八戸市地盤の卓越周期 と軟弱地盤層厚 との関係
毛
呂
員ホ
The relationship betttreen predoHinant period and depth of soft ground at]Iachinohe city
WIakoto WIoRO
Abstract
ヽヽre have been investigating the relationship bet、
veen predominant period and depth of soft
ground at IIachinohe city lヽ ‐e obtain the regression curves bet都
/een predoHlinant period and depth of soft ground
1. は じ め に 2.八
戸市域の地形・ 地質及び地盤の概要
地 盤 の卓越周期 は,定物 の耐震設 計 にお いてそ の振 動特 性 を求 め るた め の重要 な値 で あ る。
また,そ の地域的分布 を把握 してお くことは,都 市 の地 震防災 を検討す る うえで重要 な ことで あ
る。
この卓越周期 を求 め る比較的簡便 な手段 とし て常時微動測定 があげ られ るが, この実測波 の 解 析結果 のみ に よ り,卓越 周期 を評 価 す る こ と は測定条件,計測特性等 に よ り結果 が左右 され やす く,非常 に難 しいのが実 際 で あ る。精 度 よ く求 め るた め には,測定地 点 の地 形 及 び地 質等 につ いて の情報 を充 分考慮 して決 め る必要 があ る。
本論 は,地盤 ボ ー リング資料 の上質 分布及 び
N値
分布 を使 い,求
めた卓越周期 の略算値 を半」別 用数値 として用 い る こ とに よ り,実測 微動波 形 の解析結果 の中か ら卓越周期 を求 め る方法 を 示 す とともに,その方法 に よって特定 した八戸 地域 の卓越 周期 と地形 お よび軟弱地盤層厚 との 関係 につ いて報 告 す る。
平成
5年 10月 15日受理 本 建築工学科助教授
構造工学研究所
(併任
)この地域 の地形 は,南端 部 を除 き丘陵性台地 お よび台地 と
,
これ を横切 る河川沿岸 の低地 か らな る。丘陵性台地 は市 の東端部 の蒼前平丘陵 性 台地(Ia),南
部 の天狗沢丘 陵性台地(Ib)の
2つで あ る。 台地 は本地域 で は最 も面積 が広 く 分布 し,新井 田台地(IIa),八
戸 台地 αlb),麦
沢 台地 (Hc)それ に高館 台地 (Hd)の 4つの台 地 よ り構成 されてい る。 旧市街地 は八戸台地上 にあ る。低地 は南 か ら新井 田川,馬淵 川,それ に五 戸川 の各河川沿岸 にそれぞれ分布す る新井 田川低地 (IHa),馬淵 川低地(IHb)五
戸川低地 (IIIc),そ れ に太 平 洋 沿 岸 に分 布 す る海 岸 低 地 (IIId)の4つ
か らな る。 この中で馬淵川低地 が 最 も顕著 で あ る。近 年,馬淵川低地 それ に新井 田川低地 は急速 に開発 が進 んでい る。表1に
そ の地形 区分 ま とめて示す)文 献1。 図1に
そ の地 形 区分 の概略 の区域 を示す。地 質 は市縁辺部 に中・ 古世代岩類及 び第二紀 層 が分布 して い る。 第 四紀 層 は広大 な段丘 を構 成 して発達 し,それ はの間 を流れ る河川 にそ う 低地 を覆 って一面 に広 が って い る。 この地域 の 一 大特徴 が,我が 国一般 の臨海地 帯 に対 して異 な るの は,沖積世 の後 期 に属す る火 山灰 層 が丘
︺ 日
ロ
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や 日
― ―
!`ヽ 、
ヽ 日 n H 0 ︼
r r ツ ッ
ヽ
H み
ヽ
︺ 中
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.
0 日 4
図
1
八戸の地形 区分 と常時微動測定点―‑ 38 ‑―
八戸市地盤 の卓越周期 と軟弱地躍層厚 との関係
表
1八戸 の地形 区分 蒼前平丘陵性台地
天狗沢丘陵性台地 新井 田台地 八戸台地 麦沢台地 高館台地 新井 田低地 馬淵川低地 五戸川低地 海岸低地
陵及 び台地 の全 面 を覆 って い るだ けで な く,第
四紀層 の全体 を通 じて火 山性 と非火 山性 の体積 物 が反復 し混 合 しあ って い る こ と と言 わ れ て い る。従 って,一般 の臨海地 帯 の様 に火 山灰層 の 存 非 に よって,洪積 層 と沖 積 層 を識 別 しえない
とされ て い る (文 献
1)。
この地域 の地盤地質型 は,上記 各年 代 の諸層 の組合せ に よ り決定 され るが, この地域 で は軟 弱 な沖積層 の分布す る低地 と,沖積 層 の ほ とん ど存 在 しな い 台 地 と丘 陵 地 に2大別 で き る。
従 って,低地 は沖積低地,台地 は洪積 台地 とい う分類 を してほば良い と考 え られ, この地域 の
卓越 周期 を検 討す る上 で も この2大区分 で考 え てゆ くのが便利 の様 であ る。
この台地 と丘l久先地 では,たいていの構造物 は 火 山灰 層 の直下 にあ る基盤土層や最下部層 ない し下部砂丁菜層等 に支 持 させ られ る。 た だ し最 下 部 層 の粘性上部 の上位 に充分 な厚 さを もった支 持層 のない ときは,重量構造物や特 に重要 な構 造 物 の基礎 は,最下部 層以下 に下 ろす必要 があ るので基礎 深 度 が 30メ ー トル を越 え る可能 性 が あ る。低地 は粘土層 の厚 さ,下部粘土砂互層 等 の厚 さに よ り支持層厚 が異 な り,一般 にはそ の厚 さの状況 に応 じて 15〜
30m程
度 と変 化 す る。但 し,下長 か ら石 堂 や沼館 をへ て馬淵 川河 口の右岸側へ ぬ け る地域 と小中野 か ら新井 田川 低 左 岸 部 に か け て の狭 長 な部 分 は基 礎 深 度 は 30〜50mとな る。なお,低 地 のほ とん どがN値
4以下 の軟弱 な最上部層 が表 面 か ら
3m以
上 連 続 して分布 し,小規模 な もので も杭基礎 や地盤 改 良 を必要 とす る。3.卓
越周期の決定
表
2に検討を行なった測定地′ 点 63点 の地名
,図 1中 の
No,軟弱地盤層厚
(汀?),卓越周期略 算値
(2 Tg)および卓越周期実測値 (″ 為
)を示 す。八戸市 において
,筆者が現在 までに行なっ ている常時微動の狽 U定 箇所は
,現在 200点 を越 えているが , ここでは地盤 ボー リング資料が有 り
,略算値が求め られ るもののみを報告す る。
3.1
卓越周期 の略算
地盤 ボー リング資料の上質分布
,N値分布を もとに成層地盤系の略算法を利用 いて卓越周期
(″ Tg)を 求めた。図
2に成層地盤系の模式図を 示す。
(1)略 算式
文献
2)において渡部博士 は
,地盤 の構成を 成層地盤系 として想定 した
4通の略算式を比較 検討 している。 ここではその結論 として もっと
も推奨 しえるとしている下式を用いた。
α Tg=47Σ {ん ど
(打ど
1+〃ど ))/h2 α
Tg:卓越周期略算値
(sec)L:層
の剪断波速度 (m/sec) 力ど ,汀ど 1汀 ど:図
2参照
(2)剪 断波速度
:礁(m/sec)
土 質及 び
N値
か ら各層 の剪 断波速 度 を推 定 した。 ここでは土質別剪 断波速度算定式 は,八戸 の上質 につ いての デ ー タが整理 され て い ない の で,文献3)の宮城 県 の デ ー タにつ いて の算 定式 を用 いた。 用 いた算定式 を表
3に
示 す。なお,剪断波速度 を推定 す る式 は い くつ か提 案 され て い る。上記 諸式 を用 いての検 討 に合 せ,
N値
のみか ら算定す る下式 (文 献4))を
用 いて の検討 を も行 な った。95 94 93 91 90 89 56 47 46 40 37 35 33 29 28 27 21
12 ll10 NO
三 八 城 神 社 八 戸 美 術 館 旧八 戸 図 書 館 長 者 公 民 館 新 明官 天聖寺 聖 ウル ス ラ修 道 院 類家第
5公園 桔 梗 野 小 学 校 多 賀 台 小学 校 南 浜 中学 校 美 保 野 中学 校 明 治 中学 校 明 治 小学 校 白菊 学 園 新 井 田小 学 校 旭 ケ丘 小 学 校 町畑 小学 校 是 川 小 学 校 長 者 小 学 校 八 戸 第 一 中学 校 吹上 小学 校 鮫 小 学 校 根城小学校 根 城 中学 校 小 中 野 小学 校 湊 小学 校 湊 中学 校 田面木小学校 白銀 小学 校 白銀 中学 校 鮫 中学 校
測定地′ く名
311
20 2 84 30 4
90 89 19 8 10 0 13 4 16 5 61 16 5
150
70 20 3 15 3
120
36 0 28 8 22 5 70 12 0
46 16 4
110 12022 5
133 105
12 0 10 2 12 0
長0 481 0 356
01340 426 0 192 0 208 0 363
02180 294 0 302 0 150 0 301 0 285 0 163 0 347 0 290 0 252 0 731 0 494 0 399 0 186 0 216 O 112 0 307 0 252
02310 295 0 246 0 247 0 233 0 252 0 243 α鍵
八戸工業大学構造工学研究所紀要 第
1巻
表
‑2
測定地点の軟弱地盤層厚 と卓越周期低
凛Tg
点 名
0 238 0 270 0 294 0 215 0 230 0 272 0 224 0 252 0 327 0 156 0 216 0 308
0 398 0 407 0 255 0 246 0 402 0 186
0 291 0 148 0 328 0 287 0 325 0 347 0 226 0 236 0 438 0 281
0 328 31
0 394
No:図
1の 常時微動測定地点番号
,現:軟 弱地盤層厚
(m),α島 1卓 越期略算値 (sec),
″T=:卓 越月期実沢」 値 (sec)
地 地
ムロ
数
10
11 1213 14 15 16 17 18
殆=98.011ヽ‐α
329(m/Sec)
その結果は判別用の略算値を求めるためには こ の算定式で も有効の よ うであるが
,
ここでは上 記の様 に複雑 な手法の結果を示す こととした。0 533 0 269 0 450 0 721 0 695 0 725 0 774 0 535 0 274
0738 08150 406 0 360 0 457 0 661 0 975 0 736 0 787 0 570 0 489 0 527 0 343 0 996 1 108 0 757 0 695
11380 747 0 906 0 410 0 590
(3)軟
弱地盤層厚 :Fr?(m)
基 本 的 に は
,図2の 模 式 図 に示 す 用 に
N値分布 が 40程 度 の値 とな り,そ れ以後 同程度 以上 の
N値が連続 す るあた りの深 さを軟 弱地 盤 厚 (〃
9)とした。 しか しなが ら
,N値分布 は複雑
8
9
0 429
0 256
―‑ 40 ‑―
92 88 87 86 85 83 82 79 77 66 65 64 63 61 60 57 55 53 52 45 44 42 26 24 20 18
Hど長根総合運動公園 東河原木児童公園 高 州 公 園 小 田前 公 園 河 原 木 1号 公 園 追 切 公 園 北 区給 食 セ ン タ ー 下 長 公 民 館 石 堂 第
5公園 八戸東高校 類 家 中央 6号 公 園 類 家 中央 5号 公 園 八 戸 中央 高 校 類 家 中央 3号 公 園 類 家 第
2公園 類 家 中央 2号 公 園 千葉幼稚園 顧木小学校 市 川 中学 校 多 賀 小学 校 西 園 小学 校 三 条 小学 校 豊 崎 小学 校 柏 崎 小学 校 小 中 野 中学 校 城 下 小 学 校 三 条 中学 校 下 長 中学 校 八 戸 小 学 校 根岸小学校 江 陽 小 学 校
Tg
30 0 25 7 41 6 29 3 46 4 30 5 41 7 39 1 36 1 15 3 15 4
154
29 5
318
37 8 40 0 31 0 24 3 21 0 15 0 38 0 30 3 15 0 20 8 39 1 42 7 33 5 28 0 27 5 12 9
220
Tg
0 707 0 528 1 078
0787
1 038
0740 09101 028
0 772
0 307
0 531
0 447
0 550
0 796
0813l 164
0 727
0 448
0 491
0 480
0 940
0 680
0 352
0 525
0 699
0 792
0 718
0 940
0 506
0 343
0 492
地 盤 ボー リン グ柱 状 図
N値
八戸市地盤 の卓越周期 と軟弱地盤層厚 との関係
N値
Vs
50 300
GL
(1)(1)
(n)
↓
珈
寿
H illlll立
Vi=aNb
図
2成層地盤系へのモデル化
/′
/ア/ Bed RockHe
→ hi t
表
3土質の剪断波速度算定式
沖積世
67 8Nα300(m/sec)
86 0Pf°
354732ハ「。
341904ハ T0360
洪積世 126
′V0225867∠
V°
865148
′V°21つなものも多 く
,必ず しも基本方針 どうりにな ら ないもの もあ り
N値30程 度の ところで 汀?に した ものな どもある。
3.2 常時微動 の測定 お よび解析
測定 は
1984年
以来 の ものであ る。涙」定期 間 は 毎年8月
か ら 10月 の間 に実施 し,測 定 時間帯 は9時か ら
17時
の 日中であ る。測定 は東西(EW),南北 (NS)および上下 の3成分 を同時 に 5〜 10 分間,デー タ レコーダに浪
U定
記 録 した。測 定波 形 は変位 で あ る。解 析 で は,得られた波形 中最 も定常 と思われ
る
40.96秒
の 波 を0.02秒
間 隔 で 成 分 ご と2,048個
の デ ジ タル値 に変換 し, このデ ータを256個
ず つず らした5つ
の1,024個
の デ ータに つ いてFFT解
析 を行 ない,その結果 を平均 化 を した もの につ いて フー リエ スペ ク トル分布 図 を求めた。3.3 卓越 周期 実 測値
(″
Tg)の抽 出 卓 越 周期 略 算値 (αTg)を
判 定 用 の値 として フー リエスペ ク トル分布 図の3つ
の ピー ク値 を 与 え る周期 か ら卓 越 周期 実 測値(2Tど
)を決 定 す る。 その流れ を図3に
模式 的 に示 す。 そ の手 順 は,まず 水平2成分 の各 スベ ク トル図 の東西(NS),南北 (EW)それぞれ につ いて大 きい順 に
3つ
の ピー クを選定 し,その3つ
の周期 を求め る。次 に,その
3つ
の 周 期 の うち,略算 値(α
Tξ
)に最 も近 い値 を成分 ご と選 び,その平均値 を卓越周期実測値 (″Tg)とす る。なお,ス ペ ク トル図は平滑化 を行 な って も
,
ピー クの変動 が激 しい。従 って,3つの ピー クの選定 には種 々 の要件 を勘 案 して注意深 く行 な った。一帯 一事 一 ︐ 一単一
臨=
聰=
ys=
7G=
聰 L 聰
腐食土 粘性土 砂質土 砂
礫
粘性土
砂質土
砂
礫
八戸工業大学構造工学研究所紀要
第 1巻
①
aTgNS
②
aTg≒ EWTl
EWTl
図
3
卓越周期特定方法の模式 図◆ ●
●
aTg≒NST3
ヽ
mTg=翌
●
③
NST3
Eヽ
ヽ ア ①
②
③
12
1.0
08
06
0.4
02
O
◆ ●
品卓 越 周 期 測 定 値 sec︐
地 地 ムロ 低
○
●
ImTF=0 864BTR+00468
0 0 2 0̲4 0̲6 0.8 1 0 むTg卓越 周 期 略 算 値
(sec)
図
‑4
卓越 月期 測 定値 (7 Tg)と卓越 月期 略 算値 (αTg)
―
‑ 42 ‑一
1.2
台 地
○
10
低 地 ●
八戸市地盤の卓越周期 と軟弱地盤層厚 との関係
mTg=0 0846 He04SS
(r=0821)
― ―― ――mTR=0 0312 He089'
(r=0872)
◆
◆
/●
●
◆
◆ .
40
◆
/
●
◆
●
● 卓
越 同 期 測 定 値 sec
0,8
06
04
02
0 0
●
O
0
30
'(弱
地 盤 層 厚
(m)図
5卓越月期測定値
(Я Tg)と軟弱地盤層厚
(晃)50
この方法は層の卓越周期が第 1ピ ークになら ず とも
,なん らかの大 きさの ピークとしてスペ ク トル図に生ず るであろ うと考 え , ここではそ れが第 3ピ ークまでに生 じるとい う仮定によっ た。図
4に略算値
(αTg)と 実測値
(ЙTど)の関 係図を示す。図中直線は 1次 の相関曲線である。
図を見 ると
,約0.6秒 以上の長周期ではば らつ きが大 きくなるが
,全体 として良い相関関係に あることがわかる。
4.八
戸市地盤の卓越周期
図 1に 位置す る各測定点の卓越周期 は 3項 の 特定方法で表 2の 卓越周期実測値
(盟Tど)の 欄 に示す値 となった。
この卓越周期 と軟弱地盤層厚 との関係 を台地 及 び低地 につ いてべ き乗 の回帰 曲線 を求 めた結 果下式 が え られた。
台地
:″
Tξ=0.0846〃
σ°X55 低 地:″ Tg=0,031舞
飽α897
図
5に
各地 点 の卓越 周期 と回帰 曲線 を示 す。 図 を数値的 に見 る と,台地 は 汀?が
約 5〜35m深
くな る に応 じ
,″
Tgは 015〜0.45秒
とな って い る。低 地 で は 汀?が
約 15〜45m深
くな る に 応 じ,″Tξは 0.3〜1.1秒
とな ってい る。同 じ層 厚 で低地 と台地 を較 べ る と低地 の周期 の方 が台 地 よ り大 きい。特 に,20mを
越 え る よ うな とこ ろで は,その傾 向は男 らかであ る。 これ は軟弱 地 盤 層厚 にいた る途 中の土質 の剪断波速度 が台八戸工業大学構造工学研究所紀要 第
1巻
地 の方が
,低地 に比ベー般 に大 きい ことの反 映 と考 え られ る。 図 は台地 は約 5〜
35m,低地 で は約 13〜
46mの層 厚 幅 の デ ー がで あ る。 この 層厚 の デ ータ幅 は
,八戸 の地 盤 の状況 に鑑みれ ば
,台地
,低地 ともほぼ総 ての範 囲を含 んでい る もの と考 え られ る
(2頂参照
)。従 って
,八戸 の卓越周期 の範 囲は,台 地 では 0.15〜 0.45秒 程 度,低 地 では 0.3〜 1.1秒 程 度 で あ る と考 え られ る。 そ して
,層厚 が推定 で きれば台地
,低地 と もに , この回帰 曲線 に よ りおお よその卓越 周期 を知 る ことが出来 る。
5.む
す
び
データ数,八戸地盤の土質データに基づいた
Vs算定式を用いていない等
,今
後検討すべ き点 は多 々ある特定手法によ り求めた結果ではある が,八戸市の都市防災,あるいは建物の耐震設 計の参考 になれば幸いである。文
献
1)建設省建設局・青森県編
:青
森県八戸 。三沢地 域の地盤,都
市地盤調査報告書,1970年2)渡部丹
:地
盤の卓越周期の略算式 について,日 本建築学会大会学術講演梗概集(東
北),1982
年 10月3)官城県
:宮
城県地震地盤図作調査報告書,19854)土年質工学会編