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グループの力を自己学習力へ活かす(2)―プロジェクト・アドベンチャーの活用― 利用統計を見る

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グループの力を自己学習力へ活かす(2)―プロジ

ェクト・アドベンチャーの活用―

著者

田代 浩二, 坂本 太郎, 山路 歩, 高野 哲郎

著者別名

TASHIRO Koji, SAKAMOTO Taro, YAMAJI Ayumu,

TAKANO Tetsuro

雑誌名

スポーツ健康科学紀要

10

ページ

79-89

発行年

2013-03

URL

http://doi.org/10.34428/00004195

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

グループ の力 を自己 学習力 へ活 かす②

− プロジェ クト ・アド ベ ンチ ャーの活用−

田 代 浩 二1)

坂 本 太 郎2) 山 路 歩3) 高 野 哲 郎4)

Group enpowerment for Self-leaming-skills(2)  ̄a practical use of Project Adventure −

TASHIRO Koji

&SAKAMOTO Taro, YAMAJI Ayumu, TAKANO Tetsuro

Summary

“Project Adventure" is an experiential learning or a coaching program for education , that have the theme ofadventure for person, and groups. In that way. through a process, we can learn many skills about the settingof

goals, the opposition and the solution, self-dicision, the cooperation.

And we will try to get to organize of the “Sub −curriculum" ,that will be going effctivly for the school sub-jects or else. This case is a trial to make an approach on “Project Adventure" that is a supporting method ofany teaching, for KEIHOKU JUNIOR HIGH SCHOOL.

1. 緒 言 1 −1. はじ めに 2011 年 度 , 京 北 中 学 校 で は, PA (Project Ad-venture ) の 手 法 を 活 用 し て 「 自 己 学 習 力 」 の 獲 得 ・向 上 に 着 手 し た 。 自 己 学 習 力 を 鍛 え る 。 即 ち 「思 考 の ト レ ー ニ ン グ」 で あ る 。 そ れ は プ ロ セ ス 重 視 , つ ま り 「 解 く」 こ と か ら 「 考 え る」 こ と へ1) そ し て こ の 考 察 の プ ロ セ ス に こ そ , 元 来 異 79 質 な 個 人 の 集 ま り の 中 で , 個 性 を 際 立 た せ な が ら 協 力 や 自 立 心 , 責 任 感 な ど を 助 長 す る 機 会 が 点 在 す る と い う 見 地 は 「 グ ル ー プ の 力 を 自己 学 習 力 へ 活 か す(l)丿 で 述 べ た と お り で あ る 。 京 北 中 学 校 で の 取 り 組 み か ら , 価 値 あ る プ ロ セ ス を 構 築 す る た め の2012 年 度 実 施 レ ポ ート で あ る 。 1 −2. 概 観 こ れ ま で の1 年 次 の取 り 組 み で は , クラ ス が , 1 ) 東 洋 大 学 ス ポ ー ツ 健 康 科 学 研 究 室  〒112-8606 東 京 都 文 京 区 白 山5-28-20

Sports and Health Science Laboratory, Toyo University, 28-20,Hakusan 5, Bunkyo-ku, Tokyo, 112-8606, JAPAN

2 ) 京 北 中学 校

3 )NPO 法人 体 験 学習 研 究 会

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80 田代 浩二 ,坂 本太郎 , 山路歩 ,高 野哲郎 自 分 た ち 白 身 が 状 況 を 生 み出 し てい る こ と を 理 解 し 共 有 す る こ と に重 点 を 置 い た。 こ の2011 年 度 の 取 り 組 み か ら , 京 北 中 学 校 で のPA の 基 本 的 な プ ロ グ ラ ム ・ テ ーマ は 「 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ ス キ ル の 拡 充 」 に 主 眼 をお く こ と と し ,1 年 次 は 元 よ り ,2 年 次 (2012 年 度 ) に お い て もこ れ を 継 続 し て い る 。 ま た 長 期 テ ー マ で あ る 「 自 己 学 習 力 」 を 教 科 学 習 に 活 か す 観点 か ら, 1 年 次 の 後 半 よ り 「 ビ ー イ ン グ」3)を 取 り扱 い ,2 年 次 に は 生 徒 , グ ル ー プ 主 導 で 教 科 毎 にビ ー イ ン グ を 活 用 ,「 教 科 ビ ー イ ン ンチ ャー は「冒険adventureす る 思考」 を テ ーマ に構築さ れている。 加えてPA プロ グラムで活 用す る アクテ ィビ テ ィは「あ そび」 や「 ファン タジ ー」 の概念 に彩ら れてい る。こ れ らの ア ク ティビ テ ィは教 材 とし て,生徒 が主体的 に参加する状況 を創出す るには 充分な フレ キシビリ ティに与ってい るとい える。 平 たく 言う と,京 北中 学校で はPA を活 用 し「楽 しい グループ 活動を とお して主体的 に学ぶ トレ ー ニング」 を実施している。 グ」 をとおし て自己 学習力 の向 上に繋げるこ との  2 −2. 「LIVE 感」のあ るプロ グラミ ング で き る 学 習 環 境 を 創 造 し て い き たい 。 2. ア プ ロ ーチ 2 −1 . グ ル ープ 体 験 学 習 法 とPA グ ル ー プ に は 「 私 」 と い う 個 人 は も ち ろ ん , 「 私 と あ な た 」 とい う2 人 だ け の 関 係 や 対 立 で は 学 ぶ こ と が で きな い 事 象 が た く さ ん 生 ま れ る 。 さ ら に 体 験 学 習 法 は 主 体 的 ・ 能 動 的 に 学 ぶ 状 況 を生 み 出 し , 情 報 の量 も取 り 扱 い も個 人 の ポ テ ン シ ャ ル に 適 当 であ る 。 こ の よ う な 「 グ ル ープ の力 」 を利 用 し て , 様 々 な 体 験 的 学 び に 出 会 う 学 習 法 が 「 グ ル ー プ 体 験 学 習 法 」4ヤ あ る 。 グ ル ープ の メ ン バ ー とし て 主 体 的 に 活 動 に 取 り 組 む 中 で , 自 分 の 中 で 起 こ っ て い る こ と を 自 覚 す る5)こ と が 可 能 と な る 。 京 北 中 学 校 で の 取 り 組 み で は , グ ル ー プ 体 験 学 習 法 を と お し て 授 業 で も 「 ひ と り を つ く ら な い 」 とい う 価 値 観 を 共 有 す る こ と を 勧 め てい る。 あ る い は グ ル ー プ を ベ ー ス とし た 組 織力 で 学 力 向 上 を 狙 う アプ ロ ー チ であ る 。 ま たPA で は , 教 育 の場 に お い て 抽 象 的 な テ ー マ で あ る 「勇 気 」 や 「 自 信 」 な ど の 獲 得 ,「 協 力 」 や 「 共 同 体 」 な ど の感 覚 の 獲 得 を 体 験 的 に 支 援 す る プ ロ グ ラ ム で あ る 。 PA で 取 り 扱 う ア ド ペ 学 校 のフ ォ ー マ ルな 状 況 下 で は , 主 に 学 年 や ク ラ ス を 社 会 的 単 位 と す る こ と が 多 い 。 こ う し た 「 マ クロ 」 な 集 団 の 中 で , 生 徒 は も ち ろ ん , 教 師 を 始 め と す る ス タ ッ フ の音 吐 を 埋 没 させ , 疑 問 や 不 安 , 悩 み や 不 満 な ど 学 習 や学 校 生 活 で の 課 題 ま で も 置 き去 り に す る 場 面 も少 な く な い と推 察 さ れ る 。 一 方 , サ ブ ・ グ ル ー プ や 任 意 の小 グ ル ー プ で の 学 習 の 場 面 にお い て は , イ ンフ ォー マ ル な や り 取 り や規 範 が 発 生 , ま た 存 在 し てい る こ と も 推 察 さ れる 。 集 団 を 動 か す 旧 来 の ス テ レ オ タ イプ に 反 し て , 極 め て 場 当 た り (LIVE ) 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が , 主 体 的 に 考 え , 動 き易 い 状 況 を 生 み 出 す こ と も見 逃 す こ と は で き ない 。 こ の 考 え の 中 で は ,「LIVE 感 」 と い う 感 覚 , 価 値 観 , 即 ち 「あ そ び」 の重 要 性 を主 張 し た い 。 こ こ で 言 う 「あ そ び」 と は 概 ね 「 余 白 」 や 「 間」 を 意 味 す る 。 機 械 の 操 作 か ら 作 動 ま で の タ イ ムラ グ を 表 す る 「あ そ び 」 と類 義 で あ る 。 対 象 者 , 本 件 で は 中 学 生 が , 例 え ば 教 師 か ら 発 せ ら れ た 事 柄 に具 体 的 に反 応 , 思 考 , 行 動 す る ま で の 時 間 の こ と を 表 す 。 こ の[ あ そ び ] を 促 す 「 間」 が 思 考 の ト レ ー ニ ン グ を促 進 す る 要点 の 一 片 で あ る と 考 え る 。 そ し て こ の 「 問 」 を 創 出 す る 感 覚 に

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グ ル ー プ の 力 を 自 己 学 習 力 へ 活 か す(2) 81 則 っ て プ ロ グ ラ ム を 構 築 す る こ と に も 視 点 を 置い   る 。 て い る 。 延 い て は 「LIVE 感 」 こ そ が 社 会 的 実 践    次 い で ② 中 期 テ ー マ と し て ,「 自 己 学 習 力 の 獲 力 や 人 間 関 係 力 な ど, 今 日 的 な 教 育 課 題 へ 向 け て   得 向 上 」 を 目 指 す た め 教 室 で グ ル ープ ・ ダ イ ナ ミ の 有 効 な ア プ ロ ー チ の ひ と つ で あ る と 考 え る 。 2 −3 .「 教 科 ビ ー イ ン グ」 策 定 に 向 け て 「 ビ ー イ ン グ」 につ い て は 本 研 究 ノ ート(1)で 解 説 し て い る 。 確 認 と し て , ひ と つ の ビ ー イ ン グ は , ひ とつ の グ ル ー プ に ひ と つ のプ ロ グ ラ ム を 通 し て 附 随 し 続 け る 「 ふ り か え り 」 の プ ラ ッ ト フ ォー ムで あ る 。 こ のビ ー イ ン グ を 自 己 学 習 力 の 獲 得 , 向 上 に 活 用 す る 試 策 の ひと つ が 「 教 科 ビ ー イ ン グ」 で あ る 。 生 徒 の教 科 へ の指 向 を生 じ させ る 前 提 , 例 え ば 「好 き嫌 い 」 の 要 因 と し て , 教 科 そ の も の へ の 指 向 性 と, 担 当 教 師 へ の 指向 性 に 大 別 す る こ と が で ク ス を 活 用 す る こ と で あ る 。 青 少 年 期 にお い て は 昨 今 , グ ル ープ を構 築 す る ス キ ル は も ち ろ ん , グ ル ープ な ど 小 集 団 で ひ と つ の テ ーマ に向 け て 協 働 す る 体 験 も希 薄 に な っ て い る こ と が 窺 え る8)。 冒 頭 「 ひ と り を つ く ら な い 」 とい う 言 質 は 学 校 , 教 室 とい う 学 び の場 に お い て 協 働 の 力 を活 か す と い う 考 え に よ る 。 グ ル ー プ ・ ダ イ ナ ミ ク ス に つ い て は 本研 究(1)を 参 照 さ れ た い 。 さ ら に③ 短 期 テ ー マ と し て ,「 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ ス キ ル の 獲 得 向 上 」 を 目 指 し ,本 プ ロ ジ ェ クト を と お し て 最重 要 課 題 と 捉 え た 。 2012年 度 の 実 施 ス ケ ジ ュ ー ル を < 表−1 > に記 し か 。 きる ので は な い だ ろ う か 。 こ う し た 教 科 ビ ー イ ン  3 −2 . 実 施 プ ロ グ ラ ム グヘ の 前 提 には ,各教 科 にお い て「教 科 イメ ー ジ」 と「 教師 イ メー ジ」 との振 り 分け6)を試 みる ことが重 要と考 える。 特 に2 年生対象 のビ ー イングで は,先ず 「教科 イメ ージ」 と「教 師イメージ」の振 り分け から思 考のトレ ーニ ングや個々の学習課 題の抽出 を具現 化し たい 。こ れらの情報をベ ースに教科ビ ーイン グの策定 に向け てプロ グラ ムを 再構築する必 要が ある と示 唆さ れる 。 3. 展 望とプログラム再 構 築 3-1 . 基本プロ ジェ クト ここ で京北 中学校で のPA プロ グ ラムの活 用 と いうプロ ジェ クト における 基本的な計画 を確認し たい 。先 ず①長 期 テーマ とし て,「自分 探 し丿 に 集 中で きる環 境・学習習慣 の獲得・学習 方略の会 得, なら びに「自己学習力 の獲得向上」 である。 ここ 表現さ れてい る「 自分探 し」 こそ ,中高一貫6 年 間を通 し て変 わるこ と のな い 大 テ ーマ であ 前 項 で 述 べ た とお り , 最 重 要 課 題 は 「 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン・ ス キ ル の 獲 得 向 上 」 で あ る 。 こ の こ と は , 例 え ば 「 自 主 的 に任 意 の ペ ア を 組 む こ と が 難 しい こ とが 推 し 量 ら れる 青 少 年 期丿 の 大 き な 課 題 を 解 決 に導 く こ と が で き る 随 一 の ア プ ロ ー チ で あ る と 言 え よ う 。 PA の 手 法 , ア ク テ ィ ビ テ ィ を 用 い る こ と で , 楽 し く , ま た 主 体 的 に コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ ス キ ルの ト レ ーニ ン グ を 遂 行 し , そ の 向 上 の一 助 と な っ た 。 また 自 己 学 習力 の 獲 得 に 向 け て , グ ル ープ の 力 を 活 か す た め の グ ル ープ ・ ワ ー ク と し てPA の イ ニ シ ア テ ィ ブo 優 多 用 し た 。 イ ニ シ ア テ ィ ブ と は , グ ル ープ で 協 力 し て 課 題 を 解 決 す る ア ク テ ィ ビ テ ィ を指 す 。 こ の イ ニ シ ア テ ィブ で は 協 働 的 な 関 わり を と お し て コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンや リ ー ダ ー シ ップ の 醸 成 を 促 し , 個 々 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ ス キ ル の 重 要 性 を再 認 識 させ る こ とが で き た 。2012 年 度 に お い ては ,2 年 次 の 漁 業 体 験 合 宿 や1 年 次 の 農 業 体 験 合 宿II)の プ ロ グ ラ ム にPA セ ッ

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82 田代 浩二 ,坂 本太郎 , 山路歩 , 高野哲郎 表−1 2012 年 度 スケ ジュ ール 2年生 概 容 1 年 生 概 容 備考 2/29 LHR PA 年 次 ま と め - - LHR は50 分 4/20 - - LHR PA ガ イ ダ ン ス 4/25 LHR テ ー マ の 確 認 - -5 /2 LHR 合 宿 ガ イ ダ ン ス LHR 合 宿 ガ イ ダ ン ス 1, 2 年  合 同 5/10 ∼12 漁 業 体 験 合 宿 夜 , 夜 , 午 前 = 計5h 農 業 体 験 合 宿 夜 , 夜 , 午 前 = 計5h 上 越 ※1 5 /16 LHR ビ ー イ ン グ LHR ビ ー イ ン グ 1, 2 年  合 同 6 /6 LHR コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン LHR コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 7 /18 LHR 教 科 ビ ー イ ン グ LHR ビ ー イ ン グ 9/26 LHR 高 尾 ガ イ ダ ン ス LHR 高 尾 ガ イ ダ ン ス 1, 2 年  合 同 9/27 高 尾PA 研 修 ※3 - - 高 尾WV ※2 9 /28 ∼29 - - 高 尾PA 合 宿 ※3 高 尾WV ※2 10/10 LHR 高 尾 ふ り か え り LHR 高 尾 ふ り か え り 1, 2 年  合 同 11/14 LHR 教 科 ビ ー イ ン グ LHR グ ル ープ ワ ー ク 1 /23 LHR コ ン セ ン サ ス ワ ー ク LHR コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 2 /6 LHR 教 科 ビ ー イ ン グ LHR ビ ー イ ン グ 3 /21 学 校PA 研 修 グ ル ー プ ワ ー ク 学 校PA 研 修 グ ル ープ ワ ー ク 1, 2年 合 同 予 定 ※1  新 潟 県 上 越 市  キ ュ ーピ ッ ト ビ レ ッ ジ  体 験 学 習 は 上 越 市 内 に て 実 施 ※2  高 尾 の 森 わ く わ くビ レ ッ ジ PA ロ ープ ス コ ー ス ・ プ ロ グ ラ ム はPAJ プ ロ デ ュ ー ス ※3  高 尾PA の プ ロ グ ラ ム は 別 に 表 記 表−2  イニ シア テ ィブ ア ク テ ィ ビ テ ィ 概 容 イ メ ー ジ ブ ラ イ ン ド ・ ポリ ゴ ン メ ン バ ー 全 員 が 目 隠 し 状 態 で ロ ープ を 指 定 の 正 多 角 形 に ク ラ フ ト す る ク ラ フ ト ・ ス タ ー メ ン バ ー 全 員 が 保 持 し た ロ ープ で 一 筆 書 き の 星 形 を ク ラ フ ト す る ヒ ュ ー マ ン ・ ノ ッ ト 手 を 繋 い だ 一 続 き の 結 び を 解 い て い く 写 真 一1, 2 ラ イ ン ナ ッ プ 指 定 の 順 番 に 並 び 替 え る 写 真 一3 卜 ロ ー リ ー 角 材 の ム カ デ 列 車 で ゴ ー ル を 目 指 す 写 真 −4 ジ オ・ クロ ッ シ ン グ フ レ ー ム (辺 ) の み で で き た 立 方 体 の 面 を く ぐ り 抜 け る 写 真 一5, 6 表 −3  ロ ーエ レ メント ア クテ ィ ビ テ ィ 概 容 イ メ ー ジ オ ー ル ア ボ ー ド 小 さ な プ ラ ッ ト ホ ー ム に メ ン バ ー全 員 が 乗 り 切 る 写 真 一7 TP シ ャ ッ フ ル 横 た え たTP (電 柱 ) 上 で ラ イ ン ナ ッ プ に チ ャ レ ン ジ す る 写 真 一8 ニ ト ロ ・ クロ ッ シ ン グ 釣 り ロ ー プ を 駆 使 し て プ ラ ッ ト ホ ー ム か ら 反対 側 に 移 動 写 真 一9 ジ ャ イ ア ン ト ・ シ ー ソ ー 大 き な シ ー ソ ー に 乗 っ て バ ラ ン ス を 取 る 写 真 一10 モ ホ ー ク ・ ウ ォ ー ク メ ン バ ー 全 員 で 繋 が っ て ワ イ ヤ ー を 渡 り 切 る 写 真 一11,12 全 方 向 シ ー ソ ー ベ ー ゴ マ 様 の シ ー ソ ー で バ ラ ン ス を 保 つ

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グ ループ の力 を自己 学習力 へ 活か す(2) 表 −4  ハ イェ レ メ ント 83 アク ティビ テ ィ 高 さ 概容 イメ ージ キャ ット ・ ウ ォー ク 8m 丸 太橋 を渡る 写真 一13,14 ス カイウ ォー カー 8m 吊 り橋 を渡る 写真 一13 ポ スト マ ン・ ウ ォーク 8m 縄 橋を 渡る 写真 一13 バンパ ー・ プ ラン ク 8m プ ラット ホー ムか ら空 中 の目 標物 に向 かっ て ダイビ ング 写真 一15,16 カ ーゴネ ツト 8 ∼10m ヵ− ゴ ネット に ダイビ ン グ 写真 一17 J タワ ー 8 ∼11m 様 々な ル ート を経 て最 高点 を目指 す 写真-17 手っ な ぎト ラ バー ス 8m 2人組 で釣 りロ ープ を駆使し て 縄橋 を渡る 写真-18,19 ワ イルド・ ウ ーシ ー 8m V字 の縄 橋を2 人 組で 移動す る ジャ イア ント ・ ラ ダー 11m 大 きな 縄ばし ご を2 ∼3 組 で登 る 写真 一20 ク ワ ト ロ ・ フ イニ ア 7m 3∼4 人組で 空中 のプ ラット ホーム から背 面で ダ イビン グ 写 真1 写 真3 写 真2 写 真4

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84 写 真5 写 真7 写 真9 田 代 浩 二 , 坂 本 太 郎 , 山 路 歩 , 高 野 哲 郎 シ ョ ン を 組 み 込 む こ と が で きた こ と, ま た2 年 生 は2 年 連 続 で, 1 年 生 は 川 白2 日 の合 宿 と し て 高 尾PA プ ロ グ ラ ム12を 導 入 で き たこ と は , プ ロ ジ) 写 真6 写 真8 写真10 エクト 全体を とお して効果的であ った と鑑 みてい る。 2012年度に実施 したア クティビ テ ィに関して は カ テ ゴ リ ー類 別 表< 表−2, 3, 4 > に, 高 尾PA プロ グラムを<表−5 ,6 >に記 した。

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写 真11 写真13 写真15 グル ープ の力 を自己 学習力 へ活 か す(2) 写真12 写真14 写真16 85

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86 写 真17 写真19 田代 浩二 ,坂 本太郎 , 山路歩 ,高 野哲 郎

JJf

3 −4. プ ロ グ ラ ム で の 雑 感 京 北 中 学 校 で は , 以 前 よ り 農 業 体 験 ( 田植 え , 稲 刈 り な ど ) な ら び に 漁 業 体験 ( 地 引 き 網, 干物 づ く り な ど ) を 主 軸 と し た 合 宿 ( 宿 泊 研 修旅 行 ) を 実 施 し て き た 。 2011年 度 はPA と 合 宿 の 関 わ り は 皆 無 であ っ た が, 2012 年 度 は 年 度 スケ ジ ュ ー ル 構 築 の段 階 か ら 「 合 宿 にPA を取 り 入 れ る 」 方 向 で 検 討 , 結 果 と し て 合 宿 プ ロ グ ラ ム にPA の セ ッ シ ョ ン を取 り 入 れ た 。 2 泊3 日 の プ ロ グ ラ ム の1 日 目 と2 日 目 の 夜 間 お よ そ90 分 ,3 日 目 の 午 前 中 お よ そ120 分 のPA セ ッ シ ョ ン と な っ た。 わ れ わ れPA ス タ ッ フ ( 合 宿 で は 束 洋 大  田 代, CSEL  山 路 ほ か 最 大 時3 写 真18 團 ︲ ’︰MI .ノ 写真20 名 ) が 随 行 す る こ と も 鑑 み る と, 僅 か な 時 間 と診 る こ と もで きる 。 し か し 野 外 体 験 プ ロ グ ラ ム を主 軸 と し てい る た め 天 候等 , 自 然 の影 響 を 受 け やす い 内 容 で あ り ,当 に 「LIVE 感 」 の あ るPA セ ッ シ ョ ン を 実 施 す る こ と が で きた 。 ま た 合 宿 で の 様 々 な 体 験 プ ロ グ ラ ム は 主 に グ ル ー プ ・ ベ ー ス で の 学 習 で あ る た め, PA で 取 り 組 ん で きた コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンカ や グ ル ー プ カ が 活 か さ れて い る と 推 察 で き る 場 面 も確 認 す る こ と が で きた 。 さ ら に , 教 室 で は 見 ら れ ない ア サ ー シ ョ ン , コ ンピ テ ン シ ー を 発揮 す る 場 面 が 複 数 の 生 徒 に 見 ら れ た。 同 様 に, 高 尾PA 研 修 ・合 宿 に お い て も , 学 校

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グ ル ー プ の 力 を 自 己 学 習 力 へ 活 か す(2 ) 表 −5 1 年 生PA 合 宿 ( 高 尾 の 森 わ く わ くビ レ ッ ジ )  実 施 プ ロ グ ラ ム テ ーマ : 学 年 ・ ク ラ ス の コ ミ ユ ニ ケ ー シ ョ ンカ を 高 め 合 う プ ロ グ ラ ム :1 日 目 (9 /28 ) 87 時 程 内 容 テ ー マ な ど 備 考 9 :00 9 :30 10 : 30 12 : 00 JR 高 尾 駅 北 口  路 線 バ ス 発 高 尾 の 森 わ く わ く ビ レ ッ ジ 着  準 備 等 イ ン テ ー ク , ガ イ ダ ン ス , 全 体 ア イ ス ブ レ ー キ ン グ グ ル ー プ 活 動  ロ ーェ レ メ ン ト ふ り か え り → 午 後 へ 繋 げ る 内 容 で( ラ ン チ タ イ ム) 自 主 的 に 安 全 に テ ー マ の 確 認 , 心 身 の 準 備 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン * 「 話 す ・ 聴 く」 * 「 今 こ こ 」 に 向 き 合 う 体 育 室1PA コ ー ス *TP シ ャ ッ フ ル *G シ ー ソ ー * ト ロ ー リ ー 13 : 00 16 : 00 16 : 45 グ ル ー プ 活 動  ロ ー エ レ メ ン ト ふ り か え り → コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 一 協 力 ス タ イ ル に つ い て チ ェ ッ ク イ ン ∼ 入浴 具 体 的 な 協 力 ト レ ーニ ン グ * 協 力 ス タ イ ル の 抽 出 * 主 体 的 に 考 え , 動 く * オ ー ル ア ボ ー ド *N ク ロ ッ シ ン グ 体 育 室1 宿 泊 棟 18 : 00 19 : 00 21 : 00 22 : 00 夕 食 グ ル ープ 活 動  イニ シ ア テ イブ ハ イ エ レ メ ン ト のプ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 就 寝 準 備 就 寝 ビ レ イ ・ シ ス テ ム の 練 習 体 育 室2 * ジ オ ク ロ シ ン グ 宿 泊 棟 プ ロ グラ ム2 日目(9 /29) 時 程 内 容 テ ー マ 備 考 6 :45 7 :30 9 :00 10 : 00 12 : 00 起 床 点 呼 ∼ 身 支 度 朝 食  パ ッ キ ン グ & ク リ ー ニ ン グ ハ イ ェ レ メ ン ト ・ ガ イ ダ ン ス & 準 備 ハ イ ェ レ メ ン ト (SOLO ) ( ラ ン チ タ イ ム ) 自 主 的 に 時 間 を つ く る シ ス テ ム の 理 解 と 装 具 着 用 具 体 的 に 考 え , 行 動 す る 宿 泊 棟PA コ ー ス *C ウ ォ ー ク *S ウ ォ ー カ ー *J タ ワ ー 13 : 00 15 : 00 15 : 50 ハ イェ レ メ ン ト (SOLO ) ハ イェ レ メ ン ト 終 了 ふ り か え り ( ふ り か え り シ ー ト ) ク ロ ー ジ ン グ & 諸 連 絡 具 体 的 に 考 え , 行 動 す る PA コ ー ス 体 育 室2, 3 * 印 は ア ク テ ィビ テ ィ 名 。 詳 細 は 別 表 <2, 3, 4 > に 記 し た 。 ・教 室ではない 環境,教科 ・授 業とは異 質な状況 の下 に展開さ れるため,つ まり「非日常」 という 不安 定感 ,開 放感, LIVE 感 に よっ て生 徒 各自の 主体 性,独創 性な どが より強く発揮 される と推察 で きた。 一 方 で,「あ そ び」 の 要 素 が 強い 場 合,活 動 テーマ から反 れてし まっ たり,い わゆる「悪 ふざ け」「 じゃ れ合い」 など に時 間を 浪費す る場 面 も しばしば 見ら れる。こ の状況は 特に1 年生 に起こ りやすい といえる。 また,いくつ かの運動 部で部 員同士 の関係性が 強い ことが観 察さ れ,こ のサブ ・ グループに よる 活動 テ ーマ の逸脱 とい う場 面 も 見ら れる。2 人組 や3 人組 などでア クティビ テ ィ を実施 する場面で は,こうし たサブ ・グループ が

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88 田代浩 二,坂 本 太郎 ,山 路歩 ,高 野哲郎 表 −6 2 年 生PA 研修 (高尾 の森 わく わくビレ ッジ) 実 施プロ グラ ム テ ー マ : リ ア ル ・ チ ャ レ ン ジ ∼ 自 己 開 示 … ジ ョ ハ リ の 窓 か ら プ ロ グ ラ ム :1 日 目 (9 /28 ) 時 程 内 容 テ ー マ 備 考 9 :00 9 :30 10 : 00 10 : 30 JR 高 尾 駅 北 口  路 線 バ ス 発 高 尾 の 森 わ く わ く ビ レ ッ ジ 着  準 備 等 イ ン テ ー ク , ガ イ ダ ン ス , 全 体 ア イ ス ブ レ ー キ ン グ ハ ー ネ ス 装 着 な ど ハ イェ レ メ ン ト 準 備 ハ イ ェ レ メ ン ト (SOLO ) ( ラ ン チ タ イ ム ) 自 主 的 に 安 全 に テ ー マ の 確 認 ・ 心 身 の 準 備 シ ス テ ム の 理 解 と装 具 着 用 * ひ と つ 上 の チ ャレ ン ジ 選 択 * 具 体 的 に 考 え , 行 動 す る * 全 員 チ ャ レ ン ジ ! 体 育 室1 *J タ ワ ー *T ト ラノマー ス 12 : 45 13 : 00 15 : 00 15 : 20 15 : 50 準 備 & ウ ォ ー ミ ン グ ア ツ プ ハ イェ レ メ ン ト (2, 3, 4 人 組 ) ハ イェ レ メ ン ト 終 了 , 片 づ け ふ り か え り ( ふ り か え り シ ート ) ク ロ ー ジ ン グ & 諸 連 絡 テ ーマ の 再確 認 ・ 心 身 の準 備 * 日 常 の 関 係 性 を 超 え て * 具 体 的 に 考 え , 行 動 す る * 全 員 チ ャ レ ン ジ ! ジ ョ ハ リ の 窓 か ら * クワトロ フ イニア *G ラ ダ ー * 印 は ア ク テ ィ ビ テ ィ名 。 詳 細 は 別 表 <2, 3, 4 > に 記 し か 。 ベ ー ス に なっ て い る こ と が多 く, フ ァ シ リ テ ー シ ョ ン 上 の 留 意 点 と し てい る 。 3 −3. ス タ ッ フ の 関 係 性 に 関 し て こ れ ま で 述 べ て き た とお り ,PA で は 生 徒 に 自 信 や 勇 気 を 持 た せ , ク ラ ス メ イ ト , い わ ゆ る 「 仲 間 」 と 協 力 ・ 共 同 す る 体 験 を 通 し て 「 目 標 に 向 か っ て 共 に 行 動 す る こ と」 を育 む こ と が で き る。 す 。 そ し て こ の ス タ ッ フ 間 のFULL VALUE" ), 共 同 体 的 感 覚14の 醸 成 , 同 義 「 ひ と り を つ く ら な) い 」 とい う 価 値 観 の 共 有 と 具 体 的 な フ ァ シ リ テ ー シ ョ ン ・ ス キ ル の ト レ ー ニ ン グ が 極 め て 重 要 で あ る 。 2013年 度 に 向 け て , ス タッ フ の テ ー マ 共 有 な ら び に ス タ ッ フ の ス キ ルト レ ー ニ ン グ を 構 築 し たX/ 稲 もちろ ん大前提 として,ゴ ールは学校, クラ スや  3 −4. 2013年 度へ 職 員 室 な ど 「 み ん な」 で 共 有 し てい る もの で なけ れ ば 持 続 可 能 な プ ロ グ ラ ム とな り 得 ない 。 し か し な が ら 京 北 中 学 校 で の取 り 組 み にお い て は , 生 徒 の 課 題 以 上 に ス タ ッ フ 自 身 , あ る い は ス タッ フ 間 の様 々 な 課 題 が 浮 き彫 り に な っ て い るこ と は 否 め ない 。 こ こ で 言 う 「 ス タ ッ フ」 と は , 本 研 究 ノ ー ト の 論 者 は もち ろ ん , 当 該 学 年 の 担 当 教 諭 , 京 北 中 学 校 の教 職 員, PAJ フ ァ シリ デ ー タ ー, 体 験 学 習 研 究 会 ス タ ッ フ な ど , 関 わ り の 強 い 人 材 全 て を 指 本プロジェ クト を凡そ2 年 間遂行して 露見 した テ ーマは,前述 のとおり 「コミュニケ ーショ ン」 に他 ならない。 コミュニ ケーション・ス キル の獲 得向上 には,多様 な要因があ る。 中で も自 己効力 感の向 上,同様 に自尊感情の向上 が重要であ る と 推察 される。その ためには, グループとし ての達 成感,主 体的に関 わるメ ンバ ーの ひとり としての 成功体験, クラス とい う共同体 にい る安心感 など の獲得が重 要であ る≒ そし てこの 体験 的学 びの 場は,「楽 しさ」 や「あ そ び」 という 感 覚 に彩 ら

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グル ープ の力 を自己 学習力 へ 活か す(2) れ てい る こ と も大 変 重 要 で あ る と考 え る 。 京 北 中 学 校 の 発 展 , 延 い て は 東 洋 大 学 の 発 展 に 向 け て , 本 プ ロ ジ ェ クト の 確 固 た る 基 軸 や フ レ ー ム を 構 築 す る こ と を目 指 し て 参 り たい 。 < 注 記 な ら び に 引 用 文 献 > 1 )「 勉 強 が で きる こ と ≠ 仕 事が で きる 」 こ の 意 味 は「 解 く 」 と 「考 え る 」 の 差 が あ る とい う こ で あ る」 と い う 価 値 観 に基 づ く。 高 木 幹 夫:「 問 題 は, 解 い て は い け な い 。」 サ ンマ ーク出 版 ,2007. p.181.よ り。 2 ), 3 ) 田 代 浩 二 ほ か,「 グ ル ープ の力 を 自己 学 習 カ ヘ 89 国の プ ロ ジ ェ クト ・ アド ベ ンチ ャ ー本 部Project Ad-venture Inc. の正 式 認可 を 受 け た団 体 。 国 内PA 事 業 の 一 切 を 取 り ま と め てい る。 代 表 は 林 寿 夫 ( は や し とし お )。 15 ) 自己 肯 定 感 , 自己 効 力 感 , 自 尊 感 情 な ど。 國 分 康 孝 ( 監 修)「 現 代 カ ウ ン セリ ン グ 事 典」 金 子 書 房, 2O01.pp.352 −353. < 参 考 文 献 > (1) 岩 井 俊 憲 「 心 の 雨 の 日 の 過 ご し 方 ∼ 失 意 の 時 こ そ , 人生 味 わい 深 くな るJPHP 研 究 所, 2009. (2) 高 木 幹 夫「 問 題 は , 解い て は い け ない 。」 サ ン マ ー ク 出 版, 2007. p.181. 活 か す(1ト プ ロ ジェ クト ・アド ベ ン チ ャ ー の活 用  (3) ∼」東洋 大学 スポー ツ健康 科学紀 要 第9 号, 2011 年3 月 よ り 。 4 ), 10), 13 )「 グ ル ー プ 体 験 学 習 」「 ふ り か え り 」「 イ ニ 前 田 耕 司, 佐 藤 千 津 ( 編著 )[ 学 校 学 力 か ら 生 涯 学 力 ∼ 変化 の時代 を生 きる ∼] 学 文 社, 2011. (4) 中 野 民 夫 , 堀 公 俊 「対 話 す る 力 ∼ フ ァ シ リ デ ー タ ー23 の 問い ∼」 日 本経 済 新聞 出 版 社, 2009. シ アテ ィブ 」「FULL VALUE 」 等 に つい て 。 プ ロ ジェ  (5) ク ト アド ペ ン チ ャ ージ ャ パ ン編 :「プ ロ ジ ェ クト ア ド ベ ン チ ャ ー 入 門  グ ル ー プ の ち か ら を生 か す  成 長 を 支 え る グ ル ー プ づ く りJ C.S.L. 学 習 評 価 研 究 所 , み く に出 版, 2005. p.200よ り。 5 ) 中 野 民 夫 , 堀 公 俊 「対 話 す るカ  フ ァ シ リ デ ー タ ー23 の 問い 」 日 本経 済 新 聞 出版 社 ,2009. p.253よ り。 6 ), 14)特 定 非 営利 活動 法 人  体 験 学習 研 究 会 (CSEL ) 〒222-8511  神 奈 川 県 横 浜 市 港 北 区 新 横 浜2-13-12 児 童 生 徒 か ら 成 人 ま で 様 々 な 体験 学 習 の 講 演 や ワ ー ク シ ョ ップ を 展 開, ま た 指 導 者 や 教 師 の ト レ ー ニ ン グ も手 が け る 。年 間 を 通 し て 進 学 塾 「日 能 研 (代 表 高 木 幹 夫 )」 の キ ャ ン プ を プ ロ デ ュ ー ス し て い るNPO で あ る 。 代 表 理 事 は本 件 ス タ ッ フ の 山 路 歩 (や ま じあ ゆ む )。 CSEL で は 不 定 期 で 勉 強 会 を 開 催 し て 伊 藤 守, 鈴 木 義 幸, 金 井 壽 宏[ ∼神 戸 大 学 ビ ジ ネ ス ス ク ー ル で 教 え る ∼ コ ー チ ン グ・ リ ー ダ ー シ ッ プ ] ダイ ヤ モ ンド 社, 2010. (6) プ ロ ジ ェ クト ア ド ベ ンチ ャ ー ジ ャ パ ン 編:「 プ ロ ジ ェ クト ア ド ベ ン チ ャ ー人 門  グ ル ープ の ち か ら を 生 か す  成 長 を 支 える グ ル ー プ づ く りI C.S.L. 学 習 評 価 研 究 所 , み くに 出版, 2005. p. 200. (7) 川 合正 :「 男 の 子 がや る 気 に な る 」 子 育 て ∼ 一 歩 踏 み 出す 力 を与 え たい」 か んき 出版, 2009. p.204. (8) 加藤 昌 治:「 考 具 ∼考 え る た め の 道 具 , 持 っ て い ま す か∼ 」 阪急 コ ミュ ニ ケ ーシ ョ ン ズ, 2003. p.237. (9) 國 分 康 孝 ほ か( 編 ) ∼学 級 担 任 の た め の 育 て る カ ウ ン セ リ ン グ全 書3 ∼ 「 児 童 生 徒 理  解 と 教 師 の 自 己 理 解」 ∼育 て る カ ウ ン セ リ ン グ を 支 え る も の, 図 書 文化, 1998. い る。6 ), 14) と も に 前 出 , 高 木 幹 夫 氏 の 講 話 か   渕 ら。 7 )京 北 中学 校・ 高 等 学 校  学 校 案 内2012 年 度 用 (p.2)。 学校 長 ( 川 合正 か わい た だし。 当 時 ) の挨 拶 よ り。 8 ), 9 ) 前 田 耕 司 ,佐 藤千 津 , 編 著 「学 校学 力 か ら 生 涯 学 力 へ ∼ 変 化 の 時 代 を 生 き る ∼」 学 文 社, 2011. p.148. よ り。 11 )「 キュ ーピ ット ビ レ ッ ジ」 安 塚 観光 協 会。 〒942-0534  新 潟 県 上 越 市 安 塚 区 須 川  雪 だ る ま 高 原 キ ュ ー ピ ッ ト バ レ イ( ス キ ー 場 ) に 隣 接 し た ホ テ ル。 上 越 の さ ま ざ ま な 団 体 と 連 携 ,多 く の 体 験 学 習 プ ロ グラ ム を 提 供し て い る。 12 )「 高 尾 の 森 わ く わ く ビ レ ッ ジ」東 京 都PFI 事 業 , 京 王 グ ル ープ と 東 京YMCA グ ル ープ が 管 理 ・ 運 営 し て い る 。 施 設 は 元 ・ 都 立 八 王 子 広 陵 高 校 。 校 舎 は 宿 泊 ・ 研 修 棟 , 校 庭 は 様 々 な 体 験 プ ロ グ ラ ム ,交 流 の 場 と なっ てい る。 そ の 一 角 にPAJ がプ ロ グ ラ ム運 営 す る アド ベ ンチ ャ ー・ロ ープ ス ・ コ ー スがあ る 。 ㈱ プ ロ ジェ クト ・ アド ベ ンチ ャ ー・ ジ ャパ ン 〒150-0002  渋 谷 区 渋 谷2-6-12  ペ ル デ 青 山6F  米 ウ ィ リ ア ム・J・ ク レ イ ド ラ ー, リ サ・ フ ァ ー ロ ン 著, プ ロ ジ ェ クト ・ ア ド ベ ン チ ャ ー・ ジ ャ パ ン 訳 : 「 プ ロ ジ ェ クト ・ ア ド ベ ン チ ャ ーの 実 践 ∼対 立が ち か ら に ∼ グ ル ープ づ く り に 生 か せ る 体 験 学 習 の す す めJC.S.L. 学 習 評 価 研 究 所, み く に 出 版, 2001.p. 296. 闘  安 宅 和 人 :「 イ シ ユ ーか ら は じ め よ∼ 知 的 生 産 の シ ン プ ルな 本質 」 英 治出 版 ,2010. p.243. 圈  瀧 本 哲 史 汀 武 器 と し て の 決 断 思 考」 星 海 社, 2011.p. 244 < 共 同 研 究 者 > 坂 本 太 郎 ( さ か も と たろ う ):学 校 法 人  東 洋 大 学  京 北 中 学 校  副 校長 山 路歩 (や まじ あ ゆ む):NPO 法 人  体 験 学 習 研 究 会  フ アシリ テ ータ ー 高 野 哲 郎 ( た か の てつ ろ う) : ㈱プ ロ ジ ェ ク ト ・ アド ベ ン チ ャ ー ・ジ ャ パ ン  デ ィレ ク ター

参照

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