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Microsoft Word - BE _J_wp_bews_10_caso_v2_final_.doc

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WHITE PAPER

Backup Exec™ for Windows Servers の集中管理

VERITAS Backup Exec™ 10 for Windows Servers

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目次

概要...3 製品の特長...4 CASO のしくみ...5 コンセプト...5 管理...5 障害回復力...5 稼動状況の把握...5 アーキテクチャ...5 CASO の機能と効果...7 管理...7 中央コンソール...7 障害回復...7 ジョブ委任の集中管理...7 ジョブのフェイルオーバーの集中管理...7 カタログ保持の一元化...7 リストア処理の集中管理...7 可視性...8 レポートの集中管理...8 ジョブ実行ログとジョブ履歴の集中管理...8 警告の集中管理...8 本社データセンターへの CASO の配備 ...8 CASO のシステム要件...9 まとめ...9

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概要

中小企業でも大企業でも、保護すべき、つまりバックアップすべきデータ量 の急激な増加という問題に直面しています。しかも、この問題は 2 つの点 で複雑化しています。一つはバックアップの方法です。今までは、ある Windows サーバー上のデータをそのサーバーに接続されているストレージ 装置にバックアップしていた、つまり、スタンドアロン型のバックアップ方法を とっていたのですが、最近では、LAN 接続されているストレージ装置にバッ クアップする方法が広まっています。もう一つは、限られた数の IT スタッフ で、複数のバックアップサーバーを効率的に集中管理する必要が出てきた ことです。 LAN 上のストレージ装置にバックアップする方法が普及してきた理由は、 主に 2 つあります。1 つ目は、重要なデータがデータセンターの内部および 外部の多数のサーバー上に分散しており、それらのサーバーからバック アップしなければならない、ということです。2 つ目は、今までのスタンドアロン 型のバックアップ方法では制約が多く、日々の管理作業が煩雑になる、とい うことです。このため、IT 管理者やバックアップ管理者は次のような問題を 抱えています。 • スタンドアロン型のバックアップサーバーが多数存在する場合、効率的に管理できない。 • 最初に行うジョブ作成作業とその後のジョブ修正作業が単調なうえ時間がかかる。 • ストレージ資源の利用効率が悪い。 • バックアップ処理で障害がよく発生する。 • 多数のメディアサーバー上で実行されているジョブを監視できない。 • ストレージ環境全体に対するレポート生成処理を集中管理できない。 • 収集可能なシステム情報が不十分であり、タイムリーに警告を発することができない。 データ保護作業とストレージ管理作業を集中化できない、あるいは集中化することに消極的な企業において、リモート オフィスと分散ネットワークはさまざまな問題の種となります。多数のバックアップサーバーが配備されている場合、 バックアップジョブの配備作業とセットアップ作業にはかなりの時間がかかります。特にバックアップサーバーがリモート オフィスに分散されている場合は、作業時間がさらに長くなります。したがって、分散ストレージネットワークを効率的に 管理するためには、メディアサーバーの稼動状況を監視する機能、および、バックアップ処理、リストア処理、ストレージ 管理処理に関するレポートを生成する機能が重要となります。

VERITAS Backup Exec™ 10 for Windows Servers では、新たに Central Admin Server オプション (CASO) が追加 されました。CASO は管理作業を簡素化および集中化するためのオプションであり、多数の Backup Exec メディアサー

バーを管理する際の信頼性と拡張性が向上します。CASO を利用すれば、データセンター内または分散ネットワーク上 にある多数の Backup Exec メディアサーバーに対する集中管理、負荷分散、フォールト トレランス向上、監視、および レポート生成が可能になるので、Backup Exec の投資効果が格段に上がります。

主な効果

• 多 数 の Backup Exec メ デ ィ ア サーバーを中央の Backup Exec コ ン ソ ー ル で 集 中 管 理 で き る の で、拡張性が高く、管理作業が容 易になる。 • ジョブの負荷分散とフェイルオー バーが可能なので、信頼性が向 上する。また、ハードウェアの利用 効率と障害回復力が向上する。 • アーキテクチャの拡張性が高い。 • 監視処理、レポート生成処理、お よび通知処理を集中化できるの で、問題を予見できる。

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製品の特長

CASO を利用した場合、Central Administration Server (CAS) と管理対象メディア サーバーとの間に 1 対多の関係 が生成されます。これにより、管理作業に要する時間を大幅に短縮できると同時に、障害回復力が向上します。また、 Windows 環境では Backup Exec の可視性が向上します。

特長

説明

効果

集中管理

• Backup Exec 環境全体を 1 つのコン ソールで管理できる。 • ジ ョ ブ を 作 成 し 、 複 数 の Backup Exec メディアサーバーに実行を委 任することができる。 • 装置とメディアのセットを定義でき る。 • 1 か所で集中管理することにより、 個々の Backup Exec サーバーを 一体的に運用できる。 • 変更作業に必要な時間と労力を大 幅に削減できる。 • 同じ作業を何度も繰り返す必要がな い。

障害回復

• メディアサーバー間でジョブの処理 負荷を自動的に分散できる。 • Backup Exec サーバー間でジョブ のフェイルオーバー (引き継ぎ) を実 行できる。 • リストア用のカタログを一元的に保 持できる。 • ストレージ資源の利用効率が向上 する。 • 1 か所で障害が発生してもシステム 全体の運用が停止することがない。 • 手動でリストアする必要がない。

可視性

(レポート生成と監視)

• CAS から委任されたジョブの実行 状況をリアルタイムで監視できる。 • ストレージ環境の稼動状況を全体的 に捉えたレポートを生成できる。 • 通知と警告の設定情報を集中管理 できる。 • 問題への対応と解決に要する時間 を短縮できる。 • Backup Exec 環境全体の傾向を簡 単に把握できる。 • ネットワーク全体に対して的確な通 知を行うことができる。

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CASO のしくみ

コンセプト

Backup Exec の CASO は、スタンドアロン型の Backup Exec メディアサーバー環境を集中管理型に変えるためのデータ 保護ソリューションです。CASO 対応環境では、CAS によって Backup Exec 環境が集中管理されます。管理者は CAS 上で、Backup Exec 環境内のどのデータとサーバーを保護するかを決めます。CASO はサーバー中心型の Windows バックアップ製品と違って、次のコンセプトに基づいた先端的なアーキテクチャを採用しています。

管理

• いずれか 1 台の Backup Exec 10 for Windows Servers メディアサーバーを CAS として設定することにより、次の ことが可能です。 • カタログ、装置とメディアの情報、ポリシー、ジョブ、および選択リストを保持できます。 • 多数のメディアサーバーを対象にしたデータ保護作業を管理できます。 • ポリシーを設定することにより、すべてのネットワーク資源に対するデータ保護作業を効率的に管理できます。 障害回復力 • ジョブ負荷分散コンセプトに基づいて既存のストレージ装置を利用できるので、管理者は、バックアップジョブとリストア ジョブをネットワーク上の Backup Exec メディアサーバーに自動的に委任できます。 • フォールト トレランス機能を備えているので、データは稼動中の管理対象メディアサーバーによって自動的に保護さ れます。 • 拡張性の高いアーキテクチャを採用しているので、ネットワーク上のデータの増加に対応できます。 稼動状況の把握 • CAS からジョブが自動分散されるので、管理者は、管理対象メディアサーバー上で実行されるすべてのジョブの状況 を監視できます。 • 中央データベースを備えているので、すべての管理対象メディアサーバーに関するレポートを生成できます。 • すべての管理対象メディアサーバーに対する警告と通知の設定を集中管理できます。 • 管理対象メディアサーバーによって生成されるジョブ履歴情報とジョブ実行ログ情報が使用されます。

アーキテクチャ

Backup Exec の CASO は、多数の Backup Exec サーバーを一体的に運用し、1 か所から集中管理するためのオプ ションです。CASO に対応した Backup Exec 環境では、CASO ソフトウェアがインストールされている 1 台の Backup Exec メディアサーバーによって、個々の Backup Exec メディアサーバーが管理および監視されます。管理する側の メディアサーバー、つまり CAS は、CASO に対応した Backup Exec データ保護環境を集中管理する唯一の場所にな ります。CAS では、Backup Exec に関するすべての管理処理が実行されます。

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CASO のアーキテクチャ

CASO の構成要素は次の 2 つです。

Central Administration Server (CAS)

ある特定の Backup Exec 10 メディアサーバーを CAS として構成することができます。CAS では、次の中央管理処理 が実行されます。 • バックアップ ジョブの作成 ― ポリシーと選択リストを作成する。 • ジョブの委任の集中管理 ― まず、ジョブを実行する管理対象メディアサーバーを指定し、次に、そのメディアサーバー にジョブの実行を委任する。 また、CAS は次の処理を集中管理する際にも使用されます。 • ジョブのポリシーに関するすべての機能 • 通知と警告 • ジョブの監視とレポート生成 • ジョブ履歴とジョブ実行ログ CAS では、集中管理されたリストア ジョブを実行することもできます。実行するには、すべてのバックアップ処理カタログ を CAS 上で一元的に保持する必要があります。 Backup Exec データベース 管理対象 Backup Exec メディアサーバー 保護対象サーバー

管理対象 Backup Exec メディアサーバー 管理対象 Backup Exec メディアサーバー

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7

CASO の機能と効果

管理

中央コンソール

Backup Exec は前述のようなアーキテクチャを採用しているので、Backup Exec 環境を中央コンソールで集中管理で きます。これにより、柔軟性と利便性が向上します。つまり、CASO を利用すれば、個々の Backup Exec メディアサー バーを中央コンソールからリモート管理できます。 CASO 環境を構成したら、CAS 上でポリシーと選択リストを作成します。このポリシーと選択リストを基に生成された ジョブに対して、CASO のジョブ委任機能を利用できます。これにより、CASO 環境内の、ストレージ装置が接続されて いる管理対象メディアサーバー間で、Backup Exec ジョブが自動的に委任されます。 選択リストにポリシーを適用すると、ジョブが自動作成され、CAS のジョブ キューに登録されます。キューに登録された ジョブは、優先度の高い順に実行されます。CAS のジョブ委任機能によって、ジョブ パラメータとシステム構成に応じ て、選択されたストレージ装置プール内の空きストレージ装置にジョブが委任されます。

障害回復

ジョブ委任の集中管理 ジョブの委任とは、Backup Exec 管理対象メディアサーバーに接続されているストレージ装置間でジョブの処理負荷を 自動的に分散することです。これらのストレージ装置がストレージ装置プール内で論理グループにまとめられている場 合、ストレージ装置がジョブ実行可能状態になったときに、CAS から委任されたジョブが実行されます。たとえば、装置 プールにストレージ装置が 2 台登録されており、一方の装置があるジョブの実行中である場合、新たに発生したジョブ はもう一方の空いているストレージ装置に自動的に委任されます。 ジョブ委任のメリットが発揮されるのは、多数の Backup Exec 管理対象メディアサーバーにまたがる装置プールに ポリシーを適用する場合です。複数の管理対象メディアサーバーとそのストレージ装置が、CAS からジョブの委任を受 けられる状態になっている場合、Backup Exec の効率は大幅に向上します。なぜなら、特定のストレージ装置や管理 対象メディアサーバーが空くまでジョブの実行を待つ必要がないからです。 ジョブのフェイルオーバーの集中管理 ジョブの実行中にエラーが発生して異常終了した場合、または、管理対象メディアサーバーと通信できなくなった場合、 CAS では、そのジョブの扱いを決めるため、有効になっているデフォルトまたはユーザー定義のエラー処理規則が適 用されます。この規則は、エラー状態が発生した場合にジョブをどのように扱うかを定めたものです。たとえば、管理対 象メディアサーバーと通信できなくなった場合、そのジョブは別の管理対象メディアサーバーに自動的に配備されます。 カタログ保持の一元化 CASO のインストールと構成が完了したら、カタログを生成元メディアサーバー上にそのまま保持するか、CAS に移し て一元的に保持するかを選ぶことができます。 カタログを CAS 上に保持した場合、リストア処理を CAS から起動できます。それぞれの管理対象メディアサーバー上 でリストア処理を手動で実行する必要はありません。 リストア処理の集中管理 CASO を利用すれば、リストア処理を CAS から実行できるので、元の場所にすべてのファイルをリストアすることも、 個別のファイルをリストアすることもできます。また、ネットワーク上の別の場所にリストアすることもできます。 リストア対象ファイルやリストア先の選択が完了すると、リストア ジョブが作成され、CAS のジョブ キューに登録されま す。これで、メディアサーバー プール内の管理対象メディアサーバー間でジョブを委任できるようになります。

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可視性

レポートの集中管理 CASO のジョブ委任機能によって実行されたすべてのジョブに対するレポートを、CAS 上で集中管理して表示すること ができます。 ジョブ実行ログとジョブ履歴の集中管理 管理対象メディアサーバー上で生成されたジョブ実行ログとジョブ履歴を、CAS に自動コピーできます。これにより、 CAS 上でも各管理対象メディアサーバー上でも実行ログと履歴情報を表示できます。 警告の集中管理

CASO を利用した場合、管理対象メディアサーバー上で生成された警告が CAS に送信され、CAS 上で表示されま す。

本社データセンターへの

CASO の配備

企業の業務がリモートオフィスの配置に伴い地理的に分散されつつあるのに伴い、重要なデータの分散も進んでいま す。リモートオフィスにあるデータには常に変更が加えられているので、毎日バックアップする必要があります。IT 管理 者は、リモートオフィスにあるデータを保護するための、データセンターと同等の信頼性を備えたバックアップ/リストア ソリューションを必要としています。 たとえばデータセンターには、サーバーとアプリケーションに詳しい管理者が常駐しています。バックアップ ソフトウェア、 テープライブラリ、メディアなどのインストール/設置作業や保守作業を実行する必要がある場合、管理者がすぐにその 作業に取りかかることができます。ただし、遠く離れた場所にある支店や店舗には、このような管理者がいないのが普 通です。また、リモートオフィスにいる従業員は、バックアップジョブを作成、保守、監視するためのトレーニングや、バッ クアップジョブの障害発生時に調査またはトラブルシューティングを実施するためのトレーニングを受けていません。 したがって、バックアップ/リストア ソリューションに求められる条件は、拡張性が高いこと、リモートオフィスに配備できる こと、および、多数のリモート バックアップサーバーを 1 か所のコンソールから監視/管理できることです。また、特定の 企業内の各リモートオフィスの構成は互いに似ていることが多いので、ソリューションには、管理者が同じ配備作業や管 理作業を何度も繰り返さずに済むようにするための機能も必要です。 CASO を配備することにより、IT 管理者は次のことができるようになります。 • バックアップサーバーを配備する。 • バックアップジョブを配備してセットアップする。 • バックアップジョブとバックアップ サーバーを集中監視する。 • 警告と通知を受け取る。 • リモートオフィスで発生した問題を調査する。 IT 管理者は、分散されている各バックアップサーバーをデータ センターのコンソールで集中管理できるので、リモート

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CASO のシステム要件

Backup Exec サーバーが 5 台以上ある環境では、CASO を利用することを推奨します。ベリタス社内でのテストによ ると、1 台の CAS で 100 ~ 120 台の Backup Exec メディアサーバーを管理できます。また、CASO には SQL の簡 易版である MSDE が付属しており、CAS が 20 台以下の Backup Exec メディアサーバーを管理する環境で利用でき ます。Backup Exec メディアサーバーが 20 台以上存在する環境の場合は、基盤データベースとして SQL Server を 使用し、CAS をもう 1 台設定することを推奨します。

まとめ

現在では、データ量が絶えず増加しているため、シンプルで拡張性が高く集中管理が可能なソリューションが求められ ています。Backup Exec 10 for Windows Servers の CASO は、Windows システムを利用している企業にとって、柔 軟性が高い強力なソリューションとなります。CASO は分散環境 (1 か所に多数のサーバーが存在する環境、および、 多数のサーバーがリモート オフィスに分散している環境) におけるバックアップ処理とリストア処理を管理するので、現 在の企業ニーズに応えることができます。CASO を利用することにより、データ量の急激な増加に対応できます。また、 Windows Server のバックアップ処理におけるさまざまな落とし穴を回避できます。これにより、必要な管理作業を減ら すことができます。 リモート オフィ ジョブ ジョブ ジョブ ジョブ Windows データ センター リモート オフィ リモート サイト Backup Exec 10.0

Central Admin Server - 装置とメディア - ポリシー - ジョブ履歴 - 一元化されたカタログ 管理対象メディアサーバー (Backup Exec 10.0) 管理対象メディアサーバー (Backup Exec 10.0) 管理対象メディアサーバー (Backup Exec 10.0) 管理対象メディアサーバー (Backup Exec 10.0) 保護対象サーバー - 選択リリスト 保護対象サーバー - 選択リリスト

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参照

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