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第 7 章 これからの 太 陽 電 池 ( 上 級 編 ) 79 低 コストな 太 陽 電 池 を 目 指 して 材 料 ウェハー 化 コストを 下 げるには 図 は 7 年 における 住 宅 用 太 陽 光 発 電 システム 価 格 (6 円 /kwh)のコスト 内 訳 を 示 したものです この

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これからの太陽電池

(上級編)

太陽電池は、今後どのような方向に技術開発が向いていくのでしょうか。 この章では、トピックスをいくつか例示して、 これからの太陽電池の動向をイメージしていただきたいと思います。

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 図1は、2007年における住宅用太陽光発電システム価格(46円/kWh)のコスト内 訳を示したものです。このうち、工事費用が半分を占めていて、モジュールコスト は20円/kWh程度になっています。NEDOの目標では、2020年度にシステム価格14 円/kWhとなっていますから、46円を1/3にまで減らさなければなりません。したが って、2020年にはモジュールコストも1/3の7円/kWhにしなければならないのです。  結晶系シリコン太陽電池の場合、モジュールコストの半分をウェハーコスト(内訳 は材料コストとウェハー化のコスト)が占めています。将来的には、(

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)に書い たようなソーラーグレードシリコンによって、材料コストを下げられますが、当面は ウェハーの厚さを現在の半分の100µmにすることが検討されています。このためには、 ウェハー切断ロス(カーフロス)をどれだけ減らせるかが課題です。  薄膜系太陽電池材料の採用は、材料・ウェハー化コストの抜本的な解決策になり ます。薄膜系では、ガラスやプラスチックフィルムなどの安価な基板上に、スパッタ、 真空蒸着、CVDなどで堆積させて、太陽電池材料薄膜を形成します。  CIGS太陽電池は、安価な青板ガラス上に金属合金膜をスパッタし、この膜をチェ ンバ内でセレン化することで、低コストを実現しています。また、薄膜シリコン系 やCIGS系では、フィルム基板を使ったロール・ツー・ロール法(図3)で高速に製膜 できます。今後、さらに低コストで大面積の太陽電池膜を均一に作製するための方 法として、スプレー法(図4)、塗布法、電気メッキ法なども研究されています。  セル化・モジュール化のコストについては、生産規模が大きくなれば必然的に低 下すると考えられます。また、透明導電膜や配線に使うレアメタルを減らすことも、 コスト削減には有効です。 (出典:シャープ 総合資源エネルギー調査会第23回新エネルギー部会資料)

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低コストな太陽電池を目指して

材料・ウェハー化コストを下げるには

●結晶系シリコン太陽電池はウェハー厚を半分にしてコスト削減を図る ●抜本的には薄膜化によって材料節減と製造コスト低減を図る 図 4 スプレー法 図 1 コスト内訳(2007年)住宅用太陽光発電システム価格(46円/kWh)の 図 2 ウェハーコストの低減 図 3 ロール・ツー・ロール法 モジュールコスト 工事費用 (SHARP:総合資源エネルギー調査会第 23回新エネルギー部会資料) パワーコンディショナー シ リ コ ン 材料 ウ ェ ハ ー化 セ ル 化 モ ジ ュ ー ル 化 ・ ウェハーの厚みを現行の200μmから半分の 100μmにして、材料コストを低下させる。 カーフロス(切りしろ)をいかに少なくするか が課題 ロール・ツー・ロール法を使ってフィルム基板 に太陽電池を高速でつける 低コストで大面積の太陽電池膜を均一に作製 するための方法としてスプレー法、塗布法、 電気メッキ法などが研究されている。図のス プレー法では、溶媒に溶解した原料を、ベル トコンベアに置いた基板上にノズルから噴射 し、加熱して結晶化して製膜する。塗布法では、 チューブから塗りつけて加熱して製膜する。 電気メッキ法では、基板をメッキ液に漬けて 通電し基板上に堆積する ノズル 基板 ベルトコンベア 加熱用ヒーター スプレー法製膜装置 低コストで大面積の太陽電池膜を均一に作製 するための方法としてスプレー法、塗布法、 電気メッキ法などが研究されている。図のス プレー法では、溶媒に溶解した原料を、ベル トコンベアに置いた基板上にノズルから噴射 し、加熱して結晶化させ製膜する。塗布法で は、チューブから塗りつけ、加熱して製膜する。 電気メッキ法では、基板をメッキ液に漬けて 通電し、基板上に堆積する ノズル 基板 ベルトコンベア 加熱用ヒーター スプレー法製膜装置  1 7 8  1 7 8 1 7 91 7 9

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 究極の低コスト化は高効率化です。なぜなら、変換効率が倍になれば、同じ電力 を半分の面積で発電できるので、材料コストも設置コストも半分ですみます。(

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) で述べたように、従来型の太陽電池シングルセルでは、変換効率30%を超えること は不可能です。したがって新しいコンセプトが必要です。それが量子ドットです。  ナノテクノロジーが進展して、半導体の微細な構造をつくることが可能になり、 図1に示すように、2次元、1次元、0次元と、低次元化できるようになりました。(a) に示した半導体2次元構造の量子井戸では、電子は1方向(膜厚方向)に閉じ込めら れ、膜厚に垂直な2方向にしか自由に動けません。この状態を2次元電子ガスとい います。(b)に示す1次元構造の量子細線では、電子は細線の長手方向に垂直な2 方向に閉じ込められ、自由度は1になります。さらに、(c)に示すように、0次元構 造にしたのが量子ドットです。  図2は、量子ドットの電子状態を示しています。量子ドットは(a)のように、バン ドギャップの大きな半導体に囲まれた、バンドギャップの小さな半導体のナノサイ ズの箱です。電子の波は(b)のように、3方向に閉じ込められて運動の自由度がな くなるために、(c)エネルギー状態は幅のない量子準位になります。この量子準位の エネルギーは、量子ドットのサイズ

W

を変えることによって制御できます。また、 図3の(a)のように、量子ドット超格子(ナノサイズの間隔の配列)をつくると、(b) のようなミニバンドが生まれ、バンドギャップを人工的に制御することができます。  光をあてると、いくつかのミニバンド間の遷移が起きるので、広い波長範囲の光 を吸収し、効率よく電気に変えることができます。理論的には60%を超える高効率 が期待されていますが、サイズのそろったドットを均一に並べることが技術的に難 しく、高効率を実現するまでの道のりはまだまだ長いようです。

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高効率の太陽電池を目指して

図 1 半導体の低次元化の流れ 図 2 量子ドットの電子状態 ●高効率化すれば、小面積で同じ発電量を得られ低コスト化できる ●量子ドット太陽電池は高い変換効率が期待できるが道のりは長い 図 3 量子ドット超格子の電子状態 g2 g1 2 1 2 ∼ 20nm 厚み方向で 2内に電子の 波を閉じ込め( g1> g2) 線に垂直な2方向で 内 に電子の波を閉じ込め 3方向で 内に電子の波 を閉じ込め 1次元構造量子細線 b 2次元構造量子井戸 a c 0次元構造量子ドット 2 1 量子準位 2 量子準位 1 量子準位 1 量子準位 2 g2 g1 バンドギャップの 大きな半導体1 b a c 電子の波は 、、 の3方 向に閉じ込められている 閉じ込められた電子、ホールは量子準位をつくる バンドキャップの小さな 半導体2が埋め込まれ ている 量子ドットを(a)のように高密度に3次元配列させると相互作用が起きて、(b)のようにいくつも のエネルギーバンドができ、光スペクトルを有効に利用できる 広い波長範囲の 光を吸収できる 量子ドット超格子のミニバンド構造 b 量子ドット超格子 a  1 8 0  1 8 0 1 8 11 8 1

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 表1に、クラーク数を30位まで掲げます。おおまかには、酸素(O)が半分、シリ コン(Si)が1/4を占めています。クラーク数から見るかぎり、次世代においてもシリ コンが最重要な太陽電池材料であり続けることは間違いないでしょう。太陽電池材 料として研究されているガリウムヒ素(GaAs)、テルル化カドミウム(CdTe)は30位 以内にありません。CIGS(CuIn1−xGaxSe2)についても、かろうじて銅(Cu)が25位に 入っているだけなので、インジウム(In)に代えてスズ(Sn、30位)と亜鉛(Zn、31位) を使うCu2ZnSnS4という4元化合物に置き換える研究が始まっています。ここでは、 クラーク数4位の鉄(Fe)を使った太陽電池について紹介しておきましょう。 鉄系太陽電池  鉄を使って太陽電池をつくる試みとしては、ベータ鉄シリサイド(β-FeSi:バンド ギャップ0.85eV)と黄鉄鉱(FeS2:バンドギャップ0.95eV)があります。  鉄シリサイドを使う太陽電池が実用化したという報告は、まだありません。実用 化の段階にあるのは黄鉄鉱(パイライト)です。2009年5月にスウェーデンの自動車 メーカーが開発したQuantaという自動車が、黄鉄鉱太陽電池を搭載していることで 話題になりました。黄鉄鉱はありふれた金色の石(図1)です。金色の原因は、図2 に示すように、吸収係数が6×105cm−1に達する強い光吸収遷移が1~2.5eVに存 在することによります。この強い吸収は、図3に示すように、価電子帯の頂と伝導 帯の底がともにバンド幅の狭い鉄の

3d

電子軌道に由来しているため、状態密度が 高いからと考えられます(注1)。このため、FeS2薄膜の膜厚は20nm程度でよく、これ をp型、n型のワイドギャップ半導体で挟んだ構造によって光起電力を取りだすので、 一種の色素増感太陽電池となっています(注2)。集光型黄鉄鉱太陽電池は50%の変換 効率が得られると報道されていますが、詳細は不明です。 注1:『金色の石に魅せられて』佐藤勝昭 著、裳華房、1990年

注2: A.Ennaoui et al.,Solar Energy Materials and Solar Cells, 29,[4],289-370(1993)

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ありふれた材料で環境にやさしく

太陽電池の元素戦略

表 1 クラーク数 ●次世代の太陽電池もクラーク数の大きいシリコンが主流になるだろう ●黄鉄鉱は強い吸収帯があるので、太陽電池に利用できる 図 1 金色の石「黄鉄鉱」 図 2 黄鉄鉱の吸収スペクトル 図 3 黄鉄鉱のバンド構造 ストロンチウム(Zr) 順位 元素 クラーク数 順位 元素 クラーク数 順位 元素 ストロンチウム(Sr) クラーク数 酸素(O) ケイ素(Si) アルミニウム(Al) 鉄(Fe) カルシウム(Ca) ナトリウム(Na) カリウム(K) マグネシウム(Mg) 水素(H) チタン(Ti) 塩素(Cl) マンガン(Mn) リン(P) 炭素(C) 硫黄(S) 窒素(N) フッ素(F) ルビジウム(Rb) バリウム(Ba) ジルコニウム(Zr) クロム(Cr) バナジウム(V) ニッケル(Ni) 銅(Cu) タングステン(W) リチウム(Li) セリウム(Ce) コバルト(Co) スズ(Sn) 2 1 4 3 6 5 10 9 8 7 12 11 14 13 16 15 20 19 18 17 22 21 24 23 26 25 30 29 28 27 49.5 25.8 7.56 4.70 3.39 2.63 2.40 1.93 0.87 0.46 0.19 0.09 0.08 0.08 0.06 0.03 0.03 0.03 0.023 0.02 0.02 0.02 0.015 0.01 0.01 0.006 0.006 0.0045 0.004 0.004 アメリカの地質学者クラークが算出した地球上の地殻表層部(地表部から海面下約16kmまでの 岩石圏 93.06%、水圏 6.91%、気圏 0.03%)に存在する元素の割合を質量パーセントで 表した指数。この地殻表層部の質量は地球全質量の約 0.7% にあたる 黄鉄鉱の光吸収は、0.9eV付近で立ち上 がり1.5 ∼ 2eV付 近 にピ ー ク を も つ。 1.5eV付近の吸収係数は6×105cm−1 および、CISよりも高い (cm−1 光子エネルギー(eV) 0 1 2 3 4 5 8 2 0 ×105 反射スペクトルから クラマ ースクロー ニヒ解 析で計 算し た吸収スペクトル 薄膜の吸収スペクトル 6 4 吸収係数 黄鉄鉱は半導体で、 価電子帯のてっぺん と伝導帯の底は鉄の 3 電子の軌道に由 来し、電子の波はあ まり広がらないため バンド幅が狭く、状 態密度が大きいので 光吸収が強い (eV) 5 0 −5 −10 鉄4 鉄3 鉄3 硫黄3 硫黄3 伝導帯 価 電子帯 フェルミ準位 ストロンチウム(Zr) 順位 元素 クラーク数 順位 元素 クラーク数 順位 元素 ストロンチウム(Sr) クラーク数 酸素(O) ケイ素(Si) アルミニウム(Al) 鉄(Fe) カルシウム(Ca) ナトリウム(Na) カリウム(K) マグネシウム(Mg) 水素(H) チタン(Ti) 塩素(Cl) マンガン(Mn) リン(P) 炭素(C) 硫黄(S) 窒素(N) フッ素(F) ルビジウム(Rb) バリウム(Ba) ジルコニウム(Zr) クロム(Cr) バナジウム(V) ニッケル(Ni) 銅(Cu) タングステン(W) リチウム(Li) セリウム(Ce) コバルト(Co) スズ(Sn) 2 1 4 3 6 5 10 9 8 7 12 11 14 13 16 15 20 19 18 17 22 21 24 23 26 25 30 29 28 27 49.5 25.8 7.56 4.70 3.39 2.63 2.40 1.93 0.87 0.46 0.19 0.09 0.08 0.08 0.06 0.03 0.03 0.03 0.023 0.02 0.02 0.02 0.015 0.01 0.01 0.006 0.006 0.0045 0.004 0.004 アメリカの地質学者クラークが算出した、地球上の地殻表層部(地表部から海面下約16kmまで の岩石圏 93.06%、水圏 6.91%、気圏 0.03%)に存在する元素の割合を質量パーセント で表した指数。この地殻表層部の質量は地球全質量の約 0.7% にあたる  1 8 2  1 8 2 1 8 31 8 3

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 1994年に桑野幸徳氏(元三洋電機社長)は、図1のように「ジェネシス計画」とい う壮大なプランを提唱しています(注1)。以下にその概略を記すと、2000年に必要と される1次エネルギーの総量(140億石油換算トン)を太陽光発電でまかなうとすれば、 65万km2で十分であり、これは地球上の全砂漠面積の約4%に相当します。サハラ 砂漠の面積に太陽光発電所を設置すれば、変換効率10%として、必要な1次エネル ギーの4倍を供給可能です。  そこで、地球上の各砂漠に太陽光発電所をつくり、超伝導ケーブルの送電網で世 界中に配電すれば、昼の地域から夜の地域に電力を輸送できます。そのための第1 ステップとして、国内に小規模の光発電システムを組み込んだ送電網を構築し、第 2ステップとして、世界各地にローカルなエネルギーシステムを構築、第3ステップで 各地の送電網を接続するというのです。  サハラ砂漠を利用して太陽光発電を行い、地域に電力を供給する「サハラブリー ダー計画(SSB)」という構想が日本学術会議に提案され、推進されようとしています。 サハラでつくった電力を使って、サハラの豊富な砂(SiO2)からシリコン、および太 陽電池をつくり、これによって太陽光発電所を増殖(ブリード)させるのです。つく られた電力は、現地のエネルギー供給や海水淡水化による水供給に使われ、余剰電 力は超伝導ケーブルで地中海を越えてヨーロッパに供給されます。このために科学 技術ODAによって、日本とサハラ諸国が共同研究するのを支援しようとしています。 2010年に北澤宏一氏(科学技術振興機構前理事長)はその著書で、サハラブリーダー 計画こそ、日本の科学技術の世界への貢献として国際的に評価されるものだと述べ ています(注2) 注1:『太陽エネルギー工学』浜川圭弘、桑野幸徳 著、培風館、1994年 pp.300~306 注2:『科学技術は日本を救うのか』北澤宏一 著、ディスカバー21、2010年 pp.244~247 昼の地域で発電して超伝導ケーブルで 夜の地域に供給すれば、電力貯蔵の 必要がない サハラ砂漠の面積に太陽光発電所を 設置すれば、変換効率10%として、 必要な1次エネルギーの4倍を供給 可能

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ソーラーブリーダー計画

太陽電池でつくった電力を世界中に

図 1 桑野氏が提唱したジェネシス計画 図 2 科学技術ODAで推進を検討しているサハラブリーダー計画 ●サハラ砂漠の太陽光発電所は、世界のエネルギーの4倍を供給可能 ●サハラブリーダー計画にわが国は科学技術ODAで国際貢献できる サハラ砂漠に太陽光発電所を設置し、ここで発電した電力を使って、砂漠の豊富な砂(SiO2)から シリコンを取りだし、これを用いて太陽電池をつくり、これによって太陽光発電所を増殖(ブリード) する計画。ここで発電された電力は、現地のエネルギー供給や海水淡水化による水供給に使われ、 余剰電力は超伝導ケーブルで、地中海を越えてヨーロッパに供給される 太陽光発電所 太陽光発電所 シリコン工場 シリコン工場 太陽電池工場 太陽電池工場  1 8 4  1 8 4 1 8 51 8 5

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 筆者は、1994年にエコ住宅を建てました。それから2008年までの14年間に、累 計で約50MWhもの電力を発電し、日常生活に使いながら累計14MWhの余剰電力 を系統に供給できました。余剰電力の買い取り、オール電化、強断熱・高気密のお かげもあって、快適な生活を送りながら、光熱費も建て替え前と比較して約15%減 少しました。これから太陽電池の導入を考えておられる方々のためのアドバイスをま とめます。 ❶住宅新築時に太陽光発電を導入する場合は、強断熱・高気密のエコ住宅の一環と して考えることが重要でしょう。その場合、屋根材として太陽電池パネルを導入する ことをお勧めします。 ❷太陽光発電パネルの出力の公称値は、あくまで25℃において標準太陽光(1kW/m2 が南中時にパネルに垂直に入射した場合の直流出力の値です。実際の出力は、公称 値の7~8割であると考えましょう。また太陽光発電の出力は長期的には劣化します。 ❸最近の技術開発やコストダウン、国の補助金政策によって、いまでは180万円前後 で4kWの太陽光発電の導入が可能になりました。すぐに元がとれるものではありませ んが、自動車1台の出費で多少なりとも低炭素社会実現に寄与できれば、うれしいで はありませんか。 図1 筆者宅の外観  1 8 6  1 8 6

参照

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