金沢 大 学十 全 医 学会 椎 託 第
9
二i
巷 第5
号6 7
9−6 8
4く
19 8 射
寒冷暴 露や喫煙に よ り循環 障害 を発生 した再接着指の 5 例
金
沢 大
学 医 ヤ部髄 灘
外 科サ 教 室信 弥 樹
一
一
義 達 茂 浩 井 野 内 村 岩 上 山
鳥
福 升 医 科
大
学松 形
外 科 学 教 室吉 村 光 生
仰
彿闇年9Jj
l川
受付J1
9 7
4 年か ら 19 8 1
年の間に,金 沢 大
学付 属病 院で 3
4 5 例5
11
指に対し
て切
断 指 再接 着 術が
施 行さ れ た
. こ のう ち
, 寒冷 暴 露や
喫 煙を
契 機に突然 循環
障 害を
発 生し た 5
例5
指が
経験さ れ た
. 循環 障 害は
術 後14 日
目から
45 日 の
間にお
こり
,示
指2
本, 中 指, 環指, 小指 各1
本にお
こった
. 循環 障害を お
こし た
原 因と し
て, 寒冷 暴露によ る も の
射礼 喫 煙によ る も
の1
例で あ
った
.2
例は
再 手術によ り
, 指の循 環は 回
復し た
■ 他の2
例は
, ヘ パリ
ン,ウ
ロキ ナ
ーゼ
, 低 分子 デ キ
スト
ラ ン の持 続 点滴によ り
, 指の チ ア
ノ ーゼ が 回
復し
,生
者し た
. 1例は
放 置さ れ
指 尖 部の部 分壊死 が お
こった
. これ ら
の経験か ら
, こ の循環 障 害
は
,血
管吻 合 郡の狭 窄に加え て
, 寒 冷暴 露や
喫煙
によ り
指の血流が
減 少す る
こと
によ り
発 生す る
こと が 示
唆さ れ る
.切
断指再 接 着 術 後は
, 琴冷 暴 露と
喫 煙を
少な く と も 3 ケ
月 間は
禁止 す
べき で
ある
.6 7 9
Ke
y
w o rds r ep
la nt
at
io n,fi
ng
e r inju rie s,C Old,S m Ok ing
切 断指 再 接着 術
は
全 国各 地で
行わ れ る よ う
にな り
,多数の生 者 例
が
報 告さ れ て
いる
. これ ま で
金 沢 大学 整 形外 科に お いて
手 術を
行った
症例の中に, 再 接 着術 後2
週 間以 上
経過し た
後, 寒 冷 暴露や
喫煙を
契機に, 突 然, 循環 障 害を
発 生し た
症 例を
経 験し た
.現
在ま で
,こ の様
な
症 例の報 告を
みな
いが
, 術 後 管理
に お いて
重 要な
問題と 思 わ れ る
の で報 告す る
.調 査
対 象昭 和
4 9
年1 1
月よ り
昭 和56
年12
月ま
で に,金
沢 大 学整 形外 科にお
いて
,3
45
例5
1 1指に対し
て切 断指 再 接着 術を
行った が
1 ,, 術 後2
週 間以 上
経過 し た 症
例で
,明 ら
か に寒 冷暴 露や
喫煙 を
契機に, 突 然循 環 障 害を
お こし た
症 例が 5
例5
指あ
った く
表 い.症 例
症 例1 こ 4
3
才, 男性, 大工昭 和
5
1 年1 2
月9 日
, 電 気ノコギ リ
で左 手を 受
傷し た
.示
指は
近位 指 節 間関 節くP I P
関宕
削で
完全
切 軌 中 指は P 工P
関 節 部で伸 筋膿 と
指 背の皮 膚のみ
連 続 性の
あ る 不
完 全切 断であった
く図1
う. 直ち
に再 接着 術を
行った
.2
指と も
骨を 5
m m 短縮し
,P I P
関 節で
関 節固
定 術を
行い, 深 指 屈筋 腰お よ び 両
側の指 神経を
縫 合し た
.示
指は
指 伸 筋腱の縫合も
行った
. 動 脈は
,示
指の
尺
側 拍 動 脈お よ び
中指の榛 側 拍動脈
の各1 本 ずつを
吻合し た
. 静脈 は
,示
指の み指 背部で 2本 吻合し た
.皮膚
は
吻 合 動静 脈への圧
迫が
加わ ら な
いよ う
に粗に縫 合し たく
図2
う. 術 後 経過は
良好で
,1 4 日
目に退
院し た
. 術 後2 5 日
臥 夜 間 冷 気に左 手を
暴露し て よ り
, 左示
指が
蒼白と な
った
. 循 環 障害が
改 善し な
いた め
,2 0
時 間 後に当科を
受診し た
. 来 院 時,示
指にチ ア
ノーゼ が あ りく
図3
う, 患手を
加温す る も
色 調は 回
復せず, 指 尖脈 波で も
波 形が
認め ら れ な
いた め
,手
術を
行った
. 手術は
前回
吻 合し た 尺
側 指動 脈は そ
のま ま と し
, 前回
の手 術で吻 合し な
かった
犠 側 指動 脈を
露 出し
, 断端を
新鮮 化し た
後に端々吻 合を
行った
. 術後, 指色 調は 回
復し た が
, 12
時 間後よ り
再び
,示
指の循 環 障害が 発
生し た た め
,2
4 時 間後に再手 術を
行った
. 両側の指動 脈 吻合 部は
血 栓で閉塞し
て いた
ので
, 吻合 部を
切 除新 鮮 化し
A b bre vi
at
ions ニP I P,
p
r O Xim al int
erp
hala ng
e al.た
後, 再吻 合を
行った
結果, 指 色 調は 回
復し
生 者し た
く図4
lo尺
側 指動脈の
吻合 部を
組織 学 的に検 索し た
結 果, 完 全閉 塞に近い血
栓形 成が
みら れ
,血
栓は
器質 化し て
いた
く図5
J.症
例2
二 19
才, 男 性, 大工
昭
和 5
1年 2
月1 6 日
, 丸ノコで
右示
, 中, 環 指を
中 節 骨 部で
完全 切 断し た
く図6
フ. 中, 環 指に対し て
再接 着 術を
行った
. 動 脈は
, 中指で両 側指 動脈, 環 指で榛
側 指動 脈を
吻 合し た
. 静脈は
指 背 部で
各指2
本 ずつ吻 合し た
.術 後 経過は
良好でく図7
フ,2 0 日
目に退 院し た
.術後
2 6 日
臥 夜 間に右 手を
寒 冷に暴 露し た
後,環 指に突然 循
環
障 害が
発 生し
来院し た
. 来 院時, 指 色調は
蒼 白で
冷た く
,指 尖 脈 波で波形が
認め ら れ な
か った た め
,直
ち
に手術を
行った
.ま
ず,榛
側 指動 脈を
検 索し た が
,血
栓で閉塞さ れ
て いた た め
,そ
のま ま と し
, 前回
手術 時 吻 合し な か
った 尺
側 指 動 脈を
露 出し
,1
.3
c m の静脈 移 植術を
行い, 指 色調は
良 好と な り
生 者し た
,症例
3
ニ4 9
才, 男 性,土
木作 業 員昭和
5 3 年
10
月1
4日
,コ ンク リ
ート
ミキ サ
ー に て受
像左 示
, 中指は
中節 郡で切
断さ れ
, 指 背の皮下
組 織T
ab
lel
.C
a s e s of r epl
a nted d
igitsw i
th
ci
r c ulato rydi
stu rb
a n c ed
e v el
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te r c old
e xpo s u r e O r S m Oki n
gC
a s eA
geF i n
ge r 誓器享2a 慧c
a u s eT
r e atm e ntp
r ogn o si
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3
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2
1 9
ri
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2
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epa rin,u r Ok i
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a s el.E l
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C a rpe nte r.
Fi
g.2
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a nted
.B l
o od
ci
r c ul
at io n of b
oth f i n
ge r s w a s go od
.寒 冷 暴露
や
喫 煙によ り
循環 障 害を
発 生し た
再 接 着 指5
例Fi
g.3
.C
a s el.O
n th
e 25
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ay af
te r r epl
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C a rPe nte r.
F i
g.7
.C
a s e2
.T h
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te r r epl
a ntati
o n.T h
em i d dl
e a nd
ri
ngfi
nge r s w e r e r epl
a nted
.と
伸筋腱
の みで
連 続性が あ り
,環
指は
末節 部で切
断さ れ
指神 経の みで
連 続性が あ
った
く図8
う.示
, 中指に対し
て再 接 着術を
行った
く図9 う
. 動 脈は
,示
, 中指の尺
側 指動 脈を
吻 合し た
. 静 脈は
,示
指では
指 背 部で1
本 吻 合し た が
, 中指では
指 背部で静 脈の連 続 性が
確 認さ れ た
ので
,吻 合し な
かった
. 術後,ヘパ
リ
ン 10
,0 0 0
単 位ノ日
の全 身投 与を
続け た が
,術 後6 日
目に中 指の色 調が
蒼 白と な
った た め
, ヘパリ
ンを 1 5
,00 0
単位ノ日
に増量 し
色 調は 回
復し た
.そ
の後の循 環状 態は
良 好で,2
1日
目に退 院し た
.術 後45 日
冒,再 接 着 術後は じ め
てタ
バコ 1本を
喫煙 し た
後, 突 然 中指にチ ア
ノーゼ が
出現し
来院し た
.直ち
に温
浴や カ イ
ロ によ る
加 温を
行う も
,循
環
障害が
改 善し な
かった た め
,ヘ パ
リ
ン12
,0 0 0
単 位,ウ
ロキ ナ
ーゼ 3 6
,0 0 0
単位,低 分子 デ キ
スト ラ
ン の持 続点 滴
を
行い,3
時間 後に指の色 調は 回
復し た
. 症例4
ニ2 2
才, 男性, 鉄工
業作業 中に鉄 板
を 切 る
機 械で
, 右示
指を
基 節 部で
完 全切
断し た
. 再 接 着時, 両 側 指動 脈お よ び
指 背 部で静脈1
本を
吻合し た
. 術後3 日
目, 指 色 調が チ ア
ノーゼ と な
った が
, ヘ パリ
ンを
10
,0 0 0
単 位ノ日
から 1 5
,0 00
単 位ノ日
に増量し
,色調は
回復し た
.そ の
後の循 環 状 態は
良好で
,1 2 日
目に退
院し た
. 術 後1 4 日
臥 戸 外で 2
時 間手を
冷 気に
暴 露し て よ り
,示
指が チ ア
ノ ーゼ と な り
,救 急車に
て
来 院し た
. 右 手の
温 浴を
行う も
指色 調は
改 善し な
かった た め
, ヘパリ
ン2 0
,0 0 0
単 位,ウ
ロキ ナ
ーゼ 2 4
,0 0 0
単位, 低 分子 デ キ
スト ラ
ン の持 続 点 滴を
行Fi
g.8
,C
a s e3
.C
o n c r ete mi
x e ri
nju ry of
a4 9
−ye a r− ol d l
ab
o r e r.い,
2
時 間後に指 色調が 回
復し た
.症
例5
こ4 8
才, 男性, 旋 盤工
旋 盤に
て
右 小 指を P 工P
関 節 部で
完 全 切 断し た
.屈 筋 腱は
筋腫 移 行 郎から
引き
抜か れ て
いた
. 再接 着 時, 両 側 指 動脈を
吻 合し
, 静 脈は
掌側で2
本 吻 合し た
. 術 後 経過 は
良 好で
, 1週 目で転 医し た が
, 術 後1 9 日
目に,早 朝 素 手で自転 車に乗っ
て
から
,小
指に循環 障 害が 発 生 し た
. 特に治 療を
受け
ず放 置し
ていた と
ころ
, 再接 着 部の2
ノ3 が
壊 死と な
った
.考 察
再 接 着
さ れ た
指が
, 健 常指と
同一 の色 調を 呈 し
ていて も
,そ
の循環 動態は
健 常指と
大き く
異な
って
いる
. 再 接 着 指で は
,主
に吻 合さ れ た
限ら れ た
動 静 脈を
通し
て のみ 血
液 循 環が
行わ れ て
いる
.ま た
,血
管 運 動神経に つい
て み る と
, 切 断部で
血 管は
一 度切 断さ れ
, 接合 部よ り
末梢は
sympath
e cto myさ れ た
状 態にあ り
, 接 合 部よ り
中枢は
健 常で あ る
.さ て
,正
常ヒト
の手 指に お いて
, 寒 冷 暴 露や
喫煙
の負 荷に
よ り
, 皮 膚 血 流の減 少が
お こる
こと は
,よ く
知ら れ て
いる
2刑.す な わ ち
, 寒 冷には
血 管を
収縮さ せ る
直 接 作用 が あ る と
いわ れ て
いる
4I. 一方,喫 煙につい ては
, 喫煙
によ り
体 内に吸
収さ れ た
微 量の ニコチ
ンが
,ア ド
レナ リ
ンや
ノ ルア ド
レナ リ
ンを
分 泌さ せ る
作用 や
, 血 管 運 動 中 枢を
刺 激す る
作用 が あ り
, これ ら
の作 用で皮膚血
管の収縮が お
こり
, 血 流 減 少が お
こる と
いF i
g.9
.C
a s e3
.T h
e state ju st af
te r r epl
a ntatio n.T h
ei
nd
e x a nd
mid d l
efi
nge r s w e r e r epl
a nted
.寒 冷 暴露
や
喫 煙によ り
循環 障 害を
発 生し た
再 接 着 指5
例わ れ
て いる
3I.と
ころ で
, 再 接 着指に お いて, 寒 冷や
喫 煙が
血流に及 ぼ す
影 響に つい ての
研 究は
少な
い. 中島ら
5りま
, 術 後8 ケ 月 以 上
経過 し た 小
児切
断 指 再接 着例で
, 手を
氷 水 中につけ
指尖 都 度膚 温と
指尖 脈 波 測定を
行い,血
流の減 少が
お こる
こと を
観 察し
, 氷 水 中よ り
手を上
げる と
, 健 常 指と
類 似し た 血
流の回
復が み ら れ た と
報 告し て
いる
. 喫 煙によ る 血
流への影 響に つ い て の報 告は
いま だ な
い. 再 接 着さ れ た
指への寒 冷暴 露や
喫煙の血
流への影響を
考え る
時, 接合 部よ り
中枢で おこ
る 反
応と
, 接 合部よ り
末 輪のsym path
e cto m yさ れ た血
管の反 応が あ り
, 実 際には
接合 部の中枢と
末 梢の血
管の 反
応が 重 な
って現わ れ る
こと
にな り
複 経であ る
. 前述し た
作用
によ り
, 寒 冷暴 露や
喫煙によ り
, 再 接着 指でも
接合 部よ り
中枢お よ び
末 梢で血
管 収 縮が
お こり
,血
流 減少が
お こる と
推 察さ れ る が
,血
流 減少の
程度につ いては
明ら
か でな
い.次に, 術 後
2
週 間以 上
経 過し て
お こる
循 環 障 害の原
因につ いて
考察し
て みる
. 多 数指切
断例で, 再 接着さ れ た す
べて
の指に, 循環 障 害が お
こった
訳で は な
い こと よ り
, 循環
障 害の発 生の基盤に血 管吻 合 部の堺態が
大き く
関係し て
いる と
考え ら れ る
.血
管 吻 合さ れ た
血 管内膜の修 復 時 期は
, 組 織学 的には
家鬼
大腿
動 脈で
術 後9
へ1 0 日
6 ,,ラ
ット
の大腿
動 脈で1
週 間 前後7 ,,犬
の 腹 部大 動脈で 2
週間を
要す る
81と さ れ て
いる
.小 西
鋸は
栓球吸
着能から
みる と
, 術 後2
週 目で は正
常 内膜の2
倍の吸
着 能が あ り
, 完 全に正
常状 態に復す る
には
約10
週 間を
要す る と
述べて
いる
. 今回
報 告し た 5
例の循環
障害の発 生し た
時期は
, 術 後1 4 日
目よ り
45 日
日であ り
, 吻合さ れ た 血
管 内膜の組 織学 的 修 復は
,ほ ぼ
完了 さ れ た
時 期と
考え ら れ る が
, 小西
の述べる
栓 球吸
着 能は な
お冗 進し
て いる
時期にあ た る
. 金子 ら
9鳩 再 接 着 術後の早 期の血
管造影
で, 吻 合部を
中心
に, 特に末 栴 側に かな り
の範 囲にわ た る
狭 窄像と 血
管 壁の不
整を
観 察し
ている
.松田 ら
1 01も
同様の観察を し て
,再接 着 後の 末梢循 環の改 善に関 与す る
最 大の因子 は
, 接合 部を
中心 と す る
疲 痕形
成の程 度であ る と
述べて いる
. こ のよ う
に,血
管 吻 合 部で血
管 内膜の性状が 正
常と 異 な
って
いる
こと や
,血
管 内腱の狭 窄が
多少な り と も
生じ て く る
こと が
, 循環
障 害の発 生
の 一 つの原 因にな る と
考え ら れ る
.今一 つの
原
因と し て
,血
流の減 少が
考え ら れ る
.小
池ら
1 1恨 血
行再 建 術に おけ る
血 流の影
響につ い て検 討し
,血
流量 が 5 0
%以 上
減 少す る と 早
期 閉 塞 率が
高く な り
,7 5
%以 上
の血
流量
の減 少では ほ と ん ど
閉塞を
お こし
, 血 流を
増加さ
せる と
開存 成 績が
良 好であ
った と
述べ, 血流 減 少
が 血
栓 形成のM一つの原
因にな る
こと を示 し た
. 再 接 着 指では
, 健 常 指と 比
較し血
流量
の減少が
6 83
あ る
1 2 ,上
に,寒 冷 暴 露や
喫 煙の
負 荷によ り
,さ ら
に血流の減少
が
お これ
ば, 血管 吻 合 部の内膜の性状が 正
常化し
ていな
い時期な ら ば
, 特に吻合 部を
中 心に血
栓が 形
成さ れ
, 循環 障 害の発 生す る
危 険が
ある
ものと
推 察さ
れ る
.切 断 指再 接 着術の術 後 管
理
に お いて
, 血 管 吻合 郡に 多少な り と も
内膳の狭 窄が
お こって く る
こと
, 吻 合 部で の栓 球
吸
着 能は
冗 進し
てお り
,正
常化す る
には
約10
週 間を
要す る
こと よ り
, 術 後 少な く と も 3 ケ
月 間は
寒 冷暴 露や
喫煙を
禁止 す
べき と
考え る
.結 論
切
断指 再 接 着術 後2
週 間以 上
経 過し た
症例で
, 寒 冷 暴 露や
喫 煙を
契 機に突 然循 環 障 害を
発生し た 5
例5
指に つ い
て
報 告し た
. こ の循 環 障害は
,血
管吻 合 部の修 復が 不
完 全な
時 期に,血
流の
減少を
生 ずる
原 因が
加わ り
,血
栓形
成を 生
ずる た め
にお
こる と
考え ら れ
,そ
の原 因
と な
った
寒 冷暴 露や
喫煙は
, 術 後 少な く と も 3 ケ
月 間は
禁止 す る よ う
指 導す る
必 要が あ る
.稿 を終
え る にあ
たり
,ご校 閲 を賜
わった 野 村 進 教 授
に深 謝 致
し ます
.文
献1
ナ 島村 浩ニ .野
村 進.上 野
達 弥.山内 茂樹.岩 井義 信.膏村 光生
こ切
断指 再 接 着難 航例の
検 札 整 形外 科,3 3
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