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Academic year: 2021

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(1)

※蛍光色や薄い色のベタは,ピンホールを避けるため,2回印刷するそうです。

(2)

ごあいさつ

 呉工業高等専門学校は、中学校を卒業した生徒を受け入れる5年制の高等教育機関であり、工学に関する専門知識や技術を教授し、持続可能な社会形

成に貢献する技術者の育成に努めています。呉工業高等専門学校建築学科は1964年に創設され、これまで50年以上にわたり、多くの建築技術者を社会

に輩出してきました。

 建築学科では、1990年から学生の授業での学習成果(建築設計製図の図面や模型など)

を、学校外の皆様へ広く発表することを目的に「呉高専建築学

科作品展」

を毎年実施してきました。更に2007年度から学生作品がより多くの皆様の目に触れるように、優秀作品の一部を「学生作品集」

として発行してきま

した。

 この作品集は、2019年度に本校建築学科や専攻科建築系の学生が授業などで取り組んだ成果をとりまとめたイヤーブックであり、

1年生から5年生までの

作品を学年順に編集しており、掲載作品を通して建築学科のカリキュラムと学生が徐々に成長していく過程をご覧いただけると思います。

 また、巻末には中学生を対象に実施した第12回呉高専建築デザインコンクール「私の夢の部屋」の最優秀賞と優秀賞の作品を掲載しています。ご高覧い

ただき、ご批評を賜れば幸いです。

建築学科 分野代表 篠部 裕

2019

学生作品集

呉工業高等専門学校

建築学科

1学年

ものづくり実習

造形Ⅰ

2学年

建築設計製図Ⅱ

造形Ⅱ

3学年

建築設計製図Ⅲ

4学年

建築設計製図Ⅳ

1・2・4学年

建築概論

建築計画

都市計画

5学年

建築設計製図Ⅴ

卒業設計

設計競技入賞作品

中学生コンクール

01■

03■

05■

07■

09■

10■

13■

15■

ごあいさつ

 呉工業高等専門学校は、中学校を卒業した生徒を受け入れる5年制の高等教育機関であり、工学に関する専門知識や技術を教授し、持続可能な社会形

成に貢献する技術者の育成に努めています。呉工業高等専門学校建築学科は1964年に創設され、これまで50年以上にわたり、多くの建築技術者を社会

に輩出してきました。

 建築学科では、1990年から学生の授業での学習成果(建築設計製図の図面や模型など)

を、学校外の皆様へ広く発表することを目的に「呉高専建築学

科作品展」

を毎年実施してきました。更に2007年度から学生作品がより多くの皆様の目に触れるように、優秀作品の一部を「学生作品集」

として発行してきま

した。

 この作品集は、2019年度に本校建築学科や専攻科建築系の学生が授業などで取り組んだ成果をとりまとめたイヤーブックであり、

1年生から5年生までの

作品を学年順に編集しており、掲載作品を通して建築学科のカリキュラムと学生が徐々に成長していく過程をご覧いただけると思います。

 また、巻末には中学生を対象に実施した第12回呉高専建築デザインコンクール「私の夢の部屋」の最優秀賞と優秀賞の作品を掲載しています。ご高覧い

ただき、ご批評を賜れば幸いです。

建築学科 分野代表 篠部 裕

2019

学生作品集

呉工業高等専門学校

建築学科

1学年

ものづくり実習

造形Ⅰ

2学年

建築設計製図Ⅱ

造形Ⅱ

3学年

建築設計製図Ⅲ

4学年

建築設計製図Ⅳ

1・2・4学年

建築概論

建築計画

都市計画

5学年

建築設計製図Ⅴ

卒業設計

設計競技入賞作品

中学生コンクール

01■

03■

05■

07■

09■

10■

13■

15■

(3)

複数の円形部材が、 少しずれながら形を 生み出す作品。発想 と施工精度が魅力。 シンプルな造形なが ら、その彩色センス と施工精度が非常 に高い。 直方体の4つの壁 が開き、花びらのよ うになる意欲作。高 い発想力と集中力 が感じられる。 切妻屋根をもつ箱 が、2つに開く作品。 難しい可動部を何 度も何度も作り直し た努力作。 彩 色のセンスと技 術が非常に高い作 品。白、赤、黄色、青 の配色が魅力的で ある。 円形の底部から柱 を立ち上げ、上に輪 を置き、そこに大小 2つの箱を引っ掛け る意欲作。 複数の円形部材を 組み合わせ、新たな 形 態を生み出して いる。施工、彩色な どのすべての技術 が高い。 2つの四角錐の上 部を切り欠いて重 ねた、造形的、施工 的に優れた作品。

加藤 悠雅

(安芸郡·海田中)

■ 机上のデザイン

  ~デザイン性のある卓上文房具入れ~

亀田 朋樹

(愛媛県·港南中)

橘髙 雷士

(尾道市·久保中)

岸田 智愛

(福山市·東朋中)

柳井 美咲

(尾道市·栗原中)

下向井 平良

(呉市·川尻中)

山﨑 彩乃

(広島市·古田中)

山岡 好風

(安芸郡·府中中)

國本 康平

(安芸郡·海田中)

■ 建築·空間模型 カーブスペース

日熊 愛乃

(島根県·日原中)

藤原 海翔

(安芸郡·府中緑ヶ丘中)

福永 亮輔

(岡山県·琴浦中)

升谷 樹里

(広島市·長束中)

竹野 理咲

(東広島市·高美が丘中)

宮﨑 祐生

(広島市·美鈴が丘中)

井澤 知杏

(広島市·中広中)

■ 住宅パース(2点透視図)

モダニズムで構成し たリアリティのある 建築。 六角形のキャビンと 曲線の屋根の組み 合わせが美しい。 円錐の先端部の彫 刻が全体の雰囲気 を巧みに構成してい る。 2つのボールトと中 央の屋根が力強い デザイン。

1

1

透視図法をつかって、住宅の外観を2消点図法で手描きで表現する。点景に植栽などを配置し、全体の雰囲気も表

現する。

曲面をつかった空間をデザインすることを目的としている。現代の建築は直線や平面だけでなく、曲線、曲面が多用さ

れることがある。曲面で空間をデザインすることの難しさや面白さを習得する。

卓上に設置する文房具入れという用途を満たす、デザイン性を持った造形物を設計·製作する。

必ず一箇所以上に可動部を持たせることを条件とする。

材料には、20㎝×60㎝×0.9㎝(厚さ)のMDF1枚と0.9㎝角の角材100㎝を用いる。

ものづくり実習

机上のデザイン ~デザイン性のある卓上文房具入れ~

■ 建築·空間模型 カーブスペース

造形Ⅰ

■ 住宅パース(2点透視図)

(4)

■ CG合成住宅パース及び

  パースピーディによる2点透視図

小宇羅 由依

(安芸郡·海田中)

大石 姫花

(広島市·安佐中)

坂宮 健翔

(安芸郡·海田西中)

沖野 夏菜子

(山県郡·広島新庄中)

沖野 夏菜子

(山県郡·広島新庄中)

■ さくら家に提案する3世代木造住宅

栗原 菜々子

(広島市·牛田中)

脇田 美礼優

(広島市·中広中)

高橋 美海

(広島市·城南中)

坂宮 健翔

(安芸郡·海田西中)

小椋 千紗

(安芸郡·海田西中)

光平 七海

(世羅郡·世羅中)

新越 典子

(三原市·久井中)

■ さくら家に提案する3世代木造住宅

  2消点透視図

広々とした中庭を囲 む家 族 の 居 室は、 一本の木を中心と した自然を通して互 いの温もりをつなげ てくれる。 切妻の大屋根型を 採 択したことで、 テーマである「広い 一つの空 間」が 素 朴だが簡潔につた わるように設計され た秀作。 木造在来工法の限 界を試したような 中々の挑 戦 作。基 本構造から壁体を 上手に分離させる ことで、意図してい た空間のブロック化 を可能とした。 階段スペースなど図 面の表現において 多少の正確さが劣 るところがあるもの の、空間を連結、分 節するのに段差を 上手く用いるなど、 外 構 計 画 から 水 平、垂直の動線計 画までが明快で、そ のバランスも非常に 良い。

■ 1/50住宅模型

2

2

在来軸組構法の木造2階建て住宅の設計を行う。

「ちびまる子ちゃん」のさくら家の3世代、6人家族を居住者として、

設計を行った。設計条件は、敷地面積270㎡、延床面積160~200㎡、自動車2台と自転車4台のスペース、

トイレ

洗面所2ヶ所以上などである。

建築計画の基礎理論をもとに一番身近な住宅の計画を行うことで、住宅設計の基本的知識を習得する。

建築計画製図Ⅱ/造形Ⅱ

■ 木造平屋建て住宅の設計

■ さくら家に提案する3世代木造住宅

建築設計製図Ⅱ

■ 1/50住宅模型

画像編集ソフトFireAlpacaと、色鉛筆の手描きによって住宅の外観を色彩表現する。添景は写真を利用すること

で、効率的に効果的な住宅の外観パースを完成させる。

■ CG合成住宅パース 

学生が初めて本格的に設計した住宅を模型で表現した課題である。縮尺1/50で作り、外観はもちろん、内部の壁や

家具なども表現し、住宅のデザインの判断が可能となっている。

■ 木造平屋建て住宅の設計

(福山市·東中)

横島 仁胡

(安芸郡·海田中)

本浦 史織

(広島市·城南中)

高橋 美海

(広島市·翠町中)

庄野 美聡

(5)

一辺3メートル立方体 の限られた空間を限 りある数でキューブの 存在感を徹底に除去 しようとした痕跡が読 みとれる。外構計画を 含め宗 教 建 築に相 応しい節制した建築 空間に仕上がってい る。 放射型に広がる庭園 を施すことでキューブ 体の洗練されたシン プルさが際立つ。その 円心には中庭が設け られ、その周囲をリビ ングやダイニングなど 皆が集まる場所に配 置させたところも思慮 深い。 海 辺を敷 地に設 定 し、8つのキューブは 別荘として生まれ変 わる。海側の屋上に プールを配置すること で統一感を出しなが らも手の込んだ水の 表現は現実から離れ た幻想的なイメージま で与えてくれる。 道路側と公開空地側のファサードにルー バーを配した作品。吹抜なども利用し、上下 の空間のつながりを意識したオフィス空間が 生み出されている。図面は細部まで意識が払 われており、また模型も細部まで造り込まれて いる良作。 キューブ1つ1つの形 を活かすことで意図し ていた「憩いの場」と しての楽しさが上手く 表現されている。其々 の空間用途までも設 定しているところもま た素晴らしい。

岡本 夏海

(広島市·広島大学附属東雲中)

■ キュービックモデルによる空間構成

佐々岡 実結

(広島市·二葉中)

村田 祐里菜

(呉市·倉橋中)

正木 優菜

(広島市·祇園東中)

中川 真希

(広島市·仁保中)

■ 中庭空間のある集合住宅の設計

■ 環境新時代のオフィスビルデザイン

公開空地に対して非常に開くデザインとなっ ている。スッキプフロアや吹き抜けによって、 上下に複雑な空間的な繋がりが生み出され ている。閉鎖的で単調になりがちなオフィスに に多様な動線を提供している。

松下 芽生

(東広島市·黒瀬中) 小さな中庭を持った住宅が8戸並ぶ長屋の ような集合住宅。東側の正面のみならず、西 側の裏面にも住民が共有する空間が配置 されている。

青江 莉々子

(呉市·呉中央中) 敷地の中心の中庭を囲むように住戸を配 置する構成。建物としての一体感を意識し ながらも、2階に住民の共用空間を配置す るなど、暮らしやすさにも配慮がなされてい る。

井野 菫

(府中市·府中明郷学園中) 南側に開いた、コの字型の建物。住みやす さと造形の高いバランスを持つ良作。図面 のみならず、模型の精度も素晴らしい。

大段 蒼真

(広島市·国泰寺中) 南東に庭を配置し、採光を重視した作品。シ ンプルな構成ではあるが、共用部の造形と 居住者のプライバシーの確保のバランスな ど、住みやすさへの丁寧な配慮がある。

喜田 雅生

(竹原市·竹原中)

3

3

近年、集まって住むことが再び注目されている。人々の多様な暮らしに応じた、コーポラティブハウスやシェアハウス、

学生寮、スペースブロック、テラスハウス やタウンハウス などの様々な新しい集合住宅のあり方が、提案されている。

それらで重要なことは、個人のスペースを重視しながらも、共用空間の充実を目指していることである。そこで本課題で

は、まず住まい手を各自で想定しながら、テラスハウスやタウンハウスの手法を取り入れた、共有の中庭空間のある8

世帯のための集合住宅を設計·提案してもらいたい。

キューブ(立方体·Cube)はプリミティブな形で、建築においても多用される。一辺が3200mmのキューブを8個使っ

て、建築を構成する。用途は住宅、店舗、ギャラリー等の一般的な建築用途であれば何でもよい。

建築設計製図Ⅲ

■ キュービックモデルによる空間構成

■ 中庭空間のある集合住宅の設計

建築設計製図Ⅲ

■ 環境新時代のオフィスビルデザイン 

オフィスワークが単なる事務処理だけでなくなり、その背景も著しく変化している。働く人、企業、地域の新しい出会い

が企業や社会の可能性を大きく展開することも期待されている。オフィス環境においても、事務効率の向上に加え、

個人の知的能力を発揮させ、企業の戦略的な最前線基地としての役割も期待されている。CIやブランディングの一

環として自社ビルのデザインの果たす役割も大きい。地域に対して開かれた企業の姿勢を業務に活かすために、地

域社会に開かれた建築空間やポケットパークを併設した小規模事務所ビルを設計·提案してもらいたい。

(6)

■ アクティブ·ラーニングのための

  学習空間のある小学校

中庭に向けて子どもたちの元気な姿があふ れ出るような計画である。各所に庭が設けら れ様々なシーンがあることが感じられ子ども たちの声が聞こえてきそうである。

福田 百花

(安芸郡·府中緑ヶ丘中)

■ 呉市立美術館·入船山別館(KiMOMA)

■ 1点透視図法によるインテリア表現

学年ごとのクラスルームとワークスペースを一つのパビリオンとし、デザインに規則性の ある屋根で繋げて一体感をつくりあげてい る。

山下 咲香

(呉市·広南中) 「MADONOMA」というタイトルに相応しく、 連続した窓と開口部がどこまでもつながる。 また、中央部のエントランスから東側には展 示スペース、西側には市民ホールを設け、そ の間にカフェを配置することで、空間の仕切 りの中で上手にバランスを保っている。

市川 新之助

(愛媛県·愛媛大学教育学部附属中) 「箱」を主な空間単位にしながら、展示から 憩いの場、庭までつながる美術館全体の構 成が忠実に具現されている。その流れは、立 体的な空間構成による動線だけでなく、天 窓などを使い適度に採光を淹れることで視 線の動きまでを決めてくれる。

宮﨑 梨花

(広島市·広島大学附属東雲中)

吉田 早織

(広島市·矢野中)

向井 美名

(広島市·庚午中) 部屋割のしにくい円形校舎でありながら、体 育館も含めそれぞれ機能的に破綻のない 形状を形成している。巧みな計画力である。

向井 美名

(広島市·矢野中)

4

4

呉市は古くから軍港の街として栄え、現在もその痕跡は街のいたるところに見つけられる。そのため呉市内にある

展示施設は大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)、海上自衛隊呉史料館、入船山記念館(旧呉鎮守府司令

長官官舎)など、旧海軍の歴史的な展示をメインとする施設が多い。呉市立美術館も主には一般的な美術品の

展示をしているが、現代美術を扱うことは少ない。このような歴史ある呉市において、どのような現代アートが入り込

むことができるか。そしてどのような展示空間が新しい呉市の表現に相応しいか。呉市の歴史的·文化的な空間「入

船山」界隈に、新しい価値を育てられるような計画を期待した。

■ アクティブ·ラーニングのための学習空間のある小学校

建築設計製図Ⅳ

小学校では平成30年度から新しい学習指導要領が全面実施され、外国語教育やプログラミング教育が強化され

る。授業方法においては、主体的·対話的で深い学びの実現(「アクティブ·ラーニングの視点からの授業改善」)が

求められ、学習空間はアクティブ·ラーニングに対応したものでなければならない。ICTの整備は徐々にではあるが進

展し、PC端末や電子黒板を用いた授業は一般化しつつある。また、子どもたちが身につけなければならない事項

は、コンテンツ·ベースト(知識の詰め込み)よりもコンピテンシー ·ベースト(持っている知識と得られる情報で何がで

きるか)が重視されるようになった。以上のように教育の目的·内容·方法は大きく変化し過渡期にあるが、理想的な

学習空間は明確でないため、本課題ではそこを追及してほしい。

建築設計製図Ⅳ

■ 呉市立美術館·入船山別館(KiMOMA)

インテリア概論Ⅰ

■ 1点透視図法によるインテリア表現

(7)

■ 旧陸軍被服支廠倉庫の保存·活用の

  ための玄関口

広島被服支廠倉庫を主体に据え、あくまで その脇役として施設を設計している。平和へ の願いを込めて羽を広げる白い鳩をモチー フとし、大きな翼にカフェとお土産コーナー、 小さな翼には情報コーナーがあり、動と静の 空間区分となっている。被服倉庫に面した カフェの床高を700㎜下げ倉庫を下から上 まで眺められる工夫をしている。鳩がその場 に舞い降りたかのような軽やかな作品。

稲迫 那洋

(呉市·横路中)

■ 多文化共生空間の創出

世界各国の食材を使った料理を提案する 「畑レストラン」である。日本人と外国人の交 流や相互理解を深めるための手段として “食”に注目した。“食”をどのようにして、空 間化していくかを、方法·目的·場所の3つを 基にして決定し、自然豊かな広島市安佐北 区安佐町に、世界各国の食材の食べ比べ やイベント開催などを行うシステムを提案し た。 (広島市·戸坂中) 建築の用強美、入 船 山 記 念 館 の 鱗 葺、自然の力を利用 したエコ建築、柱と 梁によるラーメン構 造を絵と文章でわか り易く表現。 建築の基礎構造、 東京都庁を設計し た 建 築 家 丹 下 健 三、燃焼の3要素、 ヒートアイランド現 象を絵と文章でわか り易く表現。 ランドマーク、ゾーニ ングとしての用途地 域、街区と画地、歩 車共存道路ボーン エルフを絵と文章で わかり易く表現。 都市気候における 緑地の役割、都市 景 観と樹 木,交 通 需 要マネジメント、 パーソントリップ調 査を絵と文章でわか り易く表現。 平 面 図と断 面 図、 建 築 の 用 強 美、 ラーメン構造、ヒート アイランド対策にお ける樹木の効果を 絵と文章でわかり易 く表現。

岩谷 香里

(尾道市·向東中)

■ 建築学入門·建築計画学習かるた

宇根本 彩香

(呉市·広中央中)

高橋 柊弥

(安芸郡·府中緑ヶ丘中)

綾野 早紀

(呉市·広南中) (広島市·庚午中)

吉田 早織

1学年

4学年

福光 真也

(広島市·船越中)

平田 雄基

1

・2・4

5

建築設計製図Ⅴ

■ 旧陸軍被服支廠倉庫の保存·活用のための玄関口

旧陸軍被服支廠倉庫は広島県南区の住宅街に残る、戦時中の軍服·軍靴の製造·調達·貯蔵等を担う軍需工業

だった建物である。元々は十数棟あったものだが、現存するのは4棟である。外壁はレンガだが、主構造はRC造で

ある。日本最古級のRC造建築であること、また被爆建物であることから、歴史的価値の高い建物である。

そこで本課題では、旧陸軍被服支廠が保存·活用されることを前提に、その玄関口となる施設を設計してほしい。

■ 多文化共生空間の創出

全国高等専門学校デザインコンペティション2019inTOKYO 空間デザイン部門課題

近年、日本への外国人観光客が増加の一途を辿っており、2020年の東京オリンピックを契機にさらなる増加が

見込まれる。

さらに、日本の少子高齢化を背景に人手不足が深刻な問題となっており、日本に居住する外国人も

増加している。このような状況下で日本人と外国人の交流や相互理解が円滑に行われるような外国人との共生

空間が求められている。

「活力あるニッポン」

を支えるために「多文化共生空間」の創出·提案を求める。

「かるた」は、わが国の伝統的な室内遊具の一つであり、そのルールはきわめて簡単である。我々の誰もがかるたで

遊んだことがあるに違いない。そこでこの様なかるたを専門学習にも応用し、学生が遊び心をもって建築学入門や

建築計画に関する専門的な基礎知識を学習できるような「建築学入門学習かるた」や「建築計画学習かるた」

を、

これまでの一連の講義を参考にしながら作成してもらいたい。

建築概論/建築計画/都市計画

■ 建築学入門·建築計画学習かるた

2学年

越智 大翔

(安芸郡·熊野東中) テーブルと椅 子の 差尺、グレーチング の 役 割、サボア 邸 にみる近代建築の 5原 則、田 園 住 居 地域を絵と文章で わかり易く表現。

新越 典子

(三原市·久井中) 独立住宅の特長、 住宅の共同空間と 個人空間、ユニバー サルデザイン、バリ アフリーデザインを 絵と文章でわかり易 く表現。

東條 愛子

(呉市·安浦中) 視線の遮り方、歩行 者と自動車の分離、 スロープによる段差 解消、道路斜線制 限を絵と文章でわか り易く表現。

(8)

■ 第61回全国大学·高専卒業設計展示会

  (巡回展)出品作品

本設計では、音環境に関する住生活の質 の向上を目的とし、入居者同士が音楽の趣 味を共有するセミパブリックな空間を持つ ソーシャルアパートメントを提案する。2~5 層目のセミパブリックな空間を「音の縁側」と 名付け、入居者のプライベートを確保しつ つ、イベント時などはユニットの壁を越えて積 極的に交流できるコミュニティの拠点とす る。また、住戸は遮音等級D-65を満たす計 画とする。1層目は地域に開放し、まちに愛 される新たなシンボルとして広島の水辺空 間に新たな付加価値をもたらすことを目指 す。 選評:本作は、京橋川沿いの水辺空間と音 楽愛好家のための集合住宅が融合したも のである。広島市の全体の都市構造を把 握しながら、これまでの水辺になかった、音 楽を中心とした暮らしを提案している。1層目 には、多目的に利用できるカフェなパブリッ クな空間を配置している。さらに、2層目から 5層目には、「音の縁側」と名付けられた住 民が共有するセミパブリックな空間がある。 この「音の縁側」をメゾネットやフラットといっ た居住空間が共有する独自のコミュニティ を複数並べ、複雑な住居空間が形成されて いる。音楽愛好家のための、居室の高い防 音性やグランドピアノなどの搬入性を考慮し た高い計画性を併せ持つことも本作の高い 評価に繋がっている。

西口 愛

(廿日市市·廿日市中)

■ 令和元年度日本建築学会中国史部

  優秀卒業設計作品

都市と自然が共生する街、広島。この街は、 市内を6本の川が南北に流れ、「水の都ひ ろしま」と呼ばれている。水辺は緑が生い茂 り、市民の散歩道となっている。この、自然に 囲まれた街の美しさは、人々の生活をより豊 かにすることができる。  本計画は、この豊かな環境を活かし、この 場所ならではの空間をつくることで、人と自 然、人と人を結び付け、この場所が広島の 新たな拠点となることを目指したものである。 選評:本作は、京橋川に架かる複合的な 橋梁とその橋畔を総合的に再構築した意 欲作である。多くのスタディ模型をもとに設 計された橋梁は、構造とデザインの融合、ま た広島の水辺空間への新たな提案に溢れ ている。その橋梁は単に渡るためのものだけ でなく、広島県の多くの魅了的な企業を紹 介するミュージアムとしても機能する。また、 橋梁の両岸には、並木などの既存の空間 に配慮した、橋と連続するデザイン性の高 い空間が展開する。そこは、コワーキングス ペースやカフェとして、水辺空間をより楽しむ ための空間となっている。また、高いCG技 術によって提示されたパースや動画も高く 評価された。

平本 駿樹

(呉市·広中央中)

第61回全国大学·高専卒業設計展示会(巡回展)出品作品

■ 令和元年度卒業設計優秀作品

卒業設計

令和元年度日本建築学会中国史部 優秀卒業設計作品

■ 令和元年度卒業設計優秀作品

卒業設計

5

5

(9)

■ 全国高専デザコン2019 in 東京

  構造デザイン部門

■ 全国高専デザコン2019 in 東京

 空間デザイン部門

4年 栄井 志月

(安芸郡·府中中) (広島市·広島大学附属東雲中)

4年 河本 真拓

3年 樋掛田 琉偉

(広島市·瀬野川中)

4年 樋口 彰悟

(広島市·伴中)

3年 松下 芽生

(東広島市·黒瀬中)

3年 藤野 凌雅

(豊田郡·大崎上島中)

専攻科2年 難波 宗功

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 椿 彩

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 長沖 嶺

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 平本 晴也

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 川口 翔大

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 白数 夏生

(呉工業高等専門学校)

専攻科2年 新原 光一朗

(呉工業高等専門学校)

競技

設計

競技

設計

■ 全国高専デザコン2019 in 東京 構造デザイン部門

■ 全国高専デザコン2019 in 東京 空間デザイン部門

テーマ:「多文化共生空間の創出」

近年、日本への外国人観光客が増加の一途を辿っており、2020年の東京オリンピックを契機にさらなる増加が見

込まれる。

さらに、日本の少子高齢化を背景に人手不足が深刻な問題となっており、日本に居住する外国人も増

加している。このような状況下で日本人と外国人の交流や相互理解が円滑に行われるような外国人との共生空

間が求められている。

「活力あるニッポン」

を支えるために「多文化共生空間」の創出·提案を求める。

テーマ:「カミっている!!」

東京大会では、素材をがらりと変え、和歌山大会以来続いている『銅』から『紙』とします。また、同時に素材の形状

が線状から面状へ変ります。それでも、

『銅』とは違う、

『紙』がもっている強さ、軽さ、

しなやかさを十分に活かした、新

たな課題への挑戦に期待します。耐荷性、デザイン性、経済性等に“カミってる”構造を探り当ててください。そして、

新『五輪の書』水ノ巻の奥義を極めてください。

第16回全国高等専門学校デザインコンペティション

第16回全国高等専門学校デザインコンペティション

(10)

呉市立呉中央中学校3年

林 青空

■ 最優秀賞

広島市立大州中学校3年

縄田 大空(作品:左下)

■ 優秀賞

人間の開発により自然環境が破壊され続け、 地球温暖化などの大きな社会問題が生起して おり、持続可能な建築や住まいのあり方は大き なテーマとなっている。本作品はその解決方法 の一つとして、「森林を再生し、森に棲むこと」を 提案している。応募作品の殆どが自分の趣味 や嗜好の延長に「各自の夢の部屋」を提案して いるのに対して、本作品は社会が直面している 大きな課題の延長に、自分の「夢の部屋」を提 案している点が特徴である。今回提案された部 屋(巣)に現実的に棲めるかどうかという点には 疑問も残るが、大きな社会の命題に挑戦する 姿勢、そして自然素材に包まれる原初的な住ま い(巣)の提案が高く評価された。また、再生さ れた森と森の中に浮かぶ「巣」の絵画的表現 力は群を抜いており、見る者を魅了する。 家の形態から部屋の構成をデザインしており、 隣室との関係や採光まで配慮している。自身の 夢が細かい箇所にまで再現されているので、見 ている我々もワクワクするような部屋に仕上 がってる。それだけでなく、夢を実現する工夫が 各所に見受けられ、そこにも好感が持てる。

■ 第1回~第11回 呉高専建築デザインコンクールに応募頂いた中学校

呉市立阿賀中学校、呉市立安浦中学校、呉市立横路中学校、呉市立郷原中学校、呉市立広中央中学校、呉市立広南中学校、呉市立昭 和北中学校、呉市立天応中学校、呉市立白岳中学校、呉市立豊浜中学校、広島市立安佐中学校、広島市立観音中学校、広島市立戸坂 中学校、広島市立庚午中学校、広島市立三入中学校、広島市立城山中学校、広島市立段原中学校、広島市立楠那中学校、広島大学附 属東雲中学校、三原市立第五中学校、竹原市立吉名中学校、東広島市立高美が丘中学校、東広島市立黒瀬中学校、東広島市立八本松 中学校、尾道市立栗原中学校、福山市立中央中学校、福山市立東朋中学校、福山市立鞆中学校、神戸市立岩岡中学校

■ 第12回 呉高専建築デザインコンクールに応募頂いた中学校

呉市立川尻中学校、呉市立呉中央中学校、広島市立宇品中学校、広島市立大州中学校、広島市立己斐中学校、広島市立落合中学校、 広島市立福木中学校、尾道市立重井中学校、福山市立一ツ橋中学校、福山市立城北中学校、三原市立本郷中学校

ご応募ありがとうございました。

全体的に落ち着いた雰囲気で、幅の広い年齢 層を喜ばせる要素がたくさん描かれている。部 屋から繋がる庭に大きな池を設けることで自然 との融合を試みており、室内には風が吹き抜け る工夫が見られ快適性にも富んでいる。部屋か らは、庭を見渡せることで季節感を感じさせる。 福山市立一ツ橋中学校2年

山田 伊吹(作品:右下)

広島市立宇品中学校3年

金谷 賢志郎

■ 特別賞

呉市立昭和北中学校3年

川村 真由

呉市立呉中央中学校3年

畝川 かえら

福山市立城北中学校2年

竹本 快未

尾道市立重井中学校3年

伊東 賢伸

三原市立本郷中学校3年

入江 淳

広島市立落合中学校3年

上江洲 悠希

広島市立己斐中学校2年

岡平 怜奈

呉市立川尻中学校3年

角野 紗那

広島市立安佐中学校2年

栗本 響椰

広島市立段原中学校3年

仲矢 凱天

■ 入賞

呉市立広中央中学校3年

藤井 脩真

広島市立福木中学校3年

松田 こころ

第12回の建築デザインコンクールのテーマは「わたしの夢の部屋」。

各自が理想とする夢の部屋を立体感がわかるスケッチ等で表現するものである。

応募点数は16点と少なかったが、各自が明確なテーマを設定した上で、透視図·アイソメ図·アクソメ図などを用いて

わかり易く立体的に表現しており、何れも力作ぞろいのすばらしい「夢の部屋」が提案された。

■ わたしの夢の部屋

第12回 呉高専建築デザインコンクール

中学生

コンクール

ごあいさつ

 呉工業高等専門学校は、中学校を卒業した生徒を受け入れる5年制の高等教育機関であり、工学に関する専門知識や技術を教授し、持続可能な社会形

成に貢献する技術者の育成に努めています。呉工業高等専門学校建築学科は1964年に創設され、これまで50年以上にわたり、多くの建築技術者を社会

に輩出してきました。

 建築学科では、1990年から学生の授業での学習成果(建築設計製図の図面や模型など)

を、学校外の皆様へ広く発表することを目的に「呉高専建築学

科作品展」

を毎年実施してきました。更に2007年度から学生作品がより多くの皆様の目に触れるように、優秀作品の一部を「学生作品集」

として発行してきま

した。

 この作品集は、2019年度に本校建築学科や専攻科建築系の学生が授業などで取り組んだ成果をとりまとめたイヤーブックであり、

1年生から5年生までの

作品を学年順に編集しており、掲載作品を通して建築学科のカリキュラムと学生が徐々に成長していく過程をご覧いただけると思います。

 また、巻末には中学生を対象に実施した第12回呉高専建築デザインコンクール「私の夢の部屋」の最優秀賞と優秀賞の作品を掲載しています。ご高覧い

ただき、ご批評を賜れば幸いです。

建築学科 分野代表 篠部 裕

2019

学生作品集

呉工業高等専門学校

建築学科

1学年

ものづくり実習

造形Ⅰ

2学年

建築設計製図Ⅱ

造形Ⅱ

3学年

建築設計製図Ⅲ

4学年

建築設計製図Ⅳ

1・2・4学年

建築概論

建築計画

都市計画

5学年

建築設計製図Ⅴ

卒業設計

設計競技入賞作品

中学生コンクール

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07■

09■

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15■

発行 2020年3月18日 編集 呉工業高等専門学校 建築学科 発行 呉工業高等専門学校    〒737-8506 広島県呉市阿賀南2-2-11    TEL(0823)73-8494    http://www.kure-nct.ac.jp/ 印刷 株式会社 ニシキプリント 本書の無断転写、複製、複写の一切を禁ず

(11)

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【会長】

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司園田園田園.

○柳会長