GXS-I008-03 版 :第 1版 2007年01月22日 第 2版 2011年12月02日 第 3版 2012年04月27日 第 4版 2013年06月17日(本書) GXS株式会社 (c) 2006 GXS, Inc. All rights reserved.
WebIEAS
目次
はじめに
Ⅰ.アクセス・ネットワーク設定
Ⅱ.ブラウザーからの接続方法
1.操作フロー 2.ダウンロード・クライアントでの接続方法 3.キャッシュ・クライアントでの接続方法 4.キャッシュ・クライアントの削除 5.キャッシュ・クライアントのバージョンアップ方法Ⅲ.3270エミュレーション・プログラムからの接続方法
1.新規接続フロー 2.新規接続方法(詳細) 3.接続フロー 4.接続方法(詳細)Ⅳ.参考情報
1.不具合時の対応方法について2
はじめに
この文書は、WebIEASへの接続方法のオペレーション・ガイドです。 WebIEASとは、IE/EXのサービス管理責任者機能を - Java3270機能を利用して、市販のブラウザーから - Telnet3270機能を利用して、パーソナル・コミュニケーションズ等の 3270エミュレータ・プログラムから 使用するサービスです。 ブラウザーからの接続方法(Java3270機能利用)には以下の方法があります。 - ダウンロード・クライアント ブラウザーでHODサーバーからJavaアプレットをダウンロードします。 クライアントにはJava対応ブラウザーのみで使用可能です。 モジュールはローカルにインストールしません。 - キャッシュ・クライアント 初めて接続時にサーバーからJavaアプレットをダウンロードします。 ダウンロードしたJavaアプレットはローカル・クライアントに保持します。 Javaアプレット再起動の度にサーバーに更新がないかチェックし、更新が あった場合のみ新しいJavaアプレットをダウンロードします。Ⅰ.アクセス・ネットワーク設定
- アクセス・ネットワーク
当サービスをご利用になるためには、AT&Tリモート・アクセス・サービス(セキュアIP リモート・アクセス又はWANサービス)をアクセス・ネットワークとしてご利用いただく必要が あります。- ネームサーバーアドレス
ネームサーバーのアドレスには、下記を設定して下さい。 プライマリDNS : 166.100.70.72 セカンダリDNS : 166.100.65.14 (注:DNSのアドレスに関しては変更される場合があります) クライアントの環境によっては、クライアント側にDNSにより解決された、IPアドレスを保持 (キャッシュ)する機能を持つものがあります。クライアントにて設定可能であればキャッシュ 機能を利用しないように設定し、接続単位でDNSにIPアドレスを参照するよう設定下さい。 キャッシュされたIPアドレスを使用するような場合には、使用するWebIEASサーバーが 結果的に固定され、WebIEASサーバーのIPアドレスが変更された場合などに、代替の経路が 利用できなくなる恐れがありますので注意が必要です。 * セキュアIP リモート・アクセス ダイヤラーをお使いになる場合の設定 接続先ネットワークの指定に、自社イントラネットを設定して下さい。4
Ⅱ.ブラウザーからの接続方法
*IBM Rational Host On-Demand バージョン 11を使用し、Java3270機能を実現しています。
下記はRational Host On-Demand バージョン 11のSupported Platform Summaryよりの抜粋です。 市販のブラウザーからIE/EXのサービス管理責任者機能を使用します。
- サポートされるOS
Windows XP Professional Edition*
Windows XP Home Edition (32-bit version)
Windows Server 2003 (Enterprise, Standard, and Web)* Windows Server 2003 R2 (Standard and Enterprise Editions)* Windows Vista (Business, Enterprise, and Ultimate Editions)* Windows Fundamentals for Legacy PC IPV6
Windows Terminal Services for Windows 2003*
Windows Server 2008 (Standard and Enterprise Editions)*
Windows 2008 R2 (Standard and Enterprise Editions - only 64-bit) Windows 7 (Professional, Enterprise and Ultimate Editions)*
*(32-bit and 64-bit versions)
- サポート・ブラウザー
Internet Explorer (with a Java 2 plug-in installed) 6.0 / 7.0 / 8.0 / 9.0 Firefox 1.5 / 2.0 / 3.0 / 3.5 / 3.6 / 4.x / 14.0.1
Safari 1.0 / 2.0 / 3.2.2 Notes:
・Java 2対応のブラウザではJava2プラグインが必要です。サポートされているJava 2プラグインは以下に なります。
Sun, IBM, and HP Java plug-ins 1.5.0. Sun 1.6.0
IBM 32-bit runtime Environment for Java 2, 1.5 and 1.6. Sun ( Oracle ) : 1.5.0 / 1.6.0 – 6.0_31 / 1.7.0 – 1.7.0_11
・64-bit プラットフォームでは, 32-bit ブラウザと32-bit JREのみ Host On-Demand でサポートされてい ます。
1.ブラウザーからの接続方法(操作フロー)
ブラウザーを起動する↓
WebIEASサービスのホームページを表示する WebIEASサービスのURL指定 www.ie.jp.gxs.com↓
HODをダウンロードする ダウンロード・クライアント または キャッシュ・クライアントのボタンをクリック↓
許可をクリックする↓
HODにログオンする ユーザーID,パスワードを入力 webieas↓
構成済みセッションを選択する 3270サービス管理責任者機能 のアイコンをダブル・クリック↓
IE/EXのサービス管理責任者機能へログオンする 任意の文字を入力し実行キー(Ctrlキー or Enterキー)を押下 ブラウザーのホームページ表示 WebIEASサービスのホームページ表示 Javaセキュリティの確認画面が表示された場合IBM Host On-Demand ログオン画面
IBM Host On-Demand 構成済みセッション画面
3270画面表示
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2.ブラウザーからの接続方法(ダウンロード・クライアント)
1.ブラウザーを起動する。 2.ブラウザーからHTTP経由でWebIEASサービスのホームページを表示します。 サポート・ブラウザーは前述の通り、Javaが稼動するブラウザーが必須です。 サポート・ブラウザーの一覧はWebIEASサービスのホームページ内でもご覧いただけます。 (Newsの内容等は一部下記サンプル画面と異なる場合があります) URL: www.ie.jp.gxs.com 3.Java3270機能を利用して3270セッション画面を表示するためには、 画面左側 ServiceMenu内のダウンロード・クライアントのボタンをクリックします。 Host On-Demandがダウンロードされます。4.Javaがダウンロードされ、途中下記のような確認画面が表示された場合、はい(Yes)をクリックして下 さい。(何回も出る場合があります。) 例:Internet Explorer 6の場合 例:Java Plugin導入済みブラウザの場合 以下警告が表示された場合は「この発行者のコンテンツを常に信頼する」 にチェックを入れて 実行してください。 この証明書はプログラムが改変されていないことを証明する証明書であり、 期限が満了していても本サービスの機能自体には影響しません。 またこの証明書は通信の暗号化等には使用されません。
8 5.画面左側に操作方法が、画面右側にHost On-Demand画面が表示されます。 操作方法に従ってユーザーID/パスワードを入力します。 ログオン ボタンをクリックするかEnterキーを押すことにより、Host On-Demandへ ログオンします。 ユーザーID : webieas パスワード : webieas
6.画面右側に構成済みセッションが表示されますので、『3270 IE/EX用サービス管理責任者 機能』と表示されているアイコンをダブルクリックしてセッションを開始します。
10 7.3270画面が表示されます。この画面上で任意の文字を1文字入力し、Enterキー、又は Ctrlキーを押します。サービス管理責任者機能のログオン画面が表示されます。 顧客コード・ユーザーIDを入力してログオンします。 (以下の作業はすべてEnterキー又はCtrlキーが実行キーとなります。) 3270画面表示 IE/EXのサービス管理責任者機能ログオン画面サンプル
3.ブラウザーからの接続方法(キャッシュ・クライアント)
1.ブラウザーからHTTP経由でWebIEASサービスのホームページを表示します。 サポート・ブラウザーはダウンロード・クライアントと同じ、Javaが稼動する ブラウザーです。 (Newsの内容等は一部下記の画面と異なる場合があります) URL : www.ie.jp.gxs.com 2.Java3270機能を利用し、接続時間を短縮したい場合は、画面左側サービス・メニュー内の 「キャッシュ・クライアント」のボタンをクリックします。 途中、Javaセキュリティの画面が表示された場合には、「 はい 」をクリックしてください。 「OK」をクリックするとダウンロードが開始されます。12 ダウンロード完了後、一度ブラウザーを終了ください。 *下記画面が表示されます。 キャッシュにダウンロードされたHost On-Demandが使用され、ホストに更新があった場合のみ 再インストールされます。再度ブラウザーを起動した後、画面左側サービス・メニュー内の「キャッシュ・ クライアント」のボタンをクリックします。セキュリティ警告をすべて「はい」を選択します。 その後のログイン手順は8ページ以降と同様です。
4.キャッシュ・クライアントの削除
画面左側ServiceMenu内の「キャッシュ・クライアントの削除」下の「削除」ボタンをクリックします。 確認画面が表示され「はい」をクリックすると、キャッシュにダウンロードされたHost On-Demandが除 去されます。途中、Javaセキュリティの画面が表示された場合には、「はい」をクリックしてください。 キャッシュ・クライアントが正常に削除された後は、ブラウザーを再起動ください。 キャッシュ・クライアントが除去された後、「キャッシュ・クライアント」のボタンをクリックすると、キャッシ ュ・クライアントのインストール確認画面が表示されます。14
5.キャッシュ・クライアントのバージョンアップ方法
キャッシュ・クライアントをご使用の場合、Host On-Demandのバージョンアップ等によりキャッシュ・クライ アントのバージョンアップが初回接続時に必要になります。 バージョンアップが必要な場合は、キャッシュクライアントを更新するようメッセージが表示されます。 キャッシュ・クライアントの更新をダウンロードをする必要があります。(事前にダウンロードすることはでき ません。) 1.ブラウザーの起動しWebIEASサービスのホームページ(http://www.ie.jp.gxs.com)を表示します。画面 左側ServiceMenu内のキャッシュ・クライアントのボタンをクリックします。2.セキュリティ警告画面が表示されましたら「はい」をクリックしてください。(複数回出ることがあります) 以下警告が表示された場合は「この発行者のコンテンツを常に信頼する」にチェックを入れて 実行してください。 この証明書はプログラムが改変されていないことを証明する証明書であり、 期限が満了していても本サービスの機能自体には影響しません。 またこの証明書は通信の暗号化等には使用されません。 3.ご使用中のキャッシュ・クライアントが古い場合、下記画面が表示されます。「OK」をクリックしてくださ い。セキュリティ警告画面が表示されましたら「はい」をクリックしてください。(複数回出ることがありま す) 4.キャッシュ・クライアントを除去するかどうか聞いてきますので「OK」をクリックしてください。
16 5.キャッシュ・クライアントが除去されました。「OK」をクリックしてブラウザーを終了してください。 次に新しいキャッシュ・クライアントを導入します。 6.ブラウザーの起動しWebIEASサービスのホームページ(http://www.ie.jp.gxs.com)を表示します。左側 Service Menu内のキャッシュ・クライアントのボタンをクリックします。セキュリティ警告画面が表示され ましたら「はい」をクリックしてください。(複数回出ることがあります) 7.「OK」をクリックしてダウンロードをしてください。セキュリティ警告画面が表示されましたら「はい」をク リックしてください。(複数回出ることがあります)
以下警告が表示された場合は「この発行者のコンテンツを常に信頼する」 にチェックを入れて実行してください。 この証明書はプログラムが改変されていないことを証明する証明書であり、 期限が満了していても本サービスの機能自体には影響しません。 またこの証明書は通信の暗号化等には使用されません。 8.ダウンロード終了後、ブラウザーを終了してください。 *下記画面が表示されます。 9.これでキャッシュ・クライアントのバージョンアップが完了しました。 ブラウザーの起動しWebIEASサービスのホームページ(http://www.ie.jp.gxs.com)を表示します。画面左 側Service Menu内のキャッシュ・クライアントをクリックすることでキャッシュ・クライアントが使用可能にな ります。その後のログイン手順は8ページ以降と同様です。
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Ⅲ.3270エミュレーション・プログラムからの接続方法
* 画面のサンプルは、IBMパーソナル・コミュニケーションズ(PCOMM)を使用しています。 Telnet3270機能を利用して、3270エミュレーション・プログラムからIE/EXのサービス管理 責任者機能を使用します。 これらの構成を行った後、ワークステーション・プロファイルを保管することにより、次回より前回の構成を 使用してセッションを行うことができるようになります。1.パーソナル・コミュニケーションズからの新規接続方法(接続フロー)
パーソナル・コミュニケーションズを起動する↓
新規セッションをクリックする↓
通信の構成でリンク・パラメータをクリックする↓
ホスト名またはIPアドレスとポート番号をセットし適用とOKをクリックする ホスト名またはIPアドレス:www.ie.jp.gxs.com ポート番号:246↓
通信の構成よりOKをクリックする↓
3270画面を表示し、セッションを保存する メニューバーよりファイル>保存を選択↓
IE/EXのサービス管理責任者機能のログオン画面を表示する 任意の文字を入力し実行キー(Ctrlキー)を押下 セッションマネージャー画面の表示 通信の構成画面の表示 Telnet3270画面の表示 通信の構成画面の表示 3270画面の表示 プロファイルの新規保管画面の表示 サービス管理責任者機能画面の表示20
2.パーソナル・コミュニケーションズからの新規接続方法(詳細)
1. セッションの開始または構成画面より、パーソナル・コミュニケーションズを起動します。 2. 新規セッションをクリックします。 3. 通信の構成よりリンク・パラメータをクリックします。 4. ホスト定義タブのホスト名またはIPアドレスとポート番号にそれぞれ下記情報をセット ホスト名またはIPアドレス:www.ie.jp.gxs.com ポート番号:246 適用とOKをクリックします。5. 通信の構成よりOKを押下
6. セッションの保存
22 セッション名を入力し保管を押下*。 * パーソナル・コミュニケーションズでは、ワークステーション・プロファイルを保管することにより、 次回より前回の構成を使用してセッションを行うことができるようになります。 7. 3270画面が再度表示され、任意の文字を入力し実行キー(ctrlキー)を押すことにより IE/EXのサービス管理責任者機能のログオン画面が表示される。
3.パーソナル・コミュニケーションズからの接続方法(接続フロー)
パーソナル・コミュニケーションズを起動する↓
セッションを選択し、開始をクリックする↓
3270画面を表示する↓
IE/EXのサービス管理責任者機能のログオン画面を表示する 任意の文字を入力し実行キー(Ctrlキー)を押下 セッションマネージャー画面の表示 3270画面の表示 サービス管理責任者機能画面の表示24
4.パーソナル・コミュニケーションズからの接続方法(詳細)
1.セッションの開始または構成画面より、パーソナル・コミュニケーションズを起動します。 2. P21で作成したセッションを選択し開始を押下します。
4. IE/EXのサービス管理責任者機能のログオン画面が表示されます。
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Ⅳ.参考情報
1.不具合時の対応方法について
本ガイド記載のサポート環境(ブラウザー、OS、Java)を使用して IE/EX のサービス管理責任者機能をご 利用時に「表示が正しくできない」、「Java のエラーが上がる」等の不具合がある場合は以下の対応をご 検討ください。 ・お客様にてご使用中のブラウザーにてキャッシュ機能をご使用されている場合はブラウザーのキャッシ ュのクリアーを行う。・お客様にて WEB Proxy をお使いの場合は Proxy 側のキャッシュのクリアーを行う。
・お客様にてご使用されている Java にて一時ファイルをキャッシュされている場合は java のキャッシュの クリアーを行う。 ・ご使用の Java の再インストールを行う。 注:上記作業の操作方法に関してはご使用の OS、ブラウザー、Java 等のガイドをご参照ください。 また操作実施に伴うトラブルに関しては弊社にては責任を負いかねますのでお客様にてご検討の 上実施頂けますようお願い致します。