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地域防災力の向上にむけた地域連携の必要性と課題

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Academic year: 2021

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(1)共同研究プロジェクト・シンポジウム・研究会報告. 地域防災力の向上にむけた 地域連携の必要性と課題 三浦 哲司. が 考 え ら れ る か を 検 討 す る。 そ の. う え で、 地 域 防 災 の 深 化 に 伴 う 課. 題 を 整 理 し て み た い。. 二. 伊 勢 湾 台 風 と 災 害 対 策 基 本 法. にかつてないほどの雨量を観測. 岡県や大分県では短期間のうち. 発 生 し た 九 州 北 部 豪 雨 に よ り、 福. る。 最 近 で は、 二 〇 一 七 年 七 月 に. 国各地に甚大な被害を与えてい. も の が 毎 年 の よ う に 発 生 し、 全. ら し た。. 害 が 発 生 し、 壊 滅 的 な 被 害 を も た. さ れ る よ う に、 低 頻 度 で 巨 大 な 災. した東日本大震災のふたつに代表. 路 大 震 災、 二 〇 一 一 年 三 月 に 発 生. 一九九五年一月に発生した阪神淡. し か に、 地 震 災 害 に つ い て み る と、. わ が 国 は 今 日、 低 頻 度 巨 大 災 害 の 時 代 に 突 入 し た と い わ れ る。 た. 発 生 す る よ う に な っ て き て い る、. 甚大な被害をもたらす台風が毎年. 件 数 自 体 は 減 少 し て い る も の の、. 関 し て、 片 田 敏 孝 は、 台 風 の 発 生. 況 に あ る こ と が わ か る。 こ の 点 に. は、 毎 年 の よ う に 発 生 し て い る 状. の、 大 き な 被 害 を も た ら す 風 水 害. こ の よ う に み て み る と、 低 頻 度 巨大災害の時代とはいわれるもの. た。. リアに深刻な被害を与えてしまっ. 放 流 も 重 な り、 下 流 の 旧 野 村 町 エ. 村 ダ ム で は、 豪 雨 の な か で の 緊 急. た。 と り わ け、 愛 媛 県 西 予 市 の 野. り、 平 成 で 最 悪 の 豪 雨 災 害 と な っ. が 八 名 と、 多 数 の 住 民 が 犠 牲 と な. は、 死 者 が 二 二 四 名、 行 方 不 明 者. 上 浸 水 が 生 じ て い る。 こ の と き に. の氾濫によって広範囲にわたる床. に 記 録 的 な 大 雨 を も た ら し、 河 川. 豪 雨 で は、 中 国 ・ 四 国 地 方 を 中 心. 確 認 し て い く。 続 い て、 地 域 防 災. わ せ て、 地 域 防 災 を め ぐ る 状 況 も. 伊 勢 湾 台 風 に つ い て 概 観 す る。 あ. 欠くことができない教訓としての. 以 下 で は ま ず、 名 古 屋 市 に と っ て. あ り う る の か に つ い て 検 討 す る。. という観点からはいかなる対応が. 水 害 に 備 え る う え で は、 地 域 連 携. そ こ で、 本 稿 で は と り わ け 風 水 害 に 焦 点 を 当 て、 毎 年 発 生 す る 風. 記 憶 に 新 し い。. 難 勧 告 を 出 す う ご き が あ っ た の は、. のおよそ二八万世帯五九万人に避. が 活 発 化 し、 鹿 児 島 市 は 市 内 全 域. えば七月に鹿児島県では梅雨前線. に、 二 〇 一 九 年 に 入 っ て も、 た と. が 生 じ て い る と い え よ う。 ち な み. 住民一人ひとりが認識する必要性. が 発 生 す る 可 能 性 が あ る こ と を、. 住 し て も、 い つ か は 何 ら か の 災 害. め、 わ が 国 で は も は や、 ど こ に 居. 家 屋 の 倒 壊 な ど も 起 こ る。 そ の た. う に み る と、 戦 後 に 発 生 し た 風 水. 七 〇 〇 〇 億 円 と い わ れ た。 こ の よ. 約 一 四 万 戸 に 上 り、 被 害 総 額 は. 建 物 へ の 被 害 も 大 き く、 全 半 壊 が. が 約 一 六 〇 万 人 を 記 録 し て い る。. 被 災 世 帯 が 約 三 五 万 世 帯、 罹 災 者. 死 者 ・ 行 方 不 明 者 が 五 〇 九 八 人、. よ っ て、 東 海 地 方 を 中 心 に 全 国 で. な っ た。 具 体 的 に は、 こ の 台 風 に. 大規模な浸水被害を及ぼすことに. 未 明 に か け て で、 当 時 は 名 古 屋 港. のは九月二六日の晩から二七日の. 伊勢湾台風が東海地方を通過した. 風 速 で 五 〇・二 を 記 録 し て い る。. り、 当 時 の 名 古 屋 港 で は 最 大 瞬 間. 海地方を直撃した台風一五号であ. 湾 台 風 と は、 一 九 五 九 年 九 月 に 東. 伊 勢 湾 台 風 の 発 生 で あ っ た。 伊 勢. 関 心 を 高 め る 契 機 と な っ た の は、. に つ い て、 わ が 国 で 戦 後 に 大 き な. み 」 と い わ れ る ⑵。 こ う し た 防 災. の 発 生 を 防 止・ 抑 制 す る 取 り 組. 名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授 . し、 河 川 も 氾 濫 し て 大 規 模 な 床 上. を展開するうえで必要な地域連携. そ も そ も 防 災 と は、「 国 民 の 生 命・身体・財産を守るために災害. 浸 水 が 発 生 し た。 こ の 豪 雨 で は 死. 水害による被害は決して小さくな. と 指 摘 す る ⑴。 上 記 の と お り、 風. 害 の な か で は、 伊 勢 湾 台 風 は 空 前. 一. 地 域 防 災 を め ぐ る 状 況. 者 が 三 七 名、 行 方 不 明 者 が 四 名 と、. に つ い て、 い か な る 実 践 の 可 能 性. 「数 他方で、風水害に関しては、 十 年 に 一 度」 と い わ れ る レ ベ ル の. 尊 い 命 が 失 わ れ て い る。 同 様 に、. く、 実 際 に 多 く の 人 命 が 失 わ れ、. 二〇一八年七月に発生した西日本. の 満 潮 時 刻 と も 重 な り、 広 範 囲 で. 87. m/s.

(2) の大部分が海抜ゼロメートル地帯. 南 区 で、 こ れ ら 二 区 の 激 甚 被 災 地. わけ被害が大きかったのは港区と. た。 名 古 屋 市 内 の な か で も、 と り. 浸水家屋が三万四八八三戸であっ. 全 壊 家 屋 が 六 万 一 五 五 七 戸、 床 上. 一 八 五 一 人、 行 方 不 明 者 が 五 八 人、. 台風による名古屋市内での死者が. こ と に な る。 具 体 的 に は、 伊 勢 湾. 名古屋市に甚大な被害をもたらす. た 伊 勢 湾 台 風 は、 大 都 市 と し て の. つ あ っ た。 こ う し た な か で 発 生 し. て、 名 古 屋 市 は 戦 後 復 興 を 遂 げ つ. 大阪と並ぶ日本有数の大都市とし. 当時の名古屋市への被害につい て み る と、 こ の 頃 は す で に 東 京 ・. 都道府県・市町村の役割を規定し. 関 し て は、 災 害 対 策 に 関 す る 国 ・. の 礎 が 築 か れ て い る。 こ の 法 律 に. 本 法 が 成 立 し、 わ が 国 の 防 災 政 策. 一九六一年一一月には災害対策基. 制 定 に う ご く こ と に な る。 実 際 に、. 受 け、 国 の 側 は 災 害 対 策 基 本 法 の. と も あ れ、 こ う し た 甚 大 な 被 害 をもたらした伊勢湾台風の発生を. か 月 の 時 間 が か か っ た と い わ れ る。. 水 が 達 成 さ れ る ま で に は、 三 〜 四. 結 果 と し て、 名 古 屋 市 内 で 完 全 排. 大 な 時 間 を 要 す る こ と と な っ た。. が 広 範 に わ た る た め に、 排 水 に 多. き く、 ま た 海 抜 ゼ ロ メ ー ト ル 地 帯. 屋 市 は、 被 害 規 模 が あ ま り に も 大. とおりすでに大都市であった名古. 始 ま る。 と は い う も の の、 上 記 の. 陥 る 場 合 さ え あ り う る。 こ う し. 自 体 が 被 災 し、 完 全 な 機 能 マ ヒ に. は 限 ら な い。 場 合 に よ っ て は 庁 舎. 活現場へと救援に来てくれると. 発生時に行政が迅速に住民の生. た し た の で あ る。 そ も そ も、 災 害. 互 の 救 出 活 動 が、 大 き な 役 割 を 果. す る な ら ば、 こ の と き に は 住 民 相. に 救 い 出 さ れ た と い わ れ る。 換 言. 家族や周囲の人々によっても同様. が れ き の な か か ら 脱 出 し、 ま た は. お い て、 大 多 数 の 被 災 者 が 自 力 で. さ れ る よ う に、 阪 神 淡 路 大 震 災 に. 生 が 契 機 で あ っ た。 し ば し ば 言 及. わが国で地域防災への注目が高 ま っ た の は、 阪 神 淡 路 大 震 災 の 発. う。. 災をめぐる状況についてみていこ. わ れ て き て い る。 続 い て、 地 域 防. 体による地域の防災力の向上が問. 自 衛 隊 等 も 救 済 に あ た る が、 そ れ. ろ ん、 現 実 に は 県 や 国、 さ ら に は. 囲 に は、 自 ず と 限 界 が あ る。 も ち. どの名古屋市職員で対応できる範. 加 す る な か で、 二 万 四 〇 〇 〇 人 ほ. し て お り、 昼 間 人 口 は い っ そ う 増. た し か に、 名 古 屋 市 を 例 に 取 る と、 定 住 人 口 で 二 三 二 万 人 が 居 住. る。. ていくかに大きな関心を寄せてい. レベルの防災力をいかにして高め. 限 界 を 認 識 し、 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ. 際 に、 国 の 側 も 行 政 主 導 の 防 災 の. う」 と い う 共 助 が 要 請 さ れ る。 実. 上 で「 地 域 の 住 民 同 士 で 助 け 合. う 自 助 が 基 本 と な り、 そ の 延 長 線. な ら ば、 災 害 発 生 時 に は ま ず 「自. 難 と な る か ら で あ る。 そ う で あ る. その場合には救援活動が極めて困. の も の が 被 災 す る 可 能 性 も 高 く、. 上記のとおり災害発生時に行政そ. で あ っ た。 こ う し た 地 域 に 関 し て. た 内 容 で、 戦 後 に お い て 毎 年 の よ. た 事 情 も あ っ て、 上 記 の と お り、. でも名古屋市民一人ひとりを救援. 域 防 災 の 観 点 を 重 視 し、 多 様 な 主. は、 戦 後 の 都 市 開 発 の な が れ の な. うに発生してきた災害から国土を. す る の が 不 可 能 な の は、 自 明 と い. か ら 届 き、 本 格 的 な 復 旧 ・ 復 興 が. かで防災対策がほとんど考慮され. 保 全 す る う え で は、 重 要 な も の と. 一 九 九 〇 年 代 後 半 か ら は、 わ が 国. の 規 模 で あ っ た こ と が わ か る。. ず、 災 害 時 へ の 備 え は き わ め て 脆. も地域防災の時代を迎えることに. え よ う。 そ う で あ る な ら ば、 行 政. 分 や 家 族 の 身 は、 自 ら 守 る」 と い. 弱 と い う 事 情 が あ っ た。 し か も、. な っ て い る。. か で、 い か に し て 地 域 主 導 の 防 災. 、太さ直径. 臨 海 部 に は 貯 木 場 が 多 数 点 在 し、. な る。. を進めていくかが問われざるを得. 一本あたり長さ五. 地 域 防 災 に 関 し て は、 多 様 な 捉 え 方 が み ら れ る が、 こ こ で は ひ と. な い。 そ の 際 に 重 要 と な る の は、. ん で し ま っ た。. ま る よ う に な っ た。 現 在 で は、 地. のボランティアの役割に注目が集. 助 の 重 要 性 で あ る。 と い う の も、. し ば し ば 説 か れ る の は、 自 助 と 共. 域連携を基盤とする地域防災の実. 連 携 と い え る。 そ こ で、 続 い て 地. う。 伊 勢 湾 台 風 の 直 撃 時 に は、 こ. そ の 後、 国 内 外 か ら の 支 援 も あ っ て、 人 員 ・ 機 材 ・ 物 資 が 各 所. 主導の防災のみでは対応困難なな ま ず 「そ れ ぞ れ の 地 域 社 会 の 事 情. 多様な主体同士が関わり合う地域. 三. 地 域 防 災 を め ぐ る 状 況. に 応 じ た 防 災」 と し て 把 握 し て お. 、重さ数トンもの巨大な原. も っ と も、 そ の 後 の 推 移 の な か で、 上 記 の と お り 低 頻 度 巨 大 災 害. こ う。 こ う し た 地 域 防 災 に お い て. 一. としての阪神淡路大震災が発生し. 木が大量に積み重なっていたとい こから流れ出た流木が周辺家屋を. た こ と を き っ か け に、 災 害 応 急 時. m. 否 応 な く 襲 い、 多 数 の 死 傷 者 を 生. m. 88.

(3) 践 に つ い て み て い こ う。. 活 か し た、 防 災 ワ ー ク シ ョ ッ プ の. た ち と い え よ う。. これなどは典型的な地域連携のか. ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 」 ⑶ で あ る が、. て培ったスキルや知識を提供する. 目 的 の た め に、 自 ら の 職 業 を 通 じ. ロ ボ ノ と は、「 社 会 的・ 公 共 的 な. 支 援 が 注 目 さ れ る こ と に な る。 プ. 対 し て、 プ ロ ボ ノ ワ ー カ ー に よ る. では容易に対応しきれない活動に. う に、 既 存 の 自 治 会 ・ 町 内 会 の み. ば地域活動に関する情報発信のよ. う 事 情 が あ る。 そ の た め、 た と え. 決が困難な事態に陥っているとい. 単一の主体の力量のみでは課題解. 課 題 が い っ そ う 多 様 化 ・ 複 雑 化 し、. き く 変 容 し、 そ れ に 連 動 し て 地 域. 展など地域社会をめぐる状況が大. あ る。 背 景 に は、 少 子 高 齢 化 の 進. と し て、 ど の よ う な 主 体 と 連 携 し. 存 在 す る。 た と え ば、「 地 域 の 側. が、 そ の 際 に は い く つ か の 論 点 も. こ う し た 各 段 階 に お い て、 多 様 な地域連携の可能性が考えられる. か が 問 わ れ る こ と に な る。. て、 い か に 合 意 形 成 を 進 め て い く. 興にむけたまちづくり活動におい. 復 旧 ・ 復 興 に お い て は、 地 域 の 復. な ど に 相 当 す る。 第 三 段 階 の 災 害. 災 者 の 救 援 ・ 支 援、 避 難 所 の 運 営. 応 急 対 策 に つ い て は、 現 場 で の 被. え ら れ る。 ま た、 第 二 段 階 の 災 害. 物資・資材の備蓄や管理などが考. し て は、 日 ご ろ か ら の 防 災 訓 練、. と え ば、 第 一 段 階 の 災 害 予 防 に 関. 域 社 会 の 側 が 担 う 役 割 も あ る。 た. ま た、 こ れ ら の 段 階 に 応 じ て、 地. の 段 階 に 区 分 さ れ る 場 合 が 多 い。. 害 復 旧 ・ 復 興」 と い う 大 き く 三 つ. と こ ろ で、 防 災 を 考 え る 際 に は 「 災 害 予 防 」「 災 害 応 急 対 策 」「 災. て 検 討 し て お き た い。. の 関 係 に 絞 っ て、 地 域 連 携 に つ い. に 関 す る 議 論 は 避 け、 地 域 防 災 と. で、ここでは「地域連携とは何か」. わ っ て く る よ う に 思 わ れ る。 そ こ. 防の段階における地域連携に絞っ. る 事 情 を ふ ま え、 こ こ で は 災 害 予. 害時の対応の成否を大きく左右す. ろからの災害予防の取り組みが災. か た ち が 存 在 す る。 た だ し、 日 ご. ぞ れ に お い て、 多 様 な 地 域 連 携 の. 上 記 の と お り、 防 災 の 三 段 階 そ れ. 域 連 携 の 可 能 性 が あ り う る の か。. そ れ で は、 果 た し て 地 域 防 災 と い う 領 域 に お い て は、 い か な る 地. る の か」 も 論 点 と な っ て こ よ う。. し て、「 い つ か ら い つ ま で 連 携 す. 姿 勢 が 求 め ら れ る。 こ の 点 に 関 連. ろ に あ る 点 に、 常 に 自 覚 的 で あ る. で も 手 段 で あ り、 目 的 は 別 の と こ. 言 す る な ら ば、 地 域 連 携 は あ く ま. 的 化 し て し ま う お そ れ が あ る。 換. な け れ ば、 地 域 連 携 そ れ 自 体 が 目. 達成をめざしていくのかが明確で. お い て、 何 の た め に 連 携 し、 何 の. 存 在 す る。 地 域 防 災 と い う 領 域 に. う連携目的・目標をめぐる論点も. を 目 標 に し て 連 携 す る の か」 と い. さ ら に、「 ど の よ う な 目 的 で、 何. な 連 携 の か た ち が 考 え ら れ よ う。. 防 災 の 三 段 階 に 応 じ て、 さ ま ざ ま. も あ る。 こ れ に 関 し て は、 上 記 の. か」 と い う 連 携 内 容 を め ぐ る 論 点. 「どのような内容で連携していく. 災の領域における地域連携のひと. を 果 た す な ど が で き れ ば、 地 域 防. 大学等がファシリテーターの役割. ワ ー ク シ ョ ッ プ の 際 に、 た と え ば. 上 が 期 待 で き る。 こ う し た 防 災. し て い く こ と で、 地 域 防 災 力 の 向. で、 課 題 解 決 に 向 け た 活 動 を 実 践. 課題であるかを明らかにしたうえ. を 住 民 自 身 が 把 握 ・ 共 有 し、 何 が. を 活 用 し、 地 域 防 災 に か か る 現 状. チャートで把握できるようになっ. かなる位相にあるのかがレーダー. お り、 当 該 学 区 が 災 害 に 対 し て い. 別のハザードマップ等を掲載して. ル テ も 整 備 し た。 こ こ に は 学 区. り、 二 〇 一 八 年 度 に は 地 区 防 災 カ. ま た、 防 災 危 機 管 理 局 が 中 心 と な. な 変 化 が 把 握 で き る よ う に な る。. と し 込 む こ と で、 学 区 内 の 経 年 的. を 活 用 し、 年 度 ご と に グ ラ フ に 落. を 包 含 し て い る。 こ れ ら の デ ー タ. 合や独居世帯の割合などのデータ. や 世 帯 数 は も ち ろ ん、 高 齢 者 の 割. て い る。 こ こ に は、 学 区 内 の 人 口. の 学 区 で 「生 活 環 境 指 標」 を 整 え. 名 古 屋 市 で は 現 在、 市 民 経 済 局 が 中 心 と な り、 年 度 ご と で す べ て. あ げ ら れ る。. 実践を通じた地域防災力の向上が. もっとも、「地域連携とは何か」 に 関 し て は、 必 ず し も 明 確 な 定 義. て い く か」 と い う 連 携 主 体 を め ぐ. て み て い く こ と に し た い。 た と え. 可 能 性 が あ り う る だ ろ う。 ま た、. が あ る わ け で は な く、 論 者 に よ っ. る 論 点 で あ る。 地 域 防 災 に 関 し て. で も、 地 域 連 携 の 性 格 は 大 き く 変. て 捉 え 方 は さ ま ざ ま で あ る。「 地. い う と、 当 該 地 域 に 存 在 す る 企 業. つ の か た ち が 創 出 さ れ よ う。. 四. 地 域 連 携 に よ る 地 域 防 災 の 実 践. 域 協 働 」「 地 域 共 創 」 の よ う に、. ば、 さ ま ざ ま な 客 観 的 な デ ー タ を. ざまな実践もなされている状況に. わ が 国 で は 現 在、 数 多 く の 場 面 で 地 域 連 携 の 概 念 が 登 場 し、 さ ま. 地域連携に類似した用語も把握さ. や 学 校 な ど、 多 様 な 主 体 と の 連 携. て い る。 こ う し た 客 観 的 な デ ー タ. れ る。 ま た、 連 携 す る 内 容 し だ い. 89.

(4) 消 防 団 や 水 防 団 が 存 在 し、 名 古 屋. の 担 い 手 と し て は、 周 知 の と お り. か、 と い う 課 題 で あ る。 地 域 防 災. 担い手をどのように確保していく. う。 第 一 に は、 地 域 防 災 の 実 際 の. 大きく三つの課題を指摘しておこ. 題 を 整 理 し て お き た い。 こ こ で は、. 携 の 実 践 に か か り、 い く つ か の 課. 本 稿 の ま と め に か え て、 最 後 に 地域防災力の向上にむけた地域連. 盤としての地域コミュニティをど. 増 加 し つ つ あ る。 そ れ ゆ え に、 基. と無縁なところで生活する住民が. 組 織 率 が 低 下 し て お り、 地 域 活 動. 社会状況の変化のなかでしだいに. 周 知 の と お り、 自 治 会 ・ 町 内 会 は. 治 体 も み ら れ る。 こ う し た な か で、. 自主防災組織と位置づけている自. 治 会・ 町 内 会 の 存 在 を そ の ま ま. た 話 で は な い。 他 方 で、 実 際 に 自. 況 は、 何 も 地 域 防 災 の 領 域 に 限 っ. 会が現在直面する運営上の問題状. 会 ・ 町 内 会 で あ る。 自 治 会 ・ 町 内. 社、 二 〇 一 二 年、 二 六 〜 二 七 ペ ー ジ. ⑴ 片 田 敏 孝『 人 が 死 な な い 防 災 』 集 英. る の で は な い だ ろ う か。. て い く か が、 何 よ り も 問 わ れ て い. ようにして地域防災力を向上させ. て の 「災 害 予 防」 に お い て、 ど の. あ る な ら ば、 や は り 第 一 段 階 と し. 重 要 で あ る こ と が わ か る。 そ う で. お け る 地 域 連 携 も ま た、 き わ め て. こ の よ う に み る と、 防 災 の 第 二 段 階 と し て の 「災 害 応 急 対 策」 に. と な が ら 課 題 と な っ て く る。. 究 成 果 の 一 部 で す。. 三 浦 哲 司、 交 付 番 号. マ ネ ジ メ ン ト の 国 際 比 較 研 究 」( 代 表. の 持 続 可 能 性 を 高 め る コ ミ ュ ニ テ ィ・. 究 奨 励 費「 大 都 市 の 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ. 市の場合には区政協力委員が災害. の よ う に 立 て 直 し て い く か、 あ る. う に 支 援 し て い く か も、 当 然 の こ. 対 策 委 員 を 兼 ね る こ と に な る。 た. いは時代に合った地域コミュニ. な 役 割 を 果 た し て い る の は、 自 治. だ、 こ う し た 委 員 の な り 手 不 足 が. テ ィ を ど の よ う に 創 造 し て い く か、. 五. 地 域 防 災 を め ぐ る 課 題. い た る と こ ろ で 深 刻 化 し て い る。 も 課 題 と な る。. ⑵ 磯崎初仁、金井利之、伊藤正次 『ホー. 待される地域コミュニティそれ自. 第 二 に は、 地 域 防 災 の 実 践 に お いて中心的な役割を担うことが期. ど の 検 討 を 進 め る 必 要 が あ る。. 手 の あ り 方 が 考 え ら れ な い か、 な. そもそも時代状況に見合った担い. 足 と い う 課 題 を 解 消 し て い く の か、. な ら ば、 ど の よ う に し て 担 い 手 不. が 課 題 と な っ て い る。 そ う で あ る. に 確 保 し て い く の か は、 喫 緊 の 課. 企業や学校からの協力をどのよう. 困 難 者 が 大 量 に 発 生 し う る な か で、. 者 の 安 全 確 保 も 要 請 さ れ る。 帰 宅. 発 生 し た 場 合 に は、 通 勤 者 ・ 通 学. 開 き が あ り、 日 中 に 大 規 模 災 害 が. は昼間人口と夜間人口では大きな. な ろ う。 具 体 的 に い う と、 都 市 部. う に 向 き 合 っ て い く か、 も 課 題 と. 事情に対して地域防災面でどのよ. 第 三 に は、 名 古 屋 市 の よ う な 大 都 市 に 関 し て い う と、 都 市 特 有 の. 稿は令和元年度名古屋市立大学特別研. 借 り し て 御 礼 申 し 上 げ ま す。 ま た、 本. て く だ さ っ た 関 係 各 位 に、 こ の 場 を お. 基 に な っ て い ま す。 登 壇 の 機 会 を 与 え. 八月開催)に登壇した際の報告原稿が. 勢湾台風六〇年事業講演会 過 - 去の災 害 を 風 化 さ せ な い た め に 」( 二 〇 一 九 年. 本稿は名古屋市上下水道局主催の「伊. [付 記]. ⑶ 嵯 峨 生 馬『 プ ロ ボ ノ. 新 - しい社会 貢 献 新 し い 働 き 方 』 勁 草 書 房、 二 〇 一 一 年、 二 四 ペ ー ジ。. )の研 :1913017. このような状況は地域防災に限ら. 参 照。. ず、 地 域 福 祉 の 領 域 で も 散 見 さ れ、. 体 に つ い て、 状 況 変 化 が 生 じ て い. 題 と な ろ う。 ま た、 近 年 に 増 加 し. 版、 二 〇 一 四 年、 一 七 六 ペ ー ジ。. る 局 面 に ど う 向 き 合 っ て い く か、. ている外国籍住民に対してどのよ. ン ブ ッ ク 地 方 自 治 第 三 版 』 北 樹 出. と い う 課 題 で あ る。 わ が 国 で は 地. 実際に民生児童委員のなり手不足. 域社会の中心的な存在として大き. :. 90.

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参照

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【111】東洋⼤学と連携した地域活性化の推進 再掲 003 地域⾒守り⽀えあい事業 再掲 005 元気⾼齢者⽀援事業 再掲 025 北区観光⼒向上プロジェクト

第1条

都立赤羽商業高等学校 避難所施設利用に関する協定 都立王子特別支援学校 避難所施設利用に関する協定 都立桐ケ丘高等学校

100USD 30USD 10USD 第8類 第17類 5USD 第20類

○RCEP協定附属書I Annex I Schedules of Tariff Commitments

定を締結することが必要である。 3

第76条 地盤沈下の防止の対策が必要な地域として規則で定める地