• 検索結果がありません。

補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬

補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~

人生を支援する福祉用具と補助犬

大会長講演

秋田 裕 日本身体障害者補助犬学会 第 8 回学術大会 大会長 1. はじめに  2002 年に身体障害者補助犬法が成立してから、 はや14 年が経過しました。実働頭数は盲導犬 966 頭、介助犬 71 頭、聴導犬 65 頭(2016 年 7 月 1 日現在)となっていますが、まだ補助犬がいない 地域も多く、「いろんな場所で会おうね。」と謳 う厚生労働省のほじょ犬ホームページのキャッチ コピーからは程遠く、いまだに市民への認知度が 低い状態が続いています。また、各地で同伴拒否 が続いているなど、社会の仲間としての受け入 れも一向に進んでいないのが現状です。  4 年後に開催を控えた、2020 東京オリンピック・ パラリンピック競技会に向けて、世界中から訪れる 補助犬ユーザーを含むあらゆる障害者の暖かい受 け入れを、「おもてなし」の精神をもって準備を進 めていかなくてはなりません。この講演では、こ れまで私が理学療法士としてかかわってきた、い くつかの福祉用具をご紹介するとともに、その福 祉用具を使うことによって、ユーザー自身の自 立度が高まり、行動範囲が広がったばかりでなく、 人生そのものが大きく変化したことをお伝えし たいと思います。  また介助犬の認定審査にかかわる中で、動物 とのかかわりが少なかった私にとって、補助犬 の 役 割 は、 道 具 と し て の 福 祉 用 具 を 超 え た、 ユーザーと生活を共にする人生のパートナーと して、素晴らしい存在であることを改めて認識 したことをお話します。 2. 人との出会い、福祉用具との出会い、補助犬  との出会い  私 が 1977 年 に 入 職 し た 神 奈 川 県 総 合 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン セ ン タ ー で は 、 田 中 理 さ ん 飯島浩さん、二人のリハビリテーション工学エ ンジニアとの出会いがありました。田中さんは 当 時 、 新 進 気 鋭 の リ ハ 工 学 技 師 で 、そ の 後 、 横浜市総合リハビリテーションセンターに移り、 リ ハ 工 学 部 門 を 立 ち 上 げ る こ と に な り ま す。 補助犬にも理解が深く、本学会の評議員を長く 務めて頂きました。また、飯島浩さんもリハ工学 技 師 と し て 神 奈 川 リ ハ セ ン タ ー に 入 職 後 、 田中さんと同じく横浜リハセンターに移って、 さ ま ざ ま な 福 祉 用 具 の 研 究・ 開 発 に 携 わ っ て きました。補 助犬に関連する研究成果としては、 従来、腕を内側に捻じる位置で盲導犬をコント ロールするハーネスは、トレーナーやユーザー

人との出会い、介助犬との出会い�

横浜市総合リハビリセンターでの出会い� �  高栁友子先生�   横浜リハセンターリハ科医師として、補 助犬関連業務、車椅子クリニックなどに 携わる。�   横浜リハセンターは、補助犬法15条に もとづく指定法人で、2003年から 介 助犬・聴導犬の 利用相談・訓練・認定事 業に取り組んでいる。�   私も理学療法士として 介助犬の関連 事業に参加してきた。�   � � �

人との出会い、���との出会い�

神奈川県総合リハビリセンターでの出会い� 田中理さん�  東北大学工学部卒。神奈川リハセンターに入職。�  当時は新進気鋭のリハ工学技師。その後、横浜リハ�  センターに移り、リハ工学部門を立ち上げる。�  横浜リハセンター長となり、定年退職後は�  クオルトン研究所を主宰。� � 飯島浩さん�  リハビリテーション工学技師。神奈川リハセンターに�  入職後、横浜リハセンターに移り、研究開発課�  課長。多種多様な福祉用具の開発に携わる。�  現在、補助犬学会監事。� �

(2)

補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 から長く使っていると肩が痛くなってくるとの 声を聴き、手が自然な位置で使えるようハーネスを 開発し、さらには 関 連 する法 律 の 改 正をも実 現 しました。現在、本学会の監事としてもご尽力 されています。もうお一人、みなさま良くご存知 の高栁友子先生とは、横浜リハセンター在職時 にお会いしたのですが、先生はリハ科医師として、 補助犬関連業務、車椅子クリニックなどに携わっ ておられ、横浜リハセンターが補助犬法15 条に もとづく指定法人として2003 年から介 助 犬・ 聴導犬の利用相談・訓練・認定事業に取り組ん でいましたが、私も理学療法士として介助犬の 関連事業に参加するようになったのです。  こうした方々との出会いがきっかけとなって、 私は車椅子をはじめとする福祉用具、そして補助 犬の仕事に携わるようになったのです。 3. 富士山に登った車椅子「かたつむり号」の開発  今 か ら 40 年 ほ ど 前 の こ と に な り ま す が、 車椅子で富士登山に挑戦し、登頂に成功した プロジェクトがあったことをご存知でしょうか。  このプロジェクトは、日常車椅子を使用して生活し ている脊髄損傷者が、自力で富士山に登頂するため の車椅子を製作して、富士登山に挑戦したものです。 1976 年春、田中さんをリーダーにプロジェクト が始動。車椅子ドライバーは同僚の胸髄レベル 損傷伊佐幸弘さん、彼は往年の車椅子バスケット ボールのスター選手でした。富士宮登山口新5 合目 から、特別な許可を頂いたブルドーザ道を登り 富士山頂を目指しました。初回のチャレンジは キャタピラに火山礫がはさまり走行困難となって失敗。 翌年のチャレンジも、台風と車椅子の欠陥のため 走行不能となって再び失敗。「蝸牛そろそろ登れ 富士の山」とは俳人小林一茶の句ですが、ひと漕 ぎ20cm をひたすら 3 日間繰返して富士山の急斜 面に挑み、1979 年、4 年目にしてようやく車椅 子での自力登頂に成功しました。  健 常 者 が 望 め ば、 誰 で も 登 る こ と の で き る 富士山という日本の最高峰に登頂できたことは、 車いす障害者のQOLを高めることに寄与できましたが、 富士登山用の車椅子(福祉用具)がなければ、この目標は 達成できなかったと言えましょう。 4. 車椅子でもスキーはできる。「チェアスキー」  の開発 File No.1

�������������������

���������������������� ひと漕ぎ20cmをひたすら3日間繰返す� � � ������� � プロジェクトの目的は、� 1)車いす使用の障害者が自走で富士山頂に登頂する。� 2)脊髄損傷者が使う富士登山用の車いすを作成する。� 1)健常者が望めば、�で�登ることのできる富士山という �  日本の最高峰に登頂できたことは、車いす障害者のQOLを  �  高めることに寄与できた。� 2)富士登山用の車いす(福祉用具)がなければ、この目�は�  達成できなかった。� File No.2

������������ ���������

(3)

 1972 年に笹川雄一郎氏がカナダから持ち帰った 「アウトリガー」は、大腿切断者のスキーの用具と して普及し、両手にアウトリガーを持った片脚ス キーヤーが北志賀高原竜王スキー場に参集して、 全国身体障害者スキー大会を開催していました。  この大会を見学した、田中さんと飯島さんは、 車椅子障害者でも用具さえあればスキーができる と確信して、1975 年から「チェアスキー」の開発 に着手しました。試行錯誤の末、1980 年にはチェ アスキー1 号機を完成させ、車椅子障害者でも 初級者用の緩斜面をどうにか滑走できるように なりました。  その後チェアスキーの普及啓発活動を始め ることとし、日本チェアスキー協会を設立し、 1983 年からは毎年全国チェアスキー大会を開 催し、スキー教室の支援を始めるとともに、各 地にチェアスキークラブも設立されるまでにな りました。一方、国際的な活動も活発に行い、 1981 年にはカナダ身体障害者スキー協会を訪問 しました。また1983 年にロンドンで開催された 国際義肢装具学会(ISPO)では、田中さんがチェ アスキーの演題を発表したところ、偶然にも同 じセッションでドイツの整形外科医ネフ(G.Neff) 氏が、やはり脊髄損傷者が使用する同様のスキー用 具の紹介をしており、これがきっかけとなって1985 年、スイスで、日本・ド イツに 加えてスイスや 米国でも開発が進んでいた脊髄損傷者用スキーも 交え、車いす冬季スポーツワークショップがスイ ス脊髄損傷者協会の主催で開催され、これが契機と なって、1988 年からシットスキー(チェアスキー の国際的名称)が冬季パラリンピック正式種目に採 用されたのです。その後1998 年に開催されたパラ リンピック長野大会では、チェアスキーの大日方 邦子選手が金メダルに輝き、その後の国際大会でも 日本のチェアスキーが大活躍して、2014 年ソチ・ パラリンピックで獲得したメダル(金3・銀 1・銅 2) のうち4 個がチェアスキーという成績を残してい ます。  1994 年のリレハンメル・パラリンピック大会 銀メダリストで、1998 年長野パラリンピック 大会の日本選手団主将を務めた四戸龍英選手は、 チェアスキーとの出会いを朝日新聞の取材に応 えて次のように語っていました。  「もう二度とスキーなんかできないと思ってい た。でもスキー大会のテレビ放送があると、画面 に合わせてつい上半身が動いたりする。チェア スキーのことを聞いたときは、どうせソリのよう なものだろうと、たかをくくっていたが、スキー 場でチェアスキーに座り、アウトリガーを手に 滑ってみたら、その感覚は忘れることのできない あのスキーとまったく同じだった。何回も転ん だ。転ぶのが楽しくて、なんだか途中で泣けてき た。(1986 年朝日新聞「街」)」「車椅子でもスキー ができる!」を合言葉に開発されたチェアスキー 補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 1980年完成した チェアスキー 1��� メダル(金3・銀1・銅2)� ������������� 2014 ソチパラリンピック 金メダリスト� ������������ ��� � ��� 1998年パラリンピック 長野大会� ���リ���大���� ��� �

(4)

は、車椅子障害者も健常者とともにスキーを楽 しむことができるようになったことはもちろん、 障害者スポーツが単なるリハビリの延長ではな く、健康増進のためのスポーツとして、さらには 競技スポーツとしての地位を確立するきっかけ ともなったわけです。  長野パラリンピック以降は、障害者がスポー ツシーンで活躍すると、新聞の社会欄ではなく、 アスリートとしてスポーツ欄で取り上げられる ように変化したことは特筆に値します。チェア スキーヤーは、チェアスキーという福祉用具の 開発によって、障害者ではなくアスリートとし て新しい人生を歩むことができたのです 5. 行く場所を選ばない車椅子を越えた移動機器  アイボット(iBOT)

  ア イ ボ ッ ト は、“This is not a Wheelchair.” 車 椅 子を超えた新しい移動機器として、米国の 発明家ディーン・ケイマン(Dean L.Kamen)氏が 開発したものです。彼が同時に開発を進めてい たものに、現在日本でも販売されているセグウェ イ(Segway)がありますが、アイボットの日本導 入に向けての臨床実験を、横浜リハセンターが 実施することになり、私もそのプロジェクトに 参加する機会がありました。  アイボットは、標準的な電動車椅子としての 走行機能に加えて、4 輪駆動で悪路を走破でき る機能、座面を傾けずに段差が昇降できる機能、 自力であるいは介助で階段を昇降できる機能、2 輪でバランスを取って走行できる機能、の4 つの 機能を備えた画期的な移動用具でした。従来の 車椅子では行きたい場所に行くには経路が限定 される制約がありましたが、このアイボットを使 用すれば、健常者と同じように経路を限定する ことなく目的地に行くことができる、という特 徴を備えていました。残念ながら米国と欧州の 一部で販売されたのみで生産が中止となりまし たが、その後、日本でも開発が進んでいるロボ ティック技術を応用した移動用具開発のきっか けとなったものです。 6. 生活を支援する福祉用具、人生を支援する  福祉用具 補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 プロジェクトの目的は、� 1)車いすで�スキーができる�� 2)車いす障害者が使うスキー用具を開発する。� 1)チェアスキーによって 車いす障害者は、��者とと�に�  スキーを楽しむことができるようになった。� 2)障害者スポーツが リハビリの延長ではなく、����のた�の�  スポーツとして、さ�には��スポーツとしての��を���  するきっかけとなった。 (新�の���か�スポーツ��)� 3)車いす障害者のスキー用具(福祉用具)が開発されなければ、�  この目標は達成できなかった。� 4)障害者ではなく アスリートとして新しい人生を歩むことができた。� File No.3

行く場所を選ばない�

車椅子を越えた移動機器「iBOT��

iBOT 4�����

�����ー������ 日常生活用具 �トー�用具��� 補装具 車椅子 義足 杖 ��� 介護保険福祉用具 電動ベッド 車椅子 手すり ポータブルトイレ ��� �ポー��レ���ー���用具� ���

ĞĜċ.

(5)

 福祉用具法(「福祉用具の研究開発及び普及の 促進に関する法律」1993 年)に定められた「福祉用 具」には、補装具(車椅子、義足、杖など)、介 護 保 険 関 連 福 祉 用 具( 電 動 ベ ッ ド 、 車 椅 子 、 ポ ー タ ブ ル トイレなど)、日常生活用具(痰吸 引器、ストーマ用具など)のほかにも、リハビリ テーション機器、スポーツ・レクリエーション 用具など様々な用具が含まれています。電動ベッ ドやリフターなどの福祉用具を活用して生活し ている進行性疾患をもって生活しているA さん は、画家としての仕事を続けるために、リハ工 学技師特製の電動イーゼルを活用して、毎年し てきた個展を続けることができるようになりま した。  福祉用具は、利用者に対しては①日常生活活動の 改善、②生活・行動範囲の拡大、③身体的 ・ 精神的 負担の軽減、介護者に対しては①身体的 ・ 精神的負 担の軽減、②介護の質の向上、③介護人数の削減、 などの効果を上げることができますが、いずれも利用 者・介護者双方のQOL の向上が期待できます。これ までご紹介してきた福祉用具の存在を考えると、単に 生活上に必要な身の回り動作の支援のみならず、人 生そのものを支援する用具として位置づける必要があ ると考えるようになりました。  ロボットスーツ「HAL」は、人間の身体機能を拡張・ 増幅する機器として筑波大学の山海嘉之教授が開発 し、普及が徐々に進んでいるものですが、こうしたロボ ティック技術を活用・応用した、近未来の福祉用具は 多くの企業や大学で研究・開発が進められています。 工学分野の協力は医学だけでは解決できない課題に 対して、工学技術を応用した支援機器、システムを 個々の障害特性に合わせて提供し、機能障害、活動 制限、参加制約を解消することが、リハビリテーショ ンの現場ではたいへん有用なアプローチになってい ることを忘れてはなりません。 7. 介助犬・聴導犬の相談・訓練・認定事業と  上海万博での補助犬紹介  横浜市総合リハセンターでの介助犬・聴導犬 に関する事業をご紹介します。この事業に関わる 専門職は、リハセンターのケースワーカー、医師、 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、リハ工学 技師のほか、獣医師、補助犬トレーナーなど多岐 にわたっています。 補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 福祉用具による生活支援 : 画家A���

ロボットスーツ 「HAL��

HAL�H����� A�������� L��� � 人間の身体機能を拡張、����� ���� �� �� ����� �

���������������

Chariot Winglet ��用�を活用した 生活の支援�  工学技術を応用した支援機器・システムを 個々の障害特性に合わせて提供し、機能障害、 活動制限、参加制約を解消し 生活を支援する。� 医   学� リハ工学� ������ ����� 活動制限 ��制��

(6)

1)相談事業  補助犬の役割や能力に関する基本的な説明と  情報提供  補助犬へのニーズや他の社会資源との関係を整理  補助犬の必要性の確認  医師や理学療法士・作業療法士・言語聴覚士  などによる診察・評価  補助犬使用にかかわる適性・適応の判断と意見書作成 2)訓練事業  介助犬・聴導犬の訓練事業者とのカンファレンス  希望者への候補犬の決定、訓練計画の作成  障害者支援施設を利用した介助犬・聴導犬の  合同訓練と評価  補助犬との生活を具体化するための環境整備  や道具の開発  訓練事業事者への後方支援 3)認定事業  認定に必要な提出書類の確認  希望者と介助犬・聴導犬との動作検証  認定審査会で認定の適否について判断、認定証  の発行  認定後の定期的なフォローアップ  継続指導、再価・再認定、認定の取り消しなどの判断  また、2010 年に開催された上海万博では、万 博史上初めての障害者パビリオン「生命陽光館」 に、日本の先進的な福祉用具とともに、盲導犬と そのユーザー2 組、介助犬・聴導犬とそれぞれの ユーザー各1 組が訪中し、万博会場内でデモンス トレーションを行いました。中国では、盲導犬は すでに映画「盲導犬クイールの一生」によってその 存在が知られていたものの、介助犬・聴導犬は中 国では初めての紹介の機会でもあり、大きな反響 を得ることができました。 補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 2010������������� 補助犬スペシャルサポーター� �ー����� ���補助犬��ー�ー��� ���業� 補助犬の��や��に関�る���な��と����� 補助犬へのニーズや他の社会資源との関係を整理� 補助犬の必要性の確認� 医師や理学療法士・作業療法士などによる診察・評価� 補助犬��に���る�性・��の��と���作�� 介助犬・聴導犬の訓練事業者とのカンファレンス� 希望者への候補犬の決定、訓練��の��� ��者支援��を���た介助犬・聴導犬の��訓練と��� 補助犬との生活を具体化するための環境整備や道具の開発� 訓練事業事者への後方支援� 補助犬用クールベスト 訓練事業� 盲導犬ハーネス 認定事業� 認定に必要な提出書類の確認� 希望者と介助犬・聴導犬との動作検証� 認定審査会で認定の適否について判断、認定証の��� 認定後の定期的なフォローアップ� 継続指導、再価・再認定、認定の����な�の判断�

(7)

8. おわりに  ここでご紹介したいくつかの例のように、福祉 用具は単に日常生活のADL の自立を促すもので はなく、広く人生を支援するものとしてとらえる 必要があります。福祉用具は、基本的な生活から 余暇活動まで、毎日の暮らしを豊かで楽しいもの にするユーザーのパートナーといえるのではない でしょうか。  そして補助犬もまた「生きている福祉用具」とし て、シンシアと生活を共にした木村佳友さんを引 き合いに出すまでもなく、単なる福祉用具を超え た、ユーザーの人生のパートナーとして存在して いることに目を向けなければなりません。  この講演では、いくつかの福祉用具をご紹介し、そ の福祉用具を使うことによって、自立度か高まり、 行動範囲が広がったばかりでなく、そのユーザーの 人生が大きく変化したことをお伝えしました。  また、介助犬の認定審査にかかわる中で、動物 とのかかわりが少なかった私にとって、補助犬の役 割は道具としての福祉用具を超えた、ユーザーと生 活を共にする人生のパートナーとして素晴らしい 存在であることを改めて認識した次第です。  この学会が2020 年に向けて、「おもてなし」の 大きなうねりのひとつとなるように、補助犬を、 まずは「知る」こと、そしてみんなに「伝える」こ と、そしてみんなで「動き出す」ことを心に据え て、補助犬ユーザーが楽しい旅ができるよう、 暮らしやすい社会、やさしい社会を目指したいと 考えています。 補助犬が拓く楽しい旅、やさしい社会~人生を支援する福祉用具と補助犬 基本的な生活から� 余暇活動まで� 毎日の暮らしを� 豊かで楽しいものにする� たんなる福祉用具を超えた� ユーザーと生活を共にする� 人生の�ー��ー!�

補助犬は 人生を支援する!�

����と�����ん�

参照

関連したドキュメント

(5) 補助事業者は,補助事業により取得し,又は効用の増加した財産(以下「取得財産

・補助 73 号線、補助 83 号線、鉄道付属街路、補助 85 号線、補助 87

補助 83 号線、補助 85 号線の整備を進めるとともに、沿道建築物の不燃化を促進

○水環境課長

*一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した 2014 年度次世代エネルギー技術実証事

*一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した平成 26 年度次世代エネルギー技術実証

*一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した 2014 年度次世代エネルギー技術実証事

*一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した 2014 年度次世代エネルギー技術実証事業