• 検索結果がありません。

ブラックロック日本小型株オープン 第 38 期運用報告書 ( 全体版 ) ( 決算日 :2017 年 9 月 15 日 ) 当ファンドの仕組みは次の通りです 商品分類追加型投信 / 国内 / 株式 信託期間無期限です 決算日 3 月 15 日および 9 月 15 日 ( ただし休業日の場合は翌営業日

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ブラックロック日本小型株オープン 第 38 期運用報告書 ( 全体版 ) ( 決算日 :2017 年 9 月 15 日 ) 当ファンドの仕組みは次の通りです 商品分類追加型投信 / 国内 / 株式 信託期間無期限です 決算日 3 月 15 日および 9 月 15 日 ( ただし休業日の場合は翌営業日"

Copied!
21
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

商 品 分 類 追加型投信/国内/株式 信 託 期 間 無期限です。

決 算 日 3月15日および9月15日(ただし休業日の場合は翌営業日)

運 用 方 針

わ が 国 の 株 式 を 主 要 投 資 対 象 に、Russell/Nomura Mid-Small Cap Indexをベンチマークとし、信託財産の 成長を図ることを目標として積極的な運用を行います。 主要運用対象 子投資信託 【ブラックロック日本小型株オープン】 日本小型株マザーファンド受益証券を主 要投資対象とします。 親投資信託 【日本小型株マザーファンド】 わが国の株式を主要投資対象とし、小型 株を中心に、企業の収益性、成長性、安定 性等を総合的に勘案して選定した銘柄 に分散投資します。 組 入 制 限 子投資信託 親投資信託への投資割合には制限を設けません。 親投資信託 株式以外の資産への投資は、原則とし て信託財産総額の50%未満とします。 外貨建資産への投資割合は信託財産の 純資産総額の50%以下とします。 分 配 方 針 年2回の毎決算時に、繰越分を含めた利子・配当収入 と売買損益(評価損益を含みます)等の全額を分配の対 象とし、分配金額は基準価額水準・市況動向等を勘案し て決定します。分配金は税引き後、自動的に全額再投 資されます。 当ファンドの仕組みは次の通りです。

第38期 運用報告書(全体版)

(決算日:2017年9月15日) 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、当ファンドは上記の通り決算を行いましたので、 期中の運用状況と収益分配金をご報告申し上げます。 今後とも引き続きお引き立て賜りますよう お願い申し上げます。

ブラックロック・ジャパン株式会社

〒100 - 8217 東京都千代田区丸の内一丁目 8 番 3 号 丸の内トラストタワー本館 運用報告書に関するお問合わせ先 電話番号:0 3 - 6 7 0 3 - 4 3 0 0 (受付時間 営業日の9:00〜17:00) ホームページアドレス www.blackrock.com/jp/

日本小型株オープン

(2)

 「ブラックロック日本小型株オープン」 ◇ 基準価額の推移 ◇ 運用担当者コメント ◇ ファンド状況 ◇ 資産状況 ◇ お知らせ 親投資信託(決算日:2017 年 3月15日※  「ブラックロック日本小型株マザーファンド」 ◇ 基準価額の推移 ◇ 運用担当者コメント ◇ ファンド状況 ◇ 運用内容 ◇ 資産状況 ※「ブラックロック日本小型株オープン」が組入れている親投資 信託の決算は、年1回(3月15日)です。よって直前の計算期間 (決算)である2017年3月15日現在の内容を記載しております。

(3)

◇基準価額の推移

■最近5期の運用実績

決  算  期 基 準 価 額

(ベンチマーク)

Russell/Nomura Mid-Small Cap Index 株  式組  入 比 率 等 株式先物 組  入 比  率 純 資 産 (分配落) 税 込分配金 期 中騰落率 期 中騰落率 円 円 % % % % 百万円 34期(2015年9月15日) 44,719 0 △ 3.0 451.58 △ 3.9 98.2 − 15,999 35期(2016年3月15日) 42,244 0 △ 5.5 430.32 △ 4.7 98.5 − 14,528 36期(2016年9月15日) 40,681 0 △ 3.7 405.76 △ 5.7 98.7 − 12,804 37期(2017年3月15日) 50,477 0 24.1 493.25 21.6 97.2 − 13,746 38期(2017年9月15日) 56,538 0 12.0 524.74 6.4 96.6 − 11,792 (注1) 基準価額は1万口当り。 (注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。 (注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。 (注4) 当ファンドは親投資信託を組入れますので、「株式組入比率等」、「株式先物組入比率」は実質組入比率を記載しています。

(注5) Russell/Nomura Mid-Small Cap IndexとはRUSSELL/NOMURA日本株インデックスの投資スタイルのひとつで、フランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社が作成している株式の指数です。当該指数に関する一切の知的財産権その他の権利はフランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社に帰属しております。またフランク・ラッセル・カンパニーと野村證券株式会社は、ファンドの運用成果 等に関して一切責任を負うものではありません。 (注6) 純資産総額の単位未満は切捨て。

■当期中の基準価額と市況の推移

年 月 日 基 準 価 額 (ベンチマーク)

Russell/Nomura Mid-Small Cap Index 株式組入 比 率 等 株式先物 組入比率 騰落率 騰落率 (期   首) 円 % % % % 2017年 3月15日 50,477 − 493.25 − 97.2 − 3月末 49,225 △ 2.5 476.52 △ 3.4 96.2 − 4月末 49,899 △ 1.1 483.20 △ 2.0 97.6 − 5月末 52,382 3.8 497.66 0.9 97.4 − 6月末 53,890 6.8 513.38 4.1 99.1 − 7月末 54,615 8.2 515.57 4.5 97.8 − 8月末 55,787 10.5 517.92 5.0 98.0 − (期   末) 2017年 9月15日 56,538 12.0 524.74 6.4 96.6 − (注1) 基準価額は1万口当り。騰落率は期首比。 (注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。 (注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。 (注4) 当ファンドは親投資信託を組入れますので、「株式組入比率等」、「株式先物組入比率」は実質組入比率を記載しています。

(注5) Russell/Nomura Mid-Small Cap IndexとはRUSSELL/NOMURA日本株インデックスの投資スタイルのひとつで、フランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社が作成している株式の指数です。当該指数に関する一切の知的財産権その他の権利はフランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社に帰属しております。またフランク・ラッセル・カンパニーと野村證券株式会社は、ファンドの運用成果 等に関して一切責任を負うものではありません。

(4)

■当期中の基準価額等の推移について

(第38期:2017年3月16日~ 2017年9月15日)

第 38 期首:50,477 円

第 38 期末:56,538 円(既払分配金 0 円)

騰落率 :12.0%(分配金再投資ベース)

*分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資 したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパ フォーマンスを示すものです。 *分配金を再投資するかどうかについてはお客様が利用するコー スにより異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異 なりますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。 *ベンチマークは、Russell/Nomura Mid-Small Cap Indexです。 *分配金再投資基準価額およびベンチマークは、前期末の基準価額 に合わせて指数化しています。

◇運用担当者コメント

投資環境について

当期(2017年3月16日から2017年9月15日)、東証株

価指数(TOPIX)は4.3%上昇、ベンチマークである

Russell / Nomura Mid-Small Cap Indexは6.4%上昇

しました。

期初からは、FOMCをきっかけに米国金利上昇が一

服となり円高が進行し、米トランプ政権が看板政策で

の議会との調整に難航し米政権の政策への先行き不

透明感が高まったことなどが投資家のリスク回避的な

姿勢を強める形となり軟調な展開が続きました。さら

には、市場想定を下回る米国自動車販売統計などから

米国経済に対する楽観的な見方が後退したこと、北朝

鮮問題など地政学的リスクが警戒されたことなどから

一段の下落となりました。しかしながら、株価下落に伴

う割安感や堅調な企業業績が再評価され反発に転じ、

また、日米欧の金融政策などマクロイベントが特段の

波乱要因とならず投資家心理が改善し、また米国利上

げが継続されるとの見方により円安が進行したことな

どが好感され徐々に下値を切り上げる展開となりまし

た。その後は、好調な企業業績や底堅い内外景気動

向が下支えとなったものの、金融政策や欧米政治動向

が上値を抑え、加えて北朝鮮情勢に対する緊張感が高

まったことで軟調な展開となりました。一方、期末にか

けては、北朝鮮の挑発行動があったものの軍事衝突は

避けられたとの見方から、地政学的リスクに対する警

戒感の後退と共に投資家心理が改善し上昇しました。

ポートフォリオについて

<当ファンド>

当期、「日本小型株マザーファンド」を高位に組入れ

た運用を行いました。

<日本小型株マザーファンド>

当ファンドでは、引き続き個別企業の収益力および

バリュエーションを重視した銘柄選別を行うスタンスを

継続し、業績見通しに比較し割安感が薄いと判断した

銘柄を売却しました。一方で、依然として業績拡大が

織り込まれておらず割安感が強いと判断した銘柄を購

入しました。

個別銘柄では、生産改善を目的とした活発なIT 投

資の恩恵やサービス事業の拡大に伴う収益性の改善

を評価した「日本ユニシス」、バイオ事業やベンチャー

企業投資の損益改善による業績拡大を想定した「SBI

ホールディングス」、新興国市場での成長に加えて販路

や商品戦略の見直しによる欧米事業の梃入れに伴う

業績改善を期待した「アシックス」、顧客の拡大に伴う

業績成長が期待できると判断した「中村超硬」等を新

規に購入しました。一方で、当初想定ほどの業績改善

には至らないと判断した「NEC」「大和証券グループ

本社」や株価上昇に共に割安感が低下したと判断した

「IHI」や「ラウンドワン」等を全売却しました。

60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 300 250 200 150 100 50 0 (円) (億円) 第37期末 (2017.3.15) (2017.9.15)第38期末 基準価額(左軸) 分配金再投資基準価額(左軸)ベンチマーク(左軸) 純資産総額(右軸)

(5)

基準価額の主な変動要因

当ファンドの基準価額は12.0%上昇しました。当期、

「日本小型株マザーファンド」が上昇したことが上昇要

因となりました。

■組入ファンドの当期間中の騰落率

組入ファンド 騰落率 日本小型株マザーファンド 12.9%

ベンチマークとの差異について

当期のファンドの基準価額は12.0%上昇し、一方ベ

ンチマークであるRussell/Nomura Mid-Small Cap

Indexは6.4%の上昇となり、当ファンドのパフォーマン

スはベンチマークを上回りました。

(主なプラス要因)

・ 市場想定を上回る業績基調が好感された「メイコ

ー」、短期業績動向に加え月次売上の回復傾向から

業績改善期待が高まった「ピーシーデポコーポレー

ション」、顧客拡大に伴う一段の業績成長への評価

が高まった「中村超硬」等がプラスに寄与しました。

(主なマイナス要因)

・ 一方で、中長期的な成長期待があるものの短期的な

業績が市場想定以下に留まった「エニグモ」、堅調な

業績動向にも関わらず市場の耳目を集める材料に

事欠き軟調な株価推移となった「J.フロントリテイリ

ング」、公募増資に伴う株式需給の悪化が嫌気され

た「出光興産」等がマイナス寄与しました。

■基準価額とベンチマークの対比(期別騰落率)

分配金について

今期の収益分配につきましては、基準価額水準、

市場動向等を勘案して、見送りとさせていただきまし

た。留保益の運用につきましては、運用の基本方針

に基づき運用を行います。

■分配原資の内訳(1万口当り)

項目

2017年3月16日当期 ~ 2017年9月15日 当期分配金(税込み) −円 対基準価額比率 − % 当期の収益 −円 当期の収益以外 − 翌期繰越分配対象額 54,015 (注1) 「当期の収益」は「経費控除後の配当等収益」および「経費控除 後の有価証券売買等損益」から分配に充当した金額です。 また、「当期の収益以外」は「収益調整金」および「分配準備積 立金」から分配に充当した金額です。 (注2) 円未満は切り捨てており、当期の収益と当期の収益以外の合 計が当期分配金(税込み)に合致しない場合があります。 (注3) 当期分配金の対基準価額比率は当期分配金(税込み)の期末基 準価額(分配金込み)に対する比率で、ファンドの収益率とは 異なります。

今後の運用方針について

<当ファンド>

引き続き、当ファンドでは「日本小型株マザーファンド」

を高位に組入れる運用を行う方針です。

第38期 (2017.3.16∼2017.9.15) (%) 20.0 15.0 10.0 5.0 0 基準価額 Russell/Nomura Mid-Small Cap Index

(6)

<日本小型株マザーファンド>

北朝鮮問題などの地政学的リスク、欧米の政治動向

や金融政策に対する不透明感は短期的な市場の変動

要因になると想定されるものの、日本企業の堅調な企

業業績を主な背景に日本株市場は底堅い推移をする

ものと判断しています。

国内では3月期決算企業の第1四半期決算発表が

一巡し、日本企業全般としては事前の市場想定を上回

ると共に過去最高水準の経常利益率となり、企業の収

益性改善に対する取り組みが顕著に表れた内容となり

ました。製造業など外需依存型企業は円高や国際競

争激化といった逆風に鍛えられた成果がでている一方

で、内需型企業の一部は、国内労働市場の逼迫といっ

た試練に価格転嫁や事業モデルの見直しといった対

応を行うことで好業績を実現しつつあります。今後も

少子高齢化という構造的な問題を背景とした国内人材

需給の逼迫は、内需型企業にとっての事業機会となる

可能性があると考えています。例えば、人材確保が難

航するなか自前で運営していたコールセンター業務や

施設管理業務をアウトソースし、選択と集中をすすめ

る企業が増えつつあります。これらのアウトソース先の

受け皿として、全国規模の拠点展開や採用活動により

大規模な動員力や知名度のある大手コールセンター事

業者や施設メンテナンス事業者が好調な受注状況に

あることを日々の調査活動から確認しています。さら

には、中小零細の同業者は採用難であり、動員力に勝

る大手が競争優位な状況となっており、シェアアップを

伴う売上成長が期待できる状況にある模様です。加

えて、大手運送会社の値上げをきっかけに価格交渉に

関しても従来よりも柔軟な対応をみせる顧客企業も増え

つつある模様であり、内需型労働集約的企業の一段の

収益性改善が期待できるのではないかと考えています。

労働市場の逼迫が賃金や物価の上昇だけではなく、

企業の生産性の向上努力を積極化させ、日本経済が自

律的な経済成長へ移行していくことを通して中長期的

に日本株の上昇が継続するという従来からの我々の仮

説が、企業調査を通じて現実化しつつあると認識して

います。さらにいえば、政府・日銀による財政出動や

金融政策にばかり集まっていた世界の耳目が、改めてデ

フレを克服し自律成長局面に移行し始めた日本経済に

向かう可能性も十分あるのではないかと考えています。

このように、大きな「変化」が見受けられる日本経済

にあって、特に投資家の注目度が低い中・小型株式市

場は、潜在的な利益成長の可能性があるにもかかわら

ず、低位なバリュエーション水準に放置されている企

業が散見される他、独自の成長を続けている企業も多

く、依然として魅力的な投資対象であると考えていま

す。引き続き、従来の価値観にとらわれることなく、産

業構造や個別企業の「変化」にいち早く着目し、未だ

市場において認識されていない高い成長の可能性を

持つと考えられる銘柄を積極的に組み入れていきたい

と考えています。

(7)

◇ファンド状況

■1万口当りの費用明細

項目 (2017.3.16 ~ 2017.9.15)第38期 項目の概要 金額 比率 円 % ( a ) 信託報酬 467 0.887 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 期中の平均基準価額は52,594円です。 (投信会社) ( 223) (0.425) 投信会社分は、委託した資金の運用の対価 (販売会社) ( 215) (0.408) 販売会社分は、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内での各ファンドの 管理、購入後の情報提供等の対価 (受託銀行) ( 29) (0.054) 受託銀行分は、運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価 (b) 売買委託手数料 26 0.049 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う手数料 (株式) ( 26) (0.049) ( c ) 有価証券取引税 − − 有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数 有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金 (d) その他費用 1 0.001 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 信託事務の処理等に要するその他諸費用 (その他) ( 1) (0.001) 合計 493 0.938 (注1) 期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、項目の概要の簡便法により算 出した結果です。なお、売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、このファンドが組入れているマザーファンドが支払っ た金額のうち、このファンドに対応するものを含みます。 (注2) 金額欄は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注3) 比率欄は「1万口当りのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。

■親投資信託受益証券の設定、解約状況(2017年3月16日から2017年9月15日まで)

設    定 解   約 口  数 金  額 口  数 金  額 千口 千円 千口 千円 日 本 小 型 株 マ ザ ー フ ァ ン ド 141,564 1,253,580 542,038 4,747,804 (注) 単位未満は切捨て。

(8)

■ 親投資信託の株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合(2017年3月16日から2017年9月15日まで)

項      目 当    期 (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 16,769,274 千円 (b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 13,400,836 千円 (c) 売 買 高 比 率 ( a ) / ( b ) 1.25 (注1) (b)は親投資信託の各月末現在の組入株式時価総額の平均。 (注2) 単位未満は切捨て。

■利害関係人との取引状況(2017年3月16日から2017年9月15日まで)

上記期間における利害関係人との取引はありません。

(注) 利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。

■組入資産の明細

 親投資信託残高

銘  柄 期首(前期末)口  数 口  数当  期  末評 価 額 千口 千口 千円 日 本 小 型 株 マ ザ ー フ ァ ン ド 1,671,863 1,271,389 11,905,798 (注1) 単位未満は切捨て。 (注2) 親投資信託の受益権総口数は1,369,793千口です。

(9)

銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評価額 千株 千株 千円 銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評価額 千株 千株 千円 水産・農林業(0.8%) マルハニチロ 35 30 97,950 建設業(4.4%) ミライト・ホールディングス − 70 92,240 大豊建設 336 207 103,707 東鉄工業 25 − − 熊谷組 459 402 135,072 日揮 84 63 108,775 太平電業 126 73 103,952 食料品(3.7%) コカ・コーラボトラーズジャパン − 53 201,930 コカ・コーライーストジャパン 103 − − 不二製油グループ本社 50 34 99,932 ニチレイ 82 54 156,944 東洋水産 31 − − 繊維製品(0.8%) 東洋紡 606 500 99,000 化学(8.7%) 昭和電工 − 36 119,720 クレハ 8 16 92,988 関東電化工業 105 84 94,247 KHネオケム 102 − − 宇部興産 445 357 116,382 扶桑化学工業 43 25 91,648 ADEKA 52 − − 日油 109 63 100,359 DIC 22 − − 資生堂 − 21 96,490 ファンケル − 52 128,113 メック 61 − − デクセリアルズ 83 45 67,108 日東電工 12 7 73,304 JSP 37 25 87,412 医薬品(0.7%) ロート製薬 75 35 91,735 参天製薬 49 − − ダイト 6 − − ペプチドリーム 14 − − 石油・石炭製品(−) 出光興産 14 − − ガラス・土石製品(2.9%) 太平洋セメント 436 438 190,092 日本コンクリート工業 156 156 68,051 MARUWA 19 14 91,688 ニチアス 5 − − 非鉄金属(2.1%) 東邦亜鉛 132 184 88,872 三菱マテリアル 38 45 173,342 古河機械金属 333 − − 機械(6.7%) 中村超硬 − 36 164,340 レオン自動機 − 69 95,565 新川 110 132 99,528 住友重機械工業 313 137 120,012 ハーモニック・ドライブ・システムズ 23 13 75,710 ダイフク 45 18 102,466 加藤製作所 34 − − キトー 59 − − 大豊工業 44 − − イーグル工業 158 86 169,406 日立造船 126 − − IHI 624 − − 電気機器(11.1%) ミネベアミツミ 151 55 103,490 日本電気 850 − − ルネサスエレクトロニクス 120 − − セイコーエプソン − 48 135,994 アルプス電気 30 − − メイコー 163 99 226,219 SMK 135 − − ホシデン 116 37 64,290 日立マクセル 55 38 96,368 日本マイクロニクス − 91 91,273 メガチップス 23 − − フェローテックホールディングス − 58 105,924 イリソ電子工業 8 16 99,337 スタンレー電気 32 32 120,856 ローム 30 16 149,797 太陽誘電 − 45 77,220 双葉電子工業 56 43 92,698 輸送用機器(3.3%) トピー工業 − 24 89,059 プレス工業 393 166 100,732 太平洋工業 78 47 67,350 マツダ − 94 153,420 ショーワ 123 − − 精密機器(2.2%) 朝日インテック 11 20 116,400 CYBERDYNE 29 − − セイコーホールディングス 396 321 157,611

■日本小型株マザーファンド組入資産の明細(2017年9月15日現在)

下記は、日本小型株マザーファンド全体(1,369,793千口)の内容です。

国内株式

(10)

銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評価額 千株 千株 千円 銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円 合 計 株 数 ・ 金 額銘 柄 数〈比 率〉 111銘柄 102銘柄 14,057 10,149 12,269,085<95.6%> (注1) 銘柄欄の( )内は、期末の国内株式の評価総額に対する各業 種の比率です。 (注2) 〈 〉内は、期末の純資産総額に対する評価額の比率です。 (注3) 株数、評価額の単位未満は切捨て。ただし、単位未満の株数の みは小数で記載。 その他製品(3.3%) パラマウントベッドホールディングス 35 36 179,032 萩原工業 28 16 58,028 アシックス − 103 170,424 陸運業(3.8%) 京浜急行電鉄 120 131 149,471 南海電気鉄道 343 242 134,310 日本通運 241 242 179,080 海運業(1.4%) 日本郵船 541 790 176,960 空運業(1.1%) 日本航空 − 36 137,652 情報・通信業(6.3%) KLab 169 − − エニグモ 44 20 22,045 コロプラ 38 − − ハーツユナイテッドグループ − 64 93,282 テクマトリックス 49 59 89,300 シリコンスタジオ 8 − − 野村総合研究所 47 44 188,881 日本ユニシス − 108 183,968 テレビ朝日ホールディングス 67 − − 光通信 11 14 197,769 卸売業(3.3%) シップヘルスケアホールディングス 33 − − IDOM 281 193 128,683 シークス 43 35 168,260 ミスミグループ本社 80 36 110,400 小売業(10.5%) ビックカメラ 71 104 132,610 アークランドサービスホールディングス 34 57 123,393 J.フロント リテイリング 99 98 141,382 スタートトゥデイ − 32 115,506 ココカラファイン 45 30 195,597 鳥貴族 58 67 218,039 あさひ 44 − − LIXILビバ − 47 92,910 ピーシーデポコーポレーション 261 305 273,027 松屋 74 − − 銀行業(5.7%) めぶきフィナンシャルグループ − 203 81,072 りそなホールディングス 234 262 142,675 七十七銀行 365 296 152,144 ふくおかフィナンシャルグループ 334 342 164,502 静岡銀行 − 161 155,204 スルガ銀行 63 − − 証券、商品先物取引業(1.5%) SBIホールディングス − 117 182,905 大和証券グループ本社 314 − − カブドットコム証券 180 − − 保険業(1.7%) アニコム ホールディングス − 26 87,248 ソニーフィナンシャルホールディングス 102 38 67,918 T&Dホールディングス 132 34 52,796 その他金融業(0.6%) 全国保証 31 16 73,730 ポケットカード 81 − − 不動産業(3.3%) 東京建物 104 74 101,232 住友不動産 60 49 165,228 トーセイ − 153 140,422 サービス業(9.7%) エス・エム・エス 17 − − パーソルホールディングス 126 81 194,957 綜合警備保障 17 20 103,020 総医研ホールディングス − 102 63,977 ラウンドワン 223 − − リゾートトラスト 69 − − インターワークス − 55 58,991 ジャパンマテリアル 36 34 99,180 フリークアウト・ホールディングス − 4 18,672 ベルシステム24ホールディングス − 81 91,912 鎌倉新書 − 35 54,988 リログループ 7 57 153,028 共立メンテナンス 16 − − 東京都競馬 − 31 103,850 西尾レントオール − 24 91,264 トランス・コスモス 17 − − 日本管財 − 79 162,021

(11)

◇資産状況

■投資信託財産の構成

2017年9月15日現在

項       目 評 価 額当   期   末比   率 千円 % 日 本 小 型 株 マ ザ ー フ ァ ン ド 11,905,798 99.6 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 43,762 0.4 投 資 信 託 財 産 総 額 11,949,560 100.0 (注1) 外貨建資産の組入はありません。 (注2) 評価額の単位未満は切捨て。

■資産、負債、元本および基準価額の状況

2017年9月15日現在

項    目 当 期 末 (A)資 11,949,560,315 円 日 本 小 型 株 マ ザ ー フ ァ ン ド( 評 価 額 ) 11,905,798,260 未 収 入 金 43,762,055 (B)負 157,157,373 未 払 解 約 金 43,762,055 未 払 信 託 報 酬 113,395,318 (C)純 資 産 総 額(A−B) 11,792,402,942 元 本 2,085,738,316 次 期 繰 越 損 益 金 9,706,664,626 (D)受 2,085,738,316 口 1万口当り基準価額(C / D) 56,538 円 〈注記事項〉 期首元本額 2,723,377,028 円 期中追加設定元本額 233,822,872 円 期中一部解約元本額 871,461,584 円

■損益の状況

自2017年3月16日 至2017年9月15日

項    目 当   期 (A)有 価 証 券 売 買 損 益 1,310,763,158 円 売 買 益 1,543,821,710 売 買 損 △ 233,058,552 (B)信 113,395,318 (C)当 期 損 益 金( A + B ) 1,197,367,840 (D)前 期 繰 越 損 益 金 2,185,390,682 (E) 追 加 信 託 差 損 益 金 6,323,906,104 ( 配 当 等 相 当 額 ) ( 7,882,966,099 ) ( 売 買 損 益 相 当 額 ) (△ 1,559,059,995 ) (F)    計   (C+D+E) 9,706,664,626 次 期 繰 越 損 益 金( F ) 9,706,664,626 追 加 信 託 差 損 益 金 6,323,906,104 ( 配 当 等 相 当 額 ) ( 7,883,422,686 ) ( 売 買 損 益 相 当 額 ) (△ 1,559,516,582 ) 分 配 準 備 積 立 金 3,382,758,522 (注1) 損益の状況の中で有価証券売買損益は、期末の評価換えによる ものを含みます。 (注2) 損益の状況の中の信託報酬等には、信託報酬に対する消費税 等相当額を含めて表示しております。 (注3) 損益の状況の中で追加信託差損益金とは追加信託の際、追加 代金と元本の差額をいいます。

(12)

■当期の分配金

 当期の分配金は見送らせていただきました。

(注) 第38期計算期末における、費用控除後の配当等収益(106,710,353円)、費用控除及び繰越欠損金補填後の有価証券売買等損益 (1,090,657,487円)、収益調整金(有価証券売買等損益相当額)(0円)、収益調整金(その他収益調整金)(7,883,422,686円)、分配準備積立金 (2,185,390,682円)により、分配対象収益は11,266,181,208円となりましたが、委託会社が基準価額水準・市況動向等を勘案し、当期は分 配を見合わせました。なお留保金につきましては、引き続き元本部分と同一の運用をしていきます。

◇お知らせ

1.米国における「ボルカー・ルール」の規制対象となる親投資信託の名称を変更しました。

2.平成 26 年12月1日施行の一般社団法人投資信託協会規則の改正により、信用リスクの適正な管理方法につい

て投資信託約款に記載するものとされたため、投資信託約款に所要の変更を行いました。

3.その他、投資信託約款を整備するため、所要の変更を行いました。

(変更日 平成 29 年 6月10日)

(13)

運用報告書

第19期(決算日2017年3月15日) 計算期間(2016年3月16日〜2017年3月15日)

ブラックロック日本小型株マザーファンド

*当ファンドの仕組みは次のとおりです。 決 算 日 3月15日(原則)

運 用 方 針 わが国の株式を主要投資対象に、Russell/Nomura Mid−Small Cap Indexをベンチマークとし、信託財産の 成長を図ることを目標として積極的な運用を行います。 主要運用対象 わが国の株式を主要投資対象とし、小型株を中心に、企業の収益性、成長性、安定性等を総合的に勘案して 選定した銘柄に分散投資します。 組 入 制 限 株式の組入れ比率は、原則として信託財産総額の50%超とします。外貨建資産への投資割合は信託財産の純資産総額の50%以下とします。 ※「ブラックロック日本小型株マザーファンド」の決算日は年1回(3月15日)です。よって当ファンドの運用状況につきましては、 直前の計算期間(決算)である2017年3月15日現在の内容を記載しております。

(14)

◇基準価額の推移

■最近5期の運用実績

決 算 期 基 準 価 額

(ベンチマーク)

Russell/Nomura Mid-Small Cap Index 株  式組  入 比 率 等 株式先物 組  入 比  率 純 資 産 期   中 騰 落 率 期   中騰 落 率 円 % % % % 百万円 15期(2013年3月15日) 43,950 41.9 301.44 20.3 97.0 − 10,338 16期(2014年3月17日) 53,718 22.2 339.91 12.8 97.0 − 31,893 17期(2015年3月16日) 73,085 36.1 469.97 38.3 97.1 − 20,207 18期(2016年3月15日) 68,226 △ 6.6 430.32 △ 8.4 97.5 − 16,035 19期(2017年3月15日) 82,926 21.5 493.25 14.6 96.4 − 14,795 (注1) 基準価額は1万口当り。 (注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。 (注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。

(注4) Russell/Nomura Mid-Small Cap IndexとはRUSSELL/NOMURA日本株インデックスの投資スタイルのひとつで、フランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社が作成している株式の指数です。当該指数に関する一切の知的財産権その他の権利はフランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社に帰属しております。またフランク・ラッセル・カンパニーと野村證券株式会社は、ファンドの運用成果 等に関して一切責任を負うものではありません。

(注5) 純資産総額の単位未満は切捨て。

■当期中の基準価額と市況の推移

年  月  日 基 準 価 額 Russell/Nomura Mid-Small Cap Index(ベンチマーク) 株式組入 比 率 等 株式先物 組入比率 騰 落 率 騰 落 率 (期 首) 円 % % % % 2016年3月15日 68,226 − 430.32 − 97.5 − 3月末 68,652 0.6 425.04 △ 1.2 97.8 − 4月末 67,337 △ 1.3 422.44 △ 1.8 97.8 − 5月末 71,361 4.6 436.45 1.4 97.3 − 6月末 67,147 △ 1.6 396.75 △ 7.8 97.8 − 7月末 69,505 1.9 417.62 △ 3.0 98.1 − 8月末 67,477 △ 1.1 410.18 △ 4.7 98.9 − 9月末 68,915 1.0 414.79 △ 3.6 97.2 − 10月末 72,032 5.6 437.54 1.7 97.5 − 11月末 75,708 11.0 455.88 5.9 97.6 − 12月末 78,408 14.9 475.48 10.5 96.9 − 2017年1月末 79,270 16.2 475.04 10.4 97.6 − 2月末 80,946 18.6 482.93 12.2 96.5 − (期 末) 2017年 3月15日 82,926 21.5 493.25 14.6 96.4 − (注1) 基準価額は1万口当り。騰落率は期首比。 (注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。 (注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。

(注4) Russell/Nomura Mid-Small Cap IndexとはRUSSELL/NOMURA日本株インデックスの投資スタイルのひとつで、フランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社が作成している株式の指数です。当該指数に関する一切の知的財産権その他の権利はフランク・ラッセル・ カンパニーと野村證券株式会社に帰属しております。またフランク・ラッセル・カンパニーと野村證券株式会社は、ファンドの運用成果 等に関して一切責任を負うものではありません。

(15)

■基準価額等の推移

(注1)前期末を100とした指数値を使用しています。

(注2)ベンチマークはRussell/Nomura Mid-Small Cap Indexです。 2016/3/1550 2016/7/14 2016/11/15 2017/3/15 125 100 75 基準価額 ベンチマーク

◇運用担当者コメント

投資環境について

当期(2016年3月16日から2017年3月15日まで)の

日本株式市場は、局面により異なる展開を辿りまし

た。期初からの日本株式市場は、各国政府や中央銀

行による経済対策や資本市場活性化策に対する期

待感などが下支えとなった一方で、為替レートの円

高進行が上値を抑える形となり、6月下旬の英国の

国民投票まではもみ合いながらも下値を模索する

展開となりました。英国の国民投票で、直前の世論

調査と異なり、EU「離脱」派の勝利が確実になると、

投資家のリスク回避的な姿勢が一段と強まり日本

株式市場は急落局面となりました。英国総選挙後

は、グローバル株式市場が落ち着きを取り戻す中

で、日銀の新たな金融政策の枠組みが好感されたこ

とや、世界的な景気改善傾向などから堅調な展開と

なりました。その後は、米国大統領選挙において、事

前想定とは異なりトランプ氏が勝利したことを受

け、株価が一時的に急落する局面があったものの、

トランプ氏が掲げる財政支出の拡大や減税などの

経済活性化策が好感され、世界的に株式市場は上昇

に転じ、日本株についても日米金利差から為替レ

ートが円安基調へなったことなどから2016年末に

かけては上昇局面となりました。期末にかけては、

企業業績の改善期待などが下支えとなる一方で米

新政権の政策に対する不透明感などから為替レー

トが再度、円高基調へと転じたことが上値を抑える

形となり揉み合う展開となりました。前期末比、日

経平均株価は14.4%の上昇、東証株価指数(TOPIX)

は14.5 % の 上 昇、ベ ン チ マ ー ク で あ るRussell /

Nomura Mid-Small Cap Indexは14.6%の上昇とな

りました。

ポートフォリオについて

当ファンドでは、引き続き個別企業の収益力およ

びバリュエーションを重視した銘柄選別を行うス

タンスを継続し、業績見通しに比較し割安感が薄れ

たと判断した銘柄を売却しました。一方で、依然と

して業績拡大が織り込まれておらず割安感が強い

と判断した銘柄を購入しました。

個別銘柄では、当面の業績悪化は株価に織り込ま

れており、今後は個社要因による業績改善が見込

まれると判断した「IHI」、株式市況回復に伴い業績

改善が期待できると判断した「大和証券グループ本

社」、経営統合効果の具現化に伴う業績拡大を期待

した「ミネベアミツミ」等を新規に購入しました。一

方で、為替レートの円安進行に伴い業績改善期待が

高まる形で株価上昇となった「ヤマハ発動機」、原油

市況回復が好感された「出光興産」、当初想定ほどの

業績改善には至らないと判断した「ぺプチドリー

ム」等を売却しました。

基準価額の変動要因

当期のファンドの基準価額は21.5%の上昇と

なり、ベンチマークであるRussell / Nomura Mid

Small Cap Indexは14.6%の上昇となりました。ベン

チマークに対してアウトパフォームした背景には

以下の要因が挙げられます。

(16)

(主なプラス要因)

経営統合効果の具現に対する期待が高まった食

肉加工メーカーの「伊藤ハム米久ホールディング

ス」や、原油市況回復が好感された「出光興産」、構造

改革効果の具現に加えて主力事業が好調に推移し

市場想定を上回る業績進捗が好感された冷凍食品

メーカーの「ニチレイ」等の保有がプラスに寄与し

ました。

(主なマイナス要因)

業績改善に対する経営努力が実らず、短期的には

市場想定を下回る業績進捗が懸念され株価下落と

なった「ワコム」、

「東洋紡」、

「東洋ゴム工業」等の保

有がマイナスに寄与しました。

今後の運用方針

世界的な景気改善傾向に米国新政権への政策期

待が重なり、世界的に株式市場は上昇に転じていま

す。市場が警戒する欧州の政治情勢や米国新政権の

保護主義的な政策に対する不透明感は一時的な変

動要因となることが想定されるものの、政治動向と

は裏腹に基本的には世界経済の改善傾向を主な背

景に資本市場は底堅い展開となるものと判断して

います。

一方、米国の財政・金融政策の中期的な方向性は

共に為替レートの円安進行を促す形となり、円安に

伴う業績改善期待の高まりや物価見通しの変化、ま

た、国際的にも安定した安倍政権の下で景気浮揚の

ための財政支出拡大などが予定されていることも

考慮すると、日本株にさらなる耳目が集まる可能性

が期待されます。また、日本企業の自社株買いを含

む積極的な株主還元姿勢、増額された日銀のETF購

入、2016年は売り越した外国人投資家の日本株式市

場への回帰の可能性なども日本株を下支えする要

因になると考えられます。特筆すべきは、3月期決算

企業の決算発表が一巡しましたが、市場期待を上回

る好決算となった企業の割合がリーマンショック

以降で最高の水準となっている点です。為替レート

の円安転換といったマクロ要因のみならず、減収増

益企業が散見されるように、アベノミクス以降業績

が拡大する中にあっても、日本企業は事業の「選択

と集中」をすすめるなど、収益性の改善に継続的に

取り組んできた成果の現れとも言えるでしょう。資

本の効率性を求める株主の圧力が企業経営者の意

識に浸透してきているとも考えられ、日本企業の持

続的な収益性改善が期待されます。

今年で5年目に入る「アベノミクス」は、その効果

に一部バラつきはあるものの、これまでのところ日

本経済全体や株価にはプラスの効果をもたらして

来たものと考えており、中長期的に日本株の上昇が

継続するという従来の考えに変化はありません。

特に投資家の注目度が低い中・小型株式市場は、

潜在的な利益成長の可能性があるにもかかわらず、

低位なバリュエーション水準に放置されている企

業が散見される他、独自の成長を続けている企業も

多く、依然として魅力的な投資対象であると考えて

います。引き続き、従来の価値観にとらわれること

なく、産業構造や個別企業の変化にいち早く着目

し、未だ市場において認識されていない高い成長の

可能性を持つと考えられる銘柄を積極的に組み入

れていきたいと考えています。

(17)

◇ファンド状況

■1万口当りの費用明細

項    目 当  期 (a) 売 買 委 託 手 数 料 94 円 ( 株         式 ) ( 94 ) ( b ) そ の 他 費 用 1 円 ( そ の 他 ) ( 1 ) 合    計 95

◇運用内容

■売買及び取引の状況(2016年3月16日から2017年3月15日まで)

株 式

買    付 売    付 株  数 金  額 株  数 金  額 国   内 上 場 25,811千株 21,317,468 千円 30,301千株 25,266,928 千円 (△1,042) (−) (注1) 金額は受渡し代金。 (注2) 単位未満は切捨て。ただし、単位未満の株数のみは小数で記載。 (注3) ( )内は、増資割当、株式転換、合併等による増減分で上段の数字に含まれていません。

■株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合(2016年3月16日から2017年3月15日まで)

項      目 当      期 (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 46,584,396 千円 (b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 14,519,972 千円 ( c ) 売 買 高 比 率 ( a ) / ( b ) 3.20 (注) (b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。

■主要な売買銘柄(2016年3月16日から2017年3月15日まで)

株 式

買      付 売      付 銘  柄 株 数 金 額 平均単価 銘  柄 株 数 金 額 平均単価 千株 千円 円 千株 千円 円 ヤマハ発動機 271 511,195 1,881 ヤマハ発動機 271 609,538 2,243 IHI 1,501 427,057 284 出光興産 227 550,497 2,417 大和証券グループ本社 580 417,182 719 ペプチドリーム 73 423,744 5,749 ペプチドリーム 69 394,900 5,698 伊藤ハム米久ホールディングス 410 414,561 1,011 ミネベアミツミ 358 390,370 1,089 東洋ゴム工業 273 383,169 1,403 T&Dホールディングス 323 388,145 1,200 商船三井 992 341,235 343 CYBERDYNE 201 383,322 1,906 ユニーグループ・ホールディングス 311 310,109 994 テレビ朝日ホールディングス 155 316,503 2,038 川崎汽船 1,309 306,541 234 ふくおかフィナンシャルグループ 787 304,725 387 アルプス電気 116 305,722 2,621 住友重機械工業 532 297,573 559 電源開発 120 303,794 2,516 (注1) 金額は受渡し代金。 (注2) 単位未満は切捨て。ただし、単位未満の株数のみは小数で記載。 (注1)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、 追加、解約により受益権口数に変動があるため、下記の簡便 法により算出した結果です。 (a)売買委託手数料   期中の売買委託手数料 =   期中の平均受益権口数 (b)その他費用   期 中 の そ の 他 費 用 =   期中の平均受益権口数 (注2)各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。

(18)

銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円 銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円

■組入資産の明細

国内株式

水産・農林業(0.9%) マルハニチロ − 35 124,047 サカタのタネ 30 − − 建設業(5.1%) 大豊建設 186 336 187,152 東鉄工業 45 25 83,850 熊谷組 − 459 139,077 東亜建設工業 468 − − 住友林業 136 − − 日揮 − 84 179,690 太平電業 210 126 142,758 食料品(5.5%) 江崎グリコ 22 − − 伊藤ハム 273 − − コカ・コーライーストジャパン 147 103 282,323 不二製油グループ本社 − 50 132,994 ニチレイ 191 82 227,480 東洋水産 − 31 139,761 日清食品ホールディングス 19 − − 繊維製品(0.8%) 東洋紡 − 606 120,594 化学(8.6%) クレハ − 8 40,877 セントラル硝子 357 − − 関東電化工業 129 105 105,525 KHネオケム − 102 135,486 宇部興産 256 445 116,590 扶桑化学工業 − 43 133,980 ADEKA − 52 85,778 日油 107 109 129,601 日本ペイントホールディングス 44 − − DIC 685 22 92,157 メック − 61 71,715 デクセリアルズ 75 83 101,619 日東電工 − 12 108,250 JSP − 37 101,129 医薬品(2.4%) 塩野義製薬 25 − − ロート製薬 − 75 164,789 参天製薬 53 49 82,516 ダイト 71 6 14,756 ペプチドリーム 18 14 78,590 石油・石炭製品(0.4%) 出光興産 195 14 57,036 ゴム製品(−) 東洋ゴム工業 92 − − ガラス・土石製品(2.2%) 太平洋セメント 1,048 436 173,528 日本コンクリート工業 266 156 61,308 MARUWA 17 19 79,895 ニチアス − 5 5,545 鉄鋼(−) 神戸製鋼所 1,356 − − 栗本鐵工所 617 − − 非鉄金属(2.0%) 東邦亜鉛 764 132 74,976 三菱マテリアル − 38 139,220 住友金属鉱山 61 − − 古河機械金属 573 333 75,924 大阪チタニウムテクノロジーズ 37 − − 金属製品(−) 三和ホールディングス 146 − − 岡部 95 − − 機械(9.5%) ツガミ 223 − − フリュー 22 − − 新川 171 110 81,658 住友重機械工業 − 313 261,668 TOWA 75 − − ハーモニック・ドライブ・システムズ 33 23 78,842 ダイフク 69 45 126,930 加藤製作所 − 34 98,222 キトー − 59 73,192 セガサミーホールディングス 82 − − ツバキ・ナカシマ 64 − − 大豊工業 84 44 71,430 イーグル工業 − 158 258,359 日立造船 221 126 84,189 IHI − 624 216,528 電気機器(12.2%) ミネベアミツミ − 151 231,189 日新電機 139 − − 日本電気 − 850 246,500 サンケン電気 295 − − ルネサスエレクトロニクス − 120 133,373 ワコム 407 − − アルプス電気 29 30 107,712 メイコー − 163 137,251 SMK 90 135 59,670

(19)

銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円 銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円 ホシデン − 116 121,300 日立マクセル 88 55 122,090 エスペック 83 − − メガチップス 94 23 70,482 フェローテック 88 − − イリソ電子工業 16 8 57,520 スタンレー電気 44 32 108,216 ローム − 30 233,295 双葉電子工業 51 56 117,024 輸送用機器(3.3%) ユニプレス 86 − − プレス工業 − 393 230,080 太平洋工業 − 78 122,378 ショーワ − 123 123,800 エフ・シー・シー 70 − − 精密機器(2.1%) 朝日インテック 44 11 48,673 CYBERDYNE − 29 48,292 セイコーホールディングス 219 396 203,148 ニプロ 184 − − その他製品(1.7%) パラマウントベッドホールディングス 66 35 159,775 パイロットコーポレーション 27 − − 萩原工業 − 28 77,748 トッパン・フォームズ 93 − − 日本写真印刷 13 − − 岡村製作所 117 − − 電気・ガス業(−) 電源開発 78 − − 大阪瓦斯 235 − − 陸運業(3.5%) SBSホールディングス 105 − − 京浜急行電鉄 221 120 149,880 サカイ引越センター 40 − − 南海電気鉄道 336 343 195,510 日本通運 − 241 149,420 山九 241 − − 海運業(1.0%) 日本郵船 − 541 139,037 川崎汽船 605 − − 情報・通信業(6.0%) TIS 64 − − KLab − 169 158,709 エニグモ − 44 79,917 コロプラ − 38 42,130 テクマトリックス 25 49 66,003 シリコンスタジオ − 8 30,942 野村総合研究所 − 47 193,640 大塚商会 41 − − テレビ朝日ホールディングス − 67 154,584 光通信 28 11 132,210 GMOインターネット 45 − − カドカワ 92 − − スクウェア・エニックス・ホールディングス 34 − − 卸売業(4.6%) シップヘルスケアホールディングス 68 33 104,395 IDOM − 281 206,400 シークス 65 43 192,640 東陽テクニカ 91 − − ミスミグループ本社 139 80 158,468 小売業(7.0%) ジーフット 113 − − ビックカメラ − 71 80,938 アークランドサービスホールディングス − 34 108,190 J.フロント リテイリング − 99 177,408 ココカラファイン 44 45 222,787 鳥貴族 − 58 135,175 SFPダイニング 57 − − あさひ − 44 58,123 ピーシーデポコーポレーション − 261 141,156 高島屋 146 − − 松屋 − 74 76,969 ユニーグループ・ホールディングス 311 − − ケーズホールディングス 53 − − アインホールディングス 5 − − 吉野家ホールディングス 60 − − プレナス 46 − − 銀行業(4.7%) 新生銀行 723 − − あおぞら銀行 544 − − りそなホールディングス − 234 153,536 七十七銀行 − 365 194,545 ふくおかフィナンシャルグループ − 334 169,672 スルガ銀行 − 63 156,736 セブン銀行 266 − − 証券、商品先物取引業(2.1%) 大和証券グループ本社 − 314 231,763 カブドットコム証券 425 180 71,557 保険業(3.2%) ソニーフィナンシャルホールディングス 37 102 211,665 T&Dホールディングス − 132 248,998 その他金融業(1.2%) 全国保証 21 31 117,073 アイフル 460 − − ポケットカード 94 81 49,898

(20)

銘   柄 (前期末)期 首 当 期 末 株 数 株 数 評 価 額 千株 千株 千円 合 計 株 数 ・ 金 額 19,589 14,057 14,259,955 銘 柄 数 〈 比 率 〉 114 銘柄 111銘柄 <96.4%> (注1) 銘柄欄の( )内は、期末の国内株式の評価総額に対する各業 種の比率です。 (注2) 〈 〉内は、期末の純資産総額に対する評価額の比率です。 (注3) 株数、評価額の単位未満は切捨て。ただし、単位未満の株数の みは小数で記載。 不動産業(2.4%) 東京建物 − 104 160,418 住友不動産 − 60 185,040 レオパレス 21 197 − − エヌ・ティ・ティ都市開発 148 − − サービス業(7.4%) エス・エム・エス 46 17 46,814 テンプホールディングス − 126 251,156 綜合警備保障 − 17 75,225 ウェルネット 7 − − ラウンドワン 136 223 195,658 リゾートトラスト 78 69 140,898 テクノプロ・ホールディングス 54 − − ジャパンマテリアル 71 36 60,845 リログループ 17 7 124,600 共立メンテナンス − 16 111,818 トランス・コスモス 47 17 46,336 KNT-CTホールディングス 587 − −

(21)

◇資産状況

■投資信託財産の構成

2017年3月15日現在

項       目 評 価 額当   期   末比   率 千円 % 株 式 14,259,955 94.8 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 787,367 5.2 投 資 信 託 財 産 総 額 15,047,322 100.0 (注1) 外貨建資産の組入はありません。 (注2) 評価額の単位未満は切捨て。

■資産、負債、元本および基準価額の状況

2017年3月15日現在

項    目 当 期 末 (A)資 15,047,322,680 円 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 547,355,999 株      式( 評 価 額 ) 14,259,955,590 未 収 入 金 221,204,891 未 収 配 当 金 18,806,200 (B)負 251,383,521 未 払 金 167,676,509 未 払 解 約 金 83,707,012 (C)純 資 産 総 額(A−B) 14,795,939,159 元 本 1,784,224,362 次 期 繰 越 損 益 金 13,011,714,797 (D)受 1,784,224,362 口 1万口当り基準価額(C / D) 82,926 円 〈注記事項〉 期首元本額 2,350,292,774 円 期中追加設定元本額 209,685,328 円 期中一部解約元本額 775,753,740 円 期末における元本の内訳 ブラックロック日本小型株オープン 1,671,863,656 円 ブラックロック日本小型株ファンドVA(適格機関投資家専用) 112,360,706 円 合計 1,784,224,362 円

■損益の状況

自2016年3月16日 至2017年3月15日

項    目 当   期 (A)配 271,334,261 円 受 取 配 当 金 271,320,140 受 取 利 息 142 そ の 他 収 益 13,979 (B)有 価 証 券 売 買 損 益 2,568,187,677 売 買 益 4,201,053,668 売 買 損 △ 1,632,865,991 (C)そ 269,197 (D)当 期 損 益 金( A + B + C ) 2,839,252,741 (E)前 期 繰 越 損 益 金 13,684,906,926 (F)解 4,909,219,054 (G)追 加 信 託 差 損 益 金 1,396,774,184 (H) 合 計( D + E +F+ G ) 13,011,714,797 次 期 繰 越 損 益 金(H) 13,011,714,797 (注1) 損益の状況の中で有価証券売買損益は、期末の評価換えによる ものを含みます。 (注2) 損益の状況の中で追加信託差損益金とは追加信託の際、追加 代金と元本の差額をいいます。 (注3) 損益の状況の中で解約差損益金とは中途解約の際、解約代金 と元本の差額をいいます。

参照

関連したドキュメント

10 米国中期債運用戦略マザーファンド 運用経過 【基準価額等の推移】 期 首:9,619円

為替相場は、各国の経済状況、政治情勢等の様々な要因により変動します。投資先の通貨に対して円高となった場合には、基準価額

8 (注 1 )騰落率は期首比。 (注 2

運用経過 【基準価額等の推移】 期 首:17,653円 期 末:17,388円 騰落率:△1.5%

《基準価額の変動要因》 【株価変動リスク】 【金利変動リスク】

当期中の運用経過と今後の運用方針

《基準価額の変動要因》 【価格変動リスク】 【株価変動リスク】 【為替変動リスク】

《基準価額の変動要因》