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論文以外のコンテンツ

雑誌名

白山人類学

15

発行年

2012-03

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00002429/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止

(2)

ISSN 1341−5980

、、

HAKUSAN JINRUIGAKU

15号2012年3月

《特集》跨境コミュニティにおけるアイデンティティの持続と再編

一束アジアと東南アジアの事例から一

松本誠一

〈論文〉

Social Inequality among Sama−Bajau Migrants in Urban Settlements: ACase廿om Davao City

AOYAMA Waka

「海民」の生成過程

インドネシア・スラウェシ周辺海域のサマ人を事例として

長津一史

〈研究ノート〉 韓国の移民現象に見る跨境的生活   国境を跨ぐ家族の実態

井出弘毅

〈特別講演〉

植民地朝鮮における日本人の無住地への移住

崔 吉城

資 料

マニラにおけるサマ人両替商の歴史的過程

渡邉暁子・

ROPETA, Lorenzo J. 書 評 長津一史・加藤剛(編)『開発の社会史  東南アジアにみる

鈴木佑記

ジェンダー・マイノリティ・境域の動態』

植野弘子・三尾裕子(編)『台湾におけるく植民地〉経験

宮崎聖子

日本認識の生成・変容・断絶』

渡辺雅子『満洲分村移民の昭和史  残留者なしの引揚げ

塚田穂高

大分県大鶴開拓団』

研究紹介 中山大学「第2回青年人類学フォーラム」

田村和彦

卍』RWie〃 of a,a2eha2vethプ

(3)

アジ惣鋼曜

アジアへ曜墜し、

帰国華僑

華南移民の帰還体験と文化的適応

奈倉京子著 ﹁落葉帰根﹂﹁落地生根﹂という、 中国・移住地の二国間関係に立脚した二元論 的視点に見直しを迫る。広東省台山の華僑農 場における調査から、絶えざる移住と定住の 過程で複数の文化を選択的に吸収し、主体的 あるいは受動的に自らのカテゴリーを再構築し 続ける姿を追う。中山大学の博士論文をもと にした﹃﹁故郷﹂与﹁他郷﹂﹄︵社会科学文献出 版会、二〇一〇年︶を、さらに日本語版として全 面的に書き直した注目の論考。       五二五〇円 t/”e 濠

東南アジアの華人教団と扶鷺信仰

徳教の展開とネットワーク化

黄 窺著 東南アジア華人社会に多く見られる、扶鷲︵ふらん︶11託宣を中心 に活動する宗教結社。廟と制度化された教団の間に位置する結社の生成と 展開を、移民社会の特性、また構成員の生活戦略と対置することにより、両者 の相互依存的関係を描く。       四二〇〇円 ㌔

漸江省舟山の人形芝居

馬場英子編 村祭、廟祭、家庭の慶弔事などに 演じられてきた布袋木偶戯︵指遣い人形芝居︶ は、今日急速に姿を消している。本書は、現在も 活動を続けている一座の上演をそのまま活字化 ︵口本語対訳︶。さらに演目や活動概要、解説を 付した決定版資料集である。        一〇〇八〇円 侯家一座と﹁李三娘︵白兎記︶﹂ 漸江省舟山の人形芝居 麟享・Sk「$遺㊨艘,」鳥塙寅f■ ●ブックレット︿アジアを学ぼう﹀ 第五期 ⑳中国・ミャンマー国境地域の仏教実践穂宏タイ族の上座仏教と地域社会  小島敬裕著 ミクロな地域から見える仏教のダイナミズム。国境をまたい  で生きてきた人びとにとって国民国家の枠組みは一つの範凄に過ぎない。民  族や宗教の動態を地域社会の文脈から読み解く。      八四〇円 ⑳スターリン期ウズベキスタンのジェンダー女性の覆いと差異化の政治  須田将著 スターリン体制下﹁女性解放﹂の一局面。ムスリム女性の覆いに象  徴される﹁旧習﹂の撤廃を目指す政策実践は、ウズベク人のローカルな生活の  中で人びとをどのように差異化していったのか。       八四〇円 ●ブックレット︿アジアを学ぼう﹀ 別巻シリーズ ①デジタル・ヒストリーースタートアップガイド  宮本隆史著 コンピュータで歴史を共有してみよう。過去を分析・共有する  ためのオープンな研究の環境を。資料のテキストデータ化・コード化の作業に  必要な知識を身につけるための入門編。      八四〇円 ②ジェンネの街角で人びとの語りを聞く マリの古都の過去と現在  伊東未来著 人びとの肉声からアフリカのたたずまいが見える。一三世紀初  頭からムスリムの町としての長い歴史を刻み、多くの民族が共生するジェン  ネ。人びとの歴史や暮らしを深く読み解く。         七三五円 ③フランス語圏カリブ海文学小史 ネグリチュードからクレオール性まで  中村隆之著 ﹁われわれは自分たちがクレオールであると宣言する﹂。文化の  混渚性を積極的に肯定した﹃クレオール礼賛﹂︵一九八九︶をはじめ、主要な作品  を概観。マルティニックなどフランス海外県の現代文学の歩みを紹介。八四〇円 ●文化人類学ブックレット ⑤中国系移民の故郷認識帰還体験をフィールドワーク  奈倉京子著 華僑・華人として海外進出ばかりが注目される中国系移民  だが、錦を飾っての帰国、再移民、循環的交流など故郷とのつながりは多様  で複雑だ。様々な帰還の形と背景を動態的に探る。      七三五円 ⑥インドネシアの学校と多文化社会教育現場をフィールドワーク  金子正徳著 二億余の人口が世界最多の島喚群に暮らすインドネシア。最  大のイスラム教国でありながら、文化の多様性は国是ともなっている。地方  の教育現場から見る多文化社会の実像。         六三〇円 ⑦海辺のカラオケ・﹁おやじ﹂のフォーク 高齢社会の音楽をフィールドワーク  馬場雄司著 自然発生、あるいは行政やボランティアにより、各地に生まれ  ている、音楽を通しての交流の場。一漁村、都市近郊コミュニティの事例を通  し、日本の高齢者社会の断面を描く。      六三〇円 ●風響社あじあブックス フィールドに出かけよう1住まいと暮らしのフィールドワーク 日本建築学会編 建築家は、一本の柱からも様々な情報を読みとる。道具 や技法を紹介し、建築学における実地調査の意義を伝える。 一八〇〇円 上海都市生活の現代史 岩間一弘・金野純・朱根・高綱博文編 中国の最先端を疾走る都市。写真・ 図版を添え、生活者の視点から読み直す社会史入門。   一八〇〇円 産む・育てる・伝える昔のお産・異文化のお産に学ぶ 安井眞奈美編 出産をとりまく社会の変化を再考。﹁個人が、病院で、 無事に﹂という観念をほぐす時、変革の一歩が始まる。   一八〇〇円 『出版案内」送呈/表示価格は税込み

風響社

中国民間祭祀芸能の研究

廣田律子著 ﹁まれびと﹂論から中国江南の灘戯を分析するなど、折口理論 を中国の祭祀芸能に適用、また日本や少数民族の事例を加え、東アジアにお ける芸能文化の差異と類似をも検出。豊富な資料を解析しつつ、実証的に折 口理論の今日性を示した画期的業績。       九一一四〇円

〒114−0014東京都北区田端4−14−9

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白山人類学

15号

2012年3.月

       《特集》跨境コミュニティにおけるアイデンティティの持続と再編       東アジアと東南アジアの事例から一

 序       松本誠一…・……1

〈論  文>

 Social lnequality among Sama・Bajau Migrants in Urban  Settlements:ACase from Davao City       AOYAMA Waka・…・…・…7  「海民」の生成過程  インドネシア・スラウェシ周辺海域の

  サマ人を事例として      長 津 一 史…・・…・45

〈研究ノート〉

 韓国の移民現象に見る跨境的生活

    国境を跨ぐ家族の実態       井 出 弘 毅………73

〈特別講演〉

 植民地朝鮮における日本人の無住地への移住         崔 吉 城・… ■■・・95

資   料

 マニラにおけるサマ人両替商の歴史的過程 渡 邉 暁 子・ RoPETA, Lorenzo J.・… 111

書   評

 長津一史・加藤剛(編)『開発の社会史  東南アジアにみる   ジェンダー・マイノリティ・境域の動態』        鈴  植野弘子・三尾裕子(編)『台湾における〈植民地〉経験   一日本認識の生成・変容・断絶』       宮  渡辺雅子『満洲分村移民の昭和史

  一残留者なしの引揚げ大分県大鶴開拓団』

研究紹介

 中山大学「第2回青年人類学フォーラム:   中国研究一自者と他者の視野」参加記

木 佑 記……−123

崎聖子……・・129

塚 田 穂 高……・・133 田 村 和 彦・・……139

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HAKUSAN JINRUIGAKU

且akusan Review of Anthropology

Vol.15

March 2012

      CONTENTS       Special Theme:Continuity and Reorganization of ldentities among        the Transnational Communities in East and Southea8t Asia   MATsuMOTo Sehchi Introduction−一一…………・…’……一一……・一一…一一一……一一一…一一…一’”市’’’’”1 <Articles>   AoYAMA Waka    Social Inequality among Sama・Bajau Migrants in        Urban Settlements:ACase from Davao City…………一…一一一…一一7   NAGATsu Kazufumi Formation of“Maritime Folks”:The Case of the Sama・Bajau        in Sulawesi and its Neighbouring Seas, Indonesia………一一一…一一一45 <Research Notes>   IDE Kohki     South Korean Migrants and their ’llransnational Way of Life:        ANote on“Transnational Family”…………・一一一一一一・一一一一一一一一一…・・……73 <Special Lecture>   CHol Kilsung    Migrant Villages of the Japanese Fisherf()lks in Korea        during the Japanese Colonial Period………・…………一一一一一一一一95

Research Data

  WATANABE Akiko   Historical Process of Sama Money Changers in Manila−……一一一一一一一一111   and ROPETA, Lorenzo J.

Book Reviews

  SUZUKI Yuki MIYAZAKI Seiko TSUKADA Hotaka Research Activities   TAMURA Kazuhiko Nagatsu Kazufu皿and Kato Tsuyoshi eds、 A Soclal History of Development:Dynamics of Gender, Minority and Periphery in Southeast Asia−一一一一一一………一一一一一一一一一’一…一一………一……・一一一一一一一123 Ueno Hiroko and Mio Yuko eds. Colonial Experience in Taiwan:The Creation,’lransformation and Discontinuation of Taiwanese Views on Japan−一…一…………一一一一一一一一一一一一・…・一一…一一…・・…129 Watanabe Masako. The Social History of a Branch Community in Manchuria Originating from a Traditional Community in Japan: ACase Study of Complete Community Repatriation−一一一……一・…一一一133 Forum on“Chinese Studies:APerspective of Self and Other People”in Sun Yat’Sen University−一…一一一・一一一一……・…・……一一139

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白山人類学 15号 2012年3月

白山人類学研究会

 白山人類学研究会は,東洋大学社会学部社会文化システム学科の教員を世話人として組織さ れている。定例研究会は,原則として毎月第3または第4月曜日,東洋大学5号館で開催される。 また,2007年度からは年次フォーラムを開催している。8∼9月は夏休み,2∼3月は春休みとし, 研究会は開催しない。研究会の案内は電子メールを通じておこなっている。 連絡先:研究会事務局hakusanjinrui@gmail.com

白山人類学研究会2011年度の活動

口 2011年5月23日第1回研究会

演題:カンボジアでベトナム人として生きること  法的立場および「不当な」料金徴収をめぐ    る試論 発表者:松井生子(国立民族学博物館外来研究員) 要旨:カンボジアにおいてベトナム人は,ベトナムとカンボジアの支配一被支配の歴史,文化 的な違い,経済的な競合,国民国家形成に伴う他者の創造などを背景に,多数派民族であるク メール人を脅かすものとして範疇化され,同国の社会の外部者として捉えられてきた。本報告 が取り上げるのは,この他者認識のもとで,カンボジアの地方行政関係者によってベトナム人 が法的に外国人として扱われ,また「不当な」料金徴収の対象とされているという事象である。 ベトナムとカンボジアの国境地域に位置する調査地には,カンボジアに数世代にわたって生活 してきたベトナム人が居住している。これらの人々は1970年代前半の内戦時にベトナムへと避 難し,ポル・ポト政権時代が終わった1979年以降に調査地に戻って来たという経験を持ってい る。 彼らの大半はカンボジアの国籍/市民権を持たず,その要件を満たしていても国籍/市民権を あらわすIDカードが交付されていないことがある。また,彼らは漁や家の新築をおこなう際に, ベトナム人であることを理由として,クメール人であれば課されることがない「不当な」料金を 地方行政関係者から徴収されている。現在の調査地において彼らはベトナム人同士のつながり やクメール人との関係の中で自らをベトナム人として同定するが,このような地方行政関係者 との接触もまた,クメール人とは異なるものとしての彼らの自己認識の契機となっている。ベ トナム人に対する差別的処遇は,彼らの「ホーム」となりうるベトナムへの想像力を喚起するも のでもある。  本報告はこの国籍/市民権と「不当な」料金徴収の問題を手がかりに,ベトナム人がカンボジ

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白山人類学 15号 2012年3月 アで置かれた不安定な立場の状況を示すと共に,同国で排除と収奪の対象となることによって 形成される彼らの自意識と,カンボジアとベトナムの間での自己の定位の仕方を考察した。

ロ 2011年6月20日第2回研究会

演題:バティックに染め上げられる「華人性」 ポスト・スハルト期インドネシアの華人と文化    表象をめぐって 発表者:津田浩司(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教) 要旨:インドネシアに暮らす華人系住民(以下「華人」)は,新生国家インドネシアの中で長らく国 民統合上の「問題」と位置づけられてきた。とりわけ1960年代後半から30年あまりにわたって続 いたスハルト体制下では,「同化政策」の名のもと,公の場で彼らの「伝統」や「文化」を表出する ことは厳しく制限されてきた。  1998年にスハルト体制が崩壊して以来,こうした華人を取り巻く空気は大きく改善の方向に 向かってきている。文化表象の面においても,華人はジャワ人やバリ人など他のエスニック・グ ループと同様,己の独自性を主張したり表現することが,社会的にも政治的にもかなりの程度 許容されるようになりつつある。 そこで本発表では,インドネシアにおける華人とその文化の位置づけの近現代史を概観した上 で,ポスト・スハルト期のインドネシア華人の文化表象のあり方をシンボリックに示すものとし て,バティック(蝋けつ染めの布,ジャワ更紗)の上に「華人にまつわる要素」を盛り込もうとし ている,中ジャワと西カリマンタンで現在進行中の2つの事例を報告した。「インドネシア文化 の精華」として内外から高く評価を受け注目度を増しているバティックの上に,いわゆる「華人 性」を盛り込もうとする試みが,それぞれ誰によっていかなる経緯でなされたのか,それが社会 的にどのように評価されているかを分析することを通して,現代インドネシアにおける華人に まつわる文化表象のあり方の特徴を浮かび上がらせた。また,両事例で盛り込まれた「華人性」 とはいかなるものであったかを見ることで,華人と「華人性」の関係性についても考察した。

口 2011年7月11日第3回研究会

演題:「戦後」から「復帰」にかけての琉球華僑社会 発表者:八尾祥平(首都大学東京人文科学研究科博士後期課程[社会学]) 要旨:本報告では,第二次大戦後から沖縄の日本復帰前後にかけての時期の琉球華僑社会にっ いて,その社会構成や国府との結びつきを中心に分析を行い,その全体像を提示することを試 みた。琉球華僑社会は,沖縄の内部ではマイノリティにすぎないものの,「戦後」の台湾と沖縄 のおかれた複雑な状況を色濃く反映した社会構成をとり,単純に「台湾人」としてひとくくりに することが極めて難しい社会であったことを明らかにした。その一方で,国府は「『琉球』は日

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白山人類学研究会2011年度の活動 本の領土ではない」という立場をとり,琉球との関係強化をはかるために,琉球華僑を用いて草 の根レベルでも交流をすすめていこうと試みたものの,日華断交によってこうした動きは大幅 に後退せざるをえなかったまでの経緯についても明らかにした。

口 2011年10月17日第4回研究会

演題:アフリカにおいて先住民になること  ボツワナと南アフリカに暮らすサンの事例より 発表者:丸山淳子(津田塾大学学芸学部国際関係学科専任講師) 要旨:21世紀に入って「先住民」に対する国際的関心がかつてなく高まっている。 「先住民に は独自の文化や生活様式を維持する権利がある」という考え方が世界的に支持を得るようになり, その適用範囲も急速に拡大しつつある。これまで「先住民」の存在や問題が議論の祖上にあがる ことがなかったアフリカでも,各地の少数集団が「先住民」として国際社会からの強い政治・経 済的サポートを受け,それまでにないやり方で問題解決に取り組み始めている。と同時に,植 民者との境界が明確なイギリス系植民国家で育まれてきた「先住民」という概念が,民族間関係 の歴史や国家成立の経緯の異なるアフリカに急速に「輸入」されたことは,地域社会に複雑な問 題を生じさせてもいる。 本発表では,南部アフリカのサン(ブッシュマン)の「先住民運動のホット・スポット」とし て知られる2つの地域を事例として,このような「先住民」に関わる支援や運動が,地域や社会 に与えている多層的なインパクトをミクロなレベルで解明した。そして両地域のサンが経験し てきた歴史や国家政策,NGOとのかかわりなどに着目しながら,土地や資源へのアクセス,あ るいは言語や文化の維持に関する活動や運動が,彼らの直面する問題の解決にいかに寄与し, あるいは齪齪や矛盾を生んでいるのか,また既存の国際社会や国家,民族,集団間の関係にい かなる変化をもたらしているのかを,比較検討した。

ロ 2011年12月19日第5回研究会

演題:マニラのムスリム・コミュニティに生きる人びと  フィリピンの都市マイノリティに    おける連帯と分断 発表者:渡邉暁子(東洋大学社会学部助教) 要旨:本報告は,フィリピンの首都マニラにおけるムスリム・コミュニティを歴史的パースペ クティヴのなかで把握することを目的とした。事例として取り上げたのは,マニラの三大ムス リム・コミュニティのひとつとして認知されており,多民族状況にあるS地区である。マニラ という圧倒的なキリスト教徒社会のなかで,「ムスリム」と括られる人びとがどのような歴史的 過程を通じて,つねに分岐,分裂の可能性をはらみながら,ひとつのコミュニティを形成して たか,その過程に国籍,宗教,民族集団,同郷,職縁,姻戚,親族といったさまざまな紐帯や

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白山人類学 15号 2012年3月 外部からもたらされる新しい考え方や生き方が,どのように関係しているのかを明らかにし た。

口 2012年1月16日第6回研究会

演題:人々はイタコに何を求めるのか? 発表者:原英子(岩手県立大学盛岡短期大学部国際文化学科准教授) 要旨:2011年3月11日におきた東日本大震災では多くの尊い命が奪われた。東北地方には口寄 せにより,死者の語りをきくイタコが存在する。震災から5カ月たった8月は各地で犠牲者の初 盆行事が執り行われていた。この時期,朝日新聞は,恐山のイタコをめぐる記事を掲載した。 8月16日の山形全県版の見出しでは「震災遺族,イタコ頼りに」 「口寄せで『肉親の言葉聞き たい』」「突然の別れ喪失感埋める思い」。近年は,心のケア,「癒し」を与える者としてイタ コが注目されている部分があるが,「伝統的」イタコの数は現在もう数えるほどしかいない。口 寄せは,朝,夜が明けるころから始まり,日が暮れてからも揺れるローソクの火のもと続いて いく。これまで人々はイタコに何を求めてきたのか。そして現代人は何を求めているのか。本 報告では,これらの問いについて考察した。

口 2011年11月19日第5回研究フォーラム

東洋大学アジア文化研究所/「トランスナショナル・コミュニティの地域間比較」  (科研プロジェクト:代表・松本誠一・東洋大学)との共同開催 フォーラム:「跨境コミュニティにおけるアイデンティティの持続と再編一束アジアと東南ア       ジアからの展望」 企画者:松本誠一(東洋大学社会学部)・長津一史(東洋大学社会学部) 要旨:1990年代以降のグローバル化と総称される地球規模での人・物・情報の流動化にともな い,世界中で,様々なレベルの組織や団体が急速にトランスナショナルな性格を帯びるようにな った。出自や言語,宗教を基本的紐帯としてきた在地の少規模コミュニティが,異なる国家に属 する成員によって構成され,複数の国家に跨る関係性を内包するようになっていることも,いま では稀ではない。他方,東アジアや東南アジアの国境地帯には,いま述べたグローバル化が進行 する以前から,複数国家に跨がる生活圏に生きてきた人々が多数住む。従来から日常生活レベル で国境を跨ぐ社会関係を維持,再編してきた, 「プロト・トランスナショナル」と形容しうるよ うな在地コミュニティを跨境コミュニティと呼ぼう。こうした跨境コミュニティもまた,1990 年代以降は,従来とは異なる様式のグローバルな社会関係  世界的な宗教組織や開発援助団体 などのネットワークーに連接する(再)トランスナショナル化を経験するようになっている。

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白山人類学研究会2011年度の活動  1990年代以降のグローバル化は,東アジアと東南アジアの跨境コミュニティの(プロト)ト ランスナショナルな社会関係をいかに変質させ,成員のアイデンティティ編成にどのようなイン パクトを与えたのカトー一本フォーラムでは,まずこの問いをフィールドワークに基づく報告によ りながら微視的に探ろうとした。東アジアについては日本一韓国間の国境域,特にその韓国側に 位置する国境の島,コジェド(巨済島)の事例が取り上げられた。東南アジアについては,フィ リピン・ミンダナオ島とマレーシア・サバ州それぞれのサマ(バジャウ)人社会の事例が対象と された。サマ人は,東南アジアが植民地化される以前から,後に国境で分断されることになる同 地域の島峻沿岸で移動的な生活を営んできた。これらの事例報告を基に,フォーラム全体では, 東アジアと東南アジアそれぞれの跨境コミュニティにおける(再)トランスナショナル化の社会 的,文化的な意味とその異同を,国境・国籍の管理のような制度的背景や,開発・開発援助のよ うな同時代的文脈をふまえて,ややマクロな視点から比較検討することを試みた。フォーラムの プログラム,タイトル,発表者は,以下のとおりである。  開会の挨拶:高橋継男(東洋大学アジア文化研究所所長)  趣旨説明:松本誠一(東洋大学社会学部教授)  〈セッション1> 東アジアの跨境コミュニティ  国際化とアイデンティティの動態  一13:30∼14:0(ト  タイトル:韓国巨済島キリスト教会に見た跨境的生活の実態を通じて         アイデンティティ論再考  発表者:井出弘毅(東洋大学アジア文化研究所客員研究員)  −14:00∼14:30−一  タイトル:日韓境域の島々と「海峡圏」交流一巨済島属島を中心に  発表者:松本誠一(東洋大学社会学部教授)

 −14:30∼14:45一

 コメント 植野弘子(東洋大学社会学部教授)  〈セッション2> 東南アジアの跨境コミュニティ  開発とアイデンティティの動態

 一14:55∼15:25一

 タイトル:開発援助の現場におけるサマのアイデンティティ再構築         フィリピン・ダバオ市からの事例  発表者:青山和佳(北海道大学大学院・メディアコミュニケーション研究院准教授)

 −15:25∼15:55一

 タイトル1「バジャウ・ラウト」はいかに生成したか         マレーシア・サバ州の境域における自己表象の動態  発表者:長津一史(東洋大学社会学部准教授)

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       白山人類学15号2012年3月

一15:55∼16:10−一 コメント 鈴木佑記(日本学術振興会特別研究員) 〈特男[J言毒字寅〉 −16:10∼16:50−一 タイトル:韓国島喚における日本人移住漁村の生成と変化 発表者:崔吉城(東亜大学・東アジア文化研究所所長)

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白山人類学 15号 2012年3月

『白山人類学』投稿規定

1

本誌の名称および目的

本誌は,日本語名を『白山人類学』,英語名をHakusan Re viθ w ofAn thropologyと称し, 白山人類学研究会の会誌として,会員による研究成果の発表およびこれに関連する情報・ 資料を提供するものである。本誌は年1回3月に刊行される。

2.投稿資格

 投稿は原則として本会会員に限る。ただし,編集委員会は非会員に対しても寄稿を依頼す   ることがある。

3.掲載原稿

 原稿は,広義の人類学的な視点に立った研究成果を中心とする。その種類は,原則として  以下のように区分する。    a.論文(研究成果の発表)    b.研究ノート(試論的な報告)    c.翻訳(日本語以外の言語による論文の日本語訳)    d.資料(フィールドワーク等に基づく一次資料,原典史料の提供)    e.書評(新刊書の書評)    £資料紹介・研究活動紹介(公刊資料や研究活動,学術集会などの紹介)    g.フィールド通信(フィールドワークの記録や短報)

 a−cは400字詰め横書き原稿用紙で概ね60枚以内,dは30枚以内, e−gは15枚以内とす

 る。いずれも未発表のものに限る。原稿には論文タイトル,投稿者の氏名,所属機関,所

 属機関所番地,Eメールアドレス,英語タイトル,ローマ字氏名,所属の英語名を付記す

  ること。aおよびbには,200・500語程度の英文要旨,日本語および英語のキーワードをつ  ける。

4.原稿の作成・投稿の手続き

 (1)原稿の作成にあたっては,本誌の執筆要項に従うこと。  (2)使用言語は日本語または英語に限る。日本語については,できるだけ常用漢字・新かな    つかいを使用する(英語論文の執筆要領等については,編集委員会に相談すること)。  (3)原稿は原則としてMSワードで作成し,フロッピーディスク等の電子媒体に保存の上,    編集委員会に郵送する。電子媒体には執筆者名および使用ソフトのバージョン等を明記    すること。  (4)Eメールに原稿ファイルを添付し,投稿することも認める(ただし(6)に留意)。  (5)(3)(4)いずれの場合も,日本語タイトル,執筆者の氏名,連絡先,使用ソフトのバージ    ョン等を必ず別紙の投稿票の様式に従って記載し,原稿とは別に「投稿票」ファイルに    保存して,編集委員会に送付すること。投稿票は,白山人類学研究会ウェブサイト(下    記8「原稿の送付先・問合せ先」参照)からダウンロードすることもできる。  (6)Eメールに原稿ファイルを添付して投稿する場合も,かならず投稿票を編集委員会に郵    送すること(Eメールの不通等による原稿受理のミスを防ぐため)。

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白山人類学 15号 2012年3月   (7)ウィンドウズ標準フォントに存在しない特殊文字,または制御記号や文字飾りを使用す    る場合は,投稿時に編集委員会に相談すること。   (8)図,表,写真は,原則として原稿本体とは別に準備し,そのファイルを保存した電子媒    体とあわせて,プリントアウトしたものを編集委員会に郵送すること。原稿採用後の図,    表,写真の提出方法については,編集委員会が別途指示する。   (9)原稿(図,表,写真,フロッピーディスク等の電子媒体を含む)は,本誌への採否に拘    わらず投稿者に返却しない。刊行後しばらく保管した後,編集委員会で処分する。   (10) 各号の投稿締切日は毎年10月31日とする。

5.原稿の採否・最終原稿の提出手続き

  (1)論文・研究ノートの採否ならびにその区分については,投稿,依頼を問わず,本誌の査    読規定に従うものとし,原則として2名の査読者(レフェリー)による査読の上,編集    委員会が決定する。原稿採用の条件として原稿の修正を求める場合がある。   (2)採用決定後は,プリントアウトした最終原稿および最終原稿のファイルを保存したフロ    ッピーディスク等の電子媒体を編集委員会に郵送する。この際,前記の投稿票をプリン     トアウトし,最終原稿に同封すること。Eメールに最終原稿のファイルを添付し,送付    することも認める。ただし,その場合も必ずプリントアウトした最終原稿および投稿票    を編集委員会に郵送すること。   (3)著者による校正は,原則として初校のみとする。誤植以外の変更は,必要最低限にとど    める。加筆および訂正が必要以上に多い場合は,採用を取り消すこともある。

6.原稿料の支払い等

  (1)原稿料の支払いはしない。   (2)抜き刷りは,著者負担で作成することとする。

7.著作権

 採用原稿については,著作権のうち,複製権,翻訳・翻案権,公衆送信・伝達権(いずれも  電子形態による場合を含む)を白山人類学研究会代表に譲渡することとする。

8.原稿の送付先・問合せ先(2012年度)

  〒112−8606東京都文京区白U」5・28・20   『白山人類学』編集委員会  東洋大学社会学部 植野弘子(編集委員長) 長津一史  E−mail:uenohi@toyo.jp/nagatsu@toyo.jp   *Eメールに添付して原稿を送付する場合は,かならず双方あてに送信すること。   白山人類学研究会ウェブサイト:http:〃hakusan・jinruigaku.toyo.ac.jp/

9.本規定の改廃

 本規定の改廃は,白山人類学研究会運営委員会の承認によっておこなう。 10.附則

 本規定は,2009年4月1日から施行する。

(14)

『白山人類学』投稿規定・執筆要領・査読規定

『白山人類学』執筆要領

はじめに

 本誌の表記と体裁を統一し,多くの読者に読みやすいものとするため,この執筆要領にした がってご執筆ください。執筆要領の内容は主として論文および研究ノートの作成を念頭におい ていますが,その他の原稿を作成する場合も,原則としてこの執筆要領に準拠してください。

1.原稿の形態

 1−1 原稿は原則としてMSワードで作成し,フロッピーディスク等の電子媒体に保存の

    上,編集委員に送付する。電子媒体には執筆者名および使用ソフトのバージョン等を     明記すること。 1−2 1・3 1・4 1−5 1・6 1−7 1’8 1−9 1’10 Eメールに原稿ファイルを添付し,投稿することも認める。 1−1,1−2いずれの場合も,日本語タイトル,執筆者の氏名,連絡先,使用ソフトの バージョン等を必ず別紙の投稿票の様式に従って記載し,原稿とは別に「投稿票」フ ァイルに保存して,編集委員会に送付すること。 Eメールに原稿ファイルを添付して投稿する場合も,かならず投稿票を編集委員会に 郵送すること(Eメールの不通等による原稿受理のミスを防ぐため)。 ウィンドウズ標準フォントに存在しない特殊文字,または制御記号や文字飾りを使用 する場合は,投稿時に編集委員会に相談すること。 図,表,写真は,原則として原稿本体とは別に準備し,そのファイルを保存した電子 媒体とあわせて,プリントアウトしたものを編集委員会に郵送すること。原稿採用後 の図,表,写真の提出方法については,編集委員会が別途指示する。

投稿原稿のMSワードの設定は, A4版,横書き,余白:上下左右30mm,一行の文

字数:38字,行数:40行,行間:1行,フォントサイズ:11ポイント,用紙の端か らの距離:ヘッダー・フッターともに15mmとすること。 日本語は,章の表題,節の表題については全角MSゴシック,本文および脚注文に っいては全角MS明朝を使用する。 ローマ字アルファベット・数字は,原則としてすべて半角centuryを使用する。 英文要旨については,原則として英文校閲の専門家による校閲を受けたものを提出す ること。なお,編集委員会が別途,英文校閲の専門家に依頼して,言語的修正をおこ なうこともある。

2.論文の構成

 2・1 原稿は以下のような構成とする。ただし,翻訳,資料,書評,資料紹介・研究活動紹     介,フィールド通信には,キーワードおよび英文要旨を付さない。翻訳の原文が英語     の場合は,英語タイトルを重ねて記す必要はないが,原文が英語以外の場合は原文タ     イトルの英語訳を記す。  (1)日本語タイトル  (2)日本語氏名  (3)日本語所属(**大学**学研究科等)

(15)

白山人類学 15号 2012年3月 (4)Eメールアドレス (5)英言吾タイトル   *英語タイトルについては編集委員会の責任で変更を加えることがある。 (6)ローマ字氏名 (7)所属の英語名   *なお,最終原稿において所属は,氏名の末尾に半角上付きアスタリスク (★,日本語

 氏名末は全角MS明朝,英語氏名末には半角century)を付して,脚注ブロックにアス

  タリスク(半角century)を入れ,半角スペースをあけて,所属のみを日本語で,続け  て全角セミコロン(;)の後に,所属・住所/Eメールアドレスを英語で記す。  例:  ★東洋大学社会学部;Faculty of Sociology, Toyo University,5・28・20, Hakusan,  Bunkyo, Tokyo,112−8606/ hakusantarou@toyo.jp (8)英文要旨(200・400語程度) (9)日本語キーワード(5語前後) (10)英語キーワード(5語前後) (11)本文 (12)注   *脚注方式とし,各ページの下部に示す。 (13)謝辞(必要な場合) (14)参考文献(見出しは「参考文献」とする。参照文献,引用文献等としない) (15)図,表,写真は,原則として原稿本体とは別に準備し,そのファイルを保存した電子  媒体とあわせて,プリントアウトしたものを編集委員会に郵送する。本文中に挿入箇所   を示しておくこと。図,表,写真についても,電子ファイルの形式は,原則としてMS   ワードによるものとする。他のファイル形式で提出する場合は,投稿時に編集委員会に  相談すること。原稿採用後の図,表,写真の提出方法については,編集委員会が別途指  示する。 2−2 章・節等の表記は,以下のとおりとする。 (1)章番号は,半角ローマ数字(1,II…,フォントはcentury)で示す。 (2)節番号は,半角アラビア数字(1,2…,フォントはcentury)で示す。 (3)節以下を細分する場合には,(1)/1・1/1.1,(2)/1−2/1.2.…などを適宜用いる(書式   は統一すること)。 (4)章,節には数字だけではなく必ず表題をっける。ただし,「はじめに」「むすび/おわり   に」には数字をつけない。 (5)章のローマ数字は,全角特殊文字(1,皿,IVなど)を用いず,必ず半角century(1,  III, IVなど)で入力すること。 II, IV, IXなどは,1, V, Xなどの組み合わせで入力   する(例:IVは“1”と“V”を組み合わせる)。 (6)章と節の数字の後ろに点はっけず,半角2文字分のスペースを入れて表題を記す。 (7)章見出しの前と後ろの行にはそれぞれ1行分の空行を,節以下の見出しの前の行には1   行分の空行を入れること。

(16)

『白山人類学』投稿規定・執筆要領・査読規定

3.日本語文章の表現

123

333

3・4 戸Dρ0

33

3−7 3−8

 O

O∨− ∩δnδ 本論では,現代かなつかい(ただし引用文は原文どおり)を用いる。 字は新字体を用い(引用文の場合も),難しい漢字はなるべく避ける。 接続詞,副詞,助動詞,代名詞はなるべくかな書きにする。 例:所謂→いわゆる 丁度→ちょうど 又→また,但し→ただし 繰り返しの記号のうち,かな文字の反復記号(y等)は避け,漢字の反復記号(々) は用いる。 例:あy→ああ 人人→人々 句点はマル(。 ),読点はカンマ(,)を用いる。いずれも全角にすること。 漢字名以外の外国の人名・地名等はカタカナで表記する。必要に応じ,初出時にマル 括弧内に原綴りを記す。 例:ギアツ(Clifford Geertz),サンダカン(Sandakan) 和文にかかる括弧(マル括弧,大括弧,キッコウ括弧等)は,原則としてすべて全角 とする。 パソコンの機種依存文字は文字化けの原因になるので,できるだけ使用しない。たと えば,①は(1),皿はIIIとする。 名詞を並列する場合は,全角カンマ(,),ナカグロ(・)を適宜,用いる。 引用文は前後にカギ括弧「」をつける。ただし,引用が比較的長いときには,改行 してブロックとするtt引用ブロックは左側全体を2文字インデントし,さらにその1 行目を1字下げる。前後のカギ括弧「」はつけない。引用ブロックと前後の本文と の間には1行分の空行を入れる。引用の直後に文献を指示する。引用文中の引用者補 記は,キッコウ括弧〔〕に入れる。

4.数字・年号

 4−1 数字は,数値の表現には半角アラビア数字,概念の表現には漢数字を使用する。適宜,     桁を区切る半角カンマ(,)をいれる。     例:1990年,3,120人,一流,第二次世界大戦 9自∩0

44

4△5

44︵

4−5 分数は,3分の1,20分の7のように示す。パーセントは%(半角century)とする。 数の幅は半角ハイフン(一)を用いる。 例:3−6人,1880−90年 メートル,トン等の数値単位はカタカナ書きとする。 年号には原則として西暦を用い,必要に応じて日本の元号,中国暦,朝鮮暦,ジャワ 暦イスラーム暦などを併記する。 図,表は横書きを原則とする。番号および表題は,図/表,図/表番号(半角数字), 半角スペース2文字,表題の順で記す。

例:図1魚醤の分布

5.参考文献

  論文を書くために参照した文献ならびに引用した文献については,以下のように表記する。

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白山人類学 15号 2012年3月 注をたてて表記することはしない。 5・1 文中の引用表記(以下の“=”は,実際には表記しない) (1)全角大括弧(始)=著者名(ファミリーネームのみ)=半角スペース=刊行年=半角コ   ロン=半角スペース=参照/引用したページ数の範囲=全角大括弧(終)とする(日本  語文献,英語等の文献いずれも同じ)。句読点は全角大括弧(終)の後に置く。  例:   ・である[末成1999:387・389]。…といわれている[Watson 1985:593−594]。 (2)論文集を参照/引用した場合は,(1)の様式で著者名にかえて編者名を次のように記載  する。日本語の文献であれば,編者名の後に「編」を付す。英語等の文献で編者が一人  であれば,著者名の後に“ed.”(またはed.に相当する当該言語の単語/略語),編者が  二人以上であれば“eds.”(またはeds.に相当する当該言語の単語/略語)を付す。  例:   [加藤編2004]/[植野・蓼沼編2000]   [Hefner ed.2002]/[Hefner and Horvatich eds.1997] (3)編著者が複数の文献を参照/引用した場合は,編著者名を次のように記載する。日本語  文献については,ファミリーネームをナカグロでつなぐ。英語等の文献については,編  著者が2人であれば,編著者のファミリーネームを“and”(またはandに相当する当該  言語の単語)でつなぐ。編著者が3人以上であれば,編著者のファミリーネームをカン  マでつなぎ,最後の編著者のファミリーネームのみ“and”でっなぐ。“&”は使用しない。 (4)同じ文献の異なる箇所を表記する場合は,半角カンマ(,)で参照箇所を分ける。

 例1

  [末成1999:387・389,404] (5)異なる文献を同時に表記する場合は半角セミコロン(;)を用いる。  例:   [末成1999:387−389;2005:107;μ」本2005:12] (6)ibid, op. cit,前掲書などの表記は用いない。 5−2 参考文献一覧 (1)参考文献一覧は,本文または謝辞の後に「参考文献」として記す。記載するのは,本文  や注で引用したものに限る。著者名のローマ字アルファベット順または50音(あいう   えお)順で記載する。同一著者に複数の文献がある場合には,出版年順で文献を記す。   同一著者に出版年が同じ文献が複数ある場合には1987a,1987bなどとして区別する。 (2)複数の編著者の日本語文献を記す場合は,植野弘子・蓼沼康子(編)のように,編著者  名をナカグロでつなぐ。ただし,カタカタ書きの外国人名を含む場合には,吉原和男/   クネヒト・ペトロ(編)のように,ナカグロに代えて全角のスラッシュを用いる。 (3)複数の編著者の欧米語文献を記す場合,第1編著者については,氏名を倒置させてラス   ト・ネーム,ファースト・ネームの順とするが,第2編著者以降については,氏名を倒置   させない(ただし本文中の引用では,編著者のすべてについてファミリーネームのみを  記す)。編著者が2人の場合,編著者名は“and”(またはandに相当する当該言語の単  語)でつなぐ。編著者が3人以上の場合は,編著者名はカンマでつなぎ,最後の編著者

(18)

『白山人類学』投稿規定・執筆要領・査読規定  名のみ“and”でつなぐ。“&”は使用しない。 (4)日本語・欧米語以外の文献の記載法は,欧米語文献の例に準ずるが,著者名のファース   ト・ネーム,ラスト・ネームなどの配列は各言語の慣例に従う。 (5)雑誌名は原則として略語ではなく全て表記する。煩雑さを避けるために略語を使う場合   は,略語一覧を参考文献表の冒頭に記す。 (6)副題は,原典の形式に拘わらず,日本語文献の場合は全角ダッシュニっ( ),ロー  マ字アルファベット使用言語の文献の場合は半角コロン(:)で示す。 5−3 参考文献表の表記 (1)雑誌論文の場合    〔日本語〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=「論文タイトル」=『雑     誌名』=巻=半角マル括弧(始)=号=半角マル括弧(終)=半角コロン=半角ス     ペース=掲載ページ範囲=全角ピリオド    〔英語等〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=論文タイトル=半角カン     マ=半角スペース=イタノソク雑誌名=巻=半角マル括弧(始)=号=半角マル括     弧(終)=半角コロン=半角スペース=掲載ページ範囲=半角ピリオド   例:   馬淵東一    1997 「高砂族の冠婚葬祭」『台湾原住民研究』2:3−20.   Watson, Rubie S.    1985 Class Differences and Affinal Relationships in South China, Man 16:        593・615. (2)論文集に掲載されている論文の場合   〔日本語〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=「論文タイトル」=『論文    集名』=編者名=全角マル括弧(始)=編=全角マル括弧(終)=全角カンマ=所    収ページ範囲=ページ=全角カンマ=発行地名=半角コロン=半角スペース=出

   版社=全角ピリオド

  〔英語等〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=論文タイトル=半角カンマ    =In=イタツソク祓文秦名=半角カンマ=edited by=編者名=半角カンマ=pp.=    半角スペース=所収ページ範囲=半角カンマ=発行地名=半角コロン=半角スペ    ース=出版社=半角ピリオド   例:   末成道男    1999 「ベトナムから見た漢族家族の特徴」『中原と周辺  人類学的フィールド        ワークからの視点』末成道男(編),387−408ページ,東京:風響社.   Watson, James L.    1986 Anthropological Overview:The Development of Chinese Descent Group,        In Klrhshio Organjzation in Late i吻ワθria/andModern Chiロa,1000−1940,        edited by Ebrey, Patricia Buckley and James L. Watson, pp.274・292,        Berkeley:University of California Press.

(19)

白山人類学 15号 2012年3月 (3)単行本の場合   〔日本語〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=『書名』=発行地名=半角    コロン=半角スペース=出版社=全角ピリオド   〔英語等〕著者名(改行)=発行年=半角スペース2文字=イタノソク書名=半角カン    マ=発行地名=半角コロン=半角スペース=出版社=半角ピリオド   例:   末成道男    1983 『台湾アミ族の社会組織と変化一ムコ入り婚からヨメ入り婚へ』東京:東       京大学出版会.   Freedman, Maurice    1958 Lineage Organization」in Southeastern China, London:The Athlone       Press. (4)論文集の場合   〔日本語〕編者名=全角マル括弧(始)=編=全角マル括弧(始)(改行)=発行年=    半角スペース2文字=『書名』=発行地名=半角コロン=半角スペース=出版社=

   全角ピリオド

  〔英語等〕編者名=半角マル括弧(始)=ed(編者が一人)/eds(編者が二人以上)    =半角ピリオド=半角マル括弧(終)(改行)=発行年=半角スペース2文字=イ    タクソク書名=半角カンマ=発行地名=半角コロン=半角スペース=出版社=半

   角ピリオド

  例:   力日藤岡1」 (編)    2004 『変容する東南アジア社会一民族・宗教・文化の動態』東京:めこん.   植野弘子・蓼沼康子(編)    2000 『日本の家族における親と娘一日本海沿岸地域における調査研究』東京:        風響社.   吉原和男/クネヒト・ペトロ(編)    2001 『アジア移民のエスニシティと宗教』東京;風響社.   Hefner, Robert W.(ed.)    2002 The Politics ofMu1Ziculturafism: Plurafism and Citizens力ip in Malaysia,        Singapore, and ln don esia, Honolulu:University of Hawai‘i Press.   Hefner, Robert W and Patricia Horvatich(eds.)    1997 1slam in an Era of Na tion −Sta tes・’Politics and Rek’g7’ous Renewal in        Mus7im SoutheastAsia, Honolulu:University of Hawai‘i Press. (5)再版された図書,発行後に書籍に収録された論文を参照した場合   参照した図書の発行年を最初に記し,半角マル括弧( )内に初版年を記す。必要に応じ   て初版の書誌情報を入れる。   例:

(20)

『白山人類学』投稿規定・執筆要領・査読規定   馬淵東一    1974(1938) 「台湾高砂族の父系制における母族の地位」『馬淵東一一著作集 第三巻』       9−65ページ,社会思想社(初版:『民族学年報』1). (6)その他 ・ローマ字アルファベソト使用言語の雑誌名・書名は,イタリック体とする。 ・文献の表示の最後には,日本語・中国語の場合は全角ピリオド(. ),ローマ字アルフ  ァベット使用言語の場合は半角ピリオド(.)を付す。 ・日本語,中国語,ローマ字アルファベット使用言語以外の言語の文献の記載は,当該言  語の慣習的な表記法に従う。 6.注  6−1 注は脚注とする。文中で言及する場合は,必ず「注」と記す。「註」は使用しない。  6−2 注番号は1からおこし,1)のように半角数字,右側のみの半角マル括弧(終)で示す。     フォントはcentury。注の数字とマル括弧は,本文中では注を付す箇所の右肩に上付     きでつける(例:∼である1り。ただし脚注ブロック内の注番号は,通常のフォント     サイズで記し,上付きとしない。  6−3 投稿原稿における脚注プロソクの書式は任意とする。ただし,採用後提出する最終原     稿においては,原則として脚注プロソク内のフォントサイズ,段落とも本文と同様に     する。

 6−4 注は原稿枚数に含まれる。枚数の10%以内を注の分量の目安とする(たとえば50

    枚の場合は5枚以内)。

7.図・表・写真

 7−1 図,表,写真は,原則として執筆者が作成したものをそのまま掲載する。本文中に挿     入箇所を分かりやすく示すこと(例:「→図1を挿入」)。  7−2 図,表,写真には,通し番号をつける(例:図1,図2…,表1,表2…)。また,番     号だけでなく必ず表題またはキャプションをつける。  7−3 図および写真の表題(またはキャプション)は下,表の表題は上に記す。  7−4 図,表ともに作成の際に使用した資料・文献を「出典:**」というように明示する。     写真の場合は,撮影者を「**撮影」(または「出典:**」)というように明示する。

8.歴史的呼称

 歴史的呼称は当時の呼称に従い,新字体・現代かなつかいで表記する。

9.その他の注意

  ワープロソフトを使用する際には,以下の点に注意して原稿を作成すること。  9・1 入力画面では区別がつかなくても,印字するとその差が目立つ文字,記号。     例:一(長音)と一(ハイフン)       X(ローマ字のエックス)と×(バツ),1(数字)と1(Lの小文字)  9・2 日本語の文字および外国文字については,原則としてウィンドウズXPで使用可能な     文字で入力する。英語表記で用いられるローマ字アルファベット以外の外国文字,別     途インストールが必要なフォント,その他の特殊な文字・記号・フォントを使用する     場合は,事前に編集委員会に相談すること。

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白山人類学 15号 2012年3月

『白山人類学』査読規定

1.目的   白山人類学研究会は,『白山人類学』の学術雑誌としての水準を確保するため,査読の制度   をおき,その運営については編集委員会が責任をもつ。 2.対象  査読制度の対象となるのは,『白山人類学』に投稿された原稿(編集委員会からの依頼原稿   を含む)のうち,論文および研究ノートとしての掲載を目的とするものである。

3.査読者

 編集委員会は,投稿された原稿1編について,2名の査読者を選定し査読を依頼する。査読  者の氏名は投稿者に通知しない。また,投稿者の氏名も査読者に通知しない。

4.査読の過程

 査読者は,主に下記の第7項に挙げられた項目について,査読対象の原稿を評価し,掲載

  に関する判定をおこなう。査読者は,原稿に修正を求める場合,修正すべき点にっいて具  体的なコメントを記さなければならない。査読者は,定められた期日内に,編集委員会に  対して原稿の掲載に関する判定結果とその根拠を表明しなければならない。

5.原稿の採択

 編集委員会は,査読者の査読結果を十分に考慮・検討して,原稿掲載の可否を決定する。  査読者2名の意見が大きく異なる場合は,編集委員会が査読者の意見をふまえつつ,独自   に掲載の可否を判断することもある。編集委員会は,査読結果をすみやかに投稿者に通知   しなければならない。

6.原稿の修正

 再審査が必要とされた原稿の投稿者は,定められた期日までに修正原稿を編集委員会に送  付しなければならない。この際,投稿者は,査読コメントに対する自らの改稿内容につい   て,文書で説明を行わなければならない。編集委員会は,判定が「修正条件付き掲載可」   の場合には,原稿の修正が適切になされていることを確認したうえで,原稿の採択を決定  する。判定が「修正後要再査読」の場合は,改めて査読者に査読を依頼する。 7.査読の項目  査読者は以下の項目などを念頭において評価,判定,掲載区分の判断をおこなう。

 A.内容の評価

   (1)広義の人類学に関わる学術的研究に貢献しているか    (2)記述されている内容は正確か    (3)議論の展開は適切かっ論理的か    (4)資料および文献の取り扱いは適切か

(22)

『白山人類学』投稿規定・執筆要領・査読規定   B.表現・形式の評価    (1)表題・キーワードは扱われている内容に即して適切か    (2)文章の表現は明瞭で読みやすいか    (3)全体の構成や章・節の見出しの立て方は適切か    (4)図・表は有意に挿入され,かつ有効に使用されているか    (5)参考文献の記載方法は適切か   c.採択の判定    (1)掲載可(修正を必要とせず,投稿時のまま掲載が可能)    (2)修正条件付き掲載可(主に技術面に関わる微細な修正のみを必要とする。再査読は      おこなわない)    (3)修正後要再査読(再査読をおこなう)     a)一部の用語,表現,パラグラフ等について,書き直しを必要とする     b)一部の章または節について,書き直しを必要とする     c)大幅な書き直しを必要とする    (4)掲載不可(内容が本誌の目的に即していない,あるいは学術誌掲載の水準に達して      いないことが明白な場合の判定。査読者は,評価およびコメントにより,判定の根      拠を示さなければならない)

8.本規定の改廃

 本規定の改廃は,白山人類学研究会運営委員会の承認によっておこなう。 9.附則

 本規定は,2012年4月1日から施行する。

(23)

白山人類学15号2012年3月

編集後記

 『白山人類学』も15号となった。第1号

を発刊した1992年から20年を経て,白山人

類学研究会会員,そして執筆者たちの思いを 載せてここまで続いてきたことは,誇るべき ことであろう。東洋大学の人類学関係者を中 心とした組織でありながら,「東洋大学」で はなく,敢えて「白山」と銘打ったことは, 大学の枠にとらわれない,自由な集まりと発 想を信条としようとした故と聞いている。確

固たる組織に支えられているわけではない

ため,その運営ものんびりとしたものである し,特に経費のやりくりは綱渡りであるが, なんとかここまでやってきた。かなり奇跡的 状況である。

 さて,本号の特集は,2011年11月19日

に東洋大学で開催された白山人類学研究会

第5回研究フォーラム(東洋大学アジア文化 研究所共催)「跨境コミュニティにおけるア

イデンティティの持続と再編一一束アジア

と東南アジアからの展望」を土台としている。 フォーラムは,松本会員・長津会員によって 企画・開催された。当日は,東アジアならび に東南アジアの「跨境」のそれぞれの課題に ついて,またその差異についての論議が交わ された。「跨境」に関する科研プロジェクト

や東洋大学アジア文化研究所プロジェクト

に参加してきた会員もおり,このテーマにつ いて,本研究会会員が相互に啓発しながら, さらに研究していくことの可能性を感じさ せるものであった。なお,フォーラムでは, 東亜大学東アジア文化研究所所長・崔吉城先 生に,「韓国島嗅における日本人移住漁村の 生成と変化」のご講演をお願いし,その内容 を本誌に寄稿していただいた。雀先生に改め て感謝申し上げたい。  研究フォーラムの開催によって,会員の研 究成果を外に向けて発信し,研究者との交流 を深めることは,今後も継続させていく。会 員には,是非とも,フォーラムの企画提案を 寄せていただきたいものと考えている。

 本号は,特集が中心となり,他の投稿論

文・研究ノートが掲載されない構成になって しまった。しかし,力をいれたいと考えてき た書評については,会員の編集した図書に対 する2本を含めて3本の書評を掲載すること ができた。今後,資料,研究活動報告,さら にフィールド通信も充実させ,いきいきとし た研究活動を伝える場にしてゆきたい。  今年度は,長津会員がサバティカルから戻 って編集委員に復帰し,とくに,渡邉会員と ともに時間を費やす組版の作業を行ってく れた。煩雑なこの仕事を確実にこなしてくれ たお二人に感謝する次第である。  次号では,特集の原稿とともに,会員から の投稿が多数集まることを期待している。そ して,是非とも,執筆要項を熟読の上で寄稿 していただきたく,改めてお願いする次第で ある。

 これから,さらに20年先は見当がっかな

いが,『白山人類学』が,会員がともに研究 し意見を闘わす場の一つとして,「白山」ら しさを確立して継続していくことを願いた い。       (植野弘子) 白山人類学編集委員会Board of Editors 植野弘子★ 長津一史 山本須美子 渡邉暁子 UENo Hiroko★

NAGATsu Kazufumi

YAMAMOTo Sumiko

WATANABE Akiko ★Chief Editor 160

(24)

『白山人類学』投稿票

記載日:

年  月  日

   ふりがな

轄e者 氏 名

所属機関・職

投稿の種類(丸で囲む)

タイトル(英語)

論文  研究ノート  翻訳  資料

書評 資料・研究活動紹介 フィールド通信

本文の総枚数(英文要旨         図・表・写真

は除く。注は含める)      の有無と点数

使用したワープロソフトの種類(原則としてMSワード),ソフトのヴァージョ

ン,保存した電子媒体の種類,Eメールにより投稿した場合は送信した日付

連絡先(所属機関,自宅のいずれでも可。住所とEメールアドレスは必ず記入する

こと)

住所

電話番号

i任意)

FAX番号

i任意)

Eメールアドレス

★投稿票は、白山人類学研究会ウェブサイト(下記)でダウンU一ドできます。  http://hakusan’jinruigaku.toyo.ac.jp/

(25)

白山人類学

発行日

編集:発行

印刷 発売

第15号

定価:本体2000円+税

2012年3月31日

白山人類学研究会

〒112−8606 東京都文京区白山5−28−20

東洋大学社会学部 松本誠一気付

康印刷 株式会社

〒135・0045 東京都江東区古石場2−1−11

TEI.  03−5621−8396 FAX   O 3・5621−8397

岩田書院(Iwata Shoin)

〒157−0062 東京都世田谷区南烏Lt.14−25−6−103 TEL   O3−3326−3757 FAX   O3・3326−6788

(26)

生業と生産の ㌶厚讐:

社会的布置A・判・418醗舗

グローバリゼーションの民俗誌のために 国立民族学博物館論集1 論考13編.(2012、03刊)

アメリカ民俗学

小長谷英代t平山美雪編訳 2012.04刊/9500円 歴史と方法の批判的考察 1990年代以降にアメリ カで発表された論文を,批判的歴史,研究テーマ, 今日の論点,に分け6編を翻訳. (A5判・334頁)

都市民俗生活誌

文献目録,。1膿酬‘1舞

都市民俗基本論文集別冊2 近現代都市生活を記 録したモノグラフ468点を県別に収録し内容紹介.

瀬川清子女性民俗学者の軌跡

岡田照子編著 2012.05刊/A5判・588頁/8200円 瀬川清子(1895−1984)の未発表資料(二十歳の自伝, 書簡,インタビューなど)を中心に収録し,女性民 俗学者として生きた瀬川の遺産を検証し継承する.

カマクラと雪室

後藤麻衣子著 2012.04刊/A5判・314頁/7900円 その歴史的変遷と地域性 秋田県横手市に代表さ れるカマクラとそれ以外の雪室を調査し,小正月 行事,鳥追い,子供の遊びなど,多方面から考察.

西浦田楽の

民俗文化論

吉川祐子著  2012.03干U A5判・270頁   4800円 浜松市水窪に伝わる西浦(にしうれ)田楽.世襲制 によって維持されてきた民俗芸能の姿を描く.

絵馬をあるきよむ

松本三喜夫著 2011.12刊/A5判・300頁/3800円 絵馬を訪ねあるき,よむことによって,絵馬に託 された人々の祈りを探る.難船図/大黒と鼠絵/ 連隊絵馬/牛鬼/蒸気船/紙絵馬/間引き/ほか.

琉球弧海洋をめぐるモノ人文化

松尾恒一編  2012.03刊/A5判・318頁/3200円 歴博フォーラム1 民俗展示室のリニューアル・ オープンにむけて,「おそれと祈り」をテーマに, 歴史・民俗・考古学などの学際研究.付録DVD1枚

怪異学入門

東アジア惟異学会編   A5判・156頁/1600円 怪異学を「語る/学ぶ/辿る」の3部構成で基本 的なことをおさえ,コラムと文献案内を付す, 学会創立10周年記念.京極夏彦=序.(2012.04刊)

加藤清正公信仰

福西大輔著  2012.01刊/A5判・268頁/5900円 人を神に祀る習俗 戦国武将・加藤清正を神とし て祀る信仰「清正公(せいしょうこう)信仰」.全国 に広がる信仰を検討し,日本人の神概念を探る.

甲斐の東照宮信仰

高藤晴俊著  2011. 12刊/A5判・224頁/2800円 あなたの町の東照宮 全国の東照宮の一割以上の 81社が集中する山梨県.その分布の実態を初めて 調査し,写真とともに各東照宮を解説する.

祖霊と精霊の祭場

高田照世著 2012. 03刊/A5判・412頁/11800円 地域における民俗宗教の諸相 奈良・京都・滋賀の 事例を基に,森神・雨乞・勧進者・墓制・稲荷など, 信仰が行われる場に注目し,その様相を記録する.

四国辺路の形成過程

武田和昭著  2012.・01刊/A5半1」・450頁/9500円 近藤喜博氏らの業績をふまえ,各種納経帳の分析 を通して,辺路の成立から,幕末明治初期の札所 の変遷までを考察し,信仰の諸相を明らかにする.

河童の文化誌平成編

和田寛著  2012.02刊/A5判・630頁/12800円 前著『河童の文化誌:明治・大正・昭和編』(2010, 小社刊)に続き,河童を題材とする文芸作品や世 相を編年で紹介し,平成の河童ブームを傭敵する.

し岩田書院

(27)

ISSN l341−5980

Hakusan Review of Anthropology

HAKUSAN JINRUIGAKU

Vol.15 March,2012

Speciol Iheme:Continuity and Reorgonization of ldentities among

    the Transnational Communities in Eos†qnd Southeast Asia

Introduction      MATsuMoTo Sei−ichi

ArHcles

Social Inequality among Sama−Bajau Migrants in Urban Settlements:

ACase廿om Davao City      AoYAMA Waka

      うリ      コ       Formation of“Maritime Folks:The Case of the Sama−B司au ln Sulawesi and its Neighb皿ring Seas, Indonesia    NAGATsu KazufUmi Reseorch No†es South Korean Migrants and their Transnational Way of Li允: ANote on‘‘Transnational Family”       IDE Kohki Speciol Lec†ure Migrant Villages of the Japanese Fisherf()lks in Korea during the Japanese Colonial Period       CHol Kilsung

Reseorch Do†o

  Historical Process of Sama Money Changers in Manila   WATANABE Akiko and        ROPETA, Lorenzo J.

Book Review

  Nagatsu KazufUmi and Kato Tsuyoshi eds. A Social History(ゾ   Develop〃lent.・l!プna〃li()s(∼〆Gender,ル1inority and Peripheりノ加    Southeast Asia      SUZUKI Yuki   Ueno Hiroko and Mio Yuko eds. Colonial Experience in    Ta加αη.・The Creation, Tra〃sformaがon・and Discontinuation(∼〆    Taiwanese Views on Japan       MIYAzAKI Seiko   Watanabe Masako. The Socゴα1 Hiぷωワ()fa Branch    Co〃1〃luniり7仇ルta〃churia Origi〃α’加9プ}o〃1 a Traditional    Co〃1〃luniリノ加Japan:ACase Study q∫Co〃iplete Co〃lmunity    RePat「iatゴoη       TsuKADA Hotaka

Reseorch ActMties

  Forum on‘℃hinese Studies:APerspective of Selfand    Other People”in Sun Yat−Sen University      TAMuRA Kazuhiko

      彩    寄wiew of OZ,i2rha7uathSプ

参照

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