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中学校での学校登山体験が生徒に及ぼす影響 : 長野県小谷中学校の学校登山を事例として

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Academic year: 2021

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(1)Title. 中学校での学校登山体験が生徒に及ぼす影響 ― 長野県小谷中学校の学 校登山を事例として ―. Author(s). 濱谷, 弘志. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 70(1): 371-376. Issue Date. 2019-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/10550. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第70巻 第1号 Journal of Hokkaido University of Education(Education)Vol. 70, No.1. 令 和 元 年 8 月 August, 2019. 中学校での学校登山体験が生徒に及ぼす影響 ― 長野県小谷中学校の学校登山を事例として ―. 濱 谷 弘 志 北海道教育大学岩見沢校 自然体験活動研究室. The Effect of the School Mountaineering Experience for the Students in Junior High School : The Case of Otari Junior High School in Nagano Prefecture HAMATANI Hiroshi Department of nature experience activity, Iwamizawa Campus, Hokkaido University of Education. 概 要 長野県では,近代登山黎明期より学校教育に登山が取り入れられてきた。現在でも県内全中 学校の76%が実施を計画しており,他県にはない教育手法として知られている。本研究では長 野県の中学校で実施された学校登山体験前後で「自己成長」 「学校への帰属」 「郷土愛」 「自然観」 に関する調査を行い,登山体験によりどのような影響がもたらされるのかを明らかとした。そ の結果,学校登山体験は性別や学年を問わず「自己成長」に強く影響していることが明らかと なった。また,「郷土愛」については男子が体験後,体験1か月後にわたり影響を受けた一方 で女子は影響を受けなかった。. 1.研究の背景. 日本での登山史においてこれまでの目的とは違 い,山登り自体を楽しむことを目的とする登山(近. 明治時代にはいり,日本が西洋文化の影響を受. 代登山)が始まった。中でも日本アルプスを有す. けたものの一つに登山が挙げられる。登山はそれ. る長野県では特に盛んとなり,やがて学校教育の. までにも狩猟や林業などの職業として,また,山. 中に取り入れられるのにそれほど時間を要しな. 岳宗教や修験道などとして行われていた。しかし,. かった。. 明治時代以降, 日本を訪れた外国人登山家により,. 菊池2)によると,長野県での学校登山の発祥地. 職業ではなく趣味として登山を行う機会が増えて. は伊那谷(伊那市付近)と大町(大町市)とされ. いった。その影響などにより,明治38年には小島. ている。明治9年,寺子屋師匠那須竜洲が門弟18. 烏水らにより日本最初の山岳クラブである日本山. 人と西駒ヶ岳(標高2,956m)に登ったとされる. 1). 岳会 が設立された。このような時代背景のもと,. のが最も古い記録とされている。また,明治20年. 371.

(3) 濱 谷 弘 志. 前後から小・中学教育において,児童・生徒らの. る」「登山を通して普段の生活ではなかなか学べ. 体力向上が課題とされていた。長野県の地理的環. ないことを学んでいる」と報告されている。. 境や自然環境などから,その改善のために野外活. そこで,本研究では長野県にある小谷中学校で. 動である登山が注目された。それまで,学校の授. 学校行事として,毎年行われている学校登山体験. 業で行われていた「隊列行進」が「遠行運動」に. が,生徒にどのような影響を与えているのか調査. 発展,明治20年台後半には「遠足」と発展し,諏. を行い,その影響について明らかにすることとし. 訪市の守屋山(標高1,651m)や上田市の烏帽子. た。. 岳(標高2,066m)を目的地とする学校も現れた。 長野県師範学校(明治6年創設)の卒業生の多 くが初等教育の現場で活躍を始めたと同時に,体. 2.研究方法. 育授業が「隊列行進」や「遠行運動」といった体. 調査対象者は,長野県小谷村立小谷中学校で行. 力のみの向上を目指すもので良いのかという議論. われた平成30年度学校登山に参加した生徒とした。. が起こり,試行錯誤の末,地理や理科教育とも重. 小谷中学校は,中部山岳国立公園と妙高戸隠連. なる教授法として「直観教育」が推奨され始めた。. 山国立公園を有する長野県北安曇郡小谷村に昭和. その後,団体行動による仲間への「思いやり」や. 54年に開校され,現在,各学年1学級で生徒総数. 「社会規範」を身につける「道徳教育」という要. は計58名という小規模校である。学校のホーム. 素も取り入れられ,現在の「学校登山」スタイル. ページ5)によると,学校目標は「日々新たなる」. が確立されたと考えられる。明治30年代には富士. 「志をたてよ」「美しくあれ」の3つを掲げ,「生. 山や浅間山登山を修学旅行とする学校も現れるな. 徒はみな純朴で,生徒会を中心に小谷の良さを発. ど, 登山が中等教育にも広がりを見せた。その後,. 揮できるようがんばっている」とされている。学. 学校登山は「信州教育」のシンボルとなるほど長. 校の特色ある活動として,小谷学(総合的な学. 野県内の学校に普及していった。このように,学. 習),国際交流[マールボロー(ニュージーラン. 校登山の普及に,長野県師範学校の果たした役割. ド),台湾,東大留学生との交流],全校で取り組. は大きいと言える。. む合唱活動などが挙げられている。. 一時期に比べると,教員の負担軽減や指導体制. 校舎は山や川など自然環境に恵まれた標高約. を整えられないなどの理由により,学校登山の実. 600mという中山間地にあり,白馬乗鞍岳,白馬. 施は減少したものの,長野県山岳総合センターの. 岳,唐松岳などの北アルプス,雨飾山などの登山. 調査3)によると,長野県内の全中学校188校のう. 口にも近く,学校のある地区は,夏には登山客で. ち,平成29年度に学校登山を計画した学校は129. 賑わっている。また,学校から少し標高が上がっ. 校,小規模校で隔年開催している学校で前年度計. た所には,白馬コルチナスキー場,白馬乗鞍温泉. 画した学校が14校と,計143校が学校登山を計画. スキー場,栂池高原スキー場が有り,冬はスノー. しており,全体の76%を占めていた。. スポーツが盛んな環境でもある。そのため,学校. これらを踏まえると,長野県内の学校にとっ. のスキー部(アルペン・クロスカントリー・ジャ. て,それまでの教育の歴史や地理的環境,自然環. ンプ)は全国レベルの競技力である。. 境などから学校登山は欠かすことの出来ない行事. 平成30年度学校登山は,1・2年生全員参加で. となっており,その背景には,通常の学校生活・. 平成30年7月19日(木)から7月20日(金)の1. 教室での授業では得ることができない体験や学び. 泊2日の日程で唐松岳(標高2,696m,長野県白. があるからではないのだろうかと考えられる。. 馬村)にて行われた。前年度まで,毎年2年生の. 4). 長野県山岳総合センターの調査 によると,生. みで行われていたが,生徒数の減少,教員の負担. 徒は学校登山後, 「山の自然に素直に感動してい. 軽減,国際交流として台湾の中学校訪問事業を隔. 372.

(4) 中学校での学校登山体験が生徒に及ぼす影響. 年で開催するなどの事情により,平成30年度から. 18日(水)授業終了時,2回目の調査を登山終了. 1・2年生合同で隔年開催に変更となった。. 後の7月24日(火)1学期終業日,3回目の調査. 全校登山の目的は次の5つであった。. を登山終了後およそ1ヶ月となる2学期が始まっ. 1.郷土の山を実際に自分の足で登り,高山特有. た8月23日(木)に2年生,24日(金)に1年生. の自然について学ぶとともに,雄大な自然の素. にそれぞれ行った。. 晴らしさを感じる。. 調査項目については,学校登山の目的から「自. 2.高山に自分たちの力で登ることで,困難に打 ち勝つ体力と精神力を養う。 3.全員で登りきるために,各自が自分の役割を 最後まで全うする態度や習慣をつける。 4.集団で行動する中で,学年・学級の和をはか るとともに, 規律正しく行動する姿勢をつくる。. 己成長」 「学校への帰属」「郷土愛」「自然観」を 因子として,35項目から成る「全校登山に関する 調査」用紙を作成した。尚,「自己成長」につい ては梶田6)の自己成長性検査から項目を抜粋し た。「学校への帰属」 「郷土愛」「自然観」につい ては,太田7)を参考に,筆者および野外教育を専. 5.困った友達には手をさしのべ,協力し合うこ. 門とする大学教員により質問項目の検討を行っ. とを通じて,日常の集団行動に必要な力を育て. た。回答については「とてもよくあてはまる」か. る。. ら「まったくあてはまらない」までの6段階で求. 登山には引率者として,教職員9名,医師1名,. めた。その他に,自然が好きか,部活動,登った. 信州登山案内人(長野県)資格を有するガイド3. ことのある山,登山経験回数,学校登山に対する. 名の計13名が同行した。なお,登山の詳しいスケ. 期待(楽しみ度合い・不安の度合い)とその理由. ジュールについては表1に示す。. などについて尋ねた。分析方法については,得ら れた回答項目ごとに得点化(6点~1点)し,登. 表1 唐松岳登山スケジュール 1日目 7:30 八方ゴンドラ下駅集合・ゴンドラ乗車 8:30 八方池山荘駅着 8:45 登山開始 11:00 昼食(扇の雪渓) 13:15 唐松岳頂上山荘着 13:35 唐松岳山頂へ出発 14:10 唐松岳山頂着 14:40 唐松岳山頂出発 15:10 唐松岳頂上山荘着 17:10 夕食(山荘) 18~19:00 反省会・星空観察 20:30 就寝 2日目 4:15 起床 4:45 ご来光見学 5:50 朝食 7:00 唐松岳頂上山荘出発 9:00 扇の雪渓 10:30 八方池山荘前 リフト乗車 12:00 ゴンドラ乗車 12:30 ゴンドラ下駅駐車場着・バスにて帰宅. 山体験前(Pre),登山体験後(Post 1),登山体 験1ヶ月後(Post 2)の3つの調査時期と性別, 学年別で2要因分散分析を行った。統計処理につ いてはjs-STAR version 9.2.2jを用いた。. 3.結果および考察 1年生14名,2年生16名の計30名から有効回答 が得られた。 合計得点を性別,調査時期を要因とした2要因 分散分析を行った。群の人数及び調査時期におけ る合計得点の平均と標準偏差を表2に示す。 調査時期×性別での2要因分散分析を行った結 果,調査時期の主効果は有意であった(F(1.28)= 5.63,p<.01)。調査時期の主効果についてLSD法 を用いた多重比較を行った結果,Post 1がPreよ りも有意に大きく,Post 2がPost 1よりも有意 に小さかった(MSe=68.71,p<.05)。性別の主. 調査方法は質問紙とし,学校教員の協力のも. 効果,交互作用は有意でなかった。. と,第1回目の調査を登山実施前の平成30年7月. 次に,因子項目ごとでの分析を行った。因子項. 373.

(5) 濱 谷 弘 志 とてもよく. まったく. あてはまる. あてはまらない. 私は自分の能力を最大限に伸ばせるよう,いろいろやってみたい. 6 5 4 3 2 1. 私は一度自分で決めたことは途中でいやになってもやり通すよう努力する. 6 5 4 3 2 1. 私は勉強や運動について自信をもっている方である. 6 5 4 3 2 1. 私は自分が少しでも人からよく見られたいと思うことが多い. 6 5 4 3 2 1. 私は将来立派な仕事をしたい. 6 5 4 3 2 1. 私は他の人に認められなくても,自分の目標にむかって努力したい. 6 5 4 3 2 1. 私は今のままの自分ではいけないとよく思うことが多い. 6 5 4 3 2 1. 私は小さいことをくよくよと考えることが多い. 6 5 4 3 2 1. 私は自分の理想に向かってたえず向上していきたい. 6 5 4 3 2 1. 私はなんでも手がけたことには最善をつくしたい. 6 5 4 3 2 1. 私は現在の自分に満足している. 6 5 4 3 2 1. 私は自分の心が傷つくようなことを恐れている. 6 5 4 3 2 1. 私は新しいことや違うことをいろいろしてみたい. 6 5 4 3 2 1. 私は努力さえすれば成績は良くなると思う. 6 5 4 3 2 1. 私はときどき自分自身が嫌になることがある. 6 5 4 3 2 1. 私は人からばかにされたりすることにがまんできない. 6 5 4 3 2 1. 小谷中学校の校風や雰囲気が好きである. 6 5 4 3 2 1. 小谷中学校での学生生活は充実している. 6 5 4 3 2 1. 小谷中学校は他校にも誇れる学校である. 6 5 4 3 2 1. 小谷中学校の生徒であることを嬉しく思う. 6 5 4 3 2 1. 小谷中学校の仲間を大事にしたい. 6 5 4 3 2 1. 小谷(地元)が好きである. 6 5 4 3 2 1. 自然豊かな小谷(地元)に住めることを感謝したい. 6 5 4 3 2 1. 小谷(地元)にずっと住み続けたい. 6 5 4 3 2 1. 小谷(地元)が良くなることには協力をしたい. 6 5 4 3 2 1. 北アルプスは信州の人にとってシンボルのような存在である. 6 5 4 3 2 1. 北アルプスは他県に誇れるすばらしい山である. 6 5 4 3 2 1. 自然(山)には神々しいと思える景色がある. 6 5 4 3 2 1. 自然を人間の思い通りにすることはできない. 6 5 4 3 2 1. 自然はとても美しい. 6 5 4 3 2 1. 自然は厳しいものである. 6 5 4 3 2 1. 自然には自分の知らない未知なことが多くある. 6 5 4 3 2 1. 自然は大事に守るべきである. 6 5 4 3 2 1 図1 学校登山調査用紙. 目ごとの群の人数及び調査時期における得点の平. であった(F(1.28)=5.28,p<.01)。LSD法を用い. 均と標準偏差を表3に示す。. た多重比較を行った結果,Post 1がPreよりも有. 「自己成長」因子は,調査時期の主効果が有意. 意に大きく,Post 2がPost 1よりも有意に小さ. 374.

(6) 中学校での学校登山体験が生徒に及ぼす影響. 表2 性別と調査時期における2要因分散分析の結果. 学年の主効果は有意差でなかった。調査時期の 主効果は有意であった(F(1.28)=5.17,p<.05)。 LSD法を用いた多重比較を行った結果,Post 1 がPreよりも有意に大きく,Post 2がPost 1より も有意に小さかった(MSe=72.37,p<.05)。 次に,因子項目ごとでの分析を行った。群の人. 表3 因子項目ごとでの分散分析の結果. 数及び調査時期における得点の平均と標準偏差を 表5に示す。 表5 因子項目ごとでの分散分析の結果. かった(MSe=17.85,p<.05)。性別の主効果, 交互作用は有意でなかった。 「郷土愛」因子は,交互作用が有意であった (F(1.28)=4.05,p<.05)。調査時期の単純主効果. 「自己成長」因子は,調査時期の主効果が有意. を 検 定 し た と こ ろ,Post 2 で は 有 意 で あ っ た. であった(F(1.28)=4.93,p<.05)。LSD法を用い. (F(1.28)=6.39,p<.05)がPre,Post 1は有意で. た多重比較を行った結果,Post 1がPreよりも有. なかった。また,性別の単純主効果は男子におい. 意に大きく,Post 2がPost 1よりも有意に小さ. て有意であった(F(1.28)=4.75,p<.05)が女子は. かった(MSe=17.97,p<.05)。性別の主効果,. 有意でなかった。LSD法を用いた多重比較を行っ. 交互作用は有意でなかった。. た結果,性別において男子のPost 1がPreより,. 「自然観」因子は,調査時期の主効果が有意傾. Post 2もPreより有意に大きかった(MSe=6.72,. 向であった(F(1.28)=2.79,p<.10)。LSD法を用. p<.05) 。. いた多重比較を行った結果,Post 1がPreよりも. 「自然観」因子は,調査時期の主効果が有意傾. 有意に大きかった(MSe=6.22,p<.05)。学年別. 向であった(F(1.28)=2.62,p<.10)。LSD法を用. の主効果,交互作用は有意でなかった。. いた多重比較を行った結果,Post 1がPreよりも. 「学校への帰属」「郷土愛」因子については,. 有意に大きかった(MSe=6.39,p<.05)。性別の. 調査時期,学年別の主効果,交互作用は有意でな. 主効果,交互作用は有意でなかった。. かった。. 「学校への帰属」因子は,調査時期,性別の主. これらの結果から,生徒は性別,学年を問わず. 効果,交互作用は有意でなかった。. 学校登山体験直後は自己成長となるような影響を. さらに,学年×調査時期での2要因分散分析を. 受けたが,1ヶ月後まで持続しなかったと考えら. 行った。群の人数及び調査時期における合計得点. れる。先行研究など8)でも明らかにされているが,. の平均と標準偏差を表4に示す。. 登山には達成経験や自己効力感などを得やすい活. 表4 学年と調査時期における2要因分散分析の結果. 動であり,それらが大きな要因と考えられる。 「郷土愛」は唯一男女間で差が見られた。男子 は登山直後,さらに1ヶ月後と強い影響が見られ たのに比べ,女子は影響が見られなかった。なぜ 男女で差がついたのか,その理由について今回の. 375.

(7) 濱 谷 弘 志. 調査内容から明らかにすることは出来なかった。 あくまで可能性の一つだが,男子生徒は女子より 登山体験により直接,また体験後もじわじわと地 元の山や郷土に対する思いが増していったのでは と考えられる。 「自然観」については調査前の予測ほど体験に よる大きな影響を受けなかった。想像ではあるが 今回の登山体験では,自然にゆっくりと触れたり 感じたりする余裕がなく,登ることに一生懸命で あったのではないかと思われる。. 4.まとめ 本研究は学校登山体験が,生徒にどのような影 響を与えているのかを明らかにするため,長野県 にある小谷中学校にて調査を行った。その結果, 学校登山体験は,男女や学年を問わず, 「自己成長」 に強く影響を与えることが明らかとなった。また 「郷土愛」については,男子生徒のみ登山直後, 登山1ヶ月後と向上し,体験の影響が継続してい たことが明らかとなった。. 参考文献 1)2)菊地俊郎(2014)ウェストンが来る前から,山 はそこにあった,信濃毎日新聞社 3) 「長野県中学校登山動向アンケート調査」のまとめ (2017)長野県山岳総合センター 4)「学校登山における生徒の意識に関する調査結果と考 察~登山前と登山後の生徒の意識の比較を中心とし て~(2016)長野県山岳総合センター 5)小谷中学校ホームページ(2019) http://www.valley.ne.jp/~otari-jh/ 6)梶田叡一(2002)自己意識研究の現在,ナカニシヤ 出版 7)太田利和(2015)高校生の学校登山に対する意識に 関する考察,日本山岳文化学会論集第12号,91-114 8)濱谷弘志(2018)ウィルダネスでの縦走登山がもた らす効果と要因に関する研究−大学授業でのMeansEnd Analysis−,日本山岳文化学会論集第16号,85-90. . 376. (岩見沢校准教授).

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参照

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