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論文以外のコンテンツ

雑誌名

国際哲学研究

別冊6

発行年

2015-03-10

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00008141/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

国際哲学

研究

共生の哲学に向けて

宗教間の共生の実態と課題

6

別冊

ISSN 2186-8581

2015

東洋大学国際哲学研究センター編

Edited & Published by International Research Center for Philosophy,

Toyo University

Journal of International Philosophy,

Extra Issue 6

6

共生の哲学に向けて

国際哲学

研究

共生の哲学に向けて

宗教間の共生の実態と課題

6

別冊

ISSN 2186-8581

2015

東洋大学国際哲学研究センター編

Edited & Published by International Research Center for Philosophy,

Toyo University

Journal of International Philosophy,

Extra Issue 6

6

共生の哲学に向けて

国際哲学

研究

共生の哲学に向けて

宗教間の共生の実態と課題

6

別冊

ISSN 2186-8581

2015

東洋大学国際哲学研究センター編

Edited & Published by International Research Center for Philosophy,

Toyo University

Journal of International Philosophy,

Extra Issue 6

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共生の哲学に向けて

表1-4.indd 2-4 2015/03/16 20:51:21

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はじめに

東洋大学国際哲学研究センター第 3 ユニット長

宮 本 久 義

東洋大学国際哲学研究センター第 3 ユニットは、「多文化共生社会の思想基盤研究」を課題 としている。本『国際哲学研究』別冊 6 に収めるのは、2013 年 11 月 30 日に開催されたシン ポジウム「宗教間の共生は可能か」、ならびに、2014 年 11 月 29 日に開催されたシンポジウム 「精神性に与える瞑想の効果」に基づく研究成果である。それぞれの趣旨や概要に関しては、 企画立案をされた渡辺章悟研究員による報告を参照していただくとして、ここでは、特に後者 の瞑想に関連して予備的調査もかねて実施した、ミャンマーの宗教的状況に関する現地調査 (2013 年 2 月 28 日から 3 月 3 日)の報告を掲載しておきたい。参加者は宮本久義研究員(東 洋大学文学部)、渡辺章悟研究員(東洋大学文学部)及び井上忠男客員研究員(学校法人日本 赤十字学園)の 3 名で、概要は以下の通りである。 3 月 1 日、ヤンゴン市内のマハー・ササナ・メディテーションセンター及び International Medetation Center (IMC)を訪問した。現在、ミャンマーの瞑想センターが世界的に関心を集 めている様子を確認した。そのあと、ビルマ独立の父アウン・サン将軍記念館及び同将軍の名 が冠せられたヤンゴン最大の市場を視察したあと、多数の信者が訪れる世界最大規模の仏塔シ ュエダゴォン・パヤーを見学。聖なる仏塔というほどの意味で、ここにはブッダの 2 本の聖髪 が奉納されているという。2 日はヤンゴンに次ぐ第二の都市マンダレーに移動し、まず、アマ ラプラ地区のマハーガンダーヨン僧院を視察。同国約 30 万の仏教僧の養成施設の一つで、約 1,100 人の修行僧が厳格な修行生活を営んでいる。そのあと、ダンマ・マンダパ・ヴィパッサ ナー・センターを視察。ここではセンターのマネージャーであるウ・アウン・ティン師から説 明を受け、短時間ではあったが瞑想を体験した。もう一か所ダンマ・マンダラ・ヴィパッサナ ー・センターも訪れたが、1 か月の研修が始まったところで、中は見られなかった。「世界最 大の仏典」とされる 700 基以上の石造仏典を収めるマハームニ・パヤー(大仏塔)を視察。ホ テルに行く途中、得度式の行列に遭遇した。男子は馬、女子は牛車に乗っていて、仏教徒とし ての儀式ではあるが、日本での七五三の行事に近いと感じた。3 日早朝にヤンゴンに戻り、巨 大大理石石仏寺院大仏を視察。午後は、ミャンマー民主化のシンボル的存在である民主国民連 合 NLD(アウン・サン・スーチー党首)の事務所を訪問。スーチー氏関連のドキュメンタリ ー著書『アップ・クローズ』の著者モエ・リン氏と対話の機会を得た。夕方、市庁舎や最高裁 判所が立ち並ぶ市の中心部にあるスーレー・パヤー(聖髪の仏塔)を訪問した。その仏塔は庶

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4 民に愛される浅草のようなところにある。すぐそばに大きなキリスト教教会とイスラーム礼拝 堂があり、多宗教が混在する環境がよくわかる。ミャンマーといえばすぐに仏教国というイメ ージが浮かぶが、東南アジアの国々も長い歴史の中で、さまざまな宗教を受け入れてきたので ある。帰国のため空港に行く途中、テレビ・ニュースで何度も放映されているスーチー女史の 自宅前を通過した。 人口の約 9 割が仏教徒であるミャンマーで、現在盛んに行われているのが瞑想である。外国 人も非常に多く研修に訪れる。今回の調査目的の一つはその実態を視察することであった。ヨ ーガや禅に共通するヴィパッサナーという修行法が主流で、今後、瞑想というきわめて平和的 な修行方法が多文化・多宗教社会においてどのような意味や役割を持っているのかを検証して いきたい。 本センターも来年度で最終年度を迎える。そこで、多文化共生の思想基盤研究の成果収斂の 場として、連続研究会「多文化共生を考える」を 2014 年 10 月より立ち上げた。来年度には一 般向けの書籍としてその成果を世に還元する予定である。 最後になったが、執筆者・関係者の皆様、本誌の刊行をお認めいただいた村上勝三センター 長、シンポジウム等の運営の実務に尽力いただいた堀内俊郎研究助手にこの場を借りてお礼申 し上げる。

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『国際哲学研究』別冊 6

共 生 の 哲 学 に 向 け て

宗教間の共生の実態と課題

東洋大学国際哲学研究センター編

2015 年 3 月

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目次

はじめに 宮本 久義 3

【シンポジウム「宗教間の共生は可能か」】

「宗教間の共生は可能か」シンポジウム概要 渡辺 章悟 9 異宗教間の共存は可能か ―仏教国スリランカを中心に 釈 悟震 11 モンゴル帝国時代の仏教とキリスト教 ―カラコルムの宗教弁論大会を中心として― バイカル 22 富永仲基と平田篤胤の仏教批判 菅野 博史 29

【シンポジウム「精神性に与える瞑想の効果」】

「精神性に与える瞑想の効果」シンポジウム概要 渡辺 章悟 47 ヨーガ派の瞑想 ∼一境集中への架け橋∼ 番場 裕之 49 上座仏教と大乗仏教の瞑想―その共通性 蓑輪 顕量 60 アメリカにおけるマインドフルネス・ブーム ―現代社会への影響とその意義― ケネス田中 80

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執筆者一覧(執筆順)

宮本 久義 東洋大学文学研究科教授 渡辺 章悟 東洋大学文学研究科教授 釈 悟震 (公財)中村元東方研究所専任研究員 バイカル 桜美林大学准教授 菅野 博史 創価大学教授 番場 裕之 日本ヨーガ光麗会会長、東洋大学等非常勤講師 蓑輪 顕量 東京大学教授 ケネス田中 武蔵野大学教授 国際哲学研究 別冊 6 共生の哲学に向けて:宗教間の共生の実態と課題 2015 年 3 月 10 日発行 編 集 東洋大学国際哲学研究センター編集委員会 (菊地章太(編集委員長)、伊吹敦、大野岳史) 発行者 東洋大学国際哲学研究センター(代表 センター長 村上勝三) 〒112-8606 東京都文京区白山 5-28-20 東洋大学 6 号館 4 階 60452 室 電話・FAX:03-3945-4209 E-mail:[email protected] URL:http://www.toyo.ac.jp/rc/ircp/ 印刷所 蔦友印刷株式会社 *本誌は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の一環として刊行されました。

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