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身近な関係で心当たりはありませんか? けんか と DV どう違う? 携帯電話や郵便物をチェックする いつでも連絡が取れるように要求する 付き合いや行動を制限する 家族の悪口を言う 急に不機嫌になる すぐに お前のせいだ と言う お金の負担を強いる 自殺する などと言って脅す 急に怒りだしたり 優しく

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Academic year: 2021

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台東区

仲よくしたいのに・・・どうして?

「なんでわからないんだよ!」

「なんでそんなことするの?」

その怒り、悲しみ…どうしていますか?

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身近な関係で心当たりはありませんか?

「けんか」と「DV」どう違う?

□ 携帯電話や郵便物をチェックする。 □ いつでも連絡が取れるように要求する。 □ 付き合いや行動を制限する。 □ 家族の悪口を言う。 □ 急に不機嫌になる。 □ すぐに「お前のせいだ」と言う。 □ お金の負担を強いる。 □ 「自殺する」などと言って脅す。 □ 急に怒りだしたり、優しくなったりする。 □ 性行為を強要する。 □ 避妊に協力しない。  このような行為をしたり、されたりすることは、恋人や夫婦など、 親密な関係ならば許されると思うかもしれません。  でも、これらは相手を「自分のモノ」 と考え、支配・束縛するための手段で、 相手を大切にすることとは違います。       この機会に大切な人との関係について、 見つめ直してみませんか。  けんかは「対等な関係」でこそ できるもので、仲直りができます。  DV は、いつも一方が「相手の 機嫌を損なわないように気にして いる」「相手が怖くて言いたいこ とが言えない」といった「支配と 服従の関係」の中で起こります。  DV が起こる背景には、「男性は リードし、女性は従うもの」といっ た固定的な性別役割分担意識や、 それに伴ってできた男女の社会的 地位や経済力の格差、「問題解決 のためには暴力を用いてもよい」 という暴力容認の考えなどの社会 的問題があるとされています。  DV は、犯罪となる行為を含み、 命の危険をも伴う重大な人権侵害 です。それにもかかわらず、特に 夫婦間については、昔から「夫婦 げんかは犬も食わない」とか「内 輪もめ」などと言われるように、 第三者が関与するものではないと いった風潮が今でもあります。 配 偶 者 や 恋 人 な ど 、親 密 な 関 係( 婚 約 者 、内 縁 、別 居 中 、 元配偶者、元婚約者、元恋人を含む)にある(あった)人から受ける 暴力を、「DV(ドメスティック・バイオレンス)」といいます。

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緊張期

・加害者は不機嫌になる。 ・被害者は緊張している。

      ハネムーン期

・加害者は謝ったり、やさしくふるまったりする。 ・被害者はやさしくされることに感謝する。

    爆発期

・加害者はきっかけをつく り、暴力をふるう。

暴力の

サイクル

3 4  被害者は、繰り返される暴力により心身が疲弊し、無力感を抱えています。  加害者から、「どこまでも追いかけてやる」「逃げたら殺す」「子供は渡 さない」などと脅されていることも多く、離れられないという観念を植え つけられてしまっています。  また、暴力のサイクルに巻き込まれていることから、「本当はやさしい 人なのだから」「私が我慢すればうまくやっていける」と思いこみ、逃げ られない心理状態になっています。  他にも離れられない理由として、次のことがあげられます。    ●自立を考えたときの経済的な不安    ●安全面で適切な住居を見つけることが困難    ●今まで築いてきた人間関係や仕事、住居を失いたくないという思い

殴ったり、蹴ったりしなければ、暴力ではない?

どうして離れないの?

 DV は、暴力によって相手を思い通りに支配しようとする行為です。  また、暴力は被害者が本来持っている力を弱める効力もあり、加害者は 以下のような様々な暴力をふるいます。  多くの DV は何種類かの暴力が重なっています。

身体的暴力

・殴る(ふりをする) ・足で蹴る(ふりをする) ・髪の毛を引っ張る ・ものを投げつける ・平手で打つ

精神的暴力

・言葉や態度で侮辱する ・大声で怒鳴る  ・無視する  ・言葉で脅す ・大切にしているものを壊したり 捨てたりする

経済的暴力

・必要な生活費を渡さない ・就労を禁止する ・経済的自由を奪う

性的暴力

・避妊に協力しない ・性行為を強要する ・見たくないのにポルノを見せる ・妊娠、または中絶の強要をする

社会的暴力

・実家や友人との付き合いを制限する ・携帯電話や郵便物を勝手に見る ・行動の自由を奪う 被害者の気持ち ・相手を怖いと思うことがある。 ・相手の機嫌を損ねないか、いつも恐怖心や不安感がある。 ・相手が怒り出すと、なんとかなだめようとしてしまう。 ・相手が帰ってくる時間が近づくと落ち着かない。 ・自分さえ我慢すればよいと思っている。 ・子供のためには両親そろっている家庭が必要だと思う。 ・相手はいつか変わってくれると思う。 ・やさしい時が本当の姿だと思う。

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なぜ DV はなくならないの?

我慢は誰のためにもなりません!

 DV は外からは見えにくく、当事者は気づきにくいという特徴があります。  加害者は、暴力をふるう相手と場所を選んでいます。仕事上の相手や近 所の人など、自分の社会的立場が危うくなるような場合には、腹がたって も暴力をふるいません。そのため、家庭の外では、暴力をふるうような人 とは見られないのです。  暴力は相手を支配しようとした時に用いる手段です。加害者にとっては、 優位性を感じられると共に、相手をコントロールできるという利益があ ります。  また加害者は、「自分を怒ら せた相手が悪い」「わからせる ためにやった」「相手が口達者 で自分は口下手だから手が出 た」などと言い、暴力をふるっ た責任が自分にあると思ってい ません。  特に「精神的暴力」は、言葉や態度によって相手を傷つけるため、 それが「暴力」だと被害者自身も気づかないまま深刻化していきます。  DV は被害者の心身に深刻な傷を残し、うつ病や自律神経失調症・不眠 症・摂食障害等、様々な疾患としてあらわれます。  また多くの場合、加害者と離れても精神的な影響は続きます。

DV は子供にも深刻な影響を与えます。

 子供は、本来安全であるべき家庭で暴力にさらされることにより、緊張 や恐怖から、様々な心身の不調を引き起こします。また、将来の人間関係 の形成にも大きく影響します。  「児童虐待防止法」では、子供に DV を見せることは児童虐待にあたる としています。

相談を受けたときは?

 一般的に「あなたも悪いんじゃない?」「愛されている証拠よ」などと つい言いがちです。しかし DV において、このような言葉は、暴力を認め ることになり、被害者は「誰かに相談してもしょうがない」「自分が我慢 するしかない」と、さらに孤独感・無力感を深め、解決の機会を逃してし まう可能性があります。  また、加害者に直接連絡したり、接したりすると、かえって状況を悪化 させることがあります。  相談を受けたときは、自分でなんとかしようとせず、専門の窓口(P.9) につなぐことが大切です。 加害者の気持ち ・殴ったり、蹴ったりしなければ暴力ではない。 ・相手が自分の行動や考えについて、口を挟むと腹が立つ。 ・怒らせる相手が悪い。 ・DVとけんかとの間に明確な区別はない。 ・相手が何をしているのか常に把握していないと心配だ。 ・自分が相手をリードしなければいけない。 ・愛しているなら、相手のことを最優先に考えるものだ。

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保護命令申立書 の作成 ※Q2(P.8)参照   加害者 命令に違反すれば、 1 年以下の懲役又は 100 万円以下の罰金 相談窓口 P.9 をご覧ください 配偶者暴力 相談支援センター ※Q1(P.8)参照 配偶者等からの暴力に 悩んでいる 地方裁判所 一時保護 配偶者(加害者) から逃 げ たい 配偶者 (加害者) を 引 き 離 し て ほ し い ・相談したい ・気持ちを整理したい ・情報がほしい

支援の流れ

身体に対する暴力 又は生命等に対する 脅迫を受けた場合には 保護命令申立ができます 保護命令 の発令 ※ DV 防止法:配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 7 8

「DV防止法」を知っていますか?

 DV にかかわる通報、相談、保護、自立支援などの体制を整備し、DV の 防止と被害者の保護のために、平成 13 年 4 月に制定された法律です。

DV 防止法 Q & A

Q 1 配偶者暴力相談支援センターでは、どのような支援をしていますか? A 1 ①相談または相談機関の案内    ②カウンセリング    ③被害者及び同伴者の緊急時における安全の確保及び一時保護    ④被害者の自立生活を促進するための情報提供、その他の援助    ⑤保護命令制度の利用についての情報提供、その他の援助    ⑥ 被害者を居住させ保護する施設の利用についての情報提供、     その他の援助    ※①~⑥のうち、実施されている事業は施設によって異なります。 Q 2 保護命令って何ですか? A 2 加害者が被害者に近寄らないように裁判所が命じる決定です。     被害者が裁判所に保護命令の申立てをすると、以下の命令が    加害者に発令されます。     ・被害者への接近禁止命令     ・被害者の子または親族等への接近禁止命令  6か月     ・電話等禁止命令(メール、ファックスも含む)     ・退去命令(2か月) Q 3 加害者が追いかけてくるのではないかと不安です。 A 3  配偶者暴力相談支援センターなどの相談機関は、加害者の追跡に 対応した相談もできます。相談機関には守秘義務があり、相談者 の秘密は守られます。安心して、ご相談ください。

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相談できる窓口があります

 誰かに話すことで、自分の本当の気持ちに気づくことがあります。  匿名で相談できる場所もあります。ひとりで抱え込まず、まずはお電話 ください。 相談窓口 台東区  ◆たいとうパープルほっとダイヤル(予約不要)   TEL 03-3847-3611   9:00~17:00   日曜、第1・第3・第5月曜日(祝日の場合は翌日)、   年末年始を除く  ◆台東区立男女平等推進プラザ「はばたき21」   ・こころと生きかたなんでも相談(要予約)   ・女性弁護士による法律相談(女性のみ・要予約)    TEL 03-5246-5819(予約専用)    予約受付時間 9:00~17:00(日曜・休館日を除く) 東京都  ◆東京ウィメンズプラザ TEL 03-5467-2455   9:00~21:00(年末年始を除く毎日)   ・男性のための悩み相談 TEL 03-3400-5313    毎週月曜日・水曜日    17:00~20:00(祝日・年末年始を除く)   ※電話相談の上、必要に応じて面接相談あり  ◆東京都女性相談センター TEL 03-5261-3110   9:00~20:00(土・日・祝日・年末年始を除く)   ※夜間・休日の緊急時 TEL 03-5261-3911 警 察  ◆警視庁総合相談センター   TEL 03-3501-0110 または #9110(全国共通)   ※緊急時 110番

被害者にも加害者にもならないために

 恋人や夫婦はもちろん、親子でも互いが自分と相手の人権を尊重し合い、 それぞれが自分らしく生きることが大切です。  誰もが心の平安を保つことを願って、フレデリック・パールズの詩を 紹介します。 私は私のことをする。あなたはあなたのことをする。 私はあなたの期待にそうために、この世に生きているのではない。 あなたも私の期待にそうために、この世に生きているのではない。 あなたはあなた、私は私。 もし、たまたま私たちが出会うことがあれば、それはすばらしいこと。 もし、出会うことがなくても、それは仕方がないこと。

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台東区は平成 27 年 3 月に「台東区男女平等推進行動計画(一部が DV 防止法に基づく 基本計画に相当)」を策定しました。 この計画に基づき、DV 防止のための啓発や DV 被害者の支援を行います。            発行 東京都台東区総務部人権・男女共同参画課男女平等推進プラザ    〒 111-8621 東京都台東区西浅草 3-25-16    台東区生涯学習センター 4 階    TEL 03 − 5246 − 5816    平成 28 年 3 月発行(27 年度登録第 74 号)        

参照

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