食品・栄養摂取状況に関する研究 ; 9 : 都市勤労女子における一考察
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(2) 奥. 田. 和. 子. 6). 回は第 1表 の通 りで あ る。. 第 1表 20才 代女子 の人 口分布 婚. 1既. 「│. 20-24」. ?16:16). て. 婚 1離. 未. 婚 1死 別 (夫 )│ い る の も. 16,083 (29.4). 45,572 (70.2). 169 (0.3). 120 (0.1). 41,093 (63.3). 43,772. 13,369 (22.8). 717 (1.2). 238 (0.8). 19,958 (34.3). (75.2). 「 国勢調査報告」総理府 統 計局 (1965). 同市 にお け る事業 所 の うち,女 子 の 勤務 して い る事業所 を 4層 に分割 し. ,. 各層 よ り 2事 業 所 ,あ わせ て計 8事 業所 を層別 抽 出 した。 なお,事 業所抽 出 │. に あた り,事 業 所規模別 の従業 員数分布. 7)に. もとづ き,代 表 的規模 の ものを. 選択 し,標 本誤 差 の 縮少を はか った。(第 2表 参照) これ ら 8副 母集 団 よ り,20∼ 29才 女子標本 223名 を 無作意 に抽 出 した。 す なわ ち,信 頼度 ′=2(95%),係 数 CVX=0。. 5,標 本誤差 η≧0.1(10%)と. して 標本数 mを 決定 した。(第 3表 参 照) 第 2表. 産業規模別 。従 業者数 (男 女共 )%. 業 1建 設 業 1製 造 業. 4人 以 下. 5∼. 9. 10-29. ・ 小売業. │サ. ー ビス業 1総. 0.8. 6.9. 2.5. 33.8. 23.1. 8。. 3. 16.4. 9.4. 5。. 2. 18.8. 14.7. 11。. 4. 1. 24.7. 12.5. 7. 17.4. 17.4. 12.7. 7.8. 7.1. 11.2. 7.9. 15。. 39-49 50-99. 1卸. 67.7. 19。. 1. 11.7. 7.3. 14.6. 27.3. 100-299. 21.9. 13,5. 6.8. 12.3. 12。. 0. 300-499. 5。. 9. 2.6. 4。. 3. 4。. O. 500-999. 3.4. 1.9. 0.5. 0.8. 39.0. 3.4. 1.6. 190.0. 100.0. 1000人 以 上 総. 数. 15。. 9. 5。. Ю 001. l.5 10。. 2. 100.0. 「事業所統 計調査報告」総理 府統 計局 (1965)よ り作成.
(3) 食品・栄養摂取状況 に関す る研究 第 3表. 標 本. 信 頼 度 λ=2(95%) する 数 CVX=0.5 係 標本誤差 η≧0.1(10%) │と. N(`生 ≦塾壁二. )2. m≧ 一 →. 圏. 十. r生. にお いて 工基. 型. )2. 標本数 m. 効数 本. N度 年 団 4. 集和 母昭. 団. 集. 母. 抽出率 %. 有標. 子. 数. 業. 16.321. 0.6. 80. 卸・ 小 売業 (商 業 ). 24,876. 0.4. 35. サ ー. ビ ス 業. 12,936. 0。. そ. の. 造. 製. 9 9. 61,051. 55 63. 6 一 9 3. 計. 1.4. 9 9. 6,918. . 総. 他. 8. 0。. 6. *「 事業所統計調査報告」を参照. 調. 査. 期. 日. 本調 査 は,祝 祭 日,土 曜 , 日曜 ,そ の他特別 に食物摂取 に変化 のあ る 日を 避 け,普 通 の摂取状況 に あ る 1日 を調査期 日とす る。調査定 日は,昭 和 44年 7月 15日 ∼ 8月 10日 の期間 中 にお け る任意 の 1日 で あ る。調査月 にあた る 7 08月 は,磯 部8)の 報 告,な らびに国民栄養調 査9)な どによ ると,年 間 を通 じて栄養摂取状況 の不良 な月 に該 当 して い る。 しか るに,得 られ た結 果 は,夏 期 とい う季 節的特殊性 を まぬがれ な い。 また,調 査 日が 1日 で あ る点 につい て ,田 村. 10)ら. の指摘す るごと く, 1日 間 の栄養調査 は 日差変動 の大 きい こ と. か ら望 ま し くな いが,調 査 の協 力を得 やす い面 ,な らびに調査 の技術的面 な どよ りやむをえな い。. 調. 査. 方. 法. 調査期 日前 に,事 業所 関係者 に調 査 の主 旨や方法 の徹底 を はか り,事 業所 責 任者 の協力 の もとに実施 した。 調 査 指定 日に,調 査用紙を配布 し, 被調 査 者 が, 献立名 , 食 品名 (調 味 料 ,嗜 好 品な どもす べ て 含む),純 摂取量を記入 した。 また,間 食 の うち市販 品 の場合 につ いて は,製 造会社 ,品 質 ,価 格 な どの表示を な るべ く具体的 に記.
(4) 奥. 291. 田 和 子. 入 した 。 な お ,昼 食 につ いて も外 食 の場 合 は,間 食 同様 に詳 細 に記 入 した 。. 集. 計. 方. 法. 回収 した調査票 は,記 入 もれ な ど点検後 ,食 生活調査 票 と食物摂取量 調査 果 に分別 した。 それを,20∼ 29才 女子 の平均体位 上 (50kg以 上 群)と. 2)に. もとづ き,平 均体重以. ,平 均体重以下 (50kg未 満群)に 分別 し,集 計単位 と. した。 なお,調 査 期間 中食欲不振 ,病 的症候 な どの理 由で異 常 な食物摂 取 に あ るものは集計か ら除 外 し,健 康 な状態 に あ るもののみ集計 の対象 とした。 栄養摂取量 につ いて は,食 物摂取調査票 に記入 され た,間 食 を もす べ て 含 む 総摂取 量を 累計 し,素 材料 につ いて栄養価算 出11)を お こな った。 い っぼ う. ,. 食品摂取量 につ いて は,食 品別 に 1人 1日 分 の総食 品摂取 量を求 めた。. 3結. 果 お よ び 考 察. 被調査者 は,ご く少数夕1を 除 き一般事 務 に従事 して い る。各事業所 の昼 食 様 式 は多様 で あ るが, 8事 業 所平均 でみ る と社員食堂利用 者 は約 50%で ,そ の うち栄養土 によ る栄 養管理 のな されて い るものは約 10%で あ り,そ の他 は 社員食 堂以 外 の食事様式 によ るもので あ る。残 り50%の うち,隣 接 の食堂利 用者 は約30%,弁 当持参 者約 17%,パ ン購入者約 3%で あ る。 被調査者 の各体 重 区分 にお け る年令構成 は,第 4表 の通 りで あ る。被調査 者 の平均年令 は,22.3才 で あ る。 第 4表 20代 女子 の体重別年令構成 体重区分. 年令 区分. 20未. 1 50k募 嘉. 50kg厖 ス_L. 14. 36. 31. 76. 上. 50 25. 4. 以. 5 1. 28. 3.. 満. 20∼ 23未 23∼ 26未 36∼ 28未. 4 5 9. 1総. 191.
(5) 食品 0栄 養摂取状況 に関する研究. 292. 各体 重 区分 にお け る体位 は, 第 5表 に示す通 りで あ る。50kg未 満群 は. ,. 平均身 長 , 153.82cm,. 平均体 重 ,. 45.31kg,50kg以 上群 は, 平均 身長. ,. 157.67Cm, 平均体 重 ,52。 97kgで あ る。 これ は, 昭和41年 度 国民栄養調査 によ る体位 (平 均身長 153.03cm,平 均体重 第 5表. 49。. 48kg)に 比較 し,体 重 のみ. 体 位 の 分 布 総. 数. (%). │. 身長 (Cm). 145未. 満. 145∼ 150未 150∼ 155未. 50 (49). (17). 155-160ラ k. 34 (33). (52). 160∼ 165未. 10 (10). 29 (28). g. 0. (0) 102 (100). 103. 1. 205. (100). │. (100). (1). (8)│. 40 - 45ラ に. 34 (34). (0). 45∼. 50未. 64 (65). 50∼. 55未. 40未. 満. 1. 0. (0). 55 - 60ラ R. 60. 以. 総数. 9 0 3 0 3. (%). 総数 体重. 上. 87 (43). 53. 一. 165以. 18. 1. (1). 0. 64 (32) 71. 71. (70). (35). 26 (26). 26 (13). 101. 200 (100). 上. (%). 99 (100). (100).
(6) 奥. 田 和 子. 29♂. 低値 で あ る。 また,昭 和44年 栄養審議会 決定 によ る栄養 所要 量算定 の基 準 とな った,昭 12)(平 和 45年 日本 人 の体位推計基準値 均身長 ,154。 07Cm,平 均体重 ,50.36. kg)に 比較 し,体 重 のみ低値 を示 して い る。. A.栄 養摂取量 につ いて 20才 代 勤労女子 の 1人 1日 あた り栄養摂取量 は,第 6表 の通 りで あ る。. ビ ン. 夕 %. ミ B2. ビ ン. 夕 %. ミB 夕 % ビ ン. ロU . ・ カ″ ︲. 8. 9 4 0 一 9. 729 640. 〇 一0 0 2. 一. 一 8. 6 1. 一. 9 一 8 4. 栄 養所要量 国民栄養調査 (近 畿 I区 ). 551. 一. 均. 0 。 一 6. 平. 7 一 9 2. 50kg未 満. 8 2 8. 2 2 . 5 7. 一 7. 一 7. 一 ・. 9 一 0 3. 50kg以 上. . U け︶A︲ ・ ・ ハA力U ビン効I. 鉄 %. 9 8 2. g. ルウ% カ シム. g. Cal.. 糖質. 鋤 g. 白. 熱量. 質. 蛋. 麟\ \ \ ︶ \ ¨ ¨. 第 6表 20才 代勤労女子 の栄養摂取量 (1人 1日 あたり). これ を ,昭 和 44年 栄 養 審 議 会 決 定 によ る20∼ 29才 栄 養 所 要 量 ,な らび に昭 和 41年 度 国民 栄 養 調 査 ,近 畿 1区 値 に対 比 す る と,総 括 的 に低 い 値 を示 して い る。 そ こで ,20∼ 29才 栄 養 所要 量 を 100と し,摂 取 量 にた い す る比 率 を求 め ,そ れ を 充 足 率. (%)で 示 す と第 7表 の通 りで あ る。. 第 7表 20才 代勤労女子 の栄養所要量 にたいす る充足率 (%) 量 1熱. 量. 卜. 白 脂 肪 引 │タ. ル. 4. 鉄. ン. 11ビ 亀 i4ビ Ъ i4ビ. │ビ 島. 80.1. 41.8. 86.1. 49。. 1. 5. π2検 定. 73.3. `cミ. 74.4. p>o.o5. 有 意差 な し. '.
(7) 食品 0栄 養摂取状況 に関す る研究. ′ 294. 最 も低 い充足率 を示す栄養素 は, ビタ ミンA,鉄 ,カ ル シ ウ ムで,そ れぞ れ 45。. 7%,47.7%,49.5%で あ る。 また,熱 量 ,ビ タ ミンBl,B2,ビ タ ミンC. は,そ れぞれ68.3%,73.9%,61.5%,70。. 0%で あ る。 やや良好 な充足 率 を示. す ものは,蛋 白質 ,脂 肪 で,そ れぞれ83.5%,81。 平. 13)は. 4%で あ る。 ちなみ に,松. ,30才 代 ,40才 代主 婦を対象 に した栄養 調査 において,充 足率 の低 い. 栄 養素 は, ビタ ミンA, ビタ ミンB2,カ ル シ ウ ムで,そ れぞれ34%,50%, .57%の 低 い充足率 を 示 し,主 婦 の栄養状態 の劣 って い る点 を指摘 して い る。. 2検 体重 区分 において , 栄養摂取 量 には χ 定 の結果95%危 険率 で 有意差 は :認 め. 14)は. られ なか った。鈴木 ら. ,21∼ 22才 女子大生 を対象 に,肥 満型 と痩せ. 型の両 型 間 にお け る形態 面 ,機 能面 ,代 謝面 にお け る相違点 を 明 らか に して い るが,本 調査 に 関す る限 りで は,体 重 の大小 によ る栄養摂取量 の差異 はみ られなか った。 熱量 の摂 取量 は,両 群 ともに低値 を示 し,充 足率 65.0%で あ る。 この よ う に低値 を 示 した こ とは,調 査時期 が夏期であ る点 に も起 因 して い るもの と考 8)に え られ る。磯部 ら よ ると,高 校生 の 熱量摂取 量 は,夏 期 に特 に低 く,所 要 量を下廻 るものは全 体 の76.5%を 占め ると報 じて い る。 また,国 民栄養調 9)で は,夏 期 にお け る熱量摂取 は,年 間平均値 の94.1%に あた る。 査 の成 績 熱量の栄養素別構成 をみ ると,第 8表 の通 りで あ る。す なわ ち,糖 質 Cale 63。. 4%,蛋 白. (穀 類. Cal。. Cal。 14。. /総. Cal.×. 8%,. 8%で あ る。 さ らに穀類 Cal.比. 100)は 58.0%で ,穀 類依存度 はやや低い。 また,脂. 第 8表. ____L ttCユ. 脂質 Cal.21。. 熱量 の栄養素別構成 (%). 1願. 竺. 二 _蛋 申. C工. 1肺 Ci l撃. 智 56.1. 「 59。. 9. 58.0 61.9 │ │―. │―. │ │. π2検 定. p>o.o5. 有意差 な し.
(8) 295. 奥 田 和 子. 肪Cale比 は,栄 養所要 量算定 に あた り,全 カ ロ リー 中 に 占め る適 当な脂肪 の 割合 を 20%と して い ることか ら, この比率 にほぼ類似 した数値 を 示 して い る。 以上 ,国 民栄養調査値 に対 比す ると,熱 量 は,脂 肪Cal.は やや高 く,糖 質 Cal。. はやや低 く,穀 類依存度 もやや低 い。 と ころで,体 重 区分別 に熱量構成. をみ ると,χ 2検 定 の結果95%危 険率 で 有意差 は認 め られなか ったc 蛋 白質 の摂取 量 は,49.9gで 充足率 は83.5%で あ る。 総蛋 白質 の うち,動 物性 蛋 白質 の 占め る比 率 は,52.5%で あ る。 い うぽ う,植 物性 蛋 白質 よ りの 比率 は低 く,国 民栄養調査値 に比較す ると質 的 にかな り良好 で あ る。(第 9表 参 照) 第 9表. 蛋 白質 の摂取構成 (%) 動物性蛋 白質. 50kg. 植物性蛋白質 4. 100.0. 50.6. 49。. 0. 54.4. 45.6. 均. 100.0. 52.5. 47.6. 国民栄養調査. 100.0. 39。. 0. 61.0. 以. 上. 50kg 未 満 平. 100。. ″2検 定 p>oo o5 有意差な し 体 重 区分別 に蛋 白摂取構成 をみ ると,″. 2検 定 の結果 ,. 95%危 険率 で有意. 差 は認 め られ なか った。動物性蛋 白質 は,献 立 周期 な どの見地 か ら日差変動 15)ま. が懸念 され るが ,そ の分散 は小 さい とい う報 告 がみ られ る。. た,蛋 白摂. 取 の季節変動 につ いて は,国 民栄養調査 によ ると,夏 期 にお ける蛋 白質摂取 量 は年間平均値 の93.2%に 相 当 し,他 の月 に比 較 し低 い。 脂肪 の摂取量 は32.6gで. ,充 足率 は81。 4%で あ る。脂肪 の総 Cal.中. に 占め. る比 率 は,20%が 望 ま しい とされて い るので , この比 率 か ら算 出す ると 40g とな る。糖質 の摂取量 は,214。. 3gで , これ は国民 栄 養調査近 畿 1区 の値. ,. 360.7gに 比較 し低い。 、 カル シ ウ ブ 摂取量 は297mgで ,充 足率 は 49.5%で あ る。所要 量600mgに.
(9) 29δ. 食品・栄養摂取状況に関する研究. たい し,ま た 国民栄養 調査値 にたい し極 めて 低 く,食 物摂取 に際 し一 の 層 配 慮 が望 まれ る。 ちなみ に,夏 期 にお けるカル シ ゥ ム摂取 は,国 民栄養調査 に よ ると,年 平均摂取 量の90。. 8%を 示 し,他 の月 に比較 し特 に低 い点 が指摘 さ. れて い る。 鉄 の摂取量 は7。. 2mgで ぁ り,所 要 量15mgに たいす る充足率 は47.7%で 極. めて 低 い。 ちなみ に,夏 期 にお け る鉄摂取 量 は,国 民栄養調査 によ ると,年 間平均値 にたい し92.3%を 示 し,他 の月 に比較 し低 い。 ビタ ミンAの 摂取 量 は,9041.U.で ,所 要量 20001.U.に たいす る充足率 は. 45.7%で 極 めて低 い。 これ は国民栄養調査値 16811.U.ょ りもさ らに低 い。夏 期 にお ける ビタ ミンAの 摂取 量 は,年 間平均 値 の62。. 5%を 占め他 の月 に比較. し著 しく低 い。 その うち,殊 にカ ロチ ンの値 は57.2%で. ,他 の月 の60%に 満 たない。 したが って, ビタ ミンAの 摂取が低 い点 につい て は,季 節的因子 の 影響 が大 きい よ うで あ る。 ビタ ミン Blの 摂取量 は0.6mgで ,所 要 量 にたい し低値 を 示 して い る。 な お,国 民栄養調査 によ ると, ビタ ミンBl摂 取量 において, 夏期 が特 に低 い とい う傾 向 はみ られ ない。 ビタ ミン B2摂 取量 は. 0。. 61mgで ,. 所要 量 にたい し低値 を示 し 充足率 は. 61.5%で あ る。 なお,夏 期 にお け る ビタ ミンB2摂 取 量 は 年 間平均値 にたい し88.3%を 示 し,他 の月 に比 較 し特 に低 い栄養素で あ る。 ビタ ミンCの 摂取 量 は35mgを 示 し,所 要 量5Cmgに たいす る充足率 は70.0. %で 低 い。 また,国 民栄養調査値 117mgに 比較 す ると極 めて低 い。夏期 ビタ ミンC摂 取量 は,年 間平均値 の82.7%を 占め,夏 期 の特殊性 が ビタ ミンAに つ いで 大 きい栄養素 であ る。 以上 ,栄 養摂取 量 は総括的 に低 く, これ は調査時期が夏期 で あ ることに も 8)は 起 因 して い るよ うで あ る。磯部 ら ,栄 養素 の季節的変動 について,夏 期 で は特 に熱量,脂 肪 , ビタ ミンA, ビタ ミンCな どが低 い摂取状態 に あ る点 16)が. を指摘 して い る。著者 ら. ぉ こな った,栄 養管 理 のな されて いない昼 食外. 食者 の,昼 食 の栄養摂 取量 は,昭 和 45年 目標値 にたいす る充足率 で 示す と. ,.
(10) 297. 奥 田 和 子. 6%, 57。 0%, ビタ ミンB150。 0%, :熱 量90。. 5%,. 蛋 白質 77。. 脂肪 60。. 8%,. カル シ ウム40。. ビタ ミンB240。. 0%,. ビタ ミンA. 1%,. 7%で ,極. ビタ ミンC58。. めて低値 を示 してい る。 これ につ いて は,昼 食 が栄養 管 理 のな されて いない 外食 によ る こ とに も一 因が あろ うか と考 え られ る。 さ らに, ビタ ミンにつ い て は,調 理 によ る損失を考慮す ると, 実 際 には 著 しく 低値 を 示す もの とな る。. B.食 品群別摂取量 につ いて 食 品群別摂 取量 について ,体 重 区分別 に食 品群別摂取量 のめゃす ,な らび に 国民栄養調査 (昭 和41年 度)の 値 に対 比 しなが ら検討す る。 食 品群別摂取 量のめゃす は,速 水. 17),18)に. よ る 日常生活 にお け る年令別 ・. 性別 ・食 品群別摂取量の め ゃすを用 い, このめ ゃす にたいす る比 率 を充足 率. (%)と. して あ らわす。(第 10表 ,第 11表 参照). 50kg 厖ス _L. 18. 24. 8. 譴. 45. % 118 1. 蟷翌. 2. 17 1. 2. 50kg 未 満. │ギ η2. │. 18. 25. 7. 58. 平. 均. 1 256 18. 25. 8. 52. 18. 摂取量 の 目安. 1 380 80. 25. 15. 30. 100. 国民栄 養調査 (近 畿 I. 1 324. l. 1_. │"154. の也 そ千. 体重 区分. 隷類. の の菜 そ他 野 色菜 黄 緑野 そ品 ・製 乳の 類 卵 鳥類 獣肉. 鱗類. 類 穀. そ の類 豆他 大 の豆. 20才 代勤労女子食 品群別 摂取量 (1人 1日 あ た り g) 油 糖 砂 も ヽ類. 第 10表 食品. 7. 体重 区分. い も 利醜. 油脂. 50kg 以 」ヒ. 63.5. 22.5. 96.0 53.3. 50kg 未 満. 71.5. 22.5. 46.6. 38.7 1. 動物性 1乳 ・そ 食. 品 │の 製 品. 97.1. 色菜 黄 緑野. 穀類. そ の類 豆他 大 の豆. 第 11表 20才 代勤労女子食品群別めやすにたいす る充足率 (%) そ の. の野菜 ・ 果実. 106.6 131.1. 21.2. 118.9. κ2検 定. p>oo o5. 有意差あ り.
(11) 食品・栄養摂取状況 に関す る研究. 298. 食 品群別摂取 量 は総括 的 に低 く,な かで も芋類 ,豆 類 とその製 品,緑 黄 色 野菜 は極 めて低 い。 これ ら食 品 の充足率 は,そ れぞれ22。 5%,28。 0%,17。 5. %で あ る。 また,穀 類,油 脂 もそれぞれ67。 3%,50。 0%の 充足率 を示す にす ぎな い。比較的良好 な充足率 を示す ものは,砂 糖類 ,動 物性食 品,乳 類 とそ の製 品 ,淡 色野菜 ・果実類 な どで あ る。. 2検 体重 区分別 にみ ると, 両群 間 に χ 定 の結果95%危 険率 で 有意差 が認 め られ ,50kg以 上群 で は, 大豆製 品 , 淡色野菜 ・果実類 の摂取量 が 多 く,ま 19)に. た50kg未 満群 は乳類 とその製 品 の摂取 量が多 い。 田村 ら. よ ると,. 日本. の食糧 消費 パ ター ンは,ア ジア諸 国型 か ら離脱 し,次 第 に欧米諸国型 に方 向 転換 しつつ あ り, その変化 の要 因 とな ってい るものは, 主 と して 野菜 , 果 実 ,食 肉,卵 ,油 脂 の増加 で あ ると指摘 して い る。本調 査 で は,い わば食 品 ・栄養摂取 量 ともに低 いが ,食 品 の摂取傾 向 として ,上 記 のパ ター ンの特色 が その ままあ らわれ てい るとみ て よい。 穀類 の摂取 量 は, 1人 1日 あた り 平均 256gで , 摂取量 のめやす な らび に国民栄 養調査値 に比 較 して低 い。殊 に米飯依存度 が低 く,生 めん,パ ンな パ どの摂取量が 比較的多 い。一 般 的 に夏期 の主 食消費 傾 向 として は,む しろ. 9)し. ン,生 めんの消費 は少 な い とされ て い る。. たが って , これ は夏期 とい う. 特 殊性 のためで はな く,む しろ昼食 が外食 に依存す るためで あろ う。(第 12表 参 照) 穀類 の摂取状況 (%). 第 12表. め. ん. の 他. ゆで めん. 50kg以. 上. 50kg 未. 満. 100。. 0. 平. 均. 100。. 0. 国民栄 養調査. 1100.0153.3. 16.6. 1. 8.6 9. 3.9. 7.3. 4.0. 5。. 56.4. 16.7. 4.1. 100.0 │. い も類 は,季 節的関係か らそ の主 体 は馬れ い し ょで ,全 摂取量 の91。 2%を 9), 摂取量 の低 占め る。年 間 を通 じて夏期 は,い も類 の 摂取 の低 い月 で あ り.
(12) 奥. 田. 和. 2,9. 子. い一 因 として 季節が関連 して い るよ うに考 え られ る。 砂糖類 は,98。. 0%の 充足率 で ,め やす にみあ った摂 取 がな されて い る。 こ. の 内訳 は,33.6%が 砂糖 ,66。. 4%が 菓子類 によ る摂取 で あ る。砂糖 の摂取量. は, 1人 1日 あた り平均7。 Cgで あ る。. ,平 均充足率 50.0%で あ る。 9%,マ ヨネーズ33.3%,マ ー ガ リン. 油脂類 の摂取 は, 1人 1日 あた り平均 8.Ogで その構成 は,植 物油 14.4%,バ ター49。. 2.3%で あ る。油脂類 の約 50%は バ ター と して , 主 に朝食 のパ ンとともに摂 取 されてい る。 ちなみ に,夏 期 にお け る油脂 の摂取 は,マ ヨネーズ な どの 油 脂加 工 品 の摂取 が 多 いため,年 間を通 じて最 も多 い とい う数値 が示 されて い 9). る。. 豆類 およびその製 品は,め やす にたいす る充足率 が極 めて低 く, 1人 あた. 5%,み そ14。 7%, あぶ らあげ13。 1%,凍 豆 腐 8.0%,そ の他 4.7%で あ る。豆類 の約90%は ,豆 り平均摂取量 は24gで あ る。 その構成 は,絹 ご し豆 腐 59。. 腐 ,あ ぶ らあげ,味 噌 によ り占め られ て い る。 動物性食 品 の摂取 は,食 品荷重 によ る算定 の 目安 に比較す ると,魚 類 は低 く, 肉類 , 卵類 , 乳 製 品な どはいずれ もめやすを上廻 って い る。 したが っ て ,動 物性食 品 と しての充足率 は 100。. 3%で , ほぼ良好 な摂 取状況 にあ る。. その摂取構成 は,乳 類を除 く動物性食 品 の摂取 量を100と し, 肉類 , 卵類. ,. 魚類 の摂取量を比率 で示す と,そ れぞれ35。 9%,35。 8%,28。 3%と な り, 3 食 品群 はほぼ類似 した比 率 で摂取 されて い ることが 伺え る。 また,乳 製 品で は牛乳 が全摂 取量 の89。. 8%を 占め,そ の主 体 をな して い る。 アイス ク リーム. は,僅 か 0.3%を 占め るにす ぎない。 夏期 にお け る動物性食 品 の摂取量 は. ,. 年 間平均値 に比 較 して , 卵類 , 獣 鳥 肉類 はほぼ類似 して い るが, 魚類 は低. 9)し. い。 また,乳 類 およ びその製 品は多 い。. たが って ,魚 類 ,乳 類 において. は, 夏期 にお け る特殊性 が関連 してい る よ うであ る。 国民 栄養調査 で は. ,. 獣 鳥 肉類 ,卵 類 ともにめやすを上廻 ってお り, 本調査 の 数値 と 近似 して い る。 緑黄色野菜 は,め ゃす にたい し17.5%の 充足率 を示 し, 1人 1日 あた り平.
(13) 食品・ 栄養摂取状況 に関す る研究. Jθ θ. 均摂取量 は 18gで 低 い摂取量 を 示す。夏期 にお け る緑黄色野菜 の摂取量 は. 9)し. 年 間平均値 にたい し,88.9%の 低 い摂取 に あ る。. ,. か るに,季 節的要 因 も. 影響 して い るよ うで あ る。緑黄色野菜 の摂取構成 は, 全摂取 量を 100と す る と, ピー マ ン, レタスが それぞれ28。. 8%,24.3%と. 多数 比率 を 示 し,つ いで. 人参 ,か ばちや ,ほ うれん草 で あ る。 この よ うに, レタ ス, ピーマ ンな どの i洋 野菜 が 多数 比率 を示す 点 が注 目され る。. 淡色野菜 ,果 実類 のめやす は,両 者 あわせて200gで あ りそれ にたいす る充 足率 は80.5%で あ る。淡色野菜 と果実類 の量的比率 は,57。. 8%対 42.2%で あ. り野菜 か らの比 率 が高 い。 淡色野菜 の摂取構成 を み ると, トマ トが 36。. 9%. で量 も多 く,キ ャベ ツ,き うり,玉 葱 ,も や し,な す な どがその主 体 を な し てい る。 呆 実類 の摂取構成をみ ると,も も,ぶ どう,バ ナナ,す いかな どが そ の主体 を な してい る。 夏期 にお け る淡色野菜 の摂取量 は比較的良 好 で , 年 間 平均値 にたい し. ,. 9)し. 111.4%を 示 して い る。. たが って ,か な らず しも多 い とは い えな いよ うで. あ る。 つ ぎに,各 食 品群別 に 1人 1日 あた りの分散を もとめ,変 動係数. (%)で. み ると,分 散 の大 きい食 品 は,豆 類 ,い も類 ,緑 黄 色野菜 で , それぞれ 197. %,145%,144%で あ る。 つ いで ,牛 乳 ,果 実類 ,肉 類 ,油 脂類 は 106%, 796%,78%,75%で あ る。 分散 の比 較的少 ない食 品 は, 魚類 , 穀類 , 菓子 類 ,砂 糖類 ,卵 類等 で それぞれ 14%,16%,18%,33%,37%で あ る。概 し て ,既 述 の食 品摂取量 の極 めて少 な い食 品群 ,す なわ ちい も類 ,豆 類 ,緑 黄. 色菜 黄 緑野. 顆類. 鳥類 獣肉 類 魚 も ヽ類. 類 穀. 50kg. 食品群別摂取量 の変動係数 (%). 軒類. 第13表. 豆類. 皇 量 鋼 レ 口 卿日. 上. 17. 109. 50kg 未 満. 15. 102. 以. 16 2検. “. 定 P>0。. 05. 有意差 な し.
(14) 奥. θ ヱ θ. 田 和 子. 色野菜 な どは個 人間 にば らつ きが多 く,分 散 が大 で あ る。 また,分 散 につい て体重 区分別 にみ ると,″ 2検 定 の結果95%危 険率 で 有意差 が認 め られ なか っ た 。(第 13表 ) 以上 ,食 品群別摂取量 につ いて 考察をすす めて きた。総括 して,食 品摂取 傾 向 は,原 則 的 に国民全般 の食 品摂取傾 向 を その まま投影 した ごとき類似性 を示す。 つ ま り,い も類 ,豆 類 ,緑 黄 色野菜類 の低摂取 をそ の まま反 映 しな が ら,特 に20才 代 勤労女子 にお いて それが著顕 に あ らわれ て い る。 と ころで 穀類動物性食 品 につ いて は,国 民栄養調査 の成 績 とは異 な って い る。す なわ ち,穀 類 と りわ け米飯 の依存度 が低 く,逆 に動物性食 品 と りわ け獣鳥 肉類. ,. 卵類 ,乳 類 の摂取 が 多 い点 は,一 つ の 傾向 と して捉 え られ る。 20),21)の. 著者 ら. お こな った都市 にお け る幼児 の食 品摂取傾 向 は,本 調査 と極 22)は. ,短 大生 の食 品摂取傾 向 とし て ,動 物性食 品 の摂取 が良好で あ る点 を指摘 し,本 調査 の食 品摂取傾 向 と類 めて 類似 した傾 向を示 した。 また ,森 田 ら. 似 して い る。. C.体 重 区分別 にみた食 品群別栄養構成 前項 で は,各 栄養素 とその供給源 で あ る食 品 の摂取量 につ いて述 べ た。 本 項 で は,こ の両者 の 関係 ,つ ま り熱量 は じめ他 の栄 養素 が い かな る食 品か ら 摂取 され るか につ いて ,そ の構成 内容を検 討 せ ん とす る。 熱量 の摂取構成 は,第 13表 に示す 通 りで あ る。 これ によ ると,両 群 とも穀 熱量 の摂取構成. 第 14表. 1総. 50kg 以. 」 ヒ. 50kg 未. 満. 平. 国民栄養調査. 数. Ю 001. 1穀. 類 │い も類. M■. I L5. (%) 類. 油脂類 1豆 4。. 砂糖. 1. 3.3. 23.5 23.7. 6.3. 9. 1. 1.1. 3.6. 1.5. 58.0. 1. 1.2. 3.8. 2.4. 6.2. 4.8. 7.3. 59。. κ2検 定. p>oo o5. 有意差 な し.
(15) 食品・ 栄養摂取状況 に関す る研究. θθ2. 類 比率 は国民栄養調査 に比 較 し低 く,動 物性食 品を除 く他 の食 品群 よ りの比 率 は,ほ ぼ近似 した率 を 示 して い る。 い っぽ う,動 物性食 品よ りの比 率 は. ,. 国民栄養調査値 の約 167%に 相 当 し,高 率 で あ る点 が指摘 され る。 なお , 体 重 区分別 には,χ 2検 定 の結果有意差 は認 め られ なか った。 蛋 白質 の供給構成 をみ ると,穀 類 よ りの比 率 は 国民栄 養調査 とほぼ同様 で. 2検 定 の結果有 あ るが ,動 物性食 品 は 52.5%の 高率 を示す。 両群 間 には, χ 意差 は認 め られ なか った。(第 14表 参照) 蛋 白質 の摂取構成. (%) 類. 一 呈. 50kg. 以. 上. 50kg未. 満. 平. 均. 動食. 第 15表. の 他. 11.0. 国民栄養調査. κ2検 定. p>oo o5. 脂肪 の摂取構成 は,動 物性 食 品 よ りの供給比率 が63。. 有意差 な し. 2%で ,国 民栄養調査. 値 41.6%に 比較 し著 し く高 い。 なかで も,脂 肪主要給源 は獣鳥 肉類 29.5%を は じめ,卵 類 18.8%,乳 類 11.2%で あ る。 しか るに,油 脂 その ものか らの比. 2検 率 は低 く,動 物性食 品よ りの供給構成 が高 い。 体重 区分別 には, ″ 定 の 結果有意差 は認 め られ なか った。(第 15表 参照) 第 16表. 1総. 類 い 脂 瓢 豆類 昭. O. 8.5 18.5. 0. ・. 満. 0 一 0 ・. 未. 1穀. 9.5 18.1. o. 50kg. 0 0 ・. 50kg 以 上. 数. 脂 1方 の摂取構成 物. (%). 魚類 紫‐. 肉類 い 類 乳 軍羹 嘉 刹 『. 9.0 18.3 12.3 1 25。 2. κ2検 定. p>o.o5. 有意差 な し.
(16) 奥. 田. 和. 子. 3θ. θ. カル シ ゥ ム の供給構成 をみ ると,国 民栄養調査 で は動物性食 品,野 菜 ・果 実類 ,豆 類 が ,そ れぞれ 32.4%, 24.7%,19。 と,動 物性食 品か らの供給 率 は55。. 1%で あ る。. これ に比 較す る. 1%を 示 し,な かで も乳類 か ら36。 5%の 供. 給 がな されて い る。牛乳 の摂取 が ,カ ル シ ウム の主要給源 と しての役割 を果 して い る点 が伺え る。 体重 区分別 で は,″ 2検 定 の結果 有意差 は認 め られ な か った。(第 16表 参照) 第17表 1総. 50kg. 数. 1穀. カル シウムの摂取構成 (%) 類. │い. も類. 1豆. 物. 類. 1丞. 紫 1彙 嚢 レ. 藻刹 その他. 以. 上. 4.11 1。 8. 50kg未. 満. 万 123. 平. 均. 4.21 2.0. 国民栄 養調査. 榊│十 1#│ギ 2検. “. 定. p>o.o5. 有 意差 な し. ビタ ミンAの 供給構成 は,動 物性食 品 ,油 脂 よ リ ビタ ミンAそ の もの と し て73.5%,カ ロチ ンよ り27。. 5%で あ る。 国民栄養調 査 において は, ビタ ミン. Aそ の ものか ら31。 6%で ,カ ロチ ンと して の比 率 は,68。 4%で あ る。(第 17表 2検 参照)体 重 区分別 に ″ 定 の結果有意差 は認 め られ なか った。 第 18表. VAの. 摂取構成 供. 50kg 以. 上. 100。. 0. 57.1. 50kg. 満. 100。. 0. 68.3. 均. 100.0. 62.7. 平. 未. 国民栄養調査. (%) 構. 給. 成. 16。. 9。. 8. 2。. 6. π2検 定. 7. 19.5. p>o.o5. 6.3 8。. 0. 有意差 な し. `.
(17) 3θ. 食品・栄養摂取状況 に関す る研究. 4. ビタ ミンBlの 供給構成 は,動 物性食 品よ り44.9%で , 他食 品か らの供給 比 率 が低 い。国民栄養調査 で は,逆 に穀類か らの比率 が動物性食 を上廻 って い る。体重 区分別 には,″ 2検 定 の結果有意差 は認 め られなか った。 (第 18表 参 照) ビタ ミンBlの 1受 取構成 (%). 第19表. の 重竺竺L型咀ュ翌遅0主 彙 嚢│そ 他 71 18 110001"・ 41&LI L2 1 449. 1主__豊 50kg 以 」ヒ 50kg 未. 満. 平. 均. 19。. 平吾 平. 16.9 1 1。 7 22.0. 国民栄養調査. 1. -一. κ2検 定 p>oo o5 有意差な し ビタ ミンB2の 供給構成 は, 動物性食 品 ,と りわ け卵類 ,乳 類 の供給比率 が高 い。す なわち, ビタ ミンB2の 70.4%が 動物性食 品 によ り供給 されて い る。 これを ,国 民栄養調査 でみ ると,動 物性食 品 ,穀 類か らそれぞれ43.3%,. 20.0%の 比率を示す。体重 区分別 には,有 意差 は認 め られ なか った。(第 19表 参 照) ビタ ミンB2摂 取構成. 第 20表. 類 │い も類 1豆. 数 1穀. 1総. Ю 0012.21. 50kg 以. 上. 50kg. 満. 1. ). 1. 1 3.. 均. 100。 0. 1. 12. 6. 平. 未. 国民栄 養調査. ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―. │ │. (:)(:).. (〕. 0. 100.0120.0. 類 1丞. 0.9. 1.7 1. 0.8. 1.3 1. 7. 1.5 1. 0。. (%) 物 紫 1葉. 羹 │そ. 431邪. │‐. の他. 4. κ2検 定 p>oo o5 有意差な し ビタ ミンCの 供給構成 で は,野 菜 ,果 実 が主 要給源 で ,そ れぞれ75。 3%, 15。. 6%を 示す。 これ は,野 菜 か らの比 率 がやや高 く,果 実 か らの比 率 がやや. 低 い。体 重 区分別 には,″. 2検 定 の結果有意差 は認 め られ なか った。. (第 20表.
(18) 奥. 田. 和. 子. 参 照) ビタ ミンCの 摂取構成 (%). 第21表. 1総 50kg 以. 数. │い. も 類. 野. 菜. 果. 実. 」 ヒ. 7.1. 78。. 0. 14.0. 50kg 月 野 に ポ. 9.2. 72.0. 17.1. 均. 8.2. 75.3. 15.6. 国民栄養調査. 7.8. 60。. 平. 0. κ2検 定. 28。. │そ. 0。. 9. 0。. 9. 3.5. 7. p>o.o5. の 他. 有意差 な し. 以 上 ,栄 養 素 構 成 は , ビ タ ミン Cを 除 く他 は ,お お む ね 動 物性 食 品 が主 要 栄 養 素 給 源 とな り, それ か らの 供 給 比 率 が大 で 他 食 品 か らの 供 給 比 率 が低 い 。 これ は ,食 品摂 取 の うえ で バ ラ ンス を欠 いて い るた め に よ る。. 要. 約. 神戸市 勤労女子 20∼ 29才 ,一 般事務職 223名 を対 象 に,食 物摂取状況 を調 査 し次 のよ うな結果 をえた。 1。. 20才 代 勤労女子 の栄養摂取状況 は,総 括 的 に低 く特 に栄養所要 量 にた. いす る比率 を充足 率 で あ らわす と,カ ル シ ゥ ム, 鉄 , ビタ ミンAは 約 47.6. %,熱 量,. ビタ ミンBl,B2は 約 62。. はやや良好 で82。. 3%,ビ タ ミンCは 70.0%,蛋 白質 ,脂 肪. 5%で あ る。全栄養素 の平均充足率 は69.1%で ,特 に熱量. ,. 微 量栄養素 が低 い。 2。. 食 品群別摂取量 は,全 般 に速水氏 によ るめやす を下廻 り低 い。 めゃ す. にたいす る平均充足率 は64.8%で ,特 にい も類 ,豆 類 ,緑 黄 色野菜 が極 めて 低 く,約 24.0%の 充足率 を 示 して い る。 い っぽ う,砂 糖 ,動 物性食 品 ,乳 製 品 ,淡 色野菜 ,果 実類 な どはほぼ良好 な摂取状態 に あ る。特徴 的な点 は,穀 類 ,油 脂 の摂取量 が ほぼ充足率 58。 7%と 低 いため, 熱量摂取 が 不十 分 で あ る。食 品摂取 は,主 と して動物性食品 ,乳 製 品等 に偏 りをみせ ,ほ とん ど摂.
(19) 食品・栄養摂取状況に関する研究. θθ δ. 取 されて いない食 品群 もあ り,著 る しいア ンバ ラ ンスを呈 して い る。 こ う し た,食 品摂取 の 偏 りを是 正 す るための方策 が講 じ られねばな らな い。 3。. 1人 1日 あた り食 品群別摂取 量 につ いて の 変動 係数 は, い も類 , 豆. 類 ,緑 黄 色野菜 な どは大 きい。 同時 に,こ れ らの食 品群 は 1人 1日 あた り平 均摂取 量 も低 い。 い っぽ う,動 物性食 品 ,淡 色 野菜類 ,果 実類 ,手 L類 な どは. ,. 平 均摂取 量 はやや良好で あるが ,変 動係数 は比 較 的大 で ,個 人間 のば らつ き は大で あ る。変動 係数 の比 較的低 い食 品 は,穀 類 ,砂 糖類 ,菓 子類 ,魚 類. ,. 卵類 な どで ,個 人差 が 少 な く,平 均 的摂取 がな されて い る。 4。. 栄養素 の食 品構成 をみ ると,動 物性食 品 よ りの供給比 率 が全般的 に高. く,栄 養素供給 の うえで主要 な役割 を示 して い る。 5。. 体重 50kg以 上群 と50kg未 満群 の両群 にお け る栄養摂取量 ,食 品構成. 2検 定 の結果95%危 険率 で全 般 的 に有意 な らび に栄養素構成 につ いて は, χ. 2検 定 の結果 95% 差 は認 め られなか った。 ただ し,食 品群別摂取量 で は, ″. 危 険率 で ,50kg以 上群 は豆類 ,淡 色野菜 な らび に果実 が 多 く,50kg未 満群 で は平L類 が多 く摂取 されて い る。 以上 ,述 べ た ごと く,食 品摂取 には偏 りがみ られ ,望 ま しい栄養摂取 がな されて い な い こ とが明 らか とな った。 と ころで ,こ うした現象 の背景 とな る 食物選択 の傾 向な い しは欠食 習慣 な どの食生活慣 習 につ いて は,次 稿 で 究 明 し,そ の うえ で適切 な方策を講 じた い。 最後 に,本 調査 にあた りご協力 いただいた安久信子助手 にたい し,謝 意 を 表 す る。 本研 究 の大要 は,昭 和 44年 11月 29日 大谷女子 短期大学 にお け る第33回 日本 家政学会 関西支部研究発表会 にて 発表 した。. 文. 1)厚 生省公衆衛生局栄 養課編 2)厚 生省公衆衛生局栄 養課編 3)厚 生省公衆衛生局栄養課編. 献. :国 民栄養 の現状 (1968) :国 民栄 養 の現状 (1969) :国 民栄養 の現状 (1970).
(20) 奥. 田 和. 子. 4)大 磯敏雄 :栄 養学雑誌 27 1(1969) 5)兵 庫県赤十字血液 セ ンター :献 血状況統計 (1958) 6)総 理府統計局統計課編 :国 勢調査報告 (1965) 7)総 理府統計局統計課編 :事 業所統計調査報告 (1965) 8)磯 部 しづ子他 :栄 養学雑誌 22 156(1964) 9)厚 生省公衆衛生局栄養課編 :国 民栄養 の現状 (1964) ■0)田 村盈之輔他 :栄 養研究所報告 60(1953) 11)科 学技術庁資源局 :三 訂 日本食品標準成分表 (1963) 12)大 磯敏雄 :臨 床栄養 35 767(1969). 13)松 平敏子 :栄 養学雑誌 27 153(1969) 14)鈴 木慎次郎他 :栄 養学雑誌 23 17(1965) 15)内 田和子 :栄 養学雑誌 26 296(1968) 16)奥 田和子 ,豊 島治男 :甲 南家政 1 1(1965) 17)速 水決 :栄 養学雑誌 23 62(1965) 18)速 水決 :栄 養学雑誌 22 111(1964) 19)田 村真八郎他 :栄 養 と食糧 22 850(1969) 20)奥 田和子 ,豊 島治男 :甲 南家政 4 19(1967) 21)奥 田和子,豊 島治男 :甲 南女子大学研究紀要 4 231(1668) 22)森 田みすゑ,駒 田佳代 :栄 養学雑誌 26 229(1968). θθ7.
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QRされた .ino ファイルを Arduino にき1む ことで、 GUI |}した +どおりに Arduino を/((スタンドアローン})させるこ とができます。. 1)
平成 28 年度は、上記目的の達成に向けて、27 年度に取り組んでいない分野や特に重点を置