平成20年
9月
経済産業省資源エネルギー庁
新エネルギー等電気利用推進室
グリーンエネルギーの利用拡大に向けて
-グリーン電力証書制度等の活用を通じて-
1 【図 部門別最終エネルギー消費量の推移】 (出典:総合エネルギー統計) ○ 需要面では、石油ショック以降、産業部門はほぼ横ばいである一方、民生及び運輸部門は、ほぼ倍増しており、 全体的には緩やかに増加傾向で推移。 ○ 供給面を見ると一次エネルギーにしめる石油の割合は、第一次石油ショック時の78%から約50%以下まで低 減。しかし、石炭・天然ガスと併せれば、一次エネルギー供給の8割を海外からの化石燃料に依存していること に変わりはなく、引き続きエネルギー供給源の多様化を進めることが必要。我が国のエネルギー需給構造の現状
【図 一次エネルギー供給シェアの推移】 38% 59% 76% 69% 54% 46% 0% 0% 2% 3% 4% 3% 41% 27% 15% 14% 16% 20% 1% 1% 2% 5% 10% 14% 0% 0% 1% 4% 9% 11% 20% 12% 5% 6% 7% 6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1960 1965 1973 1979 1990 2005 再生可能・新 エネルギー等 原子力 天然ガス 石炭 LPG 石油 (出典)資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」より作成 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 0 100 200 300 400 500 600 (年度) (百万原油換算kl) (兆円) 1973-2005 2.1 2.1倍倍 1973-2005 2.6 2.6倍倍 1973-2005 1.0 1.0倍倍 GDP 1973-2005 2.3 2.3倍倍 GDP 産業部門 民生部門 運輸部門 65.5% 18.1% 16.4% 44.0% 32.3% 23.7%2
【風 力】
【バイオマス】
【中小水力】
【太陽光】
【地熱】
出典:新エネルギー財団『第11回新エネ大賞』 出典:NEDO『バイオマス等未活用エネルギー実証試験』 出典:資源エネルギー庁『日本のエネルギー2007』 出典:資源エネルギー庁『日本のエネルギー2007』 出典:資源エネルギー庁『日本のエネルギー2007』グリーンエネルギーとは
3グリーン電力証書の考え方
グリーン電力
グリーンエネルギーからの電気=
そのもの電気+
環境 付加価値 電力 需要家 電気 グリーン 電力証書+
電力証書グリーン=
グリーンエネルギーによる電気とみなせる グリーン電力証書とは、グリーンエネルギーから得られた電気を、電気そのものと環境付加価値 とに切り離し、環境付加価値を証書(グリーン電力証書)の形で電力需要家が保有することで、グリ ーンエネルギーによる電気(グリーン電力)とみなすもの。 発電事業者 又は自家発電4
グリーン電力証書制度について
仲介団体 証書発行事業者 電力会社 B電力需要家
発電委託・資金 発電設備認定 発電量認証 電力会社 A 証書代金環境付加価値の取引
認証機関 通常の 電力取引 通常の 電力取引グリーン電力証書制度
Ö電力需要家が使用電力量に応じてグリーン電力証書を購入し、その資金がグリーン電力発 電事業者に提供されることにより、再生可能エネルギーの普及拡大を支援する仕組み。グリーン電力
発電事業者
通常の電力の取引
グリーン 電力証書 発電実績報告 グリーンエネル ギーを使ったと みなされる グリーン 電力証書 グリーン電力証書発行 5追加性要件について
(1)グリーン電力の取引行為が、建設におけ る主要な要素であること。 (2)グリーン電力の取引行為が、グリーン電 力の維持に貢献していること。 (3)グリーン電力の取引行為が、当該設備 以外のグリーン電力の拡大に貢献して いること。 2-3-3 追加性要件 追加性要件を満たすには、以下のいずれ かに該当しなければならない。グリーン電力認証基準
建設およびその後の運営に関するコスト負 担について、グリーン電力の取引行為が有 意味な貢献を行っていることを示すことが求 められる。 既設の認証は個別事例が発生した際に、慎 重な審議を行う。 RPS法に基づき電気事業者による新エネル ギー等電気の利用としてカウントされる場合 は、追加性を認めない。 認証基準における追加性要件の主要な考 え方は以下の通り。 ☆ 自然エネルギーによる発電は、一般的に経済性の低い設備が多いが、それらを峻別 して審査を行っている。6
グリーン電力認証機構により認証されたグリーン電力の発電電力量
出典:グリーン電力認証機構資料 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 0 20 40 60 80 100 120 140 地熱発電 太陽光発電 水力発電 バイオマス発電 風力発電 認証件数 万kWh 件 年度 認証件数・認証量が 急激に拡大 1 1 1 1 1 4 5 電力量認証 を受けた証 書発行会社 数 2008(平成20)年3月末現在、グリーン電力認証機構により認証されたグリーン電力発電電力量 の累計は3億5400万kWhに上る。2007年度の認証量は8,700万kWh。 7グリーン電力証書の主な購入事業者
(平成20年4月末現在)
順位 証書購入事業者 業種 購入量(万kWh) 1 ソニー(株) 電気機器 3,150 2 野村ホールディングス(株) 証券 590 3 (株)ヤマダ電機 家電販売 360 4 アサヒビール(株) 食料品 330 5 (株)ホールネットワーク 劇場 270 6 セイコーエプソン(株) 電気機器 200 6 中外製薬(株) 製薬 200 6 (株)東京放送(TBS) 放送 200 6 トヨタ自動車(株) 輸送用機器 200 6 日本ガイシ(株) ガラス・土石製品 200 資料:グリーン電力認証機構資料を基に作成。業種は会社四季報を基に記載。グリーン電力認証機構の発足当初(平成13年11月)のグリーン電力証書の購
入者は、
10社程度であったが、平成20年4月には150社以上に拡大。
8
環境PR・コミュニケーション
エコプロダクツ 京都環境フェスティバル びわ湖環境ビジネスメッセ ENEX2008 新エネルギー世界展示会 東京デザイナーズウィーク ・・・etc会場用電力として
ライトアップ・イルミネーション
東京都庁ライトアップ 帝国ホテルイルミネーション 青山クリスマスサーカス お台場クリスマスツリー ・・・etc ap bank fes ’07 坂本龍一コンサート ・・・etcコンサート
スポーツイベント
世界陸上2007 ファンケルクラシック Jリーグ 2008日本生命セ・パ交流戦 マツダオールスターゲーム bjリーグ2007-2008プレイオフ ・・・etc 9商品の付加価値として活用
<Leaf&Botanics>
富士河口湖工場で使
用する電力を風力に
<風で織るタオル>
タオル工場の電力を
風力発電に転換し、
生まれたタオル
<Lingkaran>
印刷で使用する電力を
風力発電でまかなう
<Franca>
バイオマス発電による
電力を使ったとみなせ
るプレミアつき住宅
10
サービスへの活用
ナビタイムジャパン
「NAVITIME」
...ルート検索サービス「NAVITIM E」他グリーン電力でサービス提供J-WAVE 「GREEN
CASTING DAY」
…毎月1日と祝日、環境記念日の 放送をグリーン電力で実施エディオングループ
「ポイント交換」
…エディオングループ店舗で買い物時にた まるポイントとグリーン電力証書を交換す るサービスを実施三菱UFJリース
「グリーンリース」
…工作機械の稼動に要する電力をグリーン にしてリースTBSビジョン
…映像コンテンツにかかる電力に グリーン電力を活用 11グリーン電力の活用に関する政府の申し合わせ
夏季の省エネルギー対策について (抄)
平成20年5月26日 省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議決定 Ⅰ 政府としての取組 政府が主催するイベント等の実施にあたっては、会場の冷房の温度設定の適正化を行うなど、省エネルギー に努めるとともに、イベント、会議等を民間に委託して行う際には、可能な場合にはグリーン電力の活用 に努めること。また、政府が後援等をする民間のイベント、会議等についても、同様の取組が行われるよ う促すこと。 Ⅱ 産業界及び家庭など国民に対する協力要請 2.業務・家庭関係 ア 家電機器等エネルギー消費機器 (5) イベント、会議、夜間照明等におけるグリーン電力の活用に努めること。グリーン・エネルギー促進ウィ ーク(平成20年7月5日から平成20年7月11日)における積極的なグリーン電力証書の活用を始め、イ ベント、会議、夜間照明等を行う際に、可能な場合にはグリーン電力証書の活用に努めること。 イ 住宅、ビル等について (3) 夜間照明等におけるグリーン電力の活用に努めること。ビル等で夜間照明を行うに当たっては、可能な 場合にはグリーン電力証書の活用に努めること。また、グリーン・エネルギー促進ウィーク(平成20年7 月5日から平成20年7月11日)における積極的なグリーン電力証書の活用に努めること。 京都議定書の目標達成や、最近の原油価格高騰への対応のため、省エネ対策の一層の推進が必要です。具体的には、エ ネルギー消費が増大する夏季に向けて、冷房中の室内温度28度の徹底、省エネ家電の普及促進、白熱電球から電球型蛍 光ランプへの切替え及びグリーン電力証書を活用する。これらを初めとする「夏季の省エネルギー対策について」を決定いた しました。本日の閣僚懇におきまして、私から本決定について紹介をしまして、各閣僚に対して政府自らの取組み及び国民各 界、各層への夏季の省エネ対策の強力な呼びかけをお願いしたところです。国民の皆様におかれましても、夏季の省エネ対 策にご協力いただくようお願いを申し上げます。 甘利経済産業大臣の閣議後記者会見の概要 平成20年5月27日(火)12
政府等におけるグリーン電力証書の主な活用例
・洞爺湖サミットにおけるグリーン電力証書の活用
Ö 本年7月7日に開催された洞爺湖サミットの会場で用いら
れた電力をグリーン電力で賄う (後述)
・環境配慮契約法における入札参加資格の加点要因
・METI主催のイベント等における活用
Ö 冬の経済産業省ロビー展(1,000kWh)
Ö ENEX2008(10,000kWh(東京会場)、13,000kWh(大阪会
場))
Ö
Ö
グリーンパワーキャンペーン(
グリーンパワーキャンペーン(
24,000kWh
24,000kWh
)
)
Ö
Ö
グリーン・パワー・パートナーシップ設立総会
グリーン・パワー・パートナーシップ設立総会
(
(
8,000kWh
8,000kWh
)
)
13米国におけるグリーン電力証書
(Renewable Energy Certificates (REC))
制度
米国では、CRS(
非営利団体)が、「Green-e」というグリーン電力認証プログラムを実施(
Green-eが最大手)。
Green-e
The Center of Resources Solutions (CRS)
証書発行事業者※ 証書発行事業者 証書発行事業者 企業等 家庭 ・グリーン電力の認証 ・証書発行事業者の認定 ・証書発行事業者に対する監査 等 認定・監査 認定・監査 認定・監査 販売 企業等 家庭 企業等 家庭
※ Degrees GroupやGreen Tags等27団体等がGreen-e認証のRECを発行(2006年現在)。
14
Green-eのグリーン電力市場の推移
Green-e認証のグリーン電力証書は近年急速に拡大し、2006年には88億kWh相当に
のぼる。
出典:Green-e ”The 2006 Green-e Energy Verification Report”(2007年)
15
米国におけるグリーン電力(RECを含む)の主な購入者 (2008年1月現在)
順位 企業名 業種 購入量(kWh)
1 Intel Corporation 情報技術 1,302,040,000
2 PepsiCo 食品・飲料 1,105,045,154
3 U.S. Air Force 連邦政府 899,143,000
4 Wells Fargo & Company 銀行 550,000,000
5 Whole Foods Market 小売 509,104,786
6 The Pepsi Bottling Group, Inc. 食品・飲料 457,851,838
7 Johnson & Johnson ヘルスケア 400,702,978
8 Cisco Systems, Inc. 情報技術 373,500,000
9 City of Dallas, TX 地方政府 333,659,840
10 HSBC North America 銀行 300,000,000
出典:米国EPA・Green Power Partnershipの ホームページより作成
16
米国環境保護庁によるGreen Power Partnershipについて
米国環境保護庁は、主要企業等におけるグリーン電力の利用を推進するため、グリー
ン・パワー・パートナーシップというプログラムを展開。
•
1997年以降に建設された再生可能エネルギー源(風力、太陽光、地熱、バイオマス、
小規模水力)による電力を対象
•
800以上の加盟団体により、年間100億kWh以上のグリーン電力が購入され、約320
万トンのCO
2排出量を抑制
•
四半期ごとに加盟団体のグリーン電力の購入量に関する情報が更新され、上位25
団体や小売や大学等のセクター別に上位10団体等をEPAのホームページへ掲載
年間電力消費量 グリーン電力購入量 100,000,001 kWh以上 年間電力消費量の2% 10,000,001 - 100,000,000 kWh 年間電力消費量の3% 1,000,001 - 10,000,000 kWh 年間電力消費量の6% 1,000,000 kWh以下 年間電力消費量の10% ※パートナーシップに加入するために最低限必要なグリーン電力購入量 17米国におけるグリーン電力証書の商品添付事例
製品 企業名スナック菓子 Lundberg Family Farms 繊維 Interface Fabrics, Inc.
茶 Choice Organic Teas ワイン Andrew Lane Cellars サンダル、靴 Timberland オリーブオイル Harris Ranch, Napa Valley
衣服 prAna clothing トマト H2Gro Tomatoes
牛乳 Brand building
18
グリーンエネルギー利用拡大小委員会について
(委員長) 山地 憲治 東京大学大学院工学研究科 教授 (委員) 牛山 泉 足利工業大学 学長 小原 昌 東京都環境局環境政策部 副参事 工藤 拓毅 (財)日本エネルギー経済研究所 地球・環境ユニット総括 桑原 康浩 ソニー(株) 総務センター エネルギーソリューション担当部長 佐藤 泉 弁護士 麹谷 和也 グリーン購入ネットワーク 事務局長 (佐藤 博之 グリーン購入ネットワーク 事務局長(第3回まで参加)) 高橋 俊行 (社)日本ガス協会 エネルギーシステム部長 中村 成人 (株)ユーラスエナジーホールディングス 常務取締役 三野 治紀 日本自然エネルギー(株) 代表取締役社長 三村 光代 (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 監事 村松 衛 電気事業連合会 企画部長 森本 弘 シャープ(株) 環境安全本部長 (五十音順 敬称略) 再生可能エネルギーの導入拡大を図る観点から、グリーン電力証書制度をはじめとする グリーンエネルギーの利用拡大策を審議するため、本年2月、総合エネルギー調査会新エネ ルギー部会の下にグリーンエネルギー利用拡大小委員会が設置され、6月まで計7回にわた り検討が行われた。 19グリーン・エネルギー制度の活性化策について
1.グリーン電力証書ガイドラインの整備
1.グリーン電力証書ガイドラインの整備
2.グリーン・エネルギー・統一マークの創設
2.グリーン・エネルギー・統一マークの創設
3.グリーン電力証書の取得費用の損金算入化
3.グリーン電力証書の取得費用の損金算入化
4.グリーン・エネルギー・パートナーシップの設立
4.グリーン・エネルギー・パートナーシップの設立
5.グリーン熱証書の検討
5.グリーン熱証書の検討
6.家庭用太陽光発電に関する新たなグリーン電力認定・認証システムの
6.家庭用太陽光発電に関する新たなグリーン電力認定・認証システムの
検討
検討
7.政府の率先活用(洞爺湖サミット、青森エネルギー大臣会合でのグリー
7.政府の率先活用(洞爺湖サミット、青森エネルギー大臣会合でのグリー
ン電力証書の活用)
ン電力証書の活用)
20
1.グリーン電力証書ガイドラインの整備
グリーン電力証書制度の公平性、透明性及び信頼性の向上、消費者保護等の観点か
ら、望ましいグリーン電力証書制度のあり方を提示。
①認証業務を的確かつ円滑に実施するに足る経理的基礎及び技術的能力を有すること ②認証業務が不公正になるおそれがないこと ③公正、中立な外部専門家による業務監査が行われる体制を有すること 等 要件への適合は、認証機関の情報公開により担保 ①発電設備に計量法に適合する電力量計を設置していること ②発電設備の認定が再生可能エネルギーの普及拡大に資すること ③発電設備の設置・運用等に関する関係法令への違反がないこと(1)認証機関の要件
(2)発電設備の認定要件
具体的な基準は、認証機関が定め、外部委員会によりチェック(3)その他
①証書発行事業者の情報公開 ②グリーン電力マーク等の表現方法に関するルール (参考)平成20年4月より、従来任意団体が行ってきた認証業務の執行体制を強化し、(財)日本エネルギー経済研究所 が実施することとした。 212.グリーン・エネルギー・統一マークの創設
スナック菓子 ワイン トマト○国民のグリーン電力証書等に対する認知度の向上、グリーン電力等を使用した商品等
に対する消費者の信頼性確保等を目的として、新たにグリーン・エネルギー・マークを
制定。
○マーク使用に当たっては、どの工程(例:機械の組立、飲料の充てん)で使用する電力
の何%をグリーン電力で賄っているか明示することとし、グリーン電力量の割合を一定
以上であることを要件とする。
4月中旬~ マークの審査委員会(審査委員長:アートディレクター佐藤可士和氏)の開催 5月29日 グリーン・エネルギー・マークの発表(商標出願2008ー040081) (参考)米国におけるグリーン電力マークの使用例 応募者:田代卓氏(グラフィック・デザイナー) グリーン・エネルギー・マーク グリーン・エネルギー・マーク22
3.グリーン電力証書の取得費用の損金算入化
当面、グリーン・エネルギー・マークを活用した損金算入化について検討するとともに、
改正省エネ法などにおけるグリーン電力証書の位置付けの検討状況を踏まえて、グリー
ン電力証書の取得費用の損金化を図る方向で調整。
【現在の対応】
グリーン電力証書の取得費用をグリーン・エネルギー・マークの取得費用と位置付け、
損金算入を可能とする方向で国税庁と調整中。
【従来】
従来、グリーン電力証書の購入費用は税務上、寄付金扱い
(認知度の低さ、対価性の不明確性が理由)
改正省エネ法などにおけるグリーン電力証書の位置付けの検討状況を踏まえて、法
令履行のためのグリーン電力証書取得費用の損金化を図る方向で調整(予定)。
【今後】
23グリーン・エネルギー・マークを添付した製品の例
<カゴメ/野菜生活>
<シャープ/AQUOS>
<雑誌/エココロ> <新聞/朝日新聞(be on Sunday)> <雑誌/ソトコト> <池内タオル/風で織るタオル> ※今後、順次拡大予定(2008年7月~)
24
(1)パートナーシップの趣旨
(2)会員の概要
製品、サービス等におけるグリーン・エネルギーの利用を需要サイドから拡大するとともに、グリ ーン・エネルギーに対する消費者の認知度の向上を図るため、グリーン・エネルギーのユーザー 企業や個人が連携(平成20年6月30日に設立総会を開催)。 グリーンエネルギーの普及拡大に賛同する企業・団体、証書発行事業者、発電事業者、自治体、 個人等を想定。グリーン・エネルギーの購入量※注に応じ、パートナー、サポーター等に分類。(3)活動の概要
①グリーン・エネルギーの普及拡大に対する表彰
②グリーン・エネルギー購入等に関する情報開示サイトの開設
http://www.green-energynet.jp/
③統一行動の展開(グリーン・エネルギー・促進ウィーク、共通ロゴマーク等の制定、等)
④パートナー間での情報交換(シンポジウム等の開催、等)
⑤ファミリー・パートナーへの寄贈
※注:グリーン電力基金への個人、電力会社の寄付についてもグリーン電力購入量に換算して評価4.グリーン・エネルギー・パートナーシップについて
25パートナーシップの体制(組織)及び会員の概要について
(1)会長・副会長等
グリーンエネルギーの普及拡大に賛同する企業・団体、証書発行事業者、発電事業者、自治体、 個人等を想定。グリーン・エネルギーの購入量等に応じ、パートナー、サポーター等に分類。(2)会員の概要
会長 中鉢 良治 ソニー株式会社 代表執行役社長 副会長 青山 理恵子 社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 副会長 荻田 伍 アサヒビール株式会社 代表取締役社長 片山 幹雄 シャープ株式会社 代表取締役社長 森本 宜久 電気事業連合会 副会長 パートナー ファミリー・パートナー エクセレント・パートナー エクセレント・ファミリー・パートナー グリーン・エネルギー・サポーター (賛助会員) 購入量等に関係 なく趣旨に賛同 グ リ ーン 電力の 購 入 割合 ・ 購 入量26
グリーンエネルギーパートナーシップの設立総会について
(1)日
程:平成20年6月30日(月)15時~16時
(2)場
所:第一ホテル東京
(3)参加予定者:ソニー(株) 中鉢代表執行役社長、電気事業連合会 森本副会長をは
じめ、製造・小売事業者、グリーン電力発電事業者、証書発行事業者、
消費者代表など約300名が出席予定(会員登録は、約300社)
(4)議
事:
①開会、パートナーシップの設立趣旨等説明
②会長及び副会長の選出
③来賓御挨拶(山本大臣政務官)
④会長就任御挨拶
⑤ロゴマーク、キャッチフレーズの発表
⑥記念撮影
⑦パートナーシップの活動内容及び統一行動の紹介
⑧閉会
(5)その他
会場では、各社のグリーン電力証書等を活用した取組のパネル展示(約40社)を実施
27グリーン・エネルギー・促進ウィーク(7/5~11)における統一行動
施設名 グリーンラ イトアップ グリーン電 力の使用 備考 さっぽろテレビ塔 ○ ○ ロビー等でグリーン電力に関するパネル展示を実施 札幌時計台 ○ ○ ロビー等でグリーン電力に関するパネル展示を実施 東京タワー ○ ○ グリーンライトアップは7/6のみ ロビー等でグリーン電力に関するパネル展示を実施 レインボーブリッジ ○ ○ 鶴見つばさ橋 ○ ○ ソニー本社ビル (ソニーシティ) ○ グリーン電力化は7/7~7/9の3日間 丸ビル・新丸ビル・横 浜ランドマークタワー ○ 森タワー、愛宕MORI タワー、愛宕フォレス トタワー ○ 7/7にソトコトが青山テルマのエコライブ(六本木 ヒルズ)を実施 グリーン電力化は7/8~7/11の4日間 名古屋テレビ塔 ○ 通天閣 ○ ○ ロビー等でグリーン電力に関するパネル展示を実施 ※青山テルマ出演のグリーン・エネルギーCM(青山テルマの新曲(LOVE)を使用)をパートナーシップとして製作し、 7月5日(土)~11日(金)に首都圏・北海道地区で約40回放映(北海道・首都圏・大坂地区では、街頭大型スクリー ンでもCMを約250回放映)。 ※朝日新聞朝刊でグリーン・エネルギーに関する広告を7月6日~9日に実施。28
5.グリーン熱証書制度の検討
○グリーン熱証書は、木質チップの燃焼などのバイオマス熱利用、雪氷の冷熱利用等
で生み出された環境価値を、証書として取引するもの。
○熱証書の発行を受けた熱ユーザーは、生産や冷暖房を自然由来のグリーンな熱エネ
ルギーでまかなったとみなし、対外的にアピールすることができる。
○本年5月頃からモデル事業を行い、熱量の計測方法等諸課題を検討、将来的にはグ
リーン電力証書と同様の仕組みにする予定。
グリ
ーン
熱発生・
利用
事業
者
仲介団体熱
ユ
ー
ザ
ー
②再委託契約 ③生産した熱の 実績報告 ⑤グリーン熱 証書発行 ④生産した熱の 実績認証 ①グリーン熱・ガス 生産委託グリーン熱証書の仕組みのイメージ
認証機関 29 美唄市農業協同組合 米殻零温貯蔵施設「雪蔵工房」 •完成年:平成12年度 •延床面積 約4,450m2、貯雪量:3,600トン ¾国内最大規模の玄米雪零温貯蔵施設 (出所)北海道経済産業局「雪氷熱エネルギー活用事例集4」、平成20年3月グリーン熱証書事業の具体例① -雪氷熱-
■グリーン熱生産事業者:JA美唄の「美唄雪蔵工房」 ■グリーン熱価値利用者:株式会社札幌ドーム * 空調需要への充当(7月2日~3日の2日間) ■オフセット予定量 札幌ドームの使用熱量(空調) 雪氷施設の自家消費分相当 美唄雪蔵工房 H20.6現在の貯雪量 2,277 ton の一部を充当30 天然ガス 製造ライン フライヤー 地下廃油タンク 廃油ボイラ 蒸気ボイラ ろ過器 廃油 蒸気 グリーン 熱証書 第一ホテル東京 札幌プリンスホテル ■グリーン熱発生事業者:マルカワ食品(株) マルカワ食品(株) 納豆、蒟蒻、豆腐、油揚類製造 札幌市清田区平岡2条1-1-1 ■グリーン熱価値利用者 <廃食油ボイラによるバイオマス利用熱量> 廃油使用量:15,290L(H20年3月~5月) 15,290L×発熱量36.215MJ/L=553,740MJ ■オフセット予定量 第一ホテル東京 6月30日の熱源1日分に充当 冷水分:75,586MJ(6月平均1日の熱量) 蒸気分:32,418MJ(6月平均1日の熱量) ■オフセット予定量 札幌プリンスホテル 7月4日の熱源1日分に充当 ガス使用量分:179,338MJ (7月平均1日のタワー棟、国際館パミール のガス使用熱量) グリーン 熱証書
グリーン熱証書事業の具体例② -バイオマス-
316.家庭用太陽光発電に関する新たなグリーン電力認定・認証システムの検討
○住宅用太陽光発電については、発電規模が小さく、認定・認証コストが相対的に高い
ため、従来グリーン電力証書は十分に活用されず。
○住宅用太陽光発電の認定・認証を取りまとめるシステムを構築するためのモデル事業
を今年度より開始。
【モデル事業の例】 データ 証書発行会社 データ データ 認証 証 書 証 書 ハウスメーカー、又はシステム製造事業者 ハウスメーカー、又はシステム製造事業者 グリーンエネルギー認証センター グリーンエネルギー認証センター 発電量データは、 インターネットで 検針 ハウスメーカー又は システム製造事業者の サーバーにデータを蓄積 証書発行 家庭用太陽光発電32
7.洞爺湖サミット、青森エネルギー大臣会合でのグリーン電力証書の活用
○出力5MW。 (一般家庭約1700世帯分に相当) ○発電所の敷地面積は14ha、東京ドーム3個分の広さ。 ○NEDOの実証試験事業として平成18年度から平成22年度までの間に、 メガワット級システムの構築・系統安定化対策技術(蓄電池併設)の開 発等を実施。 ○総事業費は約70億円。 稚内メガソーラープロジェクトについて 稚内メガソーラープロジェクトについて 稚内メガソーラー全体(イメージ) ○出力:51MW(一般家庭約2万5千世帯分に相当) ○蓄電池を併設(NaS電池、34MW)。蓄電池関連設備は、サッカーコー ト一面の大きさ。 ○NEDOの研究助成事業として、平成19年度から平成22年度までの間 に蓄電池を設置し、風力発電の平滑化効果等についてデータ収集。 二又風力発電所プロジェクトについて 二又風力発電所プロジェクトについて 二又風力発電所○洞爺湖サミットでは、グリーン電力証書を通じて稚内メガソーラーの電力を活用し、我
が国の取組を世界へアピール。
○また、青森でのG8エネルギー大臣会合では、グリーン電力証書を通じて二又風力発
電施設の電力を活用。
33最近の動き、今後の予定
平成20年
6月11日
第7回グリーンエネルギー利用拡大小委員会
報告書とりまとめ
6月30日
グリーン・エネルギー・パートナーシップ設立総会
7月5日~11日 グリーン・エネルギー・促進ウィーク
(ランドマークグリーン電力化等)
9月17日
グリーンエネルギー利用拡大セミナーin東京
11月
グリーンエネルギー利用拡大セミナーin札幌
12月
グリーンクリスマスフェスタ
平成21年
1月
グリーンエネルギー利用拡大セミナーin福岡
3月
グリーンエネルギー利用拡大セミナーin大阪
6月
グリーンエネルギーパートナーシップ総会
34