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テロメラーゼを標的とした子宮内膜癌に対するリボザイム遺伝子治療の基礎的研究

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Academic year: 2021

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Title

テロメラーゼを標的とした子宮内膜癌に対するリボザイム

遺伝子治療の基礎的研究( はしがき )

Author(s)

横山, 康宏

Report No.

平成10年度-平成12年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号10671528) 研究成果報告書

Issue Date

2000

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/471

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

研究成果 テロメラーゼを標的としたハンマーヘッド型リボザイムを用いた癌治療の可

能性について検討した云ヒトテロメラーゼの構成成分のうちRNA成分(hTR),

黄白質成分として触媒成分bTERTのmRNAに対して様々なリボザイムおよび

を作成し、その基質切断活性ならびに酵素活性抑制効果について比較検討した。

作成したリボザイムとして1)bTRに対して36-5ウニ価リボザイムを含めた4

種、hTERTのmRNAに対してはORF内外に7種のリボザイムを作成した。HTR

に対する36-5ウニ価リボザイム以外はすべて一一価リボザイムであった。1)bTR

に対するリボザイムはすべてcell一触e条件下では基質をよく切断し、切断活性

に差は見られなかった。しかし細胞導入実験では、RNA鋳型領域近傍に標的部 位がある36リボザイム、36-59二価リボザイムだけがテロメラーゼ酵素活性抑

制が観察された。両者の抑制活性を比較したところ、36リボザイムが有意に強

かった。したがってこのリボザイムが最も有用と考え、発現ベクターならびに

レトロウイルスベクターを用いて36リボザイムの細胞導入実験を行った。発

現ベクターによる導入実験では、導入したイシカワ株はすべて死滅した。AN3CA 細胞では遺伝子導入後、発現クローンが得られ、これらは明らかなテロメラー ゼ活性の減弱と細胞増殖能の低下が観察されたb-→方36-リボザイムをレトロ ウイルスベクターを用いてイシカワ細胞に感染させたが、リボザイム発現殊は 得られたがテロメラーゼ活性の減弱株は得られなかった。bTERTに対するリボ ザイムでは、OFR内に標的部位を設定したものには酵素活性抑制効果は観察さ れなかった。mRNAのキャップサイト直下を標的にした14リボザイムと hTERTpolyAtail一直上を狙った3951リボザイムが遺伝子導入実験で酵素活性抑 制効果が観察された。このリボザイムを発現ベクターを用いて細胞導入したと ころ、強い酵素活性抑制が観察された。特に14リボザイム遺伝子導入細胞は 継代とともに細胞増殖が低下しそののち死滅した。以上より、これまで検討し てきたテロメラーゼに対するリボザイムではhTRのRNA鋳型領域に対する36 リボザイムと、hTERTmRNAのキャップサイト20塩基下流に対する14リボザ イムが臨床応用として有望であると考えられた。

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