連携だより
「2025年問題に思う」
地域連携センター長 末山博男
戦後社会の中心を構成していた団塊の世代(
1947年~1949年生ま
れ)が
75歳以上となる2025年には、65歳以上の人口が3,657万人で高
齢化率は
30.3%となり、75歳以上の人口は2,179万人で後期高齢化率は
18.1%になると厚労省は推定している。この高齢者の人口数はカナダ
の総人口
3,616万人(2016年4月現在)に匹敵することになる。本邦の老
齢人口総数があの広大で若々しいイメージを彷彿させるカナダの人
口とほぼ同一になるとは、全く驚愕せざるを得ない。
また少子高齢化の指数として従属人口指数(年少人口+老年人口/生産年齢人口)があるが、
これも急速に上昇しており、少子高齢化がさらに進んでいけば現在のような社会福祉制度の維
持ができるのか本当に危惧される。
現在、この
2025年に向けて医療、介護、福祉の分野をどううまく稼働・連動させるかが緊喫
の課題となっている。そもそも昔の高度成長時代とは異なり、生産年齢人口の減少、グローバ
ル化社会のあおりによる正規社員の減少等でどう考えても財政は縮小せざるを得ないし、医療・
介護の分野においては応分の負担を高齢者に強いることになると思う。若い方は信じられない
かもしれないが、高度経済成長期のピークには、
1973年〜1983年までの10年間に限ってだが、
老人医療費の自己負担は無料だった。その後は高齢者の増加と相俟ってオイルショックによる
財政問題が生じてきたため、小泉内閣以降は医療費総額の抑制が行われ、結果として高齢者の
医療費の自己負担額が年々増大していった。
国はこのような高齢化が進む中での社会保障を円滑に推進するために、地域包括ケアシステ
ムを構築しようとしている。このシステムに関しては一言で説明するのは難しく、要は財政か
らの負担には限度があるので最小の費用で最大の効果を生み出すべく、地域特有の問題を考慮
した上で、住み慣れた場所で人生を全うできるような地域完結型の医療・介護・福祉が提供でき
るようにしなさいということである。病院に関しては地域で果たす役割を定め(高度急性期・
急性期・回復期・慢性期に分け各地域の必要病床数を決定)効率的に運用すべきとされている。
今後高齢化が進むにあたって当院の果たす役割をどう考えていけばいいのか。勿論行政、医
師会、介護や福祉を担っている部門や施設と議論を重ねることで病院の役割が少し変化する可
能性もあるが、当院としては救急を含めた急性期医療と高度専門、さらにリスクの高い症例を
扱う周産期医療は今後も維持して地域の信頼をさらに高めていくことが重要になる。また出口
問題すなわち退院支援にあたってはますます当地域連携センターの果たす役割は大きくなり、
近隣の病院、医院、介護施設の方々と協力しながら上越地域の医療・介護に貢献していければと
考えている。
発刊 第 36 号
発行 平成 29 年 4 月吉日
発行者 新潟県立中央病院
地域連携センター
県立中央病院
新任医師・歯科医師紹介
――――内 科
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― -―――内 科
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐藤 佑輔 4 月から総合内科勤務となりまし た。佐藤佑輔と申します。研修病院 へ戻ってくることができ、非常にうれ しく思います。患者さんに寄り添った 医療を心掛け、日々の診療に励み ます。よろしくお願い致します。 大坪 亜矢 4 月より呼吸器内科として働かせ て頂く大坪と申します。上越地区 の医療に貢献できるよう精進いた します。皆様にお世話になることも 多々あるかと思いますが、どうぞよ ろしくお願い致します。 米沢 穂高 無事研修医としての 2 年間を終 え、上越 3 年目となりました。今度 は血液内科医として一歩一歩成 長できるよう頑張りたいと思いま す。どうぞよろしくお願いします。 柴田 理 3 年目医師の柴田理と申します。2 年間研修医として県立中央病院に お世話になり、今年から消化器内科 医として働かせて頂きます。1 年間 よろしくお願いします。 石川 正典 8 年ぶりに赴任します。お手柔 らかにお願いします。 眞水 飛翔 4 月からお世話になります眞水と申 します。これまでは柿崎病院で紙カ ルテ上で仕事をしていましたので、 まずは電子カルテに慣れるところか らになります。これからよろしくお願 いします。 ―――神経内科
―――――――――――――――――循環器内科
―――――――――――――――――小児科
―――――――――――――――― ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 渡辺 光洋 4 月より赴任しました渡辺光洋 と申します。県民の皆様により よい医療を提供できるよう精進 いたします。よろしくお願いしま す。 髙橋 貞佳 4 月より小児科としてお世話にな ります。以前は石川県で小児外 科に所属しておりました。新潟県 も小児科も初めての事ばかりで すががんばりたいと思います。 棚橋 怜生 4 月よりお世話になります棚橋で す。内分泌代謝内科を専攻してお ります。皆様のお役に立てるよう 頑張ります。よろしくお願い致しま す。水流 宏文 3 年ぶりに赴任いたしました。 地域の子どもたちに適切な 医療を提供し、笑顔が増える ように努めていきます。 坂井 知倫 医師 6 年目、小児科 4 年目の坂 井知倫と申します。県立中央病 院には初めてお世話になりま す。フットワ-クを軽くして頑張 ります。ご指導の程をよろしくお 願いいたします。 -――――
小児科
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――― 篠原 健 こんにちは。4 年ぶりに上越市 で勤務させて頂きます。皆さま のお役に立てるよう頑張りま す。よろしくお願い致します。 ―――外科
―――――――――――――――心臓血管外科
――――――――――――整形外科
―――――――――――― ――――――― 丸山 智宏 外科の丸山智宏と申します。上越 出身ですので、地元の医療に貢献 できることをうれしく思っています。 外科的治療が必要な患者さんの ために、精一杯診療を行いたいと 思いますので、よろしくお願い致し ます 佐藤 哲彰 4 月より赴任しました佐藤哲彰で す。新潟大学卒で山形県出身で す。大学時代はサッカー部に所 属していました。よろしくお願い致 します。 柳橋 和仁 H18 年卒の柳橋和仁です。 少しでも皆様のお役に立てる よう、全力でがんばります。 よろしくお願いします。 ―――脳神経外科
―――――――――――――――――――――――――――――――産婦人科
――――――――――― ――――――――――――――――――――― 山下 愼也 17 年ぶりに上越に戻ってきま した。よろしく御願いいたしま す。 青木 悟 7 年ぶりの当院勤務です。出来 ることは何でもします。よろしくお 願いします。 沼田 雅裕 この度、産婦人科に赴任いたしま した沼田雅裕と申します。実家が 新潟県ということで山梨より転居し てまいりました。家族共々、上越 の地に早く慣れていきたいと思い ます。-―――
麻酔科
――――――――――――研修医
―――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――― 星野 林太郎 長岡赤十字病院から来ました。麻酔 科 5 年目、医師 7 年目の星野です。 県立中央病院は 2 回目となります。頑 張っていきますのでよろしくお願いし ます。 石川 夏生 大学 6 年時の実習で大変お世話にな り、多くを学ばせて頂いた県立中央 病院で、初期研修を行えることをとて も有難く感じております。精一杯研修 に臨みますので、ご指導の程よろしく お願いいたします。 大石 まゆ はじめまして。大石と申します。出身 は静岡ですが、新潟の人の温かさ、 食べ物のおいしさ、雪が好きで引き 続きこの地に残ることになりました。 1 日でも早く皆様のご期待に応えら れるよう精一杯努めますので、よろ しくお願いいたします。 ―――耳鼻咽喉科
――――――――――――眼科――――――――――――――――泌尿器科
―――――――――――― ――――――――――――――――― 廣川 幸二郎 4 月から耳鼻咽喉科で勤務させてい ただいています。実家は魚沼で、耳 鼻咽喉科の開業医をしています。将 来的には後継ぎとなり、新潟の医療 を支えたいと思っています。よろしく お願いします。 藤田 和也 2017 年 4 月より眼科担当となりま す。藤田です。出身は富山大学、 富山県出身です。専門は小児、 斜視弱視です。よろしくお願いし ます。 ――泌尿器科
―――――――――――――歯科口腔外科
――――――――――――――放射線診断科
――――――――― ――-――麻酔科
――――――――――――――― 中山 亮 初めまして。泌尿器科の中山亮と 申します。県立中央病院に来る前 は新潟大学病院、新潟労災病院で 勤務しておりました。よろしくお願い 致します。 渡邉 紘士 4 月より赴任しました渡辺紘士と申 します。精一杯頑張りますので、よ ろしくお願いします。 山田 美佳 県中には学生実習のときに 1 度来 たことがあって数年ぶりになりま す。3 月までいた病院とここではだ いぶ異なり、まだ慣れない面も多い ですが頑張っていきたいと思います のでよろしくお願いいたします。 安藤 嵩 今度、県立中央病院泌尿器科へ赴 任いたしました。安藤嵩と申します。 少しでも、皆様のお力になれればと 考えております。ぜひ、遠慮なくご相 談下さい。-――研修医――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―― 吉田 栞 はじめまして、研修医として 2 年間お 世話になります。見附市出身で上越 に住むのは初めてなので、分からない ことだらけですが、病院にも上越にも 早く慣れ、充実した 2 年間にしたいと 思います。よろしくお願いします。 水落 理絵 4 月より研修させて頂きます、水落理 絵です。話すと思わず笑顔になって 会話が弾む、県立中央病院の皆さま や上越の方々に囲まれて研修がで きることを大変うれしく思います。2 年 間よろしくお願いいたします。 村井 裕衣 初めまして、臨床研修医 1 年目の村 井裕衣です。1 日でも早く慣れ、上越 市や新潟県の医療に貢献できるよう 精一杯頑張りますのでどうぞよろしく お願いします。 -――研修医――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―― 大倉 良太 はじめまして。研修医 1 年目の大倉 良太と申します。4 月から精いっぱい 働きたいと思います。よろしくお願い します。 佐藤 千紘 研修医 1 年目の佐藤千紘です。 どんなことにも一生懸命取り組んで いきたいと思います。よろしくお願い します。 鴨田 知明 この春より当院で研修させていただ きます。初期臨床研修医 2 年目の 鴨田知明と申します。先生方のご指 導の下、一人前になれるよう日々精 一杯研修していく所存です。よろしく お願い申し上げます。 -――研修医――――――――――――――――――――――――――――――― 合田 陽祐 研修医 1 年目の合田陽祐です。まだ まだ学ぶことだらけの身ですが、医 療に貢献できるよう精進してまいり ます。よろしくお願いします。 内藤 喜浩 新潟大学病院からのたすき掛けで 4 月より勤務させていただく初期臨床研 修医 2 年目の内藤喜浩です。向上心 を持って働きたいと思っていますので 是非ともよろしくお願い致します。