平成２１年度　第2回競輪運営協議会

平成３０年度第３回 静岡市競輪運営協議会 会議録

１ 日 時 平成３１年１月３１日（木）

１１時００分～１２時００分

２ 場 所 静岡競輪場 メインスタンド４階会議室

３ 出 席 者 （委 員）水野委員長代行

杉本委員、松谷委員、大村委員、

繁田委員、遠藤委員、井上委員、森川委員

小長谷委員、平沢委員、山梨委員

（事務局）石橋次長、杉本参事、坪井係長、石川副主幹

４ 傍 聴 者 ０人

５ 議 題 別紙資料のとおり

６ 会議内容

坪井係長： 本日は、大変お忙しい中を ご出席いただきまして、誠にありがとうございます。 それでは、ただ今から、「平成 30 年度第３回静岡市競輪運営協議会」を開会いたします。 はじめに、お配りした資料の確認ですが、 次第をあたまにしたホッチキス止めした資料１部、 と席次表となっております。 よろしいでしょうか。 水野代行： 本日は、大変お忙しい中を、委員の皆様にはご出席いただきまして、誠に、ありがとうございます。 これより、第３回 静岡市 競輪運営協議会 を開会します。それでは、次第に従いまして進行していきたい と思います。 次第１の「平成 31 年度 事業計画（案）及び当初予算（案）」について、事務局より説明をお願いします。 石橋次長： それでは、平成 31 年度の主な事業計画（案）について、資料１ページの資料１でご説明させていただきま す。

≪資料１ 平成 31 年度 主な事業計画案≫ ≪資料２ 平成 31 年度 当初予算案（競輪事業会計）≫ 代行： ただいま事業報告ならびに決算見込みについて報告がありましたが皆さん何か意見ありますか。お願いし ます。 松谷委員： 基金残高は、どれぐらいありますか。 石橋次長： 静岡競輪場施設改善基金は、30 年末見込み、18 億円余となります。 競輪事業運営調整基金は、3 億 8 千 6 百万円余となります。 松谷委員： 繰出金 1 億 5 千万円について詳しく教えてください。 石橋次長： 繰出金 1 億 5 千万円を要求していますが、2 年スパンで G1 レース、グランプリレース開催できるよう、誘 致に向けて毎年申請していきますので、その時には一般会計への繰出金を上げていく予定になります。 大村委員： 冠レースについて。所長が苦労して、企業や地域がスポンサーになってくれているようだが、どのような メリットがありますか。 石橋次長： 冠レースについては、昔に比べて、安い金額でできます。3 万円程度です。地元や企業の宣伝効果があり ますし、選手への賞金 1 万円程度、ファンサービス品として入場者へ企業のグッズを提供をお願いできま す。 大村委員： 冠レースになっていただくと、その会社の従業員が来てくれれば、車券を買ってくれることもある。そう すると、繰出金をあげられるなど、いろんなメリットがあると思う。地元が盛り上がることにつなげて欲

しい。他の競輪場では、ファンゾーンがあるなど地元の選手を応援してくれる仕組みがある。静岡にはな いと思う。 森川委員： 選手を応援する仕組みは、地元選手会が主体となっています。施行者からも理解を得られるようになれば、 選手会の支部長が中心となって協力できる選手と、一緒に応援しています。例として、スタンプカードを 集めると、選手と触れ合う機会ができるなど、取り組んでいるところもあります。 大村委員： 選手の育成について。地元の強い選手が出てこない。小さいころからスターを育てる仕組みが、静岡市に は足りない。強い選手が養成できれば、みんなが見に集まる。そういうシステムが望ましい。それが、売 り上げにつながっていく。静岡にはないと思う、そんなことを感じております。ぜひ、静岡でもよろしく お願いします。 森川委員： JKA としても、自転車競技者層の拡大という大きなプロジェクトがあるのですが、現在、同様に各選手会 が主体となって、各競輪場を介して、自転車競技会が活動しているところです。 強い地区は、特別競輪前に一定期間、集中した合宿しています。静岡県に属する選手が、参加してくれれ ば、活性化へつながるし、強い選手を育てることになります。また、このような運営協議会で少し予算を もって、選手会を支援することもあれば、選手のモチベーションがあがる。それが、強い選手を育てる基 盤となります。 松谷委員： KEIRIN グランプリで落車した選手がいた。最後まで走る意義とは。また、意図的に落車させるようなとき は、責任とか発生するのか。損害賠償のようなものがあるのか。 石橋次長： あのレースでは、落車しても、ゴールラインを越えますと 8 着となります。あのまま、落車して棄権にな りますと、8 着、9 着の賞金が 1/2 ずつになります。ただ、あの場合は、お金ではなく、ファンのためにゴ ールしたと私は思います。 森川委員：

KEIRIN グランプリ 2018 静岡のケースでも、規則上失格かどうかと精査はしております。それぞれの動き はありましたが失格ではなく、一名は完走、一名は棄権となりました。 落車した選手には、規則上、完走しなさいという任務を与えておりまして、また、ファンの声援というも のが加わってくることがあります。 ただ、落車した選手がかなり時間をかけてゴールしました。KEIRIN グランプリとしましては、テレビの中 継もありました。テレビ番組の枠に入らなかったです。前回の平塚でも同様な出来事がありました。これ は、JKA の課題とさせていただきます。 損害賠償のようなものは、一切ありません。失格した選手には、賞金が出ませんので、そのあたりが処分 となります。 先ほど、事務局から説明がありました大規模施設改修の期間は、本場開催はないとのことでしたが、場外 発売はしますか。 石橋次長： 場外発売につきましては、実施する予定です。お客様に迷惑をかけないように努めます。 代行： 他に質問・意見等も尽きたようです）ので、 続きまして、次第２の「KEIRIN グランプリ 2018 の報告について」を事務局から説明をお願いします。 石橋次長： それでは、 KEIRIN グランプリ 2018 の報告について、資料３ページの資料３でご説明させていただきます。 ≪資料３ KEIRIN グランプリ 2018 報告≫ KEIRIN グランプリにつきましては、継続的に開催できるように、毎年開催申請をしていく予定です。 運営協議会の委員のみなさまには、ご支援をよろしくお願いします。 代行： 事務局の説明に対し、質問・意見等ありますか。 井上委員： KEIRIN グランプリ 2018 の収支は、どのぐらいですか？

石橋次長： 現在、試算をしているところでありますが、収益は 3.8 億ぐらいの見込みでございます。 大村委員： 2.2 万人に来場があり、ひとりの購買単価はどうですか。 石橋次長： 3 日間の本場の売り上げは、6 億 1 千万円余ですので、17,500 円ぐらいになります。 杉本委員： 客層、年齢層を教えてください。 石橋次長： 手元にデータがございませんが、別の機会で示せたら思います。本格的に、年齢を調べるとなるとアンケ ートなど行わなくてなりません。 ただ、見る限りでは、60 代以上の方が通常の開催の時は多いです。今回のグランプリや記念競輪のときは、 若者も来場いただいているようです。 大村委員： グランプリレースになると、若い人たちがけっこう多い。それから、女の子も多い。スター選手が四国 から出てきている。女の子が見に来る。そうすると、同伴の男性が客としてついてくる。大きな収益を狙 うには、女性をターゲットにすべきと考える。 杉本委員： 競輪を博打としてみるのではなく、スポーツとしてみる傾向になってきていると思う。経営的にも、こ ういう傾向を捉えながら利益をあげるべきだと思う。 大村委員： 30、40 代のお客さんは、大口購入の方が多い。しかも、スマホを使って買う傾向がある。買っているお 客さんに聞いたら、全レースに賭けているわけではなく、大きいレースに大金を賭けているそうだ。この ようなお客さんがいることを理解すべきである。

杉本委員： 競輪場のキャパはどのぐらいですか。最終日に、混んでいただので、諦めて帰った人が多かったようで す。 石橋次長： 静岡競輪場は、立ち見を含めて、25,000 人が来ても大丈夫です。実際、22,000 人が場内にいたのではなく、 入場者数が 22,000 人です。車券を買って帰ってしまった方も多いようです。最終レースで、何万人いたか は集計できていません。バンク前に集中したものですから、バンクまでにたどり着けず帰ってしまった方 も多いようです。 若者を取り込むことの件ですが、後ほど詳細は説明しますが、ナイター競輪を静岡で実施していきます。 今日のような平日開催のとき、お仕事をされている方は、昼間は競輪場に来ることができませんので、仕 事が終わった後にナイター競輪を見に来てくれるようにしていきます。これまで、場外のナイターを実施 しましたが、年配の方は、昼間に来場されても夜には帰ってしまいます。他場でも、ナイターやミッドナ イトは収益が上がっています。これらの検証しながら推進していきたいです。 代行： 質問・意見等も無いようです 続きまして、次第の「その他」について事務局から説明をお願いします。 石橋次長： 先ほど、事業計画の中でも説明しましたが、これまで、静岡競輪場で、場外開催についてはナイターを 実施してきましたが、本場開催を推進してまいります。来年度の 3 月開催を目途に計画を進めております。 詳細は、今年の 6、7 月ごろにナイター協議会がありまして、日程調整をしていきます。 ナイター競輪の導入は、売上向上策の検討課題の１つであり、メリットとしては、 ・新規顧客獲得が期待できる ・既存ファンへの新しい楽しみ ・電話投票の売上増と開催収支の改善 ・市民への新たなレジャーの提供 ・電飾による競輪場のイメージアップ などがあります。 施設的には、バンク内の照明は整いました。ナイター競輪ができます。ただ、駐車場に照明器具が無いの

で、お客様の安全を図ることで、駐車場の照明器具を設置してまいります。ナイター競輪については、初 心者ですが、ナイター競輪の先進競輪場から情報を収集するなど、より良い運営ができるように努めてい きます。とりあえず、1 回実施して、好評であれば、32 年度以降も実施を検討していきたいと思います。 みなさまのご協力をお願いします。 代行： それでは、ただいまの事務局の説明を含め、 これまで全体をとおして、質問・意見等ありますか。 委員： 意見なし 代行： 質問・意見等も無いようですので 以上で全ての議題を終了します。 これをもちまして、平成 30 年度第３回静岡市競輪運営協議会を閉会します。 事務局より連絡事項等があればお願いします。 坪井係長： それでは委員長、議事進行ありがとうございました。 委員の皆さんにおかれましてもご審議ありがとうございました。 以上で総会の方は終了させていただきます。 ありがとうございました。