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【主訴】発熱、呼吸困難

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Academic year: 2021

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E

要 望 演 題

【症例】9 か月 女児

【主訴】発熱、呼吸困難

【周産期歴】未熟児・先天性筋緊張性筋ジストロフィ ーにて当院 NICU に入院していた。34 週 0 日で吸引分 娩、1916g にて出生。アプガースコア(1 分)4 点で あった。出生後自発呼吸なく筋緊張低下が強い状態 でありすぐに挿管。そのまま NICU 管理となった。

66 病日目に抜管し、その後ミルク哺乳が不安定であ ったが、自力哺乳可能となり約 8 か月で退院となっ た。

【現病歴】NICU から当科に転科し母児同室にて経過 観察後、退院。その後哺乳不良による脱水で当科入 院中であった。第 1 病日〜第 5 病日補液治療施行し脱 水所見に改善をみとめ退院間近の状態であった。第 6 病日に 38 度台の発熱あり、翌第 7 病日には SpO2 低下 もみられ、酸素投与開始となった。胸部聴診にて副 雑音認められ同日 RSV 迅速抗原検査にて陽性であっ た。第 9 病日には SpO2 が 80 %台まで低下し、血液ガ ス検査にて pCO2 : 80mmHg 前後と貯留みられたこ とから、挿管し人工呼吸器管理となった。また採血 検査にて細菌感染の併発も考えられたため、抗生剤 CEZ の投与を開始。以後、SIMV 回数、FiO2、PS を 調整しながら経過観察し、第 18 病日に抜管となった。

全身状態良好にて、34 病日目に退院した。

【まとめ】RS ウイルスは乳幼児の呼吸器感染症の原 因ウイルスとして最も重要なものの一つとされてい る。もっとも注意すべきは、初感染となる 1 歳未満 の感染であり、入院率も高い。早期産児や 1 歳未満 の児、基礎疾患を有する児などでは、とくに重症化 しやすく、致死的な病状になりうるため、呼吸状態 に注意が必要である。今回、複数の重症化リスクフ ァクターがあり、実際に呼吸状態の悪化がみられ人 工呼吸器管理に至った症例を経験した。

【症例】70 歳代女性。両下腿浮腫を主訴として近医を 受診された。血液検査で WBC39,400/μ l、Hb7.4g/dl と白血球増多、貧血を認めたため、当院血液内科に 紹介受診となった。末梢血塗抹標本で成熟好中球が 95%と著明な好中球増多症を認めた。骨髄穿刺検査で も顆粒球系細胞の増加を認めた。表面マーカー解析 で CD138 強陽性の形質細胞を 3.9%認めた。血清免疫 グロブリンの IgA が 1,980mg/dl と高値で、IgG が 413mg/dl と低下していた。免疫電気泳動検査で IgA- λ型の M 蛋白を認めた。IMWG の診断基準から多発 性骨髄腫と診断した。好中球増加症の鑑別診断とし て、感染症状なく、現在の内服も特に好中球増加と 関係ないと考え、まずは G-CSF を測定した。G-CSF 652pg/ml(< 39)と高値だったので、G-CSF 産生腫 瘍を考えた。頭部・頸部 MRI 検査、胸部-骨盤部 CT 検査、PET-CT 検査を行うも腫瘍と考えられる所見は 認めなかった。骨髄腫細胞が G-CSF を産生している 可能性を考えた。患者骨髄単核細胞より抗 CD138 抗 体を用いて骨髄腫細胞を純化し、培養を行った。培 養上清の G-CSF を測定したところ、G-CSF 濃度の上 昇を認めた。

【考察】本症例の好中球増多症は骨髄腫細胞による G- CSF の異所性産生が原因と考えられた。G-CSF 産生 多発性骨髄腫の報告は少なく、貴重な症例と考えら れた。

秋田赤十字病院 小児科

○佐々木

ささき

倫子

ともこ

、田村 真通、木村 明英、

太田 翔三、木村  滋

Y5-20

人工呼吸器管理を要した

RS

ウイルス 感染症の一例

Y5-21

好中球増多症を併発した多発性骨髄腫 の

1例

山田赤十字病院 血液内科

○久保

くぼ

倫子

みちこ

、柴崎 哲典、臼井 英治、

玉木 茂久、辻  幸太

要望演題

参照

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