目 次
■ 1.減価償却の方法を選択 ・償却方法と計算ルール ··· P.2 ■ 2.旧定額法、旧定率法の計算方法 ・平成 19 年 3 月 31 日以前に取得した資産 ··· P.3 ■ 3.定額法、定率法による計算方法 ・平成 19 年 4 月 1 日以降に取得した資産 ··· P.4 ■ 4.減価償却資産台帳の入力方法 ・前年が白色申告で、償却中の資産がある場合 ··· P.5 ・定率法を選択する場合 ··· P.6 1) 定率法の計算方法 2) 「改定取得価額」の入力方法 3) 耐用年数が2年の場合の入力方法 ・20 万円未満の資産を 3 年均等償却する場合 ··· P.9 ・30 万円未満の資産を一括経費にする場合 (特例措置) ··· P.10 ・資産を破棄・譲渡(売却)した場合 ··· P.11 ・開業費の償却(繰延資産) ··· P.12 ・ソフトウェアの償却(無形固定資産) ··· P.13 ・個人資産を事業へ転用した場合 ··· P.14減価償却資産台帳の
入力マニュアル
償却方法と計算ルール 減価償却費を計算する前に、償却方法の選択が必要です。償却する資産が、どれに該当するのかを 以下の表で確認してください。 減価償却の方法には、「定額法」「定率法」「一括償却(3年均等)」に「特例措置」を加えると4つの方 法があります。「定額法」「定率法」については、平成 19 年及び平成 23 年 12 月の税制改正で、取得 年月によって適用されるルールが違うため注意してください。 資産の金額が、20 万円未満は 3 年で均等償却、30 万円未満であれば、全額を一括経費(※特例措 置)にできますので、節税効果を考えて選択してください。特例措置は、毎年行われる税制改正で改 定されますので、必ずその年度の適用ルールをチェックしてください。 資産区分ごとの償却方法 区分 内容 償却方法 償却期間 減 価 償 却 資 産 有形 固定資産 工具器具備品 車両運搬具 建物 建物付属設備 機械装置 ●旧定額法/旧定率法 ※平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの 耐用年数 ●定額法/定率法(200%、250%) ※平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの ※定率法の償却率の改正がありました。 平成 19 年 4 月 1 日~平成 24 年 3 月 31 日:250%定率法 平成 24 年 4 月 1 日~:200%定率法 耐用年数 ●一括償却(3 年均等) ※20 万円未満の資産 3 年 ●特例措置の適用 ※30 万円未満の資産 ※適用期間:平成 30 年 3 月 31 日まで 即時 無形 固定資産 ソフトウェア(※購入) 工業所有権 営業権 旧定額法 定額法 ※残存価額ゼロ 5~10 年 繰延資産 開業費 研究開発費 共同施設の負担金 建物を賃貸するため の権利金など 定額法 ※任意償却も可 5 年 減価償却できない 資産 土地、借地権 電話加入権など 償却しない ※「定率法」「旧定率法」を選択する場合は、税務署へ届出書が必要になります。 ※特例措置は、期間限定の減税措置になります。税制改正で、改定される場合があります。 ※平成 19 年の法改正で、減価償却の期間が短縮され、全額を償却できるようになりました。改正内容が 適用されるのは平成 19 年 4 月 1 日以降に取得した資産になります。
1 減価償却の方法を選択
平成 19 年 3 月 31 日以前に取得した資産の場合
平成 19 年 3 月 31 日までに取得した資産は、改正前の償却ルール(旧定額法、旧定率法)に従って計 算します。償却方法に選択した場合は、計算ルールを理解しておいてください。 ソフトの「減価償却資産台帳」へ必要事項を入力いただくと、以下の計算を自動で行います。【計算例】
平成19
年3
月取得 取得価額180,000
円、
耐用年数4
年のパソコン 年数 旧定額法 旧定率法 計算ルール 取得価額×90%×旧定額法の償却率 耐用年数経過後、95%まで償却。 その後 5 年間で 1 円まで償却。 未償却残高×旧定率法の償却率 耐用年数経過後、(期首の未償却残高× 償却率)が、(期首の未償却残高-取得 価額×5%)より下回った年に 95%まで償 却、その後 5 年間で 1 円まで償却。 耐 用 年 数 4 年 4 年 償 却 率 0.250 0.438 1年 180,000 円×90%×0.250×10/12=33,750 円 未償却残高:146,250 円 180,000 円×0.438×10/12=65,700 円 未償却残高:114,300 円 2年 180,000 円×90%×0.250×12/12=40,500 円 未償却残高:105,750 円 114,300 円×0.438×12/12=50,063 円 未償却残高:64,237 円 3年 〃 未償却残高:65,250 円 64,237 円×0.438×12/12=28,135 円 未償却残高:36,102 円 4年 〃 未償却残高:24,750 円 36,102 円×0.438×12/12=15,812 円 未償却残高:20,290 円 5年 24,750 円-(180,000 円×5%)=15,750 円 未償却残高:9,000 円 20,290 円×0.438×12/12=8,887 円 未償却残高:11,403 円 6年 (9,000 円-1 円)÷5 年=1,800 円 未償却残高:7,200 円 11,403 円×0.438×12/12=4,994 円 4,994 円>11403 円-償却限度額 11,403 円-(180,000 円×5%)=2,403 円 未償却残高:9,000,円 7年 〃 未償却残高:5,400 円 (9,000 円-1 円)÷5 年=1,800 円 未償却残高:7,200 円 8年 〃 未償却残高:3,600 円 〃 未償却残高:5,400 円 9年 〃 未償却残高:1,800 円 〃 未償却残高:3,600 円 10 年 1,800 円-1 円=1,799 円 未償却残高:1 円 〃 未償却残高:1,800 円 11 年 1,800 円-1 円=1,799 円 未償却残高:1 円 ※年の中途で取得した資産は、その年に事業に使用した月数分の金額になります。2 旧定額法、旧定率法の計算方法
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平成 19 年 4 月 1 日以降に取得した資産の計算例 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得した資産は、改正後の償却ルールが適用になります。定率法につい ては、償却率の改正があり、平成 24 年 4 月 1 日以後は「200%定率法」になります。ソフトの「減価償 却資産台帳」へ必要事項を入力いただくと、以下の計算を自動で行います。【計算例②】
平成19
年4
月取得 取得価額150,000
円、耐用年数4
年のパソコン 年の中途で取得した資産は、その年に事業に使用した月数分の金額になります。 年数 定額法 250%定率法 200%定率法 計算ルール 取得価額×定額法の償却率 耐用年数経過後、1円まで償却。 1) 未償却残高×定率法の償却率 2) 改定取得価額×改定償却率 償却額が、償却保証額に満たなくなった年分以後は、2) の計算式へ変更。耐用年数経過後、1 円まで償却。 耐 用 年 数 4 年 4 年 償 却 率 0.250 0.625 0.500 改定償却率 1.000 1.000 償却保証率 0.05274 0.12499 償却保証額 150,000 円×0.05274=7,911 円 150,000 円×0.12499=18,749 円 1年 150,000 円×0.250×9/12=33,750 円 未償却残高:146,250 円 150,000 円×0.625×9/12=70,313 円 未償却残高:79,687 円 150,000 円×0.500×9/12=56,250 円 未償却残高:93,750 円 2年 150,000 円×0.250×12/12=45,000 円 未償却残高:101,250 円 79,687 円×0.625×12/12=49,805 円 未償却残高:29,882 円 93,750 円×0.500×12/12=46,875 円 未償却残高:46,875 円 3年 〃 未償却残高:56,250 円 29,882 円×0.625×12/12=18,677 円 未償却残高:11,205 円 46,875 円×0.500×12/12=23,438 円 未償却残高:23,437 円 4年 〃 未償却残高:11,250 円 11,205 円×0.625×12/12=7,004 円 償却額:7,004 円<償却保 証額:7,911 円 ↓変更 11,205 円×1.000×12/12 =11,205 円 →11,204 円 ※1円を残す。 未償却残高:1 円 23,437 円×0.500×12/12=11,719 円 償却額:11,719 円<償却 保証額:18,749 円 ↓変更 23,437 円×1.000×12/12 =23,437 円 →23,436 円 ※1円を残す。 未償却残高:1 円 5年 11,250 円-1 円=11,249 円 未償却残高:1 円 節税効果の高い「定率法」で減価償却の計算をする場合は、確定申告期限までに税務署へ 「減価償却資産の償却方法の届出書」の提出が必要です。届出書を提出していない場合は、 「定額法」により計算を行います。3 定額法、定率法による計算方法
事業年度: 19 年度 入力欄 →前年より No. 減価償却資産・ 繰延資産の名称 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却 方法 耐用 年数 円 円 年 月 円 円 年 例1 パソコン 198,438 51,562 1 18 2 250,000 旧定額 4 例2 パソコン 1 19 5 250,000 定率 4 例3 一括償却資産 1 19 5 180,000 3年均等 例4 編集機材 1 19 3 280,000 特例 1 パソコン 149,625 30,375 1 18 5 180,000 旧定額 4 2 3 選択入力▼ 取得 年月 入力欄
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前年が白色で、償却中の資産がある場合 前年が白色申告で、償却中の資産がある場合には、「収支内訳書の減価償却の計算」の欄へ記入し ている内容を、以下の手順で入力してください。 青色申告者になると、特例措置(※期間限定の減税措置)を使って、30 万円未満の資産を一括経費 にできます。ただし、対象となるのは購入年度になるため、償却中の資産には適用できません。ご注 意ください。 ※「旧定額法」「旧定率法」で、取得価額の 95%まで償却した資産は、その翌年から向こう 5 年間で1 円まで均等償却していきます。 平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物の償却方法は、「旧定額法」になります。「旧定率 法」は選択できません。 入力欄 入力欄 →次年度へ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 月数 円 円 円 % 円 円 12 56,250 56,250 50 28,125 221,875 8 73,000 73,000 100 73,000 177,000 - 60,000 60,000 100 60,000 120,000 レーザープリンター - 280,000 280,000 100 280,000 0 措法28の2 12 40,500 40,500 100 40,500 109,1254 減価償却資産台帳の入力方法
⑤「本年度中の使用期 間」が 12 ヶ月になってい るか確認してください ⑥「事業使用の割 合」を%で入力 ②前期末の未償却残高 を「期首の未償却残高」 へ入力 25 24 24 24 24 ③「償却方法」を、プルダウンメニューか ら選択。※「定率法」の場合は、次ページ の入力方法を参照してください ④「 耐 用 年 数」を選択 ①黄色マーカーのセルへ、資 産の名称、面積・数量、取得 年月、取得価額を入力 定額法 ⑦ 「必 要 経 費 参 入 額 」 と「 期 末の 未償 却残高」を自動計算定率法を選択する場合 耐用年数によって毎年同じ金額を償却していく「定額法」に対して、「定率法」は、購入年の償却額が 大きくなります。節税効果が期待できますが、減価償却制度の改正によって、「定率法」の計算が複 雑になってしまいました。「定率法」を選択する場合は、計算手順と「改定取得価額」の入力方法をご 確認ください。
1)定率法の計算方法
(1)取得した年度は、「取得価額×償却率×(使用月数/12)」で計算。 (2)翌年からは、「未償却残高×償却率×(使用月数/12)」で計算。 (3)その年の償却額が、「償却補償額(取得価額×償却保証率)」に満たなくなった年以後は、その年 の期首残高を「改定取得価額」として、償却額の計算式を「改定取得価額×改定償却率」へ変更。 均等償却へ切り替える。 (4)耐用年数を経過した年に備忘価格1円(※)まで償却。 ※備忘価額1円とは: 経理上で、資産が残っていることを忘れないために残しておく帳簿 価額です。破棄又は譲渡した場合に「0」になります。【計算例】
償 却 資 産 事務机 取 得 年 月 平成 19 年 4 月 取 得 価 額 150,000 円 耐 用 年 数 8 年 償 却 率 0.313 (※定率法の償却率) 改定償却率 0.334 償却保証率 0.05111 償却保証額 150,000 円×0.05111=7,667 円 償却費の計算式 取得価額*×償却率×使用月数(00/12) *2年目以後は、未償却残高。 変更後の計算式 改正取得価額×改定償却率 年数 1年 2年 … 6年 7年 8年 9年 取得価額(期首未償却残高) 150,000 114,788 … 25,571 17,568 11,701 5,834 償却費の額 35,212 35,928 … 8,003 6,645 改定償 却率によ る計算 改定取得価額 17,568 17,568 17,568 償却費の額 5,867 5,867 5,833 期末未償却残高 114,788 78,860 … 17,568 11,701 5,834 1 償却額が「償却保証額:7,667 円」に 満たない年から、計算式が変更にな ります 変更する年の期首残高を「改定取得 価額」として、均等償却に切り替わり ます 耐用年数が経過し た年 に 、1円 まで 償却します②償却の基礎 になる金額 ③償却 率 改定 償却率 償却 保証率 償却保証 額 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) 円 円 月数 円 225,000 0.250 - - - 12 56,250 250,000 0.438 8 73,000 180,000 1/3 - - - - 60,000 280,000 - - - 280,000 17,568 0.313 0.334 0.05111 7,666 12 5,868 事業年度: 25 年度 入力欄 →前年より No. 減価償却資産・ 繰延資産の名称 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却 方法 耐用 年数 円 円 年 月 円 円 年 例1 パソコン 198,438 51,562 1 18 2 250,000 旧定額 4 例2 パソコン 1 19 5 250,000 定率 4 例3 一括償却資産 1 19 5 180,000 3年均等 例4 編集機材 1 19 3 280,000 特例 1 事務机 17,568 132,432 1 19 4 150,000 定率 8 2 3 選択入力▼ 取得 年月 入力欄
2)「改定取得価額」の入力方法
定率法は、償却額が「償却保証額」に満たなくなった年に、「償却の基礎となる金額」と「償却率」を変 更する作業が必要になります。 切り替えが必要な事業年度に至った場合は、「期首の未償却残高」を入力していただいた後に、「改 定取得価額」の入力欄がオレンジ色に変わります。マーカーされた「改定取得価額」へ「期首の未償 却残高」を手入力してください。変更後は、毎年、「改定取得価額」への入力が必要になります。 7,667 セルの色がオレンジ に変わります。 17,568 ②「改定取得価額」へ「期首の未償却残高」を 手入力してください。これ以後、この金額が 「改定取得価額」になります ①事業年度を確認して、期首の未償 却残高欄へ、前年末の残高を入力 してください ③償却率が変わり、償却費 の計算が、均等償却に切り 替わります 19 25 23 24 24 24 203)耐用年数が2年の場合の入力方法
定率法では、耐用年数が2年の場合は、「償却率/1.000」になるため、実質1年で減価償却できるこ とになります。【計算例②】
平成25
年1
月取得 取得価額600,000
円、耐用年数2
年の中古車 1月に取得した場合は、購入年に1円を残して、全額減価償却できます。2月以降に取得した場合は、 月割りになるため、2年で償却になります。 年数 250%定率法 耐 用 年 数 2年 償 却 率 1.000 改定償却率 - 償却保証率 - 1年 600,000 円×1.000×12/12=600,000 円 償却額 599,999 円 ※備忘価額1円を残す。 未償却残高: 1 円 2年 ※償却額 0 円 未償却残高: 1 円 ← ※備忘価額1円とは: 経理上で、資産が残っていることを忘れないために残しておく帳簿価額です。 破棄又は譲渡した場合に「0」になります。 減価償却資産台帳へ「定率法(250%、200%)/耐用年数2年」と入力いただくと、「改定取得価額」の 入力欄がオレンジ色に変わります。マーカーされた「改定取得価額」へ「取得価額」を手入力してくだ さい。翌年も、「改定取得価額」への入力が必要になります。 セルの色がオレンジ に変わります。 「改定取得価額」へ「取得価 額」を手入力してください。 25 25事業年度: 19 年度 入力欄 →前年より No. 減価償却資産・ 繰延資産の名称 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却 方法 耐用 年数 円 円 年 月 円 円 年 例1 パソコン 198,438 51,562 1 18 2 250,000 旧定額 4 例2 パソコン 1 19 5 250,000 定率 4 例3 一括償却資産 1 19 5 180,000 3年均等 例4 編集機材 1 19 3 280,000 特例 1 パソコン 1 19 3 180,000 旧定額 4 2 3 選択入力▼ 取得 年月 入力欄 20 万円未満の資産を 3 年で均等償却する場合 10 万円以上 20 万円未満の資産は、耐用年数に関係なく、購入金額を 3 年間で均等割りして、必要経 費にできます。この償却方法を選択すると、償却資産税の課税対象から除外されるメリットがありま す。「3 年均等」を選択する場合は、資産の名称の欄へ、「一括償却資産」と入力して、摘要欄へその 資産内容を記入してください。 ※一括償却資産: 本ソフトでは、便宜上償却内容を表して「3 年均等」と記載していますが、税法上で 3 年均等償却を選択した資産を「一括償却資産」と呼んでいます。 25 入力欄 入力欄 →次年度へ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 月数 円 円 円 % 円 円 12 56,250 56,250 50 28,125 221,875 8 73,000 73,000 100 73,000 177,000 - 60,000 60,000 100 60,000 120,000 レーザープリンター - 280,000 280,000 100 280,000 0 措法28の2 10 33,750 33,750 100 33,750 146,250 ⑤「事業使用の 割 合 」 を% で入 力 25 25 25 25 ②「償却方法」は、プルダウンメ ニューから「3 年均等」を選択 ①資産の名称へ「一括償却資 産」と入力。購入月は空欄のま ま 一括償却資産 3 年均等 60,000 60,000 60,000 120,000 編集機材 ③「耐用年数」は 空欄のまま ⑥ 「必 要 経 費 参 入 額 」 と「 期 末の 未償 却残高」を自動計算 ⑦「摘要」へ資産内 容を記入 ④「 本 年 度 中 の 使 用 期 間 」 は空欄のまま
事業年度: 21 年度 入力欄 →前年より No. 減価償却資産・ 繰延資産の名称 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却 方法 耐用 年数 経過 年数 残存 割合 ②償却の基礎 になる金額 8 9 10 パソコン 1 21 2 180,000 特例 180,000 11 編集機材 21 540,000 特例 (明細は別途保管) 12 ▼選択入力 取得 年月 入力欄
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30 万円未満の資産を一括経費にする場合の入力方法 青色申告者を対象にした減税措置に、平成 15 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日までに取得した 減価償却資産で 30 万円未満であれば、合計 300 万円まで一括経費にできるという特例があります。 この適用を受けて、購入した年に全額を経費にする場合は、行 No.16~20 へ入力してください。 ※行 No.1~15 は、定額法・定率法、旧定額法・旧定率法、一括償却(3 年均等)が、自動計算されま す。No.11~15 は、「本年度の使用期間」がプルダウンメニューから選択できます。 特例措置は、期間限定の減税措置のため、税制改正で、延長・廃止されることがあります。 必ず申告年度の税制を確認してください。 ② 償 却 方 法 へ 「 特 例」と入力 ※資産が複数ある場合は、「資産の名称」へ「○○ 他」と記入した上、「取得価額」へ合計金額を入力し てください 入力欄 入力欄 →次年度へ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 180,000 180,000 100 180,000 0 措法28の2 540,000 540,000 100 540,000 0 措法28の2 ※「償却の基礎になる金 額」へ「(明細は別途保 管)と記入 ④ 「 本 年 分 の 普 通 償 却 費 」 へ 取 得 価 額を入力 ⑤ 「 事 業 使 用 の 割 合」を%で入力 ③「償却の基礎にな る金額」へ取得価額 を入力 ⑥ 「 摘 要 」 へ 「措 法 28 の 2」と入力 25 25 3 ①行 No.16~20 へ 入力してください 14 15 16 17 18 18事業年度: 21 年度 入力欄 →前年より No. 繰延資産の名称減価償却資産・ 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却方法 耐用年数 6 7 パソコン 84,375 65,625 1 19 4 150,000 定額法 4 8 9 10 ▼選択入力 取得 年月 入力欄 入力欄 入力欄 入力欄 次年度へ→ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 7 21,875 21,875 100 21,875 0
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資産を破棄・譲渡(売却)した場合 減価償却中のパソコンが壊れて破棄した、車や機材を譲渡(売却)した場合には、帳簿上の資産残高 を「0」にする処理を行います。次のような手順で入力してください。 3 年で均等償却している「一括償却資産」は、破棄・売却後も 3 年で償却を行います。【入力例】 定額法で償却中のパソコンを、7月に破棄
・本年度の使用期間: 1 月~7 月までの 7 ヶ月 ・期末の未償却残高: 破棄したため「0」になる【仕訳例】 償却費の記帳方法
帳簿上には、「期首の未償却残高: 84,375 円」が、「器具工具備品」の残高として残っています。これ を次の科目で仕訳して、帳簿の残高を「0」にします。入力は「決算仕訳入力」から行います。 ・破棄した 7 月までの「償却額 21,875 円」 → 「減価償却費」で経費へ ・「期首残高 84,375 円-償却額 21,875=62,500 円」 → 「固定資産除却損」で経費へ 取引内容 借方 貸方 パソコンの減価償却費 減価償却費 21,875 工具器具備品 21,875 パソコンを破棄した 固定資産除却損 62,500 工具器具備品 62,500 ※「固定資産除却損」を使用する場合は、経費の勘定科目へ追加してください。 ①行 No.11~15 へ 入力してください ④「事業使用 の 割 合 」 を % で入力 ②「資産の名称」「期首の未 償却残高」ほか、必要事項を 入力 破棄・譲渡した場合 年の途中で、破棄・譲渡し た場合は、プルダウンメニ ューから「0」を選択してくだ さい。 ▼ 62.500 0 ⑤「減価償却 費」の金額 ▼ 3 4 5 6 7 8 ▼ ③プルダウンメ ニューから「7 ヶ 月」を選択 ⑥プルダウンメニューから「0」 を選択 ※クリックすると、右の メッセージが表示されます ⑦ 「 摘 要 」 へ 「 平 成 21 年7月、破 棄」と記入 11 12 13 22事業年度: 21 年度 入力欄 →前年より No. 繰延資産の名称減価償却資産・ 期首の 未償却残高 (前年末残高) 償却累計額 面積 又は 数量 ①取得価額 改定取得価額 償却方法 耐用年数 経過年数 残存割合 ②償却の基礎になる金額 10 開業費 1 21 2 350,000 定額 5 350,000 11 12 ▼選択入力 取得 年月 入力欄 入力欄 入力欄 入力欄 次年度へ→ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 11 64,167 64,167 100 64,167 285,833 開業費の償却 (繰延資産) 「開業費」は、(経費ではなく)その支出の効果が 1 年以上の期間に及ぶものということで「繰延資産」 という扱いになります。「繰延資産」も、減価償却資産台帳へ記帳が必要です。償却方法は、減価償 却資産と同じように、決められた償却期間で必要経費に繰り入れていきます。開業費の償却期間は 5 年です。しかし、任意償却が認められているため、以下の計算方法によらずに、任意の金額を必要経 費にすることができます。例えば、開業年に全額を必要経費にすることもできます。
【計算ルール】 繰延資産の償却費の計算方法
●開業費を定額法(5 年)で償却する場合 支出合計金額÷償却期間 5 年×(本年中に事業に使用した月数)/12【入力例】 平成 25 年 2 月に開業、開業費 350,000 円、定額法で償却
・本年度の使用期間: 2 月~12 月までの 11 ヶ月 ・本年分の普通償却費の計算: 350,000÷5 年×11/12 ヶ月=64,167 円 (※端数切り上げ。)【仕訳例】 償却費の記帳方法
以下の仕訳を入力すると、「開業費」から償却分が差し引かれ、経費に繰り入れられます。 入力は「決算仕訳入力」から行います。 取引内容 借方 貸方 開業費償却 開業費償却 64,167 開業費 64,167 ※「開業費償却」を使用する場合は、経費の勘定科目へ追加してください。 ②「取得年月」へ開業年月を、 「取得価額」と「償却の基礎にな る金額」へ合計金額を入力 ③ ※5 年間で均等償却の場合は、「償却方 法」へ「定額」、耐用年数へ「5」と入力。行 No.10~12 は、手入力になります ⑥「事業使用 の 割 合 」 へ 100%を入力 ⑦「期末の未 償却残高」が 表示される ▼ 7 8 9 10 11 12 ▼ ④プルダウンメ ニューから「11 ヶ月」を選択 ⑤「本年分の普 通 償 却 費 」 へ 64,167 円を入力 16 17 18 ①開業費は、行 No.16~ 20 へ入力してください 25ソフトウェアの償却(無形固定資産) 10 万円以上のソフトウェアは、無形固定資産になるため、資産へ計上して減価償却を行っていきます。 購入したソフトウェアの耐用年数は5年で、定額法で償却していきます。 購入金額が 20 万円未満の場合は「3 年均等償却」、30 万円未満の場合は「特例措置により一括経 費」にすることもできます。 ● 「3年均等償却」する場合 → P.8 を参照してください ● 「特例措置により一括経費」にする場合 → P.9 を参照してください 5年の定額法で償却する場合は、次のような計算方法になります。
【計算ルール】 無形固定資産の定額法の計算方法
●ソフトウェアを定額法(5 年)で償却する場合 支出合計金額÷定額法(5 年)の償却率 0.200×(本年中に事業に使用した月数)/12【入力例】 平成 25 年 2 月に 350,000 円で購入、定額法(※残存価格ゼロ)で償却
・本年度の使用期間: 2 月~12 月までの 11 ヶ月 ・本年分の普通償却費の計算: 280,000×0.200×11/12 ヶ月=51,334 円 (※端数切り上げ。) 減価償却資産台帳への入力方法は、開業費と同様になります。P.12 を参照してください。 残存価額ゼロで計算するため、自動計算の「定額法」の欄は使用できません。入力欄にご注意くださ い。【仕訳例】 償却費の記帳方法
購入時の仕訳を入力する際、勘定科目は「ソフトウェア」になります。初期登録されていないため、「勘 定科目の設定」にて資産の勘定科目へ追加してください。 次に、決算の際に「減価償却費」を経費へ繰り入れる仕訳パターン(以下)を、「仕訳パターンの設定 /決算処理」の区分へ追加してください。 以上、追加登録いただくと、「決算仕訳入力」から選択入力できるようになります。決算仕訳を入力す ると、資産へ計上した購入金額から償却分が差し引かれ、経費に繰り入れられます。 取引内容 借方 貸方 ソフトウェアの償却 減価償却費 51,334 ソフトウェア 51,334入力欄 入力欄 入力欄 次年度へ→ 入力欄 ④本年 中の使 用期間 ⑤本年分の 普通償却費 (②×③×④) ⑥割増(特 別)償却費 ⑦本年分の 償却費合計 (⑤+⑥) ⑧事業使 用の割合 ⑨必要経費へ の算入金額 (⑦×⑧) ⑩期末の 未償却残高 摘要 7 21,875 21,875 100 21,875 0 個人資産を事業へ転用した場合 自宅を事務所にしている場合(※)、自家用の車を仕事にも使う場合は、経理上で、それら個人の資 産を事業へ転用(譲渡)する処理を行うと、減価償却費を経費にすることができます。 ※住宅ローン控除を「居住用 100%」で申請している場合は、事業の経費にできません。