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(1) 時系列による分析 1 総人口の推移 神戸市の総人口は 約 1,537 千人 (214 年 1 月 1 日時点 ) であり 1955 年 ( 昭和 3 年 ) の約 986 千人から 1.5 倍以上に増加している ( 図 1-1 表 1-1) 神戸市の人口の長期的な推移を他都市と比較した図 1

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(1)

全市及び区等の人口動態分析

(分析の視点)

①時間軸と空間軸、マクロとミクロ

本章および次章では神戸市の人口に関して、「過去」(1章)、「将来」(2章)に分けて 整理・分析をおこなう。その際、マルチスケールな視点に留意する。マルチスケールな視点と は全国あるいは阪神圏のなかでの神戸市の位置づけを考察したり(マクロレベル)、神戸市内 部において日常生活圏域である小学校区など地域コミュニティ単位での人口の動向を検討した り(ミクロレベル)することを指す。異なる空間スケールで分析をおこなうことによって、神 戸市をめぐる多様な人口問題を発見したいと考えたからである。 また、神戸市がいまどういう状況にあるのかをより良く理解するため、できるだけ長いスパ ンで過去から現在に至る人口の推移を見ること、さらには将来人口推計をおこなうことにより 神戸市の人口が今後どのような方向に進んでいくのかを明らかにするような分析を心がけた。

②自然動態と社会動態

人口の変化、より専門的な言い方をすれば人口動態は、出生と死亡による「自然動態」と転 入と転出からなる「社会動態」に分けることができる。 自治体の人口動態を考える上で、「足による投票」という言葉があるが、これは住民が自ら の選好に合致した自治体を選択し、そこに転居することを比喩的に「投票」と称している。こ のように自治体が「足による投票」によって日々「選ばれている」ことを明確にするためには、 上記の社会動態に注目する必要がある。本章と次章では人口の変化(人口動態)を「自然動態」 と「社会動態」に分けて分析するようにした。

③年齢別人口

今後の日本の人口問題を考えるうえで重要なポイントは急速に進展する高齢化(総人口に占 める高齢者の割合の上昇)と人口数そのものの減少である。いずれも、経済や社会、文化など 様々な領域に影響を与え、それらを変化させていくことになる。神戸市の場合、人口数の劇的 な減少見込むことは当面は必要ないが、緩やかな人口減少のなかで、人口の年齢構造が大きく 変化し、高齢者の人口割合が上昇し、子どもの人口割合が低下することに注意していく必要が ある。過去から将来に年齢別人口がいかに変化していくかをみていくことが今後の社会や政策 を考えるうえでとくに重要である。

(2)

(1)時系列による分析

①総人口の推移

神戸市の総人口は、約1,537千人(2014年10月1日時点)であり、1955年(昭和30年)の約986 千人から1.5倍以上に増加している(図1-1、表1-1)。 神戸市の人口の長期的な推移を他都市と比較した図1-2をみてみると、1920年(大正9年) には本市の人口規模は東京市、大阪市に次いで第3位(約60.9万人)の人口規模を有していた。 各市の市域拡大のタイミングも影響するが、戦前には名古屋市、横浜市が神戸市の人口を上回 り、1980年(昭和55年)頃には札幌市も神戸市の人口を上回ったことから、現在の人口規模は 政令指定都市の中で5番目(東京都特別区部を含めると6番目)となっている。もっとも、人 口の推移を見ると、1960年代前半までは10%前後の人口増加率があり、第2次世界大戦時と阪 神・淡路大震災直後の人口減少や停滞を除くと順調に人口は増加してきた。しかし、近年、人 口増加率は徐々に鈍化する傾向にあり、2010年(平成22年)には2005年(平成17年)と比較す ると1.2%まで低下した。その後、国勢調査結果に基づく推計人口によると、人口がピークを迎 えた2011年(平成23年)の翌年の2012年(平成24年)を転換点として人口増加率がマイナスと なり、神戸市は人口の減少局面に入ったと考えられる。 また、2005年(平成17年)から2010年(平成22年)の年齢別の人口推移を見ると、65歳以上 の高齢者人口が30.5万人から35.4万人と5万人程度増加し、総人口に占める高齢者の割合である 高齢化率は3ポイント上昇している。一方で15歳から64歳の生産年齢人口と15歳未満の年少人口 はともに減少している。 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 12.9% -3.6% 1.2% 0.3% -1.8%-1.0%-2.0% -6% -4% -2% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 1 9 5 5 1 9 6 0 1 9 6 5 1 9 7 0 1 9 7 5 1 9 8 0 1 9 8 5 1 9 9 0 1 9 9 5 2 0 0 0 2 0 0 5 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 2 0 1 4 万人 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 人口増加率 図1-1 神戸市の人口推移 ※2011年以降は国勢調査結果に基づく推計人口である。2011年以降の人口増加率は1年間での増加率を 示している。 出典:国勢調査結果及び神戸市統計報告「人口の動き」

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総数(人) ※各年 10 月 1 日現在 増加数(人) 人口増加率 (人口 1000 人につき) 1992 年 1,499,195 10,380 6.9 1993 年 1,509,395 9,694 6.4 1994 年 1,518,982 9,470 6.2 1995 年 1,423,792 △46,841 △32.9 1996 年 1,434,572 △ 1,115 △0.8 1997 年 1,454,632 6,357 4.4 1998 年 1,475,342 5,756 3.9 1999 年 1,483,655 7,751 5.2 2000 年 1,493,398 8,921 6.0 2001 年 1,503,480 9,562 6.4 2002 年 1,510,662 6,179 4.1 2003 年 1,516,155 5,327 3.5 2004 年 1,520,267 4,228 2.8 2005 年 1,525,393 4,945 3.2 2006 年 1,529,817 3,075 2.0 2007 年 1,532,428 980 0.6 2008 年 1,536,433 3,310 2.2 2009 年 1,541,214 3,436 2.2 2010 年 1,544,200 842 0.5 2011 年 1,544,496 501 0.3 2012 年 1,542,128 △ 2,846 △1.8 2013 年 1,539,751 △ 1,507 △1.0 2014 年 1,537,864 △ 3,005 △2.0 ※各年数値は国勢調査結果及び国勢調査結果を基に算出した「推計人口」であるが、1998年の数値 は「被災地人口実態調査結果」1999年、2000年はその結果を基に算出した「推計人口」である。 表1-1 神戸市の人口推移(1992~2014年) 横浜 3,710 大阪 2,686 名古屋 2,276 札幌 1,942 神戸 1,537 福岡 1,518 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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人口減少が進む中で、世帯数は増加傾向が続いているが、世帯人員は縮小しており、世帯の 小規模化が進んでいることがわかる(図1-3)。 参考として、図1-4により東京、大阪、名古屋の3大都市圏の転入超過数の経年変化をみる と、1960年代の高度経済成長期においては、大阪圏や名古屋圏においても地方からの人口移動 を受けて大きく転入超過となっている。ところが1970年代前半のオイルショックを境に大阪圏、 名古屋圏への流入はほぼ止まり、それ以降は転入・転出は均衡している。他方、1970年代のオ イルショック以降、1980年代後半のバブル期に進んだのは東京圏への人口一極集中であり、2000 年代に入ってからも、東京圏だけで転入超過傾向が続き、大阪圏、名古屋圏においては微減ま たは横ばい傾向となっている状況である。 232 280 331 377 427 462 488 539 537 606 643 684 695 4.23 2.21 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 4.50 100 200 300 400 500 600 700 800 1 9 5 5 年 1 9 6 0 年 1 9 6 5 年 1 9 7 0 年 1 9 7 5 年 1 9 8 0 年 1 9 8 5 年 1 9 9 0 年 1 9 9 5 年 2 0 0 0 年 2 0 0 5 年 2 0 1 0 年 2 0 1 4 年 ( 世 帯 人 員 : 人) ( 世 帯 数 : 千 世 帯) 世帯数 世帯人員 -50 0 50 100 150 200 250 300 350 400 1955 60 65 70 75 80 85 90 95 2000 05 08 09 10 11 12 13 (千人) (年) 大阪圏(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県) 東京圏(千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県) 名古屋圏(三重県、愛知県、岐阜県) 96.5(東京圏) -0.1(名古屋圏) -6.6(大阪圏) 図1-4 3大都市圏(東京、名古屋、大阪)の転入超過数の推移 出典:住民基本台帳人口移動報告 図1-3 世帯数と世帯人員の推移 出典:国勢調査結果及び神戸市統計報告「人口の動き」

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②自然動態(出生、死亡)

図1-5は、1955年(昭和30年)から2014年(平成26年)までの神戸市の出生数と死亡数の 推移を示している。縦棒のうちプラス側に示した出生数からマイナス側に示した死亡数を減じ た数が自然増減数であり、これを折線で表した。 「自然増減」をみると、1958年(昭和33年)以降、出生数はほぼ毎年増加し、死亡数は横ば いの状態が続いていたため、自然増減数は出生数に合わせて増加した。出生数は第二次ベビー ブームの最中である1973年(昭和48年)にピーク(出生24,771人、死亡7,500人)を迎え、約17,000 人の自然増だったが、高齢化の進展とともに死亡数が徐々に増加傾向を示すようになった。阪 神・淡路大震災以降、出生数は横ばいが続き、2005年(平成17年)にピーク時の半分である12,540 人まで減少し、その後も小幅に増減を繰り返していたが、2009年(平成21年)以降は減少傾向 にあるものの1万2千人台で安定している。死亡数は1996年(平成8年)の10,251人から2014年(平 成26年)には15,081人と約1.5倍に増加しており、自然増減数も8年連続の減少である。 図1-6に示すとおり15歳から49歳までの一人の女性が一生に産む子供の数を示す合計特殊 出生率は2010年(平成22年)では1.29となっており、市内9区でみると、最も低い中央区が1.09、 最も高い垂水区では1.42と区ごとの差が大きいのが特徴的である。また、図1-7のとおり神 戸市は政令市20市中14位と合計特殊出生率は全国と比較して低い傾向にあり、8区で全国平均 を下回っている状況にある。 また、2010年(平成22年)の生涯未婚率(50歳時の未婚率)を見ると、女性は12.8%と全国 平均の10.6%を上回っているが、男性では18.3%と全国平均の20.1%を下回っている。区別に 図1-5 神戸市の自然動態/出生数、死亡数、増減数 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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1.08 1.091.17 1.20 1.25 1.26 1.28 1.291.30 1.31 1.31 1.35 1.36 1.381.42 1.43 1.45 1.47 1.481.57 1.63 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 東京都特 別区部 札幌 市 京都市 仙台 市 福岡 市 大阪市 相模 原市 神戸 市 川崎 市 横浜 市 新潟市 千葉 市 名古 屋 市 さい た ま 市 静岡 市 堺市 岡山市 広島 市 北九 州市 浜松 市 熊本市 全国 平均 1. 39 16.1%17.0%17.2% 17.7%18.2%18.2%18.3%18.3%18.8%19.4% 20.0%20.2%20.3%20.3%20.7%20.8%20.9% 21.6%22.5% 25.2% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 広島 市 仙台市 岡山市 堺市 さい た ま 市 福岡 市 熊本市 神戸市 千葉市 新潟市 名古屋 市 北九 州 市 札幌 市 相模 原 市 京都 市 静岡 市 浜松 市 横浜 市 川崎市 大阪市 全国平 均 20 .1 図1-6 神戸市の自然動態/市、区別合計特殊出生率の推移 図1-7 神戸市の自然動態/大都市の合計特殊出生率(2010年) 出典:兵庫県統計 人口関連データ(HP)等 出典:国勢調査 図1-8 政令指定都市別の男性生涯未婚率(2010年) 出典:国勢調査

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8.6% 9.1% 9.3% 10.2% 10.5% 10.6% 10.6%10.8% 11.0% 11.5% 11.6% 11.6% 11.7%12.3% 12.8%13.4% 14.7% 15.7% 15.7% 17.7% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0% 浜松 市 相模 原市 さい た ま 市 岡山市 広島 市 新潟市 千葉市 熊本市 横浜 市 堺市 静岡 市 仙台市 名古 屋 市 川崎市 神戸市 北九 州市 京都 市 札幌 市 福岡 市 大阪市 全国平均 10 .6 12.2 14.8 15.6 18.0 18.5 21.5 26.4 29.7 32.2 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 西区 東灘区 北区 須磨区 垂水区 灘区 中央区 長田区 兵庫区 (%) 神戸市平均 18.3→ 7.0 9.2 11.8 11.9 13.3 18.5 19.0 20.4 23.8 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 (%) 神戸市平均 12.8→ 図1-9 政令指定都市別の女性生涯未婚率(2010年) 出典:国勢調査 図1-10 区別の男性生涯未婚率(2010年) 出典:国勢調査

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ここで各区における全世帯数に対する家族類型別の割合をみてみると、中央区や兵庫区など 未婚率の高い区では単独世帯の割合が、西区や北区など未婚率の低い区では「夫婦と子」のフ ァミリー層の割合がそれぞれ高くなっていることがわかる(図1-12)。また、世帯主年齢別 の全世帯数に対する家族類型別の世帯数の割合をみてみると、「夫婦と子」の世帯割合が30代 前半から増えており、30代、40代が自然増を支える中心的な年齢階層であると考えられる(図 1-13)。 20.5 17.8 14.4 16.3 23.7 19.3 23.0 23.3 21.2 38.3 31.7 21.1 27.1 44.6 33.4 40.6 40.5 46.2 0.6 0.6 0.4 0.6 1.3 0.7 0.9 0.8 1.3 1.1 1.1 0.7 1.0 3.2 1.4 1.5 1.6 3.3 36.9 45.5 60.5 51.5 23.7 41.2 31.0 31.0 24.9 2.6 3.2 2.9 3.6 3.4 3.9 3.0 2.8 3.1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 夫婦のみ 夫婦と子ども 夫婦と親 夫婦と親と子 単独 その他 図1-12 区別の家族類型別一般世帯数比率(2010年) 出典:国勢調査 図1-13 世帯主年齢別の家族類型別一般世帯数比率(2010年) 出典:国勢調査

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③社会動態(転出、転入)

図1-14は、1955年(昭和30年)から2014年(平成26年)までの神戸市の転入数、転出数の 推移を示している。縦棒のうちプラス側に示した転入数からマイナス側に示した転出数を減じ た数が社会増減数であり、これを折線で示した。 「社会増減」をみると、社会増減数は21,522人(転入:117,996人 転出:96,474人)と転入 超過のピークを迎えた1957年(昭和32年)を中心に1956年(昭和31年)から6年連続で1万人以 上(平均が約15,000人)の増加になるなど大幅な転入超過で推移していた。その後、転出数の 増加により社会増減数は伸び悩み、社会増減数がマイナスの状態が1972年(昭和47年)から1980 年(昭和55年)の9年間続いた。そして、西区や臨海部等でのニュータウン開発により市内の住 宅供給が活発になった1981年(昭和56年)以降は転入数、転出数とも横ばいで推移しつつ、年 間4,000人から10,000人のプラスの社会増減が続いていた。1995年(平成7年)の阪神・淡路大 震災では4万人を超える転出超過となったが、1997年(平成9年)には再び転入超過となり、7,748 人の転入超過であった2001年(平成13年)をピークにして増加幅は縮小傾向にあり、2012年(平 成24年)、2014年(平成26年)には転出超過となっている。 図1-14 神戸市の社会動態/転入数、転出数、増減数 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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④総人口に与えてきた自然動態と社会動態の影響

図1-15は、神戸市において、人口の「社会動態」と「自然動態」がどのように総人口に影 響を与えてきたかを示したものである。左右は社会増減数(右がプラス)、上下は自然増減数 (上がプラス)を示している、左上から右下への45度線よりも上は社会増減数と自然増減数の 和として人口が増加したことを示し、45度線よりも下、すなわち網かけの部分は人口が減少し たことを意味している。1955年(昭和30年)以降、自然増減と社会増減を繰り返しながらも、 阪神・淡路大震災時を除いて、神戸市ではこれまで人口減少期を迎えたことはなかった。もっ とも表1-2から人口増の要因は、転入者数の増加による社会増よりも概して出生数による自 然増の寄与が大きかったことが分かる。活発な住宅地開発が進む郊外に子育て世代が流入した こと、高齢者数が少なく結果として死亡数も少なかったことなどの影響によるものと考えられ る。 2007年(平成19年)以降の自然減、最近では社会減の圧力も重なり、2012年(平成24年)以 降は人口減少期に入っている。今後、出生数の停滞と死亡数の着実な増加による自然減、転入 数と転出数は均衡しつつ、継続的な人口減少のスパイラルに入っていく可能性もある。 表1-2 神戸市の自然動態と社会動態の推移 自然増+社会増 自然増 社会増 人数 割合 人数 割合 1955-1959 116,725 49,735 42.6% 66,990 57.4% 1960 年代 177,968 141,514 79.5% 36,454 20.5% 1970 年代 104,130 144,090 -39,960 1980 年代 104,816 67,905 64.8% 36,911 35.2% 1990 年代 24,140 23,832 98.7% 308 1.3% 2000 年代 49,963 7,387 14.8% 42,576 85.2% 2010-2014 -6,857 -9,564 2,707 出典:神戸市統計報告「人口の動き」 図1-15 神戸市の自然動態と社会動態の推移 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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⑤地域ブロック別の人口移動の状況

社会動態について地域別にみてみる。図1-16により、全国を「関東(1都6県)」、関東以 外の「東日本」、神戸市以外の「兵庫県」、「大阪府」、兵庫県と大阪府以外の「西日本」の5 つの地域ブロックに区分して、1959年(昭和34年)以降の各地域ブロックに対する神戸市の転 出入超過数をみてみると、高度経済成長期をはさむ1970年代後半までは西日本から神戸市への 転入人口による社会増加が非常に大きいことが分かる。神戸経済を代表する造船や鉄鋼などの 重厚長大産業の発展が西日本地域から神戸市への人口を吸引する大きな誘因となっていたもの と考えられる。1980年代に入ると、大阪府や兵庫県内他市町からの転入超過がみられるが、こ れは西区や臨海部等での住宅地開発の影響と考えられる。なお1959年(昭和34年)以降今日に 至るまで、関東に対しては常に転出超過となっている。 次に、表1-3では、近畿圏を除く全国を10の地域ブロックに分け、1999年(平成11年)か ら2014年(平成26年)までの16年間の社会動態を示している。これを見ると神戸市の人口動態 にとくに大きな影響を与えているのは、中国地方の約1万人、四国地方の約7千人の転入超過、 東京都の約1万9千人、神奈川県の約8千人の転出超過であることが読み取れる。10ブロック のうち6ブロックで転入超過となっている一方、東京都、神奈川県、南関東に対しては一貫し て転出超過であり、とりわけ東京都への転出超過数は毎年約1千人程度と際立っている。これ に対して西日本地域からは転入超過の傾向が継続しているが、とりわけ中国地方からの転入超 過が大きい。 直近の人口移動について、進学や就職、転勤、結婚、住宅取得などを迎える世代として流動 性が高い15歳から35歳の若年層を抽出して、年齢階層別の傾向をみた。図1-17、18によると、 東京都への転出超過は直近の動向でも1千人前後が続いており、特に20代の転出超過が著しい。 転出超過数は東京都より小さいが、神奈川県、南関東も同様の傾向を示しており、東京都を中 心とした関東圏への若者の流出傾向が強いことがわかる。これに対して、中国、四国、九州・ 沖縄からの転入超過は15歳~19歳及び20歳~24歳が多くを占めており、神戸市がこれらの地方 の若者の大学進学や就職の受け皿になっているものと思われる。

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-50000 -40000 -30000 -20000 -10000 0 10000 20000 30000 19 59 19 61 19 63 19 65 19 67 19 69 19 71 19 73 19 75 19 77 19 79 19 81 19 83 19 85 19 87 19 89 19 91 19 93 19 95 19 97 19 99 20 01 20 03 20 05 20 07 20 09 20 11 20 13 転 入 超 過 数( 人) 転 出 超 過 数( 人) 東日本 関東 大阪府 兵庫県 西日本 北海道・ 東北 北関東・ 甲信 東京都 神奈川県 (埼玉・千葉)南関東 東海 北陸 東日本合計 中国 四国 九州・ 沖縄 西日本合計 1999~2003年 301 ▲ 182 ▲ 5,448 ▲ 2,948 ▲ 1,337 ▲ 111 744 ▲ 8,981 3,369 1,869 1,010 6,248 2004~2008年 995 127 ▲ 6,730 ▲ 2,792 ▲ 1,501 ▲ 1,102 869 ▲ 10,134 3,137 2,563 1,871 7,571 2009~2013年 1,004 313 ▲ 5,447 ▲ 1,713 ▲ 1,030 20 707 ▲ 6,146 3,185 2,452 1,983 7,620 2014年 ▲ 48 8 ▲ 1597 ▲ 480 ▲ 381 33 106 ▲ 2359 585 540 352 1477 16年間合計 2,252 266 ▲ 19,222 ▲ 7,933 ▲ 4,249 ▲ 1,160 2,426 ▲ 27,620 10,276 7,424 5,216 22,916 表1-3 地域ブロック別(近畿圏を除く)にみた転入・転出超過数の推移 図1-16 地域別にみた転入・転入超過数の推移 出典:神戸市統計報告「人口の動き」 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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-1000 -800 -600 -400 -200 0 200 400 600 転 入 超 過 数( 人) 転 出 超 過 数( 人) 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 -1200 -1000 -800 -600 -400 -200 0 200 400 600 転 入 超 過 数( 人) 転 出 超 過 数( 人) 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 図1-17 地域ブロック別(近畿圏を除く)にみた 若年層における年齢5歳階級別転入・転出超過数(2012年) 図1-18 地域ブロック別(近畿圏を除く)にみた 若年層における年齢5歳階級別転入・転出超過数(2013年) 出典:住民基本台帳人口移動報告 出典:住民基本台帳人口移動報告

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(移動人口の職業別構成の状況)

国勢調査では移動者の社会経済的属性をみることができる。図1-19は2005年(平成17年) から2010年(平成22年)の5年間の神戸市と各地域ブロック間の人口移動を職業別(2010年(平 成22年)時点の職業)に整理したものである。この図において、とくに関東への転出超過人 口の職業に注目すると、事務従事者(1,573人)、専門的・技術的職業従事者(1,162人)、 販売従事者(1,034人)の順で流出が多いことがわかる。研究者などの高度人材の流出は神戸 経済にとって懸念すべき課題である。 専門的・技術的職業従事者 -1162 事務従事者 -1573 販売従事者 -1034 -5000 -4000 -3000 -2000 -1000 0 1000 2000 転 入 超 過 数( 人) 転 出 超 過 数( 人) 管理的職業従事者 専門的・技術的職業従事者 事務従事者 販売従事者 サービス職業従事者 保安職業従事者 農林漁業従事者 生産工程従事者 輸送・機械運転従事者 建設・採掘従事者 運搬・清掃・包装等従事者 分類不能の職業 図1-19 職業別地域別就業者の転出入の状況 出典:国勢調査 (参考:職業分類の説明) 管理的職業従事 者 事業経営方針の決定・経営方針に基づく執行計画の樹立・作業の監督・統制な ど,経営体の全般又は課(課相当を含む)以上の内部組織の経営・ 管理の仕事に従事するもの 専門的・技術的 職業従事者 高度の専門的水準において,科学的知識を応用した技術的な仕事に従事するもの及び医療・教育・法律・宗教・芸術・その他の専門的性質の仕 事に従事するもの 事務従事者 一般に課長(課長相当職を含む)以上の職務にあるものの監督を受けて,庶務・文書・人事・調査・企画・会計などの仕事並びに生産関連・営 業販売・外勤・運輸・通信に関する事務及び事務用機器の操作の仕事に従事するもの 販売従事者 有体的商品の仕入・販売,不動産・有価証券などの売買の仕事,有体的商品・不動産・有価証券などの売買の仲立・取次・代理などの販売類似 の仕事,商品の売買・製造・サービスなどに関する取引上の勧誘・交渉・受注・契約締結,保険の代理・募集などの営業の仕事に従事するもの サービス職業従 事者 個人の家庭における家事サービス,介護・身の回り用務・調理・接客・娯楽など個人に対するサービス及び他に分類されないサービスの仕事に 従事するもの 保安職業従事者 国家の防衛,社会・個人・財産の保護,法と秩序の維持などの仕事に従事するものが分類される。自衛官・警察官・海上保安官・消防員として 任用されているもの 農林漁業従事者 農作物の栽培・収穫,養蚕,家畜・家きん・その他の動物の飼育,林木の育成・伐採・搬出,水産動植物(両生類を含む)の捕獲・採取・養殖 をする仕事及びその他の農林漁業類似の仕事並びにこれらに関連する仕事に従事するもの 生産工程従事者 生産設備の制御・監視の仕事,機械・器具・手道具などを用いて原料・材料を加工する仕事,各種の機械器具を組立・調整・修理・検査する仕 事,製版・印刷・製本の作業,生産工程で行われる仕事に関連する仕事及び生産に類似する技能的な仕事に従事するもの 輸送・機械運転 従事者 機関車・電車・自動車・船舶・航空機などの運転・操縦の仕事及びその他の関連する仕事並びに定置機関・機械及び建設機械を操作する仕事に 従事するもの 建設・採掘従事 者 建設の仕事,電気工事に係る作業を行う仕事,ダム・トンネルの掘削などの仕事,鉱物の探査・試掘・採掘・採取・選鉱の仕事に従事するもの 運搬・清掃・包 装等従事者 主に身体を使って行う定型的な作業のうち,運搬・配達・梱包・清掃・包装等の仕事に従事するもの 分類不能の職業 いずれの項目にも含まれない職業 平成22年国勢調査に用いる職業分類(総務省統計局)より作成 出典:国勢調査

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(周辺自治体等と神戸市の人口移動状況)

対近畿圏の人口移動の状況を図1-20からみてみると、阪神間の自治体に対しては2002年 (平成14年)、大阪市に対しては2003年(平成15年)以降、転出超過の状況が継続している。 また、明石市、加古川市、高砂市などの東播臨海部(※)との人口移動に関しては、郊外地 での住宅取得志向と関連して、震災以前から転出超過傾向にあったが、神戸市内での住宅供 給の増加により、1999年(平成11年)以降は転入超過に転じ、その傾向が続いている。ただ し、2000年(平成12年)頃には1,400人台で推移していた転入超過は2014年(平成26年)には 113人となり、転入超過幅は縮小傾向にある。 大阪市を除く大阪府に対しては転入超過が続いてきたが、転入超過幅は徐々に縮小し、最 近は転出入が均衡しつつある。阪神間6市や東播臨海部を除くその他の兵庫県内の自治体に対 しても、大幅な転入超過の状況が続いてはいるが、最近はその超過数は徐々に小さくなって いる。 図1-21は周辺の自治体等との人口移動状況を個別に示している。阪神間の自治体である 尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市に対しては2000年(平成12年)には転入超過であったが2014 年(平成26年)では転出超過に転じている。東播臨海部においては2000年(平成12年)では 明石市から500人を超える転入超過があったが、2014年(平成26年)には転出超過に転じてい る。また、加古川市、三木市においては2000年(平成12年)には300人を超える転入超過であ ったが、2014年(平成26年)には転入超過幅が大きく縮小している。 ※東播臨海部:明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の3市2町で人口規模は716千人(2010年国勢調査)

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-1,500 -1,000 -500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 1 999 年 2 000 年 2 001 年 2 002 年 2 003 年 2 004 年 2 005 年 2 006 年 2 007 年 2 008 年 2 009 年 2 010 年 2 011 年 2 012 年 2 013 年 2 014 年 (人) 大阪府(大阪市除く) -1,500 -1,000 -500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 1 999 年 2 000 年 2 001 年 2 002 年 2 003 年 2 004 年 2 005 年 2 006 年 2 007 年 2 008 年 2 009 年 2 010 年 2 011 年 2 012 年 2 013 年 2 014 年 (人) 大阪市 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 19 94 年 19 95 年 19 96 年 19 97 年 19 98 年 19 99 年 20 00 年 20 01 年 20 02 年 20 03 年 20 04 年 20 05 年 20 06 年 20 07 年 20 08 年 20 09 年 20 10 年 20 11 年 20 12 年 20 13 年 20 14 年 (人) 阪神間6市(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市) -4,000 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 199 4 年 199 5 年 199 6 年 199 7 年 199 8 年 199 9 年 200 0 年 200 1 年 200 2 年 200 3 年 200 4 年 200 5 年 200 6 年 200 7 年 200 8 年 200 9 年 201 0 年 201 1 年 201 2 年 201 3 年 201 4 年 (人) 東播臨海部 851 -1,500 -1,000 -500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 1 999 年 2 000 年 2 001 年 2 002 年 2 003 年 2 004 年 2 005 年 2 006 年 2 007 年 2 008 年 2 009 年 2 010 年 2 011 年 2 012 年 2 013 年 2 014 年 (人) その他近畿 -1,500 -1,000 -500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 19 99 年 20 00 年 20 01 年 20 02 年 20 03 年 20 04 年 20 05 年 20 06 年 20 07 年 20 08 年 20 09 年 20 10 年 20 11 年 20 12 年 20 13 年 20 14 年 (人) その他県内 図1-20 近畿圏地域別にみた転入・転出超過数の推移 (阪神間6市・東播臨海部:1994~2014年、その他:1999~2014年) 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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図1-21 周辺自治体等との転入・転出超過状況図(2000、2014年)

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(西宮市、明石市と神戸市各区との人口移動状況)

神戸市は周辺自治体から通勤や通学等で約20万もの人々が流入する都市圏の中心都市であ る。その中でも神戸市への通勤・通学者が多い自治体として、市西側に位置する明石市と市 東側に位置する西宮市に関して、各区との人口移動をみていく。 図1-22では各区と明石市との転入・転出超過状況を示しているが、明石市に近い市西部 に位置する区との超過幅が大きいことがわかる。例えば西区では2000年(平成12年)には500 人を超える転入超過があったが、2010年(平成22年)にはその数は100人程度に減少し、2014 年(平成26年)には200人以上の転出超過に転じている。図1-23により2013年(平成25年) の西区における明石市との転入・転出超過数を性別・年齢5歳階級別にみると、男女ともに、 就職や結婚、初めての住宅購入(住宅の一次取得)が行われることが多い20代、30代前半で 転出超過となっている。 各区と西宮市との転入・転出超過状況を図1-24でみると、市東部の区のみではなく、市西 部の区との間でも転入・転出超過を観察できる。東灘区では2000年(平成12年)には400人を 超える転入超過があったが、2014年(平成26年)には100人を超える転出超過に転じている。 図1-25により2013年(平成25年)の東灘区における西宮市との転入・転出超過数を性別・ 年齢5歳階級別にみると、女性では大学卒業・就職のタイミングである20歳代前半から結婚に よる移動が想定される20歳代後半にかけて転出傾向が見受けられる。その後、住宅の一次取 得時期として考えられる30歳代前半において一度転入超過に転じるが、その後再び40歳代前 半までは転出超過となる。男性では高校卒業後の進学・就職時期において転出傾向となるが、 大学卒業時の就職のタイミングにおいては転入超過となっている。その後の結婚から住宅の 一次取得時期として考えられる20歳代後半~30歳代にかけて転出超過の傾向となり、40歳代 で一度転入超過となるものの、50~60歳代では転出超過となっている。また、灘区でも2000 年(平成12年)には100人の転入超過があったが2014年(平成26年)には14人まで縮小してい る。また、西区、垂水区及び北区においても、近年は西宮市への転出超過の傾向が強くなって きていることがうかがえる。 -141 506 -230 -300 -200 -100 0 100 200 300 400 500 600 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 (人) 明石市2000 明石市2010 明石市2014 図1-22 明石市との転入・転出超過数(区別) 西区への転入超過が 転出超過に転じている 転 入 超 過 転 出 超 過 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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413 100 108 -120 -108 -104 -118 -200 -100 0 100 200 300 400 500 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 (人) 西宮市2000 西宮市2010 西宮市2014 図1-24 西宮市との転入・転出超過数(区別) 東灘区への転入超過が 転出超過に転じている。 転 入 超 過 転 出 超 過 出典:神戸市統計報告「人口の動き」 男 性 女 性 男 性 女 性 -60 -40 -20 0 20 40 60 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -150 -100 -50 0 50 100 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -150 -100 -50 0 50 100 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) 出典:住民基本台帳移動報告 図1-23 西区における明石市との転出入状況(性別・年齢5歳階級別)2013年

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(神戸市各区と大阪市との人口移動状況)

図1-26は、各区と京阪神大都市圏の中心市である大阪市との転入・転出超過状況の推移 を示している。東灘区は2000年(平成12年)には大阪市に対して400人を超える転入超過であ ったが、2010年(平成22年)には超過幅が大幅に減少し、2014年(平成26年)には転出超過 に転じている。同様の傾向が灘区、中央区などでも起こっており、大阪市への流出傾向が強 まっていることがわかる。また、垂水区、西区及び北区等においては2000年(平成12年)の 段階ですでに転出傾向を示していたが、近年その傾向がより強まっている。 対神戸市のみならず、大阪市では2000年(平成12年)以降転入超過が続いている。その要 因の一つとして、これまで中心地である大阪市から郊外へ住宅を求めて流出傾向を示してい た大都市圏内の人口移動が、大阪市内の住宅供給の増加に伴い、郊外から中心地である大阪 市への移動に転換するという人口の都心回帰の現象が影響しているものと考えられる。 このような大阪市に対する人口移動の状況の実態を分析するため、大阪市への通勤・通学 者が最も多い東灘区、神戸市の都心部である中央区、ニュータウンを含む須磨区における2013 年(平成25年)の大阪市とのそれぞれの転入・転出超過数に関して性別・年齢5歳階級別にみ てみる。 図1-27をみると、東灘区においては、男性の20歳代後半~30歳代、女性では20歳代後半 の結婚や住宅の一次取得による移動が想定される年齢層が転入超過となっている。0~4歳の 転入数も多いため、若年のファミリー層の転入が考えられる。 図1―28をみると、中央区においては、男性の30~40歳代が転入超過となっており、女性 の20歳代後半が転出超過となっている。年少人口の移動がほとんどないことから、結婚に伴 う移動または単身世帯の移動が多いことが考えられる。 図1-29をみると、須磨区においては、0~4歳の年少人口の転入超過があることから、若 年のファミリー層の転入も考えられるが、結婚・出産が多いと想定される20歳代後半~30歳 代における転出数も多く全体では転出超過となっている。 421 130 106 -106 -137 -109 -176 -200 -100 0 100 200 300 400 500 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 (人) 大阪市2000 大阪市2010 大阪市2014 東灘区、灘区、中央区等への 転入超過が転出超過に転じている。 北区、須磨区、垂水区、西区 からの転出傾向が強まる 転 入 超 過 転 出 超 過 図1-26 大阪市との転入・転出超過数(区別) 出典:神戸市統計報告「人口の動き」

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-80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以 上 転出 転入 転入-転出 (人) 図1-27 東灘区における大阪市との転出入状況(性別・年齢5歳階級別)2013年 男 性 女 性 出典:住民基本台帳移動報告 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -100 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以 上 転出 転入 転入-転出 (人) 図1-28 中央区における大阪市との転出入状況(性別・年齢5歳階級別)2013年 男 性 女 性 出典:住民基本台帳移動報告 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 0 ~ 4 歳 5 ~ 9 歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 転出 転入 転入-転出 (人) 男 性 女 性

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(神戸都市圏)

神戸市は京阪神大都市圏の一部とみるこ ともできるが、先にも触れたとおり周辺市町 村に対して神戸市を中心とした独自の都市 圏を形成しているともいえる。神戸市の人口 動態変化の背景を理解するためには、市域内 での人口動態だけでなく、日常的に人の行き 来のある周辺地域にまで視野を広げてみて いく必要があるだろう。 都市圏や大都市圏の設定に関して、総務省 の定義では中心市への15歳以上の通勤・通学 者数の割合が当該市町村の常住人口の1.5% 以上であり、かつ、中心市と連接している市 町村を周辺市町村とし、中心市への通勤・通 学圏、すなわち都市圏・大都市圏としている。 2010年(平成22年)国勢調査結果を用いて神 戸市に上記基準をあてはめると、県下の23 市7町が神戸市の通勤・通学圏となる。しか し、それら30市町には通勤・通学流動におい て神戸市よりも大阪市との関係がはるかに 強い尼崎市、伊丹市や、西端に位置し、独立 性が強く、神戸都市圏に含めることがやや困 難な姫路市なども含まれる。それらを除くた め、設定基準を1.5%から4%に変更すると、 4%圏内には、西宮市から高砂市、三田市か ら淡路市が含まれる(図1-31)。東側に位置 する西宮、芦屋、宝塚、三田の各市は大阪市 との結びつきの方が強いが、神戸市への通 勤・通学人口も十分に多いと判断できるので、 圏域に含め、神戸市及び神戸市周辺の10市2 町を神戸都市圏とする。この神戸都市圏の人口推移を「神戸内圏(神戸市東灘区、灘区、中 央区、兵庫区、長田区)」、「神戸外圏(神戸市須磨区、垂水区、北区、西区)」、東側の 周辺市である「芦屋市、西宮市、宝塚市」、「芦屋市、西宮市、宝塚市」以外の周辺市町で ある「周辺自治体」に分けて整理したものが図1-32である。 明石市 (40,758人、 20%) 西宮市 (27,797人、 13%) 芦屋市 (10,309人、 5%) 加古川市 (16,925人、 8%) 宝塚市 (6,773人、3%) 三木市 (8,966人、4%) 高砂市 (3,933人、2%) 小野市 (2,088人、1%) 三田市 (7,641人、4%) 淡路市 (1,282人、1%) 稲美町 (2,645人、1%) 播磨町 (2,766人、1%) 大阪府 (31,710人、 15%) その他市区町 村 (43,981人、 21%) 図1-30 市町村別にみた市外から神戸市 への通勤・通学者数(2010 年) 出典:国勢調査 0 5 10 15 20 25 30 35 2000 2005 2010 [%] 明石市 西宮市 芦屋市 加古川市 宝塚市 三木市 高砂市 小野市 三田市 淡路市 稲美町 播磨町 図1-31 周辺都市における神戸市への 通勤通学率の推移 出典:国勢調査

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図1-33をみてみると、神戸都市圏全体の総人口は戦災の影響による1945年(昭和20年)、 阪神・淡路大震災の影響が大きい1995年(平成7年)以外は一貫して増加しているのがわかる。 そして、神戸内圏、神戸外圏、周辺地域それぞれの人口推移をみると、戦前は神戸内圏が神 戸都市圏人口の過半数を占めていたが、戦後は構成比の低下だけでなく、1960年代をピーク に絶対数も減少・停滞傾向にある。主に六甲山地の北と西に広がる神戸外圏は、1970年代以 降に人口が大きく増加しているが、1985年(昭和60年)以降は人口の伸びが小幅になってい る。神戸市を取り巻く周辺地域は、神戸内圏と同じ頃から都市化が進展した西宮市南部や芦 屋市、1990年代から住宅地開発の著しい三田市、加古川市や三木市など多様な地域を含むが、 1980年(昭和55年)以降、神戸都市圏人口の過半数はその周辺地域に居住するようになって いる。 次に図1-34により神戸都市圏における15歳未満人口の1980年(昭和60年)以降の推移を みてみると、総人口の増加傾向に反し、15歳未満の人口は過去30年間、少子化の影響により 減少傾向が続いている。特徴的な点は、震災があった1995年(平成7年)以降、神戸内圏及び 西宮市、芦屋市、宝塚市といった阪神圏域で15歳未満人口が微増していることであり、神戸 出展:筆者作成 図1-32 神戸都市圏の設定範囲

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図1-33 神戸都市圏の人口推移

図1-34 神戸都市圏の15歳未満の人口推移

出典:国勢調査

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(神戸市内各区の人口移動状況)

最後に神戸市の区間人口移動についてみていく。図1-35に示すとおり、仮に市内を市街 地(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、須磨本区)と郊外(北須磨、垂水区、北区、 西区)に2分し、両地域間の人口移動を見ると、阪神・淡路大震災前までは、西区や北区の ニュータウンへの入居が本格化し、バブルで都心部の地価が高騰した時期とも重なり、人口 は市街地から郊外へ転出する傾向にあった。震災復興の過程及び2000年(平成12年)以降の 都心回帰の流れの中で、市街地で新たな住宅供給が増加したことにより、震災の影響で郊外 へ避難していた住民が市街地へ戻ってきたこと、郊外で生まれ育った若年層が通勤・通学の 利便性から郊外から市街地へ移動したことなどにより、郊外から市街地への転入が超過し、 その超過幅も拡大傾向にある。 図1-35 神戸市の市街地と郊外の人口移動の推移 4,000 8,000 12,000 16,000 20,000 24,000 28,000 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 (人) 市街地→郊外 郊外→市街地 出典:神戸市統計報告「人口の動き」 ○2000年市内で の区間移動

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(2)年齢別及び産業別の人口動態分析

①年齢3区分別の人口推移

図1-37は1970年(昭和45年)から2010年(平成22年)の神戸市の年齢3区分別人口の推移 を示している。15歳から64歳までの生産年齢人口は1970年(昭和45年)から1990年(平成2年) までは増加傾向にあり、1990年(平成2年)の約1,040千人でいったんピークを迎えた。その後、 1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災による減少を経て、2000年(平成12年)に再び1,033千 人まで増加するが、その後は減少に転じ,現在に至る。15歳未満の年少人口は1975年(昭和50 年)の約319千人をピークに減少に転じており、2010年(平成22年)までの35年間で約4割減少 した。65歳以上の老年人口については一貫して増加が続き、1990年代後半には年少人口と逆転 した。 2000年(平成12年)から2010年(平成22年)の10年間をくわしくみると、総人口では約50千 人の増(3.4%の増加率)であるが、この人口増は65歳以上の老年人口の増(約101千人、約40% 増)のみによるもので、生産年齢人口(約52千人減)及び年少人口(約11千人減)はともに減 少している。総人口に占める老年人口の割合である高齢化率は2010年(平成22年)で23.1%で あり、この15年間で約10ポイント上昇した。神戸市においても高齢化の急速な進行が読み取れ る(表1-4)。 一方で、60歳以上における就業者数が増加しており、生産年齢人口に対する就業者比率は高 まっている。特に、高年齢者雇用確保措置が義務化された2006年(平成18年)以降、60歳代前 半における就労者が増加していることも影響しているのではないかと推察される。 また、世帯の高齢化も進む中で、図1-40に示すとおり高齢者の一人暮らしや夫婦のみの世帯 も増加傾向にあり、今後も高齢化が進む中で、高齢者の生活の見守りや支援が大きな課題とな っていくことが懸念される。 286 319 308 290 257 223 207 200 195 919 938 931 978 1,040 1,006 1,033 1,016 981 83 103 123 142 169 193 252 305 354 23 31 42 54 68 71 97 132 166 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1970年 1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 (千人) 15歳未満 15~64歳 65歳以上 うち75歳以上 図1-37 神戸市の年齢3区分別人口の推移 出典:国勢調査

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66.2% 64.6% 64.5% 64.0% 65.0% 65.0% 65.2% 65.7% 67.8% 62.0% 63.0% 64.0% 65.0% 66.0% 67.0% 68.0% 69.0% 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1970年 1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 (千人) 生産年齢人口 就業者数 (常住地による) 生産年齢人口に対す る就業者数比率(%) 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 (人) 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65歳以上 15 歳未満 15~64 歳 65 歳以上 人口比率 増加率 平均増加率政令市 人口比率 増加率 平均増加率政令市 人口比率 増加率 平均増加率政令市 1970 年 22.2% 71.3% 6.5% 1975 年 23.4% 11.3% 68.9% 2.0% 7.6% 23.8% 1980 年 22.6% -3.4% 68.4% -0.7% 9% 19.5% 1985 年 20.5% -5.9% -7.8% 69.4% 5.0% 4.7% 10.1% 15.6% 17.8% 1990 年 17.5% -11.3% -14.6% 70.9% 6.4% 4.3% 11.5% 18.8% 19.2% 1995 年 15.7% -13.0% -12.3% 70.8% -3.3% 0.3% 13.5% 13.8% 22.7% 2000 年 13.9% -7.5% -6.2% 69.2% 2.6% -0.3% 16.9% 31.0% 24.7% 2005 年 13.1% -3.4% -1.6% 66.8% -1.7% -0.5% 20.1% 20.9% 20.4% 2010 年 12.7% -2.3% 0.5% 64.1% -3.4% -0.3% 23.1% 16.0% 10.7% 表1-4 神戸市の年齢3区分別人口比率・増加率の推移 図1-38 神戸市の常住就業者数と生産年齢人口の推移 出典:国勢調査 出典:国勢調査

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②年齢及びコーホート(世代)別の転出入状況

図1-41は2005年(平成17年)と2010年(平成22年)の神戸市の人口ピラミッドを重ねあわ せたものである。5年間で、神戸市の人口は1,525,393人から1,544,200人へ18,807人(1.2%) 増加した。年齢3区分ごとにみると、15歳未満である年少人口は199,608人から194,963人へ4,645 人(2.3%)減少、15歳~65歳未満である生産年齢人口は1,015,642人から980,959人へ34,683 人(3.4%)減少した一方で、65歳以上の人口は305,301人から354,218人へ48,917人(16.0%) 増加した。2005年(平成17年)に60歳代前半のボリューム感のある世代が2010年(平成22年) に高齢者人口に区分されるようになったことがこの期間に高齢者人口が増加した理由である。 この世代は1940年代前半生まれであるが、人口学では同じ期間に生まれた人口集団をコーホー トと呼び、それぞれのコーホートが時間の経過のなかで社会にどのような影響を及ぼすかに注 目する。2010年(平成22年)に60歳代前半を迎えた年代に膨らみの大きなコーホートが図1- 41から確認できる。このコーホートが1940年代後半生まれであり、その人口規模は10万人を超 える。このコーホートにはいわゆる「団塊の世代」と呼ばれる1947年(昭和22年)から1949年 (昭和24年)までに生まれた人たちが含まれるが、2015年(平成27年)には全員が65歳を超え、 老年人口の仲間入りをする。さらに2025年(平成37年)には75歳以上の後期高齢者に区分され ることとなる。 コーホートの変化をみることは、2時点の同じ年齢層、例えば20~24歳同士を比較するのでは なく、2005年(平成17年)に20~24歳であった人たちが5年後の2010年(平成22年)に25~29 歳になっている状態と比較することであり、その差は2005年(平成17年)に20~24歳であった 人の5年間の転出入による増減と死亡による減少の合計を示すこととなる。したがって、各コー ホートが一定の期間、例えば5年間にどの程度増減するかを割合で示したコーホート変化率を活 用して、地域の転出入傾向をくわしく分析することができる。また、2章でみていくが、同時 出生集団であるコーホートの分析によって、将来人口の推計など人口予測も行うことができる。 4.8% 5.9% 6.6% 9.0% 11.0% 12.3% 4.7% 5.7% 7.1% 8.7% 9.9% 10.6% 22.5% 24.0% 26.4% 29.9% 33.3% 35.6% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 1985 1990 1995 2000 2005 2010 高齢夫婦世帯比率 高齢単身世帯比率 65歳以上世帯員のいる 一般世帯比率 図1-40 神戸市の高齢者のいる世帯比率の推移 出典:国勢調査

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2005年(平成17年)と2010年(平成22年)の神戸市の年齢5歳階級別人口の推移を示した表1 -5と図1-42でコーホートごとの人口増減数を見てみると、2005年(平成17年)に0~4歳だ ったコーホートは2010年(平成22年)には5~9歳となるが、この期間に64,205人から64,719人 へ514人増加したので、変化率は1.008倍となる。また、2005年(平成17年)に20~24歳だった コーホートは、2010年(平成22年)には25~29歳となるが、この期間に96,046人から87,098人 へ8,948人減少したので、変化率は0.9068倍となる。コーホート変化率に関して、数値が1.0を 上回る場合は転入超過、1.0を下回る場合は転出超過と考えることができるが、60歳を上回るコ ーホートの変化率が1.0を下回るのは、多くは死亡によるものと考えられている(例えば、2005 年(平成17年)に75~79歳だったコーホートが2010年(平成22年)までに11,407人減少してい るが、この世代の転居は一般的には多くないため、減少の多くは死亡によるものと考えられる)。 2005年(平成17年)から2010年(平成22年)の神戸市のコーホート変化率の特徴は図1-42 の15~19歳、20~24歳、25~29歳(いずれも期末年齢)から見いだすことができる。すなわち、 15~19歳という高校卒業時期にコーホート人口が増加し、大学や短大、専門学校卒業者の就職 時期に当たる20~24歳、25~29歳では逆に人口が大きく減少することである。高校や大学の入 学・卒業の年齢と年齢5歳階級の年齢区分が完全に一致はしないので、ややわかりにくいが、大 学が多く集積する神戸市の人口動態の特徴とも言える。すなわち男女の15~19歳で転入超過を 示すのは神戸市在住で高校を卒業し、就職や大学等の進学のために神戸市以外の地域に転出し た人数よりも神戸市以外の地域で高校を卒業し、就職や大学等の進学のために神戸市に転入し 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100歳以上 ■2005年高齢者人口 305,301人(20.1%) 2010年高齢者人口 354,218人(23.1%) 2005年 人口総数:1,525,393人 平均年齢:43.4歳 年齢不詳:4,842人 2010年 人口総数:1,544,200人 平均年齢:45.0歳 年齢不詳:14,060人2005年生産年齢人口 1,015,642人(66.8%) 2010年生産年齢人口 980,959人(64.1%)2005年年少人口 199,608人(13.1%) 2010年年少人口 194,963人(12.7%) 団 塊 世 代 団塊 ジ ュ ニ ア 世代 2015 2020 2025 図1-41 神戸市の年齢別人口推移(2005、2010年 人口ピラミッド) 出典:国勢調査

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転入、神戸市からの転出に加えて、大学等の卒業後の神戸市への転入、神戸市からの転出も反 映しているので解釈が難しいが、先にも挙げたように高校卒業後の転出に加え大学等の卒業後 にも転出する傾向が強いのが男性、逆に神戸市へ来住する傾向が強いのが女性であるため、女 性は明らかな転入超過、男性は転出入が均衡する結果となったのではないだろうか。25~29歳 は主に大学等の高等教育機関卒業後の移動を反映している(就職後の転勤や結婚に伴う移動も 含まれる)が、男女とも大きな転出超過となっている。とくに男性において10歳代後半の大学 入学世代の転入超過を上回る転出超過が大学等の卒業後に生じていることに注意する必要があ る。 図1-43は2013年(平成25年)の1年間の転入数と転出数の差を男女年齢別に整理したもので あり、住民基本台帳人口移動報告に基づいている。上に述べた神戸市の人口移動の特徴はこの 図からも読み取ることができる。ただし、本稿でこれまでに用いた国勢調査は比較的実態を反 映しているのに対し、住民票の異動の届け出(転入届)に基づく住民基本台帳人口移動報告は、 その多くが神戸市に住民登録をしていないであろう一人暮らしの市外出身学生を十分に捕捉で きていない点を考慮する必要がある。すなわち住民基本台帳人口移動報告データでは進学にと もなう人口移動については十分な情報が得られないが、ほぼ確実に住民票の異動を伴うと考え られる就職や結婚に関する人口移動は図1-43から読み取れるはずである。これをみると、男 女とも高校卒業後に就職する世代である15~19歳で転入超過となっている。次に、20~24歳で は男女で差異があり、男性に関しては転出超過、すなわち神戸市に在住して高校を卒業し、関 西あるいは関東などの他県等の大学(短大や専門学校も含む)に進学した男性が大学卒業のタ イミングで神戸市から他県等へ住民票を異動する数が、他県等の高校を卒業し、大学進学を経 て神戸市や関西で就職して神戸市に住民票を移す数を上回っている。一方、女性は転入超過と なっている(神戸市以外で高校を卒業し、大学等卒業後の就職時に神戸市に来る数が、逆方向 を上回っている)。そして、25~29歳では男女とも転出超過となっている。総括すると、男性 の場合は20代を通じて就職等による転出超過が続くが、女性の場合は、神戸市内等での就職に よって20代前半での転出は抑制されるものの、結婚などのライフイベントや転職により20代後 半において神戸市外に転出しているのではないかと考えられる。さらに、子育てや初めての住 宅購入のタイミングである30~34歳では転出・転入がほぼ均衡し、35歳以降40代後半までは転 入超過となっている。 また、図1-44は1980年(昭和55年)以降のコーホート変化率の推移を示している。阪神・ 淡路大震災とその復興の影響が大きい1990-1995年、1995-2000年を除くと、コーホート変化 率の傾向は1980年(昭和55年)まで遡ってもほぼ共通している。20~24歳⇒25~29歳のコーホ ート変化率を1980年代と2000年代で比べると近年の転出傾向が激しさを読み取ることができる。 また0~4歳⇒5~9歳をみると、郊外化が進展し、若い子育て世代の転出傾向が強かった1980年 代前半に匹敵するほど2005-2010年は若い子育て世代のコーホート変化率が低い値となってい る。 なお、図1-45により神戸市と人口規模が同程度の他の政令指定都市と比較すると、20~24 歳、25~29歳で、神戸市と同じく大学数や学生数が多い京都市、福岡市でも同様に転出超過と なっている。もっとも15~19歳という高校卒業時の転入超過の度合いは福岡市や京都市のほう が神戸市よりもはるかに大きい。一方、大阪市と川崎市においては、就職のタイミングで人口 が大きく増加している。

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表1-5 神戸市の5歳階級別人口(2005、2010年) 5,125 -8,948 2,134 -5,011 3,435 -3,937 -10,000 -8,000 -6,000 -4,000 -2,000 0 2,000 4,000 6,000 5〜9歳 10〜14 歳 15〜19 歳 20〜24 歳 25〜29 歳 30〜34 歳 35〜39 歳 40〜44 歳 45〜49 歳 50〜54 歳 55〜59 歳 60〜64 歳 65〜69 歳 70〜74 歳 神⼾市(総数) 神⼾市(男) 神⼾市(⼥) 人 ※国勢調査 ※コーホートとは、同年(または同期間)に出生した集団のことをいう。 就職世代の転出超過 標記は期末年齢 出典:国勢調査 出典:国勢調査 表記は期末年齢 増加数 ( 人 ) 減少 数 ( 人 )

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図1-43 神戸市 年齢5歳階級別転入・転出超過数(2013年) 図1-44 1980年以降の神戸市のコーホート変化率の推移 -600 -400 -200 0 200 400 600 800 0~ 4 歳 5~ 9歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以上 (人) 転入超過数(神戸市全体) 男 女 0.85 0.90 0.95 1.00 1.05 1.10 1.15 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 2005-2010 2000-2005 1995-2000 1990-1995 1985-1990 1980-1985 出典:住民基本台帳人口移動報告 出典:国勢調査 表記は期末年齢 転入超過 数 ( 人 ) 転出 超過 数 ( 人 )

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次に図1-46により2005年(平成17年)から2010年(平成22年)にかけての各区の世代別の コーホート変化率をみると、10歳代(2005年(平成17年)に10~19歳が2010年(平成22年)に 15~24歳)では、東灘区、灘区、中央区の3区は高い傾向にある。例えば灘区では、2005-2010 年の15~19歳⇒20~24歳のコーホート変化率は1.45であり、増加数でも2,748人と非常に高い。 これら3区には多くの大学が集積しており、大学進学時の転入超過が要因と考えられる。このう ち東灘区、灘区では大学卒業時点の就職による転出が多いことにより、20歳代(2005年(平成 17年)に20~29歳が2010年(平成22年)に25~34歳)の変化率は低く1.0を下回る傾向にある。 他方、中央区では、就職や職住近接志向による転入が転出を補い、変化率は1.0を上回っている。 一方、西区や須磨区でも20歳代における変化率が低くなっており、就職や結婚による親世帯 からの独立による転出が要因ではないかと考えられる。また、子育て世代である30歳代(2005 年(平成17年)に30~39歳が2010年(平成22年)に35~44歳)では、西区が1.07と比較的高い 変化率を示しているほか、多くの区において変化率が1.0を上回っており、結婚や出産に伴う住 宅取得による転入超過が要因と考えられる。さらに、40歳代(2005年(平成17年)に40~49歳 が2010年(平成22年)に45~54歳)の変化率を見ると、ほとんどの区で変化率が1.0前後となっ ている中で、灘区、中央区、兵庫区において市平均と比較して転入超過が若干大きい傾向が見 られる。このように、ある年齢層が5年後に人口を維持しているのか、増加・減少しているのか という視点でみると、兵庫区などでは、総人口は減少傾向にあるが、10歳代や20歳代のコーホ ートで人口が増加している。また、中央区は全てのコーホートで変化率が1.0を上回っているが、 須磨区は全てのコーホートで変化率が1.0を下回っているなど区によって特徴がみられること に注意する必要がある。 16,489 -31,785 23,679 -8,948 -11,991 -40,000 -30,000 -20,000 -10,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 5~9歳 10~14 歳 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 川崎市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市 転入超過数 ( 人 ) 転出超 過 数 ( 人 ) (人) 図1-45 コーホート人口増減数の他都市との比較(2005、2010年) 出典:国勢調査 表記は期末年齢

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1.06 1.12 1.39 1.55 1.19 0.92 1.05 0.98 0.98 0.94 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 1.30 1.40 1.50 1.60 神戸市 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 10 歳代 1.01 1.02 1.04 1.08 1.01 1.00 0.98 0.98 0.99 1.02 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 神戸市 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 2005→2010 年 総人口変化 0.95 0.93 0.88 1.05 1.08 0.97 0.95 0.90 0.97 0.91 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 神戸市 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 20 歳代 1.02 1.01 1.04 1.01 0.99 1.03 1.00 0.99 1.01 1.07 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 神戸市 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 30 歳代 1.01 0.99 1.04 1.06 1.04 0.99 1.02 0.99 1.00 0.99 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 神戸市 東灘区 灘区 中央区 兵庫区 北区 長田区 須磨区 垂水区 西区 40 歳代 図1-46 コーホート人口変化率区別比較(2005、2010年) 出典:国勢調査

(35)

2013年(平成25年)の年齢5歳階級別転出入人口を示した図1-47をみると、25歳から39歳ま での転入数及び転出数で全体の4割を超え、これらの世代とともに移動すると考えられる0歳か ら9歳までの子どもの転入数及び転出数をあわせると5割を超える。とりわけ25~29歳のコーホ ートでは転入、転出数ともに1万人を超えピークとなっている。生産活動の中核をなすととも に、就職や転勤、出産、住宅取得といったライフイベントの発生頻度が高いであろう25歳から 39歳までのコーホートの動態が総人口の動態に大きな影響を与えていることが分かる。そこで、 大学卒業後の就職のタイミングとなる25~29歳人口に着目し、産業という視点でいくつかのデ ータをみていく。 -15,000 -10,000 -5,000 0 5,000 10,000 15,000 0~ 4歳 5~ 9歳 10 ~ 14 歳 15 ~ 19 歳 20 ~ 24 歳 25 ~ 29 歳 30 ~ 34 歳 35 ~ 39 歳 40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳 50 ~ 54 歳 55 ~ 59 歳 60 ~ 64 歳 65 ~ 69 歳 70 ~ 74 歳 75 ~ 79 歳 80 ~ 84 歳 85 ~ 89 歳 90 歳以 上 転入者 数 転出 者 数 転入 転出 17.6% 14.0% 10.1% 6.9% 2.9% 18.8% 14.5% 9.9% 7.1%2.8% 図1-47 年齢5歳階級別転出入人口(2013年) 出典:住民基本台帳人口移動報告

(36)

③産業別の人口移動

まず、2005年(平成17年)から2010年(平成22年)にかけての神戸市の産業別5歳階級別の転 入出者数を示した図1-48と図1-49をみてみると、さきほどの図1-42でみてきたように、 大学生の入学や卒業に伴いコーホートが大きく増減する傾向と重なっており、大学入学時を含 む15歳から24歳では約4,300人もの転入超過となっている(20~24歳のコーホートで「宿泊業、 飲食サービス業」の就業者が占める割合が多いのは学生のアルバイト従事などが要因と思われ る)。25~29歳のコーホートでは、転出超過数が2,300人を超え、ほぼ全ての産業の就業者も転 出超過となるが、とりわけ「卸売業、小売業」、「情報通信業」、「金融業、保険業」の転出 超過はいずれも400人を超えている。 G 情報通信業 -428 I 卸売業,小売業 396 I 卸売業,小売業 -574 J 金融業,保険業 -411 M 宿泊業,飲食サービス業 530 M 宿泊業,飲食サービス業 1431 P 医療,福祉 794 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 T 分類不能の産業 S 公務(他に分類されるものを除く) R サービス業(他に分類されないもの) Q 複合サービス事業 P 医療,福祉 O 教育,学習支援業 N 生活関連サービス業,娯楽業 M 宿泊業,飲食サービス業 L 学術研究,専門・技術サービス業 K 不動産業,物品賃貸業 J 金融業,保険業 I 卸売業,小売業 H 運輸業,郵便業 G 情報通信業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 E 製造業 D 建設業 C 鉱業,採石業,砂利採取業 B 漁業 A 農業,林業 転入 超 過 数 ( 人 ) 転出 超 過 数 ( 人 ) 図1-48 産業別年齢別就業者の転出入の状況(2005、2010年) 図1-49 主な産業分類別の年齢別転出入の状況(2005、2010年) -176 -1,639 -2,959 -2,382 -1,944 -1,156 378 2035 2385 2359 2102 1365 202 396 -574 -23 158 209 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 転入 転出 転入-転出 -1 -382 -827 -443 -373 -393 1 180 416 368 360 393 0 -202 -411 -75 -13 0 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 転入 転出 転入-転出 -341 -1,176 -722 -643 -472 -244 871 2607 706 603 488 295 530 1431 -16 -40 16 51 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 転入 転出 転入-転出 宿泊業、飲食サービス業 卸売業、小売業 金融業・保険業 -3 -450 -1,147 -808 -551 -306 3 289 719 679 503 299 0 -161 -428 -129 -48 -7 -3,000 -2,000 -1,000 0 1,000 2,000 3,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 転入 転出 転入-転出 情報通信業 出典:国勢調査 出典:国勢調査

参照

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