• 検索結果がありません。

たばこ工場総合管理システム

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "たばこ工場総合管理システム"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

U.D.C.るる3.97.05:〔る58.5+る58.78〕.011.5る:る81・323

日本専売公社関西工場向け

たばこエ場総合管理システム

TotalProduction

ControISYStem

for

Tobacco

Plants

日本専売公社では,従来から原料倉庫,設傭監視,巻包管理など,個々の設備を 対象に計算機を導入し効果を挙げてきた。しかし,近年の大形化,複雑化した工場 設ノ備を効率良く運用するには,個々のシステムでは十分とは言えず,ここに総合的 な管理・制御システムの必要性が生.じてきた。 このたび,京都 ̄FFに建設された日本専売公社の最新鋭工場である関西工場にたば こ工場総合管理システムを導入しその完成をみたので,ここにシステムの概要につ いて紹介する。 本システムは,たばこ工場全体を4台のHIDIC80シリーズ計算機によって管理制 御するトータルシステムである。本システムの導入によって,省エネルギM,省力 化を実現するとともに、製品品質の高水準安定化を図ることができた。 t】

言 たばこ.】二場は,原料発たばこに各種処王翌を加え,緒柄特有 の喫味(きつみ)に調整した後,紙巻たばこに仕上げる一貫し た生産ラインと,それらの運転に必要な,電力,水,蒸気と いったユーティリティを提供する付帯設備から成る。 従来,このような設備に対し運転及び監視の自動化を逐次 導入してきた。しかし,近年のエネルギー需給不安,人件費 の高騰など,生産環】竜の悪化とたばこに対するニーーズの変化 (嗜好の多様化,マイルドな喫味が好まれる傾向)から,従来 にも増して,より加1二精度が高く,省力化が可能な,省エネ ルギー指向の工場を建設することが急がれていた。 日本専売公社関西.丁場は,こうした機運の高まI)の中で, 関西地区1H3工場に代わる新二L場として喜延生したものである。 関西工場に今回導入したシステムは,原料倉埴制御システ ム,刻(きぎみ)貯蔵工程制御システムにHIDIC80(以■卜,H-80と略記)を各1≠キ,原加(壕料加工工程)計装制御・中央監視 システムにHIDIC80-E(以下,H-80Eと略記)を2T乙了,計4T㌔ のHIDICシリ【ズ制御用計算機で構成される総合FA(Factory Automation)システムであり,昭和57年9月に完成L,現在順 調に稼働している。 本稿では,たばこ工場の概要と,総合FAシステムである本 システムの機能,特徴及び成果について述べる。 臣l システムの概要 2.1 たばこエ場の概要 たばこ二L場の概要を図1に示す。各工程の主な機能は二大の とおりである。

(1)原料供給工程

原料工場で処理された国内産菓や各種の外国産菓は,いっ たん原料倉庫に格納される。原料倉庫からは製造する錯柄に よって必要な葉たばこが取り出され,原料加工丁二程に供給さ れる。

(2)僚料調湿加杏工程

たばこの原料には国内産の黄色桂,在来種,バーレ一種と

矢崎正和*

臼井敏雄**

河王台満夫** 菊田

勇***

横井

博****

〟αぶαんα之加 y(7.Zαたg T()ざん∠0 とJざ‡J/ 〃gJ5!`0 方αぴαノJ Jゴα仇〟 ∬∫ん址∼α 〟fγUざんJyl)々のJ 輸入される米国産の黄色梓,オリエント葉などがあり,二れ らの組合せによって緒柄特有の味や杏り,うまみが牛まれる。 原料調蔽加否工程では,各原料葉たばこを調札 加奈処理す るとともに,サイロでブレンドする。 (3)我利工程 サイロでブレンドされた二葉たばこを裁刻機で裁刻し刻とする。

(4)乾燥加杏 ̄「程

剖を適度♂〕水分に乾燥、冷却し,その後第2加杏機で銘柄 特有の味つけが行なわれ,更に別ブレンドサイロでブレンド する。図2は以卜の原料加+二工程の一部を7】 ̄てすものである。 (5)則ラック・刻供給_「程 ブレンドされた刻は一一定量ごとに栢形の容器に入れ,別ラ 、ソク倉唾に収谷する。刻ラック倉輝からの川嘩は製一打Ⅰ工作か らの要求に基づき,供給機を介して巻I二機(たばこを巻く機イ城) へ風送される。

(6)一巻L工作

巻上機は剖を紙に巻く部分,フィルタを付ける部分,でき Lがった巻を取り川す部分の三つの機構から成る。1千丁の巻 上機では,毎分約4,000本の紙巻たばこが製造される。) (7)包装工柑 20本ずつアルミはく,包装紙,封かん紙,セロファン紙の 順に包装し1梢の製品とされていく。更に,10節単位にパー セル包装される。 (8)段ポ…ル箱詰+二程 パーセル包装された製品は段ボール符に自動的に詰められ, コンベヤで送られたのち自動的にバレッ、トに朽み込まれる。

(9)製品倉樟

パレットに積まれた段ボール詰品は製品倉庫に入偉され,

出荷待ちとなる。 2.2 システム導入の過程 従来の_て二場では,シーケンスコントローラを中心としたロ 【カル制御機能と,中央監硯,倉博管理といった限られた範 囲の独立システムとして計算機が導入されていた。これらの *日本専売公社関西工場 **日立製作所大みか工場 ***日立製作所関西支店 ****日立製作所システム事業部

(2)

原料供給工程 原料倉庫

感∠戸

製 品 倉 庫 原料エレベーター 原料調湿加香工程 回転形調和加香磯(り

回転形調和加香

鮎∋

サイロ 段ボール箱詰工程 包 装工程 巻 上 工

裁 刻 工 乾燥加香工程

刻ラック・刻供給工程 図lたばこ工場の概要 原料受入から原料加工,製品巻上げ,包装などの各工程を経て発送される。 機器又は計算機システムは,制御対象範囲の自動化,省力化 に着実に貢献してきている。しかし,設備問の関連が密とな り,それに伴う運用が複推化するにつれ,以 ̄Fに述べるよう な問題点について検討する必要があった(〕

(1)各設鳳工程叫青報が膨大なため,適時に管理情報をフ

ィードバックすることが難しく,全工場的な見地から運転計 画を修正していくことが困雉であること。 (2)実績の収嵐 集計を人手に栢っていることから,省力化, 図2 原料加工工程 原料加工工程は,加工機と呼ばれる回転するシリ ンダ,コンベヤ群,サイロなどから構成される。 14

♂野

倉庫 管理精度向_Lの面で限界があること。

(3)設備の運転操作を人手で行なうことなどから,省力化の

血で問題があるとともに,誤操作の危険があること。 (4)工程に流れる原料の切換えに伴う制御条件変更を,人的 操作に細っていることから,品質を高水準に安定させるには 限界があること。など こうIノた詰問繹を解プ央するには,工場全体を一つのシステ ムとしてとらえ総合的に管理する,たばこ工場総合生産管理 システムの概念を導入する必要があった1)。 日本専売公社関西工場ではこれを実現するため,以下に掲 げる5項目の目標を定めて,これをシステム導入の目白勺とした。 (1)集中監視制御によって,監視体制の充実,精度の向上及 び誤操作防止により,安全件の向上を図る。 (2)情報の集中化を図り,適時,精度の高い管理情報のフィ ードバックを可能とする。

(3)設偶のスケジュール発停,空調始動時刻制御,作業用フ

アン類の自動発停制御などによって省エネルギー運転を可能 とする。

(4)力率制御,デマンド監視による電力系統の効率的な運桐

を図I),電力単価を低i成する。 (5)原料加工工程の僚科移動と同期したDDC(Direct Digital

Control),SPC(Set Point Control)制御を行ない,品質の

高位安定化を図るとともに,多銘柄,高効率生産を可能とす

る。など

2.3 システムの位置付け

本システムは,図3に示すように,相互に結合された三つ

(3)

原加計装制御 中央監視システム 原加計装制御 中 央 監 視 原料供給工程 計算機システム 現 場 計装盤 現 場 制御盤 刻 貯蔵工程 計算機システム 原料供給工程 原料加工工程 製 品 工 程 刻貯蔵工程 受変電設備 建築設備 図3 システムの位置付け 各計算機システムは,各種設備と有機的に 結合され,相互に情】鞍交換を行なう。 原料供給工程計算機システム H 80 DPり0 PTR M/D M/T LT/W 2台 2台 1台 PTP 1台 1台 3台 1台 リンケージ装置 DPり0 原料供 給工程 M/D M/T MAC MAC たばこ工場総合管理システム 399 カル制御盤,入出力盤,現場計装盤を介して,直二按,間接に 横糸克され情報交換を行なう構成となっている。 田

システムの構成と特徴

3.1 ′ヽ-ドゥェア ハードウェアの構成は,重要機能を・担う部分は高信頼性を 確保するために,HIDICの特徴を最大限に生かした二重化シ ステムとLた。また,二重化が必ずしも要求されない部分に ついては,バックアップなどの手段を講じ,システム全体と して信頼性の向卜を達成している。また,部分的な障害でシ ステム全体のダウンに直結しないように危険分散に配慮した システムとしているl〕図4にハードウェア構成を示す。 3.1.1 ロードシェアデュプレックスシステム 図5の原加計装制御・中央監視システムほ,監視機能とSPC・ DDCなどの計装制御機能を各1子iの計算機に負荷分柑するロ ードシェアシステムであり,片系障害時には残りの系で全機 能を遂行するデュプレックスシステムとしている。 3.1.2 危険分散 入出力バス,入出力機器は可能な限り,相在バックアップ できる構成とし,監視,制御点数が約1万点にも及ぶプロセ ス入出力装置については,危険分散と配線工事費の低減を目 的としDPI/0(分散形プロセス入出力装置)を採用した亡) 原加計装制御・中央監視計算横システム GM H 80E H 80E MAC LT/W L/P 2台 3台 M/D CRT C/R PTR 1台 PTP 3台 14台 1台 1台 M/D 1台 刻貯蔵工程計算機システム H 80 M/T LT/W 1台 1台 PTR PTP リンケージ装置 1台 1台 DP r/0 DPり0 原 料加 工工程 注:略語説明 GM〔グローバルメモリ(共有メモI M/D(磁気ディスク装置) MAC(多重アクセスコントローラ) M/T(磁気テープ装置) DPl/0 DPり0 ユーティリティ設備 )〕 +/P(ラインプリンタ) LT/W(ロギングタイプライタ) C/R(カードリーダ) PTP(紙テープ ̄せん孔磯) PTR(紙テープリーグ) DPり′0(分散形プロセス入出力装置) DPり0 DPり0 刻 貯 蔵 工 CRT(カラーティスプレイ装置) H80E(HIDFC80 E) H80(HIDIC80) 図4 ハードウェア構成図 中枢となる原加計装制御・中央監視計算機システムは什80E2.台によるロードシェアマルチシステムとL,信頼性の向上を図っ ている。

(4)

ゼトー† 、てi

仙蔽謝雌野野

図5 原加計装制御・中央監視システム 工場全体の監視を中央監 視室で行なう。 3.2 ソフトウェア 3.2.1標準化指向のソフトウェア構成 本システムの中枢である壕加計装制御・中央監視システム は,集中監視制御から原料加工工程の計装制御,生産実績収 集,各種マンマシン処理に至る広範なアプリケーション機能 SYS システム定義 入 力 定 義 処 理 定 義 出 力 定 義 入出 力 定義 一一一 仕 様 定 義 情 報 入 力 処 理 処王里仕様 ハードウェア構成 ファイル構造 り0仕様台数 入力点仕様 入力仕様

(官望んフロック)

一次ファイル 格納仕様 検 定 仕 様 演 算 仕 様 用途別 ファイル仕様 作 票 仕 様 CRT表示仕様 制 御 を含んでいる。このためソフトウェア構成を決定するに当た り,徹底した目的機能分析を行ない,最終的に七つのサブシ ステムから成るたばこ工場向け標準システムを開発した。 図6にソフトウェアシステム構成図を示す。ソフトウェア システムは,機能仕様を規定する処]哩仕様テーブル,それを 解釈実行するサブシステムプログラム,及びサブシステム間 を有機的に結合するプラントデータベースから成っている。 本ソフトウェアシステムの主な特長を以下に示す。 (1)70ログラムからプラント固有の処理情報を徹底的に分離 したことによって,プログラムの可搬性を高めるとともに, 設備の改変に伴うプログラムの変更呈を最′ト限にとどめるこ とを可能としている。

(2)処理仕様テーブルメンテナンス用に各種ツールを準備し,

オフライン寸犬態はもとより,一部オンラインニ状態での処理仕

様の追加削除,帽正を可能としたことで,システムの保守性,

拡張性を高めている。 3.2.2 システム構成制御 ロードシェアデュプレックスシステムを∫実現するのがシス テム構成制御である。僚加計裳制御・中央監視システムでは, H-80E2千丁が相互に相手系の運転状態を監視している。こう したなかで,いずれか1≠丁のCPU(中央処理装置)が停止する と,残ったCPUの構成制御処理がこれを検知し,システムを 1了与運転可能な形態に再構成する。図7にその概念図を示す。 CPU2千丁運転時は,それぞれのCPUが同回申の実線で示す CCS システム管理 DAS 7 ̄′ロ ス 入 出 力

汀+「+

RGS 、、 テータ加工処理 フロセス入力検定

+

)<

帳票及びM/T チータベース PCS 一式ファ イル 用途別ファイル S M M

[二女b

制 御 出 力

/

ー「

マンマシン設定 CRT表示

て⊃

=∈≡≡〕

注:略語説明 SYS(システム管理サブシステム),DAS(データ管王里サブシステム).CCS(通信制御サブシステム),PCS(プロセス制御サブシステム), CRT(CRT表示サブシステム),MMS(マンマシンコミュニケーションサブシステム),RGS(帳票印字サブシステム) 図6 ソフトウェア構成図 各種機能仕様をテーブル化L,柔軟性に富むソフトウェア構成とLた。 16

(5)

中央監視系 H-80E 設定操作 監視表示 実績収集

-tト

一一一 切替制御部 自動制御 葉組情報 管 王里 SPC

「  ̄■■ ̄1 1 1 1DDCl l l 原加計装系 H80E 「 設定操作 監視表示 「■ ̄ ̄ ̄1 l実績収集 L_ ■+ 「 自動制御 一一 組 菓管

+[冊

..1「

「0

/ P D

CLC 受変電設備 建築設備 原 料 計算樅 刻ラック 計算機 報¶埋一 連日 一 「-一■+ 「■■一+ C D D DPり0 作業設備 (H80) (H-80) 注:略語説明 SPC〔Set Po山Control(設定値制御)〕 DDC〔DjrectDigLtalContro=直接計数制御)〕 C+C〔Communication+弓nkage Controller(通信制御装置)〕 図7 システム構成制御概念図 常時はCPU2台で運転し,l台のCPU が停止Lた場合,他のCPUl台で運転可能な状態に再構成する。

機能を分担しているが,1台が停止すると,停止したCPUに

接続されていた入出力機器を残ったCPUに接続し直し,同時 に停止した系の機能(破線部)を残ったCPU内で再開させる。 CPUグ)停止を検知してから1台運転に切り替わるまでの所 要時間は,DDC制御周期の2周期(2秒)以内と高速であり, システム機能 たばこ工場総合管理システム 401 バンプレスなシステム切替を可能としている。 また,1台運転となった場介にもシステムの全機能を満足 する構成であることから,マンマシン系の応答性能が一部低 下する点を除き,通常どおりの監視及び制御を行なえるもの である。 【】 システムの機能 本システムの機能は,原料供給工程計算機システム,刻貯 蔵工程計算機システムの向倉庫管理システム2),及び工場全体 の管理,制御を行なう原加計装制御・中央監視システムに大 別される。本章ではこのうち,総合FAシステムとしての機能 を情えた原加計装制御・中央監視システムの機能について説 明する。 図8に原加計装制御・中央監視システムの機能構成図を示 す。省エネルギー、省力化,多銘柄少量生産の高効率化,品 質の安定向上など多様な要求にこたえるため,目的に応じた 多岐にわたる機能を備えている。 4.1集中監視制御機能 建屋総面積13力 ̄7,700m2にも及ぶ広大なたばこ工場の各所に 分散された諸設備の集中監視,自動発停制御を行なうほか, 受変電設情の力率制御,デマンド監視などを行なっている。 すべての監視制御は,中央監視室内に設置されたCRT(カラ Ⅵディスプレイ装置)に表示される約100椎の監視i断面で行な うことができる。 このようなCRTによる集中監視制御を全面的に採用したこ とによって,監視体制を充実しながら省力化が可能となった ほか,監視用グラフィックパネルやアナログ記録計なども一 部を除き廃1_Lすることができた。 4.2 空調設備最適始動制御 たばこ工場は,作農場内の厳密な温湿度管理が必要とされ る。このため,日本専売公社関西工場では大形ターボ冷凍機 (1,200USRT)4千丁,空調機11千言から成る空調床面栢7フィm2 監 視 l原加計装制御 作 操 定 ル又 個 別 発 停 デ ー タ 設 定 帳 票 要 求 監視条件設定 プ ロ セ ス 監視 作業実娃頂表示 示 表 視 監 制御状態表示 刻 ラ ッ ク在庫 故障異常表示 一…恨トレンド表示 デマンド監視表示 力 率 制 御 徳 利 動 自 最適始 動制御 ファン類自動発停 スケジュール発停 空調温度SP C ノ ズ ル 制 御 票 帳 原 加 工 程実娃順 製 品 由夫 績 電力設備実績 建築設備実績 故障異せ巾由夫績 保全効果実績 操作動作実績 一般トレント実績 原 加実績収集 製品実績収集 電力実績収集 建築実績収集 自動制御 原 加 S P C 原 加 D D C 一一一一 管 理 精 度 の 向 集 中 制 御 による省力化 図8 システム機能構成図 工場全体の総合管理・制御システムとLて広範な機能を備えている。

(6)

相当の大規模な空気調和設備を備えており,これら機器の消 費電力は数メガボルトアンペアにも達する。 最適始動制御は,空気調和設備のウォーミングアップ運転 時間(場内の温湿度を作業に適した値に制御するに要する時間) を予測計算によって求め,これを最短とすることによる省エ ネルギー効果をねらった制御である3)。 予測計算は,空気のエンタルピー,空調機能力などを用い た初期計算に,季節変動などの学習計算結果を加味した適中 精度の高い方式を採用している。 図9は,製品棟の空調系統画面例である。本制御では,空 調系統別のきめ細かい始動制御を行なっている。 4.3 帳票印字1幾能 ユーティリティ設イ嵐 作業設備から時々刻々得られるデー 図9 空調機系統画面例 各空調エリアごとの温湿度を測定Lて,空調 機始動時刻を予測決定する。エリアごとに温湿度がばらついていても目標時刻 には適温適湿に制御される。 ユーティりティ設備 受変電設備 空 調 設 備 ボ イ ラ 冷 凍 機 給排水設備 焼 却 炉 作 業 設 監視記録半期報 監視記富貴四半期報 監視記妄蔓月報 監視記録 日誌 監視記妄景グラフ 2種 25種 18種 4種 3種 作業集計グラフ 作業記希月報 作業記寺景日誌 作業単位記錯 作業過程記藁葺 作業過程グラフ 1種 1種 1種 1種 6種 3種 図10 帳票分類図 監視制御の結果得られたデータは,管理期間ごと,設 備種別ごとに集計印字され,きめ細かな管理に役立っている。 1S タは,各種統計処理を施されプラントデータベースに蓄えら れる。帳票印字機能は,こうして蓄えられたデータを,管]哩 期間別に,また,数値表示,トレンドグラフ,ヒストグラム 別に,利用者のニーズに応じた多面的な表現様式で印字する ものである。 これにより,従来,手作業で計算作成していた各種管理表, 品質管理グラフ類を作成する工数を大幅に縮i成することがで きたほか,生産実績の迅速なフィードバックが可能となり, 品質管理精度のよりいっそうの向上が期待できる。図10に本 システムの帳票分類図を示す。 4.4 原加計装制御機能 原加計装制御では,原料加工機24≠iを対象に140ループの DDC,SPC制御を行なっている。DDC,SPC制御目標値は, 原料種別,製造銘柄,制御ループごとに定まり,たばこの生 命である喫味を決定する重要な制御パラメータである。 原加計装制御は,僚科種別及び原料種別の変化をとらえて, それに応じた制御目標値をDDC,SPC制御に与えるものである。 二のため,制御目標値をもとに実際のアナログ出力を行な うDDC制御は,定常状態での制御安定性はもとより,目標値 切替時の過度応答特件を改善することが強く要求されること となった。 二れを解決する手段として,通常のフィードバック制御の ほかに,一部の加工機イ戒には,フィードフォワード制御,ON-OFF時間制御(ステップ状出力の絶対値と出力時間の制御)な どを機1戒の運転状態に応じて,ダイナミックに切り替えなが ら組み合わせて使用する総合的な計装制御をす采用している4)。 田

言 以_L,日本専売公社関西工場に導入した,たばこ工場総合 FAシステムにつし-て述べた。本システムは,昭和57年9月に 営業運転を開始し,現在順調に稼働中であり,実操業ご状態で の導入効果が検証されている。 その主なものとして,

(1)集中監視制御による監視体制の充実及び省力化

(2)機器類の自動発停,空調最適始動制御などによる省エネ

ルギー設備化 (3)原料加工工程へ稔合計装制御を導入したことによる品質 及び生産性の向上 などが挙げられる。 本システム導入によって得られた成果は,一たばこ工場の 設イ軌 道用而での合理化にとどまらず,今後のたば二工場で の総合FAの心エリ方を示す重要な指標となるものであI),期待 されるところが大きし、。 終わりに,本システムの開発に当たり多大な御指導,御協 力をいただいた関係各位に対し,深く感謝の意を表わし結び とする。 参考文献 1)′ト野,外:制御用計算機のアプリケ【ション動向,日立評論, 64,6,395∼400(昭57-6) 2)占宿,外:最近の自動倉庫の特徴,日立評論、62,6,439∼ 442(昭55--6) 3) 4〕 5) 中村,外:省エネルギーのためビル空調制御ソフトウエア, 臼 ̄正一評論、62,2,93∼98(昭55-2) 松家,外二最近の計装システム,日二よ;評論,63,2,82∼84 川召56-2) タこ崎:たばこ ̄工場における総合監視制御システム,計装(,83/ 6月号1

参照

関連したドキュメント

物質工学課程 ⚕名 電気電子応用工学課程 ⚓名 情報工学課程 ⚕名 知能・機械工学課程

⼝部における線量率の実測値は11 mSv/h程度であることから、25 mSv/h 程度まで上昇する可能性

金属プレス加工 電子機器組立て 溶接 工場板金 電気機器組立て 工業包装 めっき プリント配線版製造.

脱脂工程 調合 塗布工程 セッティング..

タンクタンクタンク モバイル型Sr 除去装置 吸着塔 スキッド 計装制御 スキッド 計装制御装置 ウルトラフィルタ スキッド SSフィルタ

ⅰ.計装ラック室,地震計室(6 号炉) ,感震器室(7 号炉) ,制御

本事象においては、当該制御装置に何らかの不具合が発生したことにより、集中監視室

建屋水位・地下水位の監視と制御 特定原子力施設 (第23回)資料 監視・評価検討会 加筆.