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生徒観本学級の生徒は 全体的に授業に前向きに取り組むことができるが 中には今までの学習内容が定着しておらず 英語に対して苦手意識を持っている生徒も少なくない そのためペアやグループ活動がスムーズに進まない場面も見られるが 各単元で設定したゴール活動や ゲーム的な要素を取り入れたグループでの取り組みに

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Academic year: 2021

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第3学年英語科学習指導案

平成27年 11月30日(月)第5校時 3年1組 生徒数27名

場 所 3年1組教室 指 導 者 公文 涼子

1 単元名 Program8 Clean Energy Sources

SUNSHINE ENGLISH COURSE 3 (開隆堂) 2 単元について ○単元観 本単元は、全体を通して環境について書かれてあり、各パートで風力発電・太陽光発電・太 陽熱発電・波力発電等が話題になっている。本文で環境エネルギーについて学びながら、自分 たちに身近な四万十市の自然の力にも気付かせたい。言語材料としては、関係代名詞の目的格 which と that、関係代名詞の省略が扱われている。 現在、本校の 3 年生は総合的な学習の時間に「地域貢献」をテーマに自主的に活動を行っ ており、地域の環境に目を向けたり、地域の自然公園であるトンボ公園に注目して活動を進め ているグループもある。本単元が、関係代名詞や It’s a kind of ~ 、I think ~などを用いて、 物について詳しく説明する表現が多く使われていることや、総合的な学習の時間の内容と本単 元の内容を考えた場合に、自分たちの住んでいる地域に目を向け、外へ発信できる単元である と考えた。そこで ALT や外国人観光客に四万十市を知ってもらうための「Wiki 四万十」を作 ることを単元のゴール活動として設定した。従って、四万十市で有名な食べ物・観光地・生物、 または幡多弁を紹介する英文を書く活動を通して、学習指導要領に示された言語活動「書くこ と」-(オ)「自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように、文と文のつながりな どに注意して文章を書くこと。」を重点的に指導できる単元であると考える。 また本単元は、本校が設定している「CAN-DO リスト」形式の学習到達目標、3年生「書くこと」 における目標、『与えられたテーマについて、自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるよ うに、文と文のつながりなどに注意して文章を書くことができる。』を達成させるための単元の1 つとして位置付けている。 学習指導要領 2内容(1)言語活動 エ 書くこと(オ) 自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように、文と文のつながりなどに 注意して文章を書くこと。 (2)言語活動の取扱い(ウ) 〔言語の働き〕 c 情報を伝える(説明する、描写する) d 考えや意図を伝える (3)言語材料 エ 文法事項(ウ) b 関係代名詞のうち、目的格の that,which, の制限的用法

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○生徒観 本学級の生徒は、全体的に授業に前向きに取り組むことができるが、中には今までの学習内 容が定着しておらず、英語に対して苦手意識を持っている生徒も少なくない。そのためペアや グループ活動がスムーズに進まない場面も見られるが、各単元で設定したゴール活動や、ゲー ム的な要素を取り入れたグループでの取り組みには、全体的に進んで取り組もうとする姿勢が 見られる。 今年度 5 月に実施した標準学力調査では、リスニング(対話文の応答)とさまざまな英文の 読みとりに特に課題が見られた。単元のゴール活動である「書くこと」については、全国平均 を 0.6 ポイント上回っている。しかしながら、疑問詞を使った基本的な疑問文を作る問題の正 答率が全国平均に届いていなかった。基本的な学力は身についている生徒であっても細かいと ころまで確認できておらず、結果として出ていない生徒も多い。1 学期に Program1,2 を学習し た際、ALT からの手紙を読んで返事を書くテストを行ったところ、A 評定(指示に従って文法 事項も正しく書けている)の生徒がクラスの 65%であった。また、C 評定(ヒントシートの語 句しか書けていない)の生徒が 17%であった。 ○指導観 本単元は、学習した言語材料を用いて、ALT や外国人観光客に四万十市を知ってもらうため の「Wiki 四万十」を作ることを単元のゴール活動に設定している。活動に意欲を持たせるため、 最終的には駅や市役所などに作った冊子を置いてもらえるようにする。またその冊子は 2 年生 が総合的な学習の時間で職場体験の後に地域のお店などを紹介する冊子と合わせて1つのもの にする予定である。 本単元では、関係代名詞の目的格を学習する。人やものについて後ろから修飾したり、関係 代名詞の省略も扱うため、ICT を用いて何度も口頭練習をし、語順に慣れさせ、そのうえで英 文を書かせ、基本文をしっかりと定着させたい。毎時間スモールステップで四万十市に関係す るものや食べ物などを紹介する文を書く活動を行わせることにより、ゴール活動がスムーズに 行えるように練習を重ねておく。日々の授業の書く活動で生徒が書いた文は、ゴール活動で参 考にできるようにまとめておき、それを参考に自分の書いた文を工夫・改善できるようにして いく。また、文と文とのつながりに注意して書かせるために、単元のゴール活動で活用できる よう、本文中で使われている接続詞や副詞、It’s a kind of ~等の表現にも注目させる。生徒が書 いた文は写真に撮り、すぐにテレビに映し出せるよう、ここでも ICT を活用する。 本時では、実際に ALT からのビデオレターを見せ、困っていることについて聞くことにより、 課題意識を持たせる。また、友達と書いたものを読み合ったり発表し合ったりする機会を与え、 文章を相互にチェックし、友達が書いたものから自分の英文をさらに改善していけるようにす る。 3 研究主題との関連 本校の研究主題は「主体的に学び、考え、表現できる生徒の育成~探究的な授業づくりを通 して~」である。本校では探究的な授業づくりは「主体性」「協働性」が必要であると捉え、 取り組んでいる。また、英語科の研究テーマは、「基礎基本を充実させ、表現力を育む英語の 授業づくりを目指す」である。研究主題の達成に向けて、単元ゴールを設定し、ゴール活動に

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向けて毎時間の授業を組み立てている。 本単元では、ALTや外国人観光客に四万十市を知ってもらうための「Wiki 四万十」を作る ことを単元のゴール活動に設定している。初めて四万十市に来たALTや外国人観光客にはど のような情報が必要なのかや、その情報を伝えるためにはどのような表現を使ってどのような 構成で書けばより詳しく伝わるかを工夫・改善していくことを探究と捉えている。そのために、 個人思考の時間・グループでシェアする時間を確保し、友達の書いた英文や観光パンフレット と自分の英文を比較して、その違いから自分の英文に必要なより詳しく説明するための英文を 考え、再構成していく方法を学んでいくなど、主体的・協働的に活動を進めていくようにする。 また、活動の中で、教師がモデルとなる英文を提示したり、辞書を活用させることで表現の幅 を広げていく。 4 単元の目標 ・関係代名詞や既習事項を活用して、ALT や外国人観光客に四万十市を紹介するための英文 を書く。 ・既習の表現や辞書を活用して、積極的に書く活動に取り組む。 ・関係代名詞(目的格)を用いた文の構造を理解する。 5 単元の評価規準 6 指導と評価の計画(全8時間) ア コミュニケーション への関心・意欲・態度 イ 外国語表現の能力 ウ 外国語理解の能力 エ 言語や文化について の知識・理解 既習の表現や辞書を 活用して、積極的に書 く活動に取り組んで いる。 関係代名詞や既習事項 を活用して、ALT や外 国人観光客に四万十市 を紹介するための英文 を書くことができる。 関係代名詞(目的格) を用いた文の構造を 理解している。 時 ○指導のねらい(目標) ・学習内容、学習活動 評 価 総括的評価 (形成的評価) 関 表 理 言 評価規準 評価方法 1 ☆本単元の見通しをもつ。 ○関係代名詞(which)を 用いた文の構造を理解す る。 ・関係代名詞(which)を 用いた文の構造を知る。 ・教科書の本文を通して、 関係代名詞(which)を 用いた文を理解する。 ・関係代名詞(which)を ○ エ ( 形 関 係 代 名 詞 (which) を 用 い た 文 が正しい語順で書け ている。) 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検)

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用いて、単語を並びかえ て身近なものを説明す る文を書く。 2 本 時 ○関係代名詞(which)等 を用いて四万十市に関 わるものの文を書く。 ・ALT からのビデオレター を視聴する。 ・ALT が困っていることを 解決するためのアドバ イスを書く。(お勧めの 場所、お土産に関するも の中から1つ) ・班で回し読みをし、自分 の英文を修正する。 ・班内で発表する。 ○ イ ( 形 関 係 代 名 詞 (which) や 既 習 事 項 を活用して、四万十 市に関するものを説 明する英文を4文以 上で書くことができ る。) 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検) 3 ○関係代名詞(that)を用 いた文の構造を理解す る。 ・関係代名詞(that)を用 いた文の構造を知る。 ・教科書の本文を通して、 関係代名詞(that)を用 いた文を理解する。 ・関係代名詞(that)を用 いて、単語を並びかえて 身近なものを説明する 文を書く。 ○ エ ( 形 関 係 代 名 詞 (that) を 用 い た 文 が正しい語順で書け ている。) 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検) 4 ○関係代名詞(that)を用 いた文の構造を理解し て、四万十市に関する文 を書く。 ・関係代名詞(that)を用 いた文を口頭で復習す る。 ・四万十市で有名な食べ物 を説明する文を書く。 ○ エ (形 四万十市の有名 な食べ物を説明する 文 が 関 係 代 名 詞 (that)を用いて正し く書けている。) 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検) 5 ○関係代名詞が省略され た文の構造を理解する。 ・関係代名詞が省略された ○ エ (形 関係代名詞の省 略を用いた文が正し 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検)

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文の構造を知る。 ・教科書の本文を通して、 関係代名詞が省略され た文の構造を理解する。 ・関係代名詞の省略を用い て、単語を並びかえて身 近なものを説明する文 を書く。 い 語 順 で 書 け て い る。) 6 ○関係代名詞が省略され た文を含めて写真を説 明する文を書く。 ・関係代名詞が省略された 文を復習する。 ・自分たちの総合的な学習 の時間の写真を説明す る文を書く。 ○ イ (形 関係代名詞が省 略された英文や既習 事項を活用して、写 真を説明する英文を 4文以上で書くこと ができる。) 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検) 7 ○四万十市に関するもの を 8 文以上で書く。 ・四万十市に関するものを ALT や外国人観光客に紹 介する文を下書きする。 ○ ○ ア 既習の表現や辞書を 活用して、積極的に 書く活動に取り組ん でいる。 イ (形 関係代名詞や既 習事項を活用して、 ALT や外国人観光客 に四万十市を紹介す るための英文を8文 以上で書くことがで きる。) 活動観察 ワークシート点検 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検) 8 ○四万十市に関するもの の英文を推敲し、完成さ せる。 ・グループごとに、作った 英文を持ちより、読み合 う。 ・下書きを修正し、清書す る。 ○ ○ ア 既習の表現や辞書を 活用して、積極的に 書く活動に取り組ん でいる。 イ (形 関係代名詞や既 習事項を活用して、 ALT や外国人観光客 に四万十市を紹介す るための英文を8文 活動観察 ワークシート点検 後日ペーパーテスト ( ワ ー ク シ ー ト 点 検)

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7 本時の指導 (1)本時の目標 関係代名詞を用いた英文も含め4文以上で、四万十市に関するものを説明する英文を 書く。 (2)観点別評価規準 関係代名詞(which)や既習事項を活用して、四万十市に関するものを説明する英文を4 文以上で書くことができる。【イ 形】 (3)準備物 テレビ パソコン ワークシート ホワイトボード マーカー (4)学習の展開 西中 スタンダード 学習活動 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 1 あいさつをする。 ・曜日、日付、天気 2 課題をつかむ。 ・ALT からのビデオレター を見る。 ・内容を確認する質問に答 える。 3 本時のめあてを確認す る。 ・授業に意欲的に取り組めるような雰囲気作りを する。 ・事前に撮っておいた映像を見せ、ALT が冬休みに 高知へ遊びに来る外国人の友達に教える(1)お すすめの場所(2)お土産をさがしているという ことを確認し、課題意識を持たせる。 以上で書くことがで きる。) 後 日 ペーパーテスト ・関係代名詞を用いた文の 構造について理解を見 る問題。 ・関係代名詞を用いた文を 使って、四万十市に関わ る食べ物や言葉、場所な どを紹介する文を作る 問題。 ○ ○ イ エ ペーパーテスト ALT が困っていることを解決するためには、どんな表現で伝えたらいいだろうか。 めあて の提示

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展 開 4 ライティング活動 ・班でそれぞれお勧めする ものについて、マッピング をする。 ・全体でシェアする。 ・モデル文を聞く。 ・個人でライティング活動 に取り組む。 ・班で回し読みする。 ・個人で再び書きなおした 後、発表の練習をする。 ・班内で発表する。 ・全体で数名発表する。 ・必要であれば辞書を活用させながら、(1)(2)に ついて各班でお勧めするものについてのキーワ ードをホワイトボードに書かせる。 ・語彙を増やし、個人思考の手助けとなるように 全体で出し合う。 ・ライティングのヒントとなるよう、黒板にモデ ル文を掲示しておく。 ・全体でシェアしたものを参考にするように声掛 けをする。 ・支援の必要な生徒には、ヒントシートを与え、 全員が文を完成できるようにする。 ・班内で相互に文をチェックし、間違いがあれば アンダーラインを引かせる。 ・間違いを書きなおしたり、他の人の書いたもの をみて、いいなと思う文章があれば、取り入れ たりして、自分の文を完成させる。 ・各テーマ 1 人ずつは発表できるようにする。 ・発表者の原稿はタブレットで撮影し、発表して いる間、テレビに映しておく。 イ形 関 係 代 名 詞 や 既 習 事 項 を活用して、 四 万 十 市 に 関 す る も の を 説 明 す る 英 文 を 4 文 以 上 で 書 く こ と が で き る。 後 日 ペ ー パ ーテスト ( ワ ー ク シ ート点検) ま と め 5 本時の振り返り 6 次回の予告 ・本時の目標が達成できたかどうかをワークシー トにチェックし、振り返りシートに今日の振り 返りを書かせる。 課 題 の 追求 達 成 状 況 の 把 握 まとめ 次 時 の 予告

参照

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