ごみ分類検索システムの構築
榊原
正明・西本
倫子
鳥取大学工学部物質工学科
Constmction ofa Trash Ret eval Systtm Masaalci SAKAKIBARA and Noriko NISI‐
IIMOTO
Department ofMtterins Sdence,Faculty ofEngineeringTotto Univer載
り
,TOtto ,680-8552 JapanE―mttl sakaki@chem・tOtton―u.“Jp
Abstracti AsearchsystmwascreatedwhichconslstsofauserpromW敵 れanyolewmeasilyuttanhinintiOnpromfOruSebyttm
adminimators,andadatabasesysm.IheuserprogrmmploysfowddFerentserhmehods:byttby的 雨魚曲恥byboh19Щttand
classiflcatioLandⅢ
ittkana的
、Ihe radmini飽血 progrmttamesttwictedttessmttset― upPand即帥 飽 and 溺administlatorsO囃ぅaddanddeletesearchitms,titlett andbackgrounds h 伍蟷 dataexchangedwidldleadmini曲∬里即mね cncipheredusmg SSL.
Keywordtt Trash retrieval弱肘飢L Dratabase肛回ηgemtt systenL SSL,NeWork
l.
は じめ にタベ
ス
シ ス テ ム と利 用 者 用 プ ロ グ ラム と管 理 者 用 プ ログ ラムか ら成 つて い る。今 回作成 した ご 近 年,ダイ オ キ シ ン問題 へ の対応 や ごみ の再 資み のデ ー タ は鳥 取 市 が公 開 して い るデ ー タ に基 源 化 増進 のた め,ごみ の分別 が細 分 化 され て い る
.
づ い てい る[1]. しか し,ご
み の種 類 は多 く,ま
た,地
域 に よつ て 分 類 方法 も異 な るた め分別 が難 しい 。2.使
用 した サ ー バ ー と言 語 鳥 取市 で は,ご
み の分別 方 法 を記 載 した表 「ご み の分別 と出 し方」及 び 冊子 「家庭 ごみ の分別 と今 回 の システ ム の作 成 に あた り,新しいサ ーバ 出 し方 ガイ ド」 を各 戸 に配布 して い る。 しか し
,
― を 自作 した。使 用 したOSは
redhat hnux9.0, 記 載 され て い るの は代表 的 な ごみ だ けで あ り,さapacheは
HTTP Server Version2.0.4.3で あ る。らに紙 を媒 体 と して い るた め表 に記 載 の な い新
この シス テ ム を作 成 す る うえで
,HTML言
語, しい 種 類 の ごみ の分 別 方 法 を早期 に 追加 更新 しphp言
語(Version4.2.2),SQL構
文(PostgresQL 配布 し直す こ とは容 易 で はな い 。鳥 取 市 の ホー ムVersion7.3.2)を
使 用 した [7],[8]. ペ ー ジで は ごみ の分別 方法 の一 覧表 が公 開 されHTML言
語 はペ ー ジの表 示 に使 用 し,php言
語 は て い るが,一覧表 のデ ー タか ら目的 の ごみ を探 しHTML言
語 の 中 に埋 め込 んで,表
示す るペ ー ジの 出す のは大変 な作 業 で あ る[1].ご
み の分 別 方 法指 定や集 計 な どに使 用 した 。
SQL構
文 はphp言
語 を容 易 に検 索 で き る もの と して,山形 市 で はネ ッの 中に書 き込 ん で
,php言
語 で行 われ た事 を うけ 卜上 で 「ごみ 分類 検 索 システ ム」を公 開 して い るデ ー タベ ー ス のデ ー タ の参 照
,追
加,変
更,削
除 な どの操 作 をす るの に使 用 した 。 [2]. 当研 究室 で は,主に利 用者 用 プ ロ グ ラム と管理 者 用 プ ログ ラム か ら成 る「ネ ッ トワー ク を利 用 し3.
シス テ ム の全 体 図 とデ ィ レク トリ構 成 た機 器 予約 システ ム」 を開発 して きた[3]。 ま た デ ー タベ ー ス を使 用 した「eラー ニ ン グシステ ム 」,
ごみ 分 類 検 索 シ ス テ ム は主 に利 用 者 用 プ ロ グ 「化 学薬 品等 の管理 システ ム」の開発 も行 つて いラム,管理 者 用 プ ロ グ ラム の
2つ
のプ ログ ラム と デ ー タベ ー ス システ ムか ら成 り立 ってお り,シス る [4],[5],[6]. そ こで ,こ れ らの システ ム を ごみ の分別 に応 用テ ムの全 体 図 を図 1に示 す 。
2つ
のプ ログ ラム は して,ご
み の分別 が容 易 に可 能 とな る「ごみ分 類HTML言
語,php言
語,SQL構
文 で作成 して い る。 検 索 システ ム」を作成 した 。この システ ム はデ ーデ ー タベ ー ス システ ム はDBMS(デー タベ ー ス管 理
システ ム)とデ ー タベ ー スか ら成 り立 って い る。 図
1
シス テ ムの全 体 図 管理者 は管理者 用 プ ログ ラム を,利用者 は利 用 者用 プ ログ ラム を使 用 す る。各 プ ログ ラムがDBMS を操作 し,デー タベ ー ス内 のデ ー タを利用 で き る よ うになって い る。 デ ー タベ ー ス システ ム以外 のデ ィ レク トリ構 造 を図2に
示す。gomiデ
ィ レク トリには,ア
クセ ス制 限,認
証 ともに設 けていない,こ のデ ィ レク トリには,①
index,php(利 用者用プ ログラムの トップペー ジ) と②kensaku,php(検
索用 プ ログラム)か
らな る 利 用者用 プ ログラムがある。 controlデ ィ レク トリには,管
理者用プ ログラ ムが ある。 ! 表1
構成 プ ログ ラム ト ッ プ ペ ー ジ 管 理 者 用 プ ロ グ ラ ム controユgomiテ
ー ブ ル 変 更 等 c_gomュgёmi kubunテiブル 変 更等 C_せOmi_kubun
gom■ ァ い―ブ ル gomi_kubunテー ブ 追 加 gomi_tuika gomi_kubun_tuika 変 更 gomi_henkou gomi_kubun_henkou 肖1除 g6mi_sakujyo gomi_kubun_sakujyo ※全 て の プ ログ ラム名 の末尾 に は.phpがつ く 管 理者 用 プ ログ ラム の主 な構 成 プ ログ ラム を 表
1に
示 す 。他 に3つ
あ り,①
gomiup10ad,php は,画
像デー タをサーバ ー内のフォル ダに追加, 削除す るプ ログラム,②
titl叱henkou,phpは
タ イ トル 等 と画 像 の変 更 をす るプ ロ グ ラ ム,③
iromihon,phpは
タイ トル等 の色 を変更す る場合 の色見本 を表示す るプ ログラムで ある。passデ
ィ レク トリにあ る,管
理者 の認 証 のデ ー タを用 いて,controlデ
ィ レク トリにはIPに
よるア クセス制 限 と認証 を設 けてい る。 さ らに,セ
キ ュ リテ ィを高 めるた め,送
受信 され るデー タの暗号化 をSSLで
行 つた。 ク ライ ア ン トか ら,passデ
ィ レク トリヘ のア クセスは禁上 してい る. デ ー タベ ー ス とプ ログ ラム フ ァイル1
使用 したデ ー タにつ いて 今 回 の シス テ ム で使 用 して い るデ ー タ数 は約900種
類 で あ る。 これ は鳥 取 市 が ホー ムペ ー ジ に 公 開 して い る ごみ のデ ー タ に,ごみ の種 類 を加 え た数 で あ る。鳥 取 市 のデ ー タ は,ま
ず 品名(ごみ の名 前)を三十 音順 に並 べ,そ
れ ぞれ の ごみ に対 して分 別 区分(分類),出
し方・ ワ ン ポイ ン ト(備 考)の 項 目が付 され て い る。 当シ ステ ム で は,ご
4. サ ーバー redhat linux9.0 応 用 ソフトウェア HTML言語 php rH語 SQL構文 データベースシステム (DBMS,デ ータベース管理システム PostgreSQL ver7.3.2 ごみの名前 のデータ ごみの分類 のデー タ タイ トル等のデータ control プ ロ グ ラ ム管 理 者 用 利 用 者 用 プ ロ グ ラム 図2
デ ィ レク トリ構造鳥 取 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第
35号
み の検 索 を容 易 に行 うこ とが で き る よ うに読 み 仮名 の項 目を追加 した 。これ に よつて ,ひ らが な, カ タカナ,漢字 の いず れ に よつて も検 索可能 とな つた 。 さらに,処
理 方 法 の項 目を付 け加 えた 。 今 回 は,処
理 方 法 は分 類 に よつ て 決 ま る も の (可燃 ごみ :指 定 の袋 に入 れ て くだ さい)と し,備
考 は ごみ に よつ て決 ま る もの(ペッ トボ トル :ふ た はプ ラス チ ック ごみ に 出 して くだ さい)と した 。4.2
デ ー タベ ー ス とプ ロ グ ラム の 関連gomiテ
ー ブル に ごみ の名 前,分
類番 号,備
考 が,gomi_kubunテ
ー ブル に分類番 号,分
類, 処理 方法が それ ぞれ 記録 され て い る。今 回導入 し た分類番 号 をキー に して,2つ
のテ ー ブル を関連 付 けて表示 す る表 を作成 す る。この方式 で は,可
然 ごみ の処 理 方 法 が 変 更 され て も,gOm主 ユubun テ ー ブル の処 理 方 法 の欄 を変 更す るだ けで よい (図3).検
索結 果 で表 示 され る表 を図4に
示 す 。 図3 2つ
のテ ー ブル の 関連付 け テ ー ブル を参 照 して行 なわれ る。 nowテ ー ブル には,図
5に
示す よ うに,現
在使 われ て い るタイ トル,表
の項 目名,表
示 す る背 景 の画像 フ ァイル名,リ ンク先等 のデ ー タが入 つて い る。nOwテー ブル の使用 場所 のデ ー タは,利
用 者 用,管
理 者 用 プ ロ グ ラム の変 数 に代 入 され る, タイ トル 等 の表 示 は,変
数(使用 場 所 のデ ー タ) か らnOwテ
ー ブル の タイ トル等 とコメ ン トのデ ー タ を読 み取 つて行 われ る.背
景 の表 示 は,nOw
テ ー ブル か らフ ァイル名 を特 定 し,フォル ダ の フ ァイ ル を参 照 して行 われ る。 ま た,nOwテ
ー ブル のタイ トル等 とコメ ン トの デ ー タ を変 更す れ ば,表示 す るタイ トル 等 と背 景 を変 更す る こ とが で き る1 図5 nowテ
ー ブル の 内容 4。3
テ ー ブル 利 用 者 用 プ ロ グ ラム か ら使 用 して い る4つ
の テー ブル を参 照 で き る.表
2,3,4に
nowテ ー ブル 以外 のテー ブル の 内容 を示す 。 表2
テ ー ブル名gOmi
データ名 namel name2 』atal num2 data3 データの 内容 ごみ の 名 蔀 読み 仮名 晴考 分類 番号 五十音 デ ー タ名,デー タの内容 はそれ ぞれ の列 に入 る デ ー タの名 前
,デ
ー タの種類 を表 してい る。今 回 の シ ス テ ム で は,デ
ー タ型 と して 分 類 番 号 に integer型(4バ
イ トの数値)を,他
は text型 (漢 字 や ひ らが な な どの文字)を使 用 して い る。データ名 lum2 くubun data2 color データの内容 分類番号 分類 処理方 法 文字 の色 nOwテ ーブル 取 大 学 HP 以 上 は大 型 ご 50cm功〔ヤ賄に ラス チ ック 50cm未 満に切る 図
4
検 索結 果 で表 示 され る表 タイ トル,ボ
タ ン名,背
景 な どの表示 は,nOw
表3
テ ー ブル名gOmi_kubun
gazouテ ー ブル には使 用場所 と画像 の フ ァイル 名 とコメン トが記録 され て い る。
表
4
テ ー ブル名gazOu
データ名 piacel RIename co■lment
データの内容
使用場所 ファイルの名前 コメント4.4
利 用 者 用 プ ロ グ ラム トップペ ー ジの タイ トル・ボ タ ン・背 景 を図6 に示す 。 図6
タイ トル iボ タン・ 背景 利用者用 プ ログラムの主 な機能 で あ る検 索 は, キー ワー ド検索,分
類検索,キ
ー ワー ドand分
類 検索,五
十音検 索の4種
類 で ある。キー ワー ド検 索では,キー ワー ドを含む ものが,分 類検索では, 分類 ごとの一覧表示 が,五 十音検索では五十音別 に ごみが表示 され る。検索結果 とは別 に,登
録 し て あるごみを一覧表示す ることもできる.検 索の 流れ を図7に
示す 。 検索結果 は,ご
み の名前,分
類,処
理方法,備
考 の順 に表示 され る(図 8)。 表示す るデー タが多 いので,画 面の右 下に何件 ある うちの何件 目か も 表示 してい る。また ごみの分類 によつて表示す る 色 を変 えてわか りやす くした。4.5
管理者 用 プ ログ ラム 管理者 用 の トップペー ジを図9に
示す 。││=雪
:≡
三
姦
≧
≧
幹
華
纂華
図9
管理 者 用 ト トップペ ー ジか らgOmiテ
ー ブル(ごみ の名 前, 読 み仮 名 ,分 類 ,備 考)と gOmi_kubunテー ブル(分 類番 号,分
類,処
理 方法,文
字 の色)の追加・ 変 更・削 除 と表示 設 定(タイ トル 等 と背 景)が行 え る。gomiテ
ー ブル の追加 は,1行
ず つ(図10),ま
た 10行ず つ 一括(図 ■)で もで き る。gomi_kubunテ ー ブル の追加 フォー ム を も図 12に示 す 。 ! !!::::::与 │:│::│::ii.1‐IⅢ.驀
│.峰 .=.i 1洋讐 菱 肇│:!―!.甥 図10 gOmiテ
ーブルの追加 フォーム な おgOmiテ
ー ブ ル の 項 目 「分 類 」 ︲津こ は , 図8
検 索結 果 の表示 画 面 検 索ペー ジ TOP してぐだ査│││ 図7
検 索 の流 れ 野鳥 取 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 35号
gomi_kubunテ
ー ブルで登録 された項 目 「分類」 をプル ダ ウンメニ ュー か ら選 択す る よ うにな つ てい る。 図H
gomlI―
■ 郵
│1螂
―
│!■
│ギ│
図12 gomi kubunテ
ーブル追加フォーム デー タの変更・削除は,利
用者用 プ ログラム と 同様 に 目的のデー タを検索 してか らも行 える。変 更・追加 を行 う場合 にお いて,必
要事項 が全て入 力 され てい ない ときや 重複 す るデ ー タを登録 し よ うとす るときには,そ の 旨を伝 えるペー ジが表 示 され,不 十分な内容や重複す るものは登録 で き ない よ うになつてい る.1
費峯直撫
'すプ
「
■
'フォ‐ム
Ⅲ Ⅲ== ' …… ‐■・・∵■ :i―婉
割
:
Ⅲ
Ⅲ
図13
ア ップ ロー ドフォー ム ア ップ ロー ドフ ォー ム(図 13)を 用 い る と,デ
ー タはサ ー バ ー 内 の フ ォル ダ にア ップ ロー ドさ れ ,フ ァイル名 がgazouテー ブル に記録 され て画 像 デ ー タが追加 され る(図14),削
除 の場 合 も同 様 に削除 され る。 図14
画像デー タの追加 タイ トル等 の変更 を行 うには,変 更 したい場所 を選択 し,テ キス トボ ックスにデー タを入力 して 行 い,テ キス トボ ックスに入力 され ていない場合 は変更で きない よ うに した。背景 の変 更は,gazou テー ブル に登録 され て い るフ アイル名 をプル ダ ウンメニ ュー か ら選択す るよ うになつてい る.図 15に タイ トル と背景等 の変更画面 を示す.タイ ■ル、背景
― │!― ,i 囃聾受華鷲三茎主
FJB零暑
IⅢ,オニ
ニニ■
│■1彎,4攀
子
│■
翔
瑾
背景 lll坤 =i「「
i離
タイ
「
1雅撃
=,事
率
││ 卜す才茶■―ジぬ滞な1立 分類用│テープルの1名前 lgeぃW中!
…:
登録物用テ■ブルの名前― lgo m 図15
タ イ トル と背 景 等 の変 更 画 面 おわ りに 今 回 ごみデ ー タや 画像 デ ー タ の追加・変 更・削 除,タ イ トル 等 の変 更等 を行 うた め の管理者 用 プ ログ ラムを作製 した。さらにネ ッ トワー ク上 のデ ー タ をSSLで
暗 号化 しセ キ ユ リテ ィを高 めた, 今 回 の システ ム で は,変更 な どの操 作 が容 易 と な る よ うに分 類 番 号 を導入 して,テー ブル の分 け 5. テ ー ブル の一 括 追加 フォー ム方を正夫 し
,画
像 については,あ
らか じめ gazou テーブルに画像のファイル名を登録 しておき,登
録 されたファイル名 をnowテ
ーブル に登録 して 画像 を表示す る方式を導入 した。この方式では画 像表示の変更等が容易に行 うことが出来る. 画像デ‐夕は背景のみに使用 したが,今後は各 ごみに画像データをつけて,さ らにわか りやす く したい.ま た家庭のごみだけでなく,大
学内の薬品の処理などにも転用していきたぃと考えてい
る. 参考文献[1]鳥
取 市 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ(ご み の 分 別):
http://,ww.city,tot‐tori・ tOttori・jp/むgi―bin/
odb―gett exe?VITtttettplate=AC020000&WIT_oid=i
cityv2::COntentsi:1599
[2]山 形 市 家 庭 ご み 分 類 検 索 シ ス テ ム :
http://脚.city.―yamagata、 yanagata.jp/dust/s
earchi phpi 榊 原正明〕福井搭 暁