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斜面住宅地における住環境整備事業の計画・運営手法に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)斜面住宅地における住環境整備事業の計画・運営手法に関する研究. 山口 祐一朗. 1. 研究の背景と目的. 山・大谷地区住環境整備事業の各種報告書、及びまち. 我が国において、密集住宅市街地の住環境の改善は. づくり広報誌「やまさかだより」( 創刊号〜第 59 号 ). 長年重要な政策課題として位置づけられてきた。今日. から、計画の実態((1) 地区の課題と整備内容の対応. その整備手法は、昭和 53 年の住環境整備モデル事業. 関係、(2) 事業着手後の事業計画の変遷過程とその背. の創設以降、旧来の全面クリアランス整備から改善型. 景)について分析を行う。③最後に、これらを踏まえ、. 整備へとシフトし、地域の実情に即して公共施設や住. 当事業の整備手法の有効性と課題点について考察し、. 宅の整備を進めるものとなり、現在は各地で多様な事. 今後の斜面地整備事業のあり方の検討を行う。. 業展開が見られる。. 3. 斜面地における密集事業の特質. 一方、斜面市街地を対象とする住環境整備事業の取. 調査対象を、H16 年度時点で密集事業が実施中また. り組みは、近年にようやく始められたばかりであり、 は、完了した斜面地 14 地区と平坦地 147 地区の計 161 平坦地に比べ事業実績は極めて少ない。さらに、斜面. 地区とし、それらの事業計画について、特に事業方式. 市街地の改善では地形の制約のもと、住宅密集の解. ( 関連事業 ) と整備計画 ( 整備内容、土地利用計画、. 消や老朽住宅の更新といった従来の課題に加え、急激. 事業指標 ) に着目し、比較分析を行う。. な人口減少や高齢化による空家の増加や福祉サービス. 3-1. 全国における密集事業の事業方式(表 2). 需要の増大への対応が求められる。このため、これま. 密集事業は任意事業であり、国庫補助率や税制上の. で平坦地で培われてきた整備手法の適用では限界があ. 優遇措置等が法定事業に比べて低く、事業主体となる. り、実情を踏まえた手法を導く必要がある。. 自治体等の負担感は大きい。そのため、密集事業と関. 以上の問題意識に基づき、本研究では、現在実施. 連する法定事業を合併施行し、事業の推進力を高める. されている斜面地整備の特徴・傾向を把握した上で、 措置が取られることも多い。対象事業における関連事 「斜面地住環境整備事業」( 以下、斜面地整備事業 ) が. 業制度の利用状況を見ると、半数以上の地区で街路事. H12 年度より実施されている北九州市八幡東区丸山・. 業や土地区画整理事業等を中心に法定事業との合併施. 大谷地区を対象とし、事業の計画及び運営手法の実態. 行が行われている。. を捉え、今後の斜面市街地における整備手法のあり方. このうち斜面地では、単独施行が 9 地区に対し、合. について考察することを目的とする。. 併施行は 5 地区あるが、全て街路事業との合併であり、. 2. 研究の方法(表 1). 表 2. 密集事業の事業方式 延べ地区数. 研究の方法は、①まず、全国の密集住宅市街地整備 促進事業 ( 以下、密集事業とする ) について、H16 年 度に住宅市街地整備推進協議会によって作成された事 業概要書集から、地区の概要、事業規模、事業内容に ついて網羅的に把握し、特に計画・運営手法を特徴づ ける項目についての比較分析を行う。②その上で、丸 表 1. 研究方法の概要 ①斜面地整備の関連項目調査. ②斜面地整備事業の実態分析. 全国における密集事業 (161 地区 ). 丸山・大谷地区住環境整備事業. 背景 計画・運営. ・地区の概要と従前状況. ・地区の概要と事業背景. ・関連事業、上位都市計画 ・整備内容、土地利用計画等 ・事業指標. 1) 地区の課題と整備計画 の対応関係 2) 事業計画の変更過程と その背景と要因. 斜面地整備事業の傾向と特徴 ・事業概要書 ・各自治体 HP 等. 整備手法の有効性と課題点 ・まちづくり広報誌やまさかだより ・各種事業報告書. ③今後の斜面地整備事業 斜面地整備の傾向・特徴 を踏まえ、計画、運営手 法における、整備手法の 有効性・課題点について. 関連事業 事業 制度 関連事業制度の利用状況. 斜面 平坦 計. 密集事業 要綱 ○ のみ 街路事業 法定 土地区画 法定 整理事業 住市総 事業 都市防災 総合推進 事業 市街地 再開発 事業. 要綱. ○. ○ ○ ○ ○. ○ ○ ○. 要綱 法定. 住宅地区 法定 改良事業 優良 建築物等 整備事業. ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○. 要綱. ○ ○. ○ ○ ○. ○ ○ ○. ○ ○ ○. ○. ○ ○. ○. ○ ○. ○. ○. ○ ○. ○ ○. 考察し、今後に向けた斜. 斜面地 N=17. 面地整備事業のあり方に. 平坦地 N=147 51 20 1 1 1 1 5 1 2 1 3 19 1 1 1 7 1 1 10 1 5 3. ついて検討を行う。. 総合. 9. 49. 58. 5. 36. 41. 0. 23. 23. 0. 14. 14. 0. 17. 17. 0. 12. 12. 0. 7. 7. 0. 4. 4. 9 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0. N=161 70 25 1 1 1 1 5 1 2 1 3 19 1 1 1 7 1 1 10 1 5 3. ※ 関連事業については、一般的に密集事業と併用されやすく、また設計計画に大きく 影響を与えると考えられる事業制度に限定した。. 29-1.

(2) 表 3. 密集事業における整備内容の比較 整備手法 地形 条件. 事業規模 地区整備 住宅戸数 事業地区 住宅戸数 総整備面積 総整備面積 [整備面積/総整備面積]の平均 地区数 面積平均 (事業着手時) 密度の平均 の平均 比率の平均 =N値 (ha) の平均(戸) (戸/ha) (㎡) 賃貸コミ住 道路施設 分布 min - max. 斜面地. 7. 基盤整備 平坦地 のみ. 41. 小計. 基盤整備 + 建替促進. 斜面地. 7. 平坦地. 102. 小計 斜面地. 計. 48. 平坦地 総計. 109 14 143 157. 分布 min - max. 分布 min - max. 分布 min - max. 分布 min - max. 11.3. 500.9. 54.0. 2.7. 28.2. 3.1-25.0. 198-8,994. 54.1-147.8. 0.8-4.8. 7.0-56.1. 12.9. 625.3. 58.2. 1.1. 15.2. 1.3-48.0. 71-30,060. 30.1-341.9. 0.1-3.3. 0.8-71.5. 5.4. 607.1. 57.6. 1.4. 17.1. 1.3-48.0. 71-30,060. 30.1-341.9. 0.1-3.3. 0.8-71.5. 28.6. 2,570.6. 99.3. 0.8. 15.5. 1.3-99.2. 104-934. 33.7-112.0. 0.3-0.9. 0.3-76.4. 42.3. 4,332.0. 109.6. 0.8. 3.7. 0.7-425.5. 63-4,019. 30.2-85.8. 0.02-6.3. 0.1-31.7. 42.0. [(整備戸数/総住戸数)×100]の平均 生活関連施設. 1.55% 0.0-10.8. 41.51. 15.16. 40.5-86.4. 4.1-27.9. 0.0-29.9. 0.0-4.2. 0.0-0.9. 0.0-29.9. 6.2-89.4. 0.0-86.9. 16.40%. 13.19. 0.07. 0.27. 13.53. 27.65. 7.14. 0.0-49.6. 0.0-61.4. 0.0-2.9. 0.0-5.8. 0.0-61.4. 0.0-94.0. 0.0-257.0. 15.93%. 13.21. 0.15. 0.25. 13.61. 29.67. 8.31. 0.0-49.6. 0.0-61.4. 0.0-4.2. 0.0-5.8. 0.0-61.4. 0.0-94.0. 0.0-257.0. 1.44. 1.67. 3.11. 17.94. 0.34. 0.0-10.1. 0.0-6.6. 0.0-16.7. 0.0-80.8. 0.0-2.4. 34.55%. 1.81-100.0. 0.0-98.2. 0.0-100.0. 52.17%. 37.72%. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 4,213.2. 110.2. 0.8. 4.5. 63-4,019. 30.2-112.0. 0.02-6.3. 0.1-76.4. 19.9. 1,535.7. 76.7. 1.8. 21.9. 1.3-99.2. 104-8,994. 30.2-147.8. 0.3--4.8. 0.3-76.4. 0.0-38.3. 34.3. 14.75%. 51.08%. 31.61%. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 14.31%. 52.33%. 30.92%. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 3,264.9. 95.8. 0.9. 7.0. 63-30,060. 30.1-341.9. 0.02-6.3. 0.1-71.5. 32.9. 3,110.7. 94.1. 1.0. 8.3. 0.7-425.5. 63-30,060. 30.1-341.9. 0.02-6.3. 0.1-76.4. ※ 基盤整備の行われていない 4 地区については対象外とする。. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 0.17. 0.03. 1.60. 8.47. 0.19. 0.0-6.2. 0.0-0.2. 0.0-40.1. 0.0-92.2. 0.0-6.8. 0.26. 0.03. 1.69. 9.07. 0.20. 0.0-6.6. 0.0-0.2. 0.0-40.1. 0.0-92.2. 0.0-6.8. 7.39. 1.13. 0.06. 8.58. 29.72. 7.75. 0.0-98.2. 0.0-29.9. 0.0-6.6. 0.0-0.9. 0.0-29.9 0.062-89.4. 0.0-86.9. 0.0-100.0. 4.80. 0.14. 0.08. 5.02. 13.97. 2.18. 0.0-61.4. 0.0-6.2. 0.0-5.8. 0.0-61.4. 0.0-92.2. 0.0-257.0. 5.03. 0.23. 0.08. 5.34. 15.37. 2.68. 0.0-61.4. 0.0-6.6. 0.0-5.8. 0.0-61.4. 0.0-94.0. 0.0-257.0. ※ 道路整備面積に関しては、既存道路の整備面積は含まれていない。. 区画整理事業や再開発事業等の面事業との合併例は見 られない。これは、斜面地における地形条件や複雑な. 表 4. 密集事業における公共空地率の比較. 基盤整備 平坦地 41 のみ. 3-2. 全国における密集事業の整備計画. 計. 整備計画に関して、整備手法を①公共の直接介入に よる「基盤整備」と②民間誘導による「建替促進」に. 計画 事業地 総整備 総整備 事業 区平均 面積 面積比率 着手時 目標 平均 平均 面積(ha) 平均(ha)平均 min-max. 斜面地 7. ためと考えられる。. 土地利用における公共空地の構成比. 事業規模. 整備手法 地形 N値. 権利関係が制約となり、面的改善や高度利用が難しい. 48. 斜面地 7. 計. 3.1-25.0. 計. 0.8-4.8 0.1-3.3. 計. max: 6.1%. min:4.1% max:36.1%. 7.0-56.1 6.8-15.3 13.0-48.0. 9.4% 2.2% min:0.7% max:26.5%. 0.8-71.5 3.5-33.4 11.0-45.0. 9.5% 2.7% min:0.7% max:36.1%. 0.8-71.5 3.5-33.4 11.0-45.0. 0.8 15.5% 14.1% 20.1% 0.3-1.9. 3.5% 2.6% 0.3-76.4 9.2-19.2 14.0-29.0 min:-1.1% max:13.1%. 0.8 3.70% 19.2% 24.0% 0.02-6.3. 3.3% 1.4% 0.1-31.7 6.0-39.1 10.0-64.0 min:-5.1% max:33.1%. 0.8 4.46% 18.9% 23.7%. 3.3%. 1.8 21.8% 12.9% 24.1%. 19.9 1.3-99.2. 0.3-4.8. 1.5%. 6.9% 4.3% min:-1.1% max:36.1%. 0.3-76.4 6.8-19.2 13.0-48.0. 34.3. 0.9 7.01% 17.8% 24.4%. 32.9. 1.0 8.33% 17.3% 24.4%. 26.3. 0.0. 平坦地 143 0.7-425.5 0.02-6.3. に 3 分類し、斜面地と平坦地の比較分析を行う。. 公園・緑地. 分布 min: 10.2%. 1.4 17.1% 13.7% 26.0% 0.1-3.3. 28.6 1.3-99.2. 道路. 1.1 15.2% 14.1% 25.7%. 12.7 1.3-48.0. 公共空地の構成比増加量の平均. min-max min-max. 2.7 28.2% 11.6% 28.0%. 12.9 1.3-48.0. min-max. 109 0.7-425.5 0.02-6.3 0.1-76.4 6.0-39.1 10.0-64.0 min:-5.1% max:33.1%. 斜面地 14. 盤整備のみ」、 「基盤整備+建替促進」、 「建替促進のみ」. min-max. 11.3. 基盤整備 42.9 + 平坦地 102 0.7-425.5 建替促進 42.0. 区分した上で、それらの採用の有無から事業地区を「基. 5.0% 1.7% 0.1-71.5 3.5-39.1 10.0-64.0 min:-5.1% max:33.1% 5.2%. 157 0.7-425.5 0.02-6.3 0.1-76.4 3.5-39.1 10.0-64.0 min:-5.1% max:36.1%. 1.9%. 斜面地 0. 3-2-1. 事業規模と整備内容(表 3) まず、事業規模と整備内容について分析する。整備 面積に関しては、総整備面積に対する各整備面積の構 成比平均を、住宅の整備戸数に関しては、総住戸数に. 建替促進 平坦地 4 のみ 4. 計. 16.8-86.4. 26.3 16.8-86.4. 特に「基盤整備のみ」の地区でその傾向が強い。また、 整備面積構成比は道路が 6 割以上を占め、斜面地では 「道路整備」の比重が高いことが分かる。住宅整備に. 地形 N値 事業 着手時 条件 平均 斜面地 8. 著しい 老朽住宅率. 平坦地 43 計. 51. 斜面地 7. 木造・ 防火木造 建ぺい率. 平坦地 49 計. 56. 斜面地 6. 不燃領域率. 平坦地 44. ※2. から道路整備等によって影響を受ける住宅数が多くな るためと考えられる。. 計. 50. 斜面地 8. 3-2-2. 土地利用計画における公共空地の構成比(表 4). 消防活動 困難区域率. 平坦地 30 計. 次に、土地利用計画に関して、地区面積に対する道 路、緑地・広場等の公共空地率を、密集地における住. 平坦地 46 計. は低いが、道路率の増加量に差は無く、緑地・広場比. 54. 斜面地 6. 細街路率. きく異なり、「基盤整備のみ」の場合において増加量 が非常に多い。斜面地では、事業着手時の公共空地率. 38. 斜面地 8. 未接道・ 接道不良 住宅率. 環境改善の指標として捉え、その平均を比較する。 公共空地率は、整備手法の違いによって変化量は大. 3.6% 2.9% min:0% max:16.8%. 21.1-39.1 32.0-41.0. 0-0. 0-0. 3.6% 2.9% min:0% max:16.8%. 21.1-39.1 32.0-41.0. 事業指標値. 事業指標. ついては、建設戸数に関する指標の値は平坦地とあま り差は無いが、斜面地では除却戸数が多く、地形条件. 0-0. 0.0% 31.1% 37.6%. 表 5. 密集事業における事業指標の比較. min-max. 整備内容に関して、斜面地は総整備面積比率が高く、. 0.0% 31.1% 37.6%. 0-0. 0.0. 0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0%. 対する 100 戸当たりの総住戸比平均を比較する。. 平坦地 34 計. 単位面積 当たり 非木造賃貸 住宅戸数 ※2. 率の増加量が平坦地を大きく上回るため、事業後の空 地率はほぼ同等の比率となっている。. 1.43 0.0-40.1. 1.43. 0.0-100.0. 0.0-100.0. 0.0-0.0. 0.0-40.1. 37.52%. 65.04%. 0. 23.85%. 52.83%. 9.88%. 分布 min - max. 14.06. 0.0-100.0. 8.21%. 分布 min - max. 0.12. 62.39%. 8.66%. 分布 min - max. 0.60. 51.19%. 0.0-96.0. 分布 min - max. 13.34. 0.0-100.0. 28.18%. 分布 min - max. 13.14%. 48.37%. 29.88% 0.0-96.0. 分布 min - max 67.70%. 18.22%. 0.7-425.5. 0.7-425.5. 賃貸コミ住 借上コミ住 分譲宅地. 分布 min - max. 0.0-38.3. 住宅の除却 仮設住宅. 住宅施設整備 公園・緑地. 40. 斜面地 5 平坦地 21 計. 26. 計画 目標 平均. min-max. 66.8% 39.2% 46.4-92.1. 0-63.3. 53.4% 18.9% 11.0-90.1. 0-74.9. 事業指標値の変化量の平均 分布. min:. max: 27.6% min:4.8% max:92.1% 34.5% min:2.4% max:88.6%. 54.7% 20.6% 11.0-92.1. 34.1% min:2.4% max:92.1%. 0-74.9. 38.9% 31.0%. 7.8% 15.6-77.5 8.9-68.6 min:4.1% max:15%. 35.3% 24.2% 21.3-95.0. 11.1% 0-77.0 min:0.3% max:76%. 35.7% 25.1% 15.6-95.0. 0-77.0. 21.2% 38.3% 8.3-34.8 19.2-60.7. 29.6% 46.4% 0.1-68.0. 0.5-92.3. 28.6% 45.4% 0.1-68.0. 0.5-92.3. 34.1%. 2.4%. 6.3-51.0. 0-17.4. 28.4%. 2.2%. 0.4-100. 0-20.0. 32.9%. 2.4%. 0.4-100. 0-20.0. 62.9% 35.8% 20.0-97.4. 0-64.0. 42.7% 10.8% 0.3-87.3. 0-66.5. 45.7% 14.5% 0.3-97.4. 0-66.5. 67.5% 44.9% 32.7-87.0. 0-66.0. 49.4% 17.8% 13.0-83.7. 0-60.0. 52.1% 21.8% 13.0-87.0. 0-66.0. 10.7% min:0.3% max:76% 17.0% min:2.5% max:48.5% 16.8% min:0.49% max:92.3% 16.8% min:0.49% max:92.3% 26.3% min:6.3% max:51% 31.7% min:0.4% max:100% 30.6% min:0.4% max:100% 27.1% min:5.2% max:73.0% 31.9% min:0.3% max:86.4% 31.2% min:0.3% max:86.4% 22.6% min:4.4% max:76.8% 31.7% min:0.4% max:75.7% 30.3% min:0.4% max:76.8%. 6.8戸/ha 16.1戸/ha 0-32.8. 9.2戸/ha 3.9-45.8 min:2.6戸/ha max:13.0戸/ha. 15.3戸/ha 27.9戸/ha 0-50.3. 12.7戸/ha 1.1-64.4 min:0.4戸/ha max:47.8戸/ha. 13.6戸/ha 25.7戸/ha 0-50.3. 12.0戸/ha 1.1-64.4 min:0.4戸/ha max:47.8戸/ha 0.0%(戸/ha) 5.0%(戸/ha)10.0%(戸/ha)15.0%(戸/ha) 20.0%. 25.0%. 30.0% 35.0%. ※ 1 地区数 ( = N 値 ) は、各地区の事業概要書に事業指標の記載があるものに限定している。 ※ 2 不燃領域率、非木賃住宅率は増加量を、その他の事業指標については減少量を示している。. 29-2.

(3) 3-2-3. 事業指標(表 5). 内容は、H12 年度事業計画案、変更の行われた直後の. 続いて、密集事業による地区の改善程度を示す各事. H15 年度、H17 年度、H19 年度 ( 現計画 ) の事業計画変. 業指標について、比較分析を行う。. 更案をもとに把握し、国庫補助については住市総事業. 斜面地では、事業着手時の事業指標は、いずれの項. 制度要綱を参照した。. 目も、平坦地に比べて評価が低い。特に、接道住宅率. 4-3-1. 整備面積の推移(表 7). や細街路率等の道路環境に関する指標で低く、目標指. まず、整備面積の推移に関して、第二回計画変更に. 数値も平坦地ほどの改善は見られない。一方、不燃領. おける事業費の大幅な縮減に伴い総整備面積は大きく. 域率の増加量は平坦地と同程度であり、住宅の除却や. 減少しており、特に新設道路整備において著しい減少. 緑地・広場整備量が強く影響していると考えられる。 が見られる。これに対して、既存道路の機能を向上さ このことから、斜面地において、道路整備によるアク. せるサービスポケット ( 転回広場や一時停車帯 ) の整. セシビリティの改善よりもオープンスペース確保によ. 備、また細街路の舗装や手摺の整備は、第二期事業計. る防災性の向上の方に事業効果が表れやすいことが指. 画以降、増加傾向にある。また、新設道路整備と連動し、. 摘できる。. 表 6. 地区の課題と整備内容の対応 地区の課題. 住宅更新の停滞. ・車輌サービス 環境の改善. 福祉サービス の利用困難 緊急時対応環境の悪化 上下移動の身体的負担. 制度の統合に伴い、住市総事業に移行 )。整備内容は、. ○. ○. ○. ○ ○. ・防災環境の改善. ○. 事業名:丸山・大谷地区斜面地住環境整備事業. 目 的. まず、事業初動期に指摘された地区の課題と整備計. 定住・継住環境の改善. 画における整備手法との対応関係について分析する。 当地区は、標高 30m 〜 140m にわたる平均勾配 20% の北斜面に位置する住宅地であり、防災上や居住環境 題に対し、様々な整備メニューを組み合わせて一体的 に整備を行うこととし、さらに、諸問題に対して各整. しており、道路整備は道路環境自体の改善だけでなく、 住宅に関する問題にも、その波及効果によって改善が 4-3. 事業計画の変遷過程とその要因 次に、事業計画に関して、事業承認時から現在に至. 防災環境 地域緑化環境の改善. 進むことを狙っている。. 車輌サービス環境 歩行者垂直 の改善 移動支援. 動支援施設等の道路施設に関する整備を最も多く採用. る計画の変更過程に着目し、特に整備面積及び事業量 について分析を行う。当事業は事業承認後、これまで 3 度の大幅な計画変更を行っており、事業期間も当初. ○. ○. ○. ○. ○. 施行者:北九州市. 事業執行年度:H9年度〜. 密集住宅市街地整備 住宅市街地総合 促進事業 整備事業. 土地利用. 5,992. 5,990. 4,724. 4,650. 240,012. 240,012. 240,012. 240,012. 第一期 第ニ期 第三期 第四期 面積(㎡) 国庫補助対象 構成比(%) 事業計画 事業計画 事業計画 事業計画 (H12年度) (H15年度) (H17年度) (H19年度) (用地取得). 整備手法. 面積 構成比. 13,425.9 39.4%. 27.5%. 29.5%. 28.0%. 賃貸受け 賃貸コミ住 コミュニティ 面積 用地 皿住宅 構成比 ※1 住宅用地. 8,332.3. 5,569.3. 5,979.3. 6,154.5. 24.5%. 17.2%. 24.1%. 23.0%. 1,342.0. 住宅施設. 分譲コミ住 無し ※1 分譲受け 用地. 8,926.9. 7,324.3. 7,496.5. 面積 構成比. 596.7. 面積 構成比. 4,497.0. 3,357.6. 1,345.0. 13.2%. 10.3%. 5.4%. 5.0%. 生活関連施設. 面積 構成比. 536.9. 583.7. 0(72). 100.0. 集会所用地. コミュニティ 面積 住宅用地 構成比. 307.7. 商業施設用地. コミュニティ 面積 住宅用地 構成比. 229.2. 273.4. 0.7%. 0.8%. 皿住宅. 上の諸問題を抱えている。そこで当事業は、地区の課. 的な改善を図っている。また、新設道路、及び垂直移. ○. 表 7. 整備面積の推移. 事業区域(㎡). 備メニューを多重的に対応させることで、地区の総合. ○. ○. 事業費(百万円). 4-2. 地区の課題と整備手法の対応(表 6). ○. ○. ○. ○. 適用事業. のである。. ○. ・歩行者移動支援 (上下移動). ・土地利用の更新 ○. 斜面災害. ○. 生活関 連施設. 集会所. ・定住継住環境 の改善. ○ ○. 緑地・ 広場. コミ住 付設緑地 ポケット パーク. による「基盤整備のみ」型にあたる (H16 年度の事業. 住宅の密集. ○ ○. 遊歩道整備. 都市基盤. 事業着手に至った。事業手法は、密集事業の単独施行. 空宅地の増加. ○. プロムナード. 本構想が策定され、H10 年度に事業承認、H12 年度に. ・住宅更新条件 の改善. スロープ 道の整備 サービス ポケット 垂直移動 支援施設. ・若年世帯の 定住環境の改善. 新設道路整備. 住宅. 住宅の老朽化 老朽空家の増加. コンサルタント、大学のパートナーシップのもとで基. を行い、存置区域で、既存道路整備の小改善を行うも. 若年世帯の流出. 道路施設. 地域活力の衰退. て H5 年度から基礎調査が始まり、H7 年度から市と住民、. 重点整備区域を定めて道路と受け皿住宅等の集約整備. 住民の高齢化. 住宅除却. 当事業は北九州市における斜面地整備のモデルとし. 整備計画-整備内容 住宅施設. 分譲宅地. 4-1. 事業の概要. 整備課題. 人口減少. コミ住. 人口・世帯. 4. 丸山・大谷地区における斜面地整備事業の実態把握. 分譲宅地. 無し. 面積 構成比. 道路施設. 1.7%. 1.6%. 0.9%. 1.8% ※2. 310.3 1.0% ※2. 0.3%. 0.4%. 0(72). 100.0. 0.3%. 0.4%. 19,120.0 19,196.4 14,093.4 16,211.8 56.1%. 59.1%. 56.7%. 60.5%. 車輌進入可能 面積 新設道路 道路施設用地 道路用地 構成比. 8,214.9. 9,134.0. 5,295.2. 6,325.2. 24.1%. 28.1%. 21.3%. 23.6%. サービス 面積 道路施設用地 構成比 ポケット用地. 1,342.8. 1,342.8. 3.9%. 4.1%. 歩行者用道路 面積 道路施設用地 構成比 用地 ※3. 2,550.7. 1,815.8. 2,247.5. 2,061.4. 7.5%. 5.6%. 9.0%. 7.7%. 7,011.5. 6,903.8. 6,550.7. 7,825.3. 新設道路. 既存道路 サービス道路 民地活用 の整備 ※4 の整備. ※5. 面積 構成比. 公園・緑地 新設緑地 コミ住付設 緑地用地 ・広場. 児童遊園緑地 面積 用地 構成比. 児童公園・ シンボル広場 用地. 児童遊園緑地 面積 用地 構成比. ポケット パーク用地. 児童遊園緑地 面積 用地 構成比. 自然緑地 自然公園整備 民地活用 の整備 総整備面積. 面積 構成比. 面積 構成比 面積 構成比. 20.6%. 21.3%. 26.4%. 986.3. 3,748.6. 3,352.1. 2,970.3. 2.9%. 11.6%. 13.5%. 11.1%. 2,283.7. 2,919.1. 2,545.3. 7.0%. 11.8%. 9.5%. 478.5. 433.0. 425.0. 1.5%. 1.7%. 1.6%. ※6. ※6. 391.8. 391.8. 1.1%. 1.2%. 594.6. 594.6. 1.8%. 29.2%. 1.9%. 35,812.5 35,267.7 24,841.8 26,778.6 100.0%. 100.0%. 100.0%. 100.0%. ※1 コミュニティ住宅駐車場用地を含む。 ※2 賃貸コミ住棟内に併設。括弧内の数値は集会所の床面積。 ※3 EV底地及び周辺階段、プロムナードを含む。※4 転回広場、一時停車帯を含む。 ※5 遊歩道の整備を含む。. 予定より長期化している。なお、分析にあたり、計画. ※6 H12年度計画図上、緑地は賃貸コミ住用地に含まれ、児童公園、シンボル広場は仮称1号線用地に含まれる. 29-3.

(4) 表 8. 整備内容の変更過程とその要因 各整備メニューの事業量. b. d. 60戸. 60戸. 山手線上:片廊下型住宅 山手線下:階段状住宅. e. 片廊下型住宅. 片廊下型住宅. -. -. -. 分譲宅地. 補助無し. 20画地. 16画地. 仮称2号線. 道路施設. L=820m,W=6m. L=820m,W=6m. 仮称3号線. 道路施設. L=420m,W=6m. L=420m,W=6m. 道路施設. L=105m,W=6m. L=105m,W=6m. 道路施設. 3ヶ所. 3ヶ所. 道路施設. -. -. 一時停車帯※1. 道路施設. -. -. 仮称1号線※2. 道路施設. L=310m,W=3〜8m. L=310m,W=3〜8m 1基. 車輌 道路 仮称4号線 サービス 施設 サービスポケット の向上 転回広場※1. 歩行者 道路 斜行EV 垂直移動 施設 垂直EV 支援 サービス道路 生活関 集会所 連施設 商業施設. c. 道路施設. 2基. 道路施設. ○. (山手線上側). (遊歩道整備を含む). (遊歩道整備を含む). 道路施設※1. 集会所等施設 1箇所. (山手線上側). 1基 ○. 1箇所. f. 5画地. g. L=122m,W=6m. h i※5 j. t. -. -. L=218m,W=6m. L=218m,W=6m. -. -. 3箇所. 3箇所. 3箇所. k l m n o. 5画地 L=112m,W=6m. (法面の拡大). 3箇所. L=246m,W=3〜9m. u. L=240m,W=3〜8m. -. -. 4基. 4基. ○ 1箇所. 地域 コミ住付設緑地 児童遊園緑地 ○※3 緑化環境 公園 児童遊園シンボル広場 児童遊園緑地 ○※4 の改善 緑地 ポケットパーク 児童遊園緑地 2箇所. ○. ○. ○. 1箇所. 1箇所. 1箇所. -. -. -. -. 自然公園の整備. 地区防災 その他 防火水槽 性能改善 住宅の除却 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5. 児童遊園緑地 4箇所 防災関連施設 -. 4箇所 -. 老朽建築物等除却 160戸. 160戸 サービスポケットは、用地取得が必要な整備項目であるのに対し、転回広場、一時停車帯は 民地活用によって整備。 EV の底地及び、周辺の階段を含む。 H12 年度事業計画では、コミ住付設緑地はコミュニティ住宅として計画。 H12 年度事業計画では、児童公園・シンボル広場は仮称 1 号線 ( プロムナード ) として計画。 仮称 3 号線の中止により、3 号線の一部が 4 号線として取り扱われている。. p q r s. 分譲宅地 EV 仮称2号線 仮称3号線 仮称4号線. -. -. 4基. 4基. w. 113戸. 凡例. 114戸. 事業量及び規模の縮小 事業量及び規模の拡大 取り止め 新規施策 手法、形式の変更. 変更 項目. a b d e f 第一回 c 第二回 g h i. 第一回. 道路 サービスポケット 施設 転回広場. j. 仮称1号線 EV 遊歩道 仮称2号線. 1箇所. 1箇所. 変更 時期. 分譲宅地 住宅 第ニ回 賃貸 戸数 施設 コミ住 住棟形式. ○. v. (コミ住棟内設置). 集会所等施設 1箇所. 2箇所. コミ住. 変更内容. 第三回. 仮称1号線 生活 集会所 関連 商業施設 施設 集会所. 第二回. 公園 ポケットパーク 緑地 自然公園の整備. 第二回. 防火水槽. 第二回. 第三回. その 住宅の除却戸数 他 住宅の除却戸数. k l m t u n o v p q r s w. 計画変更の要因. ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○. その他. 8戸. 70戸. 整備メニュー. 他の整備手法の 変更に伴う調整. a. 格子型住宅. 第三回 第四期 計画 事業計画 変更 (H19年度). 地区防災機能 の付加. 分譲コミ住. 62戸. 第ニ回 第三期 計画 事業計画 変更 (H17年度). 地区外転居 希望者数増加. 賃貸コミ住. 第一回 第ニ期 計画 事業計画 変更 (H15年度). 施工上の 制約. 賃貸コミ住 定住・ 住宅 住棟形式 継住環境 施設 分譲コミ住 の改善. 計画変更の背景と要因 国庫補助対象 第一期 (造成・建設) 事業計画 (H12年度). 安全性の考慮. 整備メニュー. コストの縮減. 目的. ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○. ○ ○※1 ○. ○ ○. ○ ○ ○※2. ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○. ○※3 ○ ○ ○. 第三回 ※1 平成 16 年にルートの一部が県の急傾斜 凡例 地崩壊危険区域に指定されたため。 ※2 斜行 EV 製造メーカーが減少し、入札及 びメンテナンスが不利となるため。 ※3 商業施設の誘致が困難であると見なされ たため。. ○ ○ ○ ○ 3号線の取り止め による影響. 移転世帯の受け皿住宅のうち分譲コミ住や分譲宅地は. ことは、道路整備に特化し、その波及効果により住宅. 大幅に削減されている。. の改善を図ることの困難さも意味している。一方、新. 4-3-2. 整備内容の変遷とその要因(表 8). 設道路の代替策としての整備が強化された転回広場や. 当事業における計画変更の背景には、社会・経済面. 一時停車帯等の既存道路整備は、短期で実現しやすい. の外部情勢の変化や、地区住民の意向の移り変わり等. 手法であるが、こうしたスポット的な改善手法を住宅. の内部情勢の変化がある。特に、事業主体である市の. 整備にいかに結びつけるかが課題と言える。. 財政悪化は事業計画に大きな影響を及ぼしており、約. 以上より本研究では、今後の斜面地整備に向けた事. 半数の変更項目が公共事業再評価委員会からのコスト. 業のあり方に関して、以下のことが考えられる。. 縮減の具申によるものである。. 1)予め事業遂行の課題点について十分に検討した上. 住宅施設に関する変更項目に関しては、地区内再建. で、事業計画の立案が為されるべきであり、計画変更. を希望する世帯の減少に伴い、コミ住と分譲宅地の整. の必要性が生じた際は、当初課題に即した計画変更、. 備戸数を減じている。道路施設に関しては、施工上の. 代替策の提案が必要である。. 制約が変更要因であるものが多く、基本構想では整備. 2)即効性のある小規模施策の集積による整備が有効. が予定されたものの、実施検討にあたり、工事の安全. であると考えられ、そうした事業展開の可能性を拡げ、. 性の確保が難しいことや、周辺住民への影響が見込み. 諸課題に対する具体的な改善手法として結びつけるこ. 以上に大きいことから、防災上必要性の高いもののみ. とが必要である。. に絞られた。一方、この代替策として、転回広場や一. 3)都市基盤改善に偏るのでなく、地区住民の生活に. 時停車帯等の整備が行われている。また、取り止めに. 対し、直接的に支援を行うソフトプログラム、及び、. なった独立型斜行 EV に対しては、地域開放型のコミ. それを円滑に促す事業主体、地域、諸団体が一体となっ. 住付設垂直 EV に手法変更することで、その機能を補. た連携体制の構築が必要である。. 完している。 注) 本研究では、事業地区内で土地や建物を市が直接事業を施す範囲を重点整備区域とし、それ以 外の範囲を存置区域とする。. 5. 今後の斜面地整備事業のあり方に関する考察 これまでの分析から、我が国の斜面地整備事業は脆 弱な都市基盤を改善するため、特に道路整備に重点が 置かれている。しかし、丸山・大谷地区の事例分析か ら新設道路の整備の実施は不安定であり、斜面市街地 の改善を図る主要手法としては位置付けにくい。この. 謝辞 ) 本研究にあたり、丸山・大谷開発事務所の方々、及び、( 株 ) 醇建築まちづくり研究所の方々 に多大なるご協力を頂きました。ここに記して深謝致します。 参考文献 ) 山口祐一郎「住環境整備事業地区における存置区域の居住変動と住宅更新の実態に関する研究」 平成 19 年度九州大学工学部建築学科卒業論文 古賀隆之「斜面地住環境整備事業地区における存置区域の更新特性に関する研究」 平成 19 年度九州大学大学院人間環境学府空間システム専攻修士論文. 29-4.

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参照

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