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食事のリズム 食事を朝昼夕の毎日 3 回 規則正しい時間に食べることによって 生活全体のリズムを整えます 食事をおいしくする最高の味付けは 空腹感 です 適度な運動をして 食事と食事の間の時間を空けて おなかがすくリズムをつけましょう 仕事を退職したりすると ついつい朝食と昼食が兼用になってしまう人

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Academic year: 2021

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№53

2011年9月

(社)全国シルバー人材センター事業協会

夏バテを防ぐ!!

~「高齢期における食事のポイント」、「規則正しい食事」、「食事バラン スガイド」~ 身体が夏の暑さで少々バテ気味ではないでしょうか。 東日本大震災から、はや6カ月になりますが、今夏の暑さや節電対策で、夏バテ していませんか。 そこで、今月号は、夏バテ防止の対策として「高齢期における食事のポイント」、 「規則正しい食事」、「食事バランスガイド」を特集しました。 働くためには、身体が資本です。夏バテを乗り越え、健康管理をすることは大変 なことかもしれませんが、今回の特集を参考にして充実した秋を迎えて下さい。

高齢期における食事のポイント

○高齢者と食事 朝、ピカピカの太陽のもとでいただく朝食は、元気の源(みなもと)、心にもからだ にも活力を与えてくれます。高齢者の食事で大事なことは、まずは『食事を楽しむこ と』、『食事のリズムから1 日の生活のリズムを整えること』、それから『低栄養に気を つけること』です。 ○食事を楽しむこと 四季の美しい日本では“旬”の食材も豊富、海の幸も山の幸も昔に比べれば、ずいぶん 手軽に手に入るようになりました。家族や友人と語らいながら、または遠くにいる人 を思いやりながら、食事を楽しむことは、気持ちの活性化につながり健康で長生きす る秘訣となります。

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○食事のリズム 食事を朝昼夕の毎日3 回、規則正しい時間に食べることによって、生活全体のリズム を整えます。食事をおいしくする最高の味付けは、“空腹感”です。適度な運動をして、 食事と食事の間の時間を空けて、おなかがすくリズムをつけましょう。仕事を退職し たりすると、ついつい朝食と昼食が兼用になってしまう人もいるようですが、いろい ろな栄養素をバランスよく摂取するには、やはり食事の回数は3 回が適当です。 そして、食事と食事の間のお楽しみ、“おやつ”を食べることも生活の歯車を軽やかに まわすための潤滑剤になります。太りすぎの人はおやつの食べ過ぎはよくありません が、乳製品や果物を取り入れるなど、量と質を工夫しましょう。 ○低栄養に気をつける 低栄養とは、からだの必要量に対して、食べ物からとるエネルギーやたんぱく質な どの栄養素が足りない状態を言います。高齢になると、太りすぎなどの栄養過剰症が 心配な人よりも、低栄養状態に注意しなれければいけない人が増えてきます。 特に、男性は70 歳以上の人の約 1 割が、80 歳以上の人の約 2 割が低体重、つまり、 “やせ”状態にあります。また 60 歳以上の男性の約 3 割程度は、食事中の鉄分不足が原 因の鉄欠乏性貧血の傾向があります。この傾向のある人は高齢になるほど増えてきま す(平成15 年国民健康・栄養調査参考、下図)。 鉄欠乏性貧血を予防するには、肉・魚・卵・大豆製品・緑黄色野菜・海草などの鉄 分の多い食品を積極的に食べるようにします。鉄の吸収をよくするために、動物性た んぱく質やビタミンC の豊富な食品をとることも重要です。 高齢者が低栄養状態になると、風邪を引きやすくなったり、軽い風邪をこじらせて 肺炎になったりする可能性が高くなってきます。「高齢の方が体調を崩して1 週間ほど 寝込んでしまうと、元の生活のリズムに戻るまでにかなりの期間がかかってしまう」 という話をよく聞きます。軽い風邪で寝込んでしまう状態から、寝たきりの状態を招 くようなことは、ぜひ予防したいものです。

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規則正しい食事

規則正しい食事は健康長寿の秘訣です。 ○食生活習慣と健康 百寿者に対しもっとも気をつけている食習慣について尋ねると、1 日3回規則正しく 食事をしている、腹八分に心がけている、バランスよく食べている、などの答えが返 ってきます。その他に野菜を多く食べる、肉より魚を多く食べる、よく噛んで食べる といったことがあります。 これらの食生活習慣、とりわけ1日3食の規則正しい食事と健康との間にどのよう な関係があるのでしょうか。まず、朝・昼・夕の食事の特性についてみてみます。 ○朝・昼・夕の食事の特性 前日の夕食から8 時間以上経過した朝は、体温も低く、意識もぼんやりしています。 こうした身体に対し、朝食は脳の活動に必要なブドウ糖を補給して、脳の働きをよく します。また、食事誘導熱産生により身体の熱産生が高まり、体を芯から温かくして 「やる気・がんばる気力」をもたらします。 一方、朝食から 5 時間以上も経過すると、さまざまな日常の生活活動によってエネ ルギーが消費され、スタミナ切れの状態になりやすくなります。その結果、踏ん張り がなくなったり、集中力を欠いたりして仕事の効率が低下します。昼食によってエネ ルギーや五大栄養素を補給されると、身体は円滑な活動を持続するのです。 さらに、夕食は 1 日の活動によって消耗した体力を補い、また、脳の疲労を回復さ せ、質の良い睡眠をもたす効果もあります。 ○無意識にとっている食事にも役割 このように普段あまり意識せずにとっている食事にも役割があります。また、それ ぞれの食事によって得られる栄養素にも重要な役割があります。 例えば、穀類はエネルギー源であり、肉や魚、豆類は血液や筋肉をつくります。ま た、野菜や果物は体の調子を整え、牛乳や小魚は骨や歯をつくる、等です。 ○規則正しい食生活とは 誤解のないようにふれておきますが、規則正しい食生活とは朝昼夕の食事を単に決 まった時間にとる、ということだけではありません。食事のバランスを整え、腹八分 の食事を心がけること、ゆっくりとよく噛んでたべること、そして、何よりも生きる 意欲をもって楽しく食べることなどの要素が含まれています。 規則正しく食事しても、菓子パンやスナック菓子だけではバランスをとることはで きず、免疫力や体力は高まりません。また、肉類の過剰摂取や野菜類の少ない食事で

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腹八分の食事の意味は、高齢者は少ない食事でよいと言うことではありません。余 分に摂らないようにということであって、食事をとらなかったり、量を減らし過ぎて は健康は保たれません。 70 歳以上の高齢者の 1 日に必要なエネルギー量の目安は、男女とも 1,600kcal から 2,000kcal であり、この量は、1 日 3 食きちんと食事を摂らなければなかなか満たす ことができないものです。 あなたも規則正しい食事で健康長寿を全うしましょう。

食事バランスガイド:活用法

食事バランスガイドの基本ルールである「区分」と「いくつ(sv:食事の提供量 の単位)」がおおよそわかったら、次に実際の活用法を覚えましょう。実際活用すると きに考えることは、どの「区分」を、いく「いくつ(sv)食事の提供量の単位)」食 べたらよいかです。 ○1日の摂取目安 何をどれだけ食べるのが良いかは、実は一人ひとり、そしてその日の活動量などによ っても違います。1 日で食べたいおおよその量が「対象別、料理区分の摂取目安」で示 されています。ご自分にぴったりのところを見つけましょう。 たとえば、一般的な70 歳代の男性であれば、主食が5~7つ、副菜が5~6つ、主 菜が3~5つ、牛乳・乳製品が2つ、果物が2つになります。 食べたい量「いくつ(sv)」の多さの順に見ていくと「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛 乳・乳製品」、「果物」でコマの上からの並びになります。 量の確認の基本は 1 日単位でコマが倒れないようにすることです。肉料理、魚料理 などの主菜ばかり食べ、野菜料理などの副菜の食べ方が少ないと、コマの形は崩れ、 上手に回りません。しかし、日によって食べる量は違ってきます。ここに示した「食 事摂取のチェックシート」などを活用して、数日間の平均的な食べ方を見ていくこと も大切です。そして、もう一つ大切なのは、体重をチェックすることです。やせの兆 候があったり、逆に肥満傾向であれば量を加減していきます。

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【食事摂取基準(2010 年版)による対象者特性別、料理区分における摂取の目安 】

(農林水産省ホームページ “「食事バランスガイド」について” より引用)

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食事摂取のチェックシート

下の図表に○×を入れていきましょう。 「食べた場合」は○,「食べなかった」 場合は×です。 食べた回数が1 日 1 回でも 3 回でも,食べた場合は○としてください。 ( サービス開始時 ・ 3 ヵ月後 ) 食 品 月/日 穀類 (米 ・パンな ど) 芋類 果物 肉類 魚介類 大豆・ 大豆 製品 牛乳・ 乳製 品 油脂類 海藻 野 菜 ・ 緑 黄 色 野 菜 お茶・ 水 合計 1日目 / 2日目 / 3日目 / 4日目 / 5日目 / 6日目 / 7日目 / 合計 (ア) 7 日間の○の数を集計すると,あなたがどんな食品に偏って食べているかがわかります。バラン スの取れた食事を心がけましょう。 (ビジュアル版介護予防マニュアル④栄養改善のアクティビティ(ひかりのくに刊),2006,一部変更) 事業所名 (ふりがな) 性 別 予防給付 (□ 要支援1 □ 要支援2) 年 月 日生 歳 栄養改善 様 式 2 《判定》 合計点(ア) ÷ 7(日間)= 点 (判定;○で囲む) 10点以上12点 たいへんバランスよく食べています ; 3 8点以上10点未満 あと一歩の努力です ; 2 0点以上8点未満 もう少したくさんの種類を食べましょう ; 1

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安全就業優秀賞、優良賞(第3弾)

○安全就業の取組について ― 社団法人 十和田市シルバー人材センター (平成 23 年度定期総会で安全就業優秀賞の表彰を受ける織川貴司理事長) この度の安全就業シルバー人材センター優秀賞の受賞に当たり、その 意を重く受けとめ新たな気持ちで安全就業に努めております。十和田市 は青森県の県南に位置しており、国立公園十和田湖や道の駅百選に選ば れ現代美術館のある「官庁街通り」を擁する人口 66,000 人の地方都市 であります。 さて当市の高齢化率は本年3月 31 日現在で 24.4%となり、会員加入年 齢である 60 歳以上の比率は 33.7%となっております。当センターは平成 4年1月に設立しており、平成 22 年度末の実績は会員数が 551 名(男性 309 名、女性 242 名)、就業率は 83.8%、契約金額は 233 百万円となって います。 過去5年間における就業事故状況は、平成 18 年度は傷害事故が5件 発生しましたが年々減少し平成 22 年度は0件となりました。 安全就業に対する取組としては ①安全適正就業委員会の開催 ② 安全適正就業推進研修会の開催 ③安全就業推進員による現場パトロ ール(県連及び市独自) ④職員による随時のパトロールなどです。これ

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以外には、全会員に毎月発行している「事務局だより」や事務所の掲示 板を活用しての安全就業に対する普及啓発、また地域懇談会(全部で 37 班)においても同様に声かけを行っております。特に剪定班及び草刈班 においては、班長が作業に入る前に安全作業の点検と注意喚起をしてい ます。また、会員には就業報告書を入れるファイルに、「大丈夫 その 油断が 事故招く」「気の緩み 慣れとその油断が 事故のもと」の標 語を印刷し持たせていますので必ず目にしています。就業は常に災害と 向きあっていることを再認識してもらい、平素からこまめな安全就業に 対する構えが必要であると思います。 高齢者がますます増加していく状況の中、高齢化社会を支える担い手 として会員全員が元気で、「安全は全てに優先する」を心に刻み、事故 撲滅に取り組んで参る所存であります。 (事務局長 小笠原 正美 記)

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○ 安全就業の取り組み 公益社団法人 庄原市シルバー人材センター (平成 23 年度定期総会で安全就業優良賞の表彰を受ける伊藤 曻理事長) 庄原市は広島県の北東部に位置し、平成 17 年の市町村合併により区域面積 1,246.6 ㎢と全国の自治体で 12 番目の広さを持つ人口約 40,000 人の市となりま した。 庄原市シルバー人材センターは平成3 年 12 月に設立し、平成 17 年 4 月に 1 シルバーと5 高能協が統合し、平成 23 年 4 月より公益法人へ移行し現在へ至り ます。平成22 年度実績で会員数 443 人、就業率 83.7%、契約金額 1 億 6 千万 円あまりの規模のセンターとなっております。 シルバー事業の実施にあたっては「安全就業」・「健康第一」が基本との認識 のもと、当センターでは「一般作業群」への就業が66%を占める特性を踏え て、安全対策としては屋外作業を中心に、会員が無事故で働ける環境づくりが 重要です。そのため主に次のような取組みを行っております。 ① 受注段階での取組  屋内外作業を問わず、緊急時に対応する為に複数人での作業を基本 として受注している。  急斜面や高所での作業については、依頼を受けた後、会員または職 員による現地踏査のうえ安全作業が可能であると判断した場合に受

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② 就業段階での取組  就業前には、グループリーダーを中心に作業内容の確認と安全就業 の対策についてミーティングを行う。  作業に使用する機械器具の使用前点検と軽い柔軟体操をして体をほ ぐしてから作業実施する。  安全保護具の着用、作業用看板等を設置する。  グループごとに救急セットを貸与。 ③ 意識向上の取組  安全委員、職員による現場巡回パトロールを実施し、安全就業意識 の高揚に努めています。  不慮の事故に対しては安全委員会による事故原因の究明と再発防止 に向けての取組みを協議。  会員にはシルバー会員マニュアルの習熟と実践の徹底。  交通安全講習、農薬危害防止講習会などへの参加。  広報誌の発行。 ④ 健康管理の取組  会員ミーティングルームへ血圧計を設置。  会員の定期的な健康診断の受診と健康行事への参加。  熱中症予防として、塩飴を事務所や会員ミーティングルームに常備、 また凍らせた飲料を販売。 以上のような取組を行っていますが、残念ながら22 年度も傷害事故 3 件・物 損事故4 件が発生し、事故「0」が達成できません。 今後とも、「安全は全てに優先する」をモットーに、事故ゼロを目指して会員・ 事務局一体となって努力していきたいと思っております。 (安全就業推進員 堀内 司) 青森県十和田市シルバー人材センター 小笠原事務局長様、 広島県庄原市シルバー人材センター 堀内安全就業推進員様、 投稿ありがとうございました。今後とも、安全就業に向けた積 極的な取り組みを推進していただきますよう、よろしくお願い します。

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兵庫県における安全就業の取り組み

1 社団法人兵庫県シルバー人材センター協会の概要 (平成 23 年 3 月 31 日現在) 拠点数 34 拠点 会員数 45,000 人 契約金額 18,789 百万円 就業率 77.7% 就業延べ人員 4,026,188 人 2 平成 22 年度の事故発生状況 件数 うち重篤 件数 うち重篤 件数 うち重篤 平成18年度

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県下センターの過去5年間における事故発生状況 就業中 就業途上 事故総数 注)事故件数については、10 日以上の入院及び死亡について集計しております。 3 兵庫県における安全就業対策への取り組みについて 兵庫県では、「安全はすべてに優先する」という意識のもと、平成 21 年度よ り各センターとともに「事故ゼロ運動」を実施し、安全に対する意識の向上と 事故防止に努めてまいりました。 しかしながら、平成 22 年度の県下での事故件数(入院 10 日以上の事故) は、50 件となり、過去最悪の結果となってしまいました。また、重篤事故も 3 件発生しており、誠に痛ましい限りです。 当協会では、この状況を非常事態と捉え、安全・適正就業推進委員会を中

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心に、「平成 23 年度 安全・適正就業事業計画」を策定し、各センターの安 全対策についての意識を更に高めるような取り組みについて、以下のとおり 徹底して進めております。 (1) 兵シ協「事故ゼロ運動」の強化 会員の安全意識の向上と事故防止のため、引き続き「事故ゼロ運動」 に取り組むとともに、その強化を図る。 (2) シルバー人材センター事業安全・適正就業強化月間 各センターに対し、全シ協「平成 23 年度シルバー人材センター事業 安全・適正就業強化月間(7 月)実施要領」に基づき、具体的な取組 みを要請する。 (3) 安全・適正就業推進員等研修会の開催 ・ 日 時 7 月 13 日(水) 13:00~16:10 ・ 参加者 各センターの安全推進員及び職員 49 名 ・ 内 容 ①平成 22 年度全国及び兵庫県下の事故発生状況 ②講演「シルバー人材センターにおける安全管理」 講師 兵庫労働局労働基準部安全課 安全専門官 西林秀人氏 ③グル-プ討議 (4) 安全・適正就業に関するセンター訪問指導 安全・適正就業推進のため、各センターの協力を得て、安全就業強化 月間の 7 月及び 11 月にそれぞれ 2 回ずつ、合計 4 センターに対して、 当委員会委員が就業現場を巡回パトロールするとともに、安全・適正 就業の取組み状況等について実態を把握し、必要に応じて指導助言す る。 ありがとうございました。 兵庫県シルバー人材センター協会様からの報告でし た。 10月号の安全リレーは、北海道シルバー人材センタ ー連合会様からの報告です。

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平成 23 年度8月事故速報

重 篤 事 故 今月は、2件の重篤事故報告がありました。 今年度は、これで重篤事故が13件となり(9 月9日現在)、昨年度 に比して、依然、大幅な減少となっています。 ※( )内は8月報告分 *7月、8月報告分(事故内容等) 23 年 8 月 累 計 就業中 ・ 就業途上 件数 内 訳 22 年度同月累計 死亡 入院 男性 女性 計 死 亡 入 院 男 性 女 性 就業中 5(1) 3(1) 2(0) 5(1) 0(0 ) 就業中 12 7 5 11 1 就業途上 8(1) 6(1) 2(0) 6(1) 2(0) 就業途上 12 10 2 5 7 計 13(2) 9(2) 4(0) 11(2) 2(0) 計 24 17 7 16 8 23 年度 8 月累計 →13 件 対前年度 54,1% № 性 別 等 仕事内容 等 事故の状況 安 全 帽 安 全 帯 交 通 手 段 10 男 66 歳 就業途上 (入院) 自転車で帰宅途上、三差路でバイクと出合い頭に衝 突する。 ― ― 自転 車 11 男 73 歳 就業途上 (死亡) 早朝、原付自転車で除草作業に向かうため、国道を 走行中、後部から追い越してきた8 トントラックと接 触し、転倒した。入院後、死亡。 ― ― バイ ク 12 男 61 歳 就業途上 (死亡) 国道のT字路で、自転車で横断中直進してきた普通 乗用車と衝突し、死亡した。事故当日は、雨が降って いた。 ― ― 自転 車 13 男 85 歳 就業中 (死亡) マンション屋内のらせん階段を清掃作業中、転倒し、 後頭部を強く打ちつけ、救急車にて病院に搬送される が、死亡。 × ― ―

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8 月は、就業中の事故 22 件、就業途上の事故 5 件と、合計 27 件の報告があり ました。これは、昨年同月の 21 件に比して増加しており、また、昨年同月累計 の 84 件に比して 107 件と大幅な増加となっております。 このことは、重篤事故の報告件数が大幅に減少している本年度の状況が、い つなんどき悪化するかもしれないことを意味しているのではないでしょうか。 ヒヤリハットの 300 件には、軽微な事故 29 件、そして 1 件の重大な事故が潜 むといわれている「ハインリッヒの法則」を考えただけでも、安全担当者とし てはゾッとする数字です。 日頃からの安全意識を組織を挙げて持ち続けましょう! 23 年8月報告分 ( )は 22 年度の発生件数

事故報告書は、その有無にかかわらず毎月必ず提出して下さい。

1ヶ月~6ヶ月未満の入院及び後遺障害の事故 仕事の内容 発生数(件) 男性(件) 女性(件) 平均年齢(歳) 8 月 累計 8 月 累計 8 月 累計 8 月 累計 就 業 中 植木・樹木の剪定等 8(10) 29(23) 7(10) 28(23) 1(0) 1(0) 72 72 除草作業 3(1) 7(5) 1(1) 4(5) 2(0) 3(0) 70 70 屋内・屋外清掃作業 0(1) 9(12) 0(0) 6(4) 0(1) 3(8) - 73 その他 11(5) 30(20) 11(3) 27(15) 0(2) 3(5) 70 71 計 22(17) 75(60) 19(14) 65(47) 3(3) 10(13) 71 72 交 通 手 段 就 業 途 上 徒歩 0(0) 7(4) 0(0) 3(3) 0(0) 4(1) - 74 自転車 3(1) 17(13) 1(0) 5(6) 2(1) 12(7) 73 73 バイク 2(2) 8(4) 0(2) 2(3) 2(0) 6(1) 74 70 自動車 0(1) 0(3) 0(1) 0(1) 0(0) 0(2) - 71 計 5(4) 32(24) 1(3) 10(13) 4(1) 22(11) 73 73 合 計 27(21) 107(84) 20(17) 75(60) 7(4) 32(24) 71 72

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編 集 後 記

9 月号の発行が、大変遅れて申し訳ありません。本年度で、数回目のお詫びになり、 安全の担当として、お恥ずかしい限りです。 8 月まで担当していた和田安全担当推進係長が、10 月 1 日をもって人事異動となり、 その後任には、企画情報課に在籍していた中嶋係長が拝命し、安全担当となりました。 研修・支援課としても、「人心一新」、何とか皆様のお役に立つよう頑張ってまいりま すので、よろしくお願いします。 さて、重篤事故報告は、依然、対前年比で大幅な減少を見ていますが、逆に1 月以 上6 カ月未満の事故が大幅に増加しており、非常に危うい状況となっています。特に、 この数カ月の増加は、異常なものがあります。ハインリッヒの法則をそのまま当ては めるとしたら、恐ろしい結果が待ち受けているといっても過言ではありません。今一 度、安全就業への対策を総点検していただきたいと思います。そして、誰もが安心し て参加できるシルバー人材センターにしていこうではありませんか。 (篤 永) 企画管理部 研修・支援課長 篤永 志朗 TEL:03(5665)8016(直通) FAX:03(5665)8021 安全就業参考図書「重篤事故事例集」 (A4 判/50 ページ) 過去5年間の重篤事故を取りまと め、事故の実情を知ることにより、 日頃からの安全対策の重要性、安 全保護具等の着装の必要性などを 再認識しましょう。 ■就業中の重篤事故 ■就業途上の重篤事故 ■資料に、全シ協の安全就業調査 票、適正就業のための自主点検 表を入れています。 頒布価格 180 円 (税込・送料実費)

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会員の皆様を対象にした「シルバー世代の健康管理」を発刊しております。 研修会や講習会、またはご自宅での健康管理の教本として、ご活用いただけ ればと思っています。 健康で働く意欲や能力のある会員が増加している反 面、会員の高齢化が進んでいます。身体機能の低下に 伴い、事故の増加も散見されます。センター会員にと って、いつまでも健康ではつらつと就業していただけ るよう、そして事故防止につながることを目的に、全 シ協では『シルバー世代の健康管理』を作成しました。 身体機能の低下を知ると共に健康管理を主とし、就 業中・就業途上に万が一けがをした場合などの簡単な 応急処置を入れた内容で構成しています。研修会・勉 強会、または自宅での健康管理の教材としてご活用く ださい。

お問い合わせ先

全シ協 企画情報課 TEL 03-5665-8013 300 円(税込・送料込) ●A5 判●40 ページ●頒布部数:30 部以上 (PART1 健康管理編) (PART2 緊急処置編) ■シルバー世代の健康管理、ここに気をつけて ■緊急事態が起きたときには ○自分の体と心をチェックしておきましょう○無理の ○119 番通報/回復体位○「AED」の利用と心臓 ない運動を取り入れましょう○1日1万歩をめざして マッサージ○止血法○やけどの手当て○熱中症○ハチ ウォーキング○食生活は摂取カロリー量と栄養バラン に刺されたとき/植物かぶれ○ぎっくり腰○打撲の スに気を配って○お酒は楽しく健康的に飲みましょう 手当て/健康メモを身につけましょう ○疲れはその日のうちに解消しましょう ■生活習慣病・慢性病と上手につき合う ○循環器系疾患の原因となる高血圧をコントロールする ○家庭で血圧を測る習慣を身につけよう○いまからでも 遅くない、禁煙にチャレンジ!○禁煙するための 10 の 知恵○薬と正しくつき合うために○かかりつけ医と上手 につき合う ●監修者…八森 淳医師● 自治医科大学医学部卒業。社団法人地域医療振 興協会地域医療研究所・地域医療研修センター 副センター長。伊東市介護老人保健施設「みは らし」所長 ●主な項目● 全シ協発刊の健康読本のご案内 全シ協発刊の健康読本のご案内

参照

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