• 検索結果がありません。

化学療法を受けている子どもへの家族の食事支援

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "化学療法を受けている子どもへの家族の食事支援"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

― 70 ―

化学療法を受けている子どもへの家族の食事支援

      2 階東病棟        ○谷本 未来  町田 和嘉子  山崎 麻朱  大坪 佳代       武市 光世  坂本 美和 【研究目的と方法】A 病院では、化学療法を受けている子どもの嗜好に応じた効果的な栄養摂取への方策を 見出せていないのが現状である。本研究は、子どもの家族が感染予防食に対してどのような思いを持ちなが ら食事支援を行っているのかを明らかにすることを目的とした。看護部倫理委員会の承認後、研究内容と結 果の公表について説明、同意を得た 14 名の家族を対象に半構成インタビューガイドを用いた面接調査を行っ た。 【結果】家族は感染予防食について『食事制限は必要 / 仕方がない』『栄養バランスがとれている』『安全なもの』 と捉えていたが、『子ども向けのメニューではない』『子どもが食べられるものが少ない』『かわいそう』と いう思いを持っていた。そして、食べて良いものを『医療者に確認する』、看護師や栄養士に相談しながら『食 事メニューを変更する』、調味料を使う、お弁当を作る、レトルト食品を活用するなど『持ち込み食に頼る』 『食べる楽しみをつくる』、外泊の日を示して『モチベーションをあげる』などの対処行動をとり、食事摂取 量を増やすための工夫をしていた。その一方で、持ち込み食に対しては『安全性への不安』や『栄養バラン スの偏り』『経済的負担』を感じていた。要望としては、制限食のメニューの改善や調理場の提供、食事環 境の調整が挙げられた。 【考察】家族は化学療法を受けている子どもの感染予防食の必要性については理解しながらも食べたいもの が食べられないことへの葛藤が生じており、その中で、親としての責任を感じ、模索しながら食事支援を行っ ているが、自身の取り組みが適切かどうかの判断には迷いが生じていると思われる。看護師は家族の思いに 寄り添い、子どもの食事支援を一緒に考えると共に、パンフレットやオリエンテーションの見直し、看護師 教育を行っていく事が大切である。また、他職種と協働し病院食の改善や食事環境の調整を図ることが課題 である。 平成 23 年 11 月 25 ~ 27 日 第 9 回小児がん看護学会(群馬)にて発表

参照

関連したドキュメント

 母子保健・子育て支援の領域では現在、親子が生涯

独立行政法人福祉医療機構助成事業の「学生による家庭育児支援・地域ネットワークモデ ル事業」として、

子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30

 親権者等の同意に関して COPPA 及び COPPA 規 則が定めるこうした仕組みに対しては、現実的に機

今回、子ども劇場千葉県センターさんにも組織診断を 受けていただきました。県内の子ども NPO

◯また、家庭で虐待を受けている子どものみならず、貧困家庭の子ども、障害のある子どもや医療的ケアを必

危険な状況にいる子どもや家族に対して支援を提供する最も総合的なケンタッキー州最大の施設ユースピリタスのト

海に携わる事業者の高齢化と一般家庭の核家族化の進行により、子育て世代との