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これからの 労 使 協 議 制 労 使 協 議 点 検 チェックリスト 労 使 協 議 制 度 設 置 レベル 地 域 レベル 産 業 レベル 企 業 グループレベル 企 業 レベル 工 場 事 業 所 レベル 事 業 部 (カンパニー)レベル 構 成 当 該 地 域 の 企 業 労 使 産 業 別

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Academic year: 2021

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1 これからの労使協議制・労使協議点検チェックリスト 労使協議制度 設置レベル 地域レベル 産業レベル 企業グループレベル 企業レベル 工場・事業所レベル 事業部 (カンパニー)レベル 構成 当該地域の企業労使 地域ユニオン、地域(地 場)の経営者団体 地域自治体、NPO、消費 者団体 産業別労組、企業別労組の 支援組織 業界団体、企業経営者の連 携組織 (グループレベルの) 労働組合の連合会または 協議会 グループ中核企業(親会社) や持ち株会社 「組合側委員 (組合を代表する委員)」 「社長、会社役員等」 「当該工場、事業部内組 合支部の組合側委員」 「工場長、事業所長、事 業部、課長クラス」 「当該事業部(カンパニー レベルの労働組合」 「事業部(カンパニー)の責 任者クラス」 (主な) 協 議事 項 の範囲 ①安全問題 (企業立地、新工場の建 設、解体、廃棄物処理、 騒音、輸送) ②地域社会の諸問題 (学校教育、学生への奨 学金、安心、安全な街 づくり、ボランティア 活動等) ③地域の活性化、雇用創 造、経済効果、施設の 提供、企業見学会、寄 付行為等) ①環境問題 (環境基準の遵守、資源の 最適利用、廃棄物処理、 騒音、輸送、リサイクル) ②産業の諸問題 (雇用の確保、キャリア形 成や職業人教育、横断的な 賃金決定基準、技能伝承) ③次世代支援育成 ④社会保障制度(年金、医 療、介護、労災等) ①コンプライアンス (法令順守、安全衛生管理 等) ②CSR ③グループ全体の経営方 針 ①雇用、労働条件 (賃金制度、処遇、評価、労働 時間、採用等) ②人材育成、能力開発、 キャリア、技能継承 ③安全衛生管理、健康維持管理 ④次世代育成支援、高齢者雇 用、ワーク・ライフバランス 施策 ⑤コンプライアンス ⑥CSR ⑦企業変動、再編 *それ以外の事業部 (カンパニー固有の事項を扱う) ○例えば当該事業部における賃金、賞与決定システム のあり方等 連携 * テーマに応じて各レベルの協議会は相互に密接な連携を図る。

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2 企業経営 雇用・労働 安全衛生・福利厚生 人事制度 今後のテーマ 企業・事業変動、再編 協議方法 ・プロセス コンプライアンス CSR コーポ レー トガ バ ナンス 専門委員会+労使 協議 雇用・労働条件 (賃金制度、処 遇、評価、労働 時間、採用等) 専 門 委 員 会 + 事前協議 安全衛生管理と 健康維 持管理 職場レベルの話し合い +専門委員会 (安全衛生委員会) 福利厚生の充実 専門委員会+労使協議 人材育成、能力開 発、キャリア、技 能継承 専 門 委 員 会 + 労 使協議 次世代育成支援、高 齢者雇用、ワークラ イフバランス 専門 委員 会+労使 協議 企業・事業変動、再編 事前協議+労使協議 情報提供 企業グ ルー プ全 体 に共通した情報 企業グループ全体に共 通した情報 ・従業員に雇用および労働条件に影響を及ぼす場合は 速やかに情報提供を行う(とりわけ、工場閉鎖に伴 う整理解雇や従業員の企業籍の変更が生じる場合等 は、事前の十分な経営情報の提供と協議が必要 (機密) 情報保持 ・インサイダー取引規制に則り、(機密)情報ルールを 定める ・情報提供の範囲 ・情報保持の期限 ・漏洩時の罰則規定 協議内容の 取り扱い ○協議会の経過および結果は、議事録として保存し、会社または組合双方の確認を得て、これを速やかに従業員へ周知するものとする。 ○労使で話し合い、合意に至った事項は、労使で合意事項の遵守に努め、必要なものについては、協定書を作成して会社、組合の代表者が署名または記名押印するも のとする。

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3 労使協議点検チェックリスト 【設置】 1 労働協約、または労使協定において労使協議制の理念、目的等が明文化されている 2 協議会がコーポレートガバナンスにおける内部統制機能の一部に位置づけられている 3 協議会が、本社および工場・事業所、又は地域ブロック、店所単位に設けられている 4 事業部制(カンパニー制)をとっている場合、当該事業部単位で協議会が設けられている 5 本社の協議会(中央協議会)および工場・事業所や事業部単位の協議会が、相互に定期的に連携を保っている 6 各職場単位で協議会(名称に限らず定期的に労使の話し合いの場)が設けられている 7 本社やグループ各社の情報交換や共通の課題を審議するグループ協議会が設けられている 【開催】 8 本社の協議会は年間スケジュールで開催時期が定められている 9 工場・事業所や事業部単位の協議会は年間スケジュールで開催時期が定められている 10 協議会が開催される場合、予め開催時期や開催理由、議題等を文書で通知することが定められている(臨時の開催の場合も含む) 11 協議会は原則、就業時間内にて開催されている 【構成】 12 本社の協議会は社長が会社役員等の中から出席メンバーを任命している 13 本社の協議会は組合代表者(執行委員長など)が組合員の中から出席メンバーを選出している 14 工場・事業所や事業部単位の協議会は当該最高責任者(工場長、事業所長、カンパニー長等)が出席メンバーを任命している 15 工場・事業所や事業部単位の協議会は当該最高責任者が毎回出席している 16 工場・事業所や事業部単位の協議会は組合が当該組織(工場、事業所、カンパニー)に所属する組合員の中から選出されている 17 協議会に出席するメンバーの任期や前任者の事情により欠員が生じた場合の補欠で任命または選出されたメンバーの任期が定められている 制度の問題

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4 【事前協議】 18 従業員の雇用および労働条件およびキャリアに影響を及ぼす場合、会社経営上の措置については、会社が最終的に決定する前に協議会で十分 な説明・協議を尽くしている 19 前項に該当する経営上の措置で、組合からの発議によって臨時の協議会の開催が求められた場合は、会社は誠意をもってこれに応じている 20 前項に該当する経営上の措置で、「事業、企業再編」が行われる場合において、ある特定の事業部門の廃止、売却や工場閉鎖に伴い、 従業員の解雇や人員削減、企業籍の変更が生じる場合は、(機密保持)の規定にしたがい、会社は、事業の状況および計画について 協議会に十分な情報を提供することが定められている。その場合、十分な情報の範囲(情報のレベル、情報共有の範囲、情報開示の 時期等)は予め定められている 21 前項の「事業、企業再編」が行われる場合において、従業員の雇用および労働条件に影響を及ぼさない場合は、(機密保持)の規定に したがい、会社は、事業の状況および計画について協議会に一定の情報を提供することが定められている。「事業、企業再編」の状況 によって、一定の情報の範囲(情報のレベル、情報共有の範囲、情報開示の時期等)をその都度協議して決めることがある。 22 協議会において協議事項に関連する情報の提出が求められた場合は、会社は誠意をもってこれに応じている 23 前項の情報の提出において文書およびフロッピーディスク、CD-R、USB 等電子情報磁気媒体の方法や取り扱いの規定が定められている 【機密保持】 24 協議会のメンバーその他協議会に出席した者は、インサイダー取引規制の(証券取引)法の趣旨を順守し、この協議会で知り得た機密情報を 漏洩してはならないと定めている。また、機密情報の公表前に当該会社の株式等の取引を行ってはならないと定めている 25 前項に違反した場合、罰則規定等が就業規則他で定められている 26 当該会社の株式を組合が保有している場合や従業員持ち株会が組織されている場合は、自社株保有に関する別の協定において、機密情報保持の 条項を定めている 27 なお、前項以外にも、会社および組合は協議会において特に秘密とすることを約した事項については守秘義務を負うことを定めている 運営の問題

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5 【専門委員会】 28 本社の協議会の下で特定の事項を専門的に審議するための専門委員会(専門協議会、部会)を設けている 29 工場・事業所や事業部単位の協議会の下で当該特定の事項を専門的に審議するための専門委員会(専門協議会、部会)を設けている 30 専門委員会で審議した事項の経過および結果が協議会と相互の連携が保たれ、都度、組合員への説明や合意形成が重ねられている 31 専門委員会で審議した事項の経過において当該職場の従業員の要望等を十分に踏まえている 32 前項において当該職場の過半数を代表する従業員にとどまらず多様な雇用形態の従業員の要望等を十分に踏まえている 【周知方法】 33 協議会の経過および結果は議事録として保管され、可及的速やかにその内容が従業員に周知されている 34 前項の周知方法として、文書または電子メール等の周知を定めている 35 議事録の保管として、文書またはフロッピーディスク、CD-R、USB 等電子情報磁気媒体の方法を定めている 36 協議事項について意見の一致を見るに至らなかった場合は、その賛否の意見やその後の対応について記載することを定めている 【協議事項】(内容、中身の問題) 37 協議会と団体交渉との関係において団体交渉への移行や団体交渉の付議事項が定められている (企業グループ) 38 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む連結重視の経営方針や経営戦略について協議している 39 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む人材マネジメントやグループ人事のあり方について協議している 40 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組むコンプライアンスやCSRの基準やルールについて協議している 41 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む環境問題(資源エネルギー利用、環境廃棄物、二酸化炭素排出量等)や、 その地域への影響、配慮について協議している 42 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む安全衛生や健康管理の体制整備について協議している 43 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む取引先の安全公正基準や、その適格性について協議している 44 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む系列、下請会社に対する価格や納期の圧力禁止等について協議している 45 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む顧客、取引先等の情報管理について協議している 46 企業グループの協議会においてグループ共通で取り組む企業法制、労働法制の順守について協議している 47 企業グループの協議会においてM&Aや事業、企業再編が行われた場合の集団的労使関係制度のあり方について協議している *付議事項は経営方針、事業計画および組織政策、人事政策に関する事項とする

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6 (企業レベル) 48 会社の経営方針や経営動向に関する意見交換および確認の場として協議会が活用されている 49 会社の経営対策や経営提言の意見交換の場として協議会が活用されている 50 賃金、退職金、諸手当等の改定や労働時間の変更が生じる時は協議会の協議事項としている 51 公正な人事制度の構築と運用(目標管理、評価基準、考課者訓練等)について協議している 52 人材育成や人材マネジメント、キャリア支援のあり方について協議している 53 前項に該当する人材育成、能力開発体系に連動した人事制度の構築について協議している。また、多様な人材の能力、個性を 発揮することができる「働き方」と生産性向上について協議している 54 65 歳雇用延長に向けた施策や技能継承問題について協議している 55 公益通報者保護法に対応した苦情受付機関のあり方について協議している 56 働きやすい職場の実現に向けてセクシュアルハラスメントやいじめ等の予防や対策について協議している 57 次世代育成やポジティブアクションの取組みについて協議している 58 協議会においてワーク・ライフ・バランスやキャリア支援のあり方について協議している 59 協議会においてコンプライアンスやCSRの基準やルールについて協議している 60 協議会において環境問題(資源エネルギー利用、環境廃棄物、二酸化炭素排出量等)や、その地域への影響、配慮について 協議している 61 協議会において職場の安全衛生や健康管理の体制整備、福利厚生施策について協議している 62 協議会において取引先の安全公正基準や、その適格性について協議している 63 協議会において系列、下請会社に対する価格や納期の圧力禁止等について協議している 64 協議会において従業員(のプライヴァシー情報)や顧客、取引先等の情報管理について協議している 65 協議会において企業法制、労働法制の順守について協議している 66 協議会においてM&Aや事業、企業再編が行われた場合の対応について協議している 67 協議会において次年度の新卒採用計画について協議している 68 職種単位の労働密度や労働時間の適正化について協議している 69 特定の職種や職場において長時間労働が恒常的に行われている場合、その改善策について協議している 70 職場単位で業務量の繁閑に応じた人員計画や非典型雇用者を含めた人員体制の適正について協議している 71 新技術の導入(技術革新)に伴う人員計画や人員体制への影響について協議している *協議事項の性格に応じて各協議会レベルや専門委員会の場で取り扱うものとする

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7 【労使メンバーについて】 (人事労務部門) 72 会社の方針として労使関係や労働組合を尊重する姿勢や行動を示している 73 本社の協議会には社長が毎回出席している 74 人事労務部門の担当役員が存在し、毎回労使協議会に出席している 75 会社の方針として人事労務部門や人事労務担当者を重視する姿勢や行動を示している 76 人事労務担当者のキャリアや育成、能力開発が長期的・計画的に行われている (労働組合) 77 労働組合の存在が組合員や従業員からきちんと評価されている 78 労働組合として職場との対話や組合員とのコミュニケーションを重視し、意見の吸い上げに努めている 79 労働組合として職場の非正社員や非組合員とのコミュニケーションを重視し、意見の吸い上げに努めている 80 労働組合役員が公正な手続きを経て選出されている 81 労働組合役員の専従体制や専従期間について会社と十分話し合っている 82 組合役員の属性(職種、性差など)を考慮した労働組合役員構成となっている 83 労働組合役員のキャリアや育成、能力開発が長期的・計画的に行われている (労使共通) 84 人事労務担当者と労働組合役員のコミュニケーションが日常的に行われている 85 労働組合役員退任後のキャリアのあり方について労使で十分話し合っている 86 会社全体を見渡せるバランス感覚やお互いの立場の違いをふまえて話し合うことができる 【職場の評価】 87 協議会の開催時期や議題等について組合員がきちんと理解し関心を示している 88 協議会の議事録や刊行物等について組合員がきちんと理解し関心を示している 89 職場の組合員の要望等が職場集会や職場懇談会の参加を通じてきちんと吸い上げられている 90 職場の非正社員や非組合員の要望等が労働組合活動の中できちんと吸い上げられている 91 前項の取組みを通じて協議会において労働組合からの発議や提案が増えている 92 前項の取組みを通じて職場の働きがいが高まっている 93 会社の経営方針や重要な決定事項は協議会の協議事項として理解されている 担い手の問題 *労使協議で取り上げるべき課題や解決に向けた優先順位、実態としての団体交渉との明確な区別などは、企業の実情や労使慣行によって異なる点に留意する必要がある。

参照

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