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カード NO G03 報告書 標準報酬報告書 概要 : 共済掛金 負担金の算定基礎となる標準報酬を登録 修正する報告書 提出するときは 1 資格取得時決定を実施すべき条件を満たしたとき 2 定時決定を実施すべき要件を満たしたとき 3 随時改定を実施すべき要件を満たしたとき 4 育児休業終了時改定を実

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(1)
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カードNO

G03

報告書名

標準報酬報告書

概要: 共済掛金・負担金の算定基礎となる標準報酬を登録・修正する報告書 提出するときは ① 資格取得時決定を実施すべき条件を満たしたとき。 ② 定時決定を実施すべき要件を満たしたとき。 ③ 随時改定を実施すべき要件を満たしたとき。 ④ 育児休業終了時改定を実施すべき要件を満たしたとき。 ⑤ 産前産後休業終了時改定を実施すべき要件を満たしたとき。 ⑥ 保険者算定を実施するとき。 何をどのように書くのか ① 共済区分 (15桁~16桁) 当該職員の共済組合員種別を以下のコード表D61(共済組合員種別コード) により記入する。 共済組合員種別 コード 地共済 一般組合員 11 船員組合員 12 知事組合員 13 公益法人派遣組合員 14 特別職組合員 18 公立学校共済 一般組合員 21 船員組合員 22 特別職組合員 24 公益法人派遣組合員 25 警察共済組合 一般組合員 31 警部職員 32 公益法人派遣組合員 33 上記以外の職員 99 ② 処理区分 (17桁~18桁)

(3)

処理区分 コード 新規 01 訂正 02 遡及 03 削除 04 ③ 算定コード (19桁~20桁) 当該報告書による算定方法を以下のコード表により記入する。 資格取得時決定の場合は空欄とする 算定方法 コード 資格取得時決定 (空欄) 休職等 01 前年の1年平均 02 再任用による即時改定 03 その他の即時改定 04 その他の修正平均額 09 ④ 改定区分 (21桁~22桁) 当該報告書の種類を以下のコード表により記入する。 改定区分 コード 資格取得時決定 21 定時決定 22 随時改定 23 育児休業等終了時改定 24 産前産後休業終了時改定 25 標準期末手当等の額の決定 26 ⑤ 適用年月日 (23桁~30桁) 掛金等の基礎となる標準報酬月額の適用年月日を西暦で記入する。 ⑥ 事由発生年月日 (31桁~38桁) 決定・改定の事由が発生した日(遡及処理の場合は、遡及改定が決定した日 を西暦で記入する。) ⑦ 報酬平均1 (39桁~56桁)

(4)

b 基礎日数1 標準報酬の算定基礎とする月における当該職員の勤務日数を記入する。 c 固定的給与1 標準報酬の算定基礎とする月における固定的給与を円単位で記入する。 d 非固定的給与1 標準報酬の算定基礎とする月における非固定的給与を円単位で記入する。 ⑧ 報酬平均2 (57桁~74桁) a 月2 標準報酬の算定基礎とする月(第二月目。以下bcdで同じ)を記入する。 b 基礎日数2 標準報酬の算定基礎とする月における当該職員の勤務日数を記入する。 c 固定的給与2 標準報酬の算定基礎とする月における固定的給与を円単位で記入する。 d 非固定的給与2 標準報酬の算定基礎とする月における非固定的給与を円単位で記入する。 ⑨ 報酬平均3 (75桁~92桁) a 月3 標準報酬の算定基礎とする月(第三月目。以下bcdで同じ)を記入する。 b 基礎日数3 標準報酬の算定基礎とする月における当該職員の勤務日数を記入する。 c 固定的給与3 標準報酬の算定基礎とする月における固定的給与を円単位で記入する。 d 非固定的給与3 標準報酬の算定基礎とする月における非固定的給与を円単位で記入する。 ⑩ 修正平均額 (93桁~99桁) 保険者算定を行うときなど、上記報酬平均に基づかない基礎額にもとづき標 準報酬を決定するときに、その基礎額を記入する。 ⑪ 改定事由コード (100桁) 標準報酬の改定事由を以下のコード表により記入する。 該当がない場合は空欄とする。 改定事由 コード 改定事由がない場合 (空欄) 給与改定 1 昇給・昇格 2 手当等の変動 3 誤登録による訂正 4 その他(1~4以外の 改定事由) 9 注意することは (1) 標準期末手当等の額の決定の場合は、報酬平均1の固定的給与1に期末・勤勉手当額を記入する。

(5)

G03カード記入例 1 2 3 G 0 3 1 資格取得時決定をする場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 1  ・固定的給与1  220,000円(内訳:給料 213,100円、通勤手当 6,900円(認定見込み額))  ・非固定的給与1 10,000円(内訳:時間外手当 10,000円(配属所属の平均支給手当額等を勘案した見込み額)) 2 資格取得時決定を遡及して訂正する場合【4月例月時点の固定的給与の見込み額と実支給額が異なり、5月例月で修正する必要がある場合】 *処理区分に「02:訂正」を設定し、改定事由コードに「4:誤登録による訂正」を設定する。 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 1 4月時点の見込みでは、両親の自宅から通勤する予定だったが、実際は勤務地の近くにアパートを借りた場合  ・固定的給与1  240,500円(内訳:給料 213,500円、通勤手当 0円、住居手当27,000円(認定決定額))  ・非固定的給与1 11,000円(内訳:時間外手当 11,000円(4月分の時間外手当の実支給額)) 3 定時決定をする場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 2 4 随時決定をする場合 *定期昇給であれば改定事由コードに「2:昇給・昇格」を設定する。 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 2 カードNo.  平成29年1月の変動月から起算して4ヶ月の初日である平成29年4月1日から適用する。 改定 事由 コー ド 2 0 9 0 1 7 0 4 0 1 日 2 0 1 6 0 4 0 1 修正平均額 2 0 1 1 1 1 1 1  (1)昇給又は降給等により固定的給与に変動があった場合。 6 0 0 0 0 0 0 1 0 3 0 0 1 0 2 5 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 4 0 1 5 人事課 豊後 花子 0 1 1 2 0 1 5 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 非固定的給与2 算定 コー ド 適用年月日 西暦年 月 人事課 豊後 花子 人事課 豊後 太郎 0 2 2 0 0 2 0 1 6 0 4 2 マス タ修 正 デー タ修 正 職員番号 所属コード 西暦年 月 固定的給与1 非固定的給与1 報酬平均1 月1 報酬平均3 月3 固定的給与3 非固定的給与3 基礎 日数2 基礎 日数3 日 事由発生年月日 改定 区分 共済 区分 報酬平均2 月2 固定的給与2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 2 2 0 0 2 0 0 0 0 非固定的給与3 非固定的給与3 0 2 0 2 1 2 0 0 0 2 基礎 日数1 固定的給与1 非固定的給与1 月2 0 2 5 2 2 5 0 2 0 0 0 0 0 0 1 1 7 0 1 0 4 0 1 6 0 7 0 0 0 1 6 0 1 2 0 1 改定 事由 コー ド マス タ修 正 月2 日数2基礎 固定的給与2 処理 区分 1 1 基礎 日数1 6 2 1 0 0 5 0 0 0 固定的給与3 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 非固定的給与1 0 1 0 1 ①平成29年1月1日付けの給料号給の昇給・昇格等に伴い固定的給与に変動があり、且つ、当該変動があった月から継続した3月間に受けた報酬を3で除して得た額を報酬月額として算定した標準報酬の等級と従来の標準報酬の等級に比べ2等級以上の高低の差が生じている場合。  なお、随時改定は、次の3つの条件を全て満たす場合に行う。 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定 コー ド 修正平均額 2 1 2 2 2 3 2 2 2 0 基礎 日数2 固定的給与2 非固定的給与2 月3 基礎 日数3 0 1 0 3 非固定的給与2 デー タ修 正 西暦年 月 日 西暦年 月 日 月1 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定 コー ド 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 修正平均額 改定 事由 コー ド マス タ修 正 デー タ修 正 西暦年 ①平成28年4月1日付けで人事課に豊後太郎(職員番号111111) 採用した場合。報酬平均1は、採用された月の初日に組合員資格を取得したならば受けるべき報酬(固定的給与1・非固定的給与1)を見込んで入力する ①平成28年4月から6月までの報酬の平均額を基に、7月1日付けで平成28年9月1日から適用する豊後花子(職員番号111112)の標準報酬の定時決定をする場合。 月 日 西暦年 月 日 月1 日数1基礎 固定的給与1 非固定的給与1 月2 日数2基礎 固定的給与2 非固定的給与2 月3 日数3基礎 基礎 日数1 固定的給与1 固定的給与3 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定 コー ド 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 修正平均額 改定 事由 コー ド マス タ修 正 デー タ修 正 西暦年 月 日 西暦年 月 日 月1 月3 日数3基礎 固定的給与3 非固定的給与3 人事課 豊後 太郎 1 1 0 2 2 1 2 0 1 6 0 4 0 1 2 0 0 1 0 4 2 1 0 2 4 0 1 1 0 0 0 4 1の①で見込んだ標準報酬の等級について、翌月の5月例月で固定給与(例:通勤手当の認定額)の見込み違いにより、標準報酬の等級変更が生じる場合に遡及して訂正する。非固定的給与の見込み違いによる等級変更については、訂正の必要なし。 報酬月額:230,000円 ⇒標準報酬月額:240,000円/等級15級 報酬月額:251,500円 ⇒標準報酬月額:260,000円/等級16級  ・・・1の①で見込んだ等級が変更するため要訂正 

(6)

5 育児休業終了時改定をする場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 2 6  産前産後休業終了時改定をする場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 2 7  標準期末手当等の額を決定をする場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99100 127 128 1 1 2 0 0 1 1 1 1 1 2 ①平成27年12月10日に期末・勤勉手当を453,850円支給する場合。 報酬平均1の固定的給与1に期末・勤勉手当額を入力し、月1、基礎日数1及び非固定的給与1には「0」を入力する 0 0 0 0 4 5 3 8 5 0 0 0 0 1 2 1 0 0 0 0 0 0 固定的給与3 非固定的給与3 人事課 豊後 花子 1 1 0 1 2 6 2 0 1 7 1 2 1 0 2 0 1 7 基礎 日数1 固定的給与1 非固定的給与1 月2 基礎 日数2 固定的給与2 非固定的給与2 月3 基礎 日数3 ・産前産後休業を終了した日の翌日に引き続いて育児休業を開始した場合は改定できません。 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定 コー ド 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 修正平均額 改定 事由 コー ド マス タ修 正 デー タ修 正 西暦年 月 日 西暦年 月 日 月1 ①3月31日に産前産後休業を終了し、翌日(4月1日)が属する月以後三月間の報酬を基に、7月から改定する場合。 0 1 0 0 0 0 2 0 2 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 6 2 2 0 2 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 5 2 1 0 2 0 0 0 0 0 0 1 6 0 4 0 1 0 4 2 月3 日数3基礎 固定的給与3 非固定的給与3 人事課 豊後 花子 1 1 0 1 2 5 2 0 1 6 0 7 0 1 2 0 日 月1 日数1基礎 固定的給与1 非固定的給与1 月2 日数2基礎 固定的給与2 非固定的給与2 月 日 ・育児終了時改定は職員からの申し出があった場合に改定する。(職員本人 ⇒ 共済組合に申出書を提出 ⇒ 共済組合から給与管理者に申し出のあった旨の連絡 ⇒ 育児終了時改定) 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定 コー ド 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 修正平均額 改定 事由 コー ド マス タ修 正 デー タ修 正 西暦年 月 日 西暦年 月 基礎 日数3 固定的給与3 非固定的給与3 所属コード 職員番号 共済区分 処理区分 算定コー ド 改定 区分 適用年月日 事由発生年月日 報酬平均1 報酬平均2 報酬平均3 修正平均額 改定 事由 コー ド マス タ修 正 デー タ修 正 西暦年 月 日 西暦年 2 0 1 6 0 7 0 1 2 0 1 6 0 4 0 0 0 ①平成28年3月31日に育児休業を終了し、翌日(4月1日)が属する月以後三月間の報酬を基に、平成28年7月1日から改定する場合。 1 1 2 4 月1 日数1基礎 1 0 0 0 2 固定的給与1 非固定的給与1 月2 日数2基礎 固定的給与2 非固定的給与2 月3 0 人事課 豊後 花子 0 2 0 0 0 0 4 0 1 0 1 2 1 0 0 0 0 1 0 0 5 2 0 2 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 6 2 2 0 2 2 0 0 0 0 0 0 ・産前産後休業終了時改定は職員からの申し出があった場合に改定する。(職員本人 ⇒ 共済組合に申出書を提出 ⇒ 共済組合から給与管理者に申し出のあった旨の連絡 ⇒ 産前産後休業終了時改定)

(7)

標準報酬制の手引き

日時:平成27年10月14日(水)

場所:ホルトホール大分 大ホール

(8)

標準報酬制の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1~4

資格取得時決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5~7

定時決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8~10

○標準報酬の決定において年間報酬の平均で算定することの申立書 (移行期用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11

○標準報酬決定基礎届・保険者算定申立に係る例年の状況、報酬の 比較及び組合員の同意等(移行期用)

・・・・・・・・・・・・・・・・

12

○標準報酬の決定において年間報酬の平均で算定することの申立書

・・・・・

13

○標準報酬決定基礎届・保険者算定申立に係る例年の状況、報酬の 比較及び組合員の同意等

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14

随時改定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15~17

育児休業等終了時改定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18~22

○標準報酬育児休業等終了時改定申出書

・・・・・・・・・・・・・・・・

23

○3歳未満の子を養育する旨の申出書

・・・・・・・・・・・・・・・・

24

○3歳未満の子を養育しない旨の申出書

・・・・・・・・・・・・・・・・

25

産前産後休業終了時改定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26~27

○標準報酬産前産後休業終了時改定申出書

・・・・・・・・・・・・・・・

28

標準期末手当等(標準賞与)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

29~30

(9)

1 標準報酬制の概要

標準報酬とは

「標準報酬」は、共済組合の短期給付事業、長期給付事業及び福祉事業等に係 る掛金・負担金や短期給付の給付金、厚生年金保険給付及び退職等年金給付の算 定の基礎となるもので、組合員が受ける報酬により決定します。

報酬とは

組合員が受ける給与、手当等をいいます。また、その性質に応じて「固定的給与」 と「非固定的給与」に区分されます。 ◆報酬の分類例

標準報酬月額とは

「標準報酬月額の等級及び月額」は、組合員が給与支給者から受ける報酬月額を 「標準報酬等級表」にあてはめて決定します(次ページ参照)。 また、標準報酬月額の各等級に対応する「標準報酬日額」は標準報酬月額の 22分の1に相当する金額(10 円未満四捨五入)となります。

標準報酬月額の決定・改定のタイミングと適用期間

決定と改定の時期は下記の4通りですが、基本は定時改定の年1回となります。

標準報酬制の概要

(10)

1 標準報酬制の概要

(11)

1 標準報酬制の概要

算定時に気をつけること

定時改定においては、4月~6月の報酬を3で割った金額を等級表に当てはめて 算定しますが、下記の注意点があります。 (1) 支払基礎日数について 支払われる報酬の算定の基礎となる「支払基礎日数」が17日以上であること。 支払基礎日数は下記の通り求められます。 当月の支払基礎日数=当月の勤務が割り振られた日数-前月の欠勤等日数 暦日数から週休日を除き、祝日・年末 年始の休日を含む 例えば、4月の欠勤日数4日分が5月の報酬で減額される場合、5月の支払 基礎日数は22日-4日の18日となります。 (2) 算定月について 支払基礎日数が17日以上の月を「算定基礎月」といいます。 (3) 休職等により報酬の全部又は一部が支給されない場合 現時点においては、未定ですので、そのような事例が発生した場合は、問い 合わせてください。 (4) 通勤手当の取扱い 通勤手当が複数月分として一括して支給される場合には、1ヶ月あたりの金額 を算出して報酬に算入します。 (5)現物給与について 報酬の全部又は一部が通貨以外のもので支給されるいわゆる現物給与につい ても報酬に算入します。 ◆報酬の全部又は一部が支給されない場合の分類例(取扱一部未定) ◆報酬の全部又は一部が支給されない場合の取扱い(取扱一部未定)

(12)

1 標準報酬制の概要

給与改定等があった場合の標準報酬月額の見直し

(1)標準報酬の決定・改定の後に、7月以後において給与改定等が6月以前に遡及 して行われた場合は、当該給与改定があった月の属する年度の9月1日からの標 準報酬について見直しを行い、必要があれば遡及して標準報酬月額を改定するも のとします。 例えば、12月にその年の4月に遡って給与改定が行われた場合、給与改定後 の4月~6月の報酬により見直しをおこない、9月から適用されていた標準報酬 を見直します。標準報酬は9月までしか遡及しませんので、掛金・負担金の精算 は9月~11月の3ヶ月分になります。 (2)扶養手当の対象となっている親族が扶養の要件を満たしていないことが葉名す るなど、組合員の責めに帰する事由により報酬が過去に遡って訂正された場合も、 それに伴って標準報酬も見直します。なお、遡及して見直すことが困難な場合で あっても、少なくともその年の9月から適用される標準報酬の見直しを行います。

標準報酬の算定事務

標準報酬の算定は、給与支給機関が行い、算定基礎届を共済組合に提出します。

標準報酬の組合員への通知

県から給与が支給されている組合員は、各所属に届く給与支給明細書に等級が明 記されます。標準報酬等級表を掲示することで、組合員への通知とします。 県以外から給与が支給されている組合員については、決定通知書を共済組合から 郵送します。

(13)

2 資格取得時決定

資格取得時決定とは

組合員の資格を新たに取得したときは、その資格を取得した日の現在の報酬の額 により標準報酬を決定します。 決定された標準報酬月額は資格を取得した日からその年の8月31日まで適用 されます(6月1日から12月31日までの間に組合員資格を取得した者について は、翌年の8月31日まで適用されます)。

資格取得時決定の対象となる人

資格取得時決定の対象者は、新たに組合員の資格を取得した者が対象になります が、次の場合も資格取得時決定の方法により標準報酬を決定します。 ① 他の地方公務員共済組合から転入した場合 ② 国家公務員共済組合から引き続き採用された場合 ③ 公庫等の継続長期組合員から職場復帰した場合 ④ 定年退職等により退職し、地方公務員法第 28 条の4第 1 項の規定に より採用(再任用フルタイム職員)された場合 ※再任用(復帰)が月の初日以外の日の場合は、翌月の初日から有効。

資格取得時決定の算定

資格取得時決定は、資格を取得した日の現在の報酬月額を、標準報酬等級表に当 てはめて決定します。「資格を取得した日の現在の報酬」とは、次のように取り扱 うこととなっています。 (1) 月額により支給される場合 月の初日に資格を取得したならば受けるべき報酬及び同様の職務に従事す る職員の報酬等を考慮した額となります。 月の途中に資格を取得した場合は、扶養手当や住居手当など、月の初日に 資格を取得したならば受けることができたであろう手当も含めて算定します。 (2) 日額により支給される場合 厚生年金の取扱いと同様の見込です。

資格取得時決定

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2 資格取得時決定 (3) 留意点 ① 通勤手当等の取扱いについては、ひと月分に相当する金額を算出して、 報酬に加算します。 ② 時間外勤務手当等があらかじめ見込まれる場合には、当該手当等の見込 額を算出し報酬に加算します。 ③ 固定的給与に係る手当等が確定した場合には、資格取得時決定の訂正を 行います。ただし、非固定的給与が当初見込んでいた額と増減が生じて いる場合の訂正は行いません。 ④ 他共済組合から転入した場合の異動前の所属における実績給が支給さ れる場合は、当該手当の額は資格取得時決定の際の報酬には含めず、異 動後の所属において受けることとなる報酬を基礎として決定します。 ⑤ 資格取得が月の初日であるが、休職等の理由により報酬の全部又は一部 が支給されない場合は、欠勤等がなかったとしたならば支給される報酬 により決定します。

特別な算定方法(保険者算定)

通常の方法では、報酬月額の「算定が困難であるとき」又は算定結果が「著しく 不当であるとき」は、共済組合が特別な算定方法によって、報酬月額を算定します。

資格取得時決定の見直し

資格取得時決定を行った後に、給与改定又は昇給・昇格等が遡及して行われた場 合は、資格を取得した日現在の報酬月額について、改正後の給与条例や昇給・昇格 後の給料等に基づき標準報酬月額を見直します。 留意点は次のとおり。 ① この見直しは、7月以後において給与改定又は昇給・昇格等が6月以前 に遡及して行われた場合には、給与改定又は昇給・昇格等のあった月の 属する年度の9月1日からの標準報酬月額を改定することになります。 ② 1月から5月までに資格取得時決定が行われた人については、その年 の9月1日以後は定時決定による標準報酬が適用され、定時決定自体の 見直しが行われますので、資格取得時決定の見直しは行われません。 ③ 6月から8月までに資格取得時決定が行われた人について見直しが行 われた場合は、その年の9月1日から適用となります。 ④ 9月から 12 月までに資格取得時決定が行われた人については、当初の 資格取得時決定の標準報酬が翌年の8月 31 日まで適用(随時改定等が 行われない場合)となっておりますので、その標準報酬を見直すことに なります。 ⑤ 通勤経路の変更により通勤手当が返納された時の経過期間の標準報酬 として算定されている通勤手当の額と実際に公共交通機関に支払った こととなる返納後の通勤手当との差額についての見直しは行いません。

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2 資格取得時決定 ⑥ 4月1日採用職員が住居手当の申請を申請期限内に行ったが、4月の支 給が間に合わず、5月に4月分と5月分の2ヶ月分として支給された場 合は、4月の報酬に住居手当の額を加算して資格取得時決定を見直しま す。 なお、住居手当、扶養手当などの固定的給与が本人の申出がなかったた め、資格取得月に支給されない場合は、支給された月を固定的給与に変 動があった月として随時改定の対象になるかどうかを判断することに なります。(例えば、4月1日採用職員が住居手当の申請を申請期限を 越えて行ったため、本来であれば4月から支給されるはずが、4月分は 支給されず、5月分から支給された場合は、資格取得月の4月の報酬の 見直しは行わず、5月から継続した3月間の平均の報酬月額による標準 報酬の等級が資格取得時決定による標準報酬の等級と2等級以上の差 があるときに随時改定を行います。)

資格取得時決定の事務処理

「3 定時改定 7」を参照してください。

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3 定時決定

定時決定とは

毎年7月1日において、現に組合員である者の4月から6月までの三月間の報酬 の平均により、標準報酬月額を決定します。毎年定期的に実施することから、「定 時決定」といいます。

定時決定の対象となる人

その年の7月1日に組合員である者が対象となります(休業中・休職中や欠勤し ている組合員も含みます)。 次の方はその年の定時決定の対象となりません。 ① 6月1日から7月1日までの間に組合員の資格を取得した者 ② 7月から随時改定・育児休業等終了時改定・産前産後休業終了時改定に より改定が行われる者 ③ 8月又は9月から随時改定・育児休業等終了時改定・産前産後休業終了 時改定により改定をおこなう予定のある者

定時決定

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3 定時決定

定時決定の算定

毎年7月1日において、現に組合員である者の同日前三月間(同日に継続した組 合員であった期間に限るものとし、かつ、報酬支払いの基礎となった日数(支払基 礎日数)が17日未満である月があるときは、その月を除く。)に受けた報酬の総 額をその期間の月数(算定基礎月)で除して得た額を「報酬月額」として標準報酬 を決定します。 なお、三月間の報酬の総額をその期間の月数で除して得た額に円未満の端数が生 じた場合は、切り捨てとなります。 留意点は以下の通りです ① 4月、5月及び6月に三月分以前の報酬の遅配分を受け、又は遡った 昇 給、昇格等により数月分の差額を一括して受ける等通常受けるべき報酬 以外の報酬を受けた場合には、その差額については、これらの期間にお ける報酬としては取り扱わないものとされております。 また、三月分以前の月分の減額がある場合においては当該差額分を補正 して(減額がないものとして)算出します。 ② 通勤手当・寒冷地手当 支給単位期間が複数月で支給される通勤手当や年5回支給される寒冷地 手当は、ひと月分相当額を算出して、4月から5月までの報酬に含めて 算定します。

適用期間

定時改定により決定された標準報酬月額は、その年の9月から翌年8月まで適用 されます。

特別な算定方法(保険者算定)

組合員の報酬月額の算定が困難であるときや著しく不当であるときは、同様の職 務に従事する職員の報酬月額その他の事情を考慮して共済組合が適当と認めて算 定する額をその組合員の報酬月額として標準報酬月額を決定することになります。 (1) 算定が困難なとき 育児休業や病気休職などの休職等により4月・5月・6月の3ヶ月間に報酬 をまったく受けていない場合など、法第43条第第5項の規定による通常の

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3 定時決定 (2) 著しく不当であるとき 病気休職による減給(8割支給)や減給などの懲戒処分等により報酬の一部が 支給されない場合や給与の遅配などの差額分が4月・5月・6月のいずれかの 月に支払われた場合など、通常の方法により算定すると著しく不当であるとき は、当該月を算定基礎月から除く、若しくは当該額を除いて報酬月額を算定し ます。 また、業務の性質上、季節的に報酬が変動することが例年発生すると見込ま れる場合も、通常とは異なる方法で標準報酬月額を算定することができます。 ◇ 業務の性質上、季節的に報酬が変動する場合 業務の性質上、基本的に4月から6月が繁忙期若しくは閑散期にあたり、他 の期間に比べて時間外勤務手当などが多く支給されることにより、4月・5 月・6月の3ヶ月間の平均により算定した標準報酬月額が前年の7月から当年 の6月までの1年間の報酬の平均(報酬の支払基礎日数が 17 日未満である月 があるときは、その月は除く。)により算定した標準報酬月額と2等級以上の 差が生じることが例年発生すると見込まれるとき、下記の条件をいずれも満た している場合、保険者算定を行うことができます。 なお、保険者算定を希望する場合は、改定月の25日までに公立学校共済組 合大分支部に書類を提出してください。 【条件】 ① 4月・5月・6月の3ヶ月間の平均により算定した標準報酬月額が前 年の7月から当年の6月までの1年間の報酬の平均により算定した 標準報酬月額と2等級以上の差が生じることが例年発生する。 ② 所属所の申立書による。 ③ 組合員の同意書がある。

定時決定の見直し

7月以後において、給与改定又は昇給等が6月以前に遡及して行われた場合は、 改正後の給与条例や昇給・昇格後の給料等に基づき標準報酬月額を見直します。

定時決定の事務処理

県から給与が支給されている組合員については、特にありません。 県以外から給与が支給されている組合員については、基礎届に係るデータを共済 組合に提出。

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公立学校共済組合大分支部 殿

標準報酬の決定において年間報酬の平均で算定することの申立書(移行期用)

当所属所(部署)は、毎年6月は下記の理由により繁忙期(閑散期)となることから、組 合員及び厚生年金被保険者の平成27年10月からの標準報酬を決定するにあたり、被用者 年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律附則第67条の規 定による算定方法によると、年間報酬の平均により算出する方法より、標準報酬が著しく不 当であると思料されますので、同法による改正後の地方公務員等共済組合法第43条第16 項及び厚生年金保険法第24条第1項の規定の例により、決定していただくよう申し立てま す。 なお、当所属所(部署)における例年の状況、標準報酬月額の比較及び組合員の同意等の 資料を添付します。 記 標準報酬の決定において年間報酬の平均により算定することを申立てる理由 ※ 業種等は正確に記入いただき、理由は具体的に記載をお願いします。 平成 年 月 日 所属所所在地 所属所名(部署名) 所属所長(職名・氏名) 事務担当者名 連絡先部署・電話番号 TEL ( )

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【申請にあたっての注意事項】 ・ この用紙は、移行期の標準報酬を決定する際に、年間報酬の平均で決定することを申し立てる場合に必ず提出してください。 ・ この用紙は、平成27年6月の報酬による標準報酬の等級と年間報酬の月平均による標準報酬の等級に1等級以上の差があ り、年間報酬の平均で決定することに同意する方のみ記入してください。 ・ また、組合員の同意を得ている必要がありますので、同意欄に組合員の自署にて氏名を記入いただくか記名のうえ押印してくだ さい。 ・ なお、標準報酬の月額は、年金や傷病手当金など、組合員が受ける保険給付の額にも影響を及ぼすことに留意してください。 【前年7月~当年6月の報酬額等の欄】 26 年 7 月 26 年 8 月 26 年 9 月 26 年 10 月 26 年 11 月 26 年 12 月 27 年 1 月 27 年 2 月 27 年 3 月 27 年 4 月 27 年 5 月 27 年 6 月 【標準報酬の月額の比較欄】※全て給与支給機関が記載してください。 【標準報酬の月額の比較欄】の(※)部分を算出する場合は、以下にご注意ください。 【組合員の同意欄】 組合員氏名 【備考欄】 私は平成27年10月からの標準報酬の決定にあたり、年間報酬額の平均で決定することを希望しますので、当組織(部署)が申立てすることに同意します。 平成27年6月の報酬(※) 千円 標準報酬決定基礎届・保険者算定申立に係る例年の状況、報酬の比較及び組合員の同意等(移行期用) 組織(部署)名称 標準報酬 標準報酬 ① 支払基礎日数17日未満の月の報酬額は除く。 ② 給与の支払いに遅配がある場合は ア 前年6月分以前に支払うべきであった給与の遅配分を前年7月~当年6月までに受けた場合は、その遅配分に当たる報酬の額を除く。 イ 前年7月から当年6月までの間に本来支払うはずの報酬の一部が、当年7月以降に支払われることになった場合は、その支払うはずだった月を除く。 ③ 前年7月~当年6月までの間に固定的賃金変動が起こった場合でも、報酬月額の平均の計算対象となる月であれば、固定的賃金変動が反映された報酬 も含めて平均を計算する。 ④ この保険者算定の要件に該当する場合は、「修正平均額」には「前年7月~本年6月の平均額」を記入する。 算定基礎月の報酬支払基礎日数 固定的給与 非固定的給与 合計 円 円 円 日 円 平成 円 円 円 円 日 円 円 円 日 円 円 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 円 日 円 円 平成 円 円 日 円 平成 前年7月~本年6月の 合計額(※) 前年7月~本年6月の 平均額(※) 短期給付 千円 厚生年金・退職等年金 千円 標準報酬 標準報酬 等 級 月 額 等 級 月 額 円 円 短期給付 厚生年金・退職等年金 千円 円 等 級 日 1等級以上 (○又は×) 修 正 平 均 額(※) 円 月 額 円 (様式2) 平成 平成 平成 平成 平成 円 所属所コード 組合員番号 組合員の氏名カナ 生年月日 円 日 円 性別 月 額 等 級 円 日

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公立学校共済組合大分支部 殿

標準報酬の決定において年間報酬の平均で算定することの申立書

当所属所(部署)は、毎年、4月から6月までの間は、下記の理由により繁忙期(閑 散期)となることから、組合員及び厚生年金被保険者の標準報酬定時決定基礎届を提 出するにあたり、地方公務員等共済組合法第43条第5項及び厚生年金保険法第21 条の規定による定時決定の算定方法によると、年間報酬の平均により算出する方法よ り、標準報酬月額の等級について2等級以上の差が生じ、著しく不当であると思料さ れますので、地方公務員等共済組合法第43条第16項及び厚生年金保険法第24条 第1項における「報酬月額の算定の特例」(年間)により決定していただくよう申し 立てます。 なお、当所属所(部署)における例年の状況、標準報酬月額の比較及び組合員の同 意等の資料を添付します。 記 標準報酬の決定において年間報酬の平均により算定することを申立てる理由 ※ 業種等は正確に記入いただき、理由は具体的に記載をお願いします。 平成 年 月 日 所属所所在地 所属所名(部署名) 所属所長(職名・氏名) 事務担当者名 連絡先部署・電話番号 TEL ( )

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【 申 請 に あ たっ て の 注 意 事項 】 ・ この用紙は、標準報酬定時決定基礎届を届け出るにあたって、年間報酬の平均で決定することを申し立てる場合に必ず提出して ください。 ・ この用紙は、定時決定にあたり、4、5、6月の報酬の月平均と年間報酬の月平均に2等級以上差があり、年間報酬の平均で決 定することに同意する方のみ記入してください。 ・ また、組合員の同意を得ている必要がありますので、同意欄に組合員の自署にて氏名を記入いただくか記名のうえ押印してくだ さい。 ・ なお、標準報酬の月額は、年金や傷病手当金など、組合員が受ける保険給付の額にも影響を及ぼすことに留意してください。 【 前 年 7 月 ~当 年 6 月 の 報酬 額 等 の 欄 】 年 7 月 年 8 月 年 9 月 年 10 月 年 11 月 年 12 月 年 1 月 年 2 月 年 3 月 年 4 月 年 5 月 年 6 月 【 標 準 報 酬 の月 額 の 比 較 欄】 ※ 全 て 給 与支 給 機 関 が記 載 し て く ださ い 。 【 標 準 報 酬 の月 額 の 比 較 欄】 の ( ※ ) 部分 を 算 出 する 場 合 は 、 以下 に ご 注 意 くだ さ い 。 【 組 合 員 の 同意 欄 】 私は本年の定時決定にあたり、年間報酬額の平均で決定することを希望しますので、当組織(部署)が申立てすることに同意します。 組合員氏名 【 備 考 欄 】 本年4月~6月の 平均額(※) 短期給付 厚生年金・退職等年金 標準報酬 標準報酬 等 級 月 額 等 級 月 額 千円 標準報酬定時決定基礎届・保険者算定申立に係る例年の状況、報酬の比較及び組合員の同意等 組織(部署)名称 標準報酬 標準報酬 千円 ① 支払基礎日数17日未満の月の報酬額は除く。 ② 給与の支払いに遅配がある場合は ア 前年6月分以前に支払うべきであった給与の遅配分を前年7月~当年6月までに受けた場合は、その遅配分に当たる報酬の額を除く。 イ 前年7月から当年6月までの間に本来支払うはずの報酬の一部が、当年7月以降に支払われることになった場合は、その支払うはずだった月を除く。 ③ 前年7月~当年6月までの間に固定的賃金変動が起こった場合でも、報酬月額の平均の計算対象となる月であれば、固定的賃金変動が反映された報酬 も含めて平均を計算する。 ④ この保険者算定の要件に該当する場合は、「修正平均額」には「前年7月~本年6月の平均額」を記入する。 算定基礎月の報酬支払基礎日数 固定的給与 非固定的給与 合計 円 円 円 日 円 平成 円 円 円 円 日 円 円 日 円 円 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 円 円 日 円 平成 平成 円 日 円 円 厚生年金・退職等年金 千円 平成 円 円 日 円 等 級 月 額 等 級 月 額 従前の 標準報酬の月額 前年7月~本年6月の 合計額(※) 前年7月~本年6月の 平均額(※) 短期給付 短期給付 厚生年金・退職等年金 千円 千円 標準報酬 千円 円 円 円 標準報酬 2等級以上 (○又は×) 修 正 平 均 額(※) 円 月 額 本年4月~6月の 合計額(※) 円 (様式2) 平成 平成 平成 平成 平成 円 日 円 日 円 所属所コード 組合員番号 組合員の氏名カナ 生年月日 円 日 円 円 等 級 性別 月 額 等 級

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4 随時改定

随時改定とは

昇給・昇格や異動などにより、報酬の額が著しく高低を生じた場合は、実際の報 酬月額と決定された標準報酬月額の間に隔たりが生じることになります。このよう な隔たりを解消するために標準報酬月額を改定することを「随時改定」といいます。

随時改定の要件

随時改定は、次の2つの条件をすべて満たしたときに実施します。 条件1 昇給・降給等により前月に対し当月の固定的給与に変動があること。 条件2 変動があった月から継続した三月間(各月とも支払基礎日数が17日以 上なければならない)に受けた報酬の総額を3で除して得た額(報酬平 均額)を報酬月額として算定した標準報酬の等級と従前標準報酬の等級 に2等級以上の差があること。 ◆随時改定の実施の判断

随時改定

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4 随時改定

特別な場合(2等級以上の差がないときに行う随時改定)

随時改定は、原則として2等級以上の差が生じたときに行いますが、標準報酬月 額には上限下限があるため、報酬が大幅に変動しても2等級以上の差が生じない場 合があります。次の場合は、2等級以上の差がなくても随時改定を行います。 (平成28年10月に標準報酬等級表が改正されるため等級及び金額の変更がある と思われます) (1) 短期給付に係る標準報酬の等級が第 42 級(1,150,000 円)、長期給付に係る 標準報酬の等級が第 29 級(590,000 円)に該当する者に昇給等があった場合 (2) 報酬月額が 93,000 円未満であることにより標準報酬の等級が第1級(98,000 円)に該当する者に昇給等があった場合 (3) 報酬月額が短期給付に係るものは 1,245,000 円以上、長期給付に係るものは 635,000 円以上であることにより、短期給付に係る標準報酬の等級が第 43 級 (1,210,000 円)、長期給付に係る標準報酬の等級が 30 級(620,000 円)に 該当する者に降給等があった場合 (4) 標準報酬の等級が第2級に該当する者に降給等があった場合 ◆特別な場合の随時改定

随時改定の見直し

随時改定が行われた後に、給与改定又は昇給・昇格等が遡及して行われた場合は、 固定的給与の変動があった月から継続して三月間に係る報酬月額について再計算 を行い、給与改定又は昇給・昇格等のあった月の属する年度の9月1日からの標準 報酬月額を改定することになります。 留意点は以下の通りです。 ① 1月から6月までに随時改定が行われた人については、その年の9月1 日以降は定時改定による標準報酬が適用されるので、随時改定の見直し

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4 随時改定 ② 7月もしくは8月に随時改定が行われた人については、その年の定時決 定は行われず、翌年の8月31日まで適用されることになりますので、 見直し後の標準報酬は随時改定が行われた年の9月1日から適用になり ます。

随時改定の事務処理

「3 定時改定 7」を参照してください。

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5 育児休業等終了時改定

育児休業等終了時改定とは

育児休業等を終了した組合員が育児休業等を終了した日において、その育 児休業等に係る3歳に満たない子を養育する場合、共済組合に申出をしたと きは、育児休業等終了日の翌日が属する月以後3月間(報酬支払の基礎とな った日数が 17 日未満である月は除きます。)に受けた報酬の総額をその期 間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬を改定します。 ただし、育児休業等終了日の翌日に産前産後休業を開始している組合員は、 この対象からは除外されます。 留意点は以下のとおりです。 ① 育児休業等終了後、勤務時間の短縮等により報酬が低下した場合に 行われる改定であり、組合員からの申出「標準報酬育児休業等終了 時改定申出書」が必要となります。 ただし、申出がない場合でも、復職時調整により給料表の級号給や 固定的給与に変動があった場合や育児短時間勤務などへの勤務形 態の変更は随時改定の対象となります。(この場合は2等級以上の 差が要件となります。) なお、復職時調整により報酬が上がった場合でも、申出があれば育 児休業等終了時改定を行います。(報酬が低下した場合に限定した 改定ではありません。) ②「報酬が低下した場合」とは、地方公務員の育児休業等に関する法 律第 10 条に規定する「育児短時間勤務」や同法第 19 条に規定する 「部分休業」により給与が減額されて支給される場合が想定されま すが、報酬が低下した条件を育児に限定していないことから、他の 要因により報酬が低下した場合でも申出を行うことにより育児休 業等終了時改定の対象となります。 ③ 育児休業等を終了した日の翌日の属する月以後三月間の報酬の平 均額により算定した標準報酬月額の等級が、現在の標準報酬月額の 等級と比べて1等級以上の差があるときに改定できます。 ④ 報酬の支払基礎日数が 17 日未満の月がある場合、その月を除いて 平均額を算出しますが、3ヶ月とも 17 日未満の場合には改定でき ません。 ⑤ 部分休業(1日の勤務時間の一部(2時間を超えない範囲内に限る) について勤務しない)の勤務形態により勤務している場合、部分休 業の取得状況が毎月異なることが想定されます。このような場合は 固定的給与の変動になることから、随時改定の対象となります。し たがって、まず、育児休業等が終了した日の翌日の属する月以後三 月間の報酬により育児休業等終了時改定の算定を行い、育児休業等 が終了した日の翌日の属する月の翌月以降、固定的給与の変動があ れば、変動があった月以後三月間の平均により随時改定に該当する かどうか算定します。(実際には育児休業等終了時改定以降は2等 級以上の差が生じないと想定されますので随時改定の実施はあま りないと思われます。)なお、育児短時間勤務の勤務形態の変更も 随時改定の対象となります。

育児休業等終了時改定

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5 育児休業等終了時改定

適用期間

改定された標準報酬は、育児休業等の終了日の翌日から起算して2月を経 過した日の属する月の翌月からその年の8月 31 日(7月から 12 月までのい ずれかの月から改定されたものについては、翌年の8月 31 日)までの適用 となります。 ◆育児休業等終了時改定の具体例 ◆育児休業等終了時改定の時期等

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5 育児休業等終了時改定 ◆育児休業終了時改定と随時改定の違い

育児休業等終了時改定の見直し

育児休業等終了時改定が行われた後に、給与改定又は昇給・昇格等が遡及 して行われた場合は、育児休業等を終了した日の翌日が属する月から継続し て三月間に係る報酬月額について計算を行い、標準報酬得月額を改定するこ とになります。 留意点は次のとおりです。 ① 1 月 か ら 6 月 ま で に 育 児 休 業 等 終 了 時 改 定 が 行 わ れ た 人 に つ い ては、その年の9月1日以降は定時決定による標準報酬が適用さ れますので、育児休業等終了時改定の見直しは行いません。 ② 7月若しくは8月に育児休業等終了時改定が行われた人について は、その年の定時決定は行われず、翌年の8月 31 日まで適用され ることになりますので、見直し後の標準報酬は育児休業等終了時 改定が行われた年の9月1日から適用になります。

3歳未満の子を養育している場合の標準報酬月額の特例

これは、年金記録上の措置です。 3歳に満たない子を養育し、又は養育していた組合員又は組合員であった 者が、共済組合に申出をしたときは、その標準報酬の月額が当該子を養育す ることとなった日の属する月の前月(基準月)の標準報酬の月額(従前標準 報酬の月額)を下回る月については、従前標準報酬の月額を当該下回る月の 標準報酬の月額とみなして、厚生年金給付における平均標準報酬額及び退職 等年金給付における給付算定基礎額の計算の基礎となる標準報酬の月額と みなします。この特例は、育児休業等終了時改定だけでなく、定時決定や随 時改定が行われた場合でも、当該決定・改定後の標準報酬月額が従前標準報 酬の月額を下回っている場合に適用となります。 なお、この特例は、育児短時間勤務などの勤務形態の期間中、報酬が低く なったことにより将来の厚生年金保険給付や退職等年金給付が低くなるこ

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5 育児休業等終了時改定 また、この特例を適用するために追加の掛金(保険料)の負担は必要あり ません。 留意点は次のとおりです。 ① この特例は、本人からの申出「3歳未満の子を養育する旨の申出書」 が必要となります。 申出の時期は、育児休業が終了し、職場復帰し報酬が低下するタイミン グで「養育する旨の申出」を提出してください。 ②当該子を養育することとなった日の属する月の前月(基準月)において 組合員でない場合にあっては、当該月前1年間以内における組合員(厚 生年金保険にあっては被保険者を含む。)であった月のうち直近の月が 基準月となります。(退職等年金給付に係る給付算定基礎額の計算の特 例については、子を養育することとなった日の属する月の前月前1年間 以内に組合員であった期間がなければ、この特例は受けられません。) ③従前標準報酬の月額を下回る月は、当該申出が行われた日の属する月の 前月にあっては、当該申出が行われた日の属する月の前月までの2年間 のうちにあるものに限ります。 ④特例の期間は、子を養育することとなった日(厚生労働省令若しくは総 務省令で定める事実が生じた日)の属する月から次のいずれかの事由に 該当するに至った日の翌日の属する月の前月までとなります。 ア 当該子が3歳に達したとき。 イ 当該組合員若しくは当該組合員であった者が死亡したとき、又は当 該組合員が退職したとき。 ウ 当該子以外の子を養育することとなったときその他これに準ずる ものとして厚生労働省令若しくは総務省令で定めるものが生じた とき。 エ 当該子が死亡したときその他当該組合員が当該子を養育しないこ ととなったとき。 オ 当該組合員が当該子以外の子について育児休業等を開始したとき。 カ 当該組合員が当該子以外の子について産前産後休業を開始したと き。 (注1)「養育することとなった日」とは、実子においては当該子の生年月日、 養子においては養子縁組の成立した日をいいます。 (注2)「厚生労働省令若しくは総務省令で定める事実が生じた日」とは、 ① 3歳に満 たない 子を養 育 する者が 新たに 組合員 の 資格を取 得し たこと。 ② 育児休業等を終了した日の翌日が属する月の初日が到来したこ と。 ③ 当該子以外の子に係る厚生年金給付における平均標準報酬額及 び退職等年金給付における給付算定基礎額の計算の基礎となる 標準報酬の月額の特例を受ける期間の最後の月の翌月の初日が 到来したこと。 をいいます。

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5 育児休業等終了時改定 ◆3歳未満養育特例のイメージ

3歳未満の子を養育している場合の標準報酬月額の特例に係る事務

処理

「3歳未満の子を養育する旨の申出書」に所属長の証明を受けて、次の書 類を添付して共済組合に提出する。 ① 当該子の生年月日及びその子と申出者との身分関係を明らかにす ることができる市町村長の証明書又は戸籍抄本 ② 当該子を養育することとなった日を証する書類

3歳未満の子を養育しないこととなった場合の標準報酬月額の特例

に係る事務処理

「3歳未満の子を養育しない旨の届出書」(添付書類不要)に所属長の証 明を受けて共済組合に提出する。

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標準報酬育児休業等終了時改定申出書

(フリガナ) 申出者氏名 申 出 者 生年月日 昭和 平成 年 月 日 所 属 所 組合員証 記号番号 職 名 育児休業等 承認期間 休業開始日 休業終了日(復職日の前日) 平成 年 月 日 平成 年 月 日 育児休業等 に係る子 (フリガナ) 氏 名 性 別 男 女 生年月日 平成 年 月 日 育児休業等終了前の標準報酬 等 級 級 月 額 千円 地方公務員等共済組合法第43条第12項の規定により、育児休業等終了日の翌日が属する月以後3 月間に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬を改定すること の希望を申し出ます。 公立学校共済組合大分支部長 様 平成 年 月 日 住 所 申出者 氏 名 上記の記載事項は、事実と相違ないものと認めます。 平成 年 月 日 職 名 所属所長 氏 名 備 考 「育児休業等終了日の翌日が属する月以後3月間」とは、育児休業等終了日の翌日において継続して組合員で あった期間に限るものとし、かつ、報酬支払の基礎となった日数が17日未満である月がある場合、その月は育 児休業等終了時改定の算定に使用しません。 共済組合 記 入 欄 標準報酬改定月 平成 年 月 固定的給与 非固定的給与 改定後標準報酬 級 千円 円 円

(32)

3歳未満の子を養育する旨の申出書 (フリガナ) 申出者氏名 申 出 者 生年月日 昭和 平成 年 月 日 所 属 所 組合員証 記号番号 職 名 基礎年金番号 養育すること となった日 平成 年 月 日 養育の特例を 開始した日 平成 年 月 日 ※(平成 年 月 日) 養育すること となった子 (フリガナ) 氏 名 性 別 男・女 生年月日 平成 年 月 日 地方公務員等共済組合法第79条の規定の適用を申出ます。 公立学校共済組合大分支部長 様 平成 年 月 日 住 所 申出者 氏 名 上記の記載事項は、事実と相違ないものと認めます。 平成 年 月 日 職 名 所属所長 氏 名 備 考 ※については、地方公務員等共済組合法施行規程第○○条に該当した日を記載すること。 共済組合 記 入 欄 養育することとなった日の 属する月の前月及び標準報酬 平成 年 月 等級 級 月額 千円 養育の特例を開始した日の属 する月の標準報酬 給与月額平均額 円 等級 級 月額 千円

(33)

3歳未満の子を養育しない旨の届出書 (フリガナ) 申出者氏名 申 出 者 生年月日 昭和 平成 年 月 日 所 属 所 組合員証 記号番号 職 名 基礎年金番号 養育しないこ ととなった日 平成 年 月 日 ※ 該当する事由に○を付し、カッコ内の日を「養育 しないこととなった日」として記載すること 1 3歳到達(誕生日) 2 組合員の退職(退職日) 3 他の子を養育(他の子の出生日) 4 子を養育しなくなった(養育しなくなった日) 5 育児休業等(掛金免除)の開始(開始日) 6 産前産後休業(掛金免除)の開始(開始日) 養育しないこ ととなった子 (フリガナ) 氏 名 性 別 男・女 生年月日 平成 年 月 日 地方公務員等共済組合法第79条第1項に該当したので届け出ます。 公立学校共済組合大分支部長 様 平成 年 月 日 住 所 届出者 氏 名 上記の記載事項は、事実と相違ないものと認めます。 平成 年 月 日 職 名 所属所長 氏 名 共済組合 記 入 欄 養育しないこととなった日の翌日 の属する月の前月及び標準報酬 平成 年 月 等級 級 月額 千円 給与月額平均額 円

(34)

6 産前産後休業終了時改定

産前産後休業終了時改定とは

産前産後休業終了後、育児休業の承認を受けずに職場に復帰し、復帰後の勤務形 態が育児短時間勤務等により報酬が低下する場合に行われる改定です。産前産後休 業の翌日に育児休業等を開始している組合員は、この対象からは除外されます。 産前産後休業を終了した組合員が当該産前産後休業を終了した日において、当該 産前産後休業に係る子を養育する場合、共済組合に申出をしたときは、産前産後休 業終了日の翌日が属する月以後三月間(報酬支払の基礎となった日数が 17 日未満 である月は除きます。)に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報 酬月額として、標準報酬を改定します。 留意点は、次のとおりです。 ① 産前産後休業」とは、出産の日(出産の日が出産の予定日後であるときは、 出産の予定日)以前 42 日(多胎妊娠の場合にあっては、98 日)から出産の 日後 56 日までの間において勤務に服さないこと(妊娠又は出産に関する事 由を理由として勤務に服さない場合に限ります。)をいいます。 ② 組合員からの申出「標準報酬産前産後休業終了時改定申出書」が必要となり ます。申出がないからといって、随時改定の対象とはなりません。(給料等 の減額は固定的給与の変動には該当しません。) ③ 「報酬が低下した場合」は、出産に伴い、育児以外の要因により報酬が低下 した場合でも申出を行うことにより産前産後休業終了時改定の対象となり ます。 ④ 産前産後休業終了時の翌日の属する月以後三月間の報酬の平均額により算 定した標準報酬月額の等級が、現在の標準報酬月額の等級と比べて1等級以 上の差があるときに改定できます。 ⑤ 報酬の支払基礎日数が 17 日未満の月がある場合、その月を除いて平均額を 算出しますが、3ヶ月とも 17 日未満の場合には改定できません。 ◆産前産後休業終了時改定のイメージ

産前産後休業終了時改定

(35)

6 産前産後休業終了時改定

産前産後休業終了時改定の見直し

産前産後休業終了時が行われた後に、給与改定又は昇給・昇格等が遡及して行 われた場合は、産前産後休業を終了した日の翌日が属する月から継続して3月間 に係る報酬月額について再計算を行い、標準報酬月額を改定することになります。 留意点は次のとおりです。 ① 1月から6月までに産前産後休業終了時改定が行われた人については、そ の年の9月1日以降は定時決定による標準報酬が適用されますので、産前 産後休業終了時改定の見直しは行いません。 ② 7月若しくは8月に産前産後休業終了時改定が行われた人については、そ の年の定時決定は行われず、翌年の8月 31 日まで適用されることになりま すので、見直し後の標準報酬は産前産後休業終了時改定が行われた年の9 月1日から適用になります。

3歳未満の子を養育している場合の標準報酬月額の特例

「5 育児休業終了時改定 4」を参照してください。 ◆3歳未満養育特例のイメージ

産前産後休業終了時改定の事務処理

「標準報酬産前産後休業終了時改定申出書」を所属長の証明を受けて、共済組合 に提出する。

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標準報酬産前産後休業終了時改定申出書

(フリガナ) 申出者氏名 申 出 者 生年月日 昭和 平成 年 月 日 所 属 所 組合員証 記号番号 職 名 産前産後休業 承認期間 休業開始日 休業終了日(復職日の前日) 平成 年 月 日 平成 年 月 日 産前産後休業 に係る子 (フリガナ) 氏 名 性 別 男 女 生年月日 平成 年 月 日 産前産後休業終了前の標準報酬 等 級 級 月 額 千円 地方公務員等共済組合法第43条第14項の規定により、産前産後休業終了日の翌日が属する月以後 3月間に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬を改定するこ との希望を申し出ます。 公立学校共済組合大分支部長 様 平成 年 月 日 住 所 申出者 氏 名 上記の記載事項は、事実と相違ないものと認めます。 平成 年 月 日 職 名 所属所長 氏 名 備 考 「産前産後休業終了日の翌日が属する月以後3月間」とは、産前産後休業終了日の翌日において継続して組合 員であった期間に限るものとし、かつ、報酬支払の基礎となった日数が17日未満である月がある場合、その月 は産前産後休業終了時改定の算定に使用しません。 共済組合 記 入 欄 標準報酬改定月 平成 年 月 固定的給与 非固定的給与 改定後標準報酬 級 千円 円 円

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7 標準期末手当等(標準賞与)

標準期末手当等(標準賞与)とは

期末手当等についても、毎月の標準報酬と同様に掛金等や長期給付の算定の基 礎となります。 この掛金等の算定の基礎となる期末手当等を「標準期末手当等(標準賞与)」 といい、組合員が期末手当、勤勉手当その他政令で定める手当を受けた月におい て、その月に組合員が受けた期末手当等の額に基づき、1,000 円未満の端数を切り 捨てたうえで標準期末手当等(標準賞与)の額を決定します。 なお、標準期末手当等(標準賞与)には上限額が設けられています。 留意点は次のとおりです。 ① 標準期末手当の額は「組合員が期末手当等を受けた月」において決定する こととされていることから、その決定については、原則として組合員の資 格を喪失した日以後に支給される期末手当等の額に基づく標準期末手当 等の額の決定は行いません。 ② 「期末手当等を受けた月」であっても当該月が組合員期間の計算の基礎と ならない月である場合は、標準期末手当等の額の決定は行いません。 ③ 期末手当等の支給の基準日後から実際の支給日以前に他の組合の組合員 に異動した場合におけるその者の基準日に係る標準期末手当等の額は、そ の者の異動前の組合において決定します。 ④ 同一の期末手当等の支給日において数種類の期末手当等が支給される場 合には、その合計額をもって「期末手当等の額」として取り扱い、標準期 末手当等の額を決定します。 ⑤ 同一の月における期末手当等の額が 1,000 円未満の場合には、標準期末手 当等の額の決定は行いません。 ⑥ 同一の月に支給日が異なる期末手当等が2回支給される場合であって、こ れらの合計額が同月において既に決定している標準期末手当の額と 1,000 円以上の差があるとき(標準期末手当等の額が決定されていない場合には 1,000 円以上となるとき)は、当該額に基づき、2回目の期末手当等の支 給日において標準期末手当等の額について再決定(標準期末手当等の額が 決定されていない場合には、決定)します。この取扱いは、同一の月に支 給日が異なる期末手当等が3回以上支給される場合においても同様です。 ⑦ 標準期末手当等の額を決定した月後に当該期末手当等の額の基礎となっ た期末手当等の増額や減額が行われた場合には、当該月に遡って標準期末 手当等の額を再決定します。この取扱いは、組合員の資格喪失後に増額又 は減額が行われる場合においても同様です。 ⑧ 派遣休職等の理由により本来支給されるべき給与が支給されない場合で あっても、その間他から期末手当等に相当する給与が支給されるときは、 当該期末手当等に相当する給与の額に基づいて標準期末手当等の額を決 定します。

標準期末手当等(標準賞与)

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7 標準期末手当等(標準賞与) ◆標準期末手当等(標準賞与)の上限

標準期末手当等(標準賞与)の組合員への通知

「1 標準報酬制の概要 8」を参照してください。

標準期末手当等(標準賞与)の額の決定の事務処理

「3 定時決定 7」を参照してください。

参照

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