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車両 8 台で釜石市へ移動、鈴子広場に ERU を展開、

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Academic year: 2021

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2011 年 3 月 11 日 14 時 46 分、三陸沖を震源とした 震度 7(M9.0)の地震・津波が発生した。災害救護の為、

兵庫第一班として神戸赤十字病院初動救護班は医師 1 名、看護師 4 名、薬剤師 1 名、主事 5 名、支部 2 名の 計 13 名、ERU2 台、救急車 1 台、救護車 1 台の計 4 台 で 18:35 に出動、発災 24 時間後の翌 12 日 15 時に盛岡 赤十字病院に到着した。翌 13 日静岡赤十字病院、浜 松赤十字病院両救護班、静岡県支部と共に総勢 33 名、

車両 8 台で釜石市へ移動、鈴子広場に ERU を展開、

診療を開始し、被災状況、避難所等の情報収集を行 った。大槌町では町役場が流されるなど悲惨な状況 であることを避難者から得、救護班 1 個班巡回の検 討を行うとともに、岩手県支部から大槌町の状況を 県災対本部等へ送って頂いた。また花巻空港 SCU の DMAT に大槌町への DMAT 隊派遣について打診を試 みたが常時通話中で断念に至り、浜松赤十字病院救 護班が大槌町へ向かう事となった。釜石市内の 14 日 時点で知り得た避難所は 63 カ所 11000 人強であった。

15 日後続班に業務を引き継ぎ無事帰院に至った。今 回の災害活動を経て、赤十字は非常に大きな組織で、

急性期から慢性期復興期まで継続して救護活動が行 える優れた団体組織である事、連携・統制や情報の 共有に支部の存在が非常に大きいと感じた。しかし 一方で、今回の様に非常に大きく広範囲である災害 の超急性期においては現時点での赤十字の救護班だ けでは医療の資源特にマンパワーにおいては到底追 いつかない状況であったと感じた。今回の活動経験 を振り返り、赤十字の超急性期の救護活動(医療資 源、情報の発信や共有等)や DMAT 等との協働につ いて考察を踏まえて報告する。

遠隔地への救護班派遣時の指揮には課題が大きいと されている。今回の東日本大震災時の経験を報告す る。名古屋第一赤十字病院救護班(以下「名一救」

とする)は、愛知県支部の指示により出発し、途中、

福島県支部に行くよう指示があった。福島県支部よ り福島県新地町で先着の長岡赤十字病院救護班(以 下「長岡救」とする)と活動するようにとの指示が あった。到着後、福島県支部より、新地町より撤退 し隣の宮城県白石市に行くよう指示があった(福島 県支部と宮城県支部間に連絡調整無し)。「長岡救」

が新地町災害対策本部に説明し、撤退の了解を得、

両救護班は各々の支部の了解下、白石市に出発した。

「名一救」が白石市災害対策本部と協議をし、13 日早 朝より活動を開始した。白石市での医療救護の需要 は大きくないと判断し、先遣隊を宮城県支部に派遣 し、白石市での活動を報告した。宮城県支部より石 巻への変更の要請を受け、愛知県支部との調整後、

白石市災害対策本部に事情を説明し、撤退し、新た な目的地である石巻市へ出発した。 「長岡救」は発災 当初、DMAT として出動した。DMAT 活動を終了後、

救護班としての活動となった。新潟県支部は福島県 支部と協議の上、福島県新地町での活動を指示し、

新地町役場に行った。 「長岡救」は白石市の活動終了 後、宮城県支部に白石市での活動を報告し、新潟県 支部の指示により長岡へ帰ることになった。最初か ら救護班として出動する場合でも、最初は DMAT と して出動する場合でも、災害現地の支部が混乱に陥 っていて確実な情報が無い状況下でも、所属する県 支部と緊密に連絡(衛星携帯電話等)を行い、さら には現地での災害対策本部と調整することにより、

指揮命令系統の混乱はなく、活動できたと考えられ る。

神戸赤十字病院 検査部

1)

、 日本赤十字社兵庫県支部

2)

○安部

あべ

史生

ふみお

1)

、戸田 一潔

1)

、葛嶋 元子

1)

菊川 佳代

1)

、横山 杏花

1)

、久貝 美和

1)

山岸 雄幸

1)

、岡田 浩明

1)

、高本 浩路

1)

沖野 恵司

1)

、上江 孝典

1)

、浅田 恒生

2)

北村 幸司

2)

Y3-14

東日本大震災 初動救護班を経験して

〜主事の観点から〜

Y3-15

災害救護初動時の指揮命令系統

名古屋第一赤十字病院 救命救急センター

1)

、 長岡赤十字病院

2)

愛知県支部

3)

○花木

はなき

芳洋

よしひろ

1)

、江部 克也

2)

、菊池 隼人

3)

●10月20日(木)

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章 ページ 該当 原文 テーマ 2-1 個人8.

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