教員養成大学における「総合演習」の試み
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(2) 野本立入保坂博光高見仁志. つとめるが、原則的にその他の作業、キャスト、ピアニ. 今回行った総合演習においては、この学習指導要領に 記された、総合的な学習の時間の「ねらい」に基づいて 授業を展開することとした。 平成13年度兵庫教育大学学校教育学部シラバス(授業 計画)に掲載した今回の総合演習についての内容説明は 以下のとおりである。. スト、道具作り、照明操作などは、すべて学生が手分け して担当する。したがってこの授業に参加した学生は、 通常音楽劇でいわれるところの裏方と裏方の双方の仕事 をつぶさに体験し、身近に見聞きすることになる。そし て当然ながら、 「音楽劇を創る」という作業においては、 表方、裏方双方の仕事のどちらが欠けても絶対に成功し ないということを、身を持って知ることになるだろう。. 授業科目:芸術と人間-音楽劇を創ろう単位: 2単位(前期のみ) 授業の方法:演習 標準履修年次: 2年 担当教官:保坂博光野本立入. 言いかえれば、 「自分の仕事を責任を持って行い、他の 人の仕事を尊重する」という、共同作業における成功の 原則を学ぶことになる。 そして目標の第2は、上記のような共同作業を行う過 程で生ずるいろいろな問題を、さまざまなアイディアや. 授業の目標及び期待される学習効果: 人と人が共同し、異なる役割を果たしながら一つ のものを作り上げていく、という人間社会の基本的 な命題を、 「音楽劇を創る」という課題の中から学 習する。 この授業では音楽劇の上演を目標とし、その過程 で音楽、演出、舞台美術、照明など様々な分野のス タッフによる共同作業を実際に経験することによ り、人と人が共同することの意義と重要性を認識し、 コミュニケーションと自己表現の方法を学習する. コミュニケーションによって解決していく方法を学ぶと いうことである。グループで目的を達成するための作業 を行う過程では、当然ながらさまざまな問題が生ずる。 練習の難しさや作業の遅れ、失敗、同じ仕事をするグル ープ内での思惑の遠い、他の仕事グループとの連絡の不 足などである。それらは往々にして、誤解や葛藤を生み、 さらなる困難をひき起こす。 そうした場合に、それらの問題を解決していくために は、アイディアやコミニュケーションが重要となる。そ してそのような問題解決のために有効なアイディアやコ ミュニケーションは、個々の問題について具体的な対処 をしていく中でしか兄い出すことはできないのである。. 授業の内容: 石桁真礼生作曲の、民話による四重唱曲「河童謂」 を素材として、音楽劇の上演にいたる過程を体験す る。 1キャスト、スタッフの割り振り. 以上述べたように、今回の総合演習のもつ2つの目標 は、この車の最初にあげた、学習指導要領に記された、 総合的な学習の時間の「ねらい」に合致するのである。 (2)題材について. 2音楽稽古と演出プランの件成 3立ち稽古の舞台づくり 4総練習 5上演. 今回とりあげた作品は「民話による四重唱曲『河童讃 (かっぱたん)田という、民話風の創作劇で、作詞は松 本重責、件曲は石桁真礼生である。作曲の石桁真礼生は この作品の誕生の経緯について以下のように述べてい る。. (以下省略). 1954年、二期会から大阪労音で演奏する目的で四重. ここに記されているように、この授業の目標の第1は 「音楽劇を創る」という作業を通じて、 「人間社会の基本 的な命題」の一つである、 「人と人が共同し、異なる役 割を果たしながら一つのものを作り上げていく」という ことを学習することである。 一般社会には様々な仕事がある。また、ある目的を持. 唱曲の作曲を依頼された。そこで僕は、ありきたりの テキストを四重唱曲にしたところであまり意味がない し、 4人の登場人物が出る詩誌ふうのものに作曲した いと考え、松本重真氏に作詞をお願いすることにした。 松本氏は出身地の福島県白河地方の民話から、この河 童評を書いて下さった。. って接数の人が共同して作業を行う時には、それらの 人々はみな同じ仕事をするのではなく、それぞれに異な. 登場人物は 河童河太郎(Baritono-バリトン). る仕事を行い、それらを総合することによって、目的を 達成するものである。 この授業においては、音楽組では指揮者、演出組では 演出家という、それぞれのグループのリーダーは教官が. 実にいい気ないたずら者で、底抜けにくったく のない河童。 お花(Soprano-ソプラノ). ¥(V>.
(3) 教員養成大学における「総合演習」の試み. と大道具、小道具、照明等、各部門ごとに準備を行う. 白an;瑠 音楽組、演出組合同で作業を進める段階。実際の公演 会喝である八角堂を使い、音楽組は暗譜と立ち稽古、 演出組は道具類の仕上げ、照明と芝居の合わせ等を行. 村娘。はやくお婿さんがほしい年頃。 おっ母さん(〟to-アルト) お花の母親。 与作(Tenore-テノール) 村の若者で、お花にほれている。少々たりない。 曲は陽旋法と長調を基にしたやや日本風な旋律を主. う。. 第4段階 制作の総仕上げの段階。適し稽古、 GP (ゲネラル・ ブローベ-総練習)と進み、本公演へと向かう。. としているが、こだわらないで平易に作った。連弾の ピアノ伴奏で、 4人の歌い手が地唄を合唱したり、登 場人物として独唱や重唱をするという仕組みである。 初演(伊藤京子・佐々木成子・渡辺高之助・畑中良 捕)のときから、存外にアピールして、その後何回と. 実際の授業は上記の各段階を接合的に経ながら行われ た。以下に時間の経過を追って、どのように授業が進め られたかを記録していこうと思う。. なく演奏された。この頃ではちょっとしたコスチュー ムでアクトやライトをつけて、すっかり楽しいものに 演出するようになっている。. (2)第1段階 第1回4月17日オリエンテーション ・履修生全員が集まってのオリエンテーション。 ・まず授業の目的と目標について説明を行うO楽譜を配 り、オペレッタ「河童詳」の音楽・劇内容の簡単な説 明を行ったのち、以前本学の教官および大学院生によ って、同じ会場で行われた公演の記錦ビデオを鑑賞し、 作品に対する理解を深める。 ・その後、制作の進め方について概略を説明し、キャス ト、スタッフなどの役割分担について説明する。さら に次回の授業で、各々の担当を決定するので、自分の 担当したい役割を考えておくよう指示して授業を終え た。. 文中にもあるように、もともとこの作品は音楽劇とし て書かれたのではなく、四重唱の作品で、歌い手は、そ れぞれの役以外に地唄の合唱も担当する、また、場の変 わり目はあるが、原則的に音楽は切れ目なく演奏され、 セリフだけの箇所はない。しかし、題材がおもしろく、 内容的にも物語として出来上がっているために、短い一 幕もののオペレッタとして重宝がられることとなった。 現在でも小、中学校における鑑賞教室などで取り上げら れる回数の多い作品の一つである。 音楽劇を総合的な学習の時間の素材として用いる場合 には、作品そのものの創作から取り組むことも可能であ り、教育効果から考えても、その方が利点が多いとも言 える。しかし、今回の授業は前期のみ、計15時限(l時. 第2回4月24日ミーティング ・前回の授業で予告したとおり、履修生の役割分担を決 定する。履修生は22名。音楽組はダブル・キャストと し、キャスト4名、ピアニスト2名を二組、計12名と した。残りlO名は演出組でそれぞれの役割を担当する. 限は90分)という条件のもとで行うものであり、作品作 りから取り組むには無理があると判断し、この「河童讃」 を題材として用いることにした。. こととした。音楽組、演出組のそれぞれの役割分担は 以下のとおりとなった。. 第2章授業の経過 ■音楽組. (1 )制作の各段借について 今回の総合演習における音楽劇「河童謂」の制作はお よそ次のような各段階を経て行われた。. 指導および指揮:野本立入(教官) お花:磯口裕未・板谷美央 おっ母:林祐美・池田もとみ 与作:門脇陽一・末武志保 河童河太郎:吉田桂子・松林紗織 ピアノI :松井愛子・佐々木千聡 ピアノI :桑原美香・揮瀬愛子 ■演出組 指導および演出:保坂博光(教官) 演出補佐:高見仁志(大学院生) 演出助手:松並夕子. 第1段階 制作の準備段階。顔材の決定と楽譜の準備Oミ-テイ ングを行い、キャストおよびスタッフの決定、公演ま でのスケジュールの決定等を行う。 第2段階 音楽組と演出組に分かれて、それぞれに作巣を進める 段階。音楽組は音楽稽古、演出組は演出プランの決定 103.
(4) 野本立入. 保坂博光高見仁志. 照明:青木由美・木久本知華 実広直子・徳島由希 大道具:角木綿子・敷島希絵 小道具:改費知世・佐藤.温子 衣装:青木和子 ・演出助手に上記の人員配備表を作成するよう指示。 ・続いて公演までのスケジュールについて相談し、以下 のように予定を立てた。 4月17日オリエンテーション 4月24日ミーティング. (写真1 )音楽稽古のようす ・保坂からオペラ劇場の舞台構造についての簡単な説明 を行う。舞台構造と名称について、メトロポリタン歌 劇場の透視図(図1)、俳優座稽古場の図(図2)、及 び舞台、照明に関する名称について資料を示しながら 説明を行う。 ・演出助手に次週までに台本を作成するよう指示。これ は楽譜とは別に、テキストを縦書きに、上の方に大き な余白を空けてレイアウトしたもので、劇の進行をよ り明確に把握し、また演出や照明のプラン等を書き込 むため、演出スタッフには不可欠のものである。 (図. 5月1日音楽組-譜読み 演出組-作品理解 5月8日音楽組-音楽稽古 演出組-プラン作成 5月15日前回と同様 5月22日音楽組-荒立ち稽古 演出組-道具作り等 5日29日前回と同様 6月5日音楽組-ここまでに暗譜 演出組-前回と同様 6月12日音楽組-並ち稽古 演出組-前回と同様 6月19日音楽組-量ち稽古 演出組-道具類を完成. 3). 第4回5月8日 〃音楽組譜読み ・キャストは野本の指導でおもに後半を音楽稽古、ピア ニストは二人一組で合わせ練習を行う(写真2). 6月26日通し稽古 7月3日G.P. (ゲネラル・ブローべ-総練習) 7月10日本公演 7月17日反省会 ・当初は上記のように7月10日に本公演という予定を立 てたが、その後諸般の事情により17日に変更した。 ・少し時間が残ったので、さっそく音楽組と演出組に分 かれて作業を行う。音楽組は野本の指導で音楽稽古を 行い、演出組は保坂から演出の仕事内容について説明 を受ける。 (3)第2段階 第3回5月1日 書音楽組譜読み ・キャストは野本の指導でおもに前半を音楽稽古。 (写. (写真2)ピアニスト達の練習風景 ■演出組演出プランの作成 ・照明係に保坂から照明器具(投光機2機:機種名:多. 真1)ピアニストはそれぞれ練習室に分かれて個人練 習を行う。 ■演出組作品理解と舞台制作の基本事項についての学. 機能スポットライト・ウチダ、 DH-150KS2-3504989、及び調光室100ホールのライト)の使用説明O. w. 楽譜を併せ見て台本に照明プラン考察し、書き込むよ. ・全員で楽譜を見る。 (音楽組の演奏を演出組の楽譜を 見ながら聴き、劇全体の構成を把握させる。. う指示。 (写真3). 104.
(5) 教員養成大学における「総合演習」の試み. 蝣 . 蝣 ′ ▼ ′. (図1)メトロポリタン歌劇場の透視図. (図2)俳優座稽古場の図 105.
(6) 野本立入保坂博光高見仁志. ・大道具、小道具、衣装係に、八角堂で簡易で効果的な 演出を行うために、それぞれどのようにすればよいか、 また何が必要かを考え、次回、結果をまとめて報告す るよう指示。. t・Tを絹叩. かっば、かっぱ'かっはは不息綴なけだものだ。. 地唄. いつも深い水の底1.-)っそりかくれているけれど'. 頭のてっぺんに皿がある。皿の中には水がある.. ときにはおかにあらわれて'人をさんざんたぶらかす。 だがしかし'誰も正体見ていない。. さてこれはへ人をだましたいたずらかっぱの物缶。. 気はやさしくて力持ち。沼の中では'ヘン、い. 河太郎rわしはかっばの河太SF.すまいは、疎い沼の中。. い男。ほれっはいのが王にきず。﹂. 106. 材加朋aEfaMS潤秘ITMIWf3a:ra3月Efi. (写真4)作製した舞台模型. 第5回5月15日 表音楽組音楽稽古 ・前半は、キャストは野本の指導で音楽稽古。日本語の 持つ語頭アクセントの特色を理解し、言葉を明瞭に発 音するよう注意を促す。ピアニストは二人一組で合わ. 地取. F:. (写真3)スポットライトの使い方を確認. ^3E^田腰間'lT na TirrnヨPSSS臼BE毛. ていない。. コin*it:<jgサl辺aiE問lXJE児EMW'^1藍iII凹. 日日ri-i-iM-inj-i同軍twHsXaBi. 河太郎rなかなかどうして'人間どもをたぶらかすのは. お花rわたしは'fEのほとりのあばらやの'しがない田. asssREI3暇. 舎娘です。いつ・J}日暮れのひととdJを、岸辺に立. 高大郎﹁またうたってるなお托坊が﹂) mm調iGPiKiBgggar. お花rわL'しはもう十六。いい人がほしいの。﹂ お花r沼かわすのな-のをさ-と'およめにゆきたい。 K^'.i*mr.TFnwiF.&Mi. おむこさんがほしい.J. ^DEiSl臼も昭はP.'Mf-]旧KMjKi菖喜. 与作rわしは打の盲姓のせがれです。すっかり'お花に. いた。勇気を出して'これ'お花坊.J. 思いきって'打ち明けよ-。ここに放れて持って. (図3)作製した台本の第1ページ. せ練習を行う。. ・後半は、逆にキャストに個人練習をさせて、ピアノと 指揮の合わせを行う。. ■演出組演出プランの作成. ・大道具係が背景についてのプランを提案。紙に書いた 数枚の絵を下手から上手へスクロールさせ舞台転換さ せるという、大変おもしろいプランだったが、両サイ. 上、紙の大きな絵をスムーズにスクロールさせること. ドにスクロールさせる為の2m近くの円柱が必要な. 困難なため却下O替りに実技センター保有の縦型パネ. ル(180craX90cm) 4枚の裏表を使って背景を転換す.
(7) 教員養成大学における「総合演習」の試み. るプランを採択。次回までに、下絵、舞台模型(方眼 紙に舞台-八角堂の縮小図の上に、ピアノ、パネル、 岩寺の模型を配置できるようにしたもの)等を作り、 その配置を考えるよう指示。 (写真4) ・小道具、衣装係がリストアップした小道具・衣装のチ ェックと追加を指示。 (小道具・衣装係は、あまり多く の仕事がない為、以後、大道具係に吸収。) ・照明係は前回に引き続き、音楽稽古を聴きながら照明 プランを立てる作業を行う。 (4)第3段障 第6回5月22日 ・授業の冒頭で音楽組、演出組とも全員集合し、保坂か らおおまかな演出プランの説明を行う。前回指示して 大道具が作成した舞台模型を使って、舞台装置、背景 の転換と、キャストの舞台上のおおまかな動きを説明。 また背景について、下絵も見せながら、パネル4枚を 使用し、表面には沼とお花の家の一部を書いた絵、裏 面にはお花の家の絵を描いた模造紙を張り付けるプラ ンについて説明。その後各組に分かれて作業を行う。 ■音楽組荒立ち稽古 ・キャストは保坂の指導で荒立ち稽古を行い、おおまか な演技(舞台上の動き)をつける。伴奏なしで、各自 歌を軽く口ずさみながら行う。 (写真5). (写責G)背景製作作業のようす た下絵を実際に描いていく。模造紙を準備し、ガムテ ープでサイドを補蛍する作業の途中で終了o (写真6) 第7回5月29日 〃音楽組荒立ち稽古 ・キャストは保坂の指導で、伴奏を伴って歌を歌いなが ら、前回つけたおおまかな動きを確認。 ・その後、野本の指導で再度音楽稽古を行う。まだ完全 に暗譜できておらず、動きがつくとどうしても音楽が おろそかになる。 ■演出組道具類の製作など ・照明係は前回に続き、キャストの動きに合わせた細か い照明プランについて検討を行うo保坂からスポット を使った人物の追い方、絞りや色あいの決め方等を指 導・指示。音楽を聴いたり、動きを見たりしたあとで、 人物を追ったりスイッチを入れたり切ったりするた め、タイミングが遅れがちになることを指摘し、音楽 と人物の動きを頭に入れ、あらかじめ準備して照明を 当てるように注意を与える。 ・大道具係は前回に続いて背景の製作作業を行う。並行 して岩の製作にとりかかる。岩は新聞紙を貼り合わせ たものを2つ作り、適当にしわくちゃにして、上手、 下手のピアノ等にかぶせるようにする。. (写真5)荒立ち稽古のようす. 第8回6月5日 ■音楽組荒立ち稽古 ・キャストはおおまかな動きの最終確認。特に音楽と動 きのタイミングについて注意を与える。まだ暗譜が完. ・ピアニストは合わせ練習 ■演出組道具類の製作など ・照明係は始まりと終わり、舞台転換時等のおおまかな 照明プランの作成を終えたようなので、さらに歌い手の動きに合わせた細かい照明プランを立てさせる。キ ャストの荒立ち稽古を見て、舞台の人の動きを観察さ せ、照明プランを台本と楽譜に書き込んで行くよう指 示。. 全でなく、考えながら歌い動くので、歌詞の内容と表 情、動きが-致せず、音楽のリズムまで狂ってくるの で、動きの中でも指揮者のタクトを視野にしっかり入 れておくよう指導する。また、音楽のリズムに合った、 タイミングの良い動きにするにはどのようにすればよ いか等について注意、指導を行う。 ■演出組道具類の製作など. ・大道具係は模造紙、ガムテープ、墨汁、筆等を用意し、 ホール前玄関で背景製作作業を開始。模造奴をパネル (180c X90cm) 4枚分の大きさに貼り合わせ、用意し 107.
(8) 野本立入保坂博光高見仁志. ・照明係は舞台上の人物を2機のスポットで追うタイミ ングをとる稽古、色の調節などの確認。また音楽の場 面転換に合わせて地明かりを転換するタイミングの確 認を行う。. ・大道具係は背景と岩の製作作業を続ける。 ・照明係は音楽とキャストの動きに合わせた光の転換、 追跡などの練習。色合いが少々違う場面があり、指摘 したところ、在庫のゼラチンの種類が少なく、微妙な 色合いが出せないので、次回までにダンス部か演劇部 等から借りるとのことであった。学生自身が積極的に いろいろと考えていることが分かった。. 第10回6月19日 ■音楽組立ち稽古 ・キャストはさらに細かい演技へ。保坂からそれぞれの キャラクターを説明。キャラクターと心理状態をどの ように表現して行けばよいか指導を行う。依然暗譜が. 第9回6月12日 ・介護体験実習等で授業を欠席する学生もいて、計画ど おりに進行できないという問題がだんだん顕在化して. 完全でなく、細かい演技・表情を出そうとすると、音 楽が落ちてしまうことが多い。音楽と動きと表情を一 致させることの難しさを感じているようだ。 ・万が一、キャストの歌がずれてしまった場合に、ピア ニストと指揮者の間でどう対処するか検討する。 ■演習組道具類の製作など ・大道具係は背景2 (お花の家の中)の絵を作成。 (写 真9). くる。. ■音楽組立ち稽古 ・キャストは本格的な立ち稽古に入る。おおまかな動き から、細かい演技の練習へと移行する。合唱(地唄) を歌う時の所作と音楽のタイミングと宴会部分の踊り など、登場人物が同じ動きをする部分の振り付けを中 心に行う。 ・ピアニストは音楽の転換点で指揮とあわせる部分を確 認。また転換後のテンポ設定を確認した。 ■演出組道具類の製作など ・大道具係は背景1 (沼のほとり)の絵を製作。あえて カラーにはせず、塁汁を使って、濃淡をつけ墨絵風に 描いていく。 (写真7および8). (写真9)背景2お花の家の中 ・衣装を少しずつ用意し、足りないものをどうやって入 手するか検討する。 ・照明係は濃淡の違うゼラチンを演劇部から入手し、ス ポットの色合いの調整を行う。 第11回6月26日 m音楽組立ち稽古 ・キャストは演根の細部を確認し、より心理的な表現の ための動作を練習するO前回行ったキャラクターの説 明が一人一人の動きや表情に少し出てくるようになっ た。さらに自分のセリフだけでなく、相手のセリフと 音楽、動きや表情表現に応じた(受ける)演指につい て説明、指導を行う。 〃演出組舞台転換の練習など ・大道具はほぼすべての道具類の作成を終え、立ち稽古 に合わせて、パネルを裏返して背景を転換するタイミ ングを確認。ぐっと舞台らしくなり、雰囲気が盛り上. 108.
(9) 教員賛成大学における「総合演習」の試み. 所が見られたため、本公演までに再度ピアノを使って 確認を行うよう指示した。 ・一組目と二組目の間に衣装の引き継ぎがあるため、時. がる。 ・保坂から、大道具係の中から、特に美術コースの学生 にポスター製作を指示。パソコンを使って作成するこ. 間がかかり過ぎないよう注意する。 ・ポスターが仕上がるo河童のキャラクターがことのほ かよく出来ていて、みんなから歓声が上がる。早速カ ラー・コピーをとり、学内各所に掲示するよう指示。. とになった。 ・照明係はキャストの立ち稽古に合わせて照明操作の練 習を行う。. (図4) ・いろいろな局面で、最終的の本公演に向けて盛り上が りが目に見えるようになり、期待が高まってきた。. (5)第4段階 第12回7月3日通し稽古 ・いよいよキャスト、スタッフ全員での通し稽古を行う. ・キャストはまだ歌、演技とも不安なようすで動きもぎ. (6)公演 第14回7月17日公演本番 ・昼休みを使って、確認のための適し稽古を行う。時間 がないので、ダブルキャストを同時に舞台にのせ、ピ アニストは前後半を半分ずつ担当する。キャストはそ れぞれ個人練習をがんばってきたようで、前回のG. p.のときより音楽も演技もきびきびしている。多少 不安は残るが、本番での緊張感に期待する。いよいよ 本番は4時眼目である。 ・ 14時50分までに再度全員集合し、一斉に準備にかかる。 照明係は器材のセッティング、大道具係は舞台装置の セッティングを行う。すでに何度も操ってきているの で、手馴れたようすで、淡々と作業をしている。キャ ストは衣装を付け、出番を待つ。 ・そうこうするうち、ポスターの効果もあってか、ぞく ぞくと観客が集まって来る。学生に混じって教官の姿 もちらほら見えてくる。芸術系を中心に大学院生も来 ているようだ。 ・15時10分、一組目の本番がスタート。キャストは少し 緊張気味ではあるが、大きな失敗もなくそれなりに自 分なりの表現を精一杯やっている。ピアニストの音楽 の運びもスムーズで指揮者とのコンタクトもよく取れ ている。 (写真10) ・ 15時25分、一組目の演奏を無事終了。衣装替え等のた め、若干時間がかかることを観客に告げ、二組目の準. こちない。 ・スタッフも照明の転換のタイミング、背景の転換のタ イミングなど、まだまだミスが多い。 ・終了後、キャスト一人一人の動きの注意点を指示。ま たスタッフにはパネルと照明の舞台転換のタイミング を再確認。 ・衣装について調達状況を確認。小道具の確認。河童の 頭貞の制作を指示。 第13回7月10日G. P. (総練習) ・衣装等もすべて本番どおりに、 G. P.を行う。 ・一組目ではまだ照明の転換等に若干の不都合があった が、二組目の準備の間に再度確認作業を行いうまくい くようになった。 ・キャストもようやく動きのぎこちなさが取れ、演技に オリジナリティが見られるようになってきたG ・音楽面では演技に没頭する余り、音程を外しやすい箇. J'す,. A. デ勇一′選が瑚祷濫鋤裏葱. (写真10)公演のようす. (図4)作製したポスター. 109.
(10) 野本立入保坂博光高見仁志. 以下は公演終了直後に行った反省会で語られた、学生た ちの感想である。 ・緊張して間違ったけど、いい経験になった。 ・照明を担当したが、知らなかったことを勉強できて良 BESS ・みんなが仕事をしている中で、自分はやれているかな と不安に思ったが、やり方を知って、それなりに仕事 をこなすことができた。 ・自分としてはよく頑張れたと思う。 ・スポット照明の担当だったので、みんなの姿がとても よく見えた。みんな頑張っているなと思った。 ・感動した。みんなで協力してやることができてよかっ た。 ・たくさん観客がいて、友達にも見てもらえて良かった。 ・専修コースの枠を越えて一緒にやれて良かった。 ・大変だったけどやって良かった。パネルの裏側にいた ので、舞台がどうなっていたか見てみたい。 ・公演を終えて、自然に「おつかれさま」と言い合えた ことが良かった。 ・照明の担当だったが、プランなどについて、みんなと いろいろ言い合える仲間で良かった。. (写真12)公演のようす. ・みんなの底力に驚いたO貴重な体験ができた。. 備に入る。 ・15時35分、二組目の本番をスタート。キャストは前の 組を見ていたせいか、いっそう気合いも入っていて、 表現もこれまでになく積極的である。スタッフも正確 な作業でキャストをサポートしている。観客も集中し て見入っており、時折笑い声も聞かれる。演じる側も 手応えを感じているようだ。 (写真11および12) ・ 15時50分、二枚目の演奏を終了。観客に感謝の意を告 げ、公演の幕を閉じる。 ・全員で会場の後片付けを行う。キャストは着替え。 ・簡単な反省会を行う。まず保坂、野本から、授業の目 的は充分果たされたこと、全員がよくがんばって、本 番の舞台は成功したと思う旨の講評を行った。引き続 いて学生全員が一言ずつ感想を述べたのち、演出補佐 として、授業をサポートしてきた高見から、現職教員. ・背景作りは独断で進めた部分もあったけど、最終的に はみんなでやれて良かった。 ・今日は完成した姿を初めて見たが、とても良かったと 思う。 ・舞台はすべてのセクションが大切だと思った。 ・個人的に練習が足りなかったが、授業時間外にもみん なで練習してくれて、とても感謝している。みんなが 協力したからこそできたのだと思う。 ・緊張した。みんなで一つのことが出来るのは良いと感 じた。 ・みんなで一つのものを作っていく苦労、大変さがよく 分かったし、その面白さも感じることができた。 ・キャスト以外の、裏方さんの苦労がよく分かった。ど の仕事も、一つ欠けてもだめなのだということが分か sta ・時間がなくて、焦ってしまって大変だったけど、全員. の立場から感じた今回の授業の成果について話があ り、最後に学生の頑張りに対してねぎらいの言葉があ った。. で本当に協力して出来たと思う。最高。 ・最初はできるのかなあ、と思ったけど。終わってみて とても充実感があった。 終了直後ということもあって、おおむね肯定的な意見 が多く、なおかつお互いに協力して今回の公演を作り上 げたということに対する達成感を表す言葉が多く見られ. 第3章アンケートについての考察. る。しかし、最終的にはこのような首定的な感想を持つ ようになったものの、その過程では、第2章で見てきた. ( 1 )公演終了直後の学生の感想 IB.
(11) 教員養成大学における「総合演習」の試み. 闘 2 問 3 開4 l 最 終 的 に どん な オ ペ レ ッタ に仕 上 げ た そん な オ ペ レ ッタ にす る ため 自分 で は . 日 自分 が糠 亀 に して い る こ と は何 で 今 日の 尊 慮 は養 成 で きま したか ?. H 学生. 役 名 (倭 ). No.. いですか ?. どん な 且. を持 って い ま すか ?. すか?. (農 不 同) 1. お花. 散 じ やな くて 、 - " こし たい .. ま r 、 も . ん と t k える よ , にな って 、 着 せも J = つ とで も 正確 に取 れ る よ う に 歌 は もち ろん 、 ち ゃん と歌 わ な けれ .∫ それ か ら 1 枚 に な LJ さ れ る よ うに な IJ な りた い . 少 しで も r お花 」 を つか み た いで す . な らな い けれ ど、 そ れ よ り、伝 える こ た いで す. とを 大 切 に して い と た い と思 い ます.. 2 3. 河J l涌 大都. 台詞 の M き取 りや す いオ ペ レッ タ.. 青 を鷺 え る.. ま だ まだ .. お っ母 さん. 先 生 方 や 駐 生 さん が や って い た もの に 偉人 の 充分 な 繍 雷 とみ ん なの 協 力 l. と りあ え ず、 辛 くd 意 す る. 自分 の ,t l トの 音 を取 れ るよ うにす る. 自分 で は 青 を取 って とた つ も りだ った. 少 しで も近 づ ける よ う に した い.. こ と.. けれ ど、 責 離 歌 ってみ て 、 す ごく鞭 し か った .. み ん な が ま しめ る も の4. お っ母 さん. 薫 しそ うな もの .. しっか り、 自分 の/ I - トはで きる よ う 少 しで も 書 が とれ る よ う にな る.. 何 とな く曲 の流 れ は 分か っ たけ ど、 音. ス ト- リー q 分 か りや すい 蝣 b v .. に し、 青 や歌 隅 が分 か りや す いよ う. ほ とれ な か っ た.. に Ⅰは つ ! t) 歌 い たい と 思 う. ま た、 身 ぶ りな ど も入 れて い きた い .. 5. ビフ ノ. み ん な で 協 力 して 最 高 のオ ペ レ ッタ に した い .. 自分 の 後 納 を量 たせ る よ う に 、嶋 I 杯 - 日で も 書 く Ⅰ最 が さ つ と入 n * J: 5 がん ぱ I} たい で す. な ピア ノ が 弾 けた らい いな あ と 思 い ま. 時 師 が 少 な いの で 、 そ の 中で 、み ん な. チ. 間 違 わ ず に も うl 人の ピア ノの 人. で 協 力 して 、 邑 しく . 仲 を澱 め なが. と も しっ か り合 わ せ られ るよ うに した. ら、 が ん ば って い い オ ペ レ ッタ がで き. い です .. た らい い な あ と患 い ま す. ピア ノを 聞違 え な いよ う,= す る こ と.. 奮 読み .. 6. ピア ノ. 糞 しい も の.. 7. ビフ ノ. 糞 しそ うな 、奮 資 的 に は充 分 で な くて で も ビ7 ノ なの で 、 ビ7 ノ が つま る と 今 日は - 入 線 雷だ と思 って い た の.P 、. 出来 な か っ た ので 、 次 か らは偉 人 で技. も、 見 た 目で いい 感 じに ! !. 曹 して か ら奮み ます .. 歌 が教 え な くな るの で 偉 人韓 管 を しま 雷 が とれ る よ う に ( 多 少 .まつ ま つて チ.. ち ) しよ うと思 って い た け ど、 歌 と合 わ せた の で ぴ つ く LJ L ま した . 全席 青 が とれ な < て や ば い で した .. 8. 与作. しつか IJ 書 取 り をす る.. r総 合 的 な 竿 曹 j とい うこ とで 、 い ろ 敵 と* a % 鼻 譲 る .. 出来 な か った .. い ろな 系 の 人 が集 ま って い るの で 、そ れ ぞれ の I fi tf . そ れ ぞれ の 栓 に おい て果 嬢 で き る よ う に した い.. 9. 帽. レ ベル 的 に最 上の もの を 目 撮す J : リ. E l隅 と して の仕 書 は きち ん と こな し、. も 、み ん な で 仲 良 くL 見 て いる 人 に も いろ んな 人 と範 を しな が ら協 力 して. どんな 照 明 に す るか 喜 、 奮豪 を 漉 きな b fち奪 え る .. その 雰 d l気 の 良 さが 分 か る よ うな 感 じ 作 って い き た い. が い い. で も 決 して 、 中 途で い い わ け で は な い. ー0. 無 !己入. 凄成 感の あ る オ ペ レ ッタ .. 自分 に与 え られ た 仕書 は 責 任 を掃 って 糞 出 をみ ん な で考 える .. やや. やる . 1ー. 12. 13. 照明. 大道具. 大道員. み ん な (見 て る 人) に分 か りや す い も 照明 なの で . 気 持 ち の変 化 と か せ 、豪. どんな 照 明 が い いか †. の.. せ た らいい と思 う.. 潰 れ を瞳 い て イ メー ジ す る.. や って いて 糞 しい もの に した いで す.. で t る罷 り 自分 か ら着 加 して い き たい 舞 台 の糞 鮪 を考 えた い .. 詳 しく は決 ま ら なか った けれ ど、 こ れ. と患 って い ま す.. か ら の予 定 P ,か な り決 ま った.. 小 学 生 く らい の 子で も最 後 まで 糞 しん 脊 真 部の 線 子 を竃 離 し、 そ れ に合 わせ パ ックの J t 色 を ど うや って 回転 さ せ る 来 週 ま での 尊 慮 にな った. で 見 れ る よ うな もの .. て や って い く こ と.. か?. 予 算 が無 い中 で 、私 観 か ら作 り上 げて い っ て 、 手作 りの優 し い虚 じb 出 せ た ら 、 と 思 う. と りあ え ず. や り残 しの 無 い よ うに し たい. ー4. 大道具. 王 は 軟 と か にな る け ど 、小 さいJt 缶 の 全 力を つ くす . み ん な で協 力 .. 各々 考 えて t た 蒙 古の 秦 を 出 し合 い 、. わ リに 、 迫 力の あ る 本櫓 的 な もの に し 出演 書 の 人 にな るべ く i- 足い ける や り い ろん な 食い 所 を 取 り上 げ る. や すい 蝣 a * つ くる .. たい. 15. 大il 泉. 青 葉 も 漏 出 も一 線 に な って 、 青 果鯛 を 八 A 量 の特 徴 を うま く 利用 して r 河J. 鵬の l} ズ ム に合 わ せて 、車 台 の セ ッ ト. 覆 」の 世 界 t -作 れる よ う に 、 やれ る だ を どの よ う にす れ ば 農い か と い う糠 揚 や りた い . 機 雷 の み んな が 、 r i可J l揮 」 の t! 界 に け の こと は精 一 杯や りた い です . i ,、み んな で も し合 う. 入 れ る よ うな書 3t M . 16. ー7. 照明. 開明. み ん な が 套 しく濃 じ られ る雰 粛気 作 IJ 同 じ役 の 人 たち と協 力 して や って 、 本 繁 の 内容 にそ った 暗 明 を考 え る.. まだ ま だ で すが 、 色 とか 決 ま り出 した. を した い . 最後 、 観 て くれ る人 に も分 書 で は、 一体 虚 を 出せ る よ う に 、輝 明. ので 、 良 いで す .. か りや す いJ I にな れ .f い い と思 う.. を しつか tJ こな した い .. み ん な が 見 て いて. 自分 が糞 しんで 緑薫 に出 る .. r お も しろい j と恩. う もの を 作 りた い. r オ ペ ラj つて い うか た 苦 しい も ので. 曲 の舞 曲 気 をつ か ん で 、 照明 の イ メ l. だ いた 川 ま ‥. ジを奪 え る.. で も前 も って あ ん ま り考 え てな か つた. .. か らタ メ か も. 次 は も うち ょ っ とが ん ば りま す.. は な く、 r 歌 って 嫡 つて j とい う果 し い もの に した い. l8. ビフ ノ. 由i 自 お か しい オ ペ レ ッ タ.. ピア ノ を完 成 させ る.. で き るだ け敬 に合 わ せ て ビ7 ノ を 弾 く で t ませ ん で した . 練 習不 足で す . こ と.. (表1) 5月1日に実施したアンケートの回答 illl.
(12) 野本立入保坂博光高見仁志. ように、難しい課題や作業の遅れなどの苦しい状況も経. キーワードを使って表現しているものが総数18のうち半. てきている。そのような中で学生たちはどのように目的. 数におよぶ9例あった。(表中の3、 4、 5、 6、 7、. をとらえ、また、どのように感じていたのだろうか?. 12、 13、 16、 17。以下同様)また、それに類するキーワ ードとして、 「おもしろい」という言葉を使っているも のが2例あった(17、 18)そのうち1例は同時に「楽. 2) 5月1日に実施したアンケートについて 次に、 5月1日(授業第3回)に実施したアンケート. しい」というキーワードも含んでいるので、回答者18人. について考察してみよう。このアンケートはオリエンテ. のうち10人が、今回のオペレッタ制作において、 「楽し. ーションとミーティングで、授業の概要が示され、各々. い」、 「おもしろい」ものを作りたいと望んでいることが. の役割分担が決定して、実際の作業に入ったところで実. わかる。. 施した。. また5例(1、 2、 9、 13、15)がいずれも観客に伝. 質問の内容は以下のとおりである。. えるということを重視する内容を含んでいる。これらの 回答からは、学生たちが、表現ということについて憩い. 間1最終的にどんなオペレッタに仕上げたいです か?. 意識を持ってこの授業に参加していることを読み取るこ とができる。. 間2そんなオペレッタにするため自分ではどんな目. さらに同じ質問では6例(5、 8、 9、 10、 13、 14). 標を持っていますか?. の回答から、今回の授業が共同作業であることを意識し、. 間3今日自分が課題にしていることは何ですか?. 重要な目標と位置付けていることがうかがえる。. 間4今日の課題は達成できましたか? 間2 「そんなオペレッタにするため自分ではどんな目. このアンケートは授業の最中に配布し、授業の最後に. 標を持っていますか?」という質問に対する回答では、. 回収した。欠席の学生もいたため、回収数は全履修者数. 質問の趣旨から、当然ながら、各自が自分の役割をどの. には-致せず、 18であった。回答の内容は衰1のとおり である。. ように果たしていくかというビジョンが示されているわ けだが、その中に、 「協力」というキーワードを含む回 答が4例あった。 (3、 9、 14、 16). 間1 「最終的にはどんなオペレッタに仕上げたいです か?」という質問に対する回答では、 「楽しい」という. [コ呂至二J-j^Mf呈三二a二EJS. (3)公演終了後のアンケートの内容. 公コ■■TN,アンケ-ト. に匿〕S.^fSLBSEBSEいtf&'iTy** ・この公恥うまくいったと患いますか? 蝣;. t. n^^^^^mm. STsBE閤・一- 」3733ESi!ロコ潤は≡王SMitiロEH!pEah. n. i Em 【提言・3MF*>TJ5gff3)jE. ・あなた加巾か仕T (役)で.輔に良くやっていたとJlうものをあげてくださLヽ. ・キャスト(改名: ) ・ビ7こスト(I 10 ・大jin.. sx. nsnJmi<閤. RFniB^E-一指BS弓iSSE -…蝣I l l皿BS -mm. ら FifrTjg.jyJ. JRgj院主コ間[U55VDPk<*.-f4P. 31 g乱と」ifspgいaxttTxr. L五三SEO. Mォi *.iffiWIM'MAgKE SSIR33E閤-E-- qia巴E3!&II^^S- FII.1H.HF互コH3 トmfi't VtisFLi imilv,昌ヨul■印EMHSEflfld 旧に印EHa呂I-一一PHSfflEiB -^サ::H四つ;ロI 'S/iS ニgZ昭吾-J-Bri「 ESSP言L』n i?vija***f牀iiai. EWirapmコPESにES由iSiS.St. rjjjjj昌一-^KH盟K3弼. ・その仕事(裡)は■しかったですか? JLしかった=--どちらでもないしくはなかった. 7この投薫に事J]して思ったことを自由に●いてください.. iszs□ rr.'MW Fcatf'iflH的u且Finara asaIロPEBS^^B一指UB5SSPl!ロ-→- lOI/J!nE55S33 - EsS朝]日間C ESS㌫Ult-ISSHsrii昭il SSIトm*M3 --F=l望iiIヨKSTJ^E-- iETHC^2?5jS33 1そのtt事(役)をやって良かったと患いますか? I.-I/CM --i-畢E39337!Pln. 4あなたはどうしてこの嫌に事加しましたか? (二つまで事ぷ) EEJJJ巨叫-亀tni9mリExaロil PLこ更iEiCE. HE酢W rt^'jK,】 EZ EEESリHBこE!ヨFJT3 ・棚I■についた時に役(こ_立つと患った ・墓菊系の礫土だったから L問[gfjjfaiいものr.iOT.gT.Jπも こHflKHJEiaa. I. ****▲両もl己大してください****. (図5)公演終了時のアンケート 11・>.
(13) 教員養成大学における「総合演習」の試み. 公演終了後には、先にあげた終了直後の反省会におけ. ている。キャスト、ピアニストは全員が「難しかった」. る発言とは別に、あらためて図5のようなアンケートを. と答えており、仕事の困難さを伺わせている.一方、. 実施した。このアンケートでは、公演本番も含めた授業. 「どちらでもない」、 「難しくはなかった」と答えた4人. 全般について、学生の意識や評価をたずねるものとなっ. は大道具係が3人、照明係が1人だったが、この質問に. ている。. 対しては本人が前もって身に付けている、その仕事につ いての知識や技術が大きく影響していると考えられるの. 質問の目的および意図は、以下のとおりである。. で、必ずしも、これらの仕事が他の仕事よりも簡単だっ たと結論付けることはできない。. 間1は担当した役割についての質問である。. 2つめの、 「その仕事(役)にはやりがいがありまし. 間2は自分の担当した役割のなかで、どのような仕事. たか?」という質問には17人が「やりがいがあった」、. (作業)が発生したかたずねる質問である。. 残る1人が「どちらでもない」と答えており、ほぼ全員. 間3は自分の仕事についての質問である。それぞれ、 「そうである」、 「どちらでもない」、 「そうでもない」の 3つの選択肢から選んで回答するように求めた。 1つめ. が自分の仕事にやりがいを感じていたことが分かる。. の質問は自分にとってのその仕事の難易度、 2つめの質. 思いますか?」という質問には13人が「十分にできた」、. 問はやりがたい、意義を感じていたかどうか、 3つめの 質問はその仕事に関する達成感、 4つめの質問は自分と. なかった」と答えている。 「どちらでもない」、 「十分に. しそ、その仕事の成果を感じているかどうかについてた. できなかった」と答えた6人のうち、 5人までがキャス. 一方、 3つめの、 「その仕事(役)を十分にできたと 3人が「どちらでもない」、同じく3人が「十分にでき. ずねている。. ト、ピアニストであり、間3の一つ目の質問と合わせて、. 間4はこの授業を受けようと思ったきっかけをたずね. 自分の仕事は困難で、なかなかうまくできないと感じて いたことが分かる。. ている。その他を含めて7つの選択接の中から、 2つを 選ぶよう求めた。. 4つめの、 「その仕事(役)をやって良かったと思い. 間5は公演本番についての質問である。 lつめの質問 は公演全体の評価をたずねている。それに対して2つめ. ますか?」という質問には、無回答の1人を除いて、回 答した17人全員が「良かった」と答えている。つまり、. の質問は、自分自身をどう評価しているかをたずねてい. この授業に参加した学生のほぼ全員が、今回与えられた. る。そして、 3つめの質問は自分以外の、とりわけ他の 役割を担っていた人たちをどう評価しているかについて. 仕事を、良い経験として位置付けていると言うことがで きよう。. たずねている。 間6は授業に対する評価についての質問である。 1つ. 同 3. めの質問は授業が興味深かったかどうか、 2つめの質問. その t ォ U B L か つ で す か ?. は将来の教員となった場合に生かされるような体輝を含 んでいたかどうかをたずねている。また3つめの質問は、 この授業の目的の1つである、共同作業によってひとつ. ■. ど. し カ、. ち. し. ら. く. 蝣 3 た. で ち. a 也. If. tl. IT. あ. い. つ 氏. つ た. い. のものを作り上げるという活動を通して、その喜びを体. 蝣. あ な た の 仕 事. そ の 仕 Ⅰ に は や ') が い が あ .} ま し た か ? や リ カー い. ど. 14. 2. 2. 1 7. に つ い て た ず ね ま す 。. 十 の ォ t ォ 牀十 分 に で き た と 患 いま す か ?. そ の 社 . を や つ て よ か I, た と 思 いま す か ?. や. 十. ど. 十. Jl. ど. 良. ■. ち. Lj. #. か. 〟 い. に で. ち ら. サ. ら で. に で. .ラ 7t. ち ら. く な. 巨l Jt. か. t. は. な. 衣 か. き cf. で ち. で t, な い. 1. 0. * 衣. な. か. .つ た. い. ラ. っ た. 験し、問題解決能力を養うということが達成できたかど うかをたずねている。. (役 ). た. 12. 3. 3. 17. 0. 0. 1. 間7は自由記述で、この授業全体を通して感じたこと. (表2)間3の回答. を自由に記述するよう求めている。 (4)終了時アンケートの集計結果とその考察. 間4あなたはどうしてこの授業に参加しましたか? (図6) この質問には「その他」を含めて7つの選択肢の中か ら一人につき2つまでを選んで答えることとした.また、 「その他」を選んだ場合には、具体的にその理由を記述 するよう求めたO結果は、 「オペラやミュージカルには もともと興味があった」、 「芸術系の授業だったから」を 選んだものがそれぞれ10人ずつでもっとも多かった。 「芸術系∼」を選んだのはいずれも芸術系(音楽、美術) に所属する学生である。このことは、この科目(総合演. このアンケートは公演の翌日に配付し、その後数日か けて回収したのだが、履修生全員から回収することはで きなかった。最終的な回収数は履修生22人のところ18通 にとどまった。以下、それぞれの質問の回答について考 察してみたい。 間3あなたの仕事(役)についてたずねます。 (表2) 1つめの、 「その仕事(役)は難しかったですか?」 という質問には14人が「難しかった」、 2人が「どちら でもない」、同じく2人が「難しくはなかった」と答え 113.
(14) 野本立入保坂博光高見仁志. 開 5. 閉 6. 公 演 を 終 え た 今 の 気 持 ち に つ い. こ の 授 業 につ いて た ずね ま す。. て た ず ね ま す 。. この 世糞 の 日篠 の 一 つ. こ の 公 演 は う ま く あ な た の 仕 事 は 本 番 で ま く い き ま し た か ? い つ た と 思 い ま す か ? う ラ ま く い つ た. ど ち ら で ち な い. ラ ま く い か な か. ラ * く い つ た. ど ち ら で ち 衣 い. っ た. この授 業は お も しろ か った です か ?. この 程 集 は将 来 教義 に つ い た 時 、役 に 立つ と 思 い ま すか ?. は共 同作 業 を知 る とい ラ こと です . その 目標 は 達成 で き た と思 い ま すか ?. ラ ま お ち. く い か な か. し ら か つ た. ・ D た. ど. お. 役. ど. 役. ち ら. ち. に 立. ち ら. に 立. つ と 息. で ち な. つ と は. ラ. い. 盟 わ 也. で ち な い. し ち く な か つ t. で き 氏 と 患 ラ. ど ち ら で ち . い. で g た と 思 わ な い. い. 16. 2. 0. 13. 4. 1 16. 2. 0. 17. 1. 0. 18. 0. 0. (表3)間5の回答 (表4)間6の回答. 普)が各係(講座)ごとに設けられているため、自分の 所属する系の授業を優先的に選んだ、という事情を示し. 外のほぼすべての仕事について、よくやっていたという. ている。. 評価をしている。このことは、学生たちが、このような. 次いで6人が「将来教職についた時に役に立つと思っ. 舞台作りにおいては、いろいろな役割が、そのどの一つ. た」と答えており、この授業に対して、将来の教員とし. をとっても欠くことができないものだという認識を持っ. て実力養成に直結することを期待しているという傾向を. たということを示していると言えよう。. 示している。 またこの質問に対しては「その他」を選んだものが4人. 間6この授業についてたずねます。 (表6). おり、それぞれ「楽しそうだったから」、 「おもしろそう. 1つめの、 「この授業はおもしろかったですか?」と. だったから」、 「劇を今までやったことがなかったから」. いう質問には16人が「おもしろかった」と答えている.. 等と答えているが、中には「みんなで協力して頑張るこ. また残る2人はいずれも「どちらでもない」と答えてお. とが好きだからです」と答えているものがあり、目を引. り、 「おもしろくなかった」と答えたものはいない。 2つめの、 「この授業は将来教職についた時、役に立. 月IS!. つと思いますか?」という質問には、 17人が「役に立つ. 間5公演を終えた今の気持ちについてたずねます。. と思う」と答えており、残る1人は「どちらでもない」 と答えている。. (表3) 1つめの、 「この公演はうまくいったと思いますか?」. 3つめの、 「この授業の目標の一つは共同作業を知る. という質問には、 16人が「うまくいった」と答えている。. ということです。その目標は達成できたと思いますか?」. また残る2人はいずれも「どちらでもない」と答えてお. という質問には全員が「できたと思う」と答えており、. り、 「うまくいかなかった」と答えたものはいない。. 間5の3つ目の質問と合わせて、この授業が、学生が共. 一方、自分自身をどう評価するかという意味でたずね. 同作業の意味につt'、て考える一つの機会となったという. た2つめの、 「あなたの仕事(役)は本番でうまくいき. ことを示している。. ましたか?」という質問には、 13人が「うまくいった」、. 間7この授業に参加して思ったことを自由に書いて下. 4人が「どちらでもない」 1人が「うまくいかなかった」. さい。. と答えている。これは前の質問と合わせて、公演全体の. この問いはいわゆる自由記述なので、回答の内容は多. 評価は高いが、自分個人の出来についてはあまり評価し. 種多様である。 (表5)全体に、実際に取り組んでみて. ていないものが若干いることを示している。 3つめの、 「あなた以外の仕事(役)で、特によくや. 感じた、作業の困難さに対するとまどいと、授業が進む につれて感じられた共同作業の喜びを語る内容のものが. っていたと思うものをあげて下さい。」という質問には、. 多く見られる。また間5で見てきたように、公演そのも. 本来、役名など具体的な記述を求めたのだが、 「選べま せん。全員だと思います」、 「みんなよくやっていたと思. のの自己評価が高いこともあって、達成感についてのコ メントもいくつか見られる。. う」という2人の答えをはじめとして、全員が、自分以. 一方、この授業の問題点を指摘する回答もいくつか見. IE!.
(15) 教員養成大学における「総合演習」の試み. 初めは本 当に何をどうしていいの か分か らなか った. (轟兄 さんにす ごい助けられた) 先生が、前回とミ う解 明 (ゼラを持 っている人が休んでい 芸) 1S.O 芸禁 諾 .j 謡 芸 ; 豊 吉㌫ 監 禁 : 呈誓 ILl き宗芸警 謡 霊 禁 禁 雷雲呈禁 tT 芸芸書芸霊 芸.b 票 芸禁 票 け. 照. チ. とりあえず自分の ことで精一杯で した. 歌 と演技を同時に行 うことの雛 L, さがよく分か LJ ま した. 本書ではたくさんの人の前で歌えたことがとても 楽しく気持ちよかったです。全員の力ですば らしいものが出来上がってうれ しいです. どの仕事が抜けても完成は しなかつたと患います. 大道具さん の絵に感動 しました l さすが芸莫 ! この授集が甫綱で搬わつてしまうのがとても寂 しいです. また後金があればやってみたいです.. キヤ. みんなと最後 までできたことが、す ごく鎗 しかつたです. 自分からこの役 を希望 したのに、書取LJ が出来な くて用 L) の人たちに迷惑をかけて しまい ま した. で も建一人と して私 を雷める人はいな くて、漣 に多くの人たちに励ましの言責 をもらいました. すごく感謝 しています。公演前 日、不安だつ たけれ ど、当日になると、ここまできたらやる レかないと半分やけくそになっていたの も事実です. 本 書ではや っぱ L} 節違えてしまったけれど、す ご く感動 しま した. 全て鳥リの友達のおかげだと思います. 協力 して一つの作品を作り上げた喜びを久 しぶ りに虚 じることができました. これから先、 この軽験を生か して、最後まであき らめ ずにいこうと恩いました.. キヤ. 最初はど うな ることかと思 っていたけど、徐々に自分連の役割を責任をもってやることができたので本書はす ごくうまくいった. また、キャス ト以 外にも貴方の仕事がたくさんあ I) 、本 当にみんなの力が合わさって完成 したのだと鯵鋤 した. 私 はずつと/ tネル を回 していたので、一度もJh を見た こ とがなかつたのが残念です.. 大. 舞台 というもの をtまじめて この捜糞で軽験 した。舞台の作 t) 方、表だけでなく、義の仕事 の大変さ、漉 しさが 目に見えて分かった. その他にも全JL で作 ってい くことの醸 しさ、そ して全員で作るからこそ味わえる兼しさも経壌できて、本当によかったと思 う. 最初はめちゃくちゃでどうなるかと患いま したが、みんな空いている暗闘に一緒.: 合わせ て練習 したU して、励ま しあいなが らやつてきま した. 時 霊 謡 芸吉禁 宣豊 霊 呈呈去誓 悪霊 悪霊 = 霊 霊 霊 言霊禁 霊 芸禁 ; 悪 : 霊 孟票 r . * >u. ビ. ビ. がとうございました. 介護実習と重な っていたので、人手が足 IJ なくてしんどい畦が何度かあった. そして予算が まったく無か つた ことl- この二つが大変だ ったことだ. 賢 妄E0R 雲票 言霊 呈禁 孟霊 霊 霊 豊 悪霊 霊 宴讐 tT 芸芸這: 票.Y 言霊 去志 ま芸孟: 票£^T 票 呈票 霊 宝芸: 禁 霊わ. 大. えてよかった. いい経験ができた. あ りが とう= ざいました. 最初は本当にで きるのかち ょっと不安だったけど、捜象をやっていくにつれてみんなもまとまってきて、す ごくよい本書ができたと思 う。照明 5 人 芸禁 よ霊 .b よ霊芸霊 話 芸雲霊 芸霊 禁 三言急呈言言 霊 霊 霊 J霊 ; 霊書芸? 芸諾 ; 票 禁 ; ニ芸 禁 = 芸雪盲. 珂. ラ. お客さんもいっぱい来 て、実 って拍手をしてくれたので、すごく鎗 しかった. みんなと協力 してやるというのがすごい大書だと思いました. みんなの力が合わさってできることが よく分か I) ました. 兼 しか つたです。. ビ. は じめにこの r河童評」をするとい うのを知ったとき、自分が想像 していたミユl ジ力ルみたいなものと違っていたので少 し残念 に患 ったけど. 芸E= 芸L芸 呈芸霊 宝禁 誓 £芸芸tt . 完 芸霊 =1 芸,<t 芸言芸 :豊 富も霊 霊 霊 孟tg I票 霊 至芸, m m 誓 = 孟宗芸禁 禁 : :b 票 ぞ. キヤ. いって、とてもいい舞台だった. 感動 した。いい鰻譲 になったと思う. この授業で、それぞれの仕事をそれぞれの人がやって始めて舞台が完成するということを改めて息いま した. 例 えば大道具の人は本当にこの舞台を 支えていたと思いますl 背景か ら、岩か ら、いつも影で努力していま した. もちろん ピアニス トやキャス トの人 たちの努力も見てきました。す ごいと 思いま した. みんなに拍手 ! サイ コー ! ! 私ももつと何か努力できたらよかったのにつて思いました.. 照. 初めは面倒 くさい捜糞だな、とか、忙 しいのにみんなで象まって背景を作らないといけな いなんて ! , と患って少 し様々やつていましたが、背嚢が できて、キャス トのみ んなや ピ7 ニス ト、照明、もちろん先生方もみんな- 生貴命やつていて、みんなが一つのことを共同ですることの乗車らしさを 最後は実感する ことができま した. 本 当にこの授業 に書加できてよかったです.. 大. 最初は、お芝居の経嬢もな いの.= 、短 期間で 一本のお芝居が出来るのかとても不安だったけれ ど、当臥 本 当に上手 くいってとても兼 しくできて良 かつたです。そ して普段あま LJ 会葦のない違 う系の人たちとも同じ仕事をやることで安濃 できてよかったです. またこんな柵会があった ら書加 したい な、と思いました.. 照. 最初はど うなるか分からな かったけど、練習 していって、最後やつてみて、上手くいかなかったところもあl, たけど、みんなでtB 力 してできた H という感 じで、感動 しま L,た. とて もいい経験にな L} ました. これからもまたやつてみたいです. 最初兼鯵をもらったときは、ち JP んとできるか不安だったけどL 発表のときは一つの形にな ってよかったです。 様々な系の人選といろいろな柳 適 して一つのものが出来上が って良かつたです。大変だったけど兼 しかつたです.. キヤ. を. 初めは色とかを決めて工夫しよ うとS tみた けど、芝居 と合わないのか封下 されっぱな しで、鎌 になるとき もあ りました。でも、歌や ピアノの努力を iB くに感 じて、あと、毎週乗鞍なi! 具や衣裳 を用意 していて、私も何か しなさやという気になって本書 に向けて思い入れが養くな りま した。みんなで 何かを成 し遂げるとい うのは本 当に兼 しいな と改めて思いました。みんなが良かったー つて思えたのが嬉 しかつたです。 r 河童乱. という適材か ら学ぶ ことは多かった。 しかし、 閥 童凱. 熊. ではなく、自分達で親材 を選びたか った。また、ずつと歌 でつなが ってゆくの. キヤ. 2 回生にな リ、 一年前と違 い、専門科目が増え. 同じコl スの子.t か LJ と蟻をあわせる中、この授業は総合漬胃の芸術コースということで芸術系の 宝霊 霊 芸豊 吉.霊 禁 忌,= 芸呈芸詣 芸孟 禁 悪霊芸霊 監 禁 霊 宝霊孟霊 禁 禁 霊孟 票 票 ; 芸 <6 芸. キヤ. ではなく、セ リフと歌 と捕. 霊. キヤ. 方入 っているようなものをや I) たかった.. いことがよ く分かつた し、他の人た ちと知 リ合えた ことは、とて もよか ったと思っている. 捜裏が終わり、 とても寂しい気持 ちだ。 キヤ= キャス ト. ビ= ピアニスト. 大= 大道具俵. (表5)間7の回答 115. 田= 照明係.
(16) 野本立入保坂博光高見仁志. られる。以下に列挙しておく。. ば、舞台美術などの面で、美術分野との連係も必要だっ. ・介護実習と重なっていたので、人手が足りなくてしん. たと思う。事実ポスターの制作については、美術分野の. どい時が何度かあった。. 山本教官の指導と仰いだという点から考えても、美術分. ・予算がまったく無かったこと。. 野の教官とも最初から連係して行うべきだった。. ・この授業はさぼろうと思えばいくらでもさぼれるもの. (4)題材について. で、毎回出席して作業、練習している人と、そうでない. 今回は既存の作品である「河童詳」を題材としてとり. 人と同等の評価がされるのは残念だ。. あげたが、第1章でも述べたように、総合的な学習の時. ・自分が想像していたミュージカルみたいなものと遣っ. 間における理想的なあり方の一つとして、作品作りから. ていたので少し残念に思った。 ・自分達で題材を選びたかった。また、ずっと歌でつな. スタートするという方法も考えられる。学生の感想の中. がってゆくのではなく、セリフと歌とが両方入っている. にもそういった記述が見られた。 (第3章)しかし、そ. ようなものをやりたかった。. のためには、準備期間も含めてもっと長い時間が必要と なる。 たとえば、地域の伝承などを基礎的な素材として、取 材と作品作りに1年、公演のために1年というように、 長期的な体制で取り組むことができれば、その教育的効 果は非常に大きなものとなることが期待できる。また、. おわりに 以上、 3つの章を通じて、今回の総合演習について、. 音楽劇という素材にはそれだけのキャパシティが包含さ. その日的、授業の記録、そしてアンケート調査の分析を 行ってきたが、最後に個々までに生じた問題点や成果に. れているとも言えるだろう。残念ながら、今回の授業の 場合は、与えられた時間を考慮した結果、既存の作品を. ついてまとめておきたい。. 活用して行うことになったが、機会があれば作品作りか らチャレンジすることも試みてみたい。. (1)予算について. (5)公演のできばえについて. 大道具・小道具作成には当然ながら予算が必要となる が、それをどのように捻出するかは今後の課題だろう。. では公演そのものの評価についてはどうだろうか。演. 今回は背景を墨汁のみで描き、新聞紙などコストのかか. 出組、特に大道具などは、芸術系美術コースの学生を中. らない材料を活用して、なおかつ最小限の出費は教官が. 心に、ある程度専門的な知識を持った学生が担当してい. 支出したが、やはり前もって予算を確保しておくことが 望ましい。. たこともあって。作業は割合スムーズに進行していた。 照明についても、最初はどのような仕事をしていいのか、 また、器材の使用法などについても戸惑う場面が見受け られたが、プランが完成し、舞台稽古に移ってからは次. (2)実習等とのスケジュール上の兼ね合いについて この授業は2年生を対象として行われたが、この時期. 第に仕事にも慣れ、器材の操作にも自身を感じさせるよ. はいわゆる実地教育などはないものの、介護体験実習等. うになった。 一方、音楽組については歌、ピアノとも作品の難易度. で、散発的な欠席が目立った。キャストはむろんのこと、 大道具、照明等のスタッフも、一人一人がそれぞれ細分. が高く、結局終盤まで苦労を重ねることとなった。最終. 化された役割を担っているだけに、特に最終局面の仕上. 的に個人のがんばりで無事やり終えた感があるが、練習. げの段階で、授業を欠席することは影響が大きかった。. 中には、題材の設定、練習の進め方を含めて、もう少し. こうした実習等と、授業の進行との兼ね合いについては、. 考慮する必要があると感じる場面も少なからずあった。. 大きな問題があると言える。. しかしながら、公演本番については、多少のミスはあ. (3)指導スタッフについて. ったものの、上出来と言える内容だった。学生の感想に. 今回の授業では、原則的に声楽担当の2教官(保頼、. も、 「たいへんだっったが、やり終えて達成感を感じた」. 野本)ですべての指導を行い、主に演出面で大学院生. という記述が多いことから考えると、取り組む作品の難. (高見)のサポートを受けたわけが、振り返ってみると、. 易度を下げ、演奏の成功率を高めることも一つの方向だ. スタッフの陣容としては十分とは言えなかった。音楽面. が、若干高めの難易度のものにチャレンジすることの意. では声楽の他に、ピアノの指導も必要となるし、声楽だ. 義も捨てがたいものがある。. けを考えても、すべてのキャストの歌をケアするには時 間が足りないと感じた。. (6)教育的効果について. また、音楽劇というものの総合芸術的側面から考えれ. すでに第1車で述べたように、この授業の目標は、音. lltl.
(17) 教員善成大学における「総合演習」の試み. 総合学習の理論・実践・評価高浦勝義1998繋明書 房東京 アイディア満載!音楽の「総合的学習」授業プラン 1999学事出版東京 音楽科がかかわる総合的な学習2表現をする2000 音楽之友社東京. 楽劇の制作という作業を通じて、 「人と人が共同するこ との意義と重要性を認識し、コミュニケーションと自己 表現の方法を学習する」ことにあったOそしてその過程 では「問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組 む態度を育て、自己の生き方を考えることができるよう に」なっていくことが望まれていた。 第2章でつぶさに見てきたように、音楽劇の制作は、 細分化された役割を各自が専門性をもってこなしていく ことで、はじめて成立する高度な共同作業であった。 キャストも、照明係も大道具係もその仕事を繰り返す ことにより、一定の技術を修得していく。すると、そこ にはやがて自分の仕事は自分しかできないという責任 と、ある種のプライドが芽生えてくる。さらに自分の仕 事に自信を持って取り組むことができるようになったと き、まわりにいる、別の仕事を、やはり自信を持ってこ なす人々が目に入るようになってくる。それらの人々を 客観的に評価し価値を認めると、そのことはフィードバ ックされて、自分の仕事をさらに高いレベルでこなした いというモチベーションの高まりを生み出す。これが共 同作業における相乗効果であると言える。 (7)まとめ 以上、教員賛成大学における総合演習の緒材としての、 音楽劇制作の意義について考えてきた。本稿を終えるに あたって思うことは、社会にさまざまな仕事があるよう に、学校においても一人一人の個性に応じた、能力発揮 の場を作れないかということである。音楽劇の制作にお いては、明らかに性格の異なる、キャストとスタッフと いう2つの役割が、互いに連係しあうこと無しには成果 を得ることはできなかった。逆に、今回のように、結果 としてお互いが価値を認めあえたとき、自らもまた、力 を発揮し、輝くことができるのではないか。 若干の飛躍を恐れずに言えば、このような細分化され た役割を総合していくような、高度な共同作業を本質的 に理解することができるならば、その延長線上に、人に は固有の性質、個性があるということを認識し、それを 尊重することが社会を豊かにしていくことにつながると いう原則が存在していることを実感できるのではないだ ろうか。 末尾ではあるが、今回の授業を行うについては所属す る芸術系教育講座の教官諸氏から、有形無形の応援を受 けたことを附記し、感謝の意を表したい。また授業に参 加した学生諸君には、その努力に敬意を表したいと思うo 参考文献 文部省告示小学校学習指導要領(平成10年12月)大蔵 省印刷局東京. 117.
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