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アラビア語のノート古典アラビア語の授業ノート Ⅴ 目次 1. さまざまな詩句 ( アッバース朝以降のもの ) 海人の真珠 から 海人の真珠 から 海人の真珠 から シーバワイヒの文法書から シーバワイ

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アラビア語のノート

古典アラビア語の授業ノート Ⅴ

目次

1.さまざまな詩句 (アッバース朝以降のもの) ... 3 2.『海人の真珠』から 1 ... 5 3.『海人の真珠』から 2 ... 9 4.『海人の真珠』から 3 ... 11 5.シーバワイヒの文法書から 1 ... 14 6.シーバワイヒの文法書から 2 ... 16 7.シーバワイヒの文法書から 3 ... 19 8.シーバワイヒの文法書から 4 ... 20 9.タラファのムアッラカ詩とザウザニーの注釈から ... 22 10.ハマーサ詩集から 1 ... 28 11.ハマーサ詩集から 2 恋の詩 ... 38 12.ハマーサ詩集から 3 「復讐の詩」 ... 41 13.ラビードの詩から ... 47 14.「アラブのラーミーヤ」から ... 56 結び タラファのムアッラカ詩から ... 67 ずっと前の古典アラビア語講読の授業のノートをもとに作ったアラビア語と日本語の対訳です。アラビ ア語には母音符号をつけています。 先生の講義内容は正しかったはずですが、受講者の不注意のため、このノートにはいくつか間違いもあ るかと思います。ご容赦下さい。 この冊子は同タイトルのWebページに、 順次掲載しているものをまとめたものです。 お気づきの点、ご質問等がございましたら、http://arabiago.jimdo.com のページからご連絡をお願いしま す。 Ⅴ巻では古典詩と文法の書をとりあげました。古典詩は普段使わないような言葉がたくさん出てくるの で、対訳だけではなく、単語ごとの意味もある程度、載せています。詩は抜粋です。 ・『海人の真珠』はマカーマートで有名な

ُّ ى ِري ِرَحْلَا

ハリーリー著の

ُّ صا َو َخْل

ٱ

ُِّماَه ْوَأُّىِفُّ ِصا َّوَغ

ٱُّْل

ُُّة َّرُد

(直訳すれば『上流階級の(文法的)誤りについての海人の真珠』)という本です。 ・シーバワイヒの文法書についてはⅣ巻にある通り、後の文法書の基になったものです。 ・ムアッラカートには幾つも注釈書がありますが、その一つ

ُّ ىِن َز ْوَّزلَا

ザウザニーの注釈つきで、

ُُّةَف َرَط

タラ ファの詩を紹介しています。 ・

ةَساَم َحْلَا

ハマーサ詩集は

ُّ ماَّمَتُّوُبَأ

アブー・タンマーム編纂のものです。 ・

َُّةَعيِبَرُُّنْبُُّديِبَل

ラビード・ブン・ラビーアの詩もムアッラカートの中に選ばれていますが、ここに挙げたも のはそれとは別の詩です。 ・ラーミーヤは

ل

L脚韻の詩です。

(3)

3

1.さまざまな詩句 (アッバース朝以降のもの)

ِكْنِم ُتْلِن اَذِإ

ٱ

دُوْل

َفٱ

نِّيَه ُلاَمْل

私があなたからの愛を手に入れたとき 金銀はささいなものとなった

ُّلُكَو

ٱ

َقْوَف ىِذ ل

ٱ

ُباَرُت ِباَرُّتل

地の上にあるすべてのものは 土となった

)ىِّبَنَتُمْلَا(

(ムタナッビー作)

َبْتُك َلََو

1

لَِإ

ٱ ْل

ُهَدْنِع ُة يِفَرْشَم

彼のもとにおいては剣以外に文書は ない(武力に訴える)

لَِإ لُسُر َلََو

ٱ

ُسيِمَخْل

ٱ

ُمَرْمَرَعْل

また大軍以外に使節はない

)ىِّبَنَتُمْلَا(

(ムタナッビー作)

ة يِفَرْشَم

:剣

سيِمَخ

:軍隊(五つの部分から編成されている)

1 本来は

َُّبُتُك

だが、詩の韻律に合わせるために母音を省いている。 詩では韻律に合わせるために、このように母音を省いたり、逆にスクーンであるはずのところに母音 を入れたり、またタンウィーンがあるはずのものを省いたり、逆に本来2段変化でタンウィーンがない はずものを3段変化にしてタンウィーンをつけたり、接尾代名詞の母音が違っていたりすることがあり ます。 そのような現象については必ずしも説明をつけていません。

(4)

4

ُفْيَس لُس

ٱ

ِدْمِغ ْنِم ِرْجَفْل

ٱ

ىَجُّدل

暁の刀が暗黒の鞘から抜かれた

ى رَعَتَو

ٱ

ِبْوَث ْنِم ُلْي لل

ٱ

ْسَلَغْل

夜は未明の衣を脱いだ

)ٍعيِكَو ُنْبِا(

(イブン・ワキーウ作)

َلََو ُحَتْفَتَو

ُهَتْيَأَر ْوَل اًمَف ْتَناَك

彼女は―開かなくても良いのに―口を開く あなたがそれを見れば

َنِم اًباَب ُهَتْم هَوَت

ٱ

ُحَتْفُي ِرا نل

地獄の一つの門が開かれたかのよう に想像するだろう (作者不詳)

)ًةحتاف( ْتَناَك َلََو

: 否定の願望文。主文

اًمَفُُّحَتْفَت َو

の中に挿入されている。

َةَعِلاَط َتْيَلَف

ٱ

ةَبِئاَغ ِنْيَسْم شل

二つの太陽のうち、昇るものが沈め ばよいのに

َةَبِئاَغ َتْيَلَو

ٱ

ْمَل ِنْيَسْم شل

ِبِغَت

そして沈んだ太陽が沈まなければよ かったのに

)ىِّبَنَتُمْلَا(

(死んだ人への追悼。太陽に例え、本物の太陽が沈み、その人が死ななけ ればよかったのに)(ムタナッビー作)

(5)

5

اَهُّيَأ

ٱ

اَرْبَص ُناَسْنِْلْ

人よ、忍耐せよ

َدْعَب نِإ

ٱ

اَرْسُي ِرْسُعْل

困難の後に楽しみがやって来る

ِبَرْشِا

ٱ

صل

َرْب

اَك ْنِ اَو

忍耐を飲め

َنِم َن

ٱ

ا رَمَأ ِرْب صل

たとえそれが没薬より苦くても (作者不詳)

رْبَص

: 「忍耐」、「没薬」の二つの意味がある。後者の意味では通常は

ُّ رِبَص

ُّ رَمَأ

ُّ رُم

の比較級 普通の語順にすると

ِرْب صل

ٱ

َنِم رَمَأ َناَك ْنِإ

2.『海人の真珠』から 1

ِت بَه َنوُلوُقَيَو

ٱ

ىَلَع ًةَسَياَقُم ُحاَيْرَْلْ

人々は、

ُُّحاَي ْرَ ْلْاُِّتَّبَه

(風 pl.が 吹いた)と言い、それは

مْهَوَو نِّيَب أَطَخ َوُهَو حاَيِر ْمِهِلْوَق

حا

َُّي ِر

(風 pl.)と言われるところから 類推してのことだが、

نَجْهَتْسُم

それは明らかな間違い、卑しい考 えである。

َوٱ

ِت بَه َلاَقُي ْنَأ ُباَو صل

ٱ

َْلْ

ُحاَوْر

正しくは、

ُُّحا َو ْرَلْاُِّتَّبَه

と言う。

(6)

6

وُذ َلاَق اَمَك

ٱ

ِة مُّرل

例えば、ズー・ルンマが次のように 詠んだように。

ِت بَه اَذِإ

ٱ

ٍبِناَج ِوْحَن ْنِم ُحاَوْرَْلْ

マイイの家族がいる方角から風が 吹いたとき

ىَم ُلْهَأ ِهِب

اَهُبوُبُه ىِبْلَق َجاَه

風が吹くことが私の心を乱した

َه

ُفِرْذَت ىًو

ٱ

اَم نِ اَو ُهْنِم ِناَنْيَعْل

両眼は恋慕の涙を流す

اَهُبيِبَح َناَك ُثْيَح ٍسْفَن ِّلُك ىَوَه

全ての人(魂)の恋慕はその恋人が いるところにある

َوٱ

ذ ىِف ُة لِعْل

حْوِر ٍحيِر َلْصَأ نَأ َكِل

その理由は

حي ِر

(風)の元は

حور

という語根から

ِلِ

َنِم اَهِقاَقِتْش

ٱ

رل

ِحْو

派生した

ح ْو ِر

であるからだ。

اَم نِ اَو

ِتَلِدْبُأ

ٱ

ىِف ًءاَي ُواَوْل

ٱ

ِحيِّرل

حي ِر

حاي ِر

و

ى

َوٱ

ِحاَيِّرل

اَهَلْبَق ِةَرْسَكْلِل

変えられたのは、ただ、その前の カスラのためである。

اَم َنَكَس ْدَقَف ٍحاَوْرَأ ىَلَع ْتَعِمُج اَذِإَف

しかし、

حا َورأ

という形で複数形

َلْبَق

ٱ

ِتَلاَزَو ِواَوْل

ٱ

ُة لِعْل

ٱ

ُبِجوُت ىِت ل

にされると、

و

の前はスクーンで、

ًءاَي اَهَبْلَق

ى

に変える必要となる理由が消 滅する。

هِلَف

اَمَك اَهِلْصَأ ىَلِإ َداَعُت ْنَأ َبَجَو اَذ

このためにその元に戻す必要があ る。同様に

(7)

7

هِل ْتَديِعُأ

اَذ

ٱ

ىِف ِبَب سل

ٱ

ِريِغْص تل

縮小形を作るときも、この理由で戻 され、

ةَحْيَوُر َليِقَف

ة َحْي َوُر

(小さい風)と言う。

ىِف ْمُهُلْوَق حاَوْرَأَو حيِر ْمِهِلْوَق ُريِظَنَو

حي ِر

حا َو ْرَأ

と言うのに似たも のは、

ب ْوَث

(服)、

ض ْو َح

(水溜)

ِعْمَج

ضاَيِحَو باَيِث ٍضْوَحَو ٍبْوَث

の複数形として言う

باَيِث

ضاَيِح

である。

باَوْثَأ اوُلاَق ٍلاَعْفَأ ىَلَع اَهوُعَمَج اَذِإَف

それを

لاَعْفَأ

の型で複数形にす るなら、

ضاَوْحَأَو

با َوْثَأ

ضا َو ْحَأ

と言う。

ٍداَيْعَأ ىَلَع ديِع َعِمُج َمِلَف َليِق ْنِإَف

もし

ديِع

(祭り)は何故

داَي ْعَأ

とし て複数形にされるのか

ُهُلْصَأَو

ٱ

ِةَل َلََدِب ُواَوْل

ٱ

َداَع ْنِم ِهِقاَقِتْش

動詞

َُّداَع

دوُعَي

という派生の証 拠により、元は

و

であるのにと

ُدوُعَي

َفٱ

ُهْنَع ُباَوَجْل

言われるなら、その答えは、

ذ اوُلَعَف ْمُه نَأ

َسِبَتْلَي لََّئِل َكِل

ُعْمَج

ديِع

の複数形と、

دوُع

(楽器の ウードリュート)の、

ٍدوُع ِعْمَجِب ٍديِع

...

複数形が混同されないようにした のだ。・・・・

َق اَمَكَو

ِل ُناَيْشَن َوُه اًضْيَأ اوُلا

ِرَبَخْل

また、

ربخللُُّناَيْشَنُّوه

(ニュース をよく知る=早耳)と言うが、

ِل

اوُقُرْفَي

َنِم َناَوْشَن َنْيَبَو ُهَنْيَب

ٱ

ِرْكُّسل

それは酒に

نا

َُّوْشَن

(酔っている)と 区別するためである。

(8)

8

ىَلَع ٍحيِر َعْمَج نَأ ُدُضْعَي ا مِمَو

حير

حا َو ْرأ

として複数形に することを支持するものの中に

َتْنِب َنوُسْيَم نَأ َىِوُر اَم ٍحاَوْرَأ

次のような伝承がある。マイスー ン・ビント・バハダルが

ٍلَدْحَب

ا مَل

ٱ

عُمِب ْتَلَص ت

َنِم اَهَلَقَنَو َةَيِو

ムアーウィヤと結ばれ、彼女を沙 漠からシャームへ

ٱ

ىَلِإ ِوْدَبْل

ٱ

ُرِثْكُت ْتَناَك ِمْأ شل

ٱ

َنيِنَحْل

移すとき、彼女は自分の国の人々 への慕情と

اَهِباَسْنَأ ىَلِإ

َوٱ

اَهِسْأَر ِطَقْسَمِل َرُّكَذ تل

故郷の思い出を募らせた。

َفٱ

اَهْيَلَع َعَمَتْس

ٍمْوَي َتاَذ

ُدِشْنُت َىِهَو

そして、ある日、彼は彼女が次の ように吟じるのを聞いた。

ُقِفْخَت تْيَبَل

ٱ

اَوْرَْلْ

ِهيِف ُح

風にはためくテントのほうが

ِفيِنُم ٍرْصَق ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

そびえる城より私には好ましい

رِقَتَو ٍةَءاَبَع ُسْبُلَو

1

ىِنْيَع

粗末な外衣で心楽しい(目が涼し い)ほうが

ِسْبُل ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

ٱ

ِفوُفُّشل

薄物を着るより私には好ましい

ىِتْيَب ِرْسِك ىِف ٍةَرْيَسُك ُلْكَأَو

テントの横でパンくずを食べるほう が

ُّبَحَأ

ِلْكَأ ْنِم ىَلِإ

ٱ

ِفيِغ رل

形の整ったパンを食べるより私に は好ましい

ُتاَوْصَأَو

ٱ

جَف ِّلُكِب ِحاَيِّرل

谷あいの道を吹き抜ける風の音の ほうが

ِرْقَن ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

ٱ

ِفوُفُّدل

太鼓を打つ音より私には好ましい

(9)

9

ُحَبْنَي بْلَكَو

ٱ

رُّطل

ىِنوُد َقا

私の前で夜訪れる者に吠える犬の ほうが

ِفوُلَأ طِق ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

良く馴れた猫より私には好ましい

ْكَبَو

ُعَبْتَي ر

ٱ

بْعَص َناَعْظَْلْ

ラクダかごの後に続く強情な若い ラクダのほうが

ِفوُفَز ٍلْغَب ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

良く走るラバより私には好ましい

ىِّمَع ىِنَب ْنِم قْرِخَو

فيِحَن

従兄弟達の中の痩せた寛大な男 のほうが

ِفيِلَع ٍجْلِع ْنِم ىَلِإ ُّبَحَأ

太った野蛮人より私には好ましい

عُم َعِمَس ا مَلَف

َيِو

ُة

ٱ

اَم َلاَق َتاَيْبَْلْ

ムアーウィヤはその詩句を聞いた とき、言った。

ِتي ِضَر

ٱ

ىِنِتْلَعَج ى تَح ٍلَدْحَب َةَنْب

バハダルの娘よ、あなたは私を太 った野蛮人にするまで

اًفيِلَع اًجْلِع

満足しないのか(そこまで言わない と気が済まなかったのか)。 1

َُّّرِقَت

の前の

ُّْنَأ

が省略されていると考える

3.『海人の真珠』から 2

ِناَكْسِإِب فْيَنَو ةَئاِم َنوُلوُقَي

ٱ

ِءاَيْل

人々は

ى

をスクーンにして

َُّن َوُّةَئاِم

ُّْي

ف

(百余り)と言うが

َوٱ

اَهِديِدْشَتِب فِّيَن َلاَقُي ْنَأ ُباَو صل

正しくはシャッダにして

ف يَن

と言 うべきである。

ىَلَع َفاَنَأ ْمِهِلْوَق ْنِم ٌّقَتْشُم َوُهَو

それは何かの上にそびえる(見下 ろす)とき

(10)

10

ٱ

شل

ْيَلَع َفَرْشَأ اَذِإ ِءْى

ِه

ُِّء ْىَّشلٱ

ُّىَلَعُّ َفاَنأ

と言うのから 派生している。

ىَلَع َداَز ا مَل اَه نَأَكَف

ٱ

َراَص ِةَئاِمْل

なぜなら、100を超えたとき、あた かも100の上にそびえる

ِةَباَثَمِب

ٱ

ِفِرْشُمْل

اَهْيَلَع

(見下ろす)のと同様になるからで ある。

ُلْوَق ُهْنِمَو

ٱ

ِرِعا شل

それについて詩人の詠んだものが ある。

َر ٍةَيِباَرِب ُتْلَلَح

ْأ

اَهُس

私は丘に住んでいた その頂は

ُفِّيَن ٍةَيِباَر ِّلُك ىَلَع

すべての丘を見下ろしていた

ِدَقَو

ٱ

ِراَدْقِم ىِف َفِلُتْخ

ٱ

َرَكَذَف ِفِّي نل

ف يَن

の量については意見が様々 であり、アブー・ザイド

وُبَأ

َنْيَب اَم ُه نَأ ٍدْيَز

ٱ

َلاَقَو ِنْيَدْقَعْل

は、それは10と10の間(10以下) だと述べ、他の者は

َوُه ُهُرْيَغ

َنِم

ٱ

ىَلِإ ِدِحاَوْل

ٱ

ِةَث َلَّ ثل

1から3までと言っている。

ا مَأَف

ٱ

َثْكَأَف ُعْضِبْل

ُلَمْعَتْسُي اَم َر

اَميِف

ع ْضِب

については、たいていの場 合、3から10までの

َنْيَب

ٱ

ثل ل

ِث

ىَلِإ

ٱ

ِرْشَعْل

ものに使われている。

ِقَو

ِفْصِن َنوُد ْلَب َلي

ٱ

ِدْقَعْل

一説には、そうではなく10の半分 以下とも言われる。

َرِثَأ ْدَقَو

ٱ

ُلْوَقْل

ٱ

ىَلِإ ُل وَْلْ

ٱ

ِهْيَلَع ِّىِب نل

第1の説は預言者〈彼に平安あ れ〉による、至高なる神

ٱ

ىَلاَعَت ِهِلْوَق ِريِسْفَت ىِف ُم َلَّ سل

の、次の言葉の注釈に由来する。

(11)

11

ىِف َنوُبِلْغَيَس ْمِهِبَلَغ ِدْعَب ْنِم ْمُهَو

「彼らは打ち破られた後、いずれ勝 利を得るだろう、

ِب

ِعْض

َنيِنِس

数年のうちに。(コーラン30章3~ 4節)」

4.『海人の真珠』から 3

ِحْتَفِب روُتْسَد َنوُلوُقَيَو

ٱ

ُساَيِقَو ِلا دل

人々は

د

をファトゥハで

روُت ْسَد

(兵籍簿)と言っているが

ِم َلََّك

ٱ

ِبَرَعْل

َضِب َلاَقُي ْنَأ ِهيِف

ِّم

ٱ

ِلا دل

アラビア語の類型では

د

をダンマで 言うべきである。

موُطْرُخَو بوُقْرُعَو لوُلْهُب ُلاَقُي اَمَك

例えば

لوُلْه

ُُّب

(道化師)、

بوُق ْرُع

(ひかがみ)、

ِم اَهُرِئاَظَنَو روُهْمُجَو

ىَلَع َءاَج ا م

موُط ْرُخ

(象の鼻)、

روُهْمُج

(公 衆)など

لوُل ْعُف

の型に

لوُلْعُف

属する、それに類するもののよう に。

ِحْتَفِب لوُلْعَف ْمِهِم َلََّك ىِف ْئِجَي ْمَل ْذِإ

なぜなら、彼ら(アラブ)の言葉には

ف

(第1語根)がファトゥハの

ٱ

ِءاَفْل

َوُهَو ُقوُقْعَص ْمُهُلْوَق لَِإ

ٱ

ُمْس

لوُل ْعَف

の型はないからだ。但し

ٍةَليِبَق

ِبٱ

ِةَماَمَيْل

قو

ُُّقْعَص

というヤマーマ(地名) の1部族の名は別である。

ِف َلاَق

ِمِهي

ٱ

ُجا جَعْل

彼らについてアッジャージュが詠 んでいる。

(12)

12

ْرَخُأ ٍعاَبْتَأَو َقوُقْعَص ِلآ ْنِم

「サアクークの一族とその他の従 者から」

ه ُلِكاَشُيَو

اَذ

ٱ

شوُرْطَأ ْمُهُلْوَق َمْهَوْل

この誤った考えに似たものに、彼らの言葉で

شوُر ْط

َُّأ

ِحْتَفِب

ٱ

َو ِفِلَْلْ

ٱ

اَهُّمَض ُباَو صل

(耳の不自由な人)と、

أ

をファトゥハ で言うことがあるが、正しくはダン マである。

بوُلْسُأَو بوُكْسُأ ُلاَقُي اَمَك

例えば

بوُك ْسُأ

(流水)、

بوُل ْسُأ

(方法) のように。

نَأ ىَلَع

ٱ

ِم َلََّك ىِف ْعَمْسُي ْمَل َشْر طل

شرط

という語根は純粋なアラビ ア語には

ٱ

ِبَرَعْل

ٱ

ُراَعْشَأ ُهْتَن مَضَت َلََو ِءاَبْرَعْل

聞かれないし、詩人の牡馬達(優 れた詩人達)の詩にも

ِلوُحُف

ٱ

ل

ُّش

ِءاَرَع

現れない。

ه ُضيِقَنَو

ِهِذ

ٱ

ُقَعْلُي اَمِل ْمُهُلْوَق ِماَهْوَْلْ

この誤りと対照的なものは、なめられるものを

قوُعُل

قوُعُل

ُي اَمِلَو

ُّصَمُي اَمِلَو فوُفُس ُّفَتْس

(丸薬として)飲まれるものを

فوُفُس

、すすられるものを

صوُصُم

َلِئاَوَأ َنوُّمُضَيَف

ه

ِهِذ

صوُصُم

とこれらの名詞の最初

ٱ

ِءاَمْسَْلْ

ةَحوُتْفَم َىِهَو

ِم َلََّك ىِف

をダンマで言うものだが、それらは

ٱ

ِبَرَعْل

アラビア語ではファトゥハにする。

لوُسَغَو طوُعَسَو دوُرَب ُلاَقُي اَمَك

例えば

دوُرَب

(目薬)、

طوُعَس

(嗅ぎ薬)、

لوُسَغ

(洗剤)。

(13)

13

ه ُلِكاَشُي ا مِمَو

ذيِمْلَت ْمُهُلْوَق اَذ

これに似たものに、

ذيِمْلَت

(生徒)、

ريِجْرَجَو ليِطْرَبَو ريِجْنَطَو

ريِجنَط

(揚げ鍋)、

لي ِط ْرَب

(賄 賂)、

ىَلَع َىِهَو اَهِلِئاَوَأ ِحْتَفِب

ِم َلََّك ِساَيِق

ريِج ْرَج

(水がらし)のように最初 をファトゥハで言うものがあるが、

ٱ

ِب ِبَرَعْل

ٱ

ِرْسَكْل

アラビア語の類型ではカスラであ る。

َل ْذِإ

ه ىِف ْقَطْنُي ْم

اَذ

ٱ

لَِإ ِلاَثِمْل

というのも、この型では

ف

をカスラで

ليِل ْعِف

としか

ٍليِلْعِفِب

ِرْسَكِب

ٱ

ديِدْن ِص اوُلاَق امَك ِءاَفْل

言わないからだ。例えば

ديِدْن ِص

(指導者)、

ريِم ْطِق

ريِمْطِقَو

ليِدْنِمَو فيِرْطِغَو

(ナツメヤシの皮)、

في ِرْطِغ

(著 名な人)、

ليِدْنِم

(ハンカチ)。

َث َرَكَذَو

َأ ِهيِلاَمَأ ِضْعَب ىِف بَلْع

َلْوَق ن

サアラブ(学者の名)はある口述 (書きとり)の中で言っている。

ٱ

ِسيِكِل ِبا تُكْل

ٱ

ِحْتَفِب ةَسيِّلَت ِباَسِحْل

書記達の言葉では計算の袋のこと を、誤った考えで

ٱ

ِءا تل

نَأَو ِهيِف اوُمَهَو ا مِم

ٱ

َباَو صل

ت

をファトゥハで

ةَسي لَت

と言うが 正しくはカスラである。

اَهُرْسَك

ةَسيِّرِعَو ةَنيِّكِس ُلاَقُي اَمَك

ةَني ك ِس

(ナイフ)、

ةَسي رِع

(ライオン の巣穴)のように。

ه ِداَفُم ىَلَعَو

ِهِذ

ٱ

ْنَأ ُبِجَي ِة ي ِضَقْل

この判断の趣旨に従えば、女性の名を

سيِقْلِب

(ビルキース)と、

ب

ىِف َلاَقُي

ٱ

ِمْس

ٱ

ِرْسَكِب ُسيِقْلِب ِةَأْرَمْل

カスラで言わなければならない。

(14)

14

ٱ

ِءاَبْل

ٍسيِجْرِب ِبيِرْعَت ىِف اوُلاَق اَمَك

例えばアラビア語に取り入れた

سيجرب

―木星として

َوُهَو

ٱ نل

ُمْج

ٱ

ِب ُفوُرْعَمْل

ٱ

ىَرَتْشُمْل

知られる星のこと―で

ب

をカスラ で

ِرْسَكِب سيِجْرِب

ٱ

ِءاَبْل

سيِج ْرِب

と言うように。

ِهِرِئاَظَنِب ُقَحْلُي ُب رَعُي اَم لُك نَِلْ

ىِف

なぜなら、アラビア語に取り入れた ものはすべて、アラブの

ِةَلِثْمَأ

ٱ

ِناَزْوَأَو ِبَرَعْل

ٱ

ِةَغُّلل

しきたりやアラビア語の型に匹敵 するものにならうのである。

ىِف ُتْأَرَق ىِّنِإَف َسيِقْلِب ِرْكِذ ىَلَعَو

ビルキースについては、私はハム ダーン家のサイフッダウラの

ِراَبْخَأ

ِفْيَس

ٱ

ِةَلْو دل

ٱ

~ َناَدْمَح ِنْب

記事で読んだが~ (この後、Ⅳ巻のサイフッダウラのところに出てきた兄弟詩人の話がほぼ同じ形で出ている。)

5.シーバワイヒの文法書から 1

ه

اَم ِمْلِع ُباَب اَذ

ٱ

ُةَمِلَكْل

語とは何かを知ることの章

َفٱ

ُمِلَكْل

ٱ

ىًنْعَمِل َءاَج فْرَحَو لْعِفَو مْس

語は、名詞と動詞と、名詞でも動 詞でもないものを

ِب َسْيَل

ٱ

ٍلْعِف َلََو ٍمْس

示す助辞である。

َفٱ

ِلِ

طِئاَحَو سَرَفَو لُجَر ُمْس

名詞は、

لجر

(男)、

سرف

(馬)、

طئاح

(壁)などである。

(15)

15

ا مَأَو

ٱ

َف ُلْعِفْل

ِظْفَل ْنِم ْتَذِخُأ ةَلِثْمَأ

動詞は、幾つかの型があり、名詞 の事柄の単語(動名詞)から

ِثاَدْحَأ

ٱ

ىَضَم اَمِل ْتَيِنُبَو ِءاَمْسَْلْ

できた。 過去のこと、

ُنوُكَي اَمَو

ْعَقَي ْمَلَو

まだ起こらないがこれから起こるで あろうこと、

نِئاَك َوُه اَمَو

ْعِطَقْنَي ْمَل

中断されないで行われていること、 に対して形作られた。

ىَضَم اَم ُءاَنِب ا مَأَف

َعِمَسَو َبَهَذَف

過去のことの形は、

بهذ

(行っ た)、

عمس

(聞いた)、

َثَكَمَو

َدِمَحَو

ثكم

(とどまった)、

دمح

(誉めた) などである。

َكُلْوَق ُه نِإَف ْعَقَي ْمَل اَم ُءاَنِب ا مَأَو

اًرِمآ

まだ起こらないことの形は、あなた が命令して言う

ٱ

ْبَهْذ

َوٱ

َو ْلُتْق

ٱ

ْبِرْض

اًرِبْخُمَو

بهذا

(行け)、

لتقا

(殺せ)、

برضا

(打て)や、叙述して言う

ُبَهْذَيَو ُلُتْقَي

ُبِرْضَيَو

لتقي

(殺す)、

بهذي

(行く)、

برضي

(打つ)などである。

ذَكَو

نِئاَك َوُهَو ْعِطَقْنَي ْمَل اَم ُءاَنِب َكِل

中断されないで行われていること の形も、叙述するときと

اَذِإ

َتْرَبْخَأ

同様である。

هَف

ِهِذ

ٱ

ُةَلِثْمَْلْ

ٱ

ِثاَدْحَأ ِظْفَل ْنِم ىِت ل

名詞の事柄の単語のこれらの型 は

ٱ

ِءاَمْسَْلْ

ُن يَبَتَس ةَريِثَك ةَيِنْبَأ اَهَلَو

1

ْنِإ

たくさんの形があり、神が望み給う たならば、後に

(16)

16

َءاَش

ٱ

ُلل

明らかになる(する)。

َوٱ

ُوْحَن ُثاَدْحَْلْ

ٱ

َو ِبْر ضل

ٱ

ِلْتَقْل

事柄とは

برض

(打つこと)、

لتق

(殺すこと)、

َوٱ

ِدْمَحْل

دمح

(誉めること)のようなものであ る。

ِب َسْيَلَو ىًنْعَمِل َءاَج اَم ا مَأَو

ٱ

َلََو ٍمْس

意味を表すが、名詞でも動詞でも ないものは、

ٍلْعِف

ُواَوَو َفْوَسَو مُث ُوْحَنَف

ٱ

ُم َلََو ِمَسَقْل

مث

(そして)、

فوس

(未来を示す)、

ٱ

ه ُوْحَنَو ِةَفاَضِْلْ

اَذ

誓いの

و

、連結の

ل

、このような ものである。

1

ُن يَبَت

ُن يَبَتَت

6.シーバワイヒの文法書から 2

ه

ُباَب اَذ

ٱ

َو ِدَنْسُمْل

ٱ

ِهْيَلِإ ِدَنْسُمْل

述語と主語の章

ِنَع اَمُهْنِم دِحاَو ىِنْغَتْسَي َلَ اَم اَمُه

その二つは一方が他方を必ず必 要とし、

ٱ

ِرَخ ْلْ

ُدِجَي َلََو

ٱ

اًّدُب ُهْنِم ُمِّلَكَتُمْل

話し手はそれを免れるわけにはい かない。

ذ ْنِمَو

َكِل

ٱ

ِلِ

ُمْس

ٱ

َو ُأَدَتْبُمْل

ٱ

ُّىِنْبَمْل

開始する名詞とそれを基礎にした 建立語が

ِهْيَلَع

これに属する。

(17)

17

َكُلْوَق َوُهَو

それはあなたが次のように言う場 合のことである。

ُدْبَع

ٱ

َكوُخَأ ِلل

「アブドゥッラーはあなたの兄弟だ」

هَو

َكوُخَأ اَذ

そして「これはあなたの兄弟だ」

ذ ُلْثِمَو

َكِل

َكُلْوَق

そのようなものは、あなたが次のよ うに言う場合もそうである。

دْيَز ُبَهْذَي

「ザイドが行く」

َنِم ِلْعِفْلِل دُب َلََّف

ٱ

ِلِ

ِمْس

つまり、動詞にとって名詞が不可 欠である。

َل اَمَك

ْنُكَي ْم

ِلِِل

ِمْس

ٱ

َنِم ٌّدُب ِل وَْلْ

ちょうど、最初の名詞が、文の開 始において、もう一つの

ٱ

ِرَخ ْلْ

ىِف

ٱ

ِلِ

ِءاَدِتْب

ものを欠くことができなかったよう に。

َمِب ُنوُكَي ا مِمَو

ِةَلِزْن

ٱ

ِلِ

ِءاَدِتْب

َكُلْوَق

開始語に類するものには、あなたが次のように言うような場合があ る。

ُدْبَع َناَك

ٱ

اًقِلَطْنُم ِلل

「アブドゥッラーは去って行った」

قِلَطْنُم اًدْيَز َتْيَلَو

そして「ザイドが去って行けばよい のに」

ه نَِلْ

َك ُهَدْعَب اَم ىَلِإ ُجاَتْحَي اَذ

ٱ

ِجاَيِتْح

なぜなら、開始語が後ろのものを 必要とするように、

ٱ

ُهَدْعَب اَم ىَلِإ ِأَدَتْبُمْل

これも後ろのものを必要とするから である。

َوٱ

نَأ ْمَلْع

ٱ

ُِّلِ

ِهِلاَوْحَأ ُل وَأ َمْس

ٱ

ِلِ

ُءاَدِتْب

本来の名詞の状態は開始語であ ることを知れ。

(18)

18

ُلُخْدَي اَم نِ اَو

ٱ

َو ُب ِصا نل

ٱ

ىَوِس ُعِفا رل

対格にする語、開始語以外の主格 にする語、属格にする語が、

ٱ

ِلِ

َو ِءاَدِتْب

ٱ

ُّراَجْل

ىَلَع

ٱ

ِأَدَتْبُمْل

開始語に対して入っているだけで ある。

ُلُخْدَت ْدَق ًأَدَتْبُم َناَك اَم نَأ ىَرَت َلََأ

そうであろう、開始語であったもの に、

ِهْيَلَع

ه

ِهِذ

ٱ

َرْيَغ َنوُكَي ى تَح ُءاَيْشَْلْ

これらのものが入り、開始語でなく なって、

ٍأَدَتْبُم

ىَلِإ ُل ِصَت َلََو

ٱ

ِلِ

َماَد اَم ِءاَدِتْب

私があなたに述べたものと共にあ る限り、

اَم َعَم

َعَدَت ْنَأ لَِإ َكَل ُتْرَكَذ

ُه

それを除去しなければ文頭に立つ ことができない。

ذَو

َتْلُق اَذِإ َك نَأ َكِل

それはあなたが次のように言うよう な場合である。

ُدْبَع

ٱ

ْنُم ِلل

قِلَط

「アブドゥッラーは立ち去っている」

َتْلُقَف ِهْيَلَع ُتْيَأَر َتْلَخْدَأ َتْئِش ْنِإ

تيأر

(私は見た)をそれに入れた いなら、次のように言う

َدْبَع ُتْيَأَر

ٱ

ْنُم ِلل

اًقِلَط

「私はアブドゥッラーが立ち去るの を見た」

ِدْبَعِب ُتْرَرَم ْوَأ

ٱ

ِلل

اًقِلَطْنُم

とか「私は立ち去るアブドゥッラー のそばを通った」

َفٱ

ِلِ

َناَك اَمَك ُل وَأ ُءاَدِتْب

ٱ

َل وَأ ُدِحاَوْل

開始語であることが元になる。1が 数字の最初であり、

ٱ

ِدَدَعْل

َوٱ

َلْبَق ُةَرِك نل

ٱ

ِةَفِرْعَمْل

不定語が限定語より先にあるよう に。

(19)

19

7.シーバワイヒの文法書から 3

ه

ُباَب اَذ

ٱ

ىِناَعَمْلِل ِظْف لل

意味に関しての単語の章

ِمِهِم َلََّك ْنِم نَأ ْمَلْعِا

ٱ

َف َلَِّتْخ

知れ。彼ら(アラブ)の言葉には

ٱ

ِنْيَظْف لل

ِلِ

ِف َلَِّتْخ

ٱ

ِنْيَيَنْعَمْل

意味の相違に従って単語が異なる ことと、

َوٱ

َف َلَِّتْخ

ٱ

َو ِنْيَظْف لل

ٱ

دِحاَو ىَنْعَمْل

単語が違うが意味が一つのこと と、

َوٱ

َقاَفِّت

ٱ

لل

َو ِنْيَظْف

ٱ

َف َلَِّتْخ

単語は一致しているが意味が

ٱ

ِنْيَيَنْعَمْل

異なることがある。

ذ ىَرَتَسَو

َءاَش ْنِإ َكِل

ٱ

ىَلاَعَت ُلل

神が望み給うならば、次にそのこ とを述べよう。

َفٱ

ُف َلَِّتْخ

ٱ

ِنْيَظْف لل

ِلِ

ِف َلَِّتْخ

意味の相違に対して単語の相違 があるののは

ٱ

ِنْيَيَنْعَمْل

َبَهَذَو َسَلَج ُوْحَن َوُه

سلج

(座る)と

بهذ

(行く)のような ものである。

َوٱ

ُف َلَِّتْخ

ٱ لل

َو ِنْيَظْف

ٱ

دِحاَو ىَنْعَمْل

単語は異なるが意味は一つのも のは

ُوْحَن

َو َبَهَذ

ٱ

َقَلَطْن

بهذ

(行く)と

قلطنا

(行く、立ち去 る)のようなものである。

َوٱ

ُقاَفِّت

ٱ

َو ِنْيَظْف لل

ٱ

فِلَتْخُم ىَنْعَمْل

単語は一致するが意味は異なるものは、

ةدجوم

(怒り)

َكُلْوَق

َنِم ِهْيَلَع ُتْدَجَو

ٱ

ِةَدِجْوَمْل

という動名詞からの

هيلع

ُّتدجو

(~に怒った)と、

(20)

20

اَذِإ ُتْدَجَوَو

َناَدْجِو َتْدَرَأ

ٱ

ِة لا ضل

失われたものの発見を意味する

تدجو

(見つけた)のようなもので ある。

ه ُهاَبْشَأَو

ريِثَك اَذ

これに似たものは多い。

8.シーバワイヒの文法書から 4

ه

ىِف ُنوُكَي اَم ُباَب اَذ

ٱ

َنِم ِظْف لل

単語における一時的現象

ٱ

ِضاَرْعَْلْ

の章

َنوُفِذْحَي ا مِم ْمُه نَأ ْمَلْعِا

ٱ

ْنِ اَو َم َلََّكْل

知れ。アラブは、本来の言葉では そうでないのに

َناَك

ىِف ُهُلْصَأ

ٱ

ِم َلََّكْل

َرْيَغ

ذ

َكِل

言葉の一部を省略することがあ る。

َو َنوُفِذْحَيَو

َنوُنْغَتْسَيَو َنوُضِّوَعُي

また、省略して(その代わりに何か で)償い、本来、言葉の中で

ِبٱ

شل

ِءْى

ِنَع

ٱ

ِءْى شل

ٱ

ىِف ُهُلْصَأ ىِذ ل

使われるべき何かを脱落させ、(代 わりにほかの)

ْمِهِم َلََّك

َري ِصَي ى تَح َلَمْعَتْسُي ْنَأ

何か(を使うこと)によって、それを なしで済ませる。

اًطِقاَس

ذ ىَرَتَسَو

َءاَش ْنِإ َكِل

ٱ

ُلل

神が望み給うならば、次にそれを 述べよう。

ىِف ُهُلْصَأَو َفِذُح ا مِمَو

ٱ

ُرْيَغ ِم َلََّكْل

元はそうでないのに省略されたものには、

كيُّمل

(<

ُّْنُكَيُّمل

)、

ذ

َكِل

ذ ُهاَبْشَأَو ِرْدَأ َلََو ُكَي ْمَل

َكِل

ردأُّلا

(<

ى ِرْدَأ

ُّ

لا

)などがある。

(21)

21

ا مَأ

ٱ

ِب ْمُهُؤاَنْغِتْس

ٱ

َنوُلوُقَي ْمُه نِإَف ِءْى شل

何かによって(あるものを)なしで 済ますことには、彼らは

َعَدَو َنوُلوُقَي َلََو ُعَدَي

ٱ

اْوَنْغَتْس

اَهْنَع

(未完了形の)

ُُّع

َُّد

َُّي

(残す、捨てる) は言うが、(完了形の)

َكَرَتِب

َُّع

َُّد

َُّو

は言わず、

َُّك

َُّر

َُّت

をその代わ りに使う。

ذ ُهاَبْشَأَو

ةَريِثَك َكِل

その類は多い。

َوٱ

ُقيِداَنَزَو ةَقِداَنَز ْمُهُلْوَق ُضَوِعْل

代償では彼らの言う

ةقدانز

قيدانز

(邪教徒)、

اوُفَذَح ُنيِزاَرَفَو ةَنِزاَرَفَو

ٱ

َءاَيْل

ةنزارف

نيزارف

(チェスのクイ ーン)などで、

اوُض وَعَو

ٱ

َءاَهْل

ى

を省き、

ه

ة

)を代償にしている。

َأ ْمُهُلْوَقَو

َىِه اَم نِ اَو ُعيِطْسُي َعاَطْس

彼らの言う、

َُّعا

طسأ

ُُّعي ِط ْسُي

(服従 する)は、(本来)

عاطأ

عيطي

で、

َعاَطَأ

اوُداَز ُعيِطُي

ٱ

ْنِم اًضَوِع َنيِّسل

َُّل

َُّع

َُّأُّْف

(Ⅳ形)の形の

ع

(第2子音)に あるべき母音がなくなった

ِباَهَذ

ِةَكَرح

ٱ

َلَعْفَأ ْنِم ِنْيَعْل

1

代わりに

س

を追加したのである。

للَا ْمُهُلْوَقَو

اوُقَحْلَأَو اَي اوُفَذَح مُه

ٱ

َميِمْل

彼らの言う

مهللا

(神への呼びかけ) は、(呼びかけの助辞)

اًضَوِع

اي

を省き、代わりに

م

を付けた のである。

1 普通の説では、Ⅹ形の

َُّعاَطَت ْسِا

が元だとされている。

(22)

22

9.タラファのムアッラカ詩とザウザニーの注釈から

ِةَقْ ربُِب ٌل َلَ ْطَأ َ َلَ ْوَخِل

َمْ َثَ

ِد

1

サフマドの石地にハウラの住まいの跡がある

ِدَيْل أ ِرِهاَظ ِفِ ِ ْشَْوْل أ ِقِاَبَك رحورلَت

手の甲の入れ墨の名残りのように 見える

ُمْسِا:ُةَلْوَخ

ٱ

ذ َرَكَذ ٍة يِبْلَك ٍةَأَرْم

َكِل

ةلوخ

:カルブ部族の女性の名。そ のことを

ُماَشِه

ُنْب

ٱ

ِّىِبْلَكْل

ヒシャーム・ブン・カルビーが述べ ている。

ِموُسُر ْنِم َصَخَش اَم:ُلَل طلَا

ٱ

ِرا دل

للط

:目に見える住まいの跡。

َوٱ

ُعْمَجْل

َأ

لوُلُطَو ل َلَّْط

複数形は

للاطأ

لولط

ُبْلَا

َو ُةَقْر

ٱ

َو ُقَرْبَْلْ

ٱ

ناَكَم:ُءاَقْرَبْل

ٱ

َطَلَتْخ

ةقرب

قرب

أ

ءاقرب

: 土が

ىًصَح ْوَأ ٍةَراِجِحِب ُهُباَرُت

石や小石を混じえた場所

َوٱ

ُعْمَجْل

ٱ

َو ُقِراَبَْلْ

ٱ

َو ُقاَرِبْل

ٱ

ُقَرُبْل

複数形は

قرابأ

قارب

قرب

ىَنْعَم ىَلَع َلِمُح اَذِإ

ٱ

ِوَأ ِةَعْقُبْل

土地の一部分や土地の意味に関 係あるときは

ٱ

ِضْرَْلْ

َليِق

ٱ

ُءاَقْرَبْل

ءاقرب

と言われ、

ىَلَع َلِمُح اَذِإ

ٱ

ِوَأ ِناَكَمْل

ٱ

ْل

ِع ِضْوَم

場所や位置に関係あるときは

(23)

23

َليِق

ٱ

ُقَرْبَْلْ

قربأ

と言われる。

ع ِضْوَم:ُدَمْهَث

دمهث

:地名

ُعَمْلَت:ُحوُلَت

َوٱ

لل

ُحْو

ٱ لل

ُناَعْم

حولت

:輝く (動名詞で言うと)

حول

輝くこと

ِرِهاَظ ُز ْرَغ:ُمْشَوْلَا

ٱ

ِدَيْل

ٍةَرْبِإِب ِهِرْيَغَو

مشو

:手の甲やその他を針で刺 し、

ُوْشَحَو

ٱ

ِب ِزِراَغَمْل

ٱ

ِوَأ ِلْحُكْل

ٱ

ُشْق نل

その刺した場所に青い粉末を詰め たり、

ِبٱ

ِجَليِّنل

藍で描いたりすること。

َوٱ

اًمْشَو ُمِشَي َمَشَو ُهْنِم ُلْعِفْل

動詞は(完了形)

مشو

(未完了形)

مشي

(動名詞の対格)

اًمشو

である。

َلِعُج مُث

ٱ

َكْلِتِل اًمْس

ٱ

ِشوُقُّنل

そして(

مْش َو

は)その絵に対する名 詞として用いられた。

ِب ُعَمْجُتَو

ٱ

َو ِماَشِوْل

ٱ

ِموُشُوْل

ماشو

موشو

として複数形にさ れる。

ِهْيَلَع ُهُلْوَق ُهْنِمَو

ٱ

َو ُة َلَّ صل

ٱ

:ُم َلَّ سل

そこから預言者〈彼に祝福と平安 あれ〉の次の言葉がある。

َنَعَل

ٱ

ُلل

ٱ

َو َةَمِشاَوْل

ٱ

َةَمِشْوَتْسُمْل

「神が、女入れ墨師と入れ墨女を 呪い給うように」

َفٱ

َىِه ُةَمِشاَوْل

ٱ

ُمِشَت ىِت ل

ٱ

َدَيْل

ةمشاو

は手に入れ墨を施す女、

َوٱ

ُةَمِشْوَتْسُمْل

َىِه

ٱ

ذ اَهِب ُلَعْفُي ىِت ل

َكِل

ةمشوتسم

はそれをされる女であ る。

(24)

24

مُث

َوُي َم شَو:ُلوُقَتَف ُغِلاَبُت

اَذِإ اًميِشْوَت ُمِّش

(アラブは)強調してこうも言う:

َُّمَّش َو

ُُّم ش َوُي

ُّ

اًميشوت

ُّ

ذ َر رَكَت

َرُثَكَو ُهْنِم َكِل

それを繰り返したり、多く行なった りするときである。

ْمر َّيَّ ِطَم َّ َلََع ِبِْ َصَ اَ ِبِ اًفورقرو

友人達は私に向かって彼らのラク ダを止めて言う

َِّلَّ َتََو ًسًَأ ْ ِلِْ َتَ َلَ َنورلورقَي

悲しみのために滅びるな 元気に なれ(耐え忍べ)

ًةَو ْدرغ ِةَّيِكِلاَمْل

أ َجوردرح َّنَ َكَ

早立ちのマーリク部族のラクダか ごは

ِدَد ْنِم ِف ِصاَوَّنل

ٱِب ٍينِف َس َيَ َلََخ

ダドの谷川を渡る船の群れのよう だ

ِبِكاَرَم ْنِم بَكْرَم:ُجْدِحْلَا

ٱ

ِءاَسِّنل

جدح

:女性の乗り物の一つ。

َوٱ

جاَدْحَأَو جوُدُح ُعْمَجْل

複数形は

جودح

جادحأ

であ り、

َوٱ

ُجِئاَدَح اَهُعْمَجَو ُهُلْثِم ُةَجاَدِحْل

ةجادح

も同様で、その複数形は

جئادح

である。

َم:ُة يِكِلاَمْلَا

ٍةَليِبَق ٍكِلاَم ىِنَب ىَلإ ةَبوُسْن

ةيكلام

:カルブ部族の一部族であ るマーリク部族に

(25)

25

ْنِم

ٍبْلَك

関係づけられる(関係形容詞)。

ُعْمَج:اَي َلََّخْلَا

ٱ

َىِهَو ِة يِلَخْل

ٱ

ُةَنيِف سل

ايلاخ

ةيلخ

の複数形で大きな

ٱ

ُةَميِظَعْل

船のこと。

ٍةَنيِفَس ُعْمَج:ُنيِف سلَا

ُعَمْجُي مُث

ٱ

ُنيِف سل

نيفس

ةنيفس

の複数形。

نيفس

は更に

نفس

ُّ

として

ىَلَع

ٱ

ُنوُكَي ْدَقَو ِنُفُّسل

ٱ

اًدِحاَو ُنيِف سل

複数形にされる。時には

نيفس

は 単数形のこともある。

ُعَمْجُتَو

ٱ

ىَلَع ُةَنيِف سل

ٱ

سل

ِنِئاَف

ةنيفس

نئافس

として複数形 にされる。

َا

اَو نل

ُعْمَج:ُف ِص

ٱ نل

ُنِكاَمَأ َىِهَو ِةَف ِصا

فصاون

ةفصان

の複数形。道 やその他のものの

ىِحاَوَن ْنِم ُعِس تَت

ٱ

ُلاَثِم ِةَيِدْوَْلْ

ように、谷間の両側に広がった

ٱ

ِّسل

ِكَك

ِرْيَغَو

اَه

場所。

َليِق: دَد

َوُه

ٱ

اَو ُمْس

ه ىِف ٍد

اَذ

ٱ

ِتْيَبْل

دد

:この詩句では谷の名。

ِقَو

َلي

دَد

ُلْثِم

ِقَو ٍدَي

اًصَع ُلْثِم اًدَد َلي

دي

」と同じタイプの

دد

、「

اصع

」と 同じタイプの

ادد

نَدَدَو

ِم

ُلْث

ٍنَدَب

هَو

ِهِذ

ٱ

ىَنْعَمِب ُةَث َلَّ ثل

ندب

」と同じタイプの

ندد

の形が あり、

ٱ

ِوْه لل

َوٱ

ِبْع لل

これらの三つは「楽しみ」「遊び」の 意味。

(26)

26

َبِكاَرَم نَأَك ُلوُقَي

ٱ

ِةَقيِشَعْل

ٱ

ِلاَمْل

ِة يِك

すなわちこの1行の意味は、マーリ ク部族の恋人の乗物が、

ٍدَد ىِداَو ىِحاَوَنِب اَهِقاَرِف َةَوْدُغ

別れの朝にはダドの谷に沿って

ماَظِع نُفُس

行く大きな船のようだった。

َه بَش

ٱ

ِْلْ

َلِب

اَهْيَلَعَو

ٱ

ِب ُجِداَوَهْل

ٱ

ِنُفُّسل

鞍かごを乗せたラクダを

ٱ

ِماَظِعْل

大きな船に例えた。

ِنْب أ ِينِف َس ْنِم ْوَأ ٌةَّيِلْوَدَع

ٍنِم َيَ

アダウラ部族の船かイブン・ヤーミ ンの作った船であろう

ْل أ اَ ِبِ ررور َيَ

ىِدَتْ َيََو ا ًرْو َط رح َّلََم

船頭は時には曲がり、時にはまっ すぐ進む

اَ ِبِ اَهرمور ْيَْح ِءاَمْل

أ َباَبَح ُّق رشَي

その舳先(へさき)は波を分けて進 んでいく

ُّْتّل أ َم َسَق َ َكَم

ِدَيْل

ٱِب ر ِياَفرمْل أ َب

山当て遊びをする子供が手で土を 分けているようだ

ُباَبَح

ٱ

ُهُجاَوْمَأ:ِءاَمْل

ٱ ْل

ةَباَبَح ُةَدِحاَو

ءاملاُّبابح

:水の波。単数形は

ةبابح

(27)

27

ُموُزْيَحْلَا

َو ُرْد صل

ٱ

ُعْمَجْل

ٱ

ُميِزاَيَحْل

موزيح

:胸。複数形は

ميزايح

ُّتلَا

َو ُبْر

ٱ

َو ُباَرُّتل

ٱ

تل

َو ُءاَبْر

ٱ

تل

ُبَرْو

برت

بارت

ءابرت

بروت

َوٱ

تل

ُباَرْي

َوٱ

تل

ُباَرْو

دِحاَو

باريت

باروت

は同じである。

ُعَمْجُي مُث

ٱ

ٍناَبْرِتَو ٍةَبِرْتَأ ىَلَع ُباَرُّتل

بارت

ةبرتأ

نابرت

として 複数形にされる。

َوٱ

ىَلَع ُءاَبْر تل

ٱ

ِبَرُّتل

ءابرت

برت

として複数形にさ れる。

ه َرَكَذ

ُه لُك اَذ

ٱ

ُنْب

ٱ

ِّىِراَبْنَْلْ

これはすべてイブン・アンバーリー が述べている。

َنِم بْرَض:ُلاَيِفْلَا

ٱ

ْنَأ َوُهَو ِبْع لل

لايف

:遊びの1種。土が集められ る。

َعَمْجُي

ٱ

ءْىَش ِهيِف ُنَفْدُيَف ُباَرُّتل

مُث

その中に何かが埋められ、そして

ُمَسْقُي

ٱ

ُباَرُّتل

ِنَع ُلَأْسُيَو ِنْيَفْصِن

土が半分に分けられ、埋められた ものについて、

ٱ

َوُه اَمِهِّيَأ ىِف ِنيِف دل

どちらのほうにあるか尋ねられる。

ْنَمَف

َأ

َرِمُق َأَطْخَأ ْنَمَو َرَمَق َباَص

当たった者は勝ちで、誤った者は 負けである。

قَش َه بَش

ٱ

ِنُفُّسل

ٱ

َشِب َءاَمْل

ِّق

ٱ

ِلِياَفُمْل

船が水を切って進むのを、山当て 遊びの子供が

ٱ

َباَرُّتل

ٱ

ِهِدَيِب َعوُمْجَمْل

集められた土を手で分けるのに例 えた。 1 この地名は本来

ُُّدَمْهَث

でタンウィーンのない2段変化だが、ここでは3段変化にしてタンウィーンを 省いた形になっている。詩の1行目では上半句の終わりも脚韻と合わせることが多いため

(28)

28

10.ハマーサ詩集から 1

以下、原則として詩の1行ずつに対訳をつけていますが、意味内容が数行にわたって続く場合は、数行 まとめて対訳をつけています。 ①

ُِّرَبْنَعْلَبُِّءاَرَعُشُُّضْعَب

バルアンバル(アンバル部族)のある詩人 (

ُِّرَبنَعْلَب

[<

ُِّرَبْنَعْلٱُّىِنب

]は格変化しない)

ْوَل

ِلَِب

ِ

ا ْحِبَت ْسَت ْمَل ٍنِزاَم ْنِم رتْنرك

ورنَب

أ

َناَبْي َش ِنْب ِ ْهرذ ْنِم ِة َطيِقَّلل

もし私がマージン(人名または部族名)のところにいたならば ズフル・ブン・シャイバーン部族の捨て子の息子達は私のラクダをほしいままにはしなかったろう

َحاَبَتْسِا

Ⅹ 許されたものとみなす、ほし いままにする

طيِقَل

捨て子

ٌن رشرخ ٌ َشَْعَم ىِ ْصَْنِب َماَقَل اًذ

ا

ِ

َدْنِع

أ ْل

َن َلَ ٍةَثورل ورذ ْن

ِ

ا ِة َظيِفَح

そのときには(マージンのところにいたなら)争いに際して、荒くれ男達が私を助けに立ち上がるだろうに 弱い者であれば軟弱になるのだが

رَشْعَم

一団

نُشُخ

ُّ نْش َخ

の pl. 気の荒い

ةَظيِفَح

怒り、争い

ةَثوُل

弱さ、のろさ

َن َلَ

柔らかくある

(29)

29

اَذ

ِ

ا ٌمْوَق

أ

ْمرهَل ِهْيَذِج َن ىَدْبَأ ُّ َّشَل

ِهْيَل

ا اوررا َط

ِ

َنا َدْح روَو ٍتاَفا َرَز

彼らは悪が奥歯をむき出すとき、小さな集団で、また1人ずつ、それに向かって突進する者達だ

ذِجاَن

奥歯

ةَفا

َرَز

「キリン」の意味もあるが、ここで は「小さな集団」の意味

ْمر ربِ ردْنَي َينِح ْ رهُاَخَأ َنورلَٱ ْسَي َلَ

ِفِ

أ

اَم َلََع ِتاَبِئاَّنل

َناَهْررب َلاَق

彼らは兄弟が災いにおいて泣きつくとき、兄弟が言った言葉の証拠を彼に問わない

َبَدَن

嘆く

ةَبِئاَن

災難 ②

ُّ موُرْقَمُُّنْبُُّةَعيِبَر

ラビーア・ブン・マクルーム

رت ْدِه َش ْدَقَلَو

أ

اَهِداَرِط َمْوَي َ ْيَخْل

ِةَف ِظْوَأ ِيمِل َسِب

أ

ِ َكْيَه ِ ِئِاَوَقْل

私は合戦の日、足の丈夫な、大きな馬に乗って騎馬隊に参加した

داَرِط

追いかけること 合戦

ةَفِظْوَأ

ُّ في ِظ َو

の pl. ラクダや馬の すね、足

لَكْيَه

「神殿」の意味があるが、 ここ では「大きな」の意味

(30)

30

ٍلِز َن َلَّوَأ رتْنركَف ِلاَزَن اْوَعَدَف

ِلِزْنَأ ْمَل اَذ

ا رهربَكْرَأ َم َلََعَو

ِ

敵は降りて来い(いざ勝負)と呼ばわった 最初に降りて挑むのは私 降りないならば何のために馬に乗っているのか

ِلاَزَن

ُّْل ِزْن

ُِّا

降りろ の意味の 一種の動名詞

َم َلََّع

اَم

ُّ

+

ىَلَع

③ 詠み人知らず

ٍةَوْعَد َّبرر ْنَأ ِ بَر َيَ ْنَمَلْعَت ْمَلَأ

اَ ربِاَجُأ ْوَل ا ًصِلْخرم اَيَِّف َكرتْوَعَد

主よ、聞き届けられるならと、何度もあなたに真心から祈りを捧げたことをご存じないのでしょうか

~ بُر

後ろに属格名詞が来て、 多くの~ の意味になる

َنْمَلْعَت

ُّْمَل ْعَت

の強調形Ⅱ ④

ُُّةَّيِمَعْش َخْل

ٱ

ُُّة َرْمَع

アムラ・ハシュアミーヤ

ِفِ اَوَخَأ اَ رهُ

أ

ر َلَ اَخَأ َلَ ْنَم ِبْرَحْل

اَ رهُاَعَدَف ًةَوْبَن اًمْوَي َفاَخ اَذ

ا

ِ

彼ら(息子)2人は、戦いにおいて、兄弟のない人の兄弟になってやった その人は、いつか、運命のいたずらを怖れるとき、2人を呼んだ

(31)

31

ىِف

ٱ

ِبْرَحْل

~ ْنَمُّا َو َخَأ

の間に割り込 んでいる

ةَوْبَن

気まぐれ、無法

ِنا َسَبْلَي اَ رهُ

أ

ٍة َسْبِل َن َسْحَأ َدْجَمْل

اَم ِناَحي ِ َشَ

أ

اَ رهُ َ ِكِل ِهْيَلَع اَعا َط ْس

2人は大変見事に(美しい着方で)名誉を帯びている それぞれが、できる限り、名を惜しんでいる

حيِحَش

物惜しみする

اَعا

َطْسِا

اَعاَطَت ْسِا

ٍسْوَأ ُنْب ُنْعَم

マアン・ブン・アウス

ر َجْوَ َلَ ِ نّ

ِ

اَو ىِرْدَأ اَم َكررْمَعَل

و ردْعَت اَنِ يَأ َلََع

أ

َّيِنَمْل

رلَّوَأ رة

あなたの命に誓ってー私は怖れているのだがー我々のうちのどちらを先に運命が襲うかわからない

ُُّل َج ْوَ َلُّْى نِإ َو

は挿入句

َُّل َج َو

怖れる

ة يِنَم

(死の)運命

ُل وَأ

この形で副詞として使われる

(32)

32

َكورخَأ ِ نّ

ِ

اَو

أ

ر ِئِاَّلد

أ

ْ رحَأ ْمَل ِدْهَعْل

َن

ا

ِ

أ

رلِ ْنَْم َكِب اَبَن ْوَأ ٌم ْصَخ َكاَزْب

私は常に誓いを守るあなたの兄弟である 敵があなたを征服しても、あなたにとって住まいの居心地が悪くても、私は変わらない

ُمِئاَد

ٱ

ِدْهَعْل

常に誓いを守る

ْلُحَأ

َُّلا َح

変わる

َنِإ

ٱ

َكاَزْب

詩の韻律のためⅣ形の動詞

ى َزْب

َُّأ

Ⅳ(征服する)の語頭のハムザを省くが、これ は一時性のハムザではないので母音が残る。

اَبَن

不適当な (家の住み心地が悪 いなど) ⑥

ُة يِن َلَْوَبْل

ٱ

ُةَي ِصاَع

アーシヤ・バウラーニーヤ

ِب ىِدورج َ ِ

صِاَعَأ

ٱ

ِعورمُّلد

أ

ِبِكاَو َّسل

ِ كَبَو

ِ َلَ

أ

ِبِراَحرم َلَْتَق رت َلَْيَوْل

アーシよ、流れる涙を惜しむな お前に災いあれ ムハーリブ部族に殺された人々を嘆け

َى ِصاَعَأ

َُّأ

は呼びかけの助辞、

َُّى ِصاَع

ُُّةَي ِصاَع

(女性の名、自分に呼びかけている) の略

ىِدوُج

َُّدا َج

気前よくする

ى كَب

~のことを嘆く

ِكَل

ٱ

ُت َلَّْيَوْل

は挿入句

(33)

33

ٌةَراَ َعَ ْمر ْتَْلَّتَق ىِمْوَق َّنَأ ْوَلَف

َنِم

أ

َ َّسّل

َو ِتا َو

أ

ِسورؤ ُّرل

أ

ِبِئاَوَّلذ

ِهِب ِتِْٱَي اَمِل َن ْ َبُ َص

أ

اًدِماَع ررْهَّلد

لَو

اَمَّنِك

ِبِراَحرم ِفِ َن رر ٱْثَأ

もし、私の身内を貴族達、高貴な頭領達の一族が殺したのであったら 敢えて運命がもたらしたこととして我慢したことだろう しかし私の復讐の相手はムハーリブ部族だ

ةَراَمَع

一族、小部族

تاَوَرَس

ُّ ى ِرَس

の pl.

ُّ ةا َرَس

の二重複 数、 貴族、紳士

ُبِئاَوَذ

ُّ ةَبا َؤُذ

の pl. 高い、高貴な

اَم نِك

لَو

َُّّنِك ٰل َو

だが、

ام

のため次の 語は対格にならない

آْثَأ

ر ُّ رْأَث

の pl. 復讐、仇

رمِ ْيََّلَع َن ْرَه َظ ْن

ا ٌماَئِل ٌ يِبَق

ِ

ِبِلاَغ َّ َشَ او ردَجوري َنوربِلْغَي ْن

ِ

اَو

彼らは卑しい部族だ もし我々が彼らに勝てば(それでよし) たとえ彼らが我々に勝ったとしても最も悪い勝利者としてみなされるだろう

ماَئِل

ُّ ميِئَل

の pl. 卑しい 前の

ُّْنِإ

の帰結節は省かれている

(34)

34

اًّرَش َط بَأَت

タアッバタ・シャッラン

ٌد ِصاَقَف ِئِاَنَث ْنِم ٍدْهرمَل ِ نّ

ا

ِ

ِلَ ِهِب

ِ َع ِنْب

أ

ِ ِ

لَاَم ِنْب ِسْ َشَ ِق ْد ِ صل

私は誠実なる従兄弟シャムス・ブン・マーリクに私の賞賛を贈り、持って行く

ٍدْهُم

ىَد ْهَأ

Ⅳ 贈る の能動分 詞

َأ

ُّزره

ِةَو ْدَن ِفِ ِهِب

أ

رهَف ْطِع ِ ىَحْل

ِب ىِف ْطِع َّزَه َ َكَم

ٱ

ِناَجِهْل

أ

ِكِراَوَ ْلَ

彼が腰の大きい優れたラクダで私を喜ばせてくれたように、部族の集会で私は彼を喜ばせる

ُهَفْطِع زَه

脇腹を揺すぶる=喜ばせる

ناَجِه

血統の正しいラクダ、優れたラ クダ

ُكِراَوَأ

ُُّك َر ْوَأ

の pl. ُّ腰(

ُّ ك ْر َو

)の大きい アラーク(

ُّ كا َرأ

)の実を食べるという意 味にもとれる

ر يِلَق

أ

رهربي ِصري ِ مِهرمْلِل ِ ك َشَّتل

ريرِثَك

أ

َّتَّ َ ش ىَوَهْل

أ

َو ىَوَّنل

أ

ِ ِ

لَا َسَمْل

彼は直面する難局にもほとんど不平を訴えず、多くの志を持ち、様々な目的と手段を持っている

(35)

35

اَهِ ْيرَغِب ِ

سِْمريَو ٍةاَمْوَمِب ُّ َظَي

َج

ْو َرْعَيَو ا ًشيِح

َروره رظ ىِر

أ

ِ ِ

لَاَهَمْل

1人で、荒野を昼に行き、夜に別の荒野を行き、危険の背中にじかに乗る

لَظ

昼間に行く

ةاَمْوَم

荒野、沙漠

اًشيِحَج

人から離れて 単独で

َرْوَرْعِا

ى

裸馬に乗る ⑧

َةَعيِبَر ُنْب ُّىَبُأ

ウバイイ・ブン・ラビーア

رفيِفَخ ٍإَب ْرَم َلََع ٌقيِنَذو رس اَمَف

أ

ِداَؤرفْل

رديِدَح

أ

ْر َظَّنل

ِب ْتَحَن َ س اًبَنْرَأ ىَأَر

ٱ

ِتاَجَلَو اَهَرَداَبَف ِءا َضَفْل

أ

ْرَمَخْل

ِب ره رضْكَر ره رصِ مَقري ٌعَ ْنِْم َلَ َو اَ ْنِْم َعَ ْسَْٱِب

ٱ

ْرَتَوْل

高峰に住む、明敏で目の鋭いハイタカが、 野原に現れたウサギを見て茂みの隠れ穴へ先回りするのや 弦から放たれてまっしぐらに飛ぶ矢さえ、それ(自分の馬)より速くはない 1行目の

ُّ قيِنَذوُسُّاَم

は3行目の

اَهْنِمُّ َع َر ْسَأِب

につながり、

ُّ َع َر ْسَأِبُّ قيِنَذوُسُّاَم

اَهْنِم

で、「ハイタカはそれより速くない」

قيِنَذوُس

ハイタカ(鳥)

أَبْرَم

高峰

(36)

36

َحَنَس

現れる

ةَجَلَو

入るところ、穴

رَمَخ

茂み、やぶ

عَزْنِم

َص مَق

Ⅱ走る、蹴る、蹴飛ばす

ضْكَر

走ること、蹴ること、(弦をもってそれを飛 ばすことがそれを飛ばす→弦から放たれ て速やかに飛ぶ) ⑨ 詠み人知らず

َرَماَخ اَذ

ا اًّدرو ر رهُُّدَوَأ

ِ

أ

ا َشَحْل

َلََع َءا َضَأ

أ

َو ِع َلَ ْضَ ْلَ

أ

رسِماَد ر ْيَّلل

私は彼女を愛する その愛情がはらわたに混ざるとき、闇夜にもかかわらずあばら骨までを照らす

ْمُه

「彼ら」と言っているが「彼女」の こと

َرَماَخ

~と混ざる

اًشَح

はらわた

سِماَد

暗い ⑩

َةَف لُع ُنْب ُليِقَع

アキール・ブン・ウッラファ

َو اْوَهاَنَت

أ

ْس

اورلَٱ

أ

رهَبَتْعَأَأ ٍديِبَل ِبَِأ َنْب

أ

رةَمِراَب ُّضل

أ

ردي ِجَّنل

(無法を)やめよ、イブン・アビー・ラビードに尋ねよ 猛々しいライオンが彼を満足させるかと

ىَهاَنَت

Ⅵ やめる

َبَتْعَأ

Ⅳ 満足させる

ةَمِراَبُض

ُّ م ِراَبُض

ة

は強意 (猛々しい)ライオン

ديِجَن

勇猛な

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