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目 次 各国の公財政教育支出 2 文部科学省予算の構成 3 義務教育費国庫負担金 4 国立大学法人運営費交付金 8 私学助成 14 科学技術 18 行政刷新会議における仕分け例 24 公立高校の実質無償化 25-1-

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(1)
(2)

-1-○ 各国の公財政教育支出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

○ 文部科学省予算の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

○ 義務教育費国庫負担金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

○ 国立大学法人運営費交付金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

○ 私学助成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

○ 科学技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

○ 行政刷新会議における仕分け例 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 24

○ 公立高校の実質無償化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

(3)

-2-○日本の公財政教育支出GDP比は少ないが、子どもの数の割合も少ない。

OECD平均

22.4%

16.3%

3.3%

OECD平均

4.9%

7割

7割

総人口に占める子どもの数の割合(2005年)

公財政教育支出GDP比(2006年)

○公財政教育支出を子ども1人あたりで見れば、G5並み。

子ども一人あたり公財政教育支出/総人口一人あたりGDP(2006年) 21.3% 23.2% 20.2% 20.7% 22.1% 20.4% G5平均 仏 独 英 米 日本

○我が国は、教育を含めた政府全体の歳出規模が小さい。

42.0% 43.5% 36.5% OECD平均 G5平均 日 本

一般政府総支出/GDP(2006年)

○子どもの数、政府全体の歳出規模も考慮すれば、公財政教育支出は、G5の中でトップクラスと言える。

49.8% 44.0% 44.6% 44.8% 59.7% 56.0% G5平均 仏 独 英 米 日本 子ども一人あたり公財政教育支出/総人口一人あたり一般政府総支出(2006年)

○我が国の教育財政全体に占める国と地方の割合は、概ね、国2割:地方8割

とされている。

注:子どもの数については、2005年の数値を使用している。 注:子どもの数については、2005年の数値を使用している。

各国の公財政教育支出について

各国の公財政教育支出について

(出所)OECD「図表でみる教育2009」 (出所)OECD「図表でみる教育2008」 (出所)OECD「図表でみる教育2009」 (出所)OECD「図表でみる教育2008」、「図表でみる教育2009」を基に作成 (出所)OECD「図表でみる教育2008」、「図表でみる教育2009」を基に作成

(4)

-3-文部科学省予算の構成

文部科学省予算の構成

○文部科学省予算

5兆7,562億円(5兆2,817億円)

(+4,745億円+事項要求)

うち、高校の実質無償化関連

(マニフェスト主要事項)

4,624億円

※事項要求 ①大学奨学金拡充

②医師不足関連

※マニフェスト主要事項を除き、対前年度

△8千万円にとどまる。

○以下の4項目で全体の約8割

◇義務教育費国庫負担金

◇国立大学運営費交付金

◇私

◇科

22年度要求(21年度予算)

21年度当初予算額 5兆2,817億円 22年度概算要求額 5兆7,562億円 (+4,745+事項要求)

(5)

-4-平成に入ってから教職員数は実質的に3割増

平成に入ってから教職員数は実質的に3割増

 平成に入って以降、児童生徒数が3割減となる一方で、教職員数(公立小中学校)は▲8%

にとどまっていることから、児童生徒40人当たり教職員数は34%増。

50.0 80.0 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 1,000 1,200 1,400 1,600

2.05人

2.74人

教職員定数(公立小中)

1,488万人

児童生徒数40人

当たりの教職員数

(+34%)

児童生徒数(公立小中)

1,025万人

70.1万人

(万人) (万人)

76.2万人

(1989) (1990) (1991) (1992) (1993) (1994) (1995) (1996) (1997) (1998) (1999) (2000) (2001) (2002) (2003) (2004) (2005) (2006) (2007) (2008) (2009)

(6)

-5-マクロでは既に30人学級を達成

マクロでは既に30人学級を達成

□公立小・中学校においては、

□公立小・中学校においては、

1学級当たりの児童生徒数は

1

学級当たりの児童生徒数は

30人を切っている

30

人を切っている

□学級数で見ても、全国の公立小・中学校の約5割は30人学級を達成

□学級数で見ても、全国の公立小・中学校の約5割は30人学級を達成

事実1

事実1

1学級当たりの児童生徒数の推移 1学級当たりの児童生徒数の推移(公立)(公立) 平成元年度 平成元年度 平成平成1010年度年度 平成平成2020年度年度 小学校 小学校 30.230.2人人 27.427.4人人 25.525.5人人 中学校 中学校 36.336.3人人 32.732.7人人 29.529.5人人 計 計 32.232.2人人 29.129.1人人 26.626.6人人 [出典] [出典] 学校基本調査学校基本調査

事実2

事実2

30人学級 30人学級を達成している学級数の割合の推移を達成している学級数の割合の推移(公立)(公立) 平成元年度 平成元年度 平成平成1010年度年度 平成平成2020年度年度 小学校 小学校 31.1%31.1% 45.1%45.1% 54.7%54.7% 中学校 中学校 7.1%7.1% 11.6%11.6% 23.4%23.4% 計 計 23.3% 34.4% 23.3% 34.4% 45.6%45.6% ※ ※ 特別支援特別支援学級学級、複式学級を除く。、複式学級を除く。 [出典] [出典] 学校基本調査学校基本調査

事実3

事実3

35人学級 35人学級を達成している学級数の割合の推移(公立)を達成している学級数の割合の推移(公立) 平成元年度 平成元年度 平成平成1010年度年度 平成平成2020年度年度 小学校 小学校 63.9%63.9% 78.3%78.3% 85.5%85.5% 中学校 中学校 21.8%21.8% 45.9%45.9% 63.4%63.4% 計 計 50.2% 68.0% 79.1%50.2% 68.0% 79.1% ※ ※ 特別支援特別支援学級学級、複式学級を除く。、複式学級を除く。 [出典] [出典] 学校基本調査学校基本調査

事実4

事実4

学級編 学級編制制の弾力化を実施する都道府県の状況の弾力化を実施する都道府県の状況((2121年度)年度) ○ ○ 30人以下学級を実施30人以下学級を実施 (小学校1・2学年 (小学校1・2学年 12県、中学校12県、中学校 6県)6県) ○ ○ 35人以下学級を実施35人以下学級を実施 (小学校1・2学年 (小学校1・2学年 37道府県、3・4学年37道府県、3・4学年 10県、5・6学年10県、5・6学年 9県)9県) (中学校32道県) (中学校32道県) ※ ※ 上記のほかにも、地域や学校に応じ、少人数学級を行っている。上記のほかにも、地域や学校に応じ、少人数学級を行っている。 ※ ※ 少人数学級少人数学級を実施していないのは、東京都のみ。を実施していないのは、東京都のみ。 [出典] [出典] 文部科学省調査文部科学省調査

(7)

-6-教育水準に係る各種指標(OECD調査)

教育水準に係る各種指標(OECD調査)

事実1

事実1

我が国の教員の授業時間は短い。

我が国の教員の授業時間は短い。

○教員一人当たりの年間授業時間(小学校)

○教員一人当たりの年間授業時間(小学校)

日本

日本

・・・

・・・

705

705

時間

時間

アメリカ

アメリカ

・・・

・・・

1,080

1,080

時間

時間

ドイツ

ドイツ

・・・

・・・

806

806

時間

時間

フランス

フランス

・・・

・・・

914

914

時間

時間

OECD平均・・・

OECD平均・・・

798

798

時間

時間

事実2

事実2

我が国の教員の給与水準は高い。

我が国の教員の給与水準は高い。

○法定教員給与

○法定教員給与

[

[

勤続

勤続

15

15

]

]

(小学校)

(小学校)

日本

日本

・・・

・・・

48,742

48,742

アメリカ

アメリカ

・・・

・・・

43

43

,

,

633

633

ドイツ

ドイツ

・・・

・・・

53,345

53,345

フランス

フランス

・・・

・・・

31,800

31,800

OECD平均・・・

OECD平均・・・

39,007

39,007

事実3

事実3

我が国の教員数は、主要先進国と比較しても遜色ない水準。

我が国の教員数は、主要先進国と比較しても遜色ない水準。

○教員一人当たりの児童生徒数

○教員一人当たりの児童生徒数

(小学校)

(小学校)

(中学校)

(中学校)

日本

日本

19.0

19.0

14.8

14.8

アメリカ

アメリカ

14.6

14.6

14.7

14.7

イギリス

イギリス

19.4

19.4

16.7

16.7

ドイツ

ドイツ

18.3

18.3

15.2

15.2

フランス

フランス

19.7

19.7

14.3

14.3

G5平均

G5平均

18.2

18.2

15.1

15.1

OECD

OECD

平均

平均

16.0

16.0

13.2

13.2

(8)
(9)

-7-

-8-国立大学法人予算について

国立大学法人予算について

国立大学法人については、従来より、独立行政法人と同じく効率化の推進

の観点から、国からの交付金を漸進的に削減。なお、独立行政法人は、一般

管理費▲3%、業務費▲1%削減するのに対し、国立大学の場合、一般経費

について経費の内容に関わらず毎年度1%の削減にとどまる。

他方、他の文教予算や科学技術予算などの補助金や外部資金の増加により、

国立大学の収入は増加(16年度から20年度まで2,649億円増加)

(10)

-9-注1:「運営費交付金」、 「自己収入」については、決算報告書の金額を記載している。 注2:「寄附金」については、財務諸表の附属明細書の金額を記載している。「産学連携等研究収入等」については、決算報告書の「産学連携等研究収入及び寄附金収入等」から 「寄附金」の額を控除した金額を記載している。 注3:補助金等収入(「大学改革推進等補助金」、「研究拠点形成費補助金」、「科学研究費補助金」等の直接経費)については、決算報告書及び財務諸表の附属明細書による。 なお、補助金に関する附属明細書は平成17年度より作成されているため、平成16年度については交付決定額を記載している。 注4:科学技術振興調整費は、「産学連携等研究収入等」の欄に含まれている。科学研究費補助金等の間接経費については、「自己収入(雑収入)」に含まれている。 注5:施設整備費補助金、船舶建造費補助金等は計上していない。 11,278 11,354 11,445 11,453 11,518 11,251 10,807 10,445 10,247 9,494 2,094 1,934 1,646 1,436 1,705 653 974 862 698 722 1,337 1,673 1,609 1,509 1,760 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 20年度(2008) (27,356億円) 19年度(2007) (26,630億円) 18年度(2006) (25,843億円) 17年度(2005) (25,366億円) 16年度(2004) (24,707億円) (単位:億円) 運 営 費 交 付 金 自 己 収 入 ( 授 業 料 等 収 入 、 病 院 収 入 、 雑 収 入 ) 寄 附 金 産 学 連 携 等 研 究 収 入 等 補 助 金 等 収 入 +659億円 +477億円 +787億円 (増減額) +726億円

国立大学の収入は、毎年度増加している

国立大学の収入は、毎年度増加している

平成16年から20年度まで2,649億円増加

(11)

-10-2,711 2,596 2,478 2,422 2,333 4,836 4,600 4,456 4,418 4,284 645 612 599 1,659 13,560 13,448 13,264 13,037 13,051 1,407 1,299 1,232 1,145 1,040 589 1,795 1,728 1,506 1,309 903 884 875 884 916 300 312 320 35 338

20年度

19年度

18年度

17年度

16年度

教育経費 研究経費 診療経費 教育研究支援経費 受託研究等 人件費 一般管理費 支払利息 その他

23,622億円

24,118億円

24,743億円

25,497億円

26,171億円

(注)1. 16年度の教育研究支援経費は受託研究等も含めている。 2. 計数は財務諸表の損益計算書の金額を記載している。 3.上記には病院経費を含めている

(増減額)

+496億円 +625億円 +754億円 +674億円

国立大学の支出(事業費)は毎年度増加している

国立大学の支出(事業費)は毎年度増加している

(12)

-11-教職員一人当たり学生数の推移

10.3 10.3 10.4 10.3 10.2 11.2 11.1 10.9 10.4 10.0 23.8 23.6 22.8 21.8 21.5 18.8 19.0 18.5 17.8 17.2 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 16 (2004) 17 (2005) 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 年度 人 教員一人当たり学生数 (国立) 職員一人当たり学生数 (国立) 教員一人当たり学生数 (私立) 職員一人当たり学生数 (私立)

国立大学の教員・事務職員の配置は適正か

国立大学の教員・事務職員の配置は適正か

(出所)文部科学省「学校基本調査」 (注)大学の学生数を大学の教職員数(本務者)で除して算出している。

国立大学の教員数・事務職員数は、私立大学に比べて多い

(13)

-12-(a) 同一地域に同様の学部が存在 九州大学教育学部 福岡教育大学 京都大学教育学部 神戸大学発達科学部 京都教育大学 奈良教育大学 大阪教育大学 兵庫教育大学 名古屋大学教育学部 愛知教育大学 新潟大学教育学部 上越教育大学 東京大学教育学部 東京学芸大学 東北大学教育学部 宮城教育大学 北海道大学教育学部 北海道教育大学 教育学部等 教員養成系大学 (b)卒業生のうち教員になった人数の割合は43%にとどまる (c)教員養成系大学の新課程の入学定員の割合は31%にのぼる (d)教員の養成機関別割合では小学校で教員養成系大学の占め る割合が6割弱、中で3割強、高校においては2割弱 1,060 (100%) 174 (16%) 147 (14%) 38 (4%) 240 (23%) 461 (43%) 公務員 企 業 教 員 合計 その他 進学者数 就職者数 X教育大学の例 注1 平成20年度卒業(修了)は、平成20年3月卒の他、平成20年9月卒も含む 注2 公務員に教員は含まない 注3 その他は、アルバイト・就職不志望、大学・短大・専門学校生等 6,030 (100%) 1,847 (31%) 4,183 (69%) 計 新課程 教員養成課程 公立小・中・高校教員における養成機関別構成 1 5 .7 3 6 .2 5 6 .4 7 1 .0 5 2 .6 2 7 .8 6 .3 8 .3 1 .4 1 2 .6 2 .9 3 .0 2 .4 1 .6 0 .4 1 0 .6 1 0 .3 0 .4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 高等学校教員 173,716人 中学校教員 216,272人 小学校教員 384,170人 教員養成学部 一般大学学部 短期大学 大学院(教員養成系) 大学院(一般) その他 ※新課程:教員以外の職業分野の人材や高い教養と柔軟な思考力 を身につけた人材を養成することを目的とした課程

国立大学の教員の配置(学部、学科の配置)は適正か (1)教員養成系大学

国立大学の教員の配置(学部、学科の配置)は適正か (1)教員養成系大学

(14)

-13-受験者数 合格者数 合格率 北海道大法科大学院 100 93 93.0% 156 63 40.4% 東北大法科大学院 100 102 102.0% 154 30 19.5% 筑波大法科大学院 40 40 100.0% 34 3 8.8% 千葉大法科大学院 50 41 82.0% 64 24 37.5% 東京大法科大学院 300 274 91.3% 389 216 55.5% 一橋大法科大学院 100 103 103.0% 132 83 62.9% 横浜国立大法科大学院 50 50 100.0% 79 20 25.3% 新潟大法科大学院 60 29 48.3% 81 14 17.3% 金沢大法科大学院 40 19 47.5% 49 11 22.4% 信州大法科大学院 40 17 42.5% 26 4 15.4% 静岡大法科大学院 30 23 76.7% 36 4 11.1% 名古屋大法科大学院 80 91 113.8% 120 40 33.3% 京都大法科大学院 200 206 103.0% 288 145 50.3% 大阪大法科大学院 100 99 99.0% 155 52 33.5% 神戸大法科大学院 100 97 97.0% 149 73 49.0% 島根大法科大学院 30 18 60.0% 23 1 4.3% 岡山法科大学院 60 51 85.0% 52 13 25.0% 広島大法科大学院 60 58 96.7% 84 21 25.0% 香川大法科大学院 30 15 50.0% 42 3 7.1% 九州大法科大学院 100 99 99.0% 174 46 26.4% 熊本大法科大学院 30 35 116.7% 32 5 15.6% 鹿児島大法科大学院 30 14 46.7% 35 2 5.7% 琉球大法科大学院 30 29 96.7% 40 4 10.0% 国立23大学院の合計 1,760 1,603 91.1% 2,394 877 36.6% 公私立51大学院の合計 4,005 3,241 80.9% 4,998 1,166 23.3% 合 計 5,765 4,844 84.0% 7,392 2,043 27.6% 司法試験 法科大学院名 入学定員 入学者数 定員充足率

国立大学の教員の配置(学部、学科の配置)は適正か (2)法科大学院

国立大学の教員の配置(学部、学科の配置)は適正か (2)法科大学院

法科大学院の入学定員等の状況(平成21年度)

(15)

-14-私学助成について

私学助成について

私立大学等経常費助成予算額と学生数の推移

2875.5 2950.5 2950.5 3006.5 3070.5 3142.5 3197.5 3217.5 3262.5 3292.5 3312.5 3280.5 3248.7 3217.8 230.7 231.1 230.9 229.6 227.5 226.0 225.6 225.3 224.3 223.8 222.2 221.7 221.2 220.7

2400

2600

2800

3000

3200

3400

8年度 (1996) 9年度 (1997) 10年度 (1998) 11年度 (1999) 12年度 (2000) 13年度 (2001) 14年度 (2002) 15年度 (2003) 16年度 (2004) 17年度 (2005) 18年度 (2006) 19年度 (2007) 20年度 (2008) 21年度 (2009)

210

220

230

240

250

260

270

280

290

300

予算額(左軸) 学生数(右軸) ※短大・高専を含む ※21年度学生数は速報値

・学生数が増加しない中で、これまで私立大学経常費助成額は増加

・引き続き歳出改革を進めつつ、経営の効率化や戦略の明確化に資するような配分を推進

する必要がある。

(16)

-15-私立大学のおよそ半数が定員割れ

私立大学のおよそ半数が定員割れ

定員割れ

H10年度 8.0%

H20年度 47.1%

収支が赤字

H10年度 14.4%

H19年度 33.9%

定員割れ

H10年度 37.2%

H20年度 67.2%

収支が赤字

H10年度 34.5%

H19年度 53.4%

・定員割れの大学、赤字大学は増加し続け、現在では全体のおよそ半数が定員割れとなっており、

3校に1校が赤字となっている

・短大においては、定員割れも収支状況も大学より悪化した状況であり、7割近くが定員割れ、半数

以上の短大が赤字となっている

定員割れの大学や、経

営改善努力を行わな

い赤字大学に対し、漫

然と助成を続ける意味

があるか

(17)

-16-学生数が減少する一方で大学数は増加

学生数が減少する一方で大学数は増加

・学生数が増加しない中、大学の数は中長期的には増加しており、一校あたりの学生数は減少

・統廃合を含め、効率化を検討する必要があるのではないか

学校数と一校あたりの学生数の推移

900

920

940

960

980

1,000

8年度 (1996) 9年度 (1997) 10年度 (1998) 11年度 (1999) 12年度 (2000) 13年度 (2001) 14年度 (2002) 15年度 (2003) 16年度 (2004) 17年度 (2005) 18年度 (2006) 19年度 (2007) 20年度 (2008) 21年度 (2009)

2200

2250

2300

2350

2400

2450

2500

学校数(左軸)

1校あたりの学生数(右軸)

※私立は短大・高専を含む ※21年度は速報値 (参考)国立大学の一校当たり学生数は約7,057人(21年度)

(18)

-17-大学の学生納付金の日米比較

大学の学生納付金の日米比較

世 界 大 学

ランキ ング

授業料

その他

備 考

53.6万円

-83.5万円

19.0万円

「その他」は施設整備費

19

53.6万円

-ア メ リ カ 合 衆 国

6,399㌦ (68.9万円)

6,399㌦ (68.9万円)

26,954㌦ (290.4万円)

26,954㌦ (290.4万円)

ハ ー バ ー ド 大 学

1

32,097㌦ (345.8万円)

32,097㌦ (345.8万円)

8

32,265㌦ (347.7万円)

32,265㌦ (347.7万円)

マサチ ューセ ッツ工科大学

9

32,300㌦ (348.0万円)

32,300㌦ (348.0万円)

ス タ ン フ ォ ー ド 大 学

17

31,200㌦ (336.2万円)

31,200㌦ (336.2万円)

「その他」は実験費、演習費 等

(年額)

53.6万円

102.5万円

53.6万円

区 分

(出所)文部科学省「教育指標の国際比較(平成21年版)」 The Times Higher Education Supplement(英国)

(19)

-18-平成に入り、科学技術振興費は3倍に増加。社会保障関係費を上回る伸び。

100.0106.1 113.2 142.0 152.7 169.4 198.8 213.9 230.5 250.2 264.1 294.0 297.1300.8 151.8 122.3 132.7 189.6 286.6 274.5 304.2 307.5 226.1 121.8 114.1 86.5 97.3 162.3 50 100 150 200 250 300 350 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 年 度 (一般歳出) 経済協力費 公共事業関係費 エネルギー対策費 中小企業対策費 防衛関係費 社会保障関係費 科学技術振興費

○ 科学技術振興費と他の主要経費の推移(平成元年度を100とした場合の指数)

※ 第3期科学技術基本計画(平成18~22年度)では、「政府研究開発投資」(地方公共団体における科学技術関係予算を含むもの) について、「5年間で25兆円」とされているが、これは、政府研究開発投資の対GDP比率が1%、GDPの名目成長率3.1%を前提 とした試算。

(20)

-19-主要国研究開発費の対GDP比

日本の政府・民間を合わせた研究開発費は主要国随一の水準

0.62 0.17 0.65 0.58 0.36 2.96 1.88 1.83 1.29 1.21 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 日本 米 独 仏 英 対G DP 比(%) 民間研究費 政府研究費

(注)2006年度の数値。国防研究費を除く。

出所:平成21年版科学技術要覧から試算。

3.58

2.05

2.48

1.87

1.57

21.1万人

仏国

15.8万人 27.9万人 126.1万人 82.7万人

英国(98年)

独国

米国(99年)

日本

【参考】各国の研究者数(2007年)

(21)

-20-0.80

1.10

1.44

0.47

1.71

0 .0 0 0 .5 0 1 .0 0 1 .5 0 2 .0 0 日本 米 独 仏 英

一般政府総支出に占める政府研究費の割合

(%)

(注)日本は2007年度、外国は2006年度の数値。国防研究費を除く。

出所:平成21年版科学技術要覧及びOECD Economic Outlook 83から試算。

(22)
(23)
(24)
(25)

-23-

-24-行政刷新会議における仕分け例

単位:百万円 義務教育費国庫負担金

1,648,250

1,637,958

見直しを行う (教員の調査・報告事務の削減、 国と地方のあり方の抜本的整理) 方向性については、議論がいろいろあったが、国と地方における責任と負担のあり方につ いて抜本的にきちんと整理をしないといけないという共有認識が持てた。ここのとりまとめと しては、「見直しを行う」という結論にしたい。特に2点、1点は、教員が子どもと向き合う時 間を増やすための調査・報告事務の削減。もう1 点は、国と地方のあり方についての抜本 的な整理見直し。早急に大きな方向性を示していただきたい。 ①国立大学運営費交付金(特別 教育研究経費を除く):国立大学 のあり方を含めて見直しを行う ②国立大学運営費交付金のうち 特別教育研究経費(留学生受入 促進等経費、厚生補導特別経費、 プロジェクト経費):予算要求の縮 減 (独)理化学研究所①-次世 代スーパーコンピューティン グ技術の推進

19,032 26,759

来年度の予算計上の見送りに限り なく近い縮減。 次世代コンピューティング技術の推進については、廃止1名、予算計上見送り6名、 予算要求の縮減5名となり、縮減の内容は半額以上であった。当WGとしては、計画の 凍結、ということで、来年度の予算は、見送りに限りなく近い縮減との結論とす る。 (独)宇宙航空研究開発機構 ①-GXロケット

10,700

5,800

来年度の予算計上は見送り 集計の結果、廃止3名、予算計上見送り5名、予算要求の縮減5名となり、縮減の内訳は、 半額1名、1/3縮減2名、7割縮減1名、その他1名となった。各コメントの中にもあるが、現 在のプロジェクトは、GXロケットの開発としては廃止すべきである。エンジン開発部分につ いては、一旦仕切り直したうえで、エンジン開発を進めることの意味があるのかどうかを、 しっかりと検討する必要がある。結論としては、予算計上の見送りとする。GXロケットとして は廃止、エンジン開発については、続けることの意味があるのかを抜本的に見直していた だくこととする。 施策・事業名 当初予算額 21年度 概算要求額 22年度 WG結論 とりまとめコメント  国立大学運営費交付金(特別教育研究経費を除く)については、複数回答で15名全員が 見直しを求めるという結果となった。大学の教育・研究については、しっかりやっていただき たいということで、皆さん異論はない。そのためのお金はしっかり整備すべき。ただ現在の 国立大学のあり方については、そもそも独法化したのがよかったかどうかということに始 まって、運営費交付金の使い方、特に教育研究以外の分野における民間的手法を投入し た削減の努力、あるいは、そもそも交付金の配分のあり方、こういったことを中心として、広 範かつ抜本的に、場合によっては大きく見直すということも含めてその中で交付金のあり方 について見直していただきたい。  特別教育研究経費については、予算要求通りが2名、廃止が6名、予算要求の縮減が6名 となっており、結果にばらつきがあったものの、グループとしては、予算要求の縮減というこ とでお願いしたい。

1,169,520

1,170,786

国立大学運営費交付金

(26)

-25-公立高校の実質無償化について

公立高校の実質無償化について

<文部科学省の要求の概要>

○ 国公立高校生のいる世帯に対し、授業料相当額(年額約12万円以内)を助成し、実質無償化。

助成を個人給付と位置づけた上で、学校設置者が代理受領し、授業料に充当。

○ 私立高校生のいる世帯に対しても同様の仕組みで同等額を助成(低所得世帯には約24万円以内)。

○ 全額国庫負担。

高等学校等就学支援金

平成22年度概算要求額 4,501億円(新規)

(参考)上記のほか、所得の低い世帯への高校入学料(国公立6千円、私立16万7千円)・ 教科書費(一人年間1~3万円程度)を対象とした給付型奨学金等の支給を要求(123億円)

都道府県

世帯

学校設置者

②申請書を提出 ①申請書交付 ⑦支援金支給 決定の通知 ⑥支援金の支給決定・交付 (学校設置者が「代理受領」) ⑤交付金の支給決定・交付 ④交付金の申請 ③申請書をまとめて提出

「代理受領」のスキーム

※ なお、都道府県立高校の場合は、学校設置者と都道府県が同一主体であるため、 実質的には内部事務で処理することとなる。 ※

(27)

-26-公立高校の実質無償化について

公立高校の実質無償化について

○ 高校教育に関する行政は基本的に都道府県が担い、公立高校の授業料は都道

府県が設定。

現在、都道府県が低所得者に対する授業料減免措置を実施(私立については、減

免にかかる経費を助成)。 ・・・現状で低所得者は既に実質無償化

(参考)現行の授業料減免(概ね年収350万円程度までの世帯を対象)

→(公立高校) 減免対象者

約23万人(約10%)、免除額

約233億円

→(私立高校) 減免対象者

約20万人(約18%)、

都道府県による補助額

約289億円

(参考)教育基本法第4条第3項

国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって

修学が困難な者に対して、 奨学の措置を講じなければならない。

(注)現行の授業料減免制度においては、保護者が提出した所得証明書や

源泉徴収票で所得を把握。

授業料減免の年収基準は、都道府県等が独自に設定しており、上記の年収

基準は一応の目安である。

(28)

-27-○ 公立小・中・高校における国と地方の役割分担

設 置 者 学校数   21,974校○ 教職員の給与(1/3負担) 国・・・学習指導要領の制定、学級編制及び教職員定数の標準 児童数 694万人○ 教科書の無償給与 教員数  41万人○ 校舎の建設等へ補助 等 市町村・・・市町村立小学校の設置・管理、学級編制の実施 学校数 10,044校○ 教職員の給与(1/3負担) 国・・・学習指導要領の制定、学級編制及び教職員定数の標準 生徒数 331万人○ 教科書の無償給与 教員数 23万人○ 校舎の建設等へ補助 等 市町村・・・市町村立中学校の設置・管理、学級編制の実施 学校数 3,846校 生徒数 234万人○ 原則なし 教員数 18万人

○ 高校教育は都道府県の事業

基礎データ 国・・・学習指導要領の制定、学級編制及び教職員定数の標準 都道府県・・・都道府県立高校の教職員の任命、学級編制の実施、教職員          の給与負担、都道府県立高校の設置・管理 国・都道府県・市町村の主な役割分担 主な国の支援 都道府県・・・市町村立小学校の教職員の任命、学級編制及び教職員配置          の基準、教職員の給与負担 都道府県・・・市町村立中学校の教職員の任命、学級編制及び教職員配置          の基準、教職員の給与負担 中学校 高 校 市 町 村 (設置義務あり) 市 町 村 (設置義務あり) 都道府県 (設置義務なし) 小学校 ○ 義務教育無償の原則に則り、義務教育を保障するという考え方から国が経費を負担(教職員給与    の1/3を負担) ○ 高校教育については、都道府県が責任を持つという考え方から、国は原則として財政支援を行って    いない。

(29)

-28-○ 民主党マニフェスト2009【抜粋】

12. 公立高校を実質無償化し、私立高校生の学費負担を軽減する。

【政策目的】

・ 家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生・大学生が安心して勉学に打ち込める社会をつくる。

【具体策】

・ 公立高校生のいる世帯に対し、授業料相当額を助成し、実質的に授業料を無料とする。

・ 私立高校生のいる世帯に対し、年額12万円(低所得世帯は24万円)の助成を行う。

・ 大学などの学生に、希望者全員が受けられる奨学金制度を創設する。

○ 高校進学の現状と高校生世帯向け支援

【高校進学率】

ほぼすべての生徒が高校に進学。進学率98%(平成20年)

【高校生世帯向け支援】

全都道府県において、世帯の経済状況等に応じ、以下の支援を実施。

○授業料減免(概ね年収350万円程度までの世帯を対象)

→(公立高校) 減免対象者 約23万人(約10%)、免除額 約233億円 →(私立高校) 減免対象者 約20万人(約18%)、都道府県による補助額 約289億円

○奨学金事業(概ね年収800万円程度までの世帯を対象)

→ 貸与人数 約15万人(約5%)、貸与額約434億円 ※ 授業料減免、奨学金事業の年収基準は、都道府県等が独自に設定しており、上記の年収基準は一応の目安である。

( 参 考 )

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