益からの控除による減税 (設立10年未満の企業) 株式の売却損が出た場合、他の株式譲渡益と通算(3年繰り越し可能) ※一定の要件を満たす会社の新規発行株式を取得した場合が対象。 優遇Aは控除上限(所得金額の40%または1000万円)あり。優遇Bは上限なし。 ※優遇Aと優遇Bのどちらか一方を選択する。 【投資先企業の要件】 □ 中小企業であること □ 新しい事業活動をする会社であること (新事業活動従事者、研究者、研究費用等が一定以上) □ 大企業の子会社でないこと 等 【必要な手続き】 ① 投資を受けた会社が確認書の発行申請(各都道府県庁へ) <投資前の事前申請制度有り> → 都道府県知事の確認書を交付 ② 投資を受けた会社から投資家に必要書類を交付 ③ 投資家による確定申告 → 減 税 エンジェル税制の申請相談窓口を以下のとおり変更しておりますので、申請時にはご注意ください。 【平成28年4月 1日から】各都道府県庁担当部署(以前は各地方経済産業局) (http://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/angel/contact/index.html) 13

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<参考>エンジェル税制の実績(投資額・ベンチャー企業数)

平成30年3月31日時点での投資額の推移 ( 百万円 ) ( 社 ) 平成30年3月31日までにエンジェル税制を 利用したベンチャー企業数の推移 平成30年6月18日確認時点 79 23 55 179 104 149 914 847 951 686 278 1,123 845 799 998 961 1,693 2,431 2,790 4,147 3,977 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 平成 12 年度 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 4 3 2 10 7 10 33 32 21 17 23 78 74 51 51 45 70 99 106 122124 0 20 40 60 80 100 120 140 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 平成 12 年度 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度

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機密性2

創業機運醸成の事例紹介

中小企業庁 経営支援部

創業・新事業促進課

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創業機運醸成事業とは

 創業機運醸成事業とは、創業に関心の無い者に対して創業に関する理解と関心を 高める取組み。 ビジネスプランコンテスト 起業家教育 スタートアップカフェ 創業無関心者も来場する 仕掛けのある ビジネスプランコンテスト 起業家精神や起業家 能力を有する人材を 育成する教育 創業無関心者も ワーキングスペース等の 目的で利用可能な施設 …など

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群馬イノベーションアワード

 「群馬を起業の聖地に!」を合言葉に2013年にスタートした起業家の発掘プロジェク ト。エントリー数は年々増加し、2017年は185件のエントリーがあった。  多様なステークホルダーを巻き込み、「起業はかっこいい」という認知を広める。  株式会社ジンズ田中 社長が中心となり、多様 な関係者を巻き込み  地元有力紙、地元群馬 発の企業の社長、 ビジネススクール教授 など POINT① 多様なステークホルダーの 巻き込み  趣向をこらしたファイナル ステージ  受賞者には特典としてシ リコンバレー研修ツアーへ の参加資格が  高校生受賞者には慶應 大湘南藤沢キャンパスの AO入試挑戦権が POINT② 「起業はかっこいい!」が 伝わる演出

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一般社団法人ソシオデザイン 起業家育成インターンシップ

 「過疎地でも起業ができる」、徳島県上勝町で行われている起業家育成インターンシッ プ。地域活性化コースといなか起業家コースの2つのコースがある。  人口約1600人の町で、2012年以降40近くの新規事業が生まれた。  インターンシップは、1泊 2日の短期から1ヶ月 間まで、それぞれのニーズ に合わせて実施すること が可能 POINT① 人を呼び込む仕掛け  インターンシップの募集に 併せ、町で起業できそう な分野を提示  シェアハウス、シェアカフェ、 シェアバーなど模擬起業 を気軽に行うことができる 環境を整える POINT② 起業家が育つ場づくり

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国立大学法人高知大学 地域協働学部

 学部内で、学生向けに起業・新規事業開発支援を行う  学内に「起業部」を設置し、起業経験者や事業創造の経験が豊富な実践者等 をメンターとして迎え、モチベーションの維持や事業プラン作成のサポート を実施  高知大学、高知県、 四万十町のほか、地 域内及び首都圏企業 と連携  クラウドファンディ ング事業者と連携し た実践型事業創造プ ログラムの展開 POINT① 地域内外の産学官民が連携  マイプロジェクト手法を使 い、一人ひとりのライフヒス トリーを掘り下げ、対話を 通じて、取り組もうとして いるプロジェクトの根底に ある想いや志、原体験を 言語化 POINT② 原体験の言語化支援

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株式会社Curio School モノコトイノベーション

 「アイディアをカタチにして競い合う、創造力の甲子園」と題した、中高生向けのコンテスト 型プログラム  中高生がデザイン思考を活用し、企業とコラボレーションをしながら「モノづくり」に取り組 み、競い合う  「本物のテーマ」:中高 生はスポンサー企業から 提示される本物のビジネ ス課題に挑戦  「本物のプロトタイプ」: アイディアをアイディアで終 わらせず、プロトタイプを 制作することまで行う POINT① 全てが「本物」  スポンサー企業は資金を 出すだけではなく、長期 間に渡って社員をメンター として出し、本気で中高 生に関わっていく POINT② 本気で大人が関わる

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サイボウズ株式会社 地域クラウド交流会

 地域で頑張る起業家を応援する地域版クラウドファンディング型の交流会。  地域起業家は交流会の場で3分間のプレゼンを行う。応援者は応援したいと思った人に 投票し、地域起業家は投票数に応じて、起業・既存事業のために地域で利用できる商 品券を獲得できる。  地元の応援者、行政、 金融機関等の多様なス テークホルダーと連携する ことで地域のチームワーク を醸成。  起業家は地域そのものと の交流が生まれ、販路 開拓や新事業展開にも つながる。 POINT① つながり、広がり、うまれる  ちいクラを全国各地で実 施できるよう、認定オーガ ナイザー育成プログラムを 展開。現在までに約100 回、50市区町村で開催 されている。  全国各地のオーガナイ ザーが繋がりネットワーク 化、地域間連携も生ま れている。 POINT② 日本中で開催 写真出展:ちば起業家応援事業実行委員会

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事例から見る創業機運醸成のポイント

① 「かっこいい!」又は「身近な」起業ロールモデルの提示

② 魅力的な広報を通じた、多様な人材の巻き込み

参照

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