• 検索結果がありません。

教科 : 国語科目 : 国語総合様式 1 A 話すこと 聞くこと 学習指導要領ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること 小松川高校学力スタンダード客観的な根拠に

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "教科 : 国語科目 : 国語総合様式 1 A 話すこと 聞くこと 学習指導要領ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること 小松川高校学力スタンダード客観的な根拠に"

Copied!
38
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード A 話 す こ と ・ 聞 く こ と ア 話題について様々な角度から検討して自分の 考えをもち、根拠を明確にするなど論理の構成 や展開を工夫して意見を述べること。 イ 目的や場に応じて、効果的に話したり的確に 聞き取ったりすること。 ウ 課題を解決したり考えを深めたりするため に、相手の立場や考えを尊重し、表現の仕方や 進行の仕方などを工夫して話し合うこと。 エ 話したり聞いたり話し合ったりしたことの内 容や表現の仕方について自己評価や相互評価を 行い、自分の話し方や言葉遣いに役立てるとと もに、ものの見方、感じ方、考え方を豊かにす ること。 客観的な根拠に基づいて論理的に話すことがで きる。 《具体的な設定例》 ・読解学習などにおいて、自分の解答を、根拠を 説明しながら述べることができる。 ・多角的な視点から、自分の考えを話すことがで きる。 目的や場に応じて、分かりやすく工夫した言葉 遣いで話したり、主題を押さえて聞き取ったりす ることができる。 《具体的な設定例》 ・授業中の発言や発表などで、何のために誰に向 かって話すのかを考えて、効果的に伝わるよう に表現を工夫して話すことができる。 他者の考えを的確に理解し、その共通点や相違 点をふまえた上で、自分の考えを説明し、円滑に 話し合うことがきる。 《具体的な設定例》 ・グループやクラスの討議などで、相手の示す根 拠の適否などを確かめるために適切に質問する ことができる。 ・ 状況に応じて、これまでの経緯を振り返ったり、 これからの展望を考えたりすることができる。 自己評価や相互評価を自分の話し方や言葉遣い に生かし、他者の考えの意義や価値に気付き、自 身の考えを広げ、深めることができる。 《具体的な設定例》 ・目的に応じた論の構成であるかなど、自己や他 者の良い点・直すべき点を理解し、改善目標を 持って活かすことができる。

(2)

教科:国 語 科目:国語総合 様式1

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード B 書 く こ と ア 相手や目的に応じて題材を選び、文章の形態 や文体、語句などを工夫して書くこと。 イ 論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて 自分の考えを文章にまとめること。 ウ 対象を的確に説明したり描写したりするな ど、適切な表現の仕方を考えて書くこと。 エ 優れた表現に接してその条件を考えたり、書 いた文章について自己評価や相互評価を行った りして、自分の表現に役立てるとともに、もの の見方、感じ方、考え方を豊かにすること。 場面や目的に応じた題材や文章の形態を選び、 それにふさわしい文体、語句を工夫して書くこと ができる。 《具体的な設定例》 ・書く材料を収集し、それを適切に選択すること ができる。 ・文章の形態や文体を考え、語句や言い回しを工 夫して書くことができる。 論理の構成や展開を工夫し、論拠に基づいて自 分の考えを説得力のある文章にまとめることがで きる。 《具体的な設定例》 ・確実な根拠に支えられた、論理的に展開された 文章を書くことができる。 ・資料などを用いて、多角的な視点から論拠に基 づいて、自分の考えをまとめることができる。 説明や描写を効果的に使い分けるなど、相手や 目的、場に応じた適切な表現の仕方を考えて書く ことができる。 《具体的な設定例》 ・事実や事柄などを正確に説明したり、手順や理 由などを論理的かつ的確に説明したりすること ができる。 自他の文章への評価を通して、自分の表現を高 め、書き手の多様な思いや考えに触れ、その意義 や価値に気付くことができる。 《具体的な設定例》 ・読み手を意識した用語や引例、論の構成・展開 の着実生や意外性など、良い点・直すべき点を 指摘することができる。

(3)

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード C 読 む こ と ア 文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意 して読むこと。 イ 文章の内容を叙述に即して的確に読み取った り、必要に応じて要約や詳述をしたりすること。 【現代文】 文章のそれぞれの形態における表現技法や語句 の使い方の工夫などに注意し、その効果を考えな がら読むことができる。 《具体的な設定例》 ・比喩法を理解し、文章中の比喩とその効果につ いて説明できる。 ・文章中のキーワードを指摘し、文章の大筋やテ ーマを考えながら読み、それを説明できる。 ・小説の表現を、音読・朗読などを通して味わう ことができる。 【古典】 比較的長く難易度も中程度以上の文章につい て、文章の形態の違いや特色を理解し、表現技法 や語句の使い方の工夫をとらえて読むことができ る。 《具体的な設定例》 古文 ・文章の内容や表現技法を踏まえた音読や朗読が できる。 ・物語・随筆・日記・和歌などの違いや特質、そ れぞれの代表的な作品について説明することが できる。 漢文 ・文章の内容や句法などの表現技法を踏まえた音 読や朗読ができる。 ・詩の形態や押韻を指摘し、対句について説明で きる。 【現代文】 文脈をとらえ、語句や表現に注意しながら、筆 者の考えなどを的確に読み取り、指定された条件 に従って要約したり、詳しく説明・解説したりす ることができる。 《具体的な設定例》 ・文章中のキーワード、キーセンテンスを筆者の 主張との関係で説明できる。 ・指示語や接続詞に着目して論の展開をとらえる ことができる。 ・筆者の主張を抜き出して整理し、分かりやすく

(4)

教科:国 語 科目:国語総合 様式1

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード ウ 文章に描かれた人物、情景、心情などを表現 に即して読み味わうこと。 並べ直したり、指定された条件に従って要約し たりすることができる。 ・文章中の難解な部分や含蓄のある部分について、 詳しく説明・解説することができる。 【古典】 様々な文章を、文語のきまりや訓読のきまりに 従って、語句や表現に即して読み取り、内容を説 明できる。 《具体的な設定例》 古文 ・用言・助詞・助動詞、敬語の用法、係り結び、 和歌の修辞などを理解する。 漢文 ・訓点・再読文字・置き字・句法について理解す る。 【現代文】 登場人物の行動や心情の変化、ものの見方、感 じ方・考え方・生き方などを的確にとらえ、人物 相互の関係の変容を読み取ることができる。 情景描写から心情や物事の起こる予兆などを読 み取ることができる。 《具体的な設定例》 芥川龍之介『羅生門』などで ・登場人物の言動・心情の変化やその過程を読み 取り、理由を説明できる。 ・比喩表現などから状況や心情をとらえ、その移 り変わりを説明できる。 【古典】 様々な文章の情景や登場人物の行動や心情、生 き方などを読み取るとともに、情景描写の中にあ る心情の反映や象徴、物事の予兆としての表現な どに気付くことができる。 《具体的な設定例》 古文 『伊勢物語』「筒井筒」などで ・場面ごとの人物の行動や心情を読み取り、説明 できる。 ・それぞれの和歌に込められた心情を理解し、鑑 賞することができる。

(5)

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード エ 文章の構成や展開を確かめ、内容や表現の仕 方について評価したり、書き手の意図をとらえ たりすること。 オ 幅広く本や文章を読み、情報を得て用いたり、 ものの見方、感じ方、考え方を豊かにしたりす ること。 ・男の心情の変化やその過程と理由を説明できる。 漢文 『十八史略』「臥薪嘗胆」などで ・人物の行動や心情、場面、時代や場所、状況、 出来事などを読み取ることができる。 ・二人の王の行動と、それが引き起こした状況の 違いについて説明できる。 様々な文章の構成や展開を確かめ、内容や表現 の仕方について、その効果や的確性を根拠を明確 にして指摘したり、書き手の主張や目的や手法を とらえたりすることができる。 《具体的な設定例》 ・各段落の働きを理解し、段落相互の関係を的確 に読み取ったり、「序論・本論・結論」などの文 章の組み立てや、「頭括型・尾括型・双括型」な どの文章の型を指摘したりすることができる。 ・情景や心情の変化をたどり、的確に作品全体の 筋をとらえて説明できる。 ・用いられている文体の効果や、語句の工夫、対 比・比喩などの表現技法の的確性を根拠を示し ながら説明できる。 ・書き手の主張や意図を読み取り、説明できる。 様々な形態・内容・分野の本や文章を読み、そ こから得た情報を評価し、目的に応じて活用した り、自分の考えを深めたりすることができる。 《具体的な設定例》 ・様々な形態や幅広い内容・分野の本や文章を、 書店や図書館だけでなく、ウェブページなど幅 広い方法で入手し、読むことができる。 ・読んだ本や文章から、必要な情報を読み取り、 目的に応じて適切に加工しながら活用すること ができる。 ・読んだ文章を評価することを通して、文章に表 れた書き手の多様な思いや考えに触れ、その意 義や価値に気付くことができる。

(6)

教科:国 語 科目:国語総合 様式1

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード 伝 統 的 な 言 語 文 化 と 国 語 の 特 質 に 関 す る 事 項 ア 伝統的な言語文化に関する事項 (ア)言語文化の特質や我が国の文化と外国の文 化との関係について気付き、伝統的な言語文 化への興味・関心を広げること。 (イ)文語のきまり、訓読のきまりなどを理解す ること。 イ 言葉の特徴や決まりに関する事項 (ア)国語における言葉の成り立ち、表現の特色 及び言語の役割などを理解すること。 日本の伝統的な言語文化について知り、また外 国の文化の影響を理解し、主要な作品への影響を 指摘することができる。 《具体的な設定例》 ・和歌の朗詠・贈答の慣習、三大集(万葉・古今・ 新古今)、勅撰集、歌物語などについて理解し、 個々の文学並びに文学史について調べたり学ん だりすることができる。 ・古典知識や価値観(月の異名、十二支、古時刻・ 古方位、年中行事、結婚観や宗教観、官位、陰 陽道など)について理解する。 ・中国の文字や書物の影響(故事成語、漢詩、史 伝・思想など)について理解する。 文語のきまり、訓読のきまりを理解し、文章の 音読や読解を正確に行うことができる。 《具体的な設定例》 ・歴史的仮名遣い、用言の活用(「恨む」「飽く」 などを含む)、助詞・助動詞の意味・用法、係り結 び、敬語の用法、和歌の修辞などを理解し、文 法的に説明したり、本文の読解に役立てたりす ることができる。 ・訓点、再読文字、置き字、句法について理解し、 訓読したり、書き下し文を参考にして白文に訓 点を施したりすることができる。 【現代文】 語句、語彙の構造的な仕組みとしての成り立ちに ついて理解し、また、他の言語との比較から明ら かになる表現の特色や、社会における言語の役割 について認識し、活用することができる。 《具体的な設定例》 ・熟語の構成上の様々な関係について説明できる。 ・和語、漢語、外来語の区別やそれぞれの語感の 違い、具体的な使われ方などを理解し、使い分 けることができる。 ・言語の主要な機能を理解し、それが社会的、歴 史的など様々な領域で実現されていることを理 解する。 【古典】

(7)

学習指導要領 小松川高校学力スタンダード (イ)文や文章の組立て、語句の意味、用法及び 表記の仕方などを理解し、語彙を豊かにする こと。 ウ 漢字に関する事項 (ア)常用漢字の読みに慣れ、主な常用漢字が書 けるようになること。 言葉の歴史的な成り立ちと変遷、語彙の歴史的な 経緯について理解する。 《具体的な設定例》 ・歴史的仮名遣いを理解して古文を正しく読んだ り、表記したりし、その規則性を説明できる。 ・古今異義語の意味の変遷を理解し、言葉の成り 立ちについて考えることができる。 【現代文】 文の成分や文章の構成、語句の意味、用法及び 表記の仕方などについて理解し、活用することが できる。 《具体的な設定例》 ・文の成分を理解し、照応関係や表現効果を意識 して文を書くことができる。 ・様々な文章の段落構成を理解し、また、それを 意識して文章を書くことができる。 ・様々な文章について、語句の意味・用法を理解 し、また適切に用いることができる。 ・説明的文章に使用される語句のうち難解なもの (淘汰、詭弁、パラドックス、ロゴスなど)の 意味を理解する。 【古典】 古語辞典や漢和辞典を活用し、主要な古語や漢 語の意味を理解する。 《具体的な設定例》 ・様々な文章に出てくる主要な古語(ほど、にほ ふ、あたらし、なかなかなど)100 語程度の意 味を理解する。 ・様々な文章に出てくる主要な漢語(寧、如何、 与、縦、若など)50 語程度の意味を理解する。 常用漢字の全てを読み、その大体を書くことが でき、文や文章の中で使い慣れる。

(8)

教科:地 理 科目:地 理 B 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (1) 様 々 な 地 図 と 地 理 的 技 能 地球儀や様々な地図の活用及び地域調査などの 活動を通して,地図の有用性に気付かせるととも に,地理的技能を身に付けさせる。 ア地理情報と地図 地球儀の活用,様々な時代や種類の世界地図の読 図,地理情報の地図化などの活動を通して,各時代 の人々の世界観をとらえさせるとともに,地図の有 用性に気付かせ,現代世界の地理的事象をとらえる 地理的技能を身に付けさせる。 イ地図の活用と地域調査 直接的に調査できる地域を地図を活用して多面 的・多角的に調査し,生活圏の地域的特色をとらえ る地理的技能を身に付けさせる。 〔位置、方位、時差〕 ・地球上の任意の地点の緯度・経度を基にして、対蹠 点の位置や他の地点との位置関係(南北及び東西)を 考えて、時差を求めることができる。 〔地球儀、世界地図〕 ・世界地図は、作成された時代や地域のもつ世界観が関 わっていることを理解する。 ・メルカトル図法で作成された世界地図において任意の 2地点を結ぶ直線が2点間の等角航路を示すことを 理解し、最短距離となる大圏航路を求めるためには正 距方位図法等を必要とすることを理解する。 ・地図は作成目的により一般図と主題図に分けられ、主 題図には土地利用図や統計地図などがあることを知 る。 〔地形図の読み方〕 ・国土地理院発行の地形図において、提示された縮尺を 用いて実際の距離を求めることができる。 ・主な地図記号を理解し、土地利用を読み取ることがで きる。 ・地形図は数年おきに修正され、発行されているため、 旧版の地形図が存在することを知る。 〔地域調査〕 ・地域調査の基本的な方法や課題設定から発表までの流 れを知る。 ・ 調査結果を図表や地図にまとめて表現する方法を知 る。

(9)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (2) 現 代 世 界 の 系 統 地 理 的 考 察 世界の自然環境、資源、産業、人口、都市・村落、 生活文化、民族・宗教に関する諸事象の空間的な規 則性、傾向性やそれらの要因などを系統地理的に考 察させるとともに、現代世界の諸課題について地球 的視野から理解させる。 ア 自然環境 世界の地形、気候、植生などに関する諸事象を 取り上げ、それらの分布や人間生活などのかかわ りなどについて考察させるとともに、現代世界の 環境問題を大観させる。 イ 資源、産業 世界の資源・エネルギーや農業、工業、流通、 消費などに関する諸事象を取り上げ、それらの分 布や動向などについて考察させるとともに、現代 世界の資源・エネルギー、食料問題を大観させる。 〔自然環境と人間生活〕 ・新期造山帯が地震や火山の多い地域であることを理解 し、プレートテクトニクス理論におけるプレート境界 を3種類に分類できることを理解する。 ・世界や日本の主な地形について、その成因や人間生活 との関わりを理解できる。 ・気温の水平的分布の特徴を、緯度や水陸分布と関連付 けて理解する。 ・ケッペンの気候区分の概要や世界の植生の概要を大気 の大循環の仕組みと関連付けながら理解する。 ・地球上には砂漠化をはじめ様々な環境問題があること を知る。 〔農林水産業〕 ・世界の農業は、形態や規模などにより、様々な農業地 域に区分できることを知る。 ・主要な農産物について、主な生産国、輸出入国を判別 できる。 〔工業〕 ・工業は、原料産地と市場との位置関係によって、生産 費用が最も少なくなる場所に立地する傾向があること を理解する。 ・世界の主な工業地域の分布を知るとともに、工業生産 力の高まりが、国や地域の経済発展につながることを 知る。 〔流通・消費〕 ・交通・通信、貿易、商業、観光の世界的な結び付きや動 向について知る。

(10)

教科:地 理 科目:地 理 B 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード ウ 人口、都市・村落 世界の人口、都市・村落に関する諸事象を取り 上げ、それらの分布や動向などについて考察させ るとともに、現代世界の人口、居住・都市問題を 大観させる。 エ 生活文化、民族・宗教 世界の生活文化、民族・宗教に関する諸事象を 取り上げ、それらの分布や民族と国家の関係など について考察させるとともに、現代世界の民族、 領土問題を大観させる。 〔資源・エネルギー、食料問題〕 ・世界のエネルギー資源や鉱産資源の生産地には偏在性 があることを知る。 ・世界の食料の需要と供給には大きな偏りがあることを 知る。 〔人口、都市・村落〕 ・世界の人口分布について知る。また、人口増加は自然 増加と社会増加からなり、人口増加の多くは発展途上 国で起きていることを知る。 ・発展途上国において急速な都市人口の増加が起こって いることを知る。 ・先進国では出生率が低下していることを知る。 ・都市・村落の立地、形態、機能を知る。 〔生活文化、宗教・民族と人間生活〕 ・世界の衣食住について、分布と主な地域の特色につい て知る。 ・キリスト教、イスラーム、仏教の大まかな分布と特徴 を知る。 ・言語や宗教の異なる民族が一つの国家の中に存在する ことを知る。 〔領土問題〕 ・国家の領域と排他的経済水域について理解する。 ・我が国が当面する領土をめぐる問題や経済水域の問題 について理解する。

(11)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (3) 現 代 世 界 の 地 誌 的 考 察 現代世界の諸地域を多面的・多角的に考察し、各 地域の多様な特色や課題を理解させるとともに、現 代世界を地誌的に考察する方法を身に付けさせる。 ア 現代世界の地域区分 現代世界を幾つかの地域に区分する方法や地域 の疑念、地域区分の意義を理解させるとともに、 その有用性に気付かせる。 イ 現代世界の諸地域 現代世界の諸地域を取り上げ、歴史的背景を踏 まえて多面的・多角的に地域の変容や構造を考察 し、それらの地域にみられる地域的特色や地球的 課題について理解させるとともに、地誌的に考察 する方法を身に付けさせる。 〔世界の地域区分〕 ・地域区分の方法として、大陸や州、気候帯等の自然環 境、政治や経済、文化等の社会環境など、様々な指標 により地域区分できることを理解する。 〔世界の諸地域、東アジア〕 ・中国の人口の規模や分布と人口問題を、「一人っ子政 策」を踏まえて知る。また、中国には多くの少数民族 が居住していることを知る。 ・近年の中国の経済発展と社会の変化を、1970年代後半 の改革開放政策導入から1980年代、冷戦終結後の1990 年代、2000年代の急激な成長期に分けて理解する。 ・韓国の急速な発展や日本との文化交流について知る。 〔世界の諸地域、東南アジア〕 ・東南アジアの自然環境と多様な民族構成について理解 する。 ・東南アジアの稲作の変化やプランテーション農業につ いて理解する。 ・東南アジアの経済組織である東南アジア諸国連合(A SEAN)の成立と加盟国を知る。 〔世界の諸地域、南アジア〕 ・南アジアの自然環境と多様な民族構成や宗教構成(イ スラーム、ヒンドゥー教、仏教)について知る。 ・インドは多様な言語があり、多くが信仰するヒンドゥ ー教徒の生活について理解する。 ・インドにおける稲作・小麦・茶・綿花など伝統的な農業 について、モンスーンの影響を踏まえて知る。 ・インドでは工業化が進み、さらにIT産業を主力産業 として経済発展していることを理解する。

(12)

教科:地 理 科目:地 理 B 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード 〔世界の諸地域、西アジア・中央アジア・北アフリカ〕 ・西アジアや北アフリカの自然環境(乾燥気候など)と 人間生活について知る。 ・国際石油資本(メジャー)に対抗して、石油輸出国機 構(OPEC)等を結成し、石油価格に大きな影響を 与えるようになったことを理解する。 ・この地域にはイスラームが広く普及していることや、 その基本的な教えについて理解する。 〔世界の諸地域、中南アフリカ〕 ・アフリカの経済発展を阻む要因の一つである民族対立 が、列強による植民地分割を背景にもつことを理解す る。 ・一次産品輸出に依存するモノカルチャー経済は植民地 経済に由来し、この地域のほとんどの国が発展途上国 である一因になっていることを知る。 ・南アフリカのアパルトヘイト撤廃について理解する。 〔世界の諸地域、ヨーロッパ〕 ・ヨーロッパ諸国がEUという経済的、政治的統合に向 かっていることを理解するとともに、統合への課題に ついて理解する。 ・ヨーロッパは東西南北それぞれにおいて、民族やキリ スト教の宗派について一定の地域性が見られること を理解する。 ・ヨーロッパの農牧業の特徴と工業の変化について理解 する。 〔世界の諸地域、ロシアとその周辺諸国〕 ・ロシアの自然環境や多様な民族構成について知る。 ・ロシアが世界有数の産油国、天然ガス産出国であり、 近年経済発展していることを知る。 〔世界の諸地域、アングロアメリカ〕 ・アメリカの農業が、気候環境を基にして、適地適作と 呼ばれる農業地域に分化していることを理解する。 ・アメリカの主要な工業地域を踏まえ、工業の中心地の 推移について理解する。

(13)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード ウ現代世界と日本 現代世界における日本の国土の特色について多面 的・多角的に考察し,我が国が抱える地理的な諸 課題を探究する活動を通して,その解決の方向性 や将来の国土の在り方などについて展望させる。 ・アメリカ、カナダが多くの移民を受け入れてきた多民 族国家であることを、移民の出身地と関連づけて理解 する。 〔世界の諸地域、ラテンアメリカ〕 ・ラテンアメリカの国々が多様な人種、民族構成である ことを理解する。 ・ラテンアメリカに大土地所有制が残っていることを知 る。 ・ブラジルのアマゾン川流域の開発とともに、BRIC sの一国として経済発展してきたことを理解する。 〔世界の諸地域、オセアニア〕 ・オセアニア各地域の民族構成を知る。 ・オーストラリアが石炭、鉄鉱石、ボーキサイトの世界 有数の輸出国であることを知る。 〔我が国の自然環境の特色と自然災害〕 ・日本の自然環境の特色を理解し、過去に多くの自然災 害に見舞われてきたことを知る。 〔我が国の産業の発展〕 ・日本の産業構造の変化と課題について、歴史的経緯を 踏まえて理解する。 〔我が国の人口問題〕 ・日本は少子高齢化の進展により、様々な課題が発生し ていることを知る。 〔我が国の抱える諸課題〕 ・ 我が国が抱える地理的な諸課題を探究し、解決の方 向性や将来の国土の在り方を知る。

(14)

教科:公 民 科目:現代社会 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (1) 私 た ち の 生 き る 社 会 (2) 現 代 社 会 と 人 間 と し て の 在 り 方 生 き 方 現代社会における諸課題を扱う中で、社会の在 り方を考察する基盤として、幸福、正義、公正な どについて理解させるとともに、現代社会に対す る関心を高め、いかに生きるかを主体的に考察す ることの大切さを自覚させる。 現代社会について、倫理、社会、文化、政治、 法、経済、国際社会など多様な角度から理解させ るとともに、自己とのかかわりに着目して、現代 社会に生きる人間としての在り方生き方について 考察させる。 ア 青年期と自己の形成 生涯における青年期の意義を理解させ、自己 実現と職業生活、社会参加、伝統や文化に触れ ながら自己形成の課題を考察させ、現代社会に おける青年の生き方について自覚を深めさせ る。 「幸福、正義、公正」などの考え方が、現代社会の諸 課題を考察するための基盤であることを説明できる。例 えば、生命・情報・環境の問題では、時としてそれぞれ の幸福の対立が生じることを理解し、その課題を調整す る際に正義や公正の観点を踏まえて考察できる。 ・ 現代の青年期の意義と具体的な現象について理解す る。青年期はモラトリアムと呼ばれ、社会的な義務 や責任が猶予されていること、現代社会においては このモラトリアムが延長してきていることなどを、 社会的な背景や自らの経験などから説明できる。ま た、防衛機制について、具体的な事例を挙げて説明 できる。 ・ 青年期の課題について、エリクソンやハヴィガース ト、マズロー、ルソー、レヴィンなどの言説を理解 する。また、アイデンティティの確立や自己実現に 向けて、自己を取り巻く人間関係や将来の職業生活 などについて考察し、その過程や結果を説明できる。 ・ 現代社会における自己実現とは、積極的な社会参加 や個人が社会的役割を果たすことによって可能にな ることを理解し、自らどのように社会的役割を担う べきかを多面的に考察し、分かりやすく説明できる。 ・我が国の伝統や文化について深く理解し、伝統や文化 が、自己の行動様式や考え方にどのような影響を与え ているかを説明できる。

(15)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード イ 現代の民主政治と政治参加の意義 基本的人権の保障、国民主権、平和主義と我 が国の安全について理解を深めさせ、天皇の地 位と役割、議会制民主主義と権力分立など日本 国憲法に定める政治の在り方について国民生活 とのかかわりから認識を深めさせるとともに、 民主政治における個人と国家について考察さ せ、政治参加の重要性と民主社会において自ら 生きる倫理について自覚を深めさせる。 ウ 個人の尊重と法の支配 個人の尊重を基礎として、国民の権利の保障、 法の支配と法や規範の意義及び役割、司法制度 の在り方について日本国憲法と関連させながら 理解を深めさせるとともに、生命の尊重、自由・ 権利と責任・義務、人間の尊厳と平等などにつ いて考察させ、他者と共に生きる倫理について 自覚を深めさせる。 ・ 社会契約説の内容を、絶対王政や市民革命と関連付 けて理解し、その影響などを説明できる。ロックや ルソーの思想が、各種の人権宣言や我が国の憲法な どにも大きな影響を与えたことを説明できる。 ・基本的人権が確立する歴史的経緯を理解し、適切に説 明できる。また、日本国憲法で保障されている基本的 人権について、自らの生活と関連させながら説明でき る。 ・我が国の選挙制度を諸外国と比較しながら理解すると ともに、国民審査や国民投票など、選挙以外の政治参 加の仕組みについても説明できる。 ・我が国の平和主義をめぐる憲法解釈について、最高裁 の判例などに基づいて理解を深めるとともに、我が国 の安全と世界の平和の維持が不可分であることを現 代の世界の状況を踏まえて説明できる。 ・大日本帝国憲法と日本国憲法とを比較して、我が国に おける天皇の地位と役割がどのように変化したのか、 国民主権との関連を踏まえて説明できる。 ・議会制民主主義に基づく日本の政治機構について、諸 外国の制度との違いを明らかにして説明できる。 ・国民の世論形成に影響を与えるマス・メディアの働き について理解し、主体的な政治参加の基礎となるメデ ィア・リテラシーを身に付ける。 ・日本国憲法に基づいて、基本的人権が永久不可侵の権 利であることを理解し、明治憲法下における法律の留 保規定と比較しながら、国家権力による人権不可侵の 原則を説明できる。 ・法の支配とは、為政者による恣意的支配を排除し、合 理的な議論に基づく統治を目指すものであることを 理解し、法の支配と法治主義の違いを歴史的事実を踏 まえて説明できる。 ・国民の権利を守り社会の秩序を維持するために、法に 基づく公正な裁判の保障が必要であることや、公正な 裁判のためには司法権の独立が不可欠であることを 説明できる。また、現行の司法制度改革における議論 の内容と現状について、社会的背景を踏まえて説明で きる。 ・生命への畏敬について、シュバイツァーの思想などを

(16)

教科:公 民 科目:現代社会 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード エ 現代の経済社会と経済活動の在り方 現代の経済社会の変容などに触れながら、市 場経済の機能と限界、政府の役割と財政・租税、 金融について理解を深めさせ、経済成長や景気 変動と国民福祉の向上の関連について考察させ る。また、雇用、労働問題、社会保障について 理解を深めさせるとともに、個人や企業の経済 活動における役割と責任について考察させる。 基に考察を深め、その精神を自らの社会生活において 生かせるようにする。 ・自由や権利の行使に際しては、基本的人権の保障とと もに、他者の権利や公共の利益との調和を図る必要が あることについて、具体例を挙げて説明できる。 ・カントの思想などを通じて、人間が互いの人格を目的 として尊重し合えるような社会を構築することが重 要であることを理解する。 ・産業構造の変化や経済のグローバル化を通じて、戦後 の資本主義経済がどのように変容してきたかについ て、世界経済の動向を踏まえて説明できる。 ・市場における価格メカニズムについて、需要曲線と供 給曲線のグラフを活用して説明できる。プライスリー ダーや価格の下方硬直性などの言葉を使用して「市場 の失敗」を理論的に説明できる。 ・ビルト・イン・スタビライザーやフィスカルポリシー など、財政に関する理論を理解するとともに、日本の 財政の現状について、財政健全化の必要性を踏まえて 説明できる。 ・現代における金融の自由化やコール市場の発展につい て、先進国経済の動向を踏まえて説明できる。また、 日本の金融の特徴について、他の先進国と比較しなが ら説明できる。 ・現在の我が国において、景気浮揚を図るために政府が 行う経済政策について、具体例を示して説明できる。 ・少子高齢社会における雇用・労働問題について、経済 社会の動向を踏まえ、ワーク・ライフ・バランスやワ ーク・シェアリングなどの考え方にも言及して説明で きる。 ・日本の社会保障制度が抱える様々な課題について理解 する。特に、少子高齢化に伴う社会保障給付費の増加 と現役世代による負担の拡大が避けられない中で、制 度の持続可能性が大きな課題となっていることにつ いて説明できる。 ・経済発展と環境保全を両立させるために、個人や企業 が取り組むべき課題について、具体例を挙げて説明で きる。

(17)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード オ 国際社会の動向と日本の果たすべき役割 グローバル化が進展する国際社会における政 治や経済の動向に触れながら、人権、国家主権、 領土に関する国際法の意義、人種・民族問題、 核兵器と軍縮問題、我が国の安全保障と防衛及 び国際貢献、経済における相互依存関係の深ま り、地域的経済統合、南北問題など国際社会に おける貧困や格差について理解させ、国際平和、 国際協力や国際協調を推進する上での国際的な 組織の役割について認識させるとともに、国際 社会における日本の果たすべき役割及び日本人 の生き方について考察させる。 ・冷戦終結後の急速なグローバル化の進展について歴史 的背景を踏まえて考察し、グローバル化のもたらす諸 課題について説明できる。 ・人権に関する国際的な宣言や規約等の成立、国際法に よる国家主権の制限の意義、我が国固有の領土をめぐ る問題に対する我が国の正当な立場と平和的解決の 重要性などについて説明できる。 ・人権、国家主権、領土などに関する現在の国際的な課 題と背景について理解するとともに、その解決に向け た国際的な取組について具体例を挙げて説明できる。 ・旧ユーゴスラヴィアやコソボなどの事例を基に、人 種・民族問題発生の背景や原因、近年の難民問題など について考察し、紛争を回避するために必要な考え方 や国際機関などの果たすべき役割について説明でき る。 ・冷戦末期に戦略兵器削減条約や中距離核戦略全廃条約 が締結されたことについて、その背景を理解する。ま た、化学兵器禁止条約やクラスター爆弾禁止条約の締 結など、核兵器以外の分野のおける国際的な軍縮問題 について説明できる。 ・冷戦期から冷戦後、現在に至るまでの国際社会の動向 を踏まえて、地球規模の問題解決のためには様々なレ ベルでの国際協力が求められていることを理解し、食 料の安定確保なども含む我が国の総合的な安全保障 の重要性について、国際協調の立場から説明できる。 ・経済の国際化が急速に進展している背景について理解 し、国際経済問題の解決には地球規模での連携が必要 であることについて、具体例を挙げて説明できる。 ・国際的な自由貿易体制を維持・発展させることが世界 経済の重要課題であることについて、その背景や影響 とともに、地域経済統合や自由貿易協定などの用語を 使用して説明できる。 ・国際経済の諸課題について、歴史的経緯を踏まえて考 察し、南北問題などを解決するために国際機関や非政 府組織が果たしてきた役割を整理した上で、今後の我 が国に求められる経済協力の在り方について説明で きる。

(18)

教科:公 民 科目:現代社会 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (3) 共 に 生 き る 社 会 を 目 指 し て 持続可能な社会の形成に参画するという観点か ら課題を探究する活動を通して、現代社会に対す る理解を深めさせるとともに、現代に生きる人間 としての在り方生き方について考察を深めさせ る。 持続可能な社会の形成に主体的に参画する意欲をもち、 現代社会の諸課題を多面的・多角的に考察し、課題を探 究できる。例えば、「現役世代と将来世代の関係」に着 目し、現役世代が物質的な豊かさや社会保障の充実など を求めることが将来世代の負担につながりかねないこ とを自分の言葉で表現できる。

(19)

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (1) 数 と 式 ア 数と集合 (ア)実数 数を実数まで拡張する意義を理解し、簡単 な無理数の四則計算をすること。 ・数の演算の可能性や方程式の解の存在などに関連付け て数の拡張の意義を理解する。また、様々な数の集合 について、四則演算の可能性について判断できる。 ・絶対値を含む式を、場合分けをして、絶対値をはずし た式で表すことができる。 ・分母が三項である無理数の分母の有理化ができる。ま た、二重根号を簡単な式に変形できる。 (例1) 3 2 1 1   の分母を有理化せよ。 (例2) 72 10 を簡単にせよ。 (例) 集合 A =

ab 3 aZ,bZ

は,加法,減法,乗法について閉じて いて除法については閉じていないこ とを示せ。ただし,整数全体の集合を Z とする。 (例) a2  a3 を簡単にせよ。

(20)

教科:数 学 科目:数学Ⅰ 作成様式

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (イ)集合 集合と命題に関する基本的な概念を理解 し、それを事象の考察に活用すること。 ・数直線を活用して、要素の個数や共通部分、和集合、 補集合を求めることができる。 ・様々な命題について、適切な証明法を選択し、証明す ることができる。 (例) 三つの整数a ,b ,c が 2 2 2 c b a   を満たすとき,a ,b ,c の少なくと も1つは偶数であることを証明せよ。 (例) x は実数とする。 A ={ |x x≦0,3≦x}, B ={ |x 3x5}のとき, (1) ABの要素のうち,整数の個数を求 めよ。 (2) ABの補集合を求めよ。

(21)

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード イ 式 (ア) 式の展開と因数分解 二次の乗法公式及び因数分解の公式の理解 を深め、式を多面的にみたり目的に応じて式 を適切に変形したりすること。 (イ) 一次不等式 不等式の解の意味や不等式の性質について 理解し、一次不等式の解を求めたり一次不等 式を事象の考察に活用したりすること。 ・式を多面的に捉えることができ、展開や複二次式の因 数分解など、様々な式の処理ができる。 ・場合分けを利用し、絶対値を含む方程式及び一次不等 式を解くことができる。 (例) 次の問に答えよ。 (1) (x2 2x3)(x22x3)を展開せ よ。 (2) x43x24を因数分解せよ。 (例) 方程式 2x x39 を解け。

(22)

教科:数 学 科目:数学Ⅰ 作成様式

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (2) 図 形 の 計 量 ア 三角比 (ア)鋭角の三角比 鋭角の三角比の意味と相互関係について理 解すること。 (イ)鈍角の三角比 三角比を鈍角まで拡張する意義を理解し、 鋭角の三角比の値を用いて鈍角の三角比の値 を求めること。 ・三角比の相互関係を鋭角の三角比の定義に基づいて説 明することができ、三角比やその相互関係を適切に活 用できる。 ・90,180の三角比の考え方を基に,    90 の三角比を考察し,式の証明などに活用でき る。 (例) 次の公式を三角比の定義に基づいて 説明せよ。   2 2 cos 1 t an 1  (例)sin

90

,cos

90

90

tan をsin ,cos , t an で表 せ。また,その理由も答えよ。

(23)

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (ウ)正弦定理・余弦定理 正弦定理や余弦定理について理解し、それ らを用いて三角形の辺の長さや角の大きさを 求めること。 イ 図形の計量 三角比を平面図形や空間図形の考察に活用す ること。 ・三角比を含む対称式・交代式の値を求めることができ る。 ・正弦定理、余弦定理を三角形の決定条件と関連付けて 理解し、三角形の形状、辺の長さや角の大きさを求め ることができる。 ・三角比を活用して、平面図形や空間図形の計量に利用 することができる。         (例) 90180において, 3 1 cos sin   

のとき,sincos,sincosの値 を求めよ。 (例) △ABCにおいて,次の等式の等式が 成り立つとき, A , B ,C のうち,最 も大きい角の大きさを求めよ。 7 sin 3 sin 5 sinA B C (例) 次の図のような直方体ABCD-EFGHに おいて, AE = 10 , EB =10, ED =8 のと き, △BDE の面積を求めよ。 {

(24)

教科:数 学 科目:数学Ⅰ 作成様式

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (3) 二 次 関 数 ア 二次関数とそのグラフ 事象から二次関数で表される関係を見いだす こと。また、二次関数のグラフの特徴について 理解すること。 イ 二次関数の値の変化 (ア)二次関数の最大・最小 二次関数の値の変化について、グラフを用 いて考察したり最大値や最小値を求めたりす ること。 ・絶対値やガウス記号を含む簡単な関数の変化について 考察し、グラフをかくことができる。 ・二次関数を表す式を適切に処理し、グラフの平行移動 についての考察ができ、二つの放物線の位置関係を説 明すること等ができる。 ・係数や定数項に文字が含まれる二次関数について、適 切な場合分けをして、二次関数の最大や最小を考察で きる。 ( 例1) 二次関数 22 2 x x y= のグラフ を 2 6 11 x x y= のグラフに重ねるた めには、 x 軸方向、 y 軸方向にどれだけ 平行移動すればよいか。 (例2) 二次関数yx2 x 2 = のグラフを x 軸方向に 3、 y 軸方向に-2 だけ平行移 動した二次関数のグラフの方程式を求 めよ。 (例) a を定数とするとき,次の二次関数 の最小値を求めよ。 ) 2 0 ( 2 2 x ax x y  (例) 関数のグラフをかけ。 (1) f(x) x1  (2) f(x)[x]

(25)

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (4) デ タ の 分 析 (イ)二次方程式・二次不等式 二次方程式の解と二次関数のグラフとの関 係について理解するとともに、数量の関係を 二次不等式で表し二次関数のグラフを利用し てその解を求めること。 ア データの散らばり 四分位偏差、分散及び標準偏差等の意味につ いて理解し、それらを用いてデータの傾向を把 握し、説明する。 ・係数や定数項に文字が含まれる二次関数について、そ のグラフと x 軸との位置関係を、適切に場合分けをし て、考察することができる。 ・係数に文字が含まれる二次不等式について、二次関数 のグラフなどを活用して考察できる。 ・最小値、第1四分位数、第2四分位数(中央値)、第3 四分位数、最大値などを表す箱ひげ図とデータの分布 (ヒストグラム)と関連させて、データの特徴を捉え ることができる。 ― (例) 二次関数yx24xkのグラフと x 軸との共有点の個数を求めよ。 (例) 二次不等式x22m x2m>0の解 がすべての実数であるとき,定数 m の 値の範囲を求めよ。 (例) ア、イのヒストグラムについて,同じ データを使って表示した箱ひげ図はどれ か。下の①~④から選べ。

(26)

教科:数 学 科目:数学Ⅰ 作成様式

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード イ データの相関 散布図や相関係数の意味を理解し、それらを 用いて二つのデータの相関を把握し説明するこ と。 ・二つのデータの対応表や相関表から相関係数を求める ことができる。 (例) 次の変量 x と変量 y の対応表から, 変量 x と変量 y の相関係数を求めよ。         変量           変量          

(27)

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード (4) 三 角 関 数 ア 角の拡張 角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法に よる角度の表し方について理解すること。 イ 三角関数 (ア)三角関数とそのグラフ 三角関数とそのグラフの特徴について理解する こと。 (イ) 三角関数の基本的な性質 三角関数について、相互関係などの基本的な性 質を理解すること。 ・扇形の面積や周の長さを多面的に考察できる。 ・三角関数のグラフをかくことができる。 ・対称式を活用して、式の値を求めることができる。 ・式変形などを活用して、三角関数を含む方程式、 不等式の解を求めたり、三角関数の最大や最小に ついて考察できる。 (例)周の長さが18cm の扇形について,次の 問に答えよ。 (1)扇形の中心角をθ,半径をrとすると き,θをrで表せ。 (2)扇形の面積が最大になる場合の面積, 半径,中心角を求めよ。 (例)y=2cos(2 θ-π/3) のグラフをかけ。また, その周期を答えよ。 (例)sinθ+cosθ= 1/4 のとき,次の式の値を 求めよ。 (1)sinθcosθ (2)sin3θ cos3θ (例1)0≦θ<2πのとき,次の方程式,不 等式を解け。 (1)sin(2 θ-π/6)=√3/2 (2)cos(θ+π/3) ≦-√3/2 (例2)次の関数の最大値、最小値を求めよ。 また,そのときのθの値を求めよ。 (1)y=-cos^2θ-4sinθ+2 (0≦θ<2π) (2)y=sin^2θ+cosθ+1 (0≦θ<2π) (例)座標平面上で点P を,原点 O を中心と してπ/4 だけ回転させた点 Q の座標が (-5,3)であるとき,点P の座標を求めよ。 (例)座標平面上で点P を,原点 O を中心と してπ/4 だけ回転させた点 Q の座標が (-5,3)であるとき,点P の座標を求めよ。 (例)座標平面上で点P を,原点 O を中心と してπ/4 だけ回転させた点 Q の座標が (-5,3)であるとき,点P の座標を求めよ。

(28)

教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式

学習指導要領 小松川高校 学力スタンダード ウ 三角関数の加法定理 三角関数の加法定理を理解し、それを用いて2 倍角の公式を導くこと。 ・原点を中心とする平面上の点の回転移動を理解す る。 ・加法定理を理解し、様々な問題を多面的に考察で きる。 ・三角関数の合成を用いて、最大値や最小値を求め ることができる。 (例)座標平面上で点P を,原点 O を中心と してπ/4 だけ回転させた点 Q の座標が (-5,3)であるとき,点P の座標を求めよ。 (例1) π/2<α<π、sinα=4/5 のとき, Sinα/2 の値を求めよ。 (例2)0≦x <2πのとき, cos 2x +2sin x- 3 の最大値と, そのときのx の値を求めよ。 (例)次の関数の最大値と最小値を求めよ。 また,そのときのx の値を求めよ。 (1)y=sin x-cos x (0≦x< 2π)

(2)y=√3 cos^2 x+2sin x cos x-√3 sin^2 x (0≦x<2π)

(29)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (1) 化 学 と 人 間 生 活 ア 化学と人間生活とのかかわり (ア)人間生活の中の化学 日常生活や社会を支える物質の利用とその 製造の例を通して、化学に対する興味・関心 を高めること。 (イ)化学とその役割 日常生活や社会において物質が適切に使用 されている例を通して、化学が果たしている 役割を理解すること。 イ 物質の探究 (ア)単体・化合物・混合物 物質の分離・精製や元素の確認などの実験 を通して、単体、化合物及び混合物について 理解するとともに、実験における基本操作と 物質を探究する方法を身に付けること。 (イ)熱運動と物質の三態 粒子の熱運動と温度及び物質の三態変化と の関係について理解すること。 ・金属やプラスチックの製造方法を理解する。 ・金属やプラスチックを再利用するに当たっての問 題点を挙げることができる。 ・洗剤の化学的な構造を理解し、洗浄の仕組みを説 明できる。 ・洗剤や食品添加物等の化学製品には適切な使用量 があることを、有効性・危険性の観点から説明で きる。 ・ろ過、蒸留、抽出、再結晶及びクロマトグラフィ ーの特性を理解し、それぞれどのような混合物を 分離するのに適しているか、具体例を挙げて説明 することができる。 ・ある混合物を分離するのに、ろ過、蒸留、抽出、 再結晶及びクロマトグラフィーのうちどの方法 を用いればよいか、実験計画を立てて実験を行 い、予想どおり分離できたかを考察する。 ・元素を検出する幾つかの方法を、具体例を挙げて 説明できる。 ・単体と化合物の違い、混合物と純物質の違いを説 明することができる。状況に応じて、例えば、カ ルシウムという語が元素・単体のどちらの意味で 用いられているか判断できる。 ・代表的な同素体の名称を挙げ、それらの構造の違 いと性質の違いについて説明できる。 ・熱運動という語句を用いて、拡散現象や熱の移動 について説明できる。 ・物質の三態変化とエネルギーの出入りとの関係を 理解する。 ・物理変化と化学変化の違いについて、具体例を挙 げて説明できる。 ・気体分子のエネルギーの分布が、温度変化ととも に変化することを理解する。 ・絶対零度と熱運動との関係を理解し、絶対温度に ついて説明できる。

(30)

教科:理 科 科目:化学基礎

作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (2) 物 質 の 構 成 ア 物質の構成粒子 (ア)原子の構造 原子の構造及び陽子、中性子、電子の性質 を理解すること。 (イ)電子配置と周期表 元素の周期律及び原子の電子配置と周期表 の族や周期との関係について理解すること。 イ 物質と化学結合 (ア)イオンとイオン結合 イオンの生成を電子配置と関連付けて理解 すること。また、イオン結合及びイオン結合 でできた物質の性質を理解すること。 (イ)金属と金属結合 金属結合及び金属の性質を理解すること。 ・原子と原子核の大きさの比を、例を用いて表現す るとともに、それらの大きさを数値を用いて示す ことができる。 ・陽子・中性子・電子の電荷及びそれらの質量比に ついて、数値を挙げて説明できる。 ・原子番号や質量数の意味を説明することができる。 ・同位体の性質や存在比、放射性同位体の壊変につ いて理解する。 ・原子番号20 までの元素記号と、Ti、Cr、Mn、Fe、 Cu、Br、Ag、I、Au、Hg などのその他重要な元素 の元素記号が書ける。 ・希ガスが安定な電子配置であることを理解する。 ・元素の性質が価電子数と関連していることを理解 する。 ・イオン化エネルギーや電子親和力、原子やイオン の大きさに見られる周期律を理解する。 ・周期表(族・周期)について理解し、典型元素と遷 移元素は、電子配置に違いがあることを理解す る。 ・単原子イオンの電子配置を適切に表現し、同じ電 子配置の希ガスの名称を答えることができる。 ・イオンのなり易さとイオンの生成について、イオ ン化エネルギーと電子親和力の語を用いて説明 できる。 ・物質名を見て組成式を作ることができる。 ・塩化ナトリウム型のイオン結晶の構造を理解する。 ・イオン結晶の用途について性質と関連付けて理解 する。 ・金属結合とはどのような結合なのか、「自由電子」 という語句を用いて説明できる。 ・金属の電気伝導性と温度との関係について理解す る。 ・代表的な合金の成分元素について知る。

(31)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (3) 物 質 の 変 化 (ウ)分子と共有結合 共有結合を電子配置と関連付けて理解する こと。また、分子からなる物質の性質を理解 すること。 ア 物質量と化学反応式 (ア)物質量 物質量と粒子数、質量、気体の体積との関 係について理解すること。 (イ)化学反応式 化学反応式は化学反応に関与する物質とそ の量的関係を表すことを理解すること。 ・二重結合や三重結合を電子配置から説明できる。 ・共有結合とはどのような結合なのかを、「電子」 という語句を用いて説明できる。 ・配位結合を電子配置から説明できる。 ・電気陰性度と分子の形から分子の極性の有無を判 断できる。 ・分子からなる物質、共有結合の結晶、高分子化合 物の用途について、性質と関連付けて理解する。 ・相対質量と原子量から存在比を求めることができ る。 ・物質量、物質中の粒子数、質量の関係を理解し、 換算ができる。 ・気体の密度から、気体の分子量・質量・体積等を 求めることができる。 ・重量パーセント濃度、モル濃度について理解し、 重量パーセント濃度とモル濃度の換算ができる。 溶液の濃度調製ができる。 ・反応物が与えられているとき、化学反応式を書 くことができる。 ・化学反応式から、反応に関与する物質の物質量・ 分子の数・物質の質量・物質の体積を求めること ができる。

(32)

教科:理 科 科目:化学基礎

作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード イ 化学反応 (ア)酸・塩基と中和 酸と塩基の性質及び中和反応に関与する物 質の量的関係を理解すること。 (イ)酸化と還元 酸化と還元が電子の授受によることを理解 すること。また、酸化還元反応と日常生活や 社会とのかかわりについて理解すること。 ・酸と塩基の定義(ブレンステッド・ローリー) を理解する。 ・酸と塩基の強弱と電離度の大小の関係について 説明できる。 ・強酸及び強塩基の水溶液の水素イオン濃度を求 めることができる。 ・中和反応とは何かを説明することができる。 ・塩の組成式から、元の酸と塩基の化学式を書くこ とができ、それらの塩の水溶液の性質について説 明することができる。 ・水溶液以外でも中和反応の量的関係が計算でき る。酸と塩基の組み合わせから、中和滴定曲線や 指示薬を選ぶことができる。 ・酸化と還元のそれぞれを電子の授受により説明 できる。 ・与えられた e-を含むイオン反応式から、酸化還 元の化学反応式を作ることができる。 ・主な酸化剤、還元剤の働きを、酸化還元反応の化 学反応式とともに理解する。 ・様々な金属と、酸素・水・水溶液等を反応させた とき、どのような反応が起こるかを、金属のイオ ン化傾向に基づき説明できる。 ・電池、電気分解、金属の製錬についての例を挙 げ、酸化還元反応と関連付けて説明できる。

(33)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (1) 生 物 と 遺 伝 子 ア 生物の特徴 (ア)生物の共通性と多様性 生物は多様でありながら共通性をもってい ることを理解すること。 (イ)細胞とエネルギー 生命活動に必要なエネルギーと代謝につい て理解すること。 イ 遺伝子とその働き (ア)遺伝情報とDNA 遺伝情報を担う物質としてのDNAの特徴 について理解すること。 (イ)遺伝情報の分配 DNAが複製され分配されることにより、遺 伝情報が伝えられることを理解すること。 (ウ)遺伝情報とタンパク質の合成 DNAの情報に基づいてタンパク質が合成 されることを理解すること。 ・生物の共通性と多様性は共通の祖先から進化してき たことに由来することを理解し、生物の共通性と多 様性の関係について具体的に説明できる。 ・原核生物と真核生物の違いについて、進化の過程と 関連させて説明できる。 ・ATPとADPの関係と、生体内でのATPの利用 について具体的に説明できる。 ・代謝における酵素の役割について、具体例を挙げて 説明できる。 ・呼吸・光合成におけるATP合成の仕組みを理解し、 呼吸と光合成の共通点と相違点について説明でき る。 ・細胞内共生の根拠について、具体例を挙げて説明で きる。 ・DNAの塩基配列の全てが遺伝子として働くのでは ないことを理解する。 ・DNAの構造を模式的に示し、その特徴について説 明できる。 ・ゲノム分析により明らかになったことを説明できる。 ・細胞周期の各期について説明できる。 ・体細胞分裂に伴って、細胞中のDNA量がどのよう に変化するかを説明できる。 ・DNAの塩基配列とタンパク質のアミノ酸配列の対 応について説明できる。 ・タンパク質の構造及び生体内でのタンパク質の様々 な働きについて説明できる。 ・特定の遺伝子が発現することと、細胞が分化するこ との関係を説明できる。

(34)

教科:理 科 科目:生物基礎

作成様式

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (2) 生 物 の 体 内 環 境 の 維 持 ア 生物の体内環境 (ア)体内環境 体内環境が保たれていることを理解するこ と。 (イ)体内環境の維持の仕組み 体内環境の維持に自律神経とホルモンがか かわっていることを理解すること。 (ウ)免疫 免疫とそれにかかわる細胞の働きについて 理解すること。 ・体液相互の関係と、一定の幅をもって体内環境が調 節されることを説明できる。 ・肺から体内の他の組織へ酸素を運搬し、供給する仕 組みを説明できる。 ・血液の循環と、それに伴うリンパ液、組織液の移動 について説明できる。 ・肝臓・腎臓の構造と機能について、体内環境の維持 と関連させて説明できる。 ・血液凝固に関わる血中成分を挙げ、凝固の過程につ いて説明できる。 ・自律神経の働きについて、器官への作用の具体例を 挙げて説明できる。 ・ホルモンの働きでのフィードバック調節について説 明できる。 ・血糖濃度の調節の仕組みや糖尿病が発症する仕組み を、自律神経名やホルモン名を挙げて説明できる。 ・免疫の特異性と免疫記憶について説明できる。 ・予防接種と血清療法の仕組みについて説明できる。 ・免疫の異常によって起こる疾患について説明できる。

(35)

学習指導要領 都立小松川高校 学力スタンダード (3) 生 物 の 多 様 性 と 生 態 系 ア 植生の多様性と分布 (ア)植生と遷移 陸上には様々な植生がみられ、植生は長期的 に移り変わっていくことを理解すること。 (イ)気候とバイオーム 気温と降水量の違いによって様々なバイオ ームが成立していることを理解すること。 イ 生態系とその保全 (ア)生態系と物質循環 生態系では、物質が循環するとともにエネル ギーが移動することを理解すること。 (イ)生態系のバランスと保全 生態系のバランスについて理解し、生態系の 保全の重要性を認識すること。 ・環境要因の変化により、どのような植物が生育する かを説明できる。 ・遷移の過程を、植物の光合成特性や光をめぐる植物 間の競争に基づいて説明できる。 ・遷移の進み方は必ずしもモデル的でないことと、撹 乱が遷移に及ぼす影響を説明できる。 ・現在のバイオームは気温と降水量に対して適応して いる結果であることと、気候と降水量の変化に伴い バイオームは変化していくことを理解する。 ・世界のバイオームの特徴を具体的種名とともに説明 できる。日本のバイオームの垂直分布と水平分布に ついて代表的な生物種とともに説明できる。 ・生態系における炭素や窒素の循環について具体的に 説明できる。窒素固定や脱窒作用を具体的な生物名 とともに説明できる。 ・生態系では物質の移動に伴って、光エネルギー・化 学エネルギー・熱エネルギーの変換が行われている ことを説明できる。 ・生態系のバランスを維持する仕組みがあることを具 体例を挙げて説明できる。 ・生物の多様性が損なわれた具体的な例を知り、科学 的なデータや根拠を基に生態系の保全の重要性を理 解する。

(36)

教科:外 国 語 科目:コミュニケーション英語Ⅰ 作成様式

学習指導要領 都立小松川高校高校 学力スタンダード 聞 く こ と 読 む こ と ア 事物に関する紹介や対話などを聞いて、情報 や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえ たりする。 イ 説明や物語などを読んで、情報や考えなどを 理解したり、概要や要点をとらえたりする。ま た、聞き手に伝わるように音読する。 ・相づちを打ったり、繰り返しや説明を求めたり、言 い換えて確認したりするなどして、相手の話に関心 をもって聞き続けることができる。 ・聞き取れない単語や未知の語句があっても、前後関 係や文脈を考えて、内容を推測するなどして聞き続 けることができる。 ・事物に対する紹介や対話などを聞いて、箇条書きで メモを取るなどして情報を整理したり、展開を予想 したりするなどして、聞き続けることができる。 ・複数の段落のまとまった長さの文章について、情報 や考え、事実と意見を区別し、整理しながら聞くこ とができる。 ・英語による説明や意見を聞いて理解することができ る。 ・場面や状況、相手の表情などを踏まえて、話し手の 意図を把握し、質問や指示などに適切に応じること ができる。 ・英語を使用している人々の日常生活、風俗習慣など、 「聞くこと」の言語活動を深めていくために必要な 文化的背景について理解する。 ・自発的に英和辞典を活用しながら、600 語程度以上の 教科書の文章を読んで、概要や要点を捉えることが できる。 ・教科書の文章を読んで、文中に未知の語句があって も、論理展開を考えて、推測しながら読み続けるこ とができる。 ・教科書の文章の単語の発音及び文章のリズムやイン トネーションに気を付けて、聞き手に的確に伝わる ように明瞭に音読することができる。 ・教科書の文章全体を、適切な速度と音量で音読する ことができる。 ・教科書の文章を読んで、つながりを示す語句の知識 に注意しながら、英語の論理展開を理解する。 ・教科書の文章を読んで、事実と意見などを区別して 内容を理解し、自分なりの意見や感想を英語で交換 することができる。 ・教科書の文章の段落の中で、トピック・センテンス とサポーティング・センテンスの関係を理解し、各 段落の役割と文章全体の流れを理解する。

(37)

学習指導要領 都立小松川高校高校 学力スタンダード 話 す こ と ウ 聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経 験したことに基づき、情報や考えなどについ て、話し合ったり意見の交換をしたりする。 ・幅広い話題(例えば異文化理解、環境問題など)に ついての文章を読み取るための語句や、文法事項を 理解する。 ・英語を使用している人々の日常生活、風俗習慣など、 「読むこと」の言語活動を深めていくために必要な 文化的背景について理解する。 ・英字新聞やインターネットを活用し、必要な情報を 読み取ることができる。 ・1年間に、サイドリーダーを3冊以上読む。 ・600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に、英 語の質問を聞いて、根拠を示しながら文章で答える ことができる。 ・教科書で扱った内容について、既習の語句や表現を 応用して、ワークシートやメモなどを活用しなが ら、その概要を英語で相手に伝えることができる。 ・ペアやグループで、幅広い話題について、学んだこ とや経験したことに基づき、根拠を示しながら話し 合ったり意見を交換したりすることができる。 ・うまく言えないことがあっても、既習の語句や表現 を効果的に用いて、情報や考えを相手に伝えること ができる。 ・単語の発音に気を付けながら、場面や状況、相手の 反応などを踏まえて、適切なリズムやイントネーシ ョンを用い、十分な声の大きさ、適切な速度で積極 的に話すことができる。 ・話合いや発表で必要となる語句や表現、文法事項を 身に付けている。 ・新聞記事やニュースなどの情報に基づき、話し合っ たり意見の交換をしたりすることができる。 ・事実と意見などを区別して、既習の表現を効果的に 用いて論理的に話すことができる。 ・英語を使用している人々の日常生活、風俗習慣など、 「話すこと」の言語活動を深めていくために必要な 文化的背景について理解する。 ・既習の語句や表現、文法事項を活用して、間違うこ とを恐れずに、学んだことや経験したことに基づ き、幅広い話題について 40 語程度の文章を書くこと

参照

関連したドキュメント

学校に行けない子どもたちの学習をどう保障す

お客様100人から聞いた“LED導入するにおいて一番ネックと

アナログ規制を横断的に見直すことは、結果として、規制の様々な分野にお

小学校学習指導要領より 第4学年 B 生命・地球 (4)月と星

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

従って、こ こでは「嬉 しい」と「 楽しい」の 間にも差が あると考え られる。こ のような差 は語を区別 するために 決しておざ