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沖縄県における運動遊び指導に関する保育者養成への要望 : 沖縄県内の保育園・幼稚園の調査より: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

沖縄県における運動遊び指導に関する保育者養成への要

望 : 沖縄県内の保育園・幼稚園の調査より

Author(s)

島袋, 桂; 山城, 眞紀子; 真栄城, 勉; 喜屋武, 享

Citation

沖縄キリスト教短期大学紀要(48): 95-103

Issue Date

2019-01-31

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/24650

Rights

沖縄キリスト教短期大学

(2)

沖縄県における運動遊び指導に関する保育者養成への要望

―沖縄県内の保育園・幼稚園の調査より―

Request to teacher training school on physical play guidance in Okinawa

*1 

島袋桂、

*2 

山城眞紀子、

*3 

真栄城勉、

*4 

喜屋武享

Kei Shimabukuro, Makiko Yamashiro

Tsutomu Maeshiro,Akira Kyan

*1 沖縄キリスト教短期大学保育科、 *2 沖縄キリスト教短期大学名誉教授 *3 琉球大学名誉教授

*4琉球大学大学院保健学研究科博士後期課程 要 約  沖縄県内の保育所と幼稚園に対して、運動遊びについて保育者養成校への要望を調査した。その結果より、 現代の子どもたちの運動遊びを展開するために現場が求めている要望を明らかにし、保育者養成に活かす資料 を得ることを目的とした。  沖縄県の公私保育所 424 園と公私幼稚園 245 園の計 669 園を対象に質問紙を郵送し、返送があった園のう ち、「保育者養成校の運動遊び(幼児体育)の指導についての要望」について記述のあった 121 園を調査対象 とした。得られた記述の分析は、KJ 法を援用した方法により分類を行い、カテゴリーの抽出を行った。その他、 幼児の運動量、運動遊びの重視、運動環境の平均点を抽出し、カテゴリー間による比較を行った。加えて、保 育所と幼稚園のカテゴリー該当率と各スコアの比較を行った。  結果、記述から「スキル」、「保育者」、「知識」の 3 つのカテゴリーとそれぞれからいくつかの下位カテゴリー が得られ、技術的な指導力や子どもと一緒に遊ぶ保育者等が求められていることが示された。各スコアのカテ ゴリー間で比較では、有意な差はみられなかった。保育所と幼稚園についても、カテゴリー該当率やスコアに は有意な差は認められなかった。  研究の限界は含まれているものの、現場の声を整理した初めての報告となり、今後の保育者養成に活かすこ とのできる資料が得られた。 1.はじめに  現在、急速な科学技術の発展や経済格差の拡大などにより、子どもたちを取り巻く生活環境 は変化し続けている。環境の変化は、子どものライフスタイルにも様々な影響を及ぼしており、 子どもの体力や運動能力の低下もその一つと言える。子どもの体力や運動能力については 1980 年代から低下が始まり、近年その低下が緩やかになる、またはわずかな向上をみせてい るものの、依然として体力・運動能力の高かった時代と比較すると低い状態となっている。加 えて、テスト項目の平均値データは経年的に標準偏差の増加を伴っており、体力の二極化が進 んでいる可能性も示唆されている1)。このような体力低下の要因として、子どもの運動遊びの 減少に伴う身体活動量の低下や強度の高い活発な遊びを行う時間の減少等が関連していること が検証されており、子どもの遊びをどのように展開していくかについては重要な課題となる2)  さらに、幼児期の豊かな運動経験は子どもの生活習慣や幼児期以降のスポーツ実施にも影響 ― 95 ―

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沖縄キリスト教短期大学紀要第 48 号 (2019) を与えることが示唆されている。文部科学省の体力・運動能力調査報告書(2016)によると、 小学校入学前の外遊びの実施が多い児童ほど新体力テストの得点が高いことから、幼児期の外 遊び実施状況がその後の運動・スポーツ実施へつながり、高い水準の体力の要因となる可能性 を指摘している。幼児期の運動と生活習慣との関連を検証した研究では、体力低下防止のみで はなく、生活リズムの改善や睡眠の確保、食欲増進、良好な体調の維持等、幼児の生活習慣に も好ましい影響があることが示唆されている3,4)。また、文部科学省の幼児期運動指針では、運 動の意義について、健康な心とからだの育成、協調性等のコミュニケーション社会適応力の発 育発達、知的機能や創造力も含めた認知的機能の発達が挙げられており、子どもの健全な発達 のために運動が重要な役割を果たしていることを示している5)  以上のように、子どもの健全な発達には運動は欠かせないものである。しかし、子どもの運 動が、日常でどのように行われているかについての調査結果からは、現代的な課題がみられる。 子どもの運動を含む身体活動の量と質を検証した調査では、家庭で過ごす休日よりも、園で過 ごす平日の方が活動の量と質において好ましい結果となっており、子どもは家庭においてから だを動かす機会が少ないことが示唆されている6,7)。よって、保育所や幼稚園に通う子どもにとっ て、園での生活は子どもがからだを動かす貴重な時間にもなっており、子どもと一緒に遊ぶ、 または遊びに誘い出す保育者は、子どもの運動機会の創出について重要な役割を担っている。 しかし、前述したように近年の子どもの運動不足や運動能力の低下は顕著であり、園において もこれまでと異なった取り組みが必要になることが予想される。加えて、現場の保育者につい ても、体力・運動能力が低下した 1980 年台以降に幼児期を過ごした保育者が多く含まれてお り、今後も増えていくことは明らかである。よって、保育者養成校においてもこれまでとは違 う新しい取り組みが求められてくる。  そこで本研究では、沖縄県内の保育所と幼稚園に対して、運動遊びについて保育者養成校へ の要望を調査した。その結果より、現代の子どもたちの運動遊びを展開するために現場が求め ている要望がどのようなものがあるかを明らかにすることで、今後の保育者養成に活かす資料 を得ることを目的とした。 Ⅱ . 方法 1. 調査対象  2017 年 6 月に沖縄県の認定こども園・へき地保育所・夜間保育園は除いた公私保育所 424 園と公私幼稚園 245 園の計 669 園を対象に質問紙を郵送した。同年8月までに保育所 260 園、 幼稚園 149 園から返送があった。有効回収率は、61.1%だった(保育所:61.3%、幼稚園: 60.8%)。本研究では返送があった園のうち、「保育者養成校の運動遊び(幼児体育)の指導 についての要望」について記述のあった 121 園を調査対象とした。  対象園の形態として、保育園は公立が 22.6%、私立が 77.4%で、幼稚園は公立が 83.9%、 私立が 16.1%だった。各園における質問の回答者の役職は、保育園は園長・所長が 53.7%、 主任が 39.3%、その他職員が7%だった。幼稚園は、園長・副園長が 35.7%、主任が 26.4%、その他職員が 37.9%だった。  質問紙は、アンケートと自由記述で構成されており、本研究では「保育者養成校の運動遊び(幼 児体育)の指導についての要望」に対する自由記述を扱った。記述があったのは、保育所 83 件、 幼稚園 38 件であり、計 121 件の記述に対する分析を行った。  アンケートについては、幼児の運動量、運動遊びの重視、運動環境に対する質問への回答に

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ついて、それぞれ統計的な処理を行った。幼児の運動量は、「貴園の園児の運動量は、充分だ と感じますか」という質問について、「充分である~不足している」の 4 件法で回答を得た。 運動遊びの重視は、「運動遊びに力を入れている」について「かなりそう思う~全くそう思わ ない」の 5 件法で回答を得た。運動環境は、「運動環境に課題があると思っている」について 「かなりそう思う~全くそう思わない」の 5 件法で回答を得た。それぞれについて得点化して 統計処理を行った。 2. 分析内容 (1)記述の分析  KJ 法を援用した方法により分類を行い、カテゴリーの抽出を行った。分析者は、養成校で 幼児体育を専門とする教員1名が行った。  記述データの分類にあたって、1つの回答の中に複数の記述内容が含まれている場合は、記 述データを内容ごとに分割し、その後分類を行った。 (2)カテゴリー間における運動量スコア等の比較  幼児の運動量、運動遊びの重視、運動環境の平均点を抽出し、得られたカテゴリーの間で比 較を行った。 (3) 保育所と幼稚園の比較  まず、保育所と幼稚園でカテゴリーの出現率の関連を明らかにした。次に、保育所と幼稚園 間で、各スコアの比較を行った。

 統計処理は、IBM SPSS Statistics ver.24 を使用し、有意水準は5%とした。 Ⅲ.結果と考察 1.記述分析  KJ 法を援用して「保育者養成校の運動遊び(幼児体育)の指導についての要望」について 分析を行った結果、133 件(保育所:90、幼稚園:43)の記述から「スキル」「知識」「保育者」 の3つのカテゴリーが得られた(表 1)。 (1)「スキル」について  「スキル」は、運動遊びの実践的な指導力や、器械体操の補助の仕方、安全に関する要望の他、 スキルアップの研修会等の開催について希望する内容がみられた。「スキル」は3つのカテゴ リーの中で最も該当率が高く、全体の約 5 割を占めている。下位カテゴリー「その他」では、 外部指導者の指導を保育者も学んで欲しいという意見もあった。この結果から、園は養成校に 対して、安全な指導とともに、専門的な運動指導や体育的指導のスキルを獲得させることを望 む意見が多いことが示された。  国内の現状として、過去と比べると外遊びの減少や活発にからだを動かす子どもの減少が指 摘されている8)。このような傾向は、沖縄県においても同様であることが予想される。専門的 指導スキル獲得を望む意見が多く出現した要因としては、園において活発ではない子どもに運 動経験を確保させるねらいがあることが推察される。ただし、子どもへの運動の専門指導につ いて、過去の研究では一斉保育による運動指導を受けていた子どもは、自由に遊ばせていた子 どもに比べて運動能力が低くなる等、否定的な見解が示されてきた。しかし、最近の研究では、 活発ではない子どもは自由遊びで充分な活動量が確保できないことから、一斉保育による運動 指導の有効性が示されている9,10)。よって、今回の調査で専門的指導に対する要望が多くみら れた結果は、近年の子どもの現状に適合したものとみることも出来る。 ― 97 ―

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沖縄キリスト教短期大学紀要第 48 号 (2019)  園で専門的な運動指導を行うことによって、子どもの運動経験を確保させたい意図について は、外部指導者の活用からも読み取ることができる。専門的な運動遊び指導のスキルを備えた 外部指導者の活用は全国的に増えており、県内においても保育所の 5 割、幼稚園の 2 割が外 部指導者等を活用している11)  その他、運動指導や体育的指導への要望が多かった要因として、小学校への接続が意識され ていることも推察される。幼稚園教育要領と保育所保育指針の解説では、小学校との接続につ いて、「小学校教育の先取りをすることではない」と明記されているものの、以前と比べて教 育方法や活動の形式を小学校の授業に近づけている園が増えてきていることが予想される12,13)  以上のような傾向は、現在子どもたちを取り巻く環境に適応を試みる園の努力が表れている 一方で、専門的な運動指導技術を求める傾向は、指導者主導で子どもの自己決定が小さくなり、 「遊びを通して学ぶ」という幼児教育の基本原則から乖離してしまう可能性も含まれている14) 自由遊びか一斉指導かではなく、それぞれの長所・短所を学び、かつ受身ではなく、子どもの 表  記述の分類とその内容 カテゴリー 下位カテゴリー 該当率 ・保育スキルアップに向けた講習会があれば、情報が欲しいです。 ・外部講師が指導することを保育士も吸収して欲しい。 ・子どもたちは指導者のちょっとした表情や仕草などの小さな変化に敏感である事。その時の振る舞いに気 を使う事が必要である事を知っていただきたいです。 ・幼児の体育指導の中で、友だちを思いやる気持ちや共に体を動かして遊ぶ大切さ等、協調性を育てる基礎 となるものを学び、集団(全体)を動かす際に活かして欲しい。 その他 保育者  資格取得 ・今現在保育の現場では、子どもたちと一緒になってともに遊ぶ事が少なくなってきているように感じま す。運動遊びでは、見守ることがもっとも重要ではありますが、そのことばかりに気をつかうのではなく て、ともに遊びを楽しむことが子どもたちの発達、成長に大きく影響することを知って欲しい。 ・「○○ができる」という目標が優先になると、保育者主導になりがちになるのでは・・・環境を通して行 う教育という視点で”教え合ったり、励まし合ったり、自分からやりたいと思う意欲”が育つ教育を大切に していきたい。 ・保育者自身が運動遊びを楽しむ事が大切だと思います。また、出来る、出来ない評価ではなく、からだを 動かすことが楽しい、運動が楽しいと子どもが思える様な声かけ、環境づくりを意識出来ると良いと思いま す。 ・保護者が遊びを知らない事もあり、運動(幼児体育)する前にしっかり遊び込んでもらいたい。指導者が 楽しむことが大切です。指導から入らず、遊びの中から体を動かし、ケガをしない体づくりを心掛けてくだ さい。 遊び込む ・保育者が沢山遊びを知っているか、やった経験があるか、楽しめるか・・・にかかっていると思います。 子どもに意欲を持たせることが現場では大切にしているので、先生が「させる」のではなくて、「先生楽し いぞー、やってみたーい」という気持ちに持って行けるようにしたいねと私たちの園では話し合っていま す。 ・資格者が多いと、体育以外の保育の面のメリットも期待出来そうです。園に何人か資格者がいると助かり ます。 ・好きな遊びの中で、自分なりの目標に向かって取り組む運動遊びの指導の大切さを伝えて欲しい。授業的 体育指導が増えているようで残念です。 データの例 スキル 実践力 ・スモールステップでレベルアップしていく流れを学んで欲しい。どうやったら上手になるか?いきなり頂 上を目指そうとするので、少しずつレベルアップさせていく方法を知っていると活動としてすすめやすいと 感じる。 補助 ・鉄棒、跳び箱等での器械体操について幼児への適切な支援の仕方を指導されていると思いますが、深めて 欲しい。 ・子どもの発達過程をしっかり把握し、効果的な指導方法を体得し、ケガや大きな事故にならないように指 導力量をしっかり身につけてほしい。 ・安全については、しっかりと意識しながら活動を行えるといいかなと思います。 ・運動への苦手意識のある子どもたちへのアプローチの仕方について。 ・前転をする時の補助の仕方がわかっていると助かる。 ・リトミック等の表現遊びを年齢別に具体的指導が出来ると良い。 ・指導するときの声かけの仕方や安全に行うための補助の仕方等を指導することも必要かと思います。 ・危険を伴わない(安全)運動の指導の仕方。子どもがいきいきとした表情で取り組む環境づくり。 知識 ・”見える保育”⇒できたかできないか での運動遊び指導にとどまるのではなく、こどもの運動機能、発 達を理解した上で取り組むということを意識して欲しいです。 跳び箱を上手く跳べるようにする⇒のでは なく・・・跳べないのは、空間認識がしっかりできているか、体幹がしっかり出来ているのか、からだのバ ランス、かたさは?と。跳び箱に取り組む前に子どものからだに着目出来るようにしてほしいです。  ・一人一人違うので、その子に応じた働きを心がけ、気長に見守ったり励ましたりしながら挑戦させるな ど。発育や発達の個人差に配慮することの大切さなどについて。 ・運動遊びをするにあたって、この動きがどう良いのか、どう影響するのか等理解できるようなカリキュラ ムがあれば良いと思います。 ・運動遊びの注意すべきことや、子の体の動かし方など、指導の視点も知識として取り入れて下さるとあり がたい。  ・子どもの生活リズムを整える為に良い方法の一つだと考えています。運動を指導するにあたっては、保育 士も一つの知識や技能として幼児体育指導員の認定をうけていると、子ども達へ良い保育が提供できると思 います。 安全 ・各種目の運動遊びの指導ポイントを学ぶ機会があると実践で活かしていけると思います。 研修 その他 ・運動遊びにおいては特にレディネス(準備性)が大切。ケガや事故、意欲の低下につながらない為にも、 発達段階や運動のプロセスについて学んで欲しい。 発達 子ども主体 運動リテラ ・近年子どもと一緒に思いっきり身体を使って本気で遊べる保育士が減っているような気がいたします。子 どもと向き合い、本気で遊ぶと共に、運動遊びにつながる遊びを沢山ご指導いただけると有難いです。 一緒に遊ぶ ・まずは保育者自身が上手い下手に関わらず、運動遊びを好きになり、面白さを伝えられるように意識して いくことは大切だと感じます。 ― 98 ―

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島袋・山城・真栄城・喜屋武 : 沖縄県における運動遊び指導に関する保育者養成への要望 内発的で自己目的的な活動を大事にした運動遊びについて、養成校で習得させていくことが必 要となる15) (2)「保育者」について  「保育者」のカテゴリーには、保育者としての役割や資質、その仕事に取り組むうえでの姿 勢等についての記述が分類された。子どもと一緒に遊ぶ保育者が減少していること、保育者自 身が遊びこむことの重要性についての内容の他、子ども主体の活動の実践や幼児体育等の資格 取得を望む内容がみられた。  吉田(2018)16)は、保育者が子どもと一緒に遊ぶこと、活発に遊んでいる子どもへ声かけ をすることにより、多くの子どもがその遊びに参加するようになることを指摘している。しか し、今回の調査で得られたデータからは、子どもと一緒に遊ぶ保育者が減ってきている現状が 確認された。この要因として、下位カテゴリー「遊び込む」にもあるように、保育者自身の遊 び経験の不足や運動嫌い、運動への苦手意識が関係していることが推察される。  子どもの体力・運動能力の低下は 1980 年代後半から始まっており、その低下の要因として、 運動遊び経験の減少があることから考察すると、現在 20 代~ 30 代の保育者には幼児期に運 動遊びの経験が少ない保育者が多く含まれていることが予測される。幼児期に遊びの経験が少 ない者は、運動能力や体力が低くなる傾向があることから、小学校以降の体育の授業等で運動 への苦手意識を持ってしまった可能性は高い。保育者の運動の苦手意識は子どもの運動能力に も影響することが明らかにされている17)。よって、養成校における幼児体育等の講義において は、特に運動に苦手意識を持っている学生に対する指導、特に運動遊び指導の考え方について は注意が必要となる。なぜなら、「運動嫌い」は個人の能力からも起因する。もし、養成校に おいて運動技術指導偏重になれば、運動が得意ではない学生の運動嫌いや運動への苦手意識を 強化する危険性を内在している18,19)  このような状況を避けるためにも、養成校において、幼児期の発達の特徴を踏まえた運動遊 びの指導について、習得することが必要となる。下位カテゴリー「子ども主体」の記述にもあ るように、「出来る、出来ないの評価ではなく、からだを動かすことが楽しい」という運動遊 びの本質的な考え方について、理論と実践を通して充分な理解を図ることが必要となる。 (3)知識について  「知識」は、発達への理解や運動遊びの効果等についての他、怪我や事故への対処について の内容がみられた。 カテゴリー 下位カテゴリー 該当率 ・保育スキルアップに向けた講習会があれば、情報が欲しいです。 ・外部講師が指導することを保育士も吸収して欲しい。 ・子どもたちは指導者のちょっとした表情や仕草などの小さな変化に敏感である事。その時の振る舞いに気 を使う事が必要である事を知っていただきたいです。 ・幼児の体育指導の中で、友だちを思いやる気持ちや共に体を動かして遊ぶ大切さ等、協調性を育てる基礎 となるものを学び、集団(全体)を動かす際に活かして欲しい。 その他 保育者  資格取得 ・今現在保育の現場では、子どもたちと一緒になってともに遊ぶ事が少なくなってきているように感じま す。運動遊びでは、見守ることがもっとも重要ではありますが、そのことばかりに気をつかうのではなく て、ともに遊びを楽しむことが子どもたちの発達、成長に大きく影響することを知って欲しい。 ・「○○ができる」という目標が優先になると、保育者主導になりがちになるのでは・・・環境を通して行 う教育という視点で”教え合ったり、励まし合ったり、自分からやりたいと思う意欲”が育つ教育を大切に していきたい。 ・保育者自身が運動遊びを楽しむ事が大切だと思います。また、出来る、出来ない評価ではなく、からだを 動かすことが楽しい、運動が楽しいと子どもが思える様な声かけ、環境づくりを意識出来ると良いと思いま す。 ・保護者が遊びを知らない事もあり、運動(幼児体育)する前にしっかり遊び込んでもらいたい。指導者が 楽しむことが大切です。指導から入らず、遊びの中から体を動かし、ケガをしない体づくりを心掛けてくだ さい。 遊び込む ・保育者が沢山遊びを知っているか、やった経験があるか、楽しめるか・・・にかかっていると思います。 子どもに意欲を持たせることが現場では大切にしているので、先生が「させる」のではなくて、「先生楽し いぞー、やってみたーい」という気持ちに持って行けるようにしたいねと私たちの園では話し合っていま す。 ・資格者が多いと、体育以外の保育の面のメリットも期待出来そうです。園に何人か資格者がいると助かり ます。 ・好きな遊びの中で、自分なりの目標に向かって取り組む運動遊びの指導の大切さを伝えて欲しい。授業的 体育指導が増えているようで残念です。 データの例 スキル 実践力 ・スモールステップでレベルアップしていく流れを学んで欲しい。どうやったら上手になるか?いきなり頂 上を目指そうとするので、少しずつレベルアップさせていく方法を知っていると活動としてすすめやすいと 感じる。 補助 ・鉄棒、跳び箱等での器械体操について幼児への適切な支援の仕方を指導されていると思いますが、深めて 欲しい。 ・子どもの発達過程をしっかり把握し、効果的な指導方法を体得し、ケガや大きな事故にならないように指 導力量をしっかり身につけてほしい。 ・安全については、しっかりと意識しながら活動を行えるといいかなと思います。 ・運動への苦手意識のある子どもたちへのアプローチの仕方について。 ・前転をする時の補助の仕方がわかっていると助かる。 ・リトミック等の表現遊びを年齢別に具体的指導が出来ると良い。 ・指導するときの声かけの仕方や安全に行うための補助の仕方等を指導することも必要かと思います。 ・危険を伴わない(安全)運動の指導の仕方。子どもがいきいきとした表情で取り組む環境づくり。 知識 ・”見える保育”⇒できたかできないか での運動遊び指導にとどまるのではなく、こどもの運動機能、発 達を理解した上で取り組むということを意識して欲しいです。 跳び箱を上手く跳べるようにする⇒のでは なく・・・跳べないのは、空間認識がしっかりできているか、体幹がしっかり出来ているのか、からだのバ ランス、かたさは?と。跳び箱に取り組む前に子どものからだに着目出来るようにしてほしいです。  ・一人一人違うので、その子に応じた働きを心がけ、気長に見守ったり励ましたりしながら挑戦させるな ど。発育や発達の個人差に配慮することの大切さなどについて。 ・運動遊びをするにあたって、この動きがどう良いのか、どう影響するのか等理解できるようなカリキュラ ムがあれば良いと思います。 ・運動遊びの注意すべきことや、子の体の動かし方など、指導の視点も知識として取り入れて下さるとあり がたい。 ・運動の指導に加え、怪我の応急手当て等の知識も備えていただけると良いと思います。 ・(水泳について)保育者の泳力より、どういう内容を園児に経験させることが出来るのか?の立案力が実 際には有効です。  ・子どもの生活リズムを整える為に良い方法の一つだと考えています。運動を指導するにあたっては、保育 士も一つの知識や技能として幼児体育指導員の認定をうけていると、子ども達へ良い保育が提供できると思 います。 安全 ・各種目の運動遊びの指導ポイントを学ぶ機会があると実践で活かしていけると思います。 研修 その他 ・運動遊びにおいては特にレディネス(準備性)が大切。ケガや事故、意欲の低下につながらない為にも、 発達段階や運動のプロセスについて学んで欲しい。 発達 子ども主体 子ども達の遊びは心と体の成長に必要なものであると考えられますので、自由遊びと設定遊びの関係性につ いても知りたいですね。 運動リテラ シー 応急手当 その他 ・近年子どもと一緒に思いっきり身体を使って本気で遊べる保育士が減っているような気がいたします。子 どもと向き合い、本気で遊ぶと共に、運動遊びにつながる遊びを沢山ご指導いただけると有難いです。 一緒に遊ぶ ・まずは保育者自身が上手い下手に関わらず、運動遊びを好きになり、面白さを伝えられるように意識して いくことは大切だと感じます。 ― 99 ―

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沖縄キリスト教短期大学紀要第 48 号 (2019)  「知識」の中では、特に下位カテゴリー「発達」について多くの記述がみられた。幼児の身 体的・心理的・社会的な発達への理解については、養成段階で学習されているにも関わらず、 まだ不十分であることが示唆された。この要因として、発達段階に合わせた運動遊びの実践・ 展開に関する研究が少ないことも影響していると推察される。国内では運動による効果や、身 体活動に関する報告が次々に発表されている一方で、実践方法に関するエビデンスは少ない。 加えて、実践を評価する方法についても確立されていない現状がある。今後、Movers 等の海 外の評価指標を参考にしながら、日本の幼児教育に適合した指標を作成し、運動遊びの実践に 関するエビデンスを増やしていく必要がある20) 2.カテゴリー間における運動量スコア等の比較  各カテゴリーの幼児の運動量、運動遊びの重視具合、運動環境の平均点を表 2 に示した。 カテゴリー間で比較したところ、各項目の平均点に有意な差はみられなかった。  園庭が無い等の運動環境が整っていない園や、不活発な子どもが存在する園では、一斉活動 によって不活発な子どもの身体活動量が確保されることが示されている10)。よって、一斉活動 の指導技術についての記述がみられた「スキル」において、運動環境スコアや運動量スコアが 低いことが予想された。しかし、今回の調査では有意な差はみられなかった。その他、「知識」 や「保育者」に対する要望がある園においても各スコアに特徴はみられなかった。  以上の結果より、各園における子どもの運動量の実態や、運動遊びへの力の入れ方、運動環 境等、それぞれの園の特徴や課題は、保育者養成校への要望の内容に関係していないことが示 された。 3. 保育所と幼稚園の比較  保育所と幼稚園の各カテゴリーへの該当数と割合を表 3 に示した。保育所では「スキル」 の該当数と割合が高くなっているものの、保育所・幼稚園と各カテゴリーに有意な関連は認め られなかった。また、カテゴリーごとのスコアを保育所と幼稚園で比較したところ、いずれの カテゴリーにおいてもスコアに有意差はみられなかった(表 4)。  以上の結果は、保育所・幼稚園の施設の種類によって養成校への要望内容の出現傾向に違い がないことを示している。加えて、保育所と幼稚園の比較においても園児の運動量が充分・不 充分等のような園の課題や特徴は、養成校への要望を決める要因とはいえないことが示された。 述にもあるように、「出来る、出来ないの評価ではなく、からだを動かすことが楽しい」と いう運動遊びの本質的な考え方について、理論と実践を通して充分な理解を図ることが必 要となる。 ()知識について  「知識」は、発達への理解や運動遊びの効果等についての他、怪我や事故への対処につ いての内容がみられた。 「知識」の中では、特に下位カテゴリー「発達」について多くの記述がみられた。幼児 の身体的・心理的・社会的な発達への理解については、養成段階で学習されているにも関 わらず、まだ不十分であることが示唆された。この要因として、発達段階に合わせた運動 遊びの実践・展開に関する研究が少ないことも影響していると推察される。国内では運動 による効果や、身体活動に関する報告が次々に発表されている一方で、実践方法に関する エビデンスは少ない。加えて、実践を評価する方法についても確立されていない現状があ る。今後、Movers 等の海外の評価指標を参考にしながら、日本の幼児教育に適合した指標 を作成し、運動遊びの実践に関するエビデンスを増やしていく必要がある20) .カテゴリー間における運動量スコア等の比較  各カテゴリーの幼児の運動量、運動遊びの重視具合、運動環境の平均点を表2 に示した。 カテゴリー間で比較したところ、各項目の平均点に有意な差はみられなかった。  園庭が無い等の運動環境が整っていない園や、不活発な子どもが存在する園では、一斉 活動によって不活発な子どもの身体活動量が確保されることが示されている 10)。よって、 一斉活動の指導技術についての記述がみられた「スキル」において、運動環境スコアや運 動量スコアが低いことが予想された。しかし、今回の調査では有意な差はみられなかった。 その他、「知識」や「保育者」に対する要望がある園においても各スコアに特徴はみられな かった。 以上の結果より、各園における子どもの運動量の実態や、運動遊びへの力の入れ方、運 動環境等、それぞれの園の特徴や課題は、保育者養成校への要望の内容に関係していない ことが示された。 表  カテゴリー間の各スコアの比較

DYH VG DYH VG DYH VG

運動量スコア         運動遊び重視スコア         運動環境スコア        

スキル 知識 保育者

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島袋・山城・真栄城・喜屋武 : 沖縄県における運動遊び指導に関する保育者養成への要望 Ⅳ.結語  本研究では、沖縄県内の保育所と幼稚園が考えている保育者養成校への要望について調査を 行い、今後の保育者養成の教育・研究に活用できる知見を得ることを目的とした。  調査では、運動遊び指導の「スキル」に対する要望が最も多く得られた。その内容としては、 器械運動の指導方法や援助方法など、小学校体育の授業で求められる指導者の能力が多く含ま れていた。また、「スキル」に関する要望は、幼児の運動量が少ないことや、園の環境課題の 大きさなどとの関係性は認められなかった。よって、「スキル」が多かった要因として、保育 所保育指針、幼稚園教育要領にもあるように、小学校への接続意識が反映されていることが推 察された。養成校においては、このような傾向を受け止めながらも、技術的指導偏重にならに ように注意し、幼児期の発達に沿った運動遊びの指導能力を育成する必要がある。  「保育者」のカテゴリーからは、子どもと一緒にからだを動かす保育者が少なくなっている ことが示唆された。この要因として、保育者自身の運動遊びの経験不足や、運動嫌い等が関係 していることが推察され,養成校では技能が「出来るか出来ないか」の評価のみではなく、遊 びの本質について実践も交えて教育する必要がある。  「知識」のカテゴリーでは、子どもの発達へ理解が求められていることが示唆された。一方で、 発達に沿った運動遊びの実践研究やその評価方法についてはエビデンスが不足していることか ら、養成校における研究成果の積み上げが重要になってくる。運動遊びを展開するうえでの環 境設定の方法、子どもを遊びに誘うための保育者のしかけ、声かけ等の関わり方も含めた、自 の該当数と割合が高くなっているものの、保育所・幼稚園と各カテゴリーに有意な関連は 認められなかった。また、カテゴリーごとのスコアを保育所と幼稚園で比較したところ、 いずれのカテゴリーにおいてもスコアに有意差はみられなかった(表4)。 以上の結果は、保育所・幼稚園の施設の種類によって養成校への要望内容の出現傾向に 違いがないことを示している。加えて、保育所と幼稚園の比較においても園児の運動量が 充分・不充分等のような園の課題や特徴は、養成校への要望を決める要因とはいえないこ とが示された。 Ⅳ.結語 本研究では、沖縄県内の保育所と幼稚園が考えている保育者養成校への要望について調 査を行い、今後の保育者養成の教育・研究に活用できる知見を得ることを目的とした。 調査では、運動遊び指導の「スキル」に対する要望が最も多く得られた。その内容とし ては、器械運動の指導方法や援助方法など、小学校体育の授業で求められる指導者の能力 表 保育所と幼稚園のカテゴリー該当率の比較 スキル 保育者 知識 χ 値 p値 保育所 幼稚園 表 保育所と幼稚園のカテゴリー別スコアの比較 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア t値 p値 スキル 保育者 知識 保育所 幼稚園 保育所と幼稚園の各カテゴリーへの該当数と割合を表3 に示した。保育所では「スキル」 の該当数と割合が高くなっているものの、保育所・幼稚園と各カテゴリーに有意な関連は 認められなかった。また、カテゴリーごとのスコアを保育所と幼稚園で比較したところ、 いずれのカテゴリーにおいてもスコアに有意差はみられなかった(表4)。 以上の結果は、保育所・幼稚園の施設の種類によって養成校への要望内容の出現傾向に 違いがないことを示している。加えて、保育所と幼稚園の比較においても園児の運動量が 充分・不充分等のような園の課題や特徴は、養成校への要望を決める要因とはいえないこ とが示された。 Ⅳ.結語 本研究では、沖縄県内の保育所と幼稚園が考えている保育者養成校への要望について調 査を行い、今後の保育者養成の教育・研究に活用できる知見を得ることを目的とした。 調査では、運動遊び指導の「スキル」に対する要望が最も多く得られた。その内容とし ては、器械運動の指導方法や援助方法など、小学校体育の授業で求められる指導者の能力 表 保育所と幼稚園のカテゴリー該当率の比較 スキル 保育者 知識 χ 値 p値 保育所 幼稚園 表 保育所と幼稚園のカテゴリー別スコアの比較 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア 運動量スコア 運動遊び重視スコア 運動環境スコア t値 p値 スキル 保育者 知識 保育所 幼稚園 ― 101 ―

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沖縄キリスト教短期大学紀要第 48 号 (2019) 由遊びと一斉指導の実践的な指導方法を学術的に評価した研究は少ない。学校体育と似て非な る活動として展開されてきた幼児の運動遊びについて、改めて検証していくことが必要となる。  最後に、本研究は沖縄県内の幼児教育の現場から養成校に対する運動遊びについての要望を 調査分析した研究である。このような調査は、これまでに報告が無く、意義のある研究ではあ るものの、研究の限界も含まれている。まず、カテゴリー分けやその解釈については、分析者 1 名のみで行ったものであり、妥当性は充分ではない。今回得られた記述データは、1つの記 述に複数の意味内容が含まれているものが多く、現場の保育者も含めた複数名での分析をする ことにより、回答者の意図に沿った分類に近づけることができる。その他、養成校に対する要 望への質問が、その教育方法に対する要望なのか、園と養成校の協力体制や連携に対する要望 なのかについて明確ではなかったため、どちらの回答も含まれていた。以上のような限界は含 まれているものの、現場の声を整理した初めての報告となり、今後の保育者養成に活かすこと の出来る資料が得られた。 謝辞  本研究に協力してくださいました、沖縄県内の保育所ならびに幼稚園の関係者の皆様に深く 感謝いたします。 文献  1)文部科学省.平成 28 年度体力・運動能力調査報告書 . http://www.mext.go.jp/    sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1396900.htm  2)田中沙織.幼児の運動能力と身体活動における関連について―5 歳児の 1 日の生活から    みた身体活動量を中心として―.保育学研究.2009;47:8-16.  3)田中千晶,田中茂穂.幼稚園及び保育所に通う日本人幼児における日常の身体活動量の    比較.体力科学.2009;123―130.  4) 中野貴博、春日晃章、村瀬智彦.生活習慣および体力との関係を考慮した幼児におけ    る適切な身体活動量の検討.発育発達研究.2010;46:49 - 58.  5) 幼児期運動指針策定委員会.幼児期運動指針.文部科学省.2013.  6) 塩見優子、角南良幸、沖嶋今日太、他.加速度計を用いた幼児の日常生活における身    体活動量についての研究.発育発達研究.2008;39:1 - 6.  7) 田中沙織、七木田敦.幼児期の身体活動と生活リズムにおける関連性―2 軸速度計を用    いた測定結果から―.発育発達研究.2008;40:1 - 10.  8) 杉原隆、吉田伊津美、森司郎、他.幼児の運動能力と運動指導ならびに性格との関係.    体力科学.2010;60(5):341-347.  9) 石沢順子、佐々木玲子、松嵜洋子、他.保育中の活動場面による身体活動水準の違い    ― 活発な子どもと不活発な子どもの比較―.発育発達研究.2014;62:1-11. 10) 野中壽子、小泉大亮、穐丸武臣、他.保育所における園庭と園外での外遊びの活動状況.    発育発達研究.2017;74:19-25. 11) 山城眞紀子、島袋桂、真栄城勉、他.幼児の運動遊びについての一考察 -沖縄県内    保育所(園)幼稚園の実態調査を通して-.沖縄キリスト教短期大学紀要.2017;46:    59-74.

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12) 文部科学省.幼稚園教育要領解説.フレーベル館.2018. 13) 厚生労働省.保育所保育指針解説.フレーベル館.2018. 14) 吉田伊津美,岩崎洋子.園での運動遊び指導と運動遊び指導に対する幼稚園教諭の認    識-園での運動遊び指導に対する満足度と技術志向からの検討-.発育発達研究.    2014;64:18 - 24. 15) 岩崎洋子.遊びの中の運動 chap.2 遊び・生活と運動 『保育と幼児期の運動遊び』.    萌文書林.2018.46-49. 16) 吉田伊津美.運動量を考える chap. 3運動指導のポイント 『保育と幼児期の運動遊    び』.萌文書林.2018.61-64. 17) 森司朗、杉原隆、吉田伊津美、他.園環境が幼児の運動能力発達に与える影響.体育    の科学.2004;54(4):329 - 336. 18) 吉田伊津美、岩崎洋子.園での運動遊び指導と運動遊び指導に対する幼稚園教諭の認    識 ―園での運動遊び指導に対する満足度と技術志向からの検討-.発育発達研究.    2014;64:18 - 24. 19) 杉原隆.運動好きと運動嫌いの心理 『運動指導の心理学』.大修館書店.2003.141 - 156. 20) Carol Archer、Iram Siraj.『「体を動かす遊びのための環境の質」評価スケール 保育に    おける乳幼児の運動発達を支えるために』.明石書店.2018.

参照

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